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投稿者: mezura
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[特別号] 松木玖生が代表デビュー戦の11分に先制 1-1の終盤、途中出場組の2得点で勝利
PREMIER LEAGUE DAILY 2026.9.25|SPECIAL ISSUE ─ 日本 vs ウルグアイ -
シティが8点の乱打戦を制して5連勝|ブロビーのハットトリックは敗戦に終わる
PREMIER LEAGUE DAILY 2026.9.21|MATCHDAY FULL MATCHDAY REPORT ─ PREMIER LEAGUE, EFL & CHAMPIONS LEAGUE
PREMIER LEAGUE DAILY
MATCHDAY FULL シティが8点の乱打戦を制して5連勝
ブロビーのハットトリックは敗戦に終わるTHE STORY OF THE DAYマンチェスター・シティがサンダーランドを5-3で下し、開幕5連勝のまま代表ウィークに入った。ただ、内容はスコアほど一方的ではなかった。BBCの集計ではxGがサンダーランドの4.15に対してシティは2.72で、枠内シュートも9本対6本と上回られている2。ブライアン・ブロビーが12分と33分に追いつき、59分にも1点差へ詰め寄った。シティは前半だけで3度リードを奪い直している。決着がついたのは81分。ヨシュコ・グバルディオルの折り返しをエルリング・ハーランドが押し込み、VARの確認を経て得点が認められた10, 12。エンツォ・マレスカ監督は「点が多すぎる。5-3より1-0で勝つほうがずっといい」と述べ、失点のうち2つを「簡単すぎた」と評した。「2点目はジャカの速いフリーキックからで、あれは起きてはならない。3点目も別のフリーキックからだった」14。レジス・ルブリ監督は「我々のアイデンティティに妥協はない」としたうえで、「この水準では小さなミスがすべて罰せられる」と語った16。
English
Manchester City beat Sunderland 5-3 and go into the international break with five wins from five. The performance was less one-sided than the score. The BBC’s figures put Sunderland on 4.15 expected goals against City’s 2.72, and Sunderland also had more shots on target, nine to six. Brian Brobbey scored three times. He levelled the game in the 12th and 33rd minutes, then pulled Sunderland back to 4-3 in the 59th. City had to take the lead three times in the first half alone. The game was settled in the 81st minute, when Erling Haaland turned in a pull-back from Josko Gvardiol; the goal was given after a VAR check. Enzo Maresca said: “Too many goals, too many goals! I prefer to win 1-0, much better.” He called two of the three goals his side conceded too easy: “The second goal came from Xhaka’s quick free-kick and that cannot happen. The third goal came from another free-kick.” Regis Le Bris said there was “no compromise with our identity”, and added that “any small error or mistake gets punished at this level”.
ヒント
「1点で同点に追いつく」という意味。ここでの level は「同点の」、bring them level は「彼らを同点にする」という表現。天秤が釣り合う絵と意味が重なっている。
ヒント
「2点目で、また同点」という意味。level it は「試合を同点にする」、again は「再び」。天秤がもう一度水平になるのが、言葉どおり描かれている。
ヒント
「3点取っても、まだ届かない」という意味。leave them short は「必要なところに届かないままにする」という表現。still が「それでもなお」を強調している。
ヒント
「ハットトリックでも5-3で敗れる」というオチ。hat-trick は1人が3得点すること、still は「それでもなお」。3点を天秤に載せても、相手の5点のほうが重いという皮肉になっている。
THE MORNING 501サンダーランドはxG4.15を積んで敗れたBBCの集計で、この日の12チームで最も高い値だった。シティは2.72で5得点。枠内シュートは6本対9本。それでも得点数はシティが5対3で上回った2。 02ハットトリックを決めて負けた、プレミアリーグ史上6人目Optaによれば、前回は2007年12月のロケ・サンタクルス。サンダーランドの1部でのハットトリックは2016年1月のジャーメイン・デフォー以来となる15。 03伊藤敦樹が投入2分で決勝点、ボルトンが7点の打ち合いを制す70分に投入され、72分に20ヤードから決めた。ボルトンでは加入2試合目で、初得点となる32, 33。 04フラム対ユナイテッドの前半26本は、無得点の前半としてプレミアリーグ最多Optaのデータが始まった2003-04季以降で最多。ユナイテッドは試合を通じて29本を放ち、得点は89分の1本だけだった29。 05冨安健洋がふくらはぎを負傷、代表合流に暗雲リーズ戦のハーフタイムでレルマと交代した。サージュ監督は「深刻ではないと思う」と述べたが、24日のウルグアイ戦を含む代表4試合への合流について、21日時点でJFAからの離脱発表は無い49, 50。 CONTENTS01RESULTS & HIGHLIGHTS 試合結果とハイライト英国時間20日(日)は、プレミアリーグ4試合とチャンピオンシップ2試合の計6試合が行われた。19得点のうち15点はエティハドとキャロウ・ロードの2試合に集中し、残る4試合は合計4点だった。この6試合でピッチに立った日本人は4人1。
PREMIER LEAGUE
マンチェスター・シティ 5 – 3 サンダーランド ⚽ 9′ エンツォ・フェルナンデス
⚽ 29′ シェルキ
⚽ 43′ セメンヨ
⚽ 57′ セメンヨ
⚽ 81′ ハーランド⚽ 12′ ブロビー
⚽ 33′ ブロビー
⚽ 59′ ブロビー前半 3-2。シティは前半だけで3度リードを奪い直した11, 15。
55% 支配率 45% 16 (6) シュート (枠内) 17 (9) 30 敵陣PA内タッチ 27 2.72 xG (BBC) 4.15 9分、エンツォ・フェルナンデスがフリーキックをニアへ直接沈めた。チェルシーから1億2500万ポンドで加入して以来の初得点となる。12分、エンツォ・ル・フェのスルーパスからブロビーが同点とし、29分のシェルキで勝ち越されると、33分はル・フェが再び守備を割ってトマ・ムニエへ通し、その折り返しをブロビーが無人のゴールへ流し込んだ。長いVARの確認を経て得点が認められている。43分は右からのクロスをサンダーランドが処理しきれずセメンヨが決め、57分にはハーランドへ向けたマルク・ゲイのパスが渡ったセメンヨが左足で4点目。59分、グラニト・ジャカのパスを受けたニルソン・アングロの折り返しをブロビーが押し込んで4-3とした。81分、グバルディオルのクロスにハーランドがファーで滑り込み、初めは旗が上がったもののVARの確認で得点が認められた10, 12, 13, 14。
ボーンマス 0 – 1 リバプール ⚽ 57′ イサク 前半 0-0。アンドニ・イラオラ監督は古巣での再会を勝利で終えた22。
46% 支配率 54% 9 (2) シュート (枠内) 12 (3) 27 敵陣PA内タッチ 19 0.76 xG (BBC) 1.57 立ち上がりはボーンマスが上回った。18分、マーカス・タバニアーのクロスにエバニウソンがニアで合わせた一撃を、リバプールのGKアリソンが背後から掻き出す。57分、コディ・ガクポが右で競り勝って折り返し、フロリアン・ヴィルツに当たって落ちたボールをアレクサンデル・イサクが押し込んだ。イサクは今季5試合で4得点となり、昨季のリーグ戦14試合3得点をすでに上回っている。スカイ・スポーツのジェイミー・キャラガーは前半のリバプールを「気だるい」と評した3, 22。
リーズ 0 – 0 クリスタル・パレス 🟨 38′ ボーグル 前半 0-0。パレスは今季リーグ戦初の無失点25。
51% 支配率 49% 13 (2) シュート (枠内) 12 (4) 17 敵陣PA内タッチ 17 1.36 xG (BBC) 0.74 リーズは3バックの両脇にウイングバックを置き、ロングスローで押し込んだ。22分に田中碧が至近距離から枠を外し、56分にはドミニク・カルバート・ルーウィンの一撃をワルテル・ベニテスが止める。パレスは52分にタイリック・ミッチェルが押し込んだが、組み立てでアナン・ハリリがオフサイド位置にいたとして取り消された。85分には鎌田大地のヘディングがわずかに外れている。パレスは開幕4試合で11失点していたが、この日は無失点で終えた25, 26, 28。
フラム 1 – 1 マンチェスター・ユナイテッド ⚽ 63′ オウンゴール ⚽ 89′ クーニャ 前半 0-0。両軍が前半に放った26本は、無得点の前半としてプレミアリーグ最多29。
42% 支配率 58% 12 (6) シュート (枠内) 29 (6) 20 敵陣PA内タッチ 43 1.57 xG (BBC) 1.59 前半はブルーノ・フェルナンデスがポストを叩くなど26本が飛び交い、無得点で折り返した。63分、カルバン・バッシーの遠めのシュートをセンネ・ラメンスが前へ弾き、リサンドロ・マルティネスに当たってゴールへ入る。89分、マテウス・クーニャのミドルシュートがダビド・アッフェングルーバーに当たって軌道を変え、同点となった。ユナイテッドは5試合で勝点5にとどまり、これは2014-15季と並ぶクラブ最少タイとなる5, 29, 30。
EFL CHAMPIONSHIP
ノリッジ 3 – 4 ボルトン ⚽ 5′ トゥーレ
⚽ 19′ マッコンヴィル
⚽ 61′ ステイシー⚽ 8′ ゲイル
⚽ 42′ ララサバル
⚽ 47′ ダルビー
⚽ 72′ 伊藤敦樹前半 2-2。ノリッジは2週続けて3-4で敗れた32, 35。
59% 支配率 41% 10 (4) シュート (枠内) 9 (5) 20 敵陣PA内タッチ 20 0.79 xG (BBC) 0.68 最初の攻撃で決めたのはノリッジだった。5分にモハメド・トゥーレ、19分にルアリー・マッコンヴィルが決め、ボルトンは8分のティエリー・ゲイル、42分のガイスカ・ララサバルで追いつく。47分にサム・ダルビーが勝ち越すと、61分にジャック・ステイシーが3-3とした。72分、GKの長いボールをダルビーがそらし、サミュエル・イリング=ジュニアの折り返しを受けた伊藤敦樹が、マッコンヴィルの脇を抜けて右下隅へ流し込んだ。投入から2分後だった6, 32, 33, 34。
OTHER RESULTS ─ その他のチャンピオンシップ第8節
試合 結果 MATCH NOTE ウォルヴァーハンプトン vs ウェスト・ブロムウィッチ 1–0 50分、フィリップスのパスミスからフェル・ロペス 対象期間には、プレミアリーグ第5節4試合とチャンピオンシップ第8節2試合の計6試合が行われた。このほかFAカップ2回戦予選の1試合(サウソール 2–2 ドーキング・ワンダラーズ)が20日に行われたが、公開されたメンバー表に日本人選手は確認できなかった。2-2で終わったため、22日(火)19:45 BST(日本時間23日03:45)にドーキング・ワンダラーズの本拠地で再試合が組まれている。チャンピオンズリーグとカラバオ杯はこの期間に試合がない1, 42。
02TABLE IMPACT 順位表への影響マンチェスター・シティが5連勝で勝点15とし、アーセナルとの差を3に広げた。リーズは引き分けで5位、リバプールは6位へ上がる。フラムは19位、マンチェスター・ユナイテッドは12位で中断に入った。2部はウォルヴァーハンプトンが4位へ、ボルトンが15位へ上がっている8, 9。
PREMIER LEAGUE ─ 第5節終了時点
順位 クラブ 試合 得失点 勝点 今節 1 マンチェスター・シティ 5 +8 15 ○ サンダーランドに5-3 2 アーセナル 5 +4 12 ─ 19日にブライトンに0-3 3 ブライトン 5 +11 10 ─ 19日にアーセナルに3-0 4 ブレントフォード 5 +6 9 ─ 18日にチェルシーに3-0 5 リーズ 5 +4 9 △ クリスタル・パレスと0-0 6 リバプール 5 +3 9 ○ ボーンマスに1-0 12 マンチェスター・U 5 0 5 △ フラムと1-1 14 サンダーランド 5 −4 4 ● マンチェスター・シティに3-5 15 クリスタル・パレス 5 −5 4 △ リーズと0-0 17 ボーンマス 5 −2 3 ● リバプールに0-1 19 フラム 5 −3 2 △ マンチェスター・Uと1-1 20 トッテナム 5 −6 2 ─ 19日にアストン・ヴィラに2-3 7〜11位、13位、16位、18位は略した。7位エバートンから11位イプスウィッチまでは勝点9〜6で並ぶ。スカイ・スポーツ順位表、2026年9月21日取得(更新時刻 2026年9月20日20:49 UK)8。
EFL CHAMPIONSHIP ─ 第8節終了時点
順位 クラブ 試合 得失点 勝点 今節 1 スウォンジー 8 +7 17 ─ 19日にリンカーンに2-1 2 ウェストハム 8 +11 15 ─ 19日にミルウォールと2-2 3 ミドルズブラ 8 +4 15 ─ 19日にバーミンガムと2-2 4 ウォルヴァーハンプトン 7 +5 14 ○ ウェスト・ブロムウィッチに1-0 5 ウェスト・ブロムウィッチ 8 +2 14 ● ウォルヴァーハンプトンに0-1 6 QPR 8 +3 13 ─ 19日にプレストンと2-2 13 サウサンプトン 8 +9 10 ─ 19日にレクサムに1-2 15 ボルトン 8 −4 10 ○ ノリッジに4-3 16 ブラックバーン 8 0 9 ─ 19日にポーツマスと2-2 17 ノリッジ 8 −1 9 ● ボルトンに3-4 22 ダービー 8 −7 5 ─ 19日にバーンリーと1-1 24 バーンリー 8 −8 4 ─ 19日にダービーと1-1 7〜12位、14位、18〜21位、23位は略した。ウォルヴァーハンプトンは1試合少ない状態で4位。サウサンプトンの勝点10には、EFL規則違反による勝点4の減点が反映されている。ボルトンは降格圏の22位ダービーとの差を5に広げた。スカイ・スポーツ順位表、2026年9月21日取得9, 35。
03THE TURNING POINT 勝敗を分けた一手勝負を分けたのは、笛が鳴って試合が止まった数秒間だった。
TACTICS 9〜59分マンチェスター・シティ 5–3 サンダーランド ─ フリーキックの再開から、2度追いつかれた
シティは9分、29分、43分と3度リードを奪った。前半だけで3度リードした試合は、Optaによればプレミアリーグ史上7試合目となる。裏返せば、最初の2度はそのたびに追いつかれ、4点目のあとも1点差に詰められた。マレスカ監督は試合後、3失点のうち2つを「簡単すぎた」としたうえで、失点の形を具体的に説明した。「2点目はジャカの速いフリーキックからで、あれは起きてはならない。3点目も別のフリーキックからだった」。問題は個人の質より、フリーキック再開時の準備にあったという説明だった14, 15。
裏付けとなるのは3失点の起点の違いである。12分の1点目はル・フェのスルーパスが最終ラインの間を通ったもので、流れの中から生まれた。33分は速い再開が起点だが、BBCはそこからの経路を「ル・フェが再び守備を割り、今度はムニエへ」と記す。ムニエの折り返しをブロビーが無人のゴールへ決め、長いVARの確認を経て得点が認められた。59分はアングロのクロスから3点目が決まっている。ザ・スポーティング・ニュースのドム・ファレル記者は、サンダーランドが速攻ではなく組み立てからシティを崩したと書き、シティがオフサイドトラップに苦しんだ点と、3得点がいずれも至近距離の押し込みだった点を挙げた。ブロビー1人のxGは2.91(ソファスコア)に達している12, 13, 17, 18。
見落とせない点は、それでもシティが勝ったという事実である。サンダーランドはxG4.15、枠内シュート9本を記録し、いずれもシティ(2.72、6本)を上回った。しかし枠内6本のうち5本を決めたのはシティのほうだった。ソファスコアのゴール阻止指標は、ドンナルンマが+0.15、ロビン・ルーフスが−2.86。決定力とGKの差が、内容では押された試合を結果の上で覆った。マレスカ監督が「1-0のほうがずっといい」と述べたのは、同じ勝ち方が次も通用するとは限らない、と読むことができる2, 14, 17。
TACTICAL BOARD ─ 戦術Q&Aテーマ:速い再開
マンチェスター・シティ 5–3 サンダーランド / 2–1で迎えた33分
Q.リードを奪い返した直後、
速い再開からのル・フェの1本をどう止める?A.BBCは2失点目を「ル・フェが再び守備を割り、今度はムニエへ。ムニエは欲張らずに折り返し、ブロビーが無人のゴールへ決めた」と記した。マレスカ監督は同じ得点を「ジャカの速いフリーキックから」と説明している2, 14。映像で確かめると、再開の時点で右サイドのル・フェがフリーになっており、持ち上がりからのスルーパス1本で最終ラインの背後を取られた。
3場面33分の同点弾を一手ずつ追う
1速い再開で右へ33′ 仕掛け ─ 右サイドでフリー
マレスカ監督はこの失点を「ジャカの速いフリーキックから」と説明した14。映像では、ブロビーが引っ張られて得たフリーキックをジャカがすぐに蹴り、右サイドでフリーだったル・フェがそのまま持ち上がった。フリーキックの地点と選手間の距離は模式。
2切れ込んで背後へ33′ 相手の対応 ─ 背後を許す
BBCは「ル・フェが再び守備を割り、今度はムニエへ」と記した2。映像では、ル・フェがペナルティーエリアの手前で内へ切れ込み、逆サイドへ出すと見せてから、右サイドの少し内側を縦に走ったムニエの前方へスルーパスを通した。ムニエはオフサイドぎりぎりで抜け出している。シティの最終ラインの高さと並びは模式。
3折り返して無人のゴールへ33′ 結果 ─ ゴール前を拡大
映像では、GKのドンナルンマと1対1になったムニエがダイレクトで折り返し、中央やや左へフリーで走り込んだブロビーが決めた。BBCは「欲張らずに折り返し」「無人のゴールへ決めた」と記す。長いVARの確認を経てオフサイドではないと判定された2。ブロビーのこの試合のxGは単独で2.91に達した17。
ボールの経路(模式) 選手の移動(模式) 空いた場所(模式) プレーの順序 白い点=映像で確認した位置関係 白=サンダーランド(上へ攻撃)/色付き=マンチェスター・シティ
検討シティにはどんな手があったか
実際に記述された動き ─ 記述として確認できるのは3つ。①マレスカ監督が2失点目を「ジャカの速いフリーキックから」と説明したこと、②BBCがル・フェのパスを「再び守備を割った」と記したこと、③ムニエの折り返しをブロビーが無人のゴールへ決めたこと2, 14。映像では、再開の時点で右サイドのル・フェがフリーだった。12分の1点目もル・フェのパスからで、同じ出し手が2度、守備を割るパスを通している。
そこから検討する対応策 ─ 以下は本紙の仮説である。映像で確かめたのは攻撃側の動きで、シティの守備の配置までは特定していない。上の記述から検討しうる選択肢を並べた。
対応案 狙い 代償・検討点 A ル・フェの前に1枚を残す スルーパスの出し手を先に消す。12分と33分の2失点がともにル・フェの配球から生まれている以上、受け手を追うより出し手を制限するほうが再現性の高い対策になる。 中盤から1枚を後ろに残すぶん、前進時の人数が減る。シティはこの日ボールを55%持ち、敵陣PA内で30タッチを記録しており、攻撃の厚みを削ることになる。 B 主審に再開の許可を求めて時間を作る 壁の設置を要求し、笛での再開に持ち込む。速い再開という経路そのものを封じられる。 遅延行為とみなされれば警告の対象になる。シティはこの試合でファウル14回を記録しており、警告を重ねる余裕は大きくない。 比較3失点は、どこから始まったか
12分 ル・フェの縦パスがブロビーへ通り、ドンナルンマの脇を抜いて決められた。 33分 速いフリーキックを右サイドで受けたル・フェが持ち上がり、スルーパスでムニエへ。その折り返しをブロビーが無人のゴールへ決めた。 59分 ジャカのパスがアングロへ渡り、ゴール前を横切る折り返しをブロビーが押し込んだ。 未確認 ル・フェへの寄せ、ブロビーへのマーク、最終ラインの高さのどれが差を生んだかは、公開情報からは判別できない。 次に見る点 ─ 速い再開に対して、シティが出し手へ先に寄せられるか(10月11日、敵地のリバプール戦)。
図の読み方。白い点を付けた選手は、動きと位置関係を試合映像で確認したもので、ショットマップ等に記録された座標ではない。シティの最終ラインは記述にもとづく模式である。白い実線はボールの経路(「ドリブル」と添えた線は持ち運び)、水色の破線は選手の移動、黄色の枠は空いた場所で、いずれも模式であり特定の瞬間の座標ではない。フリーキックの地点、シティの最終ラインの高さと並び、選手間の距離は映像からも特定しておらず、模式で置いた。関与を確認できた選手と、場面の理解に要る最終ラインだけを描き、それ以外の選手は位置が分からないため描いていない。得点時刻はBBCの試合記録に揃えた(スカイ・スポーツは5点目を82分と記す)2, 11, 12, 14。
05STAT OF THE DAY 今日のデータ1選クレイヴン・コテージの前半に26本が飛び、1本も入らなかった29。
26 フラム対マンチェスター・ユナイテッドの前半に両軍が放ったシュート数 出所: Opta Analyst、2026.9.20Optaのシュートデータが始まった2003-04シーズン以降、得点の入らなかったプレミアリーグの前半としては最多となる。内訳はフラム9本(枠内4)、ユナイテッド17本(枠内2)で、放った数と枠に入れた数の開きが大きかった。ユナイテッドは試合を通じて29本。これはプレミアリーグの敵地での試合として、2026年1月のバーンリー戦の30本に次ぐ記録である。それでいて得点は89分のクーニャの1本だけで、しかも守備者に当たって軌道が変わっていた。同クラブは今季ここまでポストとバーを6度叩いており、5試合終了時点としては2003-04季以降で最多。勝点5は2014-15季と並ぶクラブ最少タイとなる5, 29。
DATA BOARD
チーム xG 支配率 Note サンダーランド 4.15 45% 枠内9本で3得点、敗れた マンチェスター・シティ 2.72 55% 枠内6本のうち5本が得点 ウォルヴァーハンプトン 1.96 45% 15本を放ち、相手は0.27 ボルトン (編集部注目) 0.68 41% 0.68で4得点、9本中5本が枠内 xGはBBCが各試合のライブページで公開する値で、対象6試合の12チームを同じ提供元で比較した。上位3チームに、xG0.68で4得点を挙げたボルトンを編集部注目として加えた。提供元により値は異なり、同じシティ対サンダーランドをESPNは2.72対4.25、フットモブは2.82対3.57、ソファスコアは2.72対4.32としている。BBCも試合記事の本文では4.25と書いており、本紙は同社の試合スタッツ欄の値に揃えた2, 6, 7, 17。
サンダーランド xG 4.15 マンチェスター・シティ xG 2.72 ウォルヴァーハンプトン xG 1.96 ボルトン xG 0.68 06TACTICAL TREND 今日の戦術トレンドこの日の6試合で、崩し切って生まれた決勝点は多くなかった。点を動かしたのは、相手の1本のミスと、守備者に当たった跳ね返りだった。
TODAY'S TREND試合を動かした得点は、崩しより相手のミスや跳ね返りから生まれた
6試合のうち4試合で、試合を動かした得点に相手のミスか偶発的な跳ね返りが関与している。守る側はいずれも自陣に人数を置いていた。リーズ対クリスタル・パレスはパレスが3バックで低く構え、リーズのシュート13本のうち枠内は2本で0-0に終わる。ウォルヴァーハンプトン対ウェスト・ブロムウィッチでは、ウェスト・ブロムウィッチが保持率55%を持ちながらシュート7本、xG0.27にとどまった。この日の4試合では、守備を崩し切れない中で、ミスやこぼれ球が得点につながった4, 7。
TACTICAL KEY
場面 何が起きたか ウォルヴァーハンプトン 50分 フィリップスのバックパスが短くなり、奪われた フラム 63分 GKが前へ弾いたボールが味方DFに当たった マンチェスター・U 89分 クーニャの一撃が守備者に当たり軌道が変わった リバプール 57分 折り返しが味方に触れてイサクの前へ落ちた 自陣に人数を置かれると、シュートは遠くなるか、ブロックの前で当たる。クレイヴン・コテージでユナイテッドが放った29本のうち枠内は6本で、得点は89分の1本。その1本もアッフェングルーバーに当たって入っている。バイタリティでのイサクの決勝点も、ガクポの折り返しがヴィルツに触れて落ちたものだった。この日の2試合では、密集を崩し切るより、シュートを重ねた末の跳ね返りが得点につながった。ユナイテッドが今季6度ポストとバーを叩いている事実も、同じ現象の別の出方である5, 22, 29。
MATCH EXAMPLES
WOLVES vs WEST BROM ─ 15本ではなく、1本のミスが決めたウォルヴァーハンプトンは前半、マックス・オレアリーに3本を止められた。ナセル・ジガのヘディングはバーの上へ弾かれている。50分、ナット・フィリップスのバックパスが短くなり、そこへ入り込んだフェル・ロペスが決めた。xG1.96対0.27の試合を動かしたのは、積み上げた15本ではなく相手の1本のパスだった7, 31。
FULHAM vs MANCHESTER UNITED ─ 26本の前半が無得点で終わったあと前半の26本は、無得点の前半としてプレミアリーグ最多。得点はどちらも偶発だった。63分、バッシーの遠めのシュートをラメンスが前へ弾き、リサンドロ・マルティネスに当たって入る。89分のクーニャの同点弾はアッフェングルーバーに当たって軌道が変わった。両軍のxGは1.57対1.59でほぼ並んでいる5, 29, 30。
COUNTERPOINT ─ 例外はキャロウ・ロードだった。ノリッジ対ボルトンの7得点で、ミスの関与が記述されたのはボルトンの2点目だけである。決勝点はGKの長いボールをダルビーがそらし、イリング=ジュニアが伊藤敦樹へ渡した経路から生まれた。保持率41%・シュート9本で4得点というのは、跳ね返り待ちではなく前へ速く運んだ結果である。ただし同じ経路が毎試合通るわけではない。相手が最終ラインを下げれば、この長いボールは競り合いで終わる6, 33, 34。TACTICAL TEST ─ 10月10日の再開節で、引いて守る相手に対し、崩してエリア内へ入る得点がどれだけ戻るかを見たい。得点に占めるミスや跳ね返りの割合が下がるかどうかが分かれ目となる。
07RISING 若手株価上昇ランキング22歳がモリニュー15年ぶりのダービー勝利を決め、20歳のセンターバックがクラブの今季初無失点に立ち会った25, 31。
1フェル・ロペス50分、ウェスト・ブロムウィッチのナット・フィリップスが圧力を受けて出したバックパスが短くなり、そこへ入り込んで決めた。チャンピオンシップでは今季4点目で、ウォルヴァーハンプトンにとってはモリニューでのブラック・カントリー・ダービーで15年ぶりの勝利となった。ウォルヴァーハンプトンは保持率45%で相手を下回りながらシュート15本、xG1.96を記録しており、前へ出た回数がそのまま機会になった7, 31。
2004年5月24日生まれの左利き。セルタの下部組織で育ち、2025年夏に5年契約でウォルヴァーハンプトンへ加入した。今季はチャンピオンシップで4得点を挙げ、チームの主な得点源になっている。ウォルヴァーハンプトンは1試合少ない状態で4位につけ、勝点14で昇格プレーオフ圏の内側にいる9, 31。
見誤りやすい点 ─ この日の得点は相手のバックパスのミスからで、崩した末のものではない。xG1.96のうち、彼の一撃が占めた割合は小さい。前半に3本を止めたオレアリーがいなければ、試合はもっと早く動いていた可能性がある。
2ジェイディー・カンボエランド・ロードで3バックの一角として90分を戦い、クリスタル・パレスの今季リーグ戦初の無失点に立ち会った。パレスは開幕4試合で11失点していたが、この日はリーズのシュート13本のうち枠内を2本に抑えている。ハーフタイムに冨安健洋がふくらはぎの負傷でジェフェルソン・レルマと交代し、最終ラインの構成が変わったあともそのままピッチに残った4, 25, 26, 27, 49。
2006年7月29日生まれ。トゥールーズで公式戦20試合に出場したのち、2025年9月にクリスタル・パレスへ加入した。移籍金は2300万ポンドと報じられている。センターバックを主戦場としながら中盤でも起用されており、当時19歳での加入だった45。
見誤りやすい点 ─ 無失点はチームの結果であり、個人の働きを切り出す数字ではない。リーズのxG1.36はパレスの0.74を上回っており、枠内2本という数字にはベニテスのセーブとリーズの精度も含まれる。
08ONE TO WATCH 今日の注目株PLAYER FEATUREブライアン・ブロビー
エティハドでのブロビーは、シティの最終ラインの間と背後だけを狙っていた。12分はル・フェのスルーパスに抜け出し、33分は同じル・フェが守備を割って通したボールをムニエが折り返した場面、59分はアングロの折り返し。3点とも至近距離の押し込みで、遠めから狙った一撃は1本もない。シュート5本のうち4本を枠に飛ばし、1本はポストを叩いた。BBCによれば、シニアでの初めてのハットトリックだった。xGは2.91、枠内シュートの質を示すxGOTは2.73。競り合いは10回、空中戦は4回制し、パスは18本中15本を通している13, 17, 18。
この日までの今季は、6本のシュートで1得点だった。昨季はサンダーランドの得点王で7得点。2025年9月1日、移籍市場最終日にアヤックスから5年契約で加入し、移籍金は最大2500万ポンドと報じられた。アヤックスでは163試合56得点24アシストを記録し、2023-24季のエールディビジ最優秀選手に選ばれている。オランダ代表でもあり、23歳での加入だった19, 20, 21。
この日は、ボールを持つ時間が短いサンダーランドの最前線で3得点した。サンダーランドはこの日、保持率45%で枠内シュート9本、xG4.15を記録した。シティを上回った攻撃の数字には、ブロビーの働きが大きく表れている。ルブリ監督は「ストライカーにとって本当に前向きなことだ。彼は良いストライカーで、試合を重ねるごとに良くなっている」と述べた。本人は「3点を取って負ける側にいるのはつらい」と語っている2, 16, 19。
別の視点 ─ 3得点はいずれもエリア内の至近距離で、そこへボールが届いた経路は相手の再開への準備の遅れに助けられている。同じ回数だけボールが届く保証はない。この日までの5試合で1得点という数字のほうが、現時点の平均に近い可能性がある。次に見る試合 ─ 10月10日(土)、本拠地でのブライトン戦。ボールを持つ時間が増える相手ではないため、同じ経路がどれだけ残るかが見える。09MANAGER RATINGS 監督の采配採点 (10点満点)詳報5試合の10人から、勝敗への関与が大きかった5人を選んだ。勝った側は試合の入り方を、敗れた側や引き分けた側は劣勢での対応を重点的に評価した2。
スティーブン・シューマッハ (ボルトン)8.6プラン適合 保持率41%・シュート9本で4得点。前へ速く運ぶ経路に絞り、枠内5本のうち4本を決めた。 交代の効果 70分にイリング=ジュニアと伊藤敦樹を同時に投入し、2分後にその2人で決勝点を作った。 試合中の修正 2度追いつき、3-3にされた後も下がらずに前へ出続けた。 効いた点 本人は「2度リードされても追いついた姿勢に感心した」と述べ、3-3の後も動じなかった点を挙げた。 効かなかった点 3失点。保持率59%の相手にボールを持たれ続け、61分に追いつかれている。 別の視点 ─ ボルトンのxGは0.68で、ノリッジの0.79を下回る。4得点は枠内シュート5本という効率に支えられており、同じ確率が続くとは限らない6, 35。
ピエール・サージュ (クリスタル・パレス)7.8プラン適合 3バックの両脇にウイングバックを置く形で入り、前から追わずに自陣で構えた。リーズの枠内シュートを2本に抑えている。 交代の効果 ハーフタイムに冨安健洋を下げてレルマを投入。冨安がふくらはぎを痛めたためで、采配として選んだ交代ではない。VAVELは、この直後に5分間で3度の好機が生まれたと記した。 試合中の修正 後半はパレスが上回る時間が続き、52分にはミッチェルの得点が取り消されている。 効いた点 開幕4試合で11失点していたチームに、今季リーグ戦初の無失点をもたらした。 効かなかった点 xG0.74、枠内4本。勝点3を取るための決定機は最後まで作れなかった。 別の視点 ─ サージュ監督自身は「いくつか機会を作り、選手は多くを出した。最後には引き分け以上に値した」と述べている。無失点を成果と見るか、勝点2の取りこぼしと見るかは分かれる。ハーフタイムの交代が負傷によるものだった以上、この採点で交代の効果に置ける比重は小さい25, 28, 49。
エンツォ・マレスカ (マンチェスター・シティ)7.2プラン適合 保持率55%、敵陣PA内タッチ30回。ボールは持てたが、失った後の配置は最後まで落ち着かなかった。 交代の効果 75分にドクを投入し、その6分後にハーランドの決勝点。ドクはふくらはぎの負傷から復帰したばかりだった。 試合中の修正 4-3となった59分以降は無失点で終えた。追いついた相手に、そこから機会を与えていない。 効いた点 開幕5連勝。新クラブでの最初の5試合を全勝した監督はプレミアリーグ史上6人目となる。 効かなかった点 3失点のうち2つを本人が「簡単すぎた」と認めた。セットプレーの再開への準備が整っていなかった。 別の視点 ─ フォーデンが出場停止で不在だった。マレスカ監督は「1-0のほうがずっといい」と述べており、勝点3と内容の評価を本人が切り分けている14, 15, 44。
レジス・ルブリ (サンダーランド)7.0プラン適合 保持率45%を受け入れつつ組み立てで前進し、枠内9本・xG4.15を記録した。いずれも相手を上回る。 交代の効果 60分にフォファナ、68分にイシドール、79分にヒュームを投入したが、4-3の後に4本目は生まれなかった。 試合中の修正 3度リードを許し、2度追いつき、4-2からも1点差へ詰め寄った。攻める姿勢を90分維持している。 効いた点 ブロビーに5本のシュートと2.91のxGを与える形を作った。本人は「アイデンティティに妥協はない」と述べた。 効かなかった点 5失点。うち1点は角度のないフリーキックを直接決められたもので、守備の準備に課題が残った。 別の視点 ─ ルブリ監督はこの試合でサンダーランド指揮100試合目を迎えた。Optaによれば、同クラブで100試合に達した監督はロイ・キーン以来となる。結果は敗戦だが、内容の指標では上回った90分だった15, 16。
マイケル・キャリック (マンチェスター・ユナイテッド)4.6プラン適合 保持率58%、シュート29本、敵陣PA内タッチ43回。攻撃機会は作ったが、枠内は6本にとどまった。 交代の効果 同点弾は89分。ファンの側からは交代が遅いという指摘が繰り返し出ている。 試合中の修正 前半に17本を放って無得点。後半も形は変わらず、入ったのは軌道の変わった1本だった。 効いた点 3連敗を避け、中断前に勝点1を拾った。前節までの2連敗は止まった。 効かなかった点 5試合で勝点5は2014-15季と並ぶクラブ最少タイ。首位との差は10に開いた。 別の視点 ─ ユナイテッドは今季すでに6度ポストとバーを叩いており、5試合終了時点としては2003-04季以降で最多である。xGは1.59で相手を上回っており、試合内容のすべてを采配だけで説明できるわけではない5, 29, 41。
10JAPANESE PLAYERS 今日の日本人選手対象6試合に関わる日本人選手は5人で、うち4人がピッチに立った。伊藤敦樹が決勝点を挙げ、遠藤航は遠征メンバーから外れている1, 23, 32。
JAPAN SPOTLIGHT伊藤敦樹
投入から2分、ボルトン加入2試合目で決勝点を挙げた。
72分の決勝点は、GKのギャビン・バズヌが前線へ蹴った長いボールから始まった。ダルビーがそらし、同じく70分に入ったイリング=ジュニアが中央へ折り返す。伊藤は1つ触ってマッコンヴィルの脇へボールを置き、20ヤードから右下隅へ流し込んだ。ボルトン・ニュースのマーク・アイルズ記者は「ほぼ最初のタッチで決めた」と書いている。この試合のボルトンはシュート9本のうち5本が枠内で、そのうち4本が得点になった。そのうち最後の得点を伊藤が決めた6, 32, 33, 34。
ボルトンでの出場はこれが2試合目にあたる。移籍市場の最終盤にKAAヘントから加入し、9月12日のカーディフ戦で26分間の初出場を果たしていた。この日までの出場時間は26分で、得点はない。3-3から勝ち越す場面で投入され、投入直後の得点が決勝点になった。スティーブン・シューマッハ監督は試合後、「2度リードされても追いついた姿勢に本当に感心した」と述べ、「前に出て、試合を締めるだけのエネルギーと粘りがあった」と続けた32, 35, 36。
この勝利でボルトンは勝点10の15位となり、降格圏との差を5に広げて中断に入る。伊藤は9月17日に発表された日本代表31人には入っていない。次に見るのは、途中出場での1点が先発への評価に変わるかどうかである9, 35, 39。
LOCAL EYE ─ 英国現地から
遠藤航 / THIS IS ANFIELD ─ ベンチからも外れ、遠征21人に入らずリバプールがボーンマスへ連れて行ったのは21人。ディス・イズ・アンフィールドによれば、中2日で行われたカラバオ杯のメンバーから外れた3人のうちの1人が遠藤だった。同メディアは、遠藤が今季プレミアリーグで1分も出場しておらず、チャンピオンズリーグ登録の25人からも外れていると指摘する。イラオラ監督は「彼の位置には前に多くの選手がいる。ただワタは私が好きな選手で、必ず出番は来る」と述べていた23, 24。
冨安健洋 / CRYSTAL PALACE FC ─ 3バックの中央で先発、ふくらはぎの負傷でハーフタイム交代ラスト・ワード・オン・スポーツの布陣表では、冨安はリチャーズとカンボに挟まれた3バックの中央に入っている。VAVELの速報によれば、46分にレルマと交代した。交代の理由はふくらはぎの負傷だった。パレス公式サイトでサージュ監督は「ふくらはぎを痛めた」と述べ、「それほど深刻ではないと思うが、続けてプレーするには負担が大きい」と続けた。あわせて「100%ではないからこれ以上プレーできない、と選手が言うのは良い兆候だ。誠実さの表れで、私はこういうことを好む」とも語った。VAVELは、この交代でリチャーズが3バックの中央へ移り、直後の5分間でパレスに3度の好機が生まれたと記す。パレスはこの日、今季リーグ戦で初めて無失点に抑えた。冨安は9月17日発表の日本代表31人に入っているが、21日の時点で日本サッカー協会からの離脱の発表は確認できていない。スポーツ報知は、負傷の程度次第では離脱・追加招集のいずれもあり得ると伝えている25, 26, 27, 28, 39, 49, 50。
田中碧 / SKY SPORTS ─ 22分の決定機と、62分の警告田中は3-5-2の中盤に入り、22分にはロングスローの流れから至近距離でシュートを放ったが枠を外した。62分に警告を受け、その2分後にはウォートンにも警告が出ている。68分にアーロンソンと交代した。リーズはこの日シュート13本・xG1.36を記録しながら無得点で、開幕からの無敗は5試合に伸びた。田中は9月17日発表の日本代表31人に選ばれている4, 25, 26, 39。
ALL JAPANESE PLAYERS ─ 全選手一覧
選手 クラブ 出場 今日のポイント 次に見る点 伊藤敦樹 ボルトン 途中20分 70分に投入され、72分に20ヤードから決勝点。ボルトン加入2試合目での初得点となった32, 33。 10月10日の再開節。途中出場での1点が先発につながるか。 鎌田大地 クリスタル・パレス 先発90分 3バックの前の攻撃的な位置で90分。71分にエリア内で倒れたがPKは認められず、85分のヘディングはわずかに外れた25, 26。 9月24日のウルグアイ戦。代表でどの位置を任されるか。 田中碧 リーズ 先発68分 22分に至近距離から枠を外し、62分に警告。68分に交代した。チームは無敗を5試合に伸ばした4, 26。 10月10日のアーセナル戦。警告を受けた後も守備の強度を保てるか。 冨安健洋 クリスタル・パレス 先発45分 3バックの中央で先発し、ハーフタイムにレルマと交代した。サージュ監督は試合後、ふくらはぎを痛めたためと説明した26, 27, 49。 9月24日のウルグアイ戦。代表活動に合流できるか。 遠藤航 リバプール メンバー外 ボーンマスへの遠征21人に入らなかった。今季のプレミアリーグ出場は0分23, 24。 10月11日のマンチェスター・シティ戦。中断明けに序列が動くか。 この日試合を行った12クラブのうち、本紙が追う日本人選手が在籍するのはリバプール、リーズ、クリスタル・パレス、ボルトンの4つ。他の対象選手の所属クラブは、この期間に試合がない。FAカップ2回戦予選の1試合について、公開されたメンバー表に日本人選手は確認できなかった1, 42。
11INJURY & SUSPENSION WATCH 負傷・出場停止ウォッチこの日の退場はなく、警告のみだった。16日間の中断に入るため、ここに挙げた離脱者の多くは再開節に間に合う可能性がある。日本人選手では三笘薫の欠場が続き、冨安健洋がリーズ戦でふくらはぎを痛めた37, 43, 49。
選手 クラブ 事由 情報源 復帰見込み 影響する試合 三笘薫 ブライトン 負傷からの復帰過程にあり、19日のアーセナル戦も欠場した。 報道 サセックス・エクスプレスは代表ウィーク明けに近づくとするが、復帰試合は確定していない43。 10月10日のサンダーランド戦。 冨安健洋 クリスタル・パレス ふくらはぎを痛め、ハーフタイムでレルマと交代した。 公式・監督談 サージュ監督は「それほど深刻ではないと思う」と述べたが、復帰時期は示していない。JFAからの離脱発表は21日時点で無い49, 50。 9月24日の日本代表ウルグアイ戦。 フィル・フォーデン マンチェスター・シティ マンチェスター・ダービーでの乱暴な行為による退場で、出場停止が続いている。 報道 サンダーランド戦を欠場した44。 10月11日のリバプール戦。 ジャン・フィリップ・マテタ クリスタル・パレス 負傷でリーズ戦のメンバーに入らなかった。 報道 ラスト・ワード・オン・スポーツは代表ウィーク明けまで不在と記した27。 10月11日のノッティンガム・フォレスト戦。 ディーン・ヘンダーソン クリスタル・パレス 負傷でリーズ戦のメンバーに入らなかった。ベニテスが引き続きゴールを守った。 報道 同上。代表ウィーク明けまで不在とされる27。 10月11日のノッティンガム・フォレスト戦。 ラウール・ヒメネス ウォルヴァーハンプトン 負傷でウェスト・ブロムウィッチ戦を欠場した。 報道 BBCは「負傷したヒメネスを欠いた」と記した。復帰時期の発表は確認できていない7。 10月10日の再開節。 ハリー・ウィルソン リーズ 大腿四頭筋の問題で欠場が続き、代表活動からも外れている。 報道 ラスト・ワード・オン・スポーツによる。復帰時期の発表は確認できていない27。 10月10日のアーセナル戦。 12NEXT UP 次に見るべき試合20日(日)の6試合を最後に、プレミアリーグもチャンピオンシップも中断に入る。9月と10月の代表ウィークが初めて統合され、9月21日から10月6日までの16日間となった。リーグ戦はチャンピオンシップが10月9日(金)のウェストハム対QPRで、プレミアリーグが10月10日(土)で再開する。その間、日本代表は24日にウルグアイ、28日にベネズエラ、10月1日にエクアドルと対戦する37, 39。
Premier League 10/11 (Sun)リバプール vs マンチェスター・シティ
中断明け2日目に、首位と6位が対戦する。シティはフリーキック再開時の守備で2失点した課題を抱え、リバプールは前半の入りの遅さをキャラガーに指摘された。日本時間10月12日00:30のキックオフとなる22, 38。
Premier League 10/10 (Sat)アーセナル vs リーズ
無敗の5位が、本拠地で今季初黒星を喫した2位と対戦する。リーズには田中碧が在籍し、この日は68分で交代した。リーズはこの5試合でわずか3失点。ロングスローを含むセットプレーが、アーセナル相手にも通じるかが見どころとなる。日本時間10月10日20:30のキックオフ8, 28, 38。
13FLEET STREET 英国現地紙・ファンの論調首位を走るクラブの記事に並んだのは、監督自身の不満だった。ファンの側は、クリスタル・パレスもマンチェスター・ユナイテッドも、この日の結果よりチームの戦い方そのものを論じている14, 18, 40, 41。
PRESS VIEW ─ 英国現地紙の論調
GOAL ─ 5連勝の当夜に、監督が数えたのは失点だったGOALのモハメド・サイード記者は、マレスカ監督の「点が多すぎる。5-3より1-0で勝つほうがずっといい」という言葉を見出しに取った。記事は、勝利そのものより守備の脆さに焦点を当て、3失点のうち2つが止まったボールからの再開だったという監督の説明を中心に据えている。首位クラブの勝利記事でありながら、中心にあったのは勝点3ではなく失点の形だった14。
別の見方 ─ マンチェスター・シティ公式は同じ試合を「8点の乱打戦を制して首位を広げた」と伝え、ハーランドが対戦した25クラブすべてから得点した記録を前面に出した。同じ90分を、一方は失点、一方は記録で語っている10。
THE SPORTING NEWS ─ 「完成品には程遠い」が、勝てないわけではないザ・スポーティング・ニュースのドム・ファレル記者は、この試合がマレスカ体制の長所と短所を同時に見せたと書いた。サンダーランドが速攻ではなく組み立てからシティを崩し、シティがオフサイドトラップに苦しんだ点を挙げる一方、シェルキ、エンツォ・フェルナンデス、セメンヨ、ハーランドと得点源が分散している点を昨季からの前進と評価する。結論は「完成品には程遠いが、戦う準備はできている」だった18。
別の見方 ─ マレスカ監督本人は「もっとボールを持って支配できるのは間違いない」と述べており、混戦を受け入れる姿勢を積極的に選んだとは語っていない。記者が前進と読んだ要素を、監督は修正対象として扱っている18。
THE BOLTON NEWS ─ 地元紙が見た、伊藤敦樹の最初のタッチボルトン・ニュースのマーク・アイルズ記者は、伊藤が「ほぼ最初のタッチで」決めたと書き、決勝点を20ヤードからの一撃と記した。記事は、1,000人を超える遠征サポーターと、それ以外の24,000人という観衆の内訳にも触れている。ボルトンはこの勝利で降格圏との差を5に広げ、シューマッハ監督の「エネルギーと粘り」という評価で締めくくられた33, 35。
別の見方 ─ ノリッジの地元紙ピンクアンのアダム・ハーベイ記者は、同じ90分を「個人のミスの連続」として描いた。決勝点の場面も、ボルトンの狙いではなくノリッジの守備の綻びとして記述されている。同じ決勝点が、勝った側では狙いの成果、負けた側では守備のミスとして描かれた34。
FAN PULSE ─ 現地サポーターの反応
単発の投稿ではなく、各コミュニティで繰り返し現れた論点だけを整理した。
CRYSTAL PALACE|無失点は歓迎、鎌田の評価は割れるホームズデール・オンラインの試合スレッドでは、敵地での勝点1と無失点を前向きに受け止める投稿が続いた。MrRobboは「前から追わず、ボールを持たずに低く構えることをいとわなかった」と記し、doombearは「サージュには現実的なところがある」と前任者と比較した。一方で鎌田大地への評価は割れている。TheBigToePuntは「まだスピードと強さ、試合を決める個の力に欠ける」とし、Lanzo-Adは「ピッチ上で最高の選手だった」と書いた。守備の組織が支持される一方、攻撃の決め手を誰に求めるかで意見が分かれている40。
温度感:おおむね前向き ─ 無失点への評価が、得点力への不満を上回る。
MANCHESTER UNITED|同点弾は安堵ではなく、問題の先送りとして受け取られたレッドカフェの試合後スレッドでは、89分の同点弾を歓迎する声より、内容への不満が目立った。wazz786は「システムもアイデンティティもスタイルもパターンもない」と書き、bosskeanoは「ボールの動きが遅く、自分たちで眠くなっている」と評した。交代の遅さを指摘する投稿も複数あり、irishguyは「選考、準備、交代の不足、体力の不足」を並べた。編成への不満も繰り返し現れ、AdamColeBebeは「このクラブはブラックホールのようだ」と書いている。redmanxの「我々はひどかった」が、引き分け直後の空気を要約していた41。
温度感:不満が優勢 ─ 矛先は結果ではなく、5試合を終えても見えてこないチームの戦い方に向いている。
WATCH NEXTシティは3失点のうち2つを、止まったボールからの再開で失った。16日間の中断は、この数秒間の対応を見直すには十分な長さである。10月11日のアンフィールドで、ジャカのように素早く再開してくる相手に対し、最初に戻る1人をどこに置くのか。そこを見たい。
14EXTRA TIME 今日の小話エティハドでは、3点を取った選手が負け、25クラブ目から得点した選手が勝った。
ハットトリックを決めて負けた、19年ぶり6人目
Optaによれば、プレミアリーグでハットトリックを達成しながら所属チームが敗れたのは、ブロビーで6人目となる。前回は2007年12月のロケ・サンタクルスで、ブロビーは約19年ぶりの例となる15。ブロビーはさらに、その日の首位チームを相手にハットトリックを決めた4人目でもある。試合後の本人の言葉は短かった。「3点を取って負ける側にいるのはつらい。負けるのは本当につらい」15, 19。
15TOMORROW'S FIXTURES 明日の試合予定21 Sept (Mon) は、プレミアリーグ、チャンピオンシップ、チャンピオンズリーグ、カラバオ杯、FAカップのいずれも、予定されている試合は確認できなかった (明日は該当する試合が無いため配信はありません)1, 37。
22 Sept (Tue) には、FAカップ2回戦予選の再試合13試合が、いずれも現地19:45(日本時間23日03:45)に組まれている。20日に2-2で引き分けたサウソール対ドーキング・ワンダラーズの再戦も、ドーキングの本拠地でこの日に行われる。翌23日にもエクスマス・タウン対テーム・ユナイテッドの1試合がある47。
リーグ戦はここから間が空く。プレミアリーグは9月21日から10月6日までの16日間を代表ウィークとして中断し、第6節は10月10日(土)に始まる。チャンピオンシップはそれより1日早く、10月9日(金)のウェストハム対QPRで再開する。FAカップ3回戦予選は10月3日(土)に予定されている37, 46, 48。
注目の一戦 ─ ドーキング・ワンダラーズ vs サウソール(9/23 03:45 JST)
20日に2-2で終わったFAカップ2回戦予選の再戦。初戦はサウソールの本拠地で2-2。再戦はドーキングの本拠地で行われる。勝った側が10月3日の3回戦予選へ進む42, 46, 47。
21日(月)に本紙5大会の試合はなく、22日と23日に予定されているのはFAカップ2回戦予選の再試合だけである。同日に組まれている女子チャンピオンズリーグ、EFLトロフィー、スコティッシュ・チャレンジカップは本誌の対象外47。
補SOURCES 出典脚注は本文の主張に対応する。配信サイト経由の記事は、発信元の媒体名と署名記者を先に記した。チームスタッツ(支配率・シュート・枠内・敵陣PA内タッチ・xG)と観衆は、断りのない限りBBC Sportが各試合のライブページで公開する集計による。得点時刻は各試合の記録と試合記事を突き合わせた。
- BBC Sport, Football Scores & Fixtures ─ Sunday 20 September 2026, 2026.9.21取得(対象5大会の開催有無と全数の確認。スカイ・スポーツの同日の日程表と件数が一致することを確認した) ↩
- BBC Sport, Man City 5-3 Sunderland ─ Live, 2026.9.21取得(メンバー表・個人記録・チームスタッツ・観衆) ↩
- BBC Sport, Bournemouth 0-1 Liverpool ─ Live, 2026.9.21取得(同上) ↩
- BBC Sport, Leeds United 0-0 Crystal Palace ─ Live, 2026.9.21取得(同上) ↩
- BBC Sport, Fulham 1-1 Man Utd ─ Live, 2026.9.21取得(同上) ↩
- BBC Sport, Norwich City 3-4 Bolton Wanderers ─ Live, 2026.9.21取得(同上) ↩
- BBC Sport, Wolves 1-0 West Brom ─ Live, 2026.9.21取得(同上) ↩
- Sky Sports, Premier League Table, 2026.9.21取得(更新時刻 2026.9.20 20:49 UK) ↩
- Sky Sports, Championship Table, 2026.9.21取得 ↩
- Manchester City FC, City win eight-goal thriller to move clear at the top of the Premier League, 2026.9.20 ↩
- ESPN, Man City 5-3 Sunderland (Sep 20, 2026) Final Score, 2026.9.21取得(得点者・交代・布陣) ↩
- Sky Sports, Man City 5-3 Sunderland: Enzo Maresca's side stay top of Premier League after chaotic eight-goal thriller, 2026.9.20 ↩
- VAVEL, Highlights and Goals Manchester City 5 – 3 Sunderland in Premier League, 2026.9.20 ↩
- Goal.com (Mohamed Saeed記者), 'Too many goals!' – Enzo Maresca fumes despite Man City's 5-3 win as Premier League leaders survive Sunderland scare, 2026.9.21 ↩
- Opta Analyst (Jonathan Davies記者), Manchester City 5-3 Sunderland Stats: Brobbey Hat-Trick Proves Fruitless in Eight-Goal Extravaganza, 2026.9.20 ↩
- BBC Sport (Yahoo Sports配信), Manchester City 5-3 Sunderland: What Le Bris said, 2026.9.20 ↩
- Sofascore, Man City 5-3 Sunderland: Brobbey 9.9 Sofascore Rating, 2026.9.20 ↩
- The Sporting News (Dom Farrell記者、Yahoo Sports配信), Can this Man City really win the Premier League? Sunderland thriller shows best and worst of Enzo Maresca's team, 2026.9.20 ↩
- beIN SPORTS, Hat-trick hero Brobbey concedes 'it's hard being on the losing side when you're scoring three goals', 2026.9.20 ↩
- Sunderland AFC, Brobbey signs five-year contract, 2025.9.1 ↩
- ESPN, Sunderland confirm signing of Dutch striker Brobbey from Ajax, 2025.9.1 ↩
- Sky Sports, Bournemouth 0-1 Liverpool: Alexander Isak scores winner as Andoni Iraola triumphs at his former club, 2026.9.20 ↩
- This Is Anfield, 3 Left Out as 21-Man Liverpool Squad vs Bournemouth Revealed, 2026.9.20 ↩
- This Is Anfield, Andoni Iraola gives honest Wataru Endo verdict after squad omission, 2026.9.17 ↩
- Sky Sports, Leeds 0-0 Crystal Palace: Pierre Sage's side claim valuable point as Daniel Farke's team stay unbeaten in Premier League, 2026.9.20 ↩
- VAVEL, Leeds vs Crystal Palace LIVE Updates, Premier League, 2026.9.20(交代時刻・警告・決定機) ↩
- Last Word on Sports, Leeds United vs Crystal Palace: Team News and Confirmed Lineups, 2026.9.20 ↩
- VAVEL, Leeds 0-0 Crystal Palace: A Game of Throws, 2026.9.20 ↩
- Opta Analyst (Harry Carr記者), Fulham 1-1 Manchester United Stats: Cunha Spares Visitors' Blushes After Martínez Own Goal, 2026.9.20 ↩
- Sky Sports, Fulham 1 – 1 Man Utd ─ Match Report & Highlights, 2026.9.20 ↩
- Sky Sports, Wolves 1-0 West Brom: Fer Lopez scores winner after Nat Phillips error to seal derby win, 2026.9.20 ↩
- Sky Sports, Norwich 3-4 Bolton: Trotters prevail in seven-goal Championship thriller at Carrow Road, 2026.9.20 ↩
- The Bolton News (Marc Iles記者、Yahoo Sports配信), Match report: Bolton Wanderers win seven-goal thriller at Norwich City, 2026.9.20 ↩
- Pink Un (Adam Harvey記者), Norwich City 3-4 Bolton: Match report, player ratings, 2026.9.20 ↩
- PA News Agency (The Comet配信), Steven Schumacher hails Bolton 'energy and resilience' in thriller at Norwich, 2026.9.20 ↩
- Sofascore, Atsuki Ito stats and ratings, 2026.9.21取得(2026-27季の出場時間と初出場日) ↩
- Premier League, When are the international breaks in 2026/27 Premier League season?, 2026.9.21取得 ↩
- Sky Sports, Premier League fixtures on Sky Sports: Liverpool vs Man City and Arsenal plus Leeds vs Man Utd live in October and November, 2026.9.21取得(第6節のキックオフ時刻) ↩
- フットボールチャンネル, サッカー日本代表 最新メンバー一覧 親善試合(9月キリンチャレンジカップ、10月キリンカップ), 2026.9.17 ↩
- The Holmesdale Online, Leeds vs. Crystal Palace match thread, 2026.9.21取得(試合後の投稿) ↩
- RedCafe, Post match vs Fulham, 2026.9.21取得 ↩
- Sofascore, Southall FC vs Dorking Wanderers, 2026.9.21取得(FAカップ2回戦予選、9月20日、ハニークロフト) ↩
- Sussex Express, Premier League injury news: When is Kaoru Mitoma back for Brighton – expected return date explained, 2026.9.21取得 ↩
- Sports Mole, Foden, Doku latest: Man City injury list for Sunderland clash, 2026.9.19 ↩
- Get French Football News (Liam Wraith記者), Jaydee Canvot signs contract ahead of Crystal Palace move from Toulouse, 2025.9.1 ↩
- The FA, Emirates FA Cup round dates for the 2026-27 season, 2026.9.21取得 ↩
- BBC Sport, Football Scores & Fixtures ─ Tuesday 22 September 2026, 2026.9.21取得(FAカップ2回戦予選の再試合13試合。翌23日の1試合も同様に確認した) ↩
- BBC Sport, Football Scores & Fixtures ─ Friday 9 October 2026, 2026.9.21取得(チャンピオンシップ再開節のウェストハム対QPR) ↩
- Crystal Palace FC, Sage: We want to continue with this mindset, 2026.9.20(冨安健洋の交代理由についてのサージュ監督の説明) ↩
- スポーツ報知 (Yahoo!ニュース配信), DF冨安健洋は「ふくらはぎを痛めた」指揮官明かす…日本代表合流直前の試合で負傷交代、活動参加に暗雲, 2026.9.21(21日時点でJFAからの離脱発表は無いと確認) ↩
注NAME NOTES 表記注記以下の固有名詞は日本語表記の確認が済んでおらず、暫定表記としている。( )内は原綴り。確認できた名前は、この注記から外す。
選手・監督エンツォ・ル・フェ(Enzo Le Fée)、マルク・ゲイ(Marc Guéhi)、マーカス・タバニアー(Marcus Tavernier)、ワルテル・ベニテス(Walter Benítez)、アナン・ハリリ(Anan Khalaili)、センネ・ラメンス(Senne Lammens)、ダビド・アッフェングルーバー(David Affengruber)、モハメド・トゥーレ(Mohamed Toure)、ルアリー・マッコンヴィル(Ruairi McConville)、ティエリー・ゲイル(Thierry Gale)、ガイスカ・ララサバル(Gaizka Larrazabal)、サム・ダルビー(Sam Dalby)、ジャック・ステイシー(Jack Stacey)、サミュエル・イリング=ジュニア(Samuel Iling-Junior)、フェル・ロペス(Fer López)、ジェームズ・ジャスティン(James Justin)、ホセ・コルドバ(José Córdoba)、マックス・オレアリー(Max O’Leary)、ナセル・ジガ(Nasser Djiga)、ナット・フィリップス(Nat Phillips)、ジェイディー・カンボ(Jaydee Canvot)、ジェフェルソン・レルマ(Jefferson Lerma)、スティーブン・シューマッハ(Steven Schumacher)、ギャビン・バズヌ(Gavin Bazunu)
クラブ・競技場サウソール(Southall)、ドーキング・ワンダラーズ(Dorking Wanderers)、エクスマス・タウン(Exmouth Town)、テーム・ユナイテッド(Thame United)
記者・解説者ほかマーク・アイルズ(Marc Iles)
PREMIER LEAGUE DAILY
20 Sept (Sun) の試合 / 発行 2026.9.21 JST -
ブライトンが王者アーセナルを3発で沈め3位へ コベントリーは25年ぶりのプレミアリーグ勝利
PREMIER LEAGUE DAILY 2026.9.20|MATCHDAY FULL MATCHDAY REPORT ─ PREMIER LEAGUE, EFL & CHAMPIONS LEAGUE
PREMIER LEAGUE DAILY
MATCHDAY FULL ブライトンが王者アーセナルを3発で沈め3位へ
コベントリーは25年ぶりのプレミアリーグ勝利THE STORY OF THE DAYブライトンが本拠地でアーセナルを3-0で下し、王者の開幕無敗を5試合目で止めた。ボール保持率は40%にとどまったが、31分にパスカル・グロスがペナルティーエリアの外から先制し、45分にはカラランボス・コストゥーラスが25ヤードから2点目を決めた。57分、グロスの左CKをチェマ・アンドレスが頭で押し込み、勝負を決めた。ファビアン・ヒュルツェラー監督は「最初のタックル、最初のスローイン、最初のCKを取った」と振り返った。ミケル・アルテタ監督は「球際とセカンドボールで、我々は遠く及ばなかった」と述べ、「最初のスローインの時点で苦しくなると分かった」と続けた。クラブ創設125周年の記念試合で、ブライトンは6位から3位へ上がった1, 3, 4, 5, 7, 8。
English
Brighton beat Arsenal 3-0 at home and ended the champions’ unbeaten start in their fifth game. Brighton had only 40 per cent of the ball. Pascal Gross scored first from outside the penalty area in the 31st minute, and Charalampos Kostoulas made it 2-0 from 25 yards in the 45th. In the 57th minute Chema Andres headed in a corner from the left taken by Gross, and the match was settled. Fabian Hurzeler said his side “won the first tackle, the first throw and the first corner”. Mikel Arteta said his players were “very, very far” from winning the duels and the second ball, and added that he knew from “the first throw-in” that Arsenal were in trouble. The win came in the match marking the club’s 125th anniversary, and it lifted Brighton from sixth to third.
ヒント
「Arsenal holds most of the ball」は「アーセナルがボールを多く保持する」という意味。ここでの hold は「持つ・保持する」で、大きな60%のボールがその状況を表している。
ヒント
「wins the small things first」は「まず細かい勝負を取る」という意味。small things は、この試合でヒュルツェラー監督が挙げた最初のタックル、スローイン、CKのような小さな局面を指している。
ヒント
「Three goals build a very solid wall」は「3得点が、とても頑丈な壁を作る」という比喩。solid は「しっかりした・堅固な」で、31分、45分、57分の得点がレンガのように積み上がっている。
ヒント
「Less possession, three goals, one big win」は「保持率は低くても、3得点で大きな勝利」という意味。60%の大きなボールより、最後に残る3-0のスコアの方が重要だ、という対比がオチになっている。
THE MORNING 501ブライトンの3得点者は、xG合計0.64グロス、コストゥーラス、チェマ・アンドレスのこの試合のxGは合計0.64で、チーム全体でも1.30だった。BBCの集計では、エリア外からのシュートはブライトンが7本、アーセナルが1本1, 5。 02コベントリー、25年ぶりのプレミアリーグ勝利55分、GKカール・ラッシュワースのロングボールからジェイ・ダシルバが決めた。今季5試合目で初得点となり、2001年4月以来の1部での勝利をもたらした9, 10。 03この日ピッチに立った日本人は7人。鈴木彩艶は5セーブアストン・ヴィラは敵地で3-2と競り勝ち、今季初勝利を挙げた。スカイ・スポーツは9分のサビオへの連続セーブを挙げ、鈴木の出来を評価している12, 13。 04森下龍矢が今季初得点、ブラックバーンは2-256分、相手GKから奪ったボールをゴール前を横切るように流し込み、敵地で1点リードを奪った。ポーツマスは74分にコルビー・ビショップが追いつき、勝点を分け合った21, 22。 05トッテナムは19位。クラブ史上最悪の5試合5試合で勝点2、得失点差−6は、勝点2・−3だった2008-09季を下回る。今季初得点は86分のコナー・ギャラガーだった12, 7。 CONTENTS01RESULTS & HIGHLIGHTS 試合結果とハイライト英国時間19日(土)は、プレミアリーグ5試合とチャンピオンシップ9試合の計14試合が行われた。プレミアリーグは5試合すべてで先制したチームが勝ち、チャンピオンシップは9試合中7試合で先制側が勝点3を落とした。この14試合でピッチに立った日本人は7人1, 2。
PREMIER LEAGUE
トッテナム 2 – 3 アストン・ヴィラ ⚽ 86′ ギャラガー
⚽ 90+8′ ファン・ヘッケ⚽ 45+4′ マンザンビ
⚽ 67′ ジャクソン
⚽ 79′ ブエンディア前半 0-1。トッテナムの2得点は今季リーグ戦で初めてのものだった1, 12。
64% 支配率 36% 20 (7) シュート (枠内) 15 (6) 31 敵陣PA内タッチ 19 1.22 xG (BBC) 1.16 前半はトッテナムが押し込んだが、9分のサビオの2本の決定機を鈴木彩艶が連続で止めた。45+4分、主将ミッキー・ファン・デ・ヴェンが顔面を負傷して一時ピッチを離れた間に、ヨハン・マンザンビが左から押し込んで先制する。後半はヴィラが強度で上回り、67分にニコラ・ジャクソンが低い一撃を決め、79分にはエミリアーノ・ブエンディアが25ヤードから3点目を挙げた。トッテナムは86分にコナー・ギャラガー、90+8分にヤン・パウル・ファン・ヘッケが返したが届かなかった12, 14。
ブライトン 3 – 0 アーセナル ⚽ 31′ グロス
⚽ 45′ コストゥーラス
⚽ 57′ チェマ・アンドレス40% 支配率 60% 17 (5) シュート (枠内) 11 (2) 30 敵陣PA内タッチ 36 1.30 xG (BBC) 1.58 ブライトンはボールを譲り、空中戦19勝・タックル19回でアーセナルを上回った。31分、グロスがエリアのやや右外で前を向き、低いシュートがニアポストの根元に当たって入る。45分にはコストゥーラスが25ヤードから左隅へ決めた。57分、グロスの深い左CKにチェマ・アンドレスがガブリエウとマルティン・ウーデゴールの上から合わせ、3点目が決まる。アーセナルは敵陣PA内タッチで36対30と上回りながら、枠内シュートは2本にとどまった1, 5, 6。
エバートン 1 – 0 イプスウィッチ ⚽ 11′ バリー 🟥 67′ ファタウ (2枚目) 前半 1-0。エバートンは開幕から無敗を維持した1, 16。
52% 支配率 48% 21 (2) シュート (枠内) 13 (4) 24 敵陣PA内タッチ 18 2.31 xG (BBC) 1.30 11分、ジェームズ・ターコウスキーの遠めのシュートがティエルノ・バリーに当たってコースが変わり、GKクリスチャン・ウォルトンの逆を突いた。67分、前半に警告を受けていたアブドゥル・ファタウが、ジェームズ・ガーナーとの競り合いで倒れたことをシミュレーションと判定され、2枚目の警告で退場した。エバートンは後半にバリーのヘディングで加点したかに見えたが、オフサイド位置のブレナン・ジョンソンがプレーに関与したとしてVARが取り消した。xG2.31に対して枠内シュートは2本にとどまった1, 15, 16。
ニューカッスル 2 – 1 ハル・シティ ⚽ 3′ ウィロック
⚽ 7′ ホール⚽ 67′ チョ 前半 2-0。45+2分にニューカッスルが得たPKはウィッサが外し、ツォラキスが防いだ。ハルは今季初黒星となった1, 18。
56% 支配率 44% 12 (5) シュート (枠内) 22 (4) 15 敵陣PA内タッチ 36 1.43 xG (BBC) 1.24 3分、ハーベイ・バーンズのスルーパスからジョー・ウィロックが決め、7分にも同じバーンズの配球で左サイドバックのルイス・ホールが左隅へ流し込んだ。前半終了間際にはニューカッスルがPKを得たが、ウィッサのキックはツォラキスに止められた。開始7分で2点を失ったハルは、そこから敵陣PA内タッチ36回、シュート22本を記録して押し返す。67分、投入から4分のモアメド=アリ・チョがポストの内側へ決めて1点差としたが、追いつけなかった。セルゲイ・ヤキロビッチ監督は「前半の2つのミスを相手の質で仕留められた」と述べた1, 18, 19。
ノッティンガム・フォレスト 0 – 1 コベントリー ⚽ 55′ ダシルバ 前半 0-0。コベントリーの今季初得点で、2001年5月以来のプレミアリーグでの得点9, 10。
63% 支配率 37% 24 (3) シュート (枠内) 10 (3) 31 敵陣PA内タッチ 13 1.15 xG (BBC) 0.67 フォレストは前半だけで14本を放ちながら決められなかった。55分、コベントリーのGKラッシュワースが蹴った長いボールをダシルバが正確に止め、ダニエル・ムニョスをかわして流し込む。76分にはボビー・トーマスがゴールライン上でかき出した。86分、イゴール・ジェズスが押し込んだ同点弾は、直前にカレブ・イレンキイへのファウルがあったとしてジャレッド・ジレット主審がVARの確認後に取り消した。フォレストにとって今季ホームで2度目のVARによる得点取り消しとなった9, 11, 10。
EFL CHAMPIONSHIP
バーミンガム 2 – 2 ミドルズブラ ⚽ 55′ ミラー
⚽ 59′ マグリー(オウンゴール)⚽ 45′ アルフステン
⚽ 88′ マランダ48% 支配率 52% 15 (5) シュート (枠内) 15 (4) 25 敵陣PA内タッチ 29 1.14 xG (BBC) 1.93 45分、マランダの斜めのパスを受けたマクシミリアン・アルフステンがダイレクトで天井へ突き刺した。55分、岩田智輝がそのマランダからボールを奪い、ジョン・ソリスをエリアへ送る。こぼれたところをリアム・ミラーが決めて追いついた。4分後、ミラーのCKをジェイ・スタンズフィールドが折り返し、ゴール前で跳ねたボールがリーリー・マグリーに当たって逆転する。88分、セバスチャン・バーホルターの巻いたFKをGKジェームズ・ビードルが4ヤードの位置で手から落とし、マランダが押し込んで引き分けに持ち込んだ1, 23。
バーンリー 1 – 1 ダービー ⚽ 34′ アムドゥニ ⚽ 90+3′ フセイニ 52% 支配率 48% 6 (2) シュート (枠内) 17 (6) 20 敵陣PA内タッチ 31 0.49 xG (BBC) 1.21 ニッキー・ハイエン監督は前節から先発6人を入れ替え、GKマックス・ヴァイスとカイル・ウォーカーを外した。34分、ゼキ・アムドゥニがファーポストへのヘディングで先制する。バーンリーのシュートは90分で6本にとどまり、61分には旗手怜央とマーカス・エドワーズを下げて守りに入った。90+3分、移籍期限日にユニオン・サン=ジロワーズから加入したモハメド・フセイニが角度のある位置から走りながら流し込み、ファーポストの内側を通して同点とした24, 25, 26。
ポーツマス 2 – 2 ブラックバーン ⚽ 4′ スワンソン
⚽ 74′ ビショップ⚽ 11′ アフォラヤン
⚽ 56′ 森下龍矢51% 支配率 49% 22 (7) シュート (枠内) 8 (5) 35 敵陣PA内タッチ 17 1.54 xG (BBC) 0.51 4分にザッカリー・スワンソンが先制し、11分にアフォラヤンが返した。56分、ビエリツァが前へ蹴ったボールをクリスティ・モンゴメリーが奪い、森下龍矢がゴール前を横切るように流し込んで逆転する。BBCの記録ではアシストはアフォラヤン。トニー・モウブレイ監督のブラックバーンは5-4-1でシュート8本に抑えられたが、そのうち5本を枠に飛ばした。74分、カブマ=マックイーンのシュートが途中出場のビショップに当たってゴールへ入り、勝点を分け合った1, 21, 22。
QPR 2 – 2 プレストン 🟥 15′ サーキン
⚽ 66′ ポク
⚽ 90′ スマイス⚽ 1′ ケニー
⚽ 26′ ケニー前半 0-2。QPRは15分から10人で戦った。斉藤光毅が後半頭から出場1, 27。
60% 支配率 40% 30 (6) シュート (枠内) 13 (3) 54 敵陣PA内タッチ 22 2.33 xG (BBC) 1.31 開始1分、ジョニー・ケニーが中央を単独で運んで先制する。15分、左サイドバックのデニス・サーキンがレオ・ルロワへの危険なファウルで一発退場となった。26分にケニーがこの日2点目を挙げ、QPRは10人で0-2となる。ジュリアン・ステファン監督は19分にキーリー・アダムソン、後半頭に斉藤光毅を送り込んで押し返し、66分にクワメ・ポクが20ヤードからニアの下隅へ決めた。アルフィー・ロイドの一撃はバーを叩き、90分、途中出場のポール・スマイスが混雑したエリア内の10ヤードから決めて追いついた。10人で戦った75分余りを含め、試合を通じてシュート30本、敵陣PA内タッチ54回を記録している1, 27, 28。
レクサム 2 – 1 サウサンプトン ⚽ 35′ ムーア
⚽ 89′ シュロッターベック(オウンゴール)⚽ 50′ ウォード・プラウズ 前半 1-0。決勝のオウンゴールはBBCが89分、サウサンプトン公式は88分と記す。松木玖生が先発し76分に交代1, 29。
34% 支配率 66% 8 (4) シュート (枠内) 20 (7) 19 敵陣PA内タッチ 25 0.62 xG (BBC) 1.60 サウサンプトンが序盤から決定機を作ったが、35分にCKからキーファー・ムーアの高いヘディングでレクサムが先制する。50分、ジェームズ・ウォード・プラウズのシュートがブロックされ、こぼれ球を6ヤードから自ら押し込んで追いついた。復帰後の初得点だった。89分、ジャック・エコミエの低いクロスにケベン・シュロッターベックが触れてオウンゴールとなり、サウサンプトンの6試合無敗が止まった1, 29。
OTHER RESULTS ─ その他のチャンピオンシップ第8節
ホーム 結果 アウェイ MATCH NOTE カーディフ 3–1 チャールトン ジャック・モイランが2得点1アシスト ミルウォール 2–2 ウェストハム 2点差を追いつかれ、カンテは得点後に退場 ストーク 2–1 シェフィールド・ユナイテッド 途中出場のギャラガーが86分に決勝点 リンカーン 1–2 スウォンジー 47分と51分の連続失点で逆転を許した 英国時間9月19日(土)は、プレミアリーグ5試合、チャンピオンシップ9試合、FAカップ2回戦予選77試合の計91試合が行われた。チャンピオンズリーグとカラバオ杯は試合がない1, 2。
FAカップ2回戦予選は、19日(土)に77試合が行われた。出場クラブはいずれもナショナルリーグ以下で、確認している日本人選手に該当者はいない。ただし77試合すべてのメンバー表を確認できてはおらず、日本人選手の出場が皆無であったとは断定しない。同ラウンドは全80試合で、18日(金)に2試合、20日(日)に1試合が組まれている2, 33。
02TABLE IMPACT 順位表への影響ブライトンが6位から3位へ跳ね、アーセナルは勝点12を保ったが、得失点差でマンチェスター・シティに抜かれ、首位から2位へ下がった。トッテナムは19位へ落ち、コベントリーは最下位を脱した。2部は引き分けが多く、上位の顔ぶれはほとんど動いていない7, 20。
PREMIER LEAGUE ─ 第5節終了時点(4試合は20日)
順位 クラブ 試合 得失点 勝点 今節 1 マンチェスター・シティ 4 +6 12 ─ 20日にサンダーランド戦 2 アーセナル 5 +4 12 ● ブライトンに0-3 3 ブライトン 5 +11 10 ○ アーセナルに3-0 4 ブレントフォード 5 +6 9 ─ 18日にチェルシーに3-0 5 エバートン 5 +3 9 ○ イプスウィッチに1-0 6 リーズ 4 +4 8 ─ 20日にパレス戦 7 ハル・シティ 5 +2 8 ● ニューカッスルに1-2 8 ニューカッスル 5 0 8 ○ ハル・シティに2-1 15 アストン・ヴィラ 5 −5 4 ○ トッテナムに3-2 18 コベントリー 5 −9 3 ○ フォレストに1-0 19 トッテナム 5 −6 2 ● アストン・ヴィラに2-3 20 フラム 4 −3 1 ─ 20日にマンU戦 9〜14位と16〜17位は略した。ブライトンは1試合で3つ順位を上げ、得失点差+11はリーグ最多。ノッティンガム・フォレストは12位。BBC順位表、2026年9月20日取得7。
EFL CHAMPIONSHIP ─ 第8節終了時点(2試合は20日)
順位 クラブ 試合 得失点 勝点 今節 1 スウォンジー 8 +7 17 ○ リンカーンに2-1 2 ウェストハム 8 +11 15 △ ミルウォールと2-2 3 ミドルズブラ 8 +4 15 △ バーミンガムと2-2 4 ウェスト・ブロムウィッチ 7 +3 14 ─ 20日にウォルヴァーハンプトン戦 5 QPR 8 +3 13 △ プレストンと2-2 6 ストーク 8 +1 13 ○ シェフィールド・Uに2-1 7 ブリストル・シティ 8 −1 13 ─ 18日にワトフォードに1-0 10 バーミンガム 8 +1 11 △ ミドルズブラと2-2 11 ミルウォール 8 0 11 △ ウェストハムと2-2 13 サウサンプトン 8 +9 10 ● レクサムに1-2 16 ブラックバーン 8 0 9 △ ポーツマスと2-2 23 プレストン 8 −7 4 △ QPRと2-2 24 バーンリー 8 −8 4 △ ダービーと1-1 8〜9位、12位、14〜15位、17〜22位は略した。サウサンプトンの勝点10には、EFL規則違反による勝点4の減点が反映されている。減点前なら勝点14で4位相当となる。BBC順位表、2026年9月20日取得20, 32。
03THE TURNING POINT 勝敗を分けた一手勝負を分けたのは、ペナルティーエリア手前に空いたスペースだった。
TACTICS 31〜57分ブライトン 3–0 アーセナル ─ エリア手前を明け渡し、2発を浴びた
ブライトンは結果としてボールを譲る側に回った。保持率は40%で、ロングボール58本はアーセナルの49本を上回る。競ったのは空中戦19対16、タックル19対13で、いずれもブライトンが上回った。ヒュルツェラー監督は試合後、「最初のタックルを取り、最初のスローインを取り、最初のCKを取った」と語り、小さな勝ちを積み上げたことを勝因に挙げている。同じ現象をアーセナル側も見ていた。アルテタ監督は「試合に必要な強度、球際とセカンドボールについて話していた水準には、まったく届いていなかった」と述べ、「最初のスローインの時点で苦しくなると分かった」と続けた。両軍の監督が、別々に同じ局面を挙げている3, 4, 6, 8。
セカンドボールを拾えないと、相手が持った瞬間に前へ出にくい。結果として、エリア手前にスペースが空いた。31分のグロスの先制点について、beIN SPORTSは「あまりに多くの時間とスペースを与えられた」と書く。45分のコストゥーラスの2点目では、ライスとガブリエウが「後ずさりした」と記されている。BBCの集計では、ブライトンはこの日エリア外から7本を放ち、そのうち2本が得点になった。アーセナルのエリア外からのシュートは1本だけである。なお365Scoresはブライトンのエリア外を8本としており、提供元によって1本の差がある。数字で見ると、この2点はいずれも低確率の一撃だった。3人の得点者のこの試合のxGは合計0.64で、チーム全体でも1.30にとどまる。アーセナルのxG1.58を下回りながら3点を取った試合だった1, 5。
勝敗への影響は明確に出た。アーセナルは保持率60%、敵陣PA内タッチ36回でブライトンの30回を上回りながら、枠内シュートは2本。カイ・ハフェルツはこの試合のxG0.82を積みながら決めきれなかった。57分にグロスのCKからチェマ・アンドレスに3点目を決められると、残り33分で1点も返せていない。アーセナルは勝点12を保ったが、得失点差で首位をマンチェスター・シティに明け渡した。開幕からの連勝は4で止まっている。ブライトンは6位から3位へ上がり、得失点差+11はリーグ最多となった1, 5, 7。
TACTICAL BOARD ─ 戦術Q&Aテーマ:ペナルティーエリア手前
ブライトン 3–0 アーセナル / 0–0で始まった31〜57分
Q.ボールを6割持たれたブライトンは、
どこから3点を取ったのか?A.3点のうち2点はペナルティーエリアの外から決まった。アルテタ監督は「球際とセカンドボールで、我々は遠く及ばなかった」と述べ、ヒュルツェラー監督は「最初のタックル、最初のスローイン、最初のCKを取った」と語った5, 6, 8。
3場面3得点を時刻順に追う
1先制する31′ 仕掛け ─ エリア手前
beIN SPORTSは、グロスが「あまりに多くの時間とスペースを与えられ」、エリアのやや右外20ヤードから放ったシュートがニアポストの根元に当たって入ったと記した。図は記述にもとづく模式で、座標の記録ではない5。
2突き放す45′ 相手の対応 ─ 下がって間合いを空ける
同記事は、ライスとガブリエウが「コストゥーラスから後ずさり」、25ヤードからの一撃が左下隅へ決まったと書いた。下がった距離と2人の間合いは記録されておらず、水色の破線は記述にもとづく模式5。
3決着する57′ 結果 ─ セットプレーで3点目
グロスの深い左CKに対し、ライアはゴールライン上に残り、チェマ・アンドレスがガブリエウとウーデゴールの上から頭で合わせた。ボールはニアポストに当たって入った。プレミアリーグ初先発での得点だった5, 6。
ボールの経路(模式) 選手の移動(模式) 空いた場所(模式) プレーの順序 白=ブライトン(上へ攻撃)/色付き=アーセナル
検討アーセナルにはどんな手があったか
実際に記述された動き ─ 記述として確認できるのは2つ。①1点目でグロスに時間とスペースがあったこと、②2点目でライスとガブリエウがコストゥーラスから後ずさりしたこと。アルテタ監督は試合後、「最初のスローインの時点で苦しくなると分かった」と述べた5, 8。
そこから検討する対応策 ─ 以下は本紙の仮説である。映像で位置関係を確認したものではなく、上の記述から検討しうる選択肢を並べた。
対応案 狙い 代償・検討点 A エリア手前で早く体を寄せる シュートの瞬間に距離を詰め、コースを限定する。ブライトンはこの日エリア外から7本(BBC集計)を放っており、放たせないこと自体が対策になる。 寄せた背後が空く。ブライトンは敵陣PA内で30タッチを記録しており、エリア内へ通されれば失点の質は上がる。 B セカンドボールに人数をかける アルテタ監督が挙げた「球際とセカンドボール」に中盤の人数を割き、エリア手前の回収役を1枚増やす。 前線の人数が減る。アーセナルは保持率60%で敵陣PA内36タッチを記録しながら枠内シュートは2本で、これ以上崩す人数を削れば得点はさらに遠のく。 比較エリア外からのシュートは、両軍でどれだけ違ったか
ブライトン エリア外から7本(BBC集計)。うち2本が得点になった。 アーセナル エリア外からは1本のみ。枠内シュートは試合を通して2本だった。 未確認 ブライトンが狙って遠めから打ったのか、近づけずに打たされたのかは、公開情報からは判別できない。 次に見る点 ─ エリア手前を空けない相手に対して、ブライトンが同じ距離から決め続けられるか(10月10日、敵地のサンダーランド戦)。
図の読み方。3場面とも位置の根拠は「記述にもとづく模式」で、ショットマップ等に記録された座標ではない。今回は映像で位置関係を確認していない。白い実線はボールの経路、水色の破線は選手の移動、黄色の枠は空いた場所で、いずれも模式であり特定の瞬間の座標ではない。関与が記述で確認できた選手と、場面の理解に要る守備者だけを描き、それ以外の選手は位置が分からないため描いていない。得点時刻はBBCの試合記録に揃えた1, 5。
04PLAYER REPORTS 選手ミニレポート詳報した10試合それぞれについて、好調選手(GOOD)と不調選手(POOR)を1人ずつ挙げる。評価は1媒体の採点だけでなく、プレーの記述とBBCが公開する個人記録も踏まえた1。
トッテナム 2–3 アストン・ヴィラ (→ 結果)
GOOD
POOR
ブライトン 3–0 アーセナル (→ 結果)
GOOD
POOR
エバートン 1–0 イプスウィッチ (→ 結果)
GOOD
POOR
ニューカッスル 2–1 ハル・シティ (→ 結果)
GOOD
POOR
ノッティンガム・フォレスト 0–1 コベントリー (→ 結果)
GOOD
POOR
バーミンガム 2–2 ミドルズブラ (→ 結果)
GOOD
POOR
バーンリー 1–1 ダービー (→ 結果)
GOOD
POOR
ポーツマス 2–2 ブラックバーン (→ 結果)
GOOD
POOR
QPR 2–2 プレストン (→ 結果)
GOOD
POOR
レクサム 2–1 サウサンプトン (→ 結果)
GOOD
05STAT OF THE DAY 今日のデータ1選コベントリーが今季5試合で挙げた得点は1。その1点が、25年待った勝利を呼んだ7, 9。
1 コベントリーが今季プレミアリーグ5試合で挙げた得点数 出所: BBC順位表、2026.9.20取得コベントリーは開幕4試合を無得点で4連敗し、5試合目のシティ・グラウンドで初めてゴール裏を沸かせた。55分、GKラッシュワースが蹴った長いボールをダシルバが止めてムニョスをかわし、流し込む。クラブにとって2001年5月のムスタファ・ハジ以来となるプレミアリーグでの得点であり、勝利は2001年4月のサンダーランド戦以来だった。この日のコベントリーのxGは0.67、シュートは10本だった。フォレストはxG1.15、シュート24本、敵陣PA内タッチ31回を積みながら0点に終わっている。少ない機会を1本だけ決め切ったコベントリーが勝ち、多くの機会を作ったフォレストは無得点で敗れた1, 9, 10。
DATA BOARD
チーム xG 支配率 Note カーディフ 2.70 62% 27本を放ち、PA内タッチ46回 ミルウォール 2.56 34% うちセットプレーが1.95を占めた QPR 2.33 60% 15分から10人でPA内タッチ54回 コベントリー (編集部注目) 0.67 37% 10本・0.67で今季初の無失点勝ち xGはBBCが公開する試合スタッツの値で、対象14試合の28チームを同じ提供元で比較した。上位3チームに、今季初得点で25年ぶりの勝利を挙げたコベントリーを編集部注目として加えた1。
カーディフ xG 2.70 ミルウォール xG 2.56 QPR xG 2.33 コベントリー xG 0.67 06TACTICAL TREND 今日の戦術トレンド同じ土曜日、プレミアリーグでは先制した5チームがすべて勝った。一方、チャンピオンシップでは9試合中7試合で先制側が勝ち切れなかった。
TODAY'S TRENDチャンピオンシップは9試合中7試合で先制側が勝ち切れず
プレミアリーグの5試合は、すべて先に得点したチームが勝った。ブライトン、エバートン、ニューカッスル、コベントリー、アストン・ヴィラの5チームである。チャンピオンシップの9試合で先制側が勝ったのはカーディフとレクサムの2つだけで、残る7試合は引き分け5、逆転負け2に終わった。ミルウォールは2点差、プレストンも2点差を守れていない1, 2。
TACTICAL KEY
試合 先にリードした側 追いついた側の決め手 ミルウォール 2–2 ウェストハム 16分・45+3分で2点差 HTから出たカンテが74分に25ヤード弾 QPR 2–2 プレストン 1分・26分で2点差 19分と後半頭の投入、90分のスマイス ポーツマス 2–2 ブラックバーン 56分に森下龍矢が逆転弾 途中出場のビショップが74分に同点 バーンリー 1–1 ダービー 34分のアムドゥニ 途中出場のフセイニが90+3分に同点 ストーク 2–1 シェフィールド・U 51分のフィリップス 78分と、途中出場ギャラガーの86分 効いたのは、ベンチから出た選手だった。チャンピオンシップ9試合では74分以降に9点が入り、うち5点を交代選手が決めている。カンテ(74分)、ビショップ(74分)、ギャラガー(86分)、スマイス(90分)、フセイニ(90+3分)が並ぶ。同じ時間帯にプレミアリーグ5試合で入ったのは2点で、交代選手のものは1点だけだった。2部はこの時点で1部より3試合多く消化しており、ミルウォール、ウェストハム、シェフィールド・ユナイテッドはこの週も火曜か水曜に試合をこなしている。この日は、終盤に交代選手の得点が目立った1, 2, 27, 30。
MATCH EXAMPLES
MILLWALL vs WEST HAM ─ 2点差から、交代選手の一撃で振り出しへミルウォールは保持率34%でxG2.56を積み、前半で2点を先行した。ハーフタイムに投入されたカンテが74分に25ヤードから決めて流れが変わり、80分にはコンスタンティノス・マヴロパノスが追いついた。カンテは89分に最後の1人として相手を引き倒し、退場している1, 30。
QPR vs PRESTON ─ 10人の側が、交代で試合を作り直したQPRは15分に退場者を出し、26分に0-2となった。ジュリアン・ステファン監督は19分にアダムソン、後半頭に斉藤光毅を送り込み、66分にポク、90分に途中出場のスマイスが決めて追いついた。10人で戦った75分余りを含め、試合を通じてシュート30本、敵陣PA内タッチ54回を記録している1, 27, 28。
COUNTERPOINT ─ 先制した側の対抗策は、2点目を取りにいくことだった。カーディフは8分と24分に2点を奪い、61分に3点目を足して逃げ切っている。ただし前へ出れば背後が空く。ミルウォールは2点目の後も攻め続けてxG2.56まで積みながら、74分以降に2失点した。守りに人数を割いても、5人交代の相手は終盤に交代選手を4人投入できる。2部の終盤は、守る側に安全な選択肢が残りにくい1, 2。TACTICAL TEST ─ 代表ウィーク明けの10月10日、中2週間の休養後でも、2部の終盤に同じだけ点が動くかを見たい。
07RISING 若手株価上昇ランキング20歳と21歳が、それぞれクラブで初めての先発試合を得点で飾った1, 5, 12。
1ヨハン・マンザンビトッテナム戦でヴィラ加入後初の先発を務め、45+4分に左から押し込んで先制点を挙げた。67分のジャクソンの2点目もアシストしている。72分までの出場でシュート4本、xG0.44は両軍最多タイ。保持率36%のチームで、前を向いてプレーできた場面が得点機につながった1, 12, 14。
2005年10月生まれ。2024年9月にSCフライブルクでトップデビューし、2025-26季は同クラブのヨーロッパリーグ決勝進出を支えて大会の最優秀若手選手に選ばれた。2026年W杯ではスイス代表として1954年以来の8強入りに貢献している。2026年7月、クラブ史上最高額の5950万ポンドでヴィラへ加入した。移籍後は出場が限られていたが、初先発で得点とアシストを同時に記録した37, 38。
見誤りやすい点 ─ この日のヴィラはボールを持たずに速く出る形で、前向きの状況が多かった。相手が引いて守り、狭い場所で受ける展開でも同じように前を向いてプレーできるかは、まだ分からない。
2チェマ・アンドレスアーセナル戦でプレミアリーグ初先発を果たし、57分にグロスの左CKをガブリエウとウーデゴールの上から頭で合わせて3点目を決めた。ボールはニアポストに当たって入っている。この試合のxG0.35はブライトンの得点者3人で最も高く、シュート2本で1点という効率だった1, 5。
レアル・マドリードの下部組織出身で、2025年夏に600万ユーロでシュツットガルトへ移り、41試合4得点2アシストを記録した。2026年9月1日、ブライトンがシュツットガルトへ2300万ユーロを支払って5年契約で獲得している。移籍金の半額はレアル・マドリードが受け取る条件だった。加入から18日でプレミアリーグ初先発、そして初得点となった39。
見誤りやすい点 ─ この日の得点はセットプレーからで、守備的MFとしての評価軸とは別のものだ。保持率が4割にとどまるチームで、中盤の底として90分を通して支えられるかは、この1試合では測れない(85分で交代)。
08ONE TO WATCH 今日の注目株PLAYER FEATUREジェイ・ダシルバ
シティ・グラウンドでのダシルバは、3-4-2-1の左の中盤に入っていた。55分、GKラッシュワースが前線へ蹴った長いボールを、最初のタッチで前へ置いてムニョスをかわし、落ち着いて流し込む。コベントリーの保持率は37%、ロングボールは63本でフォレストの58本より多い。後方からつなぐより長いボールで背後を狙う戦い方の中で、左の高い位置に残っていたダシルバが最初の受け手になった1, 9, 11。
スカイ・スポーツによれば、この得点はコベントリーでの127試合目にして初めてのものだった。クラブにとっても、2001年5月のムスタファ・ハジ以来となるプレミアリーグでの得点になる。背番号3を着け、この日はBBCの布陣表で3-4-2-1の左の中盤に記載されている。127試合で0得点という数字は、彼がゴール前に入る役割を与えられてこなかったことを示す。その選手が、チームの今季最初の1点を決めた1, 9。
点を取るタイプの選手ではない。だからこそ、フランク・ランパード監督がこの日は彼を高い位置に残したことに意味がある。4試合無得点のチームが最初に得点したのは、ストライカーの質で押し切ったからではなく、GKから一気に背後を狙う形からだった。そのボールを受けたのがダシルバである。コベントリーが今後も保持率4割以下で戦うなら、この左の高い位置は繰り返し使われる。
別の視点 ─ 127試合で1得点という数字からも、この形で同じ選手が繰り返し得点するとは考えにくい。次に見る試合 ─ 10月12日(月)、本拠地でのニューカッスル戦。相手が高い位置から圧力をかけてくるかどうかで、GKからの長いボールの価値が変わる。09MANAGER RATINGS 監督の采配采点 (10点満点)詳報10試合の20人から、勝敗への関与が大きかった6人を選んだ。勝った側は試合の入り方を、敗れた側は劣勢での対応を重点的に評価した1。
ファビアン・ヒュルツェラー (ブライトン)8.8プラン適合 保持率40%を受け入れ、ロングボール58本・空中戦19勝で、こぼれ球を拾って二次攻撃につなげる形に徹した。 交代の効果 76分から5人を入れ替えても無失点を維持し、リードを3点のまま終えた。 試合中の修正 2-0の前半終了間際にコストゥーラスへの警告があってもなお、押し込まず同じ形を続けた。 効いた点 3人の得点者のxG合計0.64で3得点。エリア外からの7本のうち2本を決めた。 効かなかった点 敵陣PA内タッチは30対36で下回り、内側から崩した場面は少なかった。 別の視点 ─ ブライトンは3日前に敵地でマンチェスター・ユナイテッドと戦っており、ヒュルツェラー監督自身が「移動の多い厳しい1週間」と述べている。休養の面で有利だった試合ではない2, 3, 5。
ミケル・アルテタ (アーセナル)4.2プラン適合 保持率60%・敵陣PA内タッチ36回を確保しながら、枠内シュートは2本だった。 交代の効果 60分にティンバーとブルーノ・ギマランイスを下げたが流れは変わらず、ダウマンの投入は81分だった。 試合中の修正 本人が「後半の改善を期待したが、そうはならなかった」と認めている。 効いた点 失点は3点にとどめ、ハフェルツにxG0.82の決定機を作らせた。 効かなかった点 エリア手前での対応。エリア外から2失点し、自軍のエリア外シュートは1本だった。 別の視点 ─ アーセナルは4日前の15日にカラバオ杯を戦っており、先発には入れ替えがあった。アルテタ監督は言い訳にせず「試合を尊重しなかった」と自軍を批判している。責任の所在を選手に求めた発言でもある4, 8, 2。
フランク・ランパード (コベントリー)8.5プラン適合 保持率37%、ロングボール63本。GKから背後へ長く蹴る形に絞り、シュート10本で1点を取った。 交代の効果 ハーフタイムにチャウナを送り込み、55分に決勝点。74分シムズ、90+1分ラティボディエールで締めた。 試合中の修正 前半に14本を浴びながら形を変えず、フォレストの枠内シュートを試合通算3本に抑えた。 効いた点 今季初の無失点。4試合無得点のチームに、2001年以来のプレミアリーグ勝利をもたらした。 効かなかった点 xG0.67・シュート10本で、1点差のまま終盤を迎えることになった。 別の視点 ─ 86分のイゴール・ジェズスの同点弾がVARで取り消されている。ランパード監督自身「VARが正しい判断に達したと思う」と述べたが、この判定がなければ勝点1で終わっていた9, 10, 11。
オリバー・グラスナー (ノッティンガム・フォレスト)5.2プラン適合 保持率63%、シュート24本、敵陣PA内タッチ31回。押し込むところまではできた。 交代の効果 59分にイゴール・ジェズス、73分にウッド、83分にネッツとサンガレを投入。取り消された同点弾は交代選手が決めていた。 試合中の修正 枠内シュートは24本中3本。最後までシュートの質を上げられなかった。 効いた点 失点は1にとどめ、5試合での失点を5に抑えている。 効かなかった点 前半14本で無得点。本人も「技術の問題ではなく、精神面の問題が大きかった」と語った。 別の視点 ─ グラスナー監督は「初めて過去の重さを感じた」とも述べている。就任以降の積み重ねではなく、クラブが抱えてきたものを指した発言で、采配の巧拙だけで説明できる敗戦ではない9, 10。
ウナイ・エメリ (アストン・ヴィラ)7.8プラン適合 保持率36%で、奪ってから速く出る形に徹した。xG1.16で3得点と効率で上回った。 交代の効果 ハーフタイムにワン・ビサカを下げ、ヘミングス、タミー・エイブラハムらを投入して逃げ切った。 試合中の修正 前半に押し込まれた後、後半は強度を上げて67分と79分に加点した。 効いた点 初先発のマンザンビが1得点1アシスト。今季初勝利で15位へ上がった。 効かなかった点 3-0から終盤に2失点し、得失点差をさらに伸ばす機会を逃した。 別の視点 ─ 前半のトッテナムはシュート20本のうち多くをこの時間帯に放っており、鈴木彩艶の5セーブがなければ展開は変わっていた。采配の評価には、監督の采配だけでは左右できないGKの出来も含まれる1, 12。
ジュリアン・ステファン (QPR)7.6プラン適合 15分に10人となり0-2。それでも引かず、保持率60%と敵陣PA内タッチ54回を確保した。 交代の効果 退場直後の19分にアダムソン、後半頭に斉藤光毅を投入。90分のスマイスの同点弾も交代選手によるものだった。 試合中の修正 退場後も4-4-2の形を崩さず、前半のうちに2失点で止めた。 効いた点 試合を通じてシュート30本、xG2.33。0-2から勝点1を持ち帰った。 効かなかった点 開始1分の失点と15分の一発退場を防げなかった。試合の入りは想定と逆だった。 別の視点 ─ 相手は勝点4で23位のプレストンだった。本拠地で勝点2を落としたとも読める結果で、10人での健闘をどこまで加点材料にするかは分かれる20, 27, 28。
10JAPANESE PLAYERS 今日の日本人選手この日ピッチに立った日本人は7人。プレミアリーグで鈴木彩艶と前田大然、チャンピオンシップで森下龍矢、岩田智輝、旗手怜央、斉藤光毅、松木玖生が出場した。坂元達裕はコベントリーのベンチに入り、出番はなかった1。
JAPAN SPOTLIGHT鈴木彩艶
前半を無失点でしのぎ、ヴィラの今季初勝利を支えた。
トッテナム戦の前半は、ヴィラにとって最も危ない45分だった。トッテナムは最終的にシュート20本、枠内7本、敵陣PA内タッチ31回を記録している。序盤の9分、鈴木はエリア内で放たれたサビオのシュートを止め、こぼれ球への2本目も続けて防いだ。アーチー・グレイの角度のある一撃も弾いている。0-0のまま45+4分を迎え、そこでマンザンビが先制した。スカイ・スポーツの試合記事は、鈴木が「ヴィラのゴールで見事だった」とし、9分のサビオへの連続セーブとアーチー・グレイの角度のある一撃を止めた場面を挙げた12。英国現地の採点も高い。ヴィラ・ニュースのマックス・ウィルキンス記者は、10点満点で9点をつけている13。ヴィラはこの日まで4試合で勝点1に沈んでいた。この日の勝利で15位に上がり、代表ウィークに入る。鈴木は9月17日に発表された日本代表にも選ばれており、24日のウルグアイ戦と28日のベネズエラ戦に臨む7, 34。次に見るのは、3-0から2失点した終盤の守備を含めて、無失点の試合を作れるかだ。パス成功率55.3%という数字も、相手が前から来る試合でどう変わるかを見たい。
LOCAL EYE ─ 英国現地から
森下龍矢 / EXPRESS FM ─ 相手GKのミスを見逃さず、今季初得点ブラックバーンはシュート8本のうち5本を枠に飛ばし、その2点目を森下が決めた。 ポーツマスの地元局エクスプレスFMは、この場面を「ビエリツァの前へのボールをクリスティ・モンゴメリーが奪い、森下がゴール前を横切るように流し込んだ」と記した。BBCの記録ではアシストはアフォラヤンとなっており、経過の描き方は媒体で分かれる。ブラックバーンは5-4-1でシュート8本に抑えられたが、そのうち5本が枠を捉えている。森下は右のMFとして90分を戦い、タックル4回(成功率75%)も記録した1, 21。
松木玖生 / SOUTHAMPTON FC ─ 代表初招集の直後、6試合無敗が止まった先発76分。チームはレクサムに1-2。 サウサンプトン公式は、松木が中盤で先発し、追いつくために76分でフェロウズと交代したと記した。松木は前週のブリストル・シティ戦で今季初得点を挙げ、9月17日に日本代表へ初招集されている。23歳での初選出で、青森山田高時代に高校年代の主要タイトルを制した後、年代別代表の常連でありながらA代表とは縁がなかった。クラブはEFL規則違反による勝点4の減点を抱え、13位にとどまる20, 29, 32, 34。
次田夏樹 / MILLWALL ─ 離脱9人のダービーでも、メンバー20人に入らずミルウォールは先発11人と控え9人を発表した。 ウェストハムとのダービーで発表されたメンバー20人に、次田夏樹の名前はなかった。アレックス・ニール監督は試合前に「燃料切れだ」と負傷者の多さを語り、ロマン・エッセら9人の離脱を明かしている。その状況でも18歳の昇格はなかった。試合はミルウォールが2点を先行しながら2-2で終わった1, 30, 31。
ALL JAPANESE PLAYERS ─ 全選手一覧
選手 クラブ 出場 今日のポイント 次に見る点 鈴木彩艶 アストン・ヴィラ 先発90分 5セーブで前半を無失点に保ち、チームの今季初勝利につながった。終盤に2失点し、無失点は逃している1, 12。 10月10日のブレントフォード戦。今季初の無失点を記録できるか。 前田大然 イプスウィッチ 途中16分 74分に投入された。10人での劣勢を押し返せず、チームは0-1で敗れた。パス4本はすべて成功1, 15。 10月10日のフラム戦。先発に戻れるか、出場時間を伸ばせるか。 坂元達裕 コベントリー ベンチ クラブが25年ぶりのプレミアリーグ勝利を挙げた試合で、控え9人の1人として出番はなかった1, 9。 10月12日のニューカッスル戦。初勝利で序列が動くか。 森下龍矢 ブラックバーン 先発90分 56分に今季初得点。右のMFとしてタックル4回を記録した。チームは74分に追いつかれ、16位のまま1, 21。 10月10日のストーク戦。2試合連続の得点と、右での守備の負担が両立するか。 岩田智輝 バーミンガム 先発90分 守備的MFで90分。55分の同点弾は岩田の働きかけからマランダがボールを失った場面が起点だった1, 23。 10月10日のダービー戦。ホーム初勝利に絡めるか。 旗手怜央 バーンリー 先発61分 先発6人を入れ替えた試合で中盤に入り、61分に交代した。チームは8試合未勝利で最下位のまま1, 24。 10月10日の試合。90分に近い出場時間を得られるか。 斉藤光毅 QPR 途中45分 0-2の後半頭に投入された。地元紙は後半の押し込む時間帯で「最も相手を崩しかけた」と記す。オフサイドで取り消された一撃もあった1, 28。 10月10日の試合。後半頭からの投入が続くか、先発に戻るか。 松木玖生 サウサンプトン 先発76分 攻撃的MFで先発し、シュート2本(枠内1)。チームの6試合無敗が止まった。日本代表初招集の直後だった1, 29, 34。 9月24日のウルグアイ戦。A代表デビューがあるか。 対象14試合のうち、日本人選手が在籍しながら出場も招集もなかったのは3人。三笘薫(ブライトン)はハムストリングの負傷で、守田英正(ハル・シティ)はヤキロビッチ監督が代表ウィーク中の復帰見込みを語っている。大橋祐紀(ブラックバーン)は発表されたメンバー20人に入っていない。欠場理由についてクラブ公式の発表は確認できていない。なお藤本寛也は9月17日、バーミンガムから東京ヴェルディへ2027年6月30日までの期限付き移籍で加入している1, 35, 36, 45。
11INJURY & SUSPENSION WATCH 負傷・出場停止ウォッチこの日の退場は3人。いずれも代表ウィーク明けの一戦を欠く見込みとなる。日本人選手では三笘薫と守田英正の欠場が続き、守田は復帰時期に関する監督発言が出た1, 35, 36。
選手 クラブ 事由 情報源 復帰見込み 影響する試合 三笘薫 ブライトン ハムストリングの負傷で、アーセナル戦のメンバー20人に入らなかった。 報道 サセックス・エクスプレスは代表ウィーク明けの復帰見込みと報じた。クラブ公式の発表は確認できていない35。 10月10日のサンダーランド戦。 守田英正 ハル・シティ 負傷のためニューカッスル戦のメンバー20人に入らなかった。 監督発言 ヤキロビッチ監督は「代表ウィークの最初の週の後に合流する予定」と述べた36。 10月11日のエバートン戦。 ミッキー・ファン・デ・ヴェン トッテナム 45+4分に顔面を負傷して一時ピッチを離れた。その間に失点している。 報道 90分までプレーした。診断の発表はない12。 10月10日のマンチェスター・ユナイテッド戦。 アブドゥル・ファタウ イプスウィッチ 67分、シミュレーションの判定で2枚目の警告を受けて退場した。 記録 累積による出場停止1, 15。 10月10日のフラム戦。 デニス・サーキン QPR 15分、ルロワへの危険なファウルで一発退場した。 記録 出場停止1, 27。 代表ウィーク明けのリーグ戦。 モハマドゥ・カンテ ウェストハム 89分、最後の1人として相手を引き倒して退場した。 記録・報道 出場停止1, 30。 代表ウィーク明けのリーグ戦。 12NEXT UP 次に見るべき試合20日(日)の6試合を最後に、プレミアリーグもチャンピオンシップも約3週間の代表ウィークに入る。リーグ戦の再開は10月10日(土)。その間、日本代表は24日にウルグアイ、28日にベネズエラと対戦する34, 42。
Premier League 10/10 (Sat)サンダーランド vs ブライトン
王者を3-0で破ったブライトンの、次の相手は昇格組のサンダーランド。相手が引いて守れば、アーセナル戦のようなエリア手前のスペースは得にくい。同じ距離から決め続けられるかが試される。三笘薫の復帰時期とも重なる一戦になる35, 42。
Premier League 10/10 (Sat)アーセナル vs リーズ
今季初黒星からの再開戦を本拠地で迎える。アルテタ監督が挙げた「球際とセカンドボール」を、3週間でどう修正するか。リーズには田中碧が在籍し、勝点8で6位につけている7, 8, 42。
13FLEET STREET 英国現地紙・ファンの論調スカイは王者の敗戦をアルテタ監督の言葉から伝え、地元紙は10人相手に2点差を失った90分を追った。ファンの側は、アーセナルもバーミンガムも、結果そのものより編成と起用に目を向けている4, 28, 40, 41, 44。
PRESS VIEW ─ 英国現地紙の論調
SKY SPORTS ─ 「試合を尊重しなかった」スカイ・スポーツは、アルテタ監督が選手を「試合を尊重しなかった」と批判した点を見出しに取った。同監督は「試合に必要な強度、球際とセカンドボールについて話していた水準には、まったく届いていなかった」と述べ、ESPNには「最初のスローインの時点で苦しくなると分かった」と語っている。王者の初黒星を、戦術ではなく準備の姿勢の問題として扱った記事だった4, 8。
別の見方 ─ ブライトン公式に載ったヒュルツェラー監督の談話は、相手の弱点を突いたのではなく「簡単なことを正しくやった」結果だと説明する。同じ試合を、一方は相手の不足、一方は自軍の実行として語っている3。
SKY SPORTS / PA NEWS AGENCY ─ 25年の重さは、どちらに乗っていたかスカイ・スポーツは、ダシルバの決勝点を「25年ぶりのプレミアリーグ勝利」の見出しで伝えた。PA通信の配信記事によれば、ランパード監督は満面の笑みで「最高の気分だ」と語り、「サッカーの現実は、戦い、働き、組織として戦うことだ」と続けた。一方、グラスナー監督は敗戦を「初めて過去の重さを感じた。技術の問題ではなく、精神面の問題が大きかった」と振り返っている9, 10。
別の見方 ─ 86分のイゴール・ジェズスの得点はVARで取り消されている。ランパード監督自身が「VARが正しい判断に達した」と認めた場面だが、この得点取り消しがなければ、「25年ぶりの勝利」という見出しは生まれていない9, 10。
LANCASHIRE EVENING POST ─ 10人相手に、2点差を守れなかった90分プレストンの地元紙ランカシャー・イブニング・ポストは、試合を「2点のリードを失い、西ロンドンで引き分けに甘んじた」と書き出した。サーキンの退場については「本人は無実を訴えたが、リプレイはタイミングの悪いチャレンジだったことを示している」と記す。後半は「PNEの選手たちが体を張ってブロックした」場面を並べ、アルフィー・ロイドがバーを叩いた一撃をQPRの「25本目のシュート」と数えた。守り切れなかった経過を、集中の持続の問題として描いている28。
別の見方 ─ スカイ・スポーツは同じ試合を「10人のQPRの逆転劇」として書いており、焦点はプレストンの失速ではなくQPRの粘りにあった。どちらから書くかで、同じ2-2の読み方が変わる27。
FAN PULSE ─ 現地サポーターの反応
単発の投稿ではなく、各コミュニティの複数スレッドで繰り返し現れた論点だけを整理した。
ARSENAL|批判は「強度」と「交代の遅さ」へ、擁護も並ぶ試合スレッドと監督スレッドの双方で繰り返されたのは強度の問題で、「あとは強度の問題だ。チーム全体に欠けていて、それは監督の責任」という指摘が複数出た。交代への不満も重なり、ダウマンやマドゥエケの投入が「遅すぎた」とする声、スビメンディとメリーノを組ませた判断を疑う声が並んだ。一方で「アルテタのせいではない。2本のスーパーゴールとセットプレーでやられただけだ」という擁護もあり、評価は割れている。ブライトンについては「90分間プレスを続けられるのは少し不思議だ」という戸惑いも見られた40, 41。
温度感:不満優勢 ─ ただし矛先は結果より、起用と交代の判断に向いている。
BIRMINGHAM|「ストライカーさえいれば」が3スレッドで重なるスモール・ヒース・アライアンスの3つのスレッドで共通したのは、内容への満足と、点取り屋の不在への不満だった。「開幕8試合でこの順位なら大喜びしていた」「思っていたより勝点7も多い」と評価する一方、「本物の点取り屋がいれば今頃は首位だ」「チャンピオンシップはストライカー次第だ」という書き込みが別スレッドにも現れた。88分の失点については「GKのミスは大半が失点になる。フルバックの失敗とは危険度が違う」と擁護する声が目立った。クリス・デイビス監督への評価は「辞めてほしかったが、学び、適応した」という趣旨で好転している44。
温度感:おおむね前向き ─ 引き分けの多さより、内容の改善を評価する声が上回る。
WATCH NEXTブライトンは、3人の得点者のxG合計0.64で3点を取った。アーセナルがエリア手前を空けたことも、この数字につながった。10月10日のサンダーランドが引いて守り、同じ場所に人を置いたとき、この形はどこから点を取るのか。
15TOMORROW'S FIXTURES 明日の試合予定20日(日)は、プレミアリーグ4試合とチャンピオンシップ2試合の計6試合が行われる。FAカップ2回戦予選も1試合が組まれている。チャンピオンズリーグとカラバオ杯は試合がない43。
注目の一戦 ─ リーズ vs クリスタル・パレス(9/20 22:00 JST)
日本人選手が両軍に在籍する一戦となる。リーズには田中碧、クリスタル・パレスには鎌田大地と冨安健洋が在籍する。リーズは4試合負けなしの勝点8で6位、パレスは4試合で勝点3の17位。上位に食い込みたいホームと、開幕から3敗を喫しているアウェイの対戦になる7, 43。
PREMIER LEAGUE ─ 第5節
ホーム KICK OFF (JST) アウェイ 注目点 ボーンマス 9/20 22:00 リバプール 遠藤航のリバプール、4試合で3分けから抜け出せるか リーズ 9/20 22:00 クリスタル・パレス 田中碧と鎌田大地・冨安健洋の顔合わせ マンチェスター・シティ 9/20 22:00 サンダーランド 4戦全勝の首位が、5連勝で単独首位を確定できるか フラム 9/21 00:30 マンチェスター・ユナイテッド 勝点1で最下位のフラムが、今季初勝利を狙う EFL CHAMPIONSHIP ─ 第8節
ホーム KICK OFF (JST) アウェイ 注目点 ウォルヴァーハンプトン 9/20 20:00 ウェスト・ブロムウィッチ 2試合少ない9位が、4位の同郷クラブを迎える ノリッジ 9/20 21:30 ボルトン 伊藤敦樹のボルトンが、21位から浮上を狙う 20日(日)は、上記6試合に加えてFAカップ2回戦予選のサウソール対ドーキング・ワンダラーズが行われる。21日(月)は5大会いずれも試合がない43。
補SOURCES 出典脚注は本文の主張に対応する。配信サイト経由の記事は、発信元の媒体名と署名記者を先に記した。得点時刻・出場時間・個人記録・チームスタッツは、断りのない限りBBC Sportが各試合のライブページで公開する集計による。
- BBC Sport, Football Scores & Fixtures ─ Saturday 19 September 2026, 2026.9.20取得(各試合のライブページに掲載されたメンバー表・個人記録・チームスタッツを含む) ↩
- BBC Sport, Football Scores & Fixtures ─ Wednesday 16 September 2026, 2026.9.20取得 ↩
- Brighton & Hove Albion FC, Reaction: Fabian Hurzeler on special day and great win, 2026.9.19 ↩
- Sky Sports, Arsenal boss Mikel Arteta accuses players of failing to 'respect the game' as champions suffer first defeat of season to Brighton, 2026.9.19 ↩
- beIN SPORTS, Brighton 3-0 Arsenal: Hurzeler's men stun Premier League champions with sensational win, 2026.9.19 ↩
- Goal.com, 'We were horrible to play against!' – Fabian Hurzeler boasts Brighton 'dismantled the best team in England' after 3-0 Arsenal thrashing, 2026.9.19 ↩
- BBC Sport, Premier League Table, 2026.9.20取得(更新時刻 2026.9.19 19:23 UK) ↩
- ESPN, Arsenal 'in trouble from first throw-in' at Brighton – Mikel Arteta, 2026.9.19 ↩
- Sky Sports, Nottingham Forest 0-1 Coventry: Jay Dasilva's winner gives Sky Blues first Premier League win in 25 years, 2026.9.19 ↩
- PA News Agency (Yahoo Sports配信), Frank Lampard hopes historic Coventry City victory over Nottingham Forest acts as a crucial springboard, 2026.9.19 ↩
- Sky Sports, Nottingham Forest 0-1 Coventry: Sky Blues pick up first Premier League win in 25 years ─ match centre, 2026.9.19 ↩
- Sky Sports, Tottenham 2-3 Aston Villa: Winless Spurs drop into relegation zone while visitors secure first win of Premier League season, 2026.9.19 ↩
- Villa News (Max Wilkins記者、Yahoo Sports配信), Aston Villa player ratings vs Tottenham, 2026.9.19 ↩
- Aston Villa FC, Tottenham Hotspur 2-3 Aston Villa, 2026.9.19 ↩
- Suffolk News, Everton 1-0 Ipswich Town Premier League match report: Thierno Barry scores only goal of game and Abdul Fatawu sees red, 2026.9.19 ↩
- Sky Sports, Everton 1-0 Ipswich: Thierno Barry extends Toffees unbeaten start despite VAR interference to deny second goal, 2026.9.19 ↩
- To The Lane And Back, Tottenham Player Ratings vs. Aston Villa: 7/10 for Bentancur, 3/10 for Solanke as Spurs slump to 3-2 defeat, 2026.9.19 ↩
- Sky Sports, Newcastle 2-1 Hull City: Joe Willock and Lewis Hall on target as Magpies edge Premier League thriller at St James' Park, 2026.9.19 ↩
- beIN SPORTS, Newcastle United 2-1 Hull City: Early quickfire double ends Jakirovic's unbeaten start, 2026.9.19 ↩
- BBC Sport, Championship Table, 2026.9.20取得(更新時刻 2026.9.19 22:14 UK) ↩
- Express FM, REPORT: Pompey 2, Blackburn 2, 2026.9.19 ↩
- PA News Agency (Express & Star配信), Portsmouth and Blackburn share the points as Colby Bishop levels late on, 2026.9.19 ↩
- Sky Sports, Birmingham 2-2 Middlesbrough: Adilson Malanda earns late point for Boro after James Beadle error, 2026.9.19 ↩
- Sky Sports, Burnley 1-1 Derby: Clarets still winless after Rams level late on, 2026.9.19 ↩
- Burnley FC, Hayen's post-match points: Derby County, 2026.9.19 ↩
- Burnley Express, Burnley 1-1 Derby County: Clarets denied long-awaited win in painful fashion, 2026.9.19 ↩
- Sky Sports, Queens Park Rangers 2-2 Preston: Paul Smyth strikes equaliser in comeback for 10-man QPR, 2026.9.19 ↩
- Lancashire Evening Post, QPR 2-2 Preston North End: 10-man hosts comeback from two down to deny PNE, 2026.9.19 ↩
- Southampton FC, Report: Saints' unbeaten run ends against Wrexham, 2026.9.19 ↩
- Sky Sports, Millwall 2-2 West Ham: Mohamadou Kante scores and then sent off as Hammers fight back to draw at the Den, 2026.9.19 ↩
- Goal.com, 'Running on empty!' – Alex Neil issues honest fitness update on depleted Millwall ahead of West Ham clash, 2026.9.18 ↩
- Sky Sports, Southampton expelled from Championship play-offs over 'spygate' with Middlesbrough reinstated, 2026.5.20 ↩
- BBC Sport, Football Scores & Fixtures ─ Friday 18 September 2026, 2026.9.20取得 ↩
- Olympics.com (日本サッカー協会発表), サッカー日本代表メンバー発表|松木玖生、谷村海那ら4人が初招集、W杯後初の4連戦へ, 2026.9.17 ↩
- Sussex Express, Premier League injury news: When is Kaoru Mitoma back for Brighton – expected return date explained, 2026.9.18 ↩
- Hull City AFC, News ─ ヤキロビッチ監督の試合前会見(本紙は Yahoo Sports配信版「Jakirovic on team news, expectations and international break」で内容を確認した), 2026.9.20取得 ↩
- Sky Sports, Johan Manzambi: Aston Villa sign Newcastle target from Freiburg in club-record £59.5m deal, 2026.9.20取得 ↩
- SC Freiburg, Johan Manzambi joins Aston Villa, 2026.9.20取得 ↩
- Goal.com, Brighton reach rapid deadline day agreement to sign former Real Madrid midfielder Chema Andrés, 2026.9.1 ↩
- arsenal-mania.com, PL: Brighton 3-0 Arsenal(試合スレッド), 2026.9.20取得 ↩
- arsenal-mania.com, Mikel Arteta: Defending Champion(監督スレッド), 2026.9.20取得 ↩
- Premier League, All 380 fixtures for 2026/27 Premier League season, 2026.9.20取得 ↩
- BBC Sport, Football Scores & Fixtures ─ Sunday 20 September 2026, 2026.9.20取得 ↩
- smallheathalliance.com, We are a good football team. / Davies / The horrible start to the season(3スレッド), 2026.9.20取得 ↩
- 東京ヴェルディ, 藤本寛也 選手 バーミンガム・シティFCより期限付き移籍加入のお知らせ, 2026.9.17 ↩
注NAME NOTES 表記注記以下の固有名詞は日本語表記の確認が済んでおらず、暫定表記としている。( )内は原綴り。確認できた名前は、この注記から外す。
選手・監督カラランボス・コストゥーラス(Charalampos Kostoulas)、チェマ・アンドレス(Chema Andrés)、カール・ラッシュワース(Carl Rushworth)、ジェイ・ダシルバ(Jay Dasilva)、サビオ(Sávio Moreira de Oliveira)、コルビー・ビショップ(Colby Bishop)、ミッキー・ファン・デ・ヴェン(Micky van de Ven)、ヨハン・マンザンビ(Johan Manzambi)、ティエルノ・バリー(Thierno Barry)、クリスチャン・ウォルトン(Christian Walton)、モアメド=アリ・チョ(Mohamed-Ali Cho)、セルゲイ・ヤキロビッチ(Sergej Jakirović)、ボビー・トーマス(Bobby Thomas)、カレブ・イレンキイ(Caleb Yirenkyi)、マクシミリアン・アルフステン(Maximilian Arfsten)、ジョン・ソリス(Jhon Solís)、リアム・ミラー(Liam Millar)、ジェイ・スタンズフィールド(Jay Stansfield)、リーリー・マグリー(Riley McGree)、セバスチャン・バーホルター(Sebastian Berhalter)、ジェームズ・ビードル(James Beadle)、ニッキー・ハイエン(Nicky Hayen)、マックス・ヴァイス(Max Weiss)、ゼキ・アムドゥニ(Zeki Amdouni)、マーカス・エドワーズ(Marcus Edwards)、モハメド・フセイニ(Mohammed Fuseini)、ザッカリー・スワンソン(Zachary Swanson)、クリスティ・モンゴメリー(Kristi Montgomery)、ジョニー・ケニー(Johnny Kenny)、デニス・サーキン(Dennis Cirkin)、レオ・ルロワ(Léo Leroy)、ジュリアン・ステファン(Julien Stephan)、キーリー・アダムソン(Kealey Adamson)、クワメ・ポク(Kwame Poku)、アルフィー・ロイド(Alfie Lloyd)、ポール・スマイス(Paul Smyth)、ジャック・エコミエ(Jacques Ekomié)、ケベン・シュロッターベック(Keven Schlotterbeck)、ジャック・モイラン(Jack Moylan)、ヤコブ・ブルーン・ラーセン(Jacob Bruun Larsen)、ライアン・カブマ=マックイーン(Ryan Kavuma-McQueen)、ダニエル・ビエリツァ(Daniel Bielica)、ムスタファ・ハジ(Mustapha Hadji)、ロマン・エッセ(Romain Esse)、モハマドゥ・カンテ(Mohamadou Kanté)、カイレル・リスビー(Kyrell Lisbie)
クラブ・競技場ヒル・ディキンソン・スタジアム(Hill Dickinson Stadium)、ユニオン・サン=ジロワーズ(Union Saint-Gilloise)、フラットン・パーク(Fratton Park)、ロフタス・ロード(Loftus Road)、レースコース・グラウンド(Racecourse Ground)、サウソール(Southall)、ドーキング・ワンダラーズ(Dorking Wanderers)
記者・解説者ほかジャレッド・ジレット(Jarred Gillett)、マックス・ウィルキンス(Max Wilkins)
PREMIER LEAGUE DAILY
19 Sept (Sat) の試合 / 発行 2026.9.20 JST -
ブレントフォード、チェルシーに3発で史上最高の滑り出し 平河悠は63分出場、ブリストル・シティは5位へ
PREMIER LEAGUE DAILY 2026.9.19|MATCHDAY FULL MATCHDAY REPORT ─ PREMIER LEAGUE, EFL & CHAMPIONS LEAGUE
PREMIER LEAGUE DAILY
MATCHDAY FULL ブレントフォード、チェルシーに3発で史上最高の滑り出し
平河悠は63分出場、ブリストル・シティは5位へTHE STORY OF THE DAYブレントフォードが本拠地でチェルシーを3-0で破り、プレミアリーグ5試合で勝点9とした。2021-22季の8を上回り、クラブ史上最高の滑り出しとなった。61分にミッケル・ダムスゴーの左CKをヤニク・シュスターが頭で折り返し、ジェイドン・アンソニーが先制。同点を狙って前へ出たチェルシーの背後をケビン・シャーデが突き、83分にイゴール・チアゴ、90+4分にファビオ・カルバーリョが加点した。シャビ・アロンソ監督のチェルシーは5試合12失点でリーグ最多となり、3試合勝ちなしのまま代表ウィークに入る1, 2, 4, 21。
English
Brentford beat Chelsea 3-0 at home and now have nine points from their first five Premier League games. That is better than the eight they had in 2021-22 and is the best start in the club’s history. In the 61st minute, Jannik Schuster headed Mikkel Damsgaard’s corner from the left back across goal, and Jaidon Anthony scored the first goal. Chelsea pushed forward to look for an equaliser, and Kevin Schade attacked the space behind them. Igor Thiago scored in the 83rd minute, and Fábio Carvalho added a third in the fourth minute of stoppage time. Xabi Alonso’s Chelsea have now let in 12 goals in five games, the most in the league, and go into the international break without a win in three matches.
日本語ヒント
「チェルシーのほうが長くボールを持っている」という意味。ここでの carries more of the ball は、ボール保持の時間が長い、という感じだよ。
日本語ヒント
「ブレントフォードが1点取ると、ボール保持が急に重く感じられる」という意味。feel heavier は、文字どおりの重さではなく「負担に感じる」という比喩だよ。
日本語ヒント
「カウンターが、“試合を支配している感覚”を余計な荷物に変えてしまう」という意味。extra baggage は「余計な荷物」から転じて、「重荷・じゃまになるもの」という表現だよ。
日本語ヒント
「3点。それでも風船には “possession” と書いてある」という意味。still は「それでもまだ」で、ボール保持率の高さとスコアが一致しないところがオチだよ。
THE MORNING 501代表落選の直後、イゴール・チアゴが今季リーグ初得点W杯後最初のブラジル代表から外れた25歳が、5月2日以来となるリーグ戦のゴールを決めた。上着を脱いで喜んで警告を受け、前日の会見で「彼の価値はゴールだけではない」と擁護したキース・アンドリュース監督に抱きついた1, 8, 9, 10。 02チェルシー、5試合12失点はリーグ最多今季まだ無失点の試合がなく、この夜は今季初めて無得点に終わった。ジョアン・ペドロとモイセス・カイセドを欠き、アロンソ監督は「これではプレミアリーグで戦うには足りない」と語った2, 3。 03平河悠は右の2列目で63分出場、ブリストル・シティは5位平河悠は11〜15分に3本のシュートを放ち、63分にジェド・ウォレスと交代した。チームは今季初の無失点で勝ち、勝点14で並ぶ上位4チームと1差の5位に上がった14, 18, 22。 0420歳の左サイドバック、カーディンズが今季6アシストクリスタル・パレスから期限付き移籍中のリオ・カーディンズが、31分にドム・バラードの決勝点を演出。マイケル・スクバラ監督は「アシストの記録は並外れている」と称えた15, 16, 24。 05ワトフォードは5試合で4敗目、17位アレッシオ・ディオニージ監督は「負傷者が多く、同じ選手に出続けてもらうのは難しい」と語り、サイドバックだけで4人を欠く状況を明かした。終盤のPKの訴えは認められなかった16, 17。 CONTENTS01RESULTS & HIGHLIGHTS 試合結果とハイライト英国時間18日(金)は、プレミアリーグ1試合とチャンピオンシップ1試合の計2試合が行われた。2部の1試合には平河悠が先発した。この2試合に加え、FAカップ2回戦予選の2試合も行われた31, 32, 33。
PREMIER LEAGUE
ブレントフォード 3 – 0 チェルシー ⚽ 61′ アンソニー
⚽ 83′ イゴール・チアゴ
⚽ 90+4′ カルバーリョ前半 0-0。2点目の時刻はフットモブとESPNの83分に揃えた(ブレントフォード公式は80分、スカイは82分と記載)1, 2, 4, 5。
40% 支配率 60% 13 (6) シュート (枠内) 12 (2) 24 敵陣PA内タッチ 29 2.65 xG (FotMob) 0.83 前半はチェルシーがボールを持ち、序盤のペドロ・ネトのシュートもカオイムヒン・ケレハーが防いだ。ブレントフォードは61分、ダムスゴーの左CKを遠いサイドでシュスターが頭で折り返し、フリーのアンソニーが至近距離から押し込む。追うチェルシーは71分に2人を代えて前へ出た。だが83分、ダムスゴーのパスで抜け出したシャーデがシュートを放つ。エミリアーノ・マルティネスが弾いたこぼれ球をイゴール・チアゴが決めた。90+4分には途中出場のカルバーリョが3点目を決めた。チェルシーのシュート12本のうち7本は相手の体に当たった1, 2, 3, 4。
EFL CHAMPIONSHIP
ブリストル・シティ 1 – 0 ワトフォード ⚽ 31′ バラード 前半 1-0。ブリストル・シティは今季初の無失点14, 18。
36% 支配率 64% 17 (7) シュート (枠内) 10 (2) 25 敵陣PA内タッチ 9 1.56 xG (FotMob) 0.52 ブリストル・シティは序盤から押し込み、平河悠が11〜15分に3本のシュートを放った。31分、左サイドバックのカーディンズが浮かせたクロスを、バラードがペナルティースポット付近から頭でそらし、ファーポストの内側へ流し込む。ワトフォードはボール保持率64%を記録したが、前半の枠内シュートは1本もなかった。62分に3人を代えても形勢は変わらなかった。終盤、途中出場のマイロン・ボアドゥがエリア内で倒れた場面でPKは与えられず、ディオニージ監督は試合後に「おそらくPKだった」と話した14, 15, 17, 18。
英国時間9月18日(金)、対象5大会のうち予選を除いて終了したのは、プレミアリーグ1試合とチャンピオンシップ1試合の計2試合だった。チャンピオンズリーグとカラバオ杯は試合がない。この2試合でピッチに立った日本人は平河悠1人だった。ミルウォールはこの期間に試合がなく、クラブ公式の発信にも次田夏樹の新しい動きは見当たらない31, 32, 33, 37。
FAカップは2回戦予選の2試合が金曜に行われた。ウスター・シティがストラトフォード・タウンに2-1で勝ち、イェイト・タウンとチッペナム・タウンは0-0で火曜の再試合へ回った。本紙は予選を日本人選手の出場試合だけ詳報するため、2試合とも一覧には載せない。両試合のメンバー表は確認できておらず、日本人選手の出場の有無は断定しない。2回戦予選は全80試合で、残る78試合は19日(土)と20日(日)に行われる28, 29, 30, 36。
02TABLE IMPACT 順位表への影響ブレントフォードが勝点9で3位に上がり、チェルシーは7位へ後退した。ほかの18チームはまだ4試合で、週末に順位は動く。2部はブリストル・シティが勝点13で5位に入り、勝点14で並ぶ上位4チームとの差を1に詰めた21, 22。
PREMIER LEAGUE ─ 第5節の初戦終了時点(残る9試合は19・20日)
順位 クラブ 試合 得失点 勝点 今節 1 アーセナル 4 +7 12 ─ 19日にブライトン戦 2 マンチェスター・シティ 4 +6 12 ─ 20日にサンダーランド戦 3 ブレントフォード 5 +6 9 ○ チェルシーに3-0 4 リーズ 4 +4 8 ─ 20日にパレス戦 5 ハル・シティ 4 +3 8 ─ 19日にニューカッスル戦 6 ブライトン 4 +8 7 ─ 19日にアーセナル戦 7 チェルシー 5 −2 7 ● ブレントフォードに0-3 8 リバプール 4 +2 6 ─ 20日にボーンマス戦 9位以下はすべて今節未消化。チェルシーの12失点はリーグ最多で、11失点のクリスタル・パレス、10失点のイプスウィッチとコベントリーが続く。ESPN順位表、2026年9月19日取得21。
EFL CHAMPIONSHIP ─ 第8節の初戦終了時点(残る11試合は19・20日)
順位 クラブ 試合 得失点 勝点 今節 1 ウェストハム 7 +11 14 ─ 19日にミルウォール戦 2 スウォンジー 7 +6 14 ─ 19日にリンカーン戦 3 ミドルズブラ 7 +4 14 ─ 19日にバーミンガム戦 4 ウェスト・ブロムウィッチ 7 +3 14 ─ 20日にウォルヴァーハンプトン戦 5 ブリストル・シティ 8 −1 13 ○ ワトフォードに1-0 6 QPR 7 +3 12 ─ 19日にプレストン戦 7 チャールトン 7 −1 12 ─ 19日にカーディフ戦 16 ブラックバーン 7 0 8 ─ 19日にポーツマス戦 17 ワトフォード 8 −3 8 ● ブリストル・シティに0-1 18 ポーツマス 6 −1 7 ─ 19日にブラックバーン戦 8〜15位と19位以下は略した。ブリストル・シティとワトフォード以外は今節未消化。ESPN順位表、2026年9月19日取得22。
03THE TURNING POINT 勝敗を分けた一手勝負を分けたのは、追いかける側が前へ出た瞬間に空いた背後だった。
TACTICS 71〜83分ブレントフォード 3–0 チェルシー ─ 前へ出たチェルシーの背後をシャーデが突いた
前半のチェルシーは3バックでボールを握り、左のペップ・チャバリアを起点に押し込んだ。ブレントフォードは4-3-3の中盤3人とシュスターらの最終ラインで中央を固めた。チェルシー公式も「決定機の多い45分ではなかった」と振り返る。61分にCKから先制されると、チェルシーは71分にダニー・ウェルベックとウェスリー・フォファナを下げ、ジョバニー・ケンダとジョシュ・アチャンポンを投入。スカイの実況によると、ここで4バックへ移り、モーガン・ロジャースが最前線に上がった。66〜80分に放った5本のシュートはすべてブロックされ、その間もブレントフォードは左のシャーデを前に残していた。83分、ダムスゴーのパスでシャーデがラクロワの上げたラインの裏へ抜け、マルティネスが弾いたところをイゴール・チアゴが詰める。レビ・コルウィルは「押し上げようとして、たぶん背後に隙を作りすぎた。彼らが得意とするカウンターを受けて2点目を失った」と認めた1, 2, 3, 41。
試合は61分に1-0となり、71分にチェルシーが2人を交代して4バックへ移った。その後、83分に2-0、90+4分にはシャーデの低いクロスから3-0となった。フットモブの集計では、ブレントフォードのxG2.65のうち速攻の2本が1.02、セットプレーが1.48を占める。チェルシーの枠内シュートは試合を通じて2本だった。アロンソ監督は「先制された後、少しコントロールを失った。2点目を失ってからは非常に難しくなった」と語った2, 4, 5, 41。
TACTICAL BOARD ─ 戦術Q&Aテーマ:背後への攻撃
ブレントフォード 3–0 チェルシー / 1–0で迎えた71〜83分
Q.同点を狙って前へ出ながら、
シャーデの背後への走りをどう抑える?A.スカイの実況では、82分にシャーデがラクロワのオフサイドトラップを破ったとされる。前へ出る判断と、背後を守るライン管理の両立が焦点になった3, 41。
前提71分、チェルシーは何を替えたか
〜71′
3バックフォファナラクロワコルウィル 両脇にウイングバックのネトとチャバリア。最前線はウェルベック 71′〜
4バックアチャンポンラクロワコルウィルチャバリア ウェルベックに代えてケンダ(位置は未確認)。ロジャースが最前線へ 並びはチェルシーの右から。破線の枠は交代で下がった選手、緑の枠は入った選手。下の図では左端がチェルシーの右サイドにあたる3, 41。
得たもの ─ 前への比重
センターバックを3人から2人に減らし、ロジャースを最前線へ上げた。
危険にさらしたもの ─ 背後
コルウィルは「押し上げようとして、たぶん背後に隙を作りすぎた」と話した41。
3場面2点目を一手ずつ追う
1パスが出る82′ 仕掛け
スカイの実況は、ダムスゴーのパスを受けたシャーデが「ラクロワのオフサイドトラップ」を破ったと伝えた。解説者アラン・スミスは「早く出すぎたと思ったが、ラクロワがオンサイドにしていた」と話している。図はこの記述から、ラクロワだけが残った形を模式で示す41。
2背後を取る82′ 相手の対応が破れる
ブレントフォード公式は「ダムスゴーがシャーデを最終ラインの向こうへ解き放った」と記し、スカイの試合記事はエミリアーノ・マルティネスとの「1対1」と書いた。ラインの高さと背後の広さは確認できておらず、黄色の枠は模式1, 2。
3決着する82′→83′ 結果 ─ ゴール前を拡大
①シャーデの右足の低いシュートを、②マルティネスが弾き、③詰めたイゴール・チアゴが弾むボールを右足で押し込んだ。二重の輪は、それぞれのシュートが記録された地点を示す。2人が同じ瞬間にこの配置だったわけではない4, 41。
ボールの経路(模式) 選手の移動(模式) 空いた場所(模式) プレーの順序 二重の輪=記録されたシュート位置 白=ブレントフォード(上へ攻撃)/色付き=チェルシー
検討チェルシーにはどんな手があったか
実際に記述された動き ─ スカイの実況は「シャーデがラクロワのオフサイドトラップを破った」と伝えた。チームとしてラインで消す対応を選んでいたのかどうかは、この記述からは分からない41。
そこから検討する対応策 ─ 以下は本紙の仮説である。映像で選手の位置を確認できておらず、正解の発表ではない。1点を追う残り10分で、どの代償なら払えたかを考える材料として置く。
対応案 狙い 代償・検討点 A 後ろに1人残す シャーデの走りに最初から付いていく保険を置く。 前の人数が1人減る。71分以降のシュート4本は3本がブロックされ、枠内は0本だった。人数を削って、あの密集を崩せたか。 B 出し手に圧力をかける ダムスゴーに前を向かせず、背後へのパスそのものを出させない。 誰が出るのか。中盤の底のヘンダーソンかバルコが出れば、その持ち場が空く。ボールを失った瞬間に寄せ切れる距離にいたかは確認できていない。 比較同じ2人のパスは、58分には止められていた
58分 ダムスゴーからシャーデへの浮き球を、フォファナが競り勝って止めた1, 41。 82分 同じ組み合わせのパスから、シャーデが背後へ抜けた1, 2。 未確認 守備者の交代(フォファナは71分に下がった)、出し手への圧力、ラインの位置。このどれが違いを生んだかは分かっていない。 経過71分の変更後、試合はどう進んだか
〜70′ 71′〜 チェルシー シュート8本(うちブロック4)/枠内2/xG計0.57 シュート4本(うちブロック3)/枠内0/xG計0.28 ブレントフォード シュート10本/1得点/xG計1.45 シュート3本/2得点/xG計1.45 フットモブのショットマップから本紙が集計した。シュート本数は攻撃機会の数ではない。82分のシャーデと83分のチアゴは同じ攻撃の連続で、xG計はこのこぼれ球のぶんを含む単純合計となる。数字は変更後に起きたことの記録で、4バックへの変更の良し悪しを判定するものではない。チェルシーは既に追う展開だった4。
次に見る点 ─ 背後の空間を消してくる相手にも、シャーデの走りを生かせるか(10月10日、敵地のアストン・ヴィラ戦)。
図の読み方。位置の根拠は3種類に分けている。二重の輪はフットモブのショットマップに記録されたシュート位置で、そのシュートが放たれた時点のもの。それ以外の選手の位置、白い実線(ボールの経路)、水色の破線(選手の移動)、黄色の枠(空いた場所)は、試合記事と実況の記述にもとづく模式で、特定の瞬間の座標ではない。映像で確認した位置関係は今回は無い。描いたのは記述で関与を確認できた選手とチェルシーの4バックだけで、中盤の選手は位置が分からないため描いていない。4バックの並びはチェルシー公式の記載順による。2点目の時刻は媒体で割れ(ブレントフォード公式80分、スカイ82分)、本紙はフットモブの記録(シャーデのシュート82分、得点83分)に揃えた1, 2, 3, 4, 41。
05STAT OF THE DAY 今日のデータ1選ボールを持った時間は4割。それでもブレントフォードのxGは2.65に達した4。
94% ブレントフォードのxG 2.65のうち、セットプレーと速攻が占めた割合 出所: FotMob、2026.9.19取得フットモブの集計では、ブレントフォードのxG2.65のうちセットプレーが1.48、速攻からの2本が1.02で、合わせて2.50となる。先制点のヘディングだけで0.96あり、通常の組み立てから生まれた分は0.15にとどまった。支配率60%のチェルシーは敵陣PA内のタッチで29対24と上回りながら、12本のシュートのうち7本をブロックされ、枠内シュートのxGOTは0.23だった。ボールを持つ側と持たない側で、得点期待値につながる攻め方がはっきり分かれた4。
DATA BOARD
チーム xG 支配率 Note ブレントフォード 2.65 40% セットプレー1.48、速攻1.02 ブリストル・シティ 1.56 36% 17本を放ち、PA内タッチは25回 チェルシー 0.83 60% 12本中7本がブロックされた ワトフォード (編集部注目) 0.52 64% 64%保持でもPA内のシュートは3本 xGはフットモブの値で、詳報した2試合の4チームを同じ提供元で比較した。上位3チームに、保持率が最も高かったワトフォードを編集部注目として加えた4, 18。
ブレントフォード xG 2.65 ブリストル・シティ xG 1.56 チェルシー xG 0.83 ワトフォード xG 0.52 データ小話 ─ ブリストル・シティも保持率は36%で、xG1.56のうちセットプレーが0.92、途中出場のロレント・トラジによる2度の速攻が0.30を占めた。この夜の勝者2チームは、いずれもボールを持たない局面でxGの大半を作っている18。06TACTICAL TREND 今日の戦術トレンド2試合とも、ボールを長く持った側が負けた。勝者はどこで得点機を作ったのか。
TODAY'S TREND保持率4割以下のホーム2チームが、セットプレーと速攻でxGの8〜9割を作った
敗れた2チームは、フットモブの表記ではともに3バックだった。ボール保持率はチェルシーが60%、ワトフォードが64%を記録した。ただしチェルシーは12本中7本をブロックされ、ワトフォードはペナルティーエリア内から3本しか打てなかった。ボールを持つ時間は長くても、相手の最終ラインを崩す前に攻撃が止まっている4, 18。
TACTICAL KEY
試合 保持した側の攻め 勝者の得点経路 ブレントフォード 3–0 チェルシー 60%保持、12本中7本がブロック CKで先制、速攻で2点 ブリストル・シティ 1–0 ワトフォード 64%保持、PA内のシュートは3本 左からのクロスで先制 速攻が効いた理由は、守る側が先に点を取ったことにある。先制された相手は前へ出るしかなく、チェルシーは71分に4バックへ移り、その背後を83分に突かれた。スクバラ監督も「後半は速攻で追加点の機会が増えた」と話す。両チームとも先制して相手を前へ引き出し、空いた背後を突いていた2, 3, 16。
MATCH EXAMPLES
BRENTFORD vs CHELSEA ─ CKで先制し、速攻で突き放す61分、ダムスゴーの左CKをシュスターが折り返してアンソニーが先制。前へ出たチェルシーから、83分と90+4分に左のシャーデを起点に加点した。セットプレーと速攻のxGは計2.501, 4。
BRISTOL CITY vs WATFORD ─ 左からの配球で先制、後半は速攻31分、カーディンズの左からのクロスをバラードが頭でそらして先制した。後半は途中出場のトラジが66分と80分に速攻から抜け出したが、どちらも枠を外れ、追加点は奪えなかった14, 15, 18。
COUNTERPOINT ─ 持つ側の対抗策は、先制を許さないことと、前へ出る際に後ろの人数を残すことだ。ただし攻撃の人数を増やせば背後が空き、守備に人数を残せば相手エリア内の人数が足りず、シュートはさらにブロックされやすい。攻撃と守備のどちらに人数を割くかが難しい2, 4。TACTICAL TEST ─ 次節、ブレントフォードが相手より長くボールを持たされた試合で、同じように点を取れるかを見たい。
07RISING 若手株価上昇ランキング20歳の2人が、それぞれセンターバックと左サイドバックの位置から、チームにとって最初の1点をアシストした6, 15。
1ヤニク・シュスターチェルシー戦でクリア12とブロック3を記録し、41分にはロジャースの決定的なシュートを体で止めた。攻撃では61分、ダムスゴーの左CKを遠いサイドで折り返し、アンソニーの先制点を演出している。BBCのドゥルーリー記者は「早くも賢い補強に見える」と書いた。ボールを長く持つ相手に90分集中を切らさなかった守備と、セットプレーで見せた高さを評価し、1位とした4, 6。
チロル州ハル出身で、2020年にRBザルツブルクのアカデミーへ入り、傘下のリーフェリングでプロとしての経験を積んだ。2025年5月にトップデビューし、2025-26季は公式戦29試合に出場、ヨーロッパリーグでもアストン・ヴィラ戦の先発を含む3試合を経験した。ブレントフォードへの加入は2026年5月に発表された。欧州カップ戦で強豪と対峙した経験を、加入4か月でプレミアリーグの勝負どころに生かした。そこに、この夜の成長が見える23。
見誤りやすい点 ─ BBCの採点記事が指摘したとおり、ボールを持った場面には硬さが残る。前から強く圧力をかけてくる相手に同じ落ち着きを保てるかは、まだ分からない。
2リオ・カーディンズ31分、左から浮かせたクロスでバラードの決勝点を演出し、今季6アシスト目とした。フットモブの集計でチャンス創出7、クロス8本中6本成功と、配球でワトフォードの守備を押し込み続けた。VAVELはこの試合の最優秀選手に選んでいる15, 18, 19。
2022年にU-16でパレスに入り、2024年7月にプロ契約を結んだ。2025-26季はカンファレンスリーグでトップデビューし、最終節のアーセナル戦でプレミアリーグ初出場を果たしている。トリニダード・トバゴ代表では既に11試合に出場している。8月に1年間の期限付きでブリストル・シティへ移った。スクバラ監督は「戦術面は学んでいる途中」と認めるが、8試合で6アシストと既に結果を出している16, 24。
見誤りやすい点 ─ 評価の中心は配球の質で、この試合の地上戦は3回とも競り負けている。1対1の守備で相手の右ウイングを抑えられるかは、まだ測れない。
08ONE TO WATCH 今日の注目株PLAYER FEATUREケビン・シャーデ
チェルシー戦で自らの得点はなかったが、2点目と3点目はいずれもシャーデが起点だった。83分、ダムスゴーのパスで最終ラインの背後へ抜け、エミリアーノ・マルティネスと1対1になった。シュートは弾かれたが、こぼれ球をイゴール・チアゴが押し込んだ。90+4分には左から低いクロスを送り、途中出場のカルバーリョが決めた。BBCの採点記事は「相手の圧力を逃がすドリブルを何度も見せた」と書いている1, 2, 7。
フットモブによると、2024-25季は公式戦43試合12得点、2025-26季は39試合8得点。今季はリーグ5試合すべてに先発し、12日のボーンマス戦の2得点を含めて3得点を挙げた。昨季を上回るペースで点を取る一方、この夜はシュート3本、ドリブルは5回中1回の成功にとどまり、仕掛けの精度は高くなかった4, 38。
ボールを持たされる時間が長い試合で、前に残って背後を狙い続けられる走力が最大の武器になる。守備に戻りながらも、奪った瞬間に最初のパスの受け手になれるか。保持率4割でも勝てるブレントフォードの形で、その起点を担う一人になりつつある。
別の視点 ─ 1対1の成功率は低く、背後にスペースを与えない相手、つまり引いて守るチームにどこまで通用するかは未知数。次に見る試合 ─ 10月10日、敵地でのアストン・ヴィラ戦。ヴィラが前へ出てくるか、引いて守るかで、背後への走りの価値が変わる。09MANAGER RATINGS 監督の采配採点 (10点満点)勝った2人は先制後の試合運びを、敗れた2人は追いかける局面での対応を重点的に評価した。
キース・アンドリュース (ブレントフォード)8.4プラン適合 4-3-3で中央を閉じ、チェルシーのシュート12本のうち7本をブロックした。 交代の効果 69分の2枚替えで中盤と右サイドバックの強度を保ち、87分投入のカルバーリョが3点目を決めた。 試合中の修正 ハーフタイムに強度を上げるよう求め(アンソニー談)、後半は押し返して61分に先制した。 効いた点 セットプレーと速攻でxG2.50を記録。5試合で勝点9と、クラブ最高の滑り出しを切った。 効かなかった点 前半は速攻の形をほとんど作れなかった(BBC)。 別の視点 ─ チェルシーはジョアン・ペドロ、カイセド、リース・ジェームズを欠いていた。相手の欠場を考慮し、評価を割り引く余地はある1, 2, 3, 6。
シャビ・アロンソ (チェルシー)4.0プラン適合 先発を5人入れ替え、前半は主導権を握ったが、決定機は序盤のネトの1本にとどまった。 交代の効果 71分に2人を代えて前へ出た後、速攻から2失点した。 試合中の修正 4バックへの移行(スカイ)で攻撃の人数は増えたが、背後の守備が追いつかなかった。 効いた点 左のチャバリアを起点にした前半の押し込みと、66〜80分の連続シュート。 効かなかった点 CKからフリーのアンソニーに決められ、セットプレーの守備の課題が再び出た。 別の視点 ─ 主力を欠き、ジョーダン・ヘンダーソンはチェルシーでの初出場、3人がリーグ初先発だった。評価にあたっては、こうした編成の事情を考慮する必要がある2, 3。
10JAPANESE PLAYERS 今日の日本人選手この夜ピッチに立った日本人は平河悠1人。ブリストル・シティの右の2列目で先発し、63分に退いた。チームは今季初の無失点で勝ち、5位へ上がった14, 18。
JAPAN SPOTLIGHT平河悠
右サイドから序盤の攻勢をけん引。
ワトフォード戦の平河は、4-2-3-1の右で先発し、11分、13分、15分と立て続けに3本のシュートを放った。PA通信は、開始20分でワトフォードのGKフェデリコ・ラバリアに対応を迫った選手として、サム・グリーンウッドと並べて名前を挙げた。前半には右での仕掛けでFKを得て、ウィリアムズの惜しいヘディングも生んでいる14, 15, 18。スクバラ監督は火曜のリンカーン戦から7人を入れ替えたが、平河は先発に残った一人だった14。英国現地の評価も悪くない。VAVELのチャーリー・ホルタッペル記者は「ブリストル・シティの良い場面の中心にいた。よく走り、サイドでスペースを見つけた」と書く19。今季はリーグ8試合すべてに出場し、うち7試合に先発している。5日のバーンリー戦では今季初得点を挙げた。一方、この夜はパス16本中8本の成功にとどまり、ロングボールは4本とも通らなかった18, 20。次に見るのは、仕掛けの回数を保ったまま、つなぎの精度を上げられるかだ。
LOCAL EYE ─ 英国現地から
平河悠 / BRISTOL LIVE ─ 採点6、「序盤は輝いていた」先発を守った3人の1人。 地元ブリストル・ライブのダン・カーター記者は平河に6点をつけ、火曜の敗戦から先発を守ったフィールドプレーヤー3人の1人と書いた。序盤は右から左足へ持ち替えて3、4度シュートを放ったが、いずれもブロックされた。守備でも右サイドバックを助けたが、後半は疲れが見え、1時間過ぎに退いたという42。
平河悠 / PA ─ 新加入選手の多いチームが5位に監督自身も驚く順位。 スクバラ監督はPA通信に「開幕時に、この時期に5位にいられると言われていたら、大喜びしていた。新しい選手が多いチームで、これからまだ伸びる」と語った。そのチームで、平河は今季のリーグ8試合すべてに出場している。代表ウィーク明けの10月10日は、敵地でチャールトンと戦う14, 16, 20。
ALL JAPANESE PLAYERS ─ 全選手一覧
選手 クラブ 出場 今日のポイント 次に見る点 平河悠 ブリストル・シティ 先発63分 4-2-3-1の右で先発し、序盤の5分間に3本のシュート。63分にウォレスと交代し、チームは今季初の無失点で勝った14, 18。 10月10日のチャールトン戦で右の先発を続けるか。パスの精度とエリアへの侵入を両立できるか。 11INJURY & SUSPENSION WATCH 負傷・出場停止ウォッチ試合中の負傷交代は1件。チェルシーは主力の欠場が続き、ワトフォードはディオニージ監督がサイドバック4人の離脱を明かした。いずれも復帰時期を確定する発表は出ていない3, 16, 40。
選手 クラブ 事由 情報源 復帰見込み 影響する試合 ノア・エイレ ブリストル・シティ 88分に負傷のため交代した。部位は発表されていない。 記録 診断の発表待ち40。 10月10日のチャールトン戦。 ロブ・ディッキー ブリストル・シティ 15日のリンカーン戦で脚に重傷を負った。 報道 離脱期間の発表はない15。 10月10日のチャールトン戦以降。 ジョアン・ペドロ チェルシー 16日に負傷でブラジル代表を辞退し、ブレントフォード戦も欠場した。 公式・報道 復帰時期の発表はない2, 3, 41。 10月10日のボーンマス戦。 リース・ジェームズ チェルシー ブレントフォード戦に出られなかった(クラブ公式は「起用できなかった」とのみ記載)。 公式 詳細の発表はない3。 10月10日のボーンマス戦。 12NEXT UP 次に見るべき試合プレミアリーグもチャンピオンシップも、ここから約3週間の代表ウィークに入る。4クラブはいずれも10月10日(土)にリーグ戦を再開する3, 11, 14, 39。
Premier League 10/10 (Sat)アストン・ヴィラ vs ブレントフォード
相手は4試合で勝点1のヴィラ。ボール保持率で相手を下回らない試合でも点を取れるか。シャーデの背後への走りと、イゴール・チアゴの2試合連続得点に注目したい11, 21。
Premier League 10/10 (Sat)チェルシー vs ボーンマス
5試合12失点の守備、特にセットプレーへの対応を修正できるか。ジョアン・ペドロの復帰も焦点となる。追う展開で採用した4バックを、開始から使うかにも注目したい2, 3。
13FLEET STREET 英国現地紙・ファンの論調BBCは勝者の適応力を、スカイは敗者の守備を記事の軸にした。同じ3-0でも、どちらの側から書くかで焦点が変わる。チェルシーのファンは、矛先を監督よりクラブの編成に向けた2, 6, 26。
PRESS VIEW ─ 英国現地紙の論調
BBC SPORT ─ SAM DRURYBBCのドゥルーリー記者は、ブレントフォード最大の強みを「試合ごと、相手ごとに最適なやり方を見つける適応力」とし、この夜は「規律を保ち、速攻を仕掛ける瞬間を選ぶ」ことだったと書く。前半は速攻がうまく機能しなかったが、シュスターが中央で攻撃の芽を摘み、危ない場面をほとんど作らせなかった。アーセナルとシティに次ぐ順位を、代表ウィークの間は楽しめると結んでいる6。
別の見方 ─ チェルシー公式は前半を自分たちが上回った時間と振り返り、ブレントフォードの脅威はセットプレーとロングスローに限られていたと書く。前半をどう見るかで、勝因として何を重視するかは変わる3。
SKY SPORTS ─ SAM BLITZスカイのサム・ブリッツ記者は、見出しから「チェルシーはまた守備で苦しんだ」と書いた。5試合で12失点はリーグ最多で、今季はまだ無失点の試合がない。攻撃は負傷のジョアン・ペドロを欠き、代わったウェルベックは決定機を作れなかった。カイセドの代わりに入ったジョーダン・ヘンダーソンの古巣での初先発も「うまくいかなかった」と評している2。
別の見方 ─ BBCの採点では、キンセラ記者がヘンダーソンにチーム最高タイの7をつけ、「動きに鈍さはなく、声でチームを率いた」と書いた。同じ初先発でも評価は割れた7。
PA NEWS AGENCY ─ BRISTOL CITY v WATFORDPA通信は、ブリストル・シティの勝利を「妥当」と書いた。前半はワトフォードに1本も枠内シュートを打たせず、後半も途中出場のトラジが2度の好機を得るなど、決定機の数で上回ったという。敗れたディオニージ監督は同じ通信社の取材に「引き分けが妥当だったかもしれない」と話し、終盤のPKの訴えについては映像を見て「おそらくPKだった」と認めた15, 16。
別の見方 ─ VAVELは「ワトフォードは最後まで効果的な攻撃の形を作れなかった」と書いており、監督の「引き分け」評とは温度差がある19。
FAN PULSE ─ 現地サポーターの反応
単発の投稿ではなく、チェルシーのファンコミュニティの試合後スレッドと、失点数をめぐる別スレッドで繰り返し現れた論点だけを整理した。
WATCH NEXTブレントフォードはボールを4割しか持たずに勝った。10月10日の相手アストン・ヴィラは4試合で1得点、勝点1の19位。そのヴィラが引いて守り、逆にボールを持たされたとき、シャーデの背後への走りと速攻は同じように生きるのか。
15TOMORROW'S FIXTURES 明日の試合予定19 Sept (Sat) は、プレミアリーグ5試合とチャンピオンシップ9試合の計14試合が行われる。FAカップ2回戦予選の77試合は下の一覧には含めない。チャンピオンズリーグとカラバオ杯は試合が組まれていない28, 34, 35。
注目の一戦 ─ ブライトン vs アーセナル(9/19 23:00 JST)
4戦全勝で首位のアーセナルが、リーグ最多の13得点を挙げているブライトンの本拠地へ乗り込む。アーセナルの失点は4試合で1しかなく、最も点を取るチームと最も失点の少ないチームの顔合わせとなる。ブライトンは勝点7の6位で、この一戦の結果が上位の順位を左右する21, 34。
PREMIER LEAGUE ─ 第5節
ホーム KICK OFF (JST) アウェイ 注目点 トッテナム 9/19 20:30 アストン・ヴィラ 鈴木彩艶のヴィラ、今季初勝利を懸けた下位同士の一戦 ブライトン 9/19 23:00 アーセナル リーグ最多13得点と、最少1失点の顔合わせ エバートン 9/19 23:00 イプスウィッチ 前田大然のイプスウィッチ、2勝2敗から勝ち越せるか ニューカッスル 9/19 23:00 ハル・シティ 守田英正のハル、無敗のまま敵地に乗り込む ノッティンガム・フォレスト 9/20 01:30 コベントリー 坂元達裕のコベントリー、4戦無得点からの初ゴールは EFL CHAMPIONSHIP ─ 第8節
ホーム KICK OFF (JST) アウェイ 注目点 カーディフ 9/19 20:30 チャールトン 未勝利のカーディフが7位チャールトンを迎える ミルウォール 9/19 20:30 ウェストハム 首位とのダービー。次田夏樹の招集は ストーク 9/19 20:30 シェフィールド・ユナイテッド 勝点1差、13位と15位の中位対決 バーミンガム 9/19 23:00 ミドルズブラ 岩田智輝のバーミンガムが3位を迎える バーンリー 9/19 23:00 ダービー 旗手怜央のバーンリー、最下位脱出を懸けた一戦 リンカーン 9/19 23:00 スウォンジー 火曜にブリストル・シティを破ったリンカーンが2位と対戦 ポーツマス 9/19 23:00 ブラックバーン 森下龍矢と大橋祐紀のブラックバーンが敵地へ QPR 9/19 23:00 プレストン 斉藤光毅のQPR、6位から上位を狙う レクサム 9/19 23:00 サウサンプトン 松木玖生のサウサンプトンが敵地でレクサムと対戦 19 Sept (Sat) に5大会で組まれているのは、上記14試合とFAカップ2回戦予選77試合。20日(日)にはプレミアリーグ4試合、チャンピオンシップ2試合、FAカップ2回戦予選1試合が予定されている28, 34, 35。
補SOURCES 出典脚注は本文の主張に対応する。配信サイト経由の記事は、発信元の媒体名と署名記者を先に記した。
- Brentford FC, Brentford 3 Chelsea 0: Anthony, Thiago and Carvalho on target as Bees make best start to a Premier League season, 2026.9.19 ↩
- Sky Sports (Sam Blitz), Brentford 3-0 Chelsea: Xabi Alonso's side struggle in defence again as Jaidon Anthony, Igor Thiago and Fabio Carvalho strike in second half, 2026.9.19 ↩
- Chelsea FC, Match report: Brentford 3-0 Chelsea, 2026.9.18 ↩
- FotMob, Brentford vs Chelsea ─ match facts, stats, lineups, shotmap, 2026.9.19取得 ↩
- ESPN, Brentford 3-0 Chelsea (Sep 18, 2026) Game Analysis, 2026.9.19取得 ↩
- BBC Sport (Sam Drury記者、Yahoo Sports配信), Analysis: Schuster shines as Igor Thiago breaks his duck, 2026.9.18 ↩
- BBC Sport (Nizaar Kinsella記者、Yahoo Sports配信), A weight off Igor Thiago's shoulders – Brentford v Chelsea ratings, 2026.9.18 ↩
- Brentford FC, Keith Andrews: We value Igor Thiago so much, 2026.9.17 ↩
- ESPN Brasil, Igor Thiago desencanta, e Brentford vence Chelsea na Premier League; Estêvão joga poucos minutos, 2026.9.18 ↩
- A Tarde (Gustavo Nascimento), Brasileiro esquecido por Ancelotti brilha em vitória contra o Chelsea, 2026.9.18 ↩
- CNN Brasil (Rômulo Giacomin, Itatiaia), Com gol de Igor Thiago, Brentford vence o Chelsea na Premier League, 2026.9.18 ↩
- Brentford FC, Extensive Thiago interview in Brentford v Chelsea matchday programme, 2025.9.11 ↩
- Trivela (Matheus Cristianini), Igor Thiago é o verdadeiro Brasil: De servente de pedreiro a recordista na Premier League, 2026.5.18 ↩
- Bristol City FC, Report: Bristol City 1-0 Watford, 2026.9.18 ↩
- PA News Agency (Enfield Independent配信), Dom Ballard seals Bristol City victory over Watford, 2026.9.18 ↩
- PA News Agency (Enfield Independent配信), Michael Skubala highlights Rio Cardines' role as Bristol City defeat Watford, 2026.9.18 ↩
- Watford FC, Reaction: Dionisi On Bristol City, 2026.9.18 ↩
- FotMob, Bristol City vs Watford ─ match facts, stats, lineups, shotmap, 2026.9.19取得 ↩
- VAVEL (Charlie Holtappel), Bristol City 1-0 Watford, 2026.9.18 ↩
- FotMob, Yu Hirakawa ─ stats, career and market value, 2026.9.19取得 ↩
- ESPN, English Premier League Standings 2026-27, 2026.9.19取得 ↩
- ESPN, English League Championship Standings 2026-27, 2026.9.19取得 ↩
- Brentford FC, Brentford sign Jannik Schuster from Red Bull Salzburg, 2026.5.15 ↩
- Crystal Palace FC, Cardines joins Bristol City on loan, 2026.8.11 ↩
- BBC Sport (Brent Pilnick記者、Yahoo Sports配信), Ex-Exeter, Palace and Watford keeper Miller dies, 2026.9.17 ↩
- Reddit / r/chelseafc, Post match thread: Brentford 3-0 Chelsea, 2026.9.18 ↩
- Reddit / r/chelseafc, No Premier League side has conceded more goals than Chelsea this season (11)., 2026.9.18 ↩
- The Football Association, Emirates FA Cup fixtures ─ Second Round Qualifying, 2026.9.19取得 ↩
- Worcester City FC, Worcester City 2 Stratford Town 1 – FA Cup – 18/9/26, 2026.9.18 ↩
- Chippenham Town FC, Yate Town vs Chippenham Town ─ FA Cup Second Round Qualifying, 2026.9.19取得 ↩
- ESPN, English Premier League Scoreboard ─ September 18, 2026, 2026.9.19取得 ↩
- ESPN, English League Championship Scoreboard ─ September 18, 2026, 2026.9.19取得 ↩
- Sporting Life, Football Fixtures & Results ─ Friday 18 September 2026, 2026.9.19取得 ↩
- ESPN, English Premier League Scoreboard ─ September 19, 2026, 2026.9.19取得 ↩
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- The Football Association, Emirates FA Cup second round qualifying draw confirmed, 2026.9.7 ↩
- Millwall FC, News, 2026.9.19取得 ↩
- FotMob, Kevin Schade ─ stats, career and market value, 2026.9.19取得 ↩
- ESPN, English League Championship Scoreboard ─ October 10, 2026, 2026.9.19取得 ↩
- ESPN, Bristol City 1-0 Watford (Sep 18, 2026) ─ commentary and substitutions, 2026.9.19取得 ↩
- Sky Sports (Sam Blitz, Alan Smith), Brentford vs Chelsea ─ Live updates, reaction and key numbers, 2026.9.18 ↩
- Bristol Live (Dan Carter), Bristol City player ratings vs Watford: Cardines and Tanner star as Ballard heads into break on up, 2026.9.18 ↩
注NAME NOTES 表記注記以下の固有名詞は日本語表記の確認が済んでおらず、暫定表記としている。( )内は原綴り。確認できた名前は、この注記から外す。
選手・監督ヤニク・シュスター(Jannik Schuster)、ジェイドン・アンソニー(Jaidon Anthony)、イゴール・チアゴ(Igor Thiago)、キース・アンドリュース(Keith Andrews)、リオ・カーディンズ(Rio Cardines)、ドム・バラード(Dom Ballard)、マイケル・スクバラ(Michael Skubala)、アレッシオ・ディオニージ(Alessio Dionisi)、マイロン・ボアドゥ(Myron Boadu)、ペップ・チャバリア(Pep Chavarría)、ジョバニー・ケンダ(Geovany Quenda)、ジョシュ・アチャンポン(Josh Acheampong)、ジョー・ウィリアムズ(Joe Williams)、ルカ・キェルムゴー(Luca Kjerrumgaard)、アミン・ナビザダ(Amin Nabizada)、ロレント・トラジ(Lorent Tolaj)、フェデリコ・ラバリア(Federico Ravaglia)、サム・グリーンウッド(Sam Greenwood)、ノア・エイレ(Noah Eile)、ロブ・ディッキー(Rob Dickie)、ケビン・ミラー(Kevin Miller)
クラブ・競技場ジーテック・コミュニティ・スタジアム(Gtech Community Stadium)、アシュトン・ゲート(Ashton Gate)、ウスター・シティ(Worcester City)、ストラトフォード・タウン(Stratford Town)、イェイト・タウン(Yate Town)、チッペナム・タウン(Chippenham Town)、リーフェリング(FC Liefering)、ブリストル・ローヴァーズ(Bristol Rovers)
記者・解説者ほかアラン・スミス(Alan Smith)、サム・ドゥルーリー(Sam Drury)、ニザール・キンセラ(Nizaar Kinsella)、チャーリー・ホルタッペル(Charlie Holtappel)、ダン・カーター(Dan Carter)、サム・ブリッツ(Sam Blitz)
PREMIER LEAGUE DAILY
18 Sept (Fri) の試合 / 発行 2026.9.19 JST -
エティハドの17歳、デビュー戦で2得点 パレスは欧州初戦で4-0、鎌田大地は74分
PREMIER LEAGUE DAILY 2026.9.18|MATCHDAY FULL MATCHDAY REPORT ─ PREMIER LEAGUE, EFL & CHAMPIONS LEAGUE
PREMIER LEAGUE DAILY
MATCHDAY FULL エティハドの17歳、デビュー戦で2得点
パレスは欧州初戦で4-0、鎌田大地は74分THE MORNING 501クリスタル・パレス、クラブ初のヨーロッパリーグで4-0レフ・ポズナンを相手に、ピノ、リチャーズ、ストランド・ラーセン、エンケティアの4人が別々の形で決めた。鎌田大地は3-4-3の前3枚の右で先発し、74分まで出場した10, 11, 12。 02シティはxG1.38から5得点、ノリッジの枠内シュートは0本クレモン監督は「枠内6本で5失点はつらい」と語った。ノリッジは敵陣ペナルティーエリア内で4回しかボールに触れていない4, 5, 6。 03支配率が20ポイント以上離れた欧州の4試合は、すべて支配率の低い側が勝ったホッフェンハイム、セルティック、リレストロム、レアル・ソシエダがいずれも敗れている。ボーンマスは支配率38.3%でソシエダから2-1で勝点3を持ち帰った15, 16, 17, 18。 04日本勢は5人がピッチに立ち、冨安健洋はベンチで終えたピッチに立ったのは、鎌田大地 (74分)、久保建英 (7分)、町田浩樹 (45分)、北野颯太 (63分)、ハーフナー・ニッキ (90分) の5人。冨安健洋はパレスの控えに入ったが出番はなかった12, 14, 19。 05シティの4回戦は10月26日の週、本拠地でブライトン日付と時刻は未発表。ブライトンの三笘薫はハムストリングの負傷で離脱が続いている21, 27, 34。 CONTENTS01RESULTS & HIGHLIGHTS 試合結果とハイライトこの期間に終了した本報5大会の試合は、カラバオ杯3回戦の1試合だけだった。同じ夜にヨーロッパリーグのリーグフェーズ第1節が9試合あり、プレミアリーグ勢2クラブと日本人5人が出場した14。
CARABAO CUP ─ 3回戦
マンチェスター・シティ 5 – 0 ノリッジ ⚽ 29′ サンバ
⚽ 32′ シェルキ
⚽ 48′ アラン・エリアス
⚽ 54′ サンバ
⚽ 90′ マカイドゥ前半 2-0。シティは日曜のリーグ戦から先発を10人、ノリッジは前節から9人入れ替えた1, 4, 8。
65.9% 支配率 34.1% 14 (6) シュート (枠内) 4 (0) 30 敵陣PA内タッチ 4 1.38 xG (フットモブ) 0.12 ノリッジは28分までもちこたえた。29分、オライリーのクロスにGKのダニエル・グリムショー (Daniel Grimshaw)が触れられず、アラン・エリアスの折り返しを17歳のフロイド・サンバが至近距離で頭で押し込んだ。3分後にはアユーブ・ブアッディの速攻からライアン・シェルキがペナルティーエリアの外から決めている。後半はハーフタイムに左サイドバックへ下がったアイト・ヌーリが2点に絡んだ。48分は左へ移ったアラン・エリアスが彼のパスを左のエリア内から決め、54分は彼が相手のクリアミスを拾ってサンバの2点目につないでいる。90分にはオライリーの折り返しを、右のエリア内からライアン・マカイドゥが左足で決めた。ノリッジの枠内シュートは0本、敵陣ペナルティーエリア内のタッチは4回だった。エルリング・ハーランドはベンチにも入っていない1, 2, 5, 6, 7。
OTHER RESULTS ─ ヨーロッパリーグ リーグフェーズ第1節
ホーム 結果 アウェイ MATCH NOTE クリスタル・パレス 4–0 レフ・ポズナン 相手のビッグチャンス4回をすべて阻んだ レアル・ソシエダ 1–2 ボーンマス ボーンマスが前半20分までに2点 セルティック 1–3 フェレンツヴァーロシュ ユスフが45分と47分に連続アシスト ユベントス 5–0 NECナイメヘン コロ・ムアニが1得点1アシスト ベシクタシュ 4–1 マルセイユ キョクチュが3分間で2アシスト ヴィクトリア・プルゼニ 0–3 ユニオン・サン=ジロワーズ ハーフナー・ニッキが90分で無失点 OFIクレタ 2–0 ホッフェンハイム 相手の21本を浴びながら無失点 リレストロム 1–2 トレエンセ 25本打った側が11本の相手に敗れた レフスキ・ソフィア 0–1 RBザルツブルク 39分タバコビッチの1点を守り切った 対象期間 (英国時間9月17日01:30〜18日01:30) に終了した試合は10で、内訳はカラバオ杯3回戦1試合とヨーロッパリーグのリーグフェーズ第1節9試合だった。カラバオ杯1試合とヨーロッパリーグ9試合で、計10試合となる。プレミアリーグ、チャンピオンシップ、チャンピオンズリーグ、FAカップはこの期間に試合が組まれていない。カラバオ杯3回戦はこの試合で全16カードが終わり、4回戦は10月26日の週に行われる。ヨーロッパリーグ第1節は16日にも9試合が行われており、17日も9試合だった。この10試合でピッチに立った日本人は5人だった。ミルウォールはこの期間に試合がなく、次田夏樹に新たな動きはない14, 21, 34。
03THE TURNING POINT 勝敗を分けた一手後半の3得点には、ハーフタイムに配置を変えた4人が絡んだ。
SHAPE 45〜54分マンチェスター・シティ 5–0 ノリッジ ─ シェルキを下げ、4人の配置を変えた
変更前:シティは4-2-3-1で、底にブアッディとマテオ・コバチッチ、2列目は左からアイト・ヌーリ、シェルキ、アラン・エリアス、最前線にサンバを置いた。左サイドバックは中盤出身のオライリーだった。前半の支配率は65.9%に達したが、ノリッジも4-2-3-1から中央を締め、28分まで失点しなかった。クレモン監督は試合後「彼らは多くを与えなかったが、非常に効率的だった」と語っている。前半の2点は、GKが処理し損ねた後の折り返しと、ブアッディの速攻から生まれた4, 6, 7。変更:マレスカ監督はハーフタイムにシェルキを下げ、マカイドゥを右ウイングに入れた。同時にアラン・エリアスを左ウイングへ、アイト・ヌーリを本職の左サイドバックへ下げ、オライリーを10番の位置に上げている。エスティームド・コンパニーのアダム・マレット (Adam Marrett) 記者がこの配置転換を記録している7, 39。効いた理由:前半は2列目の3人がいずれもノリッジの中盤の前で受けようとし、締められた中央に集まっていた。後半はアイト・ヌーリが後方から、オライリーが中央からボールを運び、アラン・エリアスとマカイドゥが両サイドで幅を取る形になった。前を向いてボールを持てる選手が増えた分、クレモン監督が失点の原因に挙げた「若い選手が下がらずに前へ出てしまう、少し未熟な判断」の背後を突きやすくなった、と本紙は見る4, 39。結果:48分、左へ移ったアラン・エリアスがアイト・ヌーリのパスを左のエリア内から決めた。54分はアイト・ヌーリが相手のクリアミスを拾ってサンバの2点目につなぎ、90分は10番のオライリーの折り返しを、右ウイングのマカイドゥが右のエリア内から決めている。後半の3得点すべてに、持ち場を変えた4人の誰かが得点かアシストで絡んだ1, 6, 7, 39。
裏付け ─ アイト・ヌーリは2アシストでフットモブの採点8.7、サンバの8.9に次ぐ2位だった。マレット記者は配置転換を記録したうえで、アイト・ヌーリに7.5を付けて「2アシストの安定した出来」と書き、オライリーにも同じ7.5を付けている。ノリッジ側では、ピンク・アンのパディー・ダビット (Paddy Davitt) 記者が、左サイドバックのダルラン・ヨングワ (Darlin Yongwa) は前半に二度アラン・エリアスを止めたと書いた。前半のアラン・エリアスは右でヨングワと向き合っており、後半の左への移動はその相手を替えることにもなった6, 8, 9, 39。
04PLAYER REPORTS 選手ミニレポート詳報はマンチェスター・シティ対ノリッジの1試合。得点者以外に目立ったGOODと、苦しんだPOORを各2人見る6, 8, 9。
マンチェスター・シティ 5–0 ノリッジ (→ 結果)
GOOD
ライアン・アイト・ヌーリ
後半に左サイドバックへ下がると、48分はアラン・エリアスへのパスで、54分は相手のクリアミスを拾ってサンバへつなぎ、2得点につなげた。2分には自ら左のエリア内へ持ち込んで打ち、ブロックされた。42分にも左から左足で狙っている。前半は一列前、後半は本職の位置と、1試合で2つの役割をこなした。
POOR
ダニエル・グリムショー
29分の先制点では、オライリーのクロスに対して前へ出ながら触れず、アラン・エリアスに折り返されて、サンバに至近距離で頭で押し込まれた。69分のマカイドゥのシュートは止めたが、この夜のセーブはその1本だけだった。5失点のうち4点は、ゴールの下隅へ置かれたボールだった。
05STAT OF THE DAY 今日のデータ1選マンチェスター・シティは、xG1.38の内容で5点を取った6。
1.38 シティのxG (実際の得点は5) 出所: フットモブ マッチスタッツ、2026.9.18取得シュートは14本、うち枠内が6本。その6本から5点が入った。クレモン監督は「枠内6本で5失点はつらい」と振り返っている。枠内シュートの位置と質を測るxGOTは3.34で、xGの2.4倍に達した。同じ数のチャンスでも、シュートの置きどころで得点数は大きく変わる。ノリッジ側のxGOTは0.00、枠内シュートは1本も無い4, 5, 6。
DATA BOARD
チーム xG 得点 Note マンチェスター・シティ 1.38 5 枠内6本のうち5本が得点になった フェレンツヴァーロシュ 0.98 3 敵地セルティックでxGの3倍を決めた クリスタル・パレス 2.23 4 枠内6本は相手と同数だった ホッフェンハイム (編集部注目) 1.74 0 敵陣PA内タッチ57回で無得点 対象10試合すべてでフットモブのxGとxGOTを取得し、xGと得点の差が大きい順に3チームと、逆方向に最も離れた1チームを並べた。棒は枠内シュートの質を表すxGOTで、xGと同じ提供元から取っている6, 13, 15, 16。
マンチェスター・シティ xGOT 3.34 / 5点 クリスタル・パレス xGOT 3.11 / 4点 フェレンツヴァーロシュ xGOT 2.21 / 3点 ホッフェンハイム xGOT 1.07 / 0点 06TACTICAL TREND 今日の戦術トレンドヨーロッパリーグで支配率が20ポイント以上離れた4試合は、いずれも支配率の低い側が勝った6, 15, 16, 17, 18。
TODAY'S TREND支配率の低い側が、少ない枠内シュートで勝ち切った
4試合の守り方には共通点がある。いずれも最終ラインを自陣に置き、相手にペナルティーエリアの手前まで運ばせたうえで、中央への侵入だけを塞いだ。OFIクレタは支配率32.8%でホッフェンハイムに敵陣ペナルティーエリア内のタッチを57回許し、自分たちは11回しか触れていない。セルティックに37対16で上回られたフェレンツヴァーロシュ、リレストロムに31対11で上回られたトレエンセも同じ形である15, 16, 17。
TACTICAL KEY
勝ったチーム 支配率 / 敵陣PA内タッチ 決め切り方 OFIクレタ 32.8% / 11対57 枠内3本から2得点、無失点 ボーンマス 38.3% / 21対24 前半20分までに2点を先行 トレエンセ 33% / 11対31 枠内3本から2得点、1点はヘディング フェレンツヴァーロシュ 37% / 16対37 45分と47分に連続得点 効いたのは、譲る範囲をペナルティーエリアの外に限ったことである。敵陣PA内タッチで大きく上回られながら、xGでは差がつかない。ホッフェンハイムは57回触れてxG1.74、OFIは11回でxG1.41だった。触った回数ほどには決定機が増えていないことになる。本紙は、リーグフェーズ初戦で相手の並びがまだ固まっていないこの時期は、押し込む側が最後の1本を選び切れないため、引いて守るリスクが普段より小さかったと見る15, 18。
MATCH EXAMPLES
OFI CRETE vs HOFFENHEIM ─ 57対11のタッチ差で2-0ホッフェンハイムは支配率67.2%で21本を放ったが、枠内は5本にとどまった。OFIは30分にアイトル・カンタラピエドラ (Aitor Cantalapiedra) が中央から決め、84分にはゲオルギオス・カネロプロス (Giorgios Kanellopoulos)が頭で押し込んだ。9本のシュートで2得点である15。
REAL SOCIEDAD vs BOURNEMOUTH ─ 38.3%の保持で前半20分に2点ボーンマスは11分、アドリアン・トリュフェール (Adrien Truffert)の配球からジャスティン・クライファートが中央で決め、20分にはアレックス・スコット (Alex Scott)のクロスをラヤン (Rayan)が頭で合わせた。敵陣PA内のタッチは21対24とほぼ互角で、保持率の差ほどには押し込まれていない。ソシエダはビッグチャンス3回をすべて外した18。
COUNTERPOINT ─ どう止めるか。同じ夜、支配率が32ポイント離れた試合がもう1つあり、そちらは持った側が5-0で勝っている。マンチェスター・シティはノリッジに敵陣PA内タッチを30対4まで許さず、枠内シュートを1本も打たせなかった。引いて守る戦い方が効くのは、引いた側に枠内で決め切る質がある場合に限られる。ノリッジの枠内0本は、その弱点を示した5, 6。TACTICAL TEST ─ 20日のリーズ対クリスタル・パレス戦で、リーグ戦4試合11失点のパレスが、ボール保持を相手に譲ったときに枠内シュートの質を保てるかを見たい。
07RISING 若手株価上昇ランキングアカデミー育ちの2人が、5得点のうち3点を決めた。1人はデビュー戦、もう1人は後半45分の出場で得点した1, 2, 3。
1フロイド・サンバ29分、アラン・エリアスの折り返しに体を沈めて頭で合わせ、下隅へ流し込んだ。54分はアイト・ヌーリが拾ったボールを右足で巻き、逆サイドの下隅へ2点目を流し込んだ。得点だけではない。66分と69分にはマカイドゥのシュートを2度お膳立てし、下がってボールを受け、前線でパスの受けどころを作り続けた。マレスカ監督は90分間ピッチに置いた。
父は元ブラックバーンのセンターバック、クリストファー・サンバで、ブラックバーンなどプレミアリーグのクラブで長く守備の中心を担った。息子はアンダー9でシティのアカデミーに入り、10年近くをそこで過ごした。クラブは彼を「6フィート、強く、技術が整い、パスがなければ自分で運ぶ」万能型の中盤と説明している。この夜はハーランドを休ませたため、本職ではない9番で出た。マレスカ監督は「彼は9番ではないが良かった。若く、力があり、決められるし、作れる」と語った。フットモブの採点8.9は両チーム最高だった2, 3, 6。
見誤りやすい点 ─ 相手は2部で、しかも先発を9人替えたノリッジだった。本人も「これは始まりにすぎない」と話しており、リーグ戦での起用がここから続く保証はない。兄のタイロン (Tyrone)と弟のエマーソン (Emerson)も同じアカデミーにいる2, 3, 8。
2ライアン・マカイドゥ (Ryan McAidoo)シェルキに代わってハーフタイムに入り、90分に、右のエリア内でオライリーの折り返しを左足で叩き、逆サイドの上隅へ決めた。66分と69分にはサンバのパスから2本打っており、後半、シティはこの2人の連係から前進する場面を作った。入った位置は本職の右ウイングで、右から最終ラインの背後へ走る役を担った。
2008年6月生まれで、2024年夏にシティのアカデミーへ加わった。イングランドのアンダー17とアンダー18を経験している。2025-26シーズンはプレミアリーグ2、FAユースカップ、UEFAユースリーグ、EFLトロフィーと、下部の大会をひと通り戦った。この夜は、その積み重ねがトップチームでの得点につながった1日だった6, 35。
見誤りやすい点 ─ 得点は0-4になった後の90分で、守備の強度が落ちた時間帯だった。フットモブの採点7.5はこの日の先発組より低い6, 9。
08ONE TO WATCH 今日の注目株PLAYER FEATUREアラン・エリアス (Allan Elias)
ノリッジ戦では2列目の右で先発し、29分の折り返しがサンバの先制点になった。ハーフタイムからは左ウイングへ移り、48分にアイト・ヌーリのパスを左のエリア内で受けて自ら決めている。1試合で左右両方のサイドをこなし、71分にケイデン・ブレイスウェイト (Kaden Braithwaite)と交代した1, 2, 7。
22歳。パルメイラスの下部組織で育ち、トップチームで96試合に出た。8月31日に5年契約でシティへ移り、移籍金は上限3,420万ポンドと報じられている。左利きで主戦場は右ウイングだが、パルメイラスでは10番、ボックス・トゥ・ボックスの中盤、右ウイングバックまでこなした。ESPNのティム・ビッカリー (Tim Vickery) 記者は、シティが獲得したのは「ウイングであり、中盤であり、守備者でもある選手」だと書いている22。
特徴は、最初のボールタッチにある。パルメイラスの元アカデミー責任者ロジェリオ・フェレイラ (Rogério Ferreira) 氏は「時間と空間がある時ではなく、混沌の中でのファーストタッチが、私が指導した中で最も良い」と語った。アベル・フェレイラ (Abel Ferreira) 監督も「ブラジルのウイングの9割ができないこと、つまりサイドで90分間攻めて守ることをやる」と評している。狭い場所で受け直し、前へ運ぶタイプだと本紙は見る。中盤の一角として使われる可能性も残っている22。
別の見方 ─ この夜の相手は2部のノリッジで、しかも後半は0-2以降の展開だった。プレミアリーグの守備者を相手に、同じ位置で同じ回数ボールを受けられるかはまだ分からない。次に見る試合 ─ 9月20日22時00分JST、サンダーランド戦 (ホーム)。リーグ戦の先発に入るか、右サイドのどの位置で使われるか。09MANAGER RATINGS 監督の采配採点 (10点満点)大幅に先発を入れ替えても試合内容を保てたか、日程とどう折り合ったかを見る。
エンツォ・マレスカ (マンチェスター・シティ)8.5プラン適合 日曜のリーグ戦から先発を10人替え、ハーランド抜きで5-0。支配率65.9%。 交代の効果 ハーフタイムのマカイドゥ投入以降に3得点。使った交代は2枚だけ。 試合中の修正 ハーフタイムにアラン・エリアスを左、アイト・ヌーリを左SB、オライリーを10番へ移した。 効いた点 ルリ、アラン・エリアス、サンバの3人にデビューを与え、2人が得点に絡んだ。 効かなかった点 28分までは崩せず、xGは1.38にとどまった。 ピエール・サージュ (クリスタル・パレス)8.0プラン適合 3-4-3でクラブ初のヨーロッパリーグを4-0。両ウイングバックを高く保った。 交代の効果 62分に入れたマクニールが、74分に入れたエンケティアの4点目を演出した。 試合中の修正 74分に3枚替えを行い、鎌田大地とストランド・ラーセンを同時に下げた。 効いた点 本人が「4人が4通りの形で決め、無失点でもあった」と語った通りの内容。 効かなかった点 相手にシュート17本とビッグチャンス4回を許した。本人も、時間帯によっては苦しんだこと、ボールを持った時の制御を高める必要があることを述べた。 別の視点 ─ 先制点は相手のスローインのミスから生まれており、内容の差がそのままスコアになった試合ではない10, 11, 13。
10JAPANESE PLAYERS 今日の日本人選手対象10試合のうち、日本人選手が出場したのはヨーロッパリーグの5試合で、5人がピッチに立った。先発は鎌田大地、北野颯太、ハーフナー・ニッキの3人。町田浩樹は後半開始から、久保建英は83分から入った。冨安健洋はクリスタル・パレスの控えに入ったが、出番は来なかった。カラバオ杯のマンチェスター・シティ対ノリッジに日本人はいない6, 12, 13, 14。
JAPAN SPOTLIGHT鎌田大地
今日最も注目すべき日本人。
クラブにとって初めてのヨーロッパリーグで、サージュ監督は3-4-3の前3枚の右に鎌田を置いた。最前線はストランド・ラーセン、左はピノ、その後ろにウォートンとクインテン・ティンバーが並ぶ形である。数字を見ると、この日の鎌田は前で待つ役ではなかった。タッチ43回に対し、相手ペナルティーエリア内で触ったのは1回だけ。パスは36本中31本が通り、クロス1本と縦パス2本はいずれも成功、ボールを失った回数は0だった。作ったチャンスは1回、xAは0.11。74分にイスマイラ・サールと交代している12, 13。
直前の3試合とは役割が違った。12日のイプスウィッチ戦は2アシストでフットモブ採点8.1、8日のミドルズブラ戦は31分の出場で1得点、5日のフラム戦も1アシストで、公式戦3試合で4つの得点関与を積んでいた。今季のリーグ戦は4試合すべて先発、353分で3アシスト、採点の平均は7.52である29。
この夜の採点は7.4で、先発11人の中では6番目だった。スカイ・スポーツとガーディアンの試合記事はどちらも4人の得点者とウォートンのコーナーを中心に書いており、鎌田の名前は出ていない。数字の上でも、得点関与が続いていた「最後のパス」は記録されていない。4得点の出どころがスローインのミス、コーナーキック、PK、そして交代選手の個人技だったことを踏まえると、この日のパレスでは、鎌田が最後のパスを出す形から得点は生まれなかった。次に見るのは20日のリーズ戦で、ディサシが出場停止のため最終ラインが組み替わる。前3枚の右に残るのか、中盤へ下りるのかが焦点となる10, 11, 13, 23。
LOCAL EYE ─ 現地から
冨安健洋 / SPORTS MOLE・READ CRYSTAL PALACE ─ ディサシ不在の3試合が来るディサシは欧州では出場できるが、リーグ戦では出場停止となる。 ディサシは12日のイプスウィッチ戦でジャック・クラーク (Jack Clarke)への反則により一発退場となり、国内3試合の出場停止を受けた。国内の処分は欧州の大会には持ち越されないため、この夜はそのまま先発している。一方でリーズ戦、ノッティンガム・フォレスト戦、そして10月22日のブライトン戦を欠く。冨安はこの夜ベンチで終えたが、リーグ戦ではこれから最終ラインに空きが出る23, 24。
ハーフナー・ニッキ / UNION SAINT-GILLOISE・フットモブ ─ 今夏加入のCBが欧州初戦で無失点クラブは加入時に「オランダの血を引く長身の日本人守備者」と紹介した。 ハーフナー・ニッキは今夏、オーストリアのSVリートからユニオン・サン=ジロワーズへ移り、2029年までの契約を結んだ。名古屋グランパスの下部組織出身で、兄はハーフナー・マイク。この夜はヴィクトリア・プルゼニ戦に先発フル出場し、チームは0-3で勝った。クリアランス12回 (うちヘディング9回)、タックル5回、空中戦4戦全勝という内容だった。フットモブの採点8.2は、3得点を決めた攻撃陣を含めてもチーム上位に入る19, 25。
ALL JAPANESE PLAYERS ─ 全選手一覧
選手 クラブ 出場 今日のポイント 次に見る点 鎌田大地 クリスタル・パレス 74分 3-4-3の前3枚の右で先発。43タッチに対し敵陣PA内は1回で、下りて配球する時間が長かった。採点7.412, 13。 20日のリーズ戦で、前3枚に残るか中盤へ下りるか。 冨安健洋 クリスタル・パレス ― ベンチ入りしたが出場なし。74分の3枚替えでも呼ばれなかった12。 ディサシが出場停止のリーズ戦で先発に入るか。 ハーフナー・ニッキ ユニオン・サン=ジロワーズ 90分 センターバックで先発フル出場。クリアランス12回、空中戦4戦全勝で0-3の完封に加わった。採点8.219。 加入後の欧州戦で、最終ラインの序列を固定できるか。 北野颯太 RBザルツブルク 63分 攻撃的中盤で先発し、枠内シュート1本とチャンス演出1回。警告を受け、63分に交代した。採点6.620, 26。 敵地で勝ち点3を得た試合の後、先発を続けられるか。 町田浩樹 ホッフェンハイム 45分 ハーフタイムにハイダリと交代して最終ラインへ。パスは41本中36本成功だが、警告を受けチームは0-2で敗れた15, 33。 ハーフタイム投入が続くのか、先発へ戻るのか。 久保建英 レアル・ソシエダ 7分 1-2で追う83分にバレネチェアと交代して投入。パス5本中4本成功で、シュートは打てなかった18。 7分の起用が続くのか、先発へ戻るのか。 対象10試合の公式メンバー表をすべて確認した。ミルウォールはこの期間に試合がなく、次田夏樹に新たな動きはない。久保建英、北野颯太、町田浩樹、ハーフナー・ニッキの4人は、公開済みの選手プロフィールがないためリンクを張っていない14。
11INJURY & SUSPENSION WATCH 負傷・出場停止ウォッチこの夜のヨーロッパリーグでは、レフ・ポズナンのムラフスキとトレエンセのヌーハ・ジャッタ (Nuha Jatta)が退場した。プレミアリーグ勢と対戦したレフ・ポズナンの2件に加え、週末のリーグ戦に響く出場停止と日本人選手の負傷もある12, 17, 23。
選手 クラブ 事由 情報源 見通し 次戦 アクセル・ディサシ クリスタル・パレス 12日のイプスウィッチ戦での一発退場により、国内3試合の出場停止。欧州の大会には持ち越されず、この夜は先発した。 報道 リーズ戦、フォレスト戦、10月22日のブライトン戦を欠く23, 24。 9月20日のリーズ戦。 ラドスワフ・ムラフスキ (Radosław Murawski) レフ・ポズナン 76分に警告を受け、87分にカンボへの反則で2枚目。 公式記録 ヨーロッパリーグの次節は出場停止12, 13。 ヨーロッパリーグ第2節。 パブロ・ロドリゲス (Pablo Rodríguez) レフ・ポズナン 81分に負傷のため、ダニエル・ホーカンス (Daniel Håkans)と交代。 公式記録 クラブの発表なし12。 ヨーロッパリーグ第2節。 三笘薫 ブライトン ハムストリングの手術後、離脱が続く。 報道・監督談 復帰は代表ウィーク明けの見込み。地元紙は10月10日のサンダーランド戦を有力とする27。 9月19日のアーセナル戦。 12NEXT UP 次に見るべき試合週末はリーグ戦へ戻る。カップ戦で見えた布陣や起用が、リーグ戦でも続くかが焦点になる32。
Premier League 9/20 22:00 JSTリーズ vs クリスタル・パレス
鎌田大地が前3枚の右に残るか。ディサシ不在の最終ラインに冨安健洋が入るか。田中碧との日本人対決にも注目したい23, 32
Premier League 9/20 22:00 JSTマンチェスター・シティ vs サンダーランド
サンバとアラン・エリアスがリーグ戦のメンバーに入るか。ハーランド復帰後の前線と、後半に見せた配置(アイト・ヌーリが左SB、オライリーが10番)を続けるかを見る2, 32
Premier League 9/19 23:00 JSTブライトン vs アーセナル
三笘薫は欠場見込み。10月にシティとのカラバオ杯4回戦を控え、昨季王者相手にどんな守り方を見せるか21, 27, 37
13FLEET STREET 英国現地紙・ファンの論調全国紙はデビュー戦の2得点を中心に扱い、ノリッジの地元紙は戦力差と日程の両方から書いた。ファンの反応は、勝ったクリスタル・パレスの側で最も割れている。
PRESS VIEW ─ 英国現地紙の論調
Sky Sports ─ 「夢のデビュー」スカイ・スポーツは見出しで「フロイド・サンバが2得点の夢のデビューを楽しみ、マレスカ体制のシティを4回戦へ導いた」と書いた。本文では、開始20分を過ぎてからシティが支配し、ノリッジは枠内シュートを1本も打てず、取り消された1点があっただけだと整理している。4回戦で本拠地にブライトンを迎えることも伝えた1。
別の見方 ─ マレスカ監督自身は、サンバについて「彼は9番ではない」と前置きしたうえで評価しており、この夜の起用がそのまま序列を意味するとは言っていない2。
The Pink Un ─ Paddy Davittノリッジの地元紙ピンク・アンで同クラブを担当するダビット記者は、両者の戦力差を「1億2,500万ポンド」という金額で示しつつ、ノリッジが30分近く持ちこたえたことを評価した。先制点ではグリムショーがゴールを空け、2点目はライトの雑な横パスからだったとし、若い最終ラインの「未熟さ」が咎められたと書いている。同時に、1カ月半で公式戦11試合という日程が人選を縛ったことも指摘した8。
別の見方 ─ 同記者は左サイドバックのヨングワについては、前半に二度アラン・エリアスを止め、ペナルティーエリアまで攻め上がったとして「チャンピオンシップでの評価を上げる」出来と書いた。全員が押し込まれたわけではない8。
Esteemed Kompany ─ Adam Marrettシティ系のエスティームド・コンパニーで、マレット記者はサンバに9.5を付け、「ファーストチームでの見事なデビュー」と評した。ブアッディには8.5を与えて「攻守ともに一段上だった」とし、アイト・ヌーリの7.5については2アシストと「必要だった自信」に触れている。GKのルリは6で、「することが何も無かったが、シティでの初出場という良い日だった」と書いた9。
別の見方 ─ フットモブの採点では最高がサンバの8.9、次がアイト・ヌーリの8.7で、ブアッディは8.2だった。誰を一番に置くかは媒体で割れている6。
FAN PULSE ─ 現地サポーターの反応
クリスタル・パレスのファンフォーラム、ホームズデール・オンラインの試合スレッド (第11〜12ページ) とイスマイラ・サールの個別スレッドでは、複数の投稿者から同じ論点が繰り返し出た28, 36。
CRYSTAL PALACE|4-0でも消えない「ウイングバックが高すぎる」最も繰り返されたのは、スコアと内容の乖離だった。「与えたチャンスの数がまだ心配だ。ウイングバックがあれほど高い位置を取り続けなくてもいい」「4-0は試合の反映ではない。贈り物だった」「得点は取れるが、同時に脆い」と、別々の投稿者が同じ側面を指摘している。サージュ監督への支持自体は強く、「この監督がどこへ連れて行きたいかは明確だ」「メルシー、ピエール」という声も同じスレッドに並ぶ。もう一つ重なったのがピノへの評価で、「今日のマン・オブ・ザ・マッチ」「エゼのような出来」「欧州の夜のほうが向いている」という見方が続いた28。
温度感:肯定優勢 ─ ただし守備の不安は勝っても消えず、評価は「結果は良いが、中身はこれから」で割れている。
WATCH NEXTシティは後半、アイト・ヌーリを左サイドバックへ下げ、オライリーを10番に上げて3点を奪った。20日のサンダーランド戦でハーランドが戻れば、10番の前に本職の9番が立つ。オライリーが同じ位置でボールを運べるのか、それとも中盤か左サイドバックへ戻されるのか。この夜だけの配置変更だったかどうかが、そこで分かる。
14EXTRA TIME 今日の小話サンバ家のつながりと、この夜に交差した2つのクラブの縁をたどる。
父はブラックバーンの守備者、息子は9番で2得点
クリストファー・サンバはブラックバーン、クイーンズ・パーク・レンジャーズ、アストン・ヴィラでプレミアリーグで長くプレーしたセンターバックで、競り合いでボールを跳ね返すタイプの選手だった。息子のフロイドはアンダー9でシティに入り、アカデミーでは中盤を本職としている。父がゴール前で跳ね返してきた同じ距離から、息子は頭で決めた。兄のタイロンもシティに所属し、弟のエマーソンもアカデミーにいる3。
15TOMORROW'S FIXTURES 明日の試合予定18 Sept (Fri) は、プレミアリーグ1試合、チャンピオンシップ1試合、FAカップ2回戦予選2試合がある。チャンピオンズリーグとカラバオ杯はこの日に試合が組まれていない31, 38。
注目の一戦 ─ ブレントフォード vs チェルシー(9/19 04:00 JST)
週末のプレミアリーグは、この1試合から始まる。シティが5-0で4回戦へ進んだ一方、チェルシーはカラバオ杯4回戦でリバプールの本拠地へ乗り込むことが決まっている。ブレントフォードは本拠地ジーテック・コミュニティ・スタジアムで迎える21, 31。
PREMIER LEAGUE
ホーム KICK OFF (JST) アウェイ 注目点 ブレントフォード 9/19 04:00 チェルシー 週末最初の試合。カップ戦の日程が重なる前の一戦 CHAMPIONSHIP
ホーム KICK OFF (JST) アウェイ 注目点 ブリストル・シティ 9/19 04:00 ワトフォード 平河悠が本拠地でメンバーに入るか 18 Sept (Fri) に対象5大会で組まれているのは、上記2試合とFA杯2回戦予選2試合 (ウスター・シティ (Worcester City)対ストラトフォード・タウン (Stratford Town)、イェイト・タウン (Yate Town)対チッペナム・タウン (Chippenham Town)、いずれも9/19 03:45 JST開始) の計4試合で、FA杯予選の2試合は本誌対象外とする。表の2試合はいずれも日本時間9月19日04時00分開始となる。同じ日にプレミアリーグ2 (アンダー21) の8試合もある31, 38。
補SOURCES 出典脚注は本文の主張に対応する。配信サイト経由の記事は、発信元の媒体名と署名記者を先に記した。
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PREMIER LEAGUE DAILY
17 Sept (Thu) の試合 / 発行 2026.9.18 JST -
ユナイテッド、2点差を50年ぶりに失う 鈴木彩艶は無失点の45分
PREMIER LEAGUE DAILY 2026.9.17|MATCHDAY FULL MATCHDAY REPORT ─ PREMIER LEAGUE, EFL & CHAMPIONS LEAGUE
PREMIER LEAGUE DAILY
MATCHDAY FULL オールド・トラフォードで2点差が消えた
ブライトン逆転、フリートウッドは初の4回戦へTHE MORNING 5014部フリートウッド、クラブ史上初の4回戦でアーセナルを迎える2部シェフィールド・ユナイテッドを1-0で破った。決勝点は57分のオウンゴール。昨季のプレミアリーグ王者を、収容5,300人の本拠地ハイベリー・スタジアム (Highbury Stadium) に迎える15, 16, 24。 02ヴィラのGKビゾが背中を痛め、後半は鈴木彩艶が出場鈴木彩艶はハーフタイムに投入され、後半の45分を無失点で終えた。チームはエイブラハムの2得点などでコベントリーに3-1と勝った6, 8, 11。 03エバートン、投入3分後の一撃で4回戦へ77分に入ったチャーリー・アルカラス (Charly Alcaraz) が80分に決勝点。スタンドではバーナム首相と、同じエバートン・ファンのカーニー加首相が観戦していた12, 25。 044回戦はリバプール対チェルシーが目玉日本人が在籍するクラブではフラム対クリスタル・パレス、ボーンマス対アストン・ヴィラが決まった。ブライトンはシティ対ノリッジの勝者の本拠地へ乗り込む。日程は10月26日の週1, 23。 05坂元達裕は57分まで。コベントリーは6試合で5敗目坂元達裕は右ウイングで先発し、57分にチャウナ (Tchaouna)と交代した。この夜に出場した日本人はこの2人だけで、三笘薫はハムストリングの負傷で不在が続く6, 7, 26。 CONTENTS01RESULTS & HIGHLIGHTS 試合結果とハイライトこの期間の対象はカラバオ杯3回戦の4試合。プレミアリーグ勢が出場した3試合を詳報し、プレミアリーグ勢のいないフリートウッド (Fleetwood Town)対シェフィールド・ユナイテッドは一覧で扱った19。
CARABAO CUP ─ 3回戦
マンチェスター・ユナイテッド 2 – 3 ブライトン ⚽ 8′ レイシー
⚽ 10′ マウント⚽ 45+1′ コストゥーラス
⚽ 65′ グロス
⚽ 69′ デ・カイパー前半 2-1。ブライトンは前節から6人を入れ替えた1, 2, 3。
49.6% 支配率 50.4% 12 (4) シュート (枠内) 18 (5) 17 敵陣PA内タッチ 39 1.04 xG (FotMob) 2.15 初先発の19歳シェイ・レイシー (Shea Lacey) が8分に先制し、10分にはラッシュフォードのシュートのこぼれをメイソン・マウントが押し込んだ。そこからはブライトンが主導権を握り、ジャウエン・ハジャム (Jaouen Hadjam)の深いクロスから45+1分にコストゥーラスが1点を返す。65分にルカ・ヴシュコビッチ (Luka Vušković)が運んだボールをグロスが決め、69分には交代直後のデ・カイパーが至近距離から逆転弾を流し込んだ。ユナイテッドの枠内シュートは、2点目の後から76分まで出なかった。三笘薫はハムストリングの負傷で招集外だった1, 2, 3, 26。
コベントリー 1 – 3 アストン・ヴィラ ⚽ 27′ トープ ⚽ 7′ エイブラハム
⚽ 40′ バークリー
⚽ 59′ エイブラハム前半 1-2。両チームの顔合わせは2001年5月以来。ヴィラは前節から7人を入れ替えた6, 9。
42.8% 支配率 57.2% 15 (5) シュート (枠内) 18 (9) 20 敵陣PA内タッチ 29 7分、ジョージ・ヘミングス (George Hemmings)のアウトサイドのパスを受け、タミー・エイブラハムが最終ラインの背後へ抜けて先制。27分にビクトル・トープ (Victor Torp)が25ヤードの直接FKで追いついたが、コベントリーは40分と59分にいずれもコーナーキックからフリーの選手に決められた。坂元達裕は57分まで、鈴木彩艶は負傷したマルコ・ビゾ (Marco Bizot) に代わって後半から出場した。ランパード監督は「セットプレーを2つ、あれほど簡単に与えればプレミアリーグの相手には勝てない」と振り返った6, 8, 9。
エバートン 1 – 0 ウォルヴァーハンプトン ⚽ 80′ アルカラス 前半 0-0。エバートンは前節から6人、2部のウォルヴァーハンプトンは9人を入れ替えた12。
62.4% 支配率 37.6% 16 (6) シュート (枠内) 6 (2) 41 敵陣PA内タッチ 8 エバートンは敵陣PA内で41回ボールに触れながら、かつて在籍したGKジョアン・ヴィルジニア (João Virgínia) に阻まれ続けた。前半終了間際のティエルノ・バリー (Thierno Barry)のヘディングも、後半に抜け出したブレナン・ジョンソンのシュートも止められている。ウォルヴァーハンプトンは38分にラウール・ヒメネスを負傷で失い、54分の1対1はピックフォードが防いだ。80分、77分に入ったアルカラスがタイラー・ディブリング (Tyler Dibling) のパスを受け、ペナルティーエリア内で相手をかわして決めた。エバートンは公式戦6試合で無敗となった12, 13, 14。
OTHER RESULTS ─ その他の3回戦結果
ホーム 結果 アウェイ MATCH NOTE フリートウッド 1–0 シェフィールド・ユナイテッド 57分のオウンゴールで初の4回戦へ 対象期間 (英国時間9月16日01:21〜17日01:30) に終了した試合は4つで、すべてカラバオ杯3回戦だった。プレミアリーグ勢が入った3試合を詳報、残る1試合を一覧とし、詳報3+一覧1=4で大会の総数と一致する。プレミアリーグは18日に再開し、チャンピオンシップは16日に試合が組まれていない。チャンピオンズリーグのリーグフェーズ第2節は10月13〜14日、FA杯予選2回戦は18〜19日で、いずれもこの期間の外にある。3回戦の最後の1試合、マンチェスター・シティ対ノリッジは17日の開催となる。シェフィールド・ユナイテッドも後半にトム・キャノン (Tom Cannon)のゴールをオフサイドで取り消されている。4試合すべての公式メンバー表を確認し、出場した日本人は坂元達裕と鈴木彩艶の2人だった19, 20, 21, 22, 29, 17, 18。
03THE TURNING POINT 勝敗を分けた一手2点差を消す鍵になったのは、ブライトンの両ウイングバックが作った幅と、66分の2列目の入れ替えだった。
SHAPE 10〜69分マンチェスター・ユナイテッド 2–3 ブライトン ─ 両ウイングバックで幅を作り、2列目交代の直後に逆転弾
ユナイテッドは4-2-3-1で、中盤の底はティーレマンスとアンドレイ・サントス (Andrey Santos)の2枚だった。ブライトンはヴシュコビッチ・ストライク・オリビエ・ボスカーリ (Olivier Boscagli)の3バックを組み、ハジャムとコスティーニャを高い位置のウイングバックに置く3-4-2-1。中央にはグロスとチェマ・アンドレス (Chema Andrés)の2人を置いていた35。開始10分の2失点はブライトンの後方からのつなぎの失敗も絡んだが、ハジャムとコスティーニャが高い位置を取り始めると、ブライトンは幅を使って保持を取り戻した。ヒュルツェラー監督は「序盤は選手が硬く技術的なミスが多かったが、チームの形は正しかった」と語っている。前線ではコストゥーラスがエイデン・ヘブン (Ayden Heaven) との競り合いで優位に立ち、45+1分にはハジャムの深いクロスに合わせて最終ラインの背後へ抜けた。65分の同点弾は、ペナルティーエリアの手前でグロスが誰にも寄せられずに前を向いた形から生まれている。66分、ヒュルツェラー監督はコストゥーラスの2列目に並ぶヤルクエをデ・カイパーへ、オライリーをディエゴ・ゴメス (Diego Gómez)へ替え、両ウイングバックはそのまま起用を続けた。ユナイテッドも同じ66分にマイヌー、ムベウモ、ザークツェーの3人を入れた。3分後、デ・カイパーがゴール前で逆転弾を決めている1, 2, 3, 4, 5。
裏付け ─ 敵陣ペナルティーエリア内のタッチは17対39、シュートは12対18。フットモブのxGは前半が0.30対0.92、試合全体で1.04対2.15だった。マンチェスター・イブニング・ニュースの採点記事は、ダロトがヤルクエの速さに「押し下げられた」とし、ヘブンについては「コストゥーラスとの肉弾戦に完敗し、失点場面でオンサイドを残した」と書いた。スカイ・スポーツのジェイミー・レドナップ氏は同点弾について、2人のセンターバックの間隔が広く、中盤で奪われた後にグロスへ寄せる選手がいなかったと指摘している1, 3, 4。
TACTICAL BOARD ─ 構造の前後(ブライトンの攻撃方向:下 → 上)
布陣の模式図。選手・背番号・交代時刻はBBCスポーツのメンバー表による。布陣の型(3バック+両ウイングバック、ハジャムが左・コスティーニャが右でともに先発デビュー)はTNT Sportsの実況記述による。BBC・ESPNの自動集計は同じ先発11人に「4-3-3」のタグを付けているが、ボスカーリの区分が両者で最終ライン/中盤に割れており、本紙はより具体的なTNT Sportsの記述を採った。水色の破線矢印は、2媒体以上で確認した実際の動き(45+1分、コストゥーラスが最終ラインの背後へ抜けた場面)を示す。緑(監督が語った狙い)と黄(守備ブロックの芯)は、この図では使っていない。各選手の位置は布陣上の標準配置であり、特定の瞬間の座標ではない1, 3, 4, 5, 35。
見落とせない点 ─ 決勝点の起点については媒体の記述が割れている。BBCとフットモブはコストゥーラスの折り返しとし、スカイ・スポーツはゴメスの持ち上がりからのクロスとした。本紙では、どちらのサイドから崩したかは断定せず、交代から3分後に決勝点が生まれたという時間関係だけを記す。布陣についても、BBC・ESPNの自動集計は同じ先発11人に「4-3-3」のタグを付けており、ボスカーリの区分が両者で最終ライン/中盤に割れている。本紙は、ハジャムとコスティーニャを高い位置のウイングバックと明記したTNT Sportsの実況記述を採った35。05STAT OF THE DAY 今日のデータ1選ブライトンは、ユナイテッドの2倍以上の回数、相手のペナルティーエリアでボールに触れた1。
39 ブライトンの敵陣ペナルティーエリア内タッチ (ユナイテッドは17) 出所: BBC Sport マッチスタッツ、2026.9.17取得支配率は50.4%対49.6%でほぼ互角だった。差がついたのはボールを持った場所で、ブライトンは敵陣PA内のタッチで39対17と上回り、シュートも18対12と多く打った。支配率では並んでいても、ブライトンのほうが相手ゴールに近い位置でボールを持っていたことになる。03で見た両ウイングバックの高さが幅を作り、その先でコストゥーラスとグロスがエリアに入った結果と読める。
DATA BOARD
チーム 敵陣PA内タッチ 得点 Note エバートン 41 1 最多の41回でも得点は80分の1点 ブライトン 39 3 相手の2倍以上の回数で3得点 アストン・ヴィラ 29 3 3得点のうち2点がコーナーから フリートウッド (編集部注目) 20 1 支配率34%でも相手の23に迫った 4試合すべてで同じ提供元から取れる指標として、BBCスポーツのマッチスタッツの「敵陣ペナルティーエリア内タッチ」を用いた。xGはマンチェスター・ユナイテッド対ブライトンのみ確認でき (フットモブ、1.04対2.15)、横並びの比較には使っていない3, 19。
エバートン 41回 / 1点 ブライトン 39回 / 3点 アストン・ヴィラ 29回 / 3点 フリートウッド 20回 / 1点 データ小話 ─ 最多のエバートンは41回触れて1点、ヴィラは29回で3点だった。ヴィラの3点のうち2点はコーナーキックから生まれており、エリア内のタッチ数は流れの中の攻撃の量を、得点はセットプレーの質を映したことになる。06TACTICAL TREND 今日の戦術トレンド4試合のうち2試合で、決勝点は交代選手が入ってから3分以内に生まれた。
TODAY'S TREND投入から3分以内に、交代選手が決勝点を奪った
守る側はどちらも長く押し込まれ、しかも失点の直前に自ら選手を替えていた。ウォルヴァーハンプトンは支配率37.6%で敵陣PA内のタッチを41回許し、74分に右サイドバックのジャクソン・チャチュア (Jackson Tchatchoua)をトリッピアーへ替えた。ユナイテッドは2点目の後に枠内シュートが止まり、2-2とされた直後の66分に3人を入れ替えた。どちらも、交代後の守備配置を整えている最中に決勝点を許している。
TACTICAL KEY
守備側の状態 投入された選手 決勝点までの時間 支配率37.6%で押し込まれ、74分に右SBを交代 エリア内で仕掛けられる中盤 77分投入、80分に得点 66分に3人を同時に交代 ゴール前へ入る選手 66分投入、69分に得点 効いたのは、途中出場した選手の役割が明確だったことだ。アルカラスはディブリングからボールを受け、エリア内で1人をかわしてシュート。デ・カイパーはゴール前に入り、ボールに合わせた。本紙は、交代直後は攻撃側よりも守備側のほうが、マークの受け渡しが乱れやすいと見る。2試合とも、守る側の交代から3〜6分で失点した。
MATCH EXAMPLES
EVERTON vs WOLVES ─ 77分投入、80分に決勝点モイーズ監督は77分にアルカラスとタイリック・ジョージ (Tyrique George)を同時に入れた。3分後、ディブリングのパスを受けたアルカラスがエリア内で相手をかわして決めた。それまで好守を続けていたGKのヴィルジニアも、この1本には届かなかった12, 13, 14。
MAN UTD vs BRIGHTON ─ 66分投入、69分に逆転弾ヒュルツェラー監督は66分にコストゥーラスの2列目を替え、デ・カイパーとゴメスを入れた。ユナイテッドも同じ分に3人を交代している。3分後、デ・カイパーがゴール前で逆転弾を決めた。ブライトンは2-2に追いついた1分後に手を打っていた1, 3。
COUNTERPOINT ─ 対策としては、自チームが交代した直後の数分、ラインを下げてマークの受け渡しを整える時間を作る方法がある。ただし下げれば中盤の前が空き、ブライトンのグロスのようにエリア手前で前を向く選手に時間を与える。コベントリーは57〜58分に2人を替えても流れを変えられず、交代そのものが効くとは限らない。TACTICAL TEST ─ 週末のリーグ戦で、エバートンとブライトンが再び70分前後に交代を切り、投入直後の数分に得点機を作れるかを見たい。
07RISING 若手株価上昇ランキング初先発で得点した19歳と、逆転劇の起点になったセンターフォワード。どちらもチームの結果とは別に、評価を一段上げた3, 4, 5。
1シェイ・レイシー (Shea Lacey)8分、ティーレマンスのパスを右のエリア内で受け、左足へ持ち替えてGKの視界の外から蹴り込んだ。その後も右サイドでハジャムへ仕掛け続け、警告覚悟のファウルで止めさせている。66分に交代するまで、ボールを運んで相手を下げる役割を果たした。
アカデミー育ちで、昨季のFA杯のブライトン戦では退場処分を受けていた。フットモブによると、クラブで初先発の試合に得点した10代は2016年のラッシュフォード以来。同じ相手から得点し、昨季の退場とは対照的な試合となった。
見誤りやすい点 ─ チームは2-3で敗れ、66分に交代している。1試合の得点だけで、リーグ戦での先発序列が変わるとは限らない。
2カラランボス・コストゥーラス (Charalampos Kostoulas)45+1分、ハジャムの深いクロスに合わせて最終ラインの背後へ抜け、ダーロウより先に触って1点を返した。BBCとフットモブは、69分の決勝点も彼の折り返しからと伝えている。84分のシュートはヨロにライン上で掻き出された。
マンチェスター・イブニング・ニュースは「ヘブンとの肉弾戦を望み、完勝した」と書いた。前線で体を張る役割と、背後へ抜ける役割を同じ試合で両方こなしたことで、この夜の逆転の起点になった。
見誤りやすい点 ─ 相手は若いセンターバック2人を組ませた最終ラインで、プレミアリーグの主力相手にも同じ強さを示せるかは、まだ分からない。
08ONE TO WATCH 今日の注目株PLAYER FEATUREタミー・エイブラハム
コベントリー戦では、先発を7人入れ替えたヴィラの1トップに入った。7分はヘミングスのパスに合わせて2人のセンターバックの間を抜け、59分はコーナーキックでマークを振り切って押し込んだ。流れの中とセットプレーで1点ずつだった6, 8。
BBCによると、エメリ監督は夏の移籍期間にエイブラハムの放出を容認していた。本人はイプスウィッチとエバートンへの期限付き移籍を断ってクラブに残り、監督からは「もっと結果を」と求められていた。1月の加入後は21試合で3得点、直前の16試合では4月の1点だけ。チェルシーからニコラ・ジャクソンが6,500万ポンドで加わり、序列は下がっていた6。
この夜の2点を見る限り、強みは最終ラインの背後へ出るタイミングと、ゴール前でマークを外す動きにある。周囲から早いタイミングでパスを受けられるかが、出来を左右するタイプと本紙は見る。ジャクソンと併用されるのか、カップ戦中心の起用になるのかが今後の焦点となる。
別の見方 ─ 2得点は、相手のコベントリーがセットプレーで集中を欠いた面も大きい。プレミアリーグの上位相手に同じ形が再現できるかは、まだ測れていない。次に見る試合 ─ 9月19日20時30分JST、トッテナム戦 (アウェイ)。ジャクソンとの序列に変化が出るか。09MANAGER RATINGS 監督の采配採点 (10点満点)入れ替えた先発で勝ち切れたか、交代策が結果につながったかを重く見た。
ファビアン・ヒュルツェラー (ブライトン)8.5プラン適合 3-4-2-1の両ウイングバックで幅を取り、2失点後に保持を取り戻した。 交代の効果 66分に入れたデ・カイパーが3分後に決勝点。 試合中の修正 2点を追う展開でも配置を崩さず、「プランを続けた」と本人が説明した。 効いた点 敵陣PA内のタッチを39回まで積み上げた。 効かなかった点 開始10分で2失点し、後方からのつなぎで乱れた。 マット・ローラー (Matt Lawlor) (フリートウッド)8.0プラン適合 3-1-4-2で両翼からクロスを入れ続け、2部相手に主導権を渡さなかった。 交代の効果 71分に2トップを同時に替え、前線の運動量を補った。 試合中の修正 支配率34%でも枠内シュートは5対4と上回った。 効いた点 クロス25本。決勝点もクロスから生まれた。 効かなかった点 残り10分は押し込まれ、GKの好守に救われた。 ウナイ・エメリ (アストン・ヴィラ)7.5プラン適合 7人を入れ替えても、背後への1本で7分に先制した。 交代の効果 GKの負傷交代を除けば、64分以降の交代はリードを守る役割にとどまった。 試合中の修正 同点後に押された時間をしのぎ、セットプレーで2点を加えた。 効いた点 「新しい選手に出場時間を与える」という狙いを、勝利とともに果たした。 効かなかった点 本人も「苦しんだ時間があった」と認めた。 デイビッド・モイーズ (エバートン)7.0プラン適合 支配率62%で押し込み、相手の枠内シュートを2本に抑えた。 交代の効果 77分に入れたアルカラスが3分後に決勝点。 試合中の修正 58分にジョンソンを入れ、前線にスピードを加えた。 効いた点 1月以来の先発となったグリーリッシュを76分まで使った。 効かなかった点 16本打って80分まで決め切れなかった。 フランク・ランパード (コベントリー)4.5プラン適合 移籍期間の終盤に加入した選手へ出場時間を与える狙いは果たした。 交代の効果 57〜58分の2枚替えでも流れは戻らなかった。 試合中の修正 同点後は押し返したが、前半終了前にコーナーから勝ち越された。 効いた点 トープの直接FKで今季ホーム初得点。 効かなかった点 本人が「簡単に与えた」と認めたセットプレー2失点。 10JAPANESE PLAYERS 今日の日本人選手日本人選手はコベントリー対アストン・ヴィラの1試合に2人が出場した。坂元達裕は先発で57分まで、鈴木彩艶は負傷交代のGKに代わって後半の45分を守った。ブライトンの三笘薫は負傷で不在が続いている6, 19, 26。
JAPAN SPOTLIGHT坂元達裕
今日最も注目すべき日本人。
4-2-3-1の右ウイングで先発し、前半終了間際に右側のスペースへ縦パスを送り、シェリフ (Sidiki Cherif)の決定機を作った。シェリフのシュートはビゾの正面を突き、同点には届かなかった。後半は右のタッチライン沿いにボールを運ぶ場面が増えたが、57分にチャウナと交代している6, 7, 9。
この起用には、リーグ戦へ向けた準備という意味もあった。コベントリー・テレグラフは試合前、グスタボ・ハメル (Gustavo Hamer)、トープとともに坂元が「リーグ戦に備えて貴重な出場時間を得る」ために起用される見込みと伝えていた。チームはこの敗戦で公式戦6試合5敗となり、ランパード監督も「移籍期間の終盤に来た選手に出場時間が要る」と語っている6, 8, 9。
現地の評価は割れた。同紙のアンディ・ターナー (Andy Turner) 記者は4.5点とし、「前半は当たり負けしてボールに触れる回数が少なかった」と書いた。一方、フットボール・リーグ・ワールドは6.5点を付けている。前半終了間際の縦パスと、後半のボール運びをどう評価するかで見方が分かれた。次は19日のフォレスト戦 (アウェイ) で、リーグ戦の登録メンバーに入り、出場時間を得られるかが焦点となる7, 9, 30。
LOCAL EYE ─ 英国現地から
鈴木彩艶 / ROTOWIRE・ASTON VILLA NEWS・FOOTBALL LEAGUE WORLD ─ ビゾの負傷で任された後半45分カップ戦はビゾ、リーグ戦は鈴木という分担だった。 鈴木は8月にパルマから加入し、12日のフォレスト戦では先発していた。この夜はビゾが先発したが、ハーフタイムに背中の痛みで退いた。エメリ監督は「大きなけがでなければいい」と話している。鈴木は後半を無失点で終え、アストン・ヴィラ・ニュースは6点、フットボール・リーグ・ワールドは6.5点を付けた。後半早々にはハメルの巻いたシュートがわずかに枠を越えている9, 10, 11, 32, 33。
坂元達裕 / COVENTRY TELEGRAPH ─ 採点4.5の中身ターナー記者は前半と後半で評価を分けた。 前半は「当たり負けし、ボールがあまり来なかった」とし、後半は「右のタッチライン沿いに運ぶ場面で息を吹き返した」と記した。同紙は同じ試合で、交代で入ったチャウナにも4〜5点を付けている。右サイドの人選が、まだ固まっていないこともうかがえる7。
三笘薫 / SUSSEX EXPRESS ─ 復帰は代表ウィーク明けの見込みカンファレンスリーグの登録からも外れた。 サセックス・エクスプレスは、三笘がハムストリングの手術を経て離脱中で、最も可能性の高い復帰戦は10月10日のサンダーランド戦と伝えた。UEFAへ提出したカンファレンスリーグの登録メンバーにも入っていない。ヒュルツェラー監督は「復帰は間違いなく代表ウィークの後」と話している26。
ALL JAPANESE PLAYERS ─ 全選手一覧
選手 クラブ 出場 今日のポイント 次に見る点 坂元達裕 コベントリー 57分 右の攻撃位置で先発し、57分にチャウナと交代。前半終了間際に右のチャンネルへ縦パスを通した6, 9。 19日のフォレスト戦で、リーグ戦の登録メンバーに入るか。 鈴木彩艶 アストン・ヴィラ 45分 ハーフタイムにビゾと交代して出場。後半は無失点で、チームは3-1で4回戦へ進んだ6, 11。 19日のトッテナム戦で、リーグ戦の先発を続けるか。 対象4試合の公式メンバー表をすべて確認した。ミルウォールはこの期間に試合がなく、次田夏樹に新たな動きはない19。
11INJURY & SUSPENSION WATCH 負傷・出場停止ウォッチ試合中の負傷交代が3件あった。いずれも離脱期間を示す発表は出ていない6, 11, 12, 14。
選手 クラブ 事由 情報源 見通し 次戦 ラウール・ヒメネス ウォルヴァーハンプトン 前半に負傷し、38分にアームストロングと交代。地元紙は膝のけがと報じた。 報道 検査結果待ち12, 14。 9月20日のウェスト・ブロムウィッチ戦。 マルコ・ビゾ アストン・ヴィラ 背中の痛みでハーフタイムに交代。 監督談 エメリ監督は「大きなけがでなければいい」と説明8, 11。 9月19日のトッテナム戦。 オレル・アメンダ コベントリー ふくらはぎを押さえて座り込み、12分にイーサン・ピノック (Ethan Pinnock)と交代。 報道 クラブの発表なし7, 8。 9月19日のフォレスト戦。 三笘薫 ブライトン ハムストリングの手術後、離脱が続く。 報道・監督談 復帰は代表ウィーク明けの見込み。地元紙は10月10日のサンダーランド戦を有力とする26。 9月19日のアーセナル戦。 12NEXT UP 次に見るべき試合週末はリーグ戦へ戻る。カップ戦で見えた課題が、主力のそろう試合でも続くかが焦点となる。
Premier League 9/19 20:30 JSTトッテナム vs アストン・ヴィラ
Premier League 9/19 23:00 JSTブライトン vs アーセナル
13FLEET STREET 英国現地紙・ファンの論調英国メディアはユナイテッドの逆転負けを記録の面から重く扱い、コベントリーについては守備の軽さを問題にした。ファンの反応は監督の去就に集中している。
PRESS VIEW ─ 英国現地紙の論調
BBC Sport ─ Simon StoneBBCのチーフ記者は「屈辱的な敗退」と書き、ホームで2点リードから敗れたのは1976年のトッテナム戦以来だと、記録の重さを強調した。キャリック監督が残り18分で主将フェルナンデスを投入したことを「挽回のための必死の策」と表現している。昨季のリーグ杯での4部グリムズビー (Grimsby Town)戦の敗退、1月のFA杯でのブライトン戦の敗戦に続き、国内カップ戦で3大会続けての敗退だと強調した1。
別の見方 ─ 同じBBCのラジオで解説したクリントン・モリソン (Clinton Morrison) 氏は「戦術の問題ではない。控え選手の力が足りない」と語り、監督より選手層に原因を求めた。
Sky Sports ─ Sam Blitzスカイ・スポーツは「キャリック体制の新たな最低点」と見出しを立て、ユナイテッドがホームで2-0とした145試合のうち143試合に勝っていたという数字を示した。2点目の後、76分まで枠内シュートがなかった点を「攻撃が止まったまま敗戦へ向かった」と表現し、昨季2回戦での敗退と重ねている2。
別の見方 ─ ヒュルツェラー監督は同じ試合を「最後は完全にコントロールした」と振り返っており、ブライトン側の出来を評価する見方も成り立つ。
BBC Sport / Coventry Telegraph ─ コベントリーの守備BBCのニック・マシター (Nick Mashiter) 記者は、コベントリーの「中央の守備の脆さ」が2失点につながったと書き、今季の公式戦で15失点となった点を挙げた。地元コベントリー・テレグラフのターナー記者も、25年ぶりのダービーで「緩い守備」を突かれたとし、2本のコーナーでの失点をいずれも「お粗末」と評している6, 7, 8。
別の見方 ─ ランパード監督は、加入の遅れた選手に出場時間を与えるための入れ替えだったと説明しており、組み合わせの不慣れを割り引く余地はある。
FAN PULSE ─ 現地サポーターの反応
ユナイテッドのファンフォーラムの試合後スレッドと監督評価スレッド、スカイ・スポーツの読者投稿欄では、以下の論点が繰り返し見られた。
WATCH NEXTブライトンは両ウイングバックの高さで主導権を取り戻したが、19日は昨季王者アーセナルを迎える。相手が両サイドの幅を使わせない守備をしたとき、グロスがこの夜のようにペナルティーエリアの手前で前を向けるか。前を向けなければ、コストゥーラスが背後へ抜ける回数も減るはずだ。
14EXTRA TIME 今日の小話スタンドには2人の首相が並び、フリートウッドのハイベリーには次戦でアーセナルがやって来る。
15TOMORROW'S FIXTURES 明日の試合予定17 Sept (Thu) はカラバオ杯3回戦が1試合のみ。プレミアリーグ、チャンピオンシップ、チャンピオンズリーグ、FAカップはこの日に試合が組まれていない29。
注目の一戦 ─ マンチェスター・シティ vs ノリッジ(9/18 03:30 JST)
カラバオ杯3回戦の最後の1試合。勝者は4回戦で、この夜オールド・トラフォードで2点差をひっくり返したブライトンを本拠地に迎える。シティが勝てば、4回戦のプレミアリーグ勢同士の対戦は6カード目となる。チャンピオンシップのノリッジは、12日のリーグ戦でミドルズブラに3-4で敗れている20, 23, 29。
CARABAO CUP ─ 3回戦
ホーム KICK OFF (JST) アウェイ 注目点 マンチェスター・シティ 9/18 03:30 ノリッジ 勝者が4回戦でブライトンを本拠地に迎える 17 Sept (Thu) に5大会で組まれているのは上記1試合のみ。18日 (金) のプレミアリーグ、ブレントフォード対チェルシーは9/19 04:00 JSTの開始で、翌号の対象期間の外にある29, 34。
補SOURCES 出典脚注は本文の主張に対応する。配信サイト経由の記事は、発信元の媒体名と署名記者を先に記した。
- BBC Sport, Simon Stone, Manchester United 2-3 Brighton & Hove Albion: Michael Carrick's side beaten from 2-0 up in Carabao Cup (report, line-ups, match stats, live reporting), 2026.9.16 ↩
- Sky Sports, Sam Blitz, Man Utd 2-3 Brighton: Michael Carrick's side collapse from 2-0 up to exit Carabao Cup at the first hurdle once again, 2026.9.16 ↩
- FotMob, Manchester United 2-3 Brighton: Kostoulas leads remarkable comeback as hosts collapse in EFL Cup, 2026.9.16 ↩
- Manchester Evening News (Yahoo Sports配信), Tyrone Marshall, Manchester United player ratings vs Brighton as three get 3/10 but Lacey and Rashford good, 2026.9.16 ↩
- centredevils, Kieran Davies, Five things learned as Manchester United lose 3-2 against Brighton in Carabao Cup, 2026.9.16 ↩
- BBC Sport, Nick Mashiter, Coventry City 1-3 Aston Villa: Tammy Abraham's double helps Villa progress (report, line-ups, match stats), 2026.9.16 ↩
- Coventry Telegraph (CoventryLive), Andy Turner, Coventry City player ratings as Sky Blues fall short in long-awaited clash with Villa, 2026.9.16 ↩
- Coventry Telegraph (CoventryLive), Andy Turner, Full-time: Coventry City 1 Aston Villa 3 – Torp scores but Villa take bragging rights at the CBS, 2026.9.16 ↩
- Football League World, Benedict Ferraby, Coventry City 1-3 Aston Villa: FLW report as Abraham stars in dominant Villa victory, 2026.9.16 ↩
- Aston Villa News, Pete Hanson, Aston Villa player ratings vs Coventry City: 3/10 midfielder flops, Abraham at the double in 9/10 display, 2026.9.16 ↩
- RotoWire (The Athletic, Jacob Tanswellの取材を引用), Marco Bizot Injury: Subbed off with back issue, 2026.9.16 ↩
- BBC Sport, Jude Winter, Everton 1-0 Wolverhampton Wanderers: Charly Alcaraz claims winner (report, line-ups, match stats), 2026.9.16 ↩
- Liverpool Echo (Yahoo Sports配信), Connor O'Neill, Everton player ratings vs Wolves as matchwinner Charly Alcaraz and three starters 7/10, 2026.9.16 ↩
- Express & Star, Lewis Cox, Wolves player ratings as Everton strike late to progress in Carabao Cup, 2026.9.16 ↩
- BBC Sport, Glenn Speller, Fleetwood Town 1-0 Sheffield United: League Two side get Arsenal tie in Carabao Cup fourth round (report, line-ups, match stats), 2026.9.16 ↩
- Fleetwood Town FC, Rob Paddock, Report: Town Better Sheffield United On A Historic Night At Highbury, 2026.9.16 ↩
- Sky Sports, Fleetwood 1-0 Sheffield United: Rhys Norrington-Davies own goal sees League Two side book last-16 tie with Arsenal, 2026.9.16 ↩
- The Star, Danny Hall, 3/10 man endures horror evening as Sheffield United tumble out of cup with well-below par display at Fleetwood Town, 2026.9.16 ↩
- BBC Sport, Football Scores & Fixtures ─ Wednesday 16 September 2026, 2026.9.17取得 ↩
- Sky Sports, Championship Results, 2026.9.17取得 ↩
- UEFA.com, 2026/27 Champions League: Teams, dates, draws, format, final, 2026.9.17取得 ↩
- The FA, Emirates FA Cup round dates for the 2026-27 season, 2026.9.17取得 ↩
- Sky Sports, Carabao Cup fourth-round draw: Liverpool to host Chelsea as Arsenal drawn away to League Two Fleetwood, 2026.9.16 ↩
- Arsenal FC, Jonathon Rogers, Fleetwood Town drawn in Carabao Cup fourth round, 2026.9.16 ↩
- PA News Agency (Brent & Kilburn Times配信), Andy Burnham joined by Canadian Prime Minister Mark Carney at Everton match, 2026.9.16 ↩
- Sussex Express (SussexWorld), Derren Howard, Premier League injury news: When is Kaoru Mitoma back for Brighton – expected return date explained, 2026.9.8 ↩
- RedCafe, Post match vs Brighton & Hove Albion (page 2), 2026.9.16 ↩
- RedCafe, Michael Carrick | 2026/27 Manager Performances (page 74), 2026.9.16 ↩
- BBC Sport, Football Scores & Fixtures ─ Thursday 17 September 2026, 2026.9.17取得 ↩
- BBC Sport, Football Scores & Fixtures ─ Saturday 19 September 2026, 2026.9.17取得 ↩
- BBC Sport, Football Scores & Fixtures ─ Sunday 20 September 2026, 2026.9.17取得 ↩
- Football Italia, Peter Young, Official: Aston Villa announce €35m Suzuki signing from Parma, 2026.8.19 ↩
- ESPN, Aston Villa 1-2 Nottm Forest (Sep 12, 2026) ─ Match (line-ups, commentary), 2026.9.17取得 ↩
- BBC Sport, Football Scores & Fixtures ─ Friday 18 September 2026, 2026.9.17取得 ↩
- TNT Sports, Manchester United 2-3 Brighton – Carabao Cup result as Pascal Gross inspires Seagulls to stunning comeback (布陣: 3-4-2-1、ハジャム左WB・コスティーニャ右WB先発デビューの実況記述), 2026.9.16 ↩
PREMIER LEAGUE DAILY
16 Sept (Wed) の試合 / 発行 2026.9.17 JST -
16歳ダウマンが2発、アーセナル4回戦へ 平河悠はフル出場も0-1
PREMIER LEAGUE DAILY 2026.9.16|MATCHDAY FULL MATCHDAY REPORT ─ ENGLAND FOOTBALL & CL
PREMIER LEAGUE DAILY
MATCHDAY FULL 16歳258日が2発
ダウマンがポートマン・ロードを黙らせたTHE STORY OF THE DAYアーセナルは前節から先発9人を入れ替えながらも、敵地ポートマン・ロードでイプスウィッチに4-2で勝利し、カラバオ杯4回戦進出を決めた。2得点を挙げたのは今季初出場の16歳マックス・ダウマン (Max Dowman)。7分にエゼとのワンツーでセドリック・キプレ (Cedric Kipre) を外して右足で流し込み、後半開始2分にはスビメンディの浮いたパスを収めてもう1点を加えた。16歳258日での得点は、カラバオ杯でプレミアリーグ勢のために決めた選手としてセスク・ファブレガスの16歳212日に次ぐ2番目の若さとなる。16歳での1試合2得点は、2002年のウェイン・ルーニー以来2人目だった。公開メンバー表を確認できた7試合でピッチに立った日本人選手は、ブリストル・シティの平河悠1人。1, 2, 3, 21
THE MORNING 501アーセナルはxG 0.95で4点を取ったシュート12本、枠内6本。イプスウィッチはxG 0.72で2点。決定機の量ではなく、決め切った回数が差になった。2 02トッテナムは内容で上回り、1-3で敗れたxGは2.34対1.53、シュートは17対12でトッテナムが上。デ・ゼルビ監督は試合後に「クリックが要る」と述べた。6, 8, 10 03フラムは途中出場組が勝負を決めた63分から69分の7分間で5人を交代。78分、マンチェスター・シティから2700万ポンドで加入したボブが移籍後初得点を決めた。14, 15, 16 04平河悠がフル出場、ブリストル・シティは本拠地で0-1左サイドで再三仕掛け、前半のシュートはウィケンズに弾かれた。60分の決定機も足に当たって止められている。21, 22, 23 05遠藤航と前田大然は出番なし、次田夏樹はメンバー外遠藤は10人を入れ替えたリバプールでもベンチのまま。前田は復帰したフィロジーンに左を譲った。4, 7, 8, 29 CONTENTS01RESULTS & HIGHLIGHTS 試合結果とハイライト対象はカラバオ杯3回戦の5試合、チャンピオンシップの2試合、FAカップ1回戦予選の再試合1試合。英国時間9月15日にプレミアリーグとチャンピオンズリーグの試合は組まれていない。カラバオ杯はプレミアリーグ勢が入った4カードを詳報し、チャンピオンシップは日本人が出場した1試合を詳報とした。FAカップ予選の1試合は、末尾の件数注記で扱う。26, 31, 32, 33, 34, 35
CARABAO CUP ─ 3回戦
イプスウィッチ 2 – 4 アーセナル ⚽ 62′ メフメティ
⚽ 90+1′ アクポム⚽ 7′ ダウマン
⚽ 16′ マドゥエケ
⚽ 47′ ダウマン
⚽ 58′ メリーノ前半 0-2。アーセナルは前節から9人、イプスウィッチも大幅に入れ替えて臨んだ。1, 2, 4
41% 支配率 59% 8 (3) シュート (枠内) 12 (6) 0.72 xG (ESPN) 0.95 3 コーナー 2 7分、エゼとのワンツーで中央を抜けたダウマンがキプレをかわし、右足で逆サイドのネットへ流し込んだ。16分にはギマランイスがイプスウィッチの横パスを断ち、メリーノの折り返しをマドゥエケが右足で合わせた。後半開始2分には、ダウマンがスビメンディの浮き球を収めて2点目。58分にはメリーノが左ポストの内側へ置いて4-0とした。イプスウィッチは62分にクラークの折り返しからメフメティ、90+1分にアクポムの当たり損ねが枠に入って2点を返したものの、オニール監督は「打てる場面で打てず、最後のパスを外した」と振り返った。1, 2, 3
リバプール 3 – 1 トッテナム ⚽ 21′ マクアリスター
⚽ 54′ ガクポ
⚽ 90+1′ ソボスライ⚽ 69′ ギャラガー 前半 1-0。警告はアラウホ、フリンポン、ケルケズ (リバプール)、マルムーシュ、ベンタンクール (トッテナム)。6, 8
44% 支配率 56% 12 シュート 17 1.53 xG (フットモブ) 2.34 22 敵陣PA内タッチ 27 イラオラ監督は10人を入れ替え、中央にニョニ、マクアリスター、マコネルを並べた。序盤の決定機を外したのはトッテナムで、ベリバルの至近距離からのシュートはママルダシュビリの足に当たった。21分、マクアリスターが高い位置で回収したボールを持ち直し、ゴール上隅へ巻いて先制した。54分にはそのマクアリスターの縦パスからガクポが2点目を決めた。69分にフェルナンデスのコーナーキックをギャラガーが頭で押し込んで1点差となったが、90+1分にソボスライが遠い位置から振り抜いて決着した。イラオラ監督は「3点目は規格外だ。他の選手なら遠すぎると思う距離だった」と述べている。6, 8, 10, 11
ウェストハム 2 – 3 フラム ⚽ 16′ モラト
⚽ 45+2′ パブロ⚽ 13′ ムニス
⚽ 37′ パラシオス
⚽ 78′ ボブ前半 2-2。チャンピオンシップ首位のウェストハムとプレミアリーグ勢フラムの対戦だった。14, 15, 30
38% 支配率 62% 1.63 xG (ESPN) 2.48 13分、フラムのムニスがヘディングで先制すると、3分後にウェストハムがセットプレーからモラトで追いついた。37分にパラシオスがハーリックの脇を突いて勝ち越し、前半終了間際には、カンテのフリックのこぼれをパブロが押し込んで2-2で折り返した。ヌーノ・エスピリト・サント監督は51分にボーウェンとソロモンを入れて押し返しにかかったが、アルベロア監督は63分から69分にかけて5人を交代した。78分、その1人であるキングがエリア手前でボールを奪い、ボブが持ち込んでニアへ流し込んだ。終盤のカステジャノスの決定機はカステーニュがゴールライン上でかき出した。14, 15
レディング 1 – 2 ブレントフォード ⚽ 72′ オコナー ⚽ 3′ ウィルソン
⚽ 45+1′ カルバーリョ前半 0-2。3部リーグのレディングが本拠地でプレミアリーグ勢を迎えた一戦だった。19, 20
アンドリュース監督はカップ戦を「優先事項」と位置づけながらも先発を大きく入れ替え、3分にウィルソンが押し込んで早々に主導権を握った。前半終了間際にはカルバーリョがエリア内で合わせて2点目。レディングは72分にオコナーが1点を返し、79分と88分にも交代選手を送り込んで押し返したものの、追いつくには至らなかった。ブレントフォードは45分にヤルモリュクを投入して中盤を締め直し、77分には3枚を同時に替えて逃げ切った。19, 20
EFL CHAMPIONSHIP
ブリストル・シティ 0 – 1 リンカーン ⚽ 53′ ドレイパー 前半 0-0。平河悠は左の前線で先発し、90分を通してピッチに立った。21, 22
11分にトラジのヘディングがクロスバーを叩くなど、押していたのはブリストル・シティだった。しかし、53分に試合が動いた。ディッキーの弱いバックパスをハウスが奪ってティックルの前に出し、ドレイパーが無人のゴールへ流し込んだ。スクバラ監督にとっては、昨季まで自ら率いて3部優勝と昇格に導いたリンカーンが相手だった。72分にはディッキーが膝と足首を痛めて担架で退場し、アトキンソンと交代した。終盤は平河悠、アトキンソン、エサットが立て続けに枠へ飛ばしたが、ウィケンズを破れなかった。21, 22, 23, 25
OTHER RESULTS ─ カラバオ杯のその他の結果
ホーム 結果 アウェイ MATCH NOTE ピーターバラ・ユナイテッド 3–3 バーンズリー 88分に追いつきPK戦7-6で突破 OTHER RESULTS ─ チャンピオンシップのその他の結果
ホーム 結果 アウェイ MATCH NOTE ミドルズブラ 2–2 ミルウォール 0-2から後半に2点を返して3位維持 対象期間 (英国時間9月15日01:13〜16日01:21) に終了した試合は8つ。カラバオ杯3回戦はこの日5試合が組まれ、プレミアリーグ勢が入った4試合を詳報、プレミアリーグ勢のいないピーターバラ対バーンズリーを一覧とした。チャンピオンシップは2試合で、日本人が出場したブリストル・シティ対リンカーンを詳報、ミドルズブラ対ミルウォールを一覧としている。FAカップは1回戦予選の再試合1試合が19時45分に行われ、バージェス・ヒル・タウンがジャージー・ブルズを3-1で下した38, 40, 41。9月5日の0-0を受けた再試合で、当初は9日の予定だったが、英国の航空管制の問題でジャージー勢が渡航できず15日へ延期されていた。得点はウェルプデールの3点とジャイルズの1点。両クラブともプレミアリーグ在籍ではない。このFAカップ予選1試合は、件数注記で扱う。公開メンバー表を確認できておらず、日本人の出場有無は未確認とする。詳報5+一覧2+注記1=8で、3大会の総数と一致する。プレミアリーグは9月19日再開、FAカップ予選2回戦は18〜19日、チャンピオンズリーグ・リーグフェーズ第2節は10月13〜14日で、いずれもこの期間の外にある。26, 31, 32, 33, 34, 35
03THE TURNING POINT 勝敗を分けた一手試合を決めたのは、2-0で迎えた62分の2枚替えだった。
SUB 62分リバプール 3–1 トッテナム ─ 中央の若手2人をフラーフェンベルフとソボスライに替えた
リバプールは4-2-3-1で入り、中央はニョニ、マクアリスター、マコネルの3枚。うち2枚は21歳以下で、イラオラ監督は前節から10人を替えていた。前半に決定機を多く作ったのはトッテナムのほうで、ベリバルの至近距離のシュートはママルダシュビリの足に当たり、クドゥスもゴール前で枠を外している。それでもリバプールが21分と54分に得点し、2-0で迎えたのが62分だった。ここでイラオラ監督はニョニとマコネルを同時に下げ、フラーフェンベルフとソボスライを送り出す。中央の底はフラーフェンベルフとマクアリスターの2人となり、その前にソボスライが入った。ポイントは、トッテナムが交代した5分後にリバプールも動いたことだった。トッテナムは57分にウドギーとベンタンクールを下げ、ロバートソンとフェルナンデスを入れて押し上げを強めたばかりだった。69分にフェルナンデスのコーナーキックからギャラガーが1点を返したものの、そこから先の20分でリバプールは中央でボールを失わなくなる。90+1分、ガクポの落としをソボスライがエリア手前から叩き込み、勝負は終わった。6, 7, 8, 10
裏付け ─ 62分にニョニ→フラーフェンベルフ、マコネル→ソボスライ。トッテナムは57分にウドギー→ロバートソン、ベンタンクール→フェルナンデス。両者とも交代は5人ずつ。シュートは12対17、敵陣ペナルティーエリア内のタッチは22対27、xGは1.53対2.34で、いずれもトッテナムが上回った。7, 8, 10
04PLAYER REPORTS 選手ミニレポート詳報した5試合から、GOODとPOORを1人ずつ挙げた。カップ戦のため大幅な入れ替えが入っており、出場時間の短さそのものは評価に含めない。1, 2, 11, 15, 21
イプスウィッチ 2–4 アーセナル (→ 結果)
GOOD
POOR
リバプール 3–1 トッテナム (→ 結果)
GOOD
アレクシス・マクアリスター
21分、中央で回収したボールを一度持ち直し、ゴール上隅へ曲げて均衡を破った。54分にはガクポの2点目を引き出す縦パスを通している。中央の相棒が62分に入れ替わる構成のなかで、90分を通して位置を動かさずに残った唯一の選手だった。フットモブの採点8.7はこの試合の最高評価となる。
1得点1アシスト。フットモブのマン・オブ・ザ・マッチ。8
POOR
マティス・テル
前を向ける場面は複数あったものの、最後のパスが合わず、シュートに至る前に相手へ渡す形が続いた。トッテナムはシュート17本、xG 2.34を積み上げながら1点に終わっており、テルも攻撃で結果を残せなかった一人だった。85分にソランケと交代するまで、決定機の創出は記録されていない。
スパーズ・ウェブのレイ・ンクウォチャ記者は3点をつけ、チーム最低評価とした。パスが長すぎたことを理由に挙げている。11
ウェストハム 2–3 フラム (→ 結果)
GOOD
POOR
レディング 1–2 ブレントフォード (→ 結果)
GOOD
POOR
ファビオ・カルバーリョ
45+1分の2点目は決めたものの、後半に入ってからブレントフォードの中央は前進の起点を失い、72分にオコナーへ返された。アンドリュース監督は77分に3枚を同時に替えており、この選手もその1人だった。2-0で折り返した後に主導権を失った流れと、この交代を結びつける見方は、本紙の解釈であり、現地の採点による裏づけではない。
1得点。77分にヒッキーと交代。ブレントフォードは同時刻に3人を入れ替えた。19
ブリストル・シティ 0–1 リンカーン (→ 結果)
GOOD
05STAT OF THE DAY 今日のデータ1選アーセナルは、この夜に作った決定機の量から期待される得点の4倍を決めた。2
0.95 4得点を挙げたアーセナルのxG (イプスウィッチは0.72で2得点) 出所: ESPN マッチスタッツ、2026.9.16取得アーセナルのシュートは12本、うち枠内が6本。枠を捉えた6本のうち4本がゴールになった計算となる。xG 0.95は、同じ機会を100回繰り返せば平均1点に届くかどうかという水準を示す。対するイプスウィッチは8本で枠内3本、xG 0.72から2点。両チーム合わせたxGは1.67で、実際のスコアは6点だった。決定機の量で試合を説明できる夜ではなかった。2
DATA BOARD
チーム xG 得点 Note フラム 2.48 3 この夜の最多xGを積んで勝ち切った トッテナム 2.34 1 最多の17本を放って敗退 ウェストハム 1.63 2 支配率38%で2点を返した アーセナル (編集部注目) 0.95 4 この夜で最も少ない機会から最多得点 対象8試合のうち、xGの公表値を確認できたのはカラバオ杯の3カードのみ。リバプール対トッテナムはフットモブ、イプスウィッチ対アーセナルとウェストハム対フラムはESPNの値を用いた。xGはモデルと提供元で値が変わるため、同一カード内では同じ提供元の数値だけを並べている。レディング対ブレントフォードとブリストル・シティ対リンカーンについては、信頼できる公表値を確認できなかったため表に載せていない。2, 8, 15
フラム xG 2.48 / 3点 トッテナム xG 2.34 / 1点 ウェストハム xG 1.63 / 2点 アーセナル xG 0.95 / 4点 06TACTICAL TREND 今日の戦術トレンド詳報した5試合のうち、イプスウィッチ、リバプール、フラムの3試合で交代出場の選手が得点した。交代選手の得点が目立つ一日だった。
TODAY’S TREND大幅な先発変更のあと、途中出場組が終盤に効いた
大幅に入れ替えた側は、先発の完成度で押し切れない代わりに、終盤に格上の選手を投入できる。フラムは63分から69分の7分間で5人すべてを使い切り、その1人であるボブが78分に決勝点を決めた。リバプールは62分に中央2枚を入れ替え、入ったソボスライが90+1分に3点目を決めている。ミドルズブラはハーフタイムに3人を同時に替え、0-2から50分と61分に2点を返した。8, 15, 28
TACTICAL KEY
先発側の状態 生まれる余白 ベンチ側の使い方 連係より個の質でつなぐ 終盤の運動量と精度 一気に複数人を替えて上書きする 追う側が人数をかけて前へ出る 相手のエリア手前の中央 入った選手が最初のボールを拾う リードしていて無理に動かない ゴールから遠い位置 遠距離から決め切れる選手を置く 効いたのは、交代が単独ではなく束で入った点にある。フラムの78分の得点は、同じ69分に入ったキングがエリア手前で奪い、ボブが持ち込む形だった。キングが奪い、ボブが仕上げた。リバプールの3点目も、62分に入ったソボスライが、90+1分にガクポの落としを受けて遠い位置から振り抜いたもの。追う側が前掛かりになった後の中央には、疲労の差がそのまま出る。8, 14, 15
MATCH EXAMPLES
ウェストハム 2–3 フラム ─ 7分で5人を使い切るアルベロア監督は63分にリードとラーションの中盤2枚、68分にムニス、69分にケビンとスミス・ロウを替えた。ウェストハムは51分にボーウェンとソロモン、64分にカステジャノスを入れて前へ出ていた時間帯にあたる。78分、キングがエリア手前で奪い、ボブが持ち込んで決着した。14, 15
リバプール 3–1 トッテナム ─ 2-0のまま中央を替えるイラオラ監督は62分にニョニとマコネルを同時に下げ、フラーフェンベルフとソボスライを投入した。追いつこうとするトッテナムが57分に2枚を替えた直後で、69分には1点を返されている。それでも90+1分、ソボスライがエリア手前から決めて勝負を終わらせた。7, 8
COUNTERPOINT ─ ベンチが効くとは限らない。イプスウィッチは61分と68分に5人を投入し、62分と90+1分に2点を返したが、4点差を追う位置からでは間に合わなかった。トッテナムもフェルナンデスの投入から得点にはつながった一方、ソランケの投入は85分まで遅れている。スパーズ・ウェブのンクウォチャ記者は、追う展開での終盤5分の投入を「試合運びの拙さ」と書いた。束で替える手が効くのは、点差と残り時間がまだ動かせる範囲にある場合に限られる。2, 8, 10TACTICAL TEST ─ 16日のカラバオ杯4カードで、リードした側がいつベンチを使うかを見たい。3回戦で勝ち上がった4チームはいずれも5人を使い切っている。
07RISING 若手株価上昇ランキング今季初出場で2得点。16歳の1試合として、記録面でも異例だった。1, 3
1マックス・ダウマン7分の先制点は、エゼとのワンツーで中央を割り、寄せてきたキプレの重心が外へ流れた瞬間に縦へ踏み込んで決めたもの。利き足でない右足で、ゴール左隅へ低く通している。47分の2点目はスビメンディの浮き球を一度で足元に収め、ウォルトンが動き出す前に置いた。シュートは3本で枠内3本。デュエル勝利7回はアーセナルで最多、敵陣でのボール奪取3回も記録している。ゴール前だけの選手ではなかった。1, 3
昨季3月のエバートン戦で得点して以来、出場時間は短く管理されてきた。今季はここまで公式戦の先発がなく、この夜が初出場となる。16歳258日での得点は、カラバオ杯でプレミアリーグ勢のために決めた選手としてセスク・ファブレガスの16歳212日に次ぐ2番目の若さ。16歳で1試合2得点を記録したのは、2002年のウェイン・ルーニーに次いで2人目だった。アルテタ監督は「素晴らしかった」と評したうえで、出場時間は他の選手と同じように競って勝ち取るものだと付け加えている。1, 3
見誤りやすい点 ─ 相手は10人を入れ替えたイプスウィッチで、最終ラインの連係が固まる前の時間帯に2点が入っている。プレミアリーグの先発で同じ空間が与えられる保証はない。アルテタ監督が出場時間の管理を繰り返し口にしていることも、そのまま評価の幅として残る。
08ONE TO WATCH 今日の注目株PLAYER FEATUREオスカル・ボブ
69分、2-2の場面でケビンと代わって入った。9分後、キングがエリア手前でウェストハムからボールを奪うと、受けて中へ持ち込み、相手を2人ずらしてからニアへ流し込んでいる。フラムはこの試合でxG 2.48を記録し、ボブが最後の得点を決めた。この得点で、アルベロア監督はフラムで2勝目を挙げた。14, 15
マンチェスター・シティの育成組織で育ち、今夏フラムが2700万ポンドで獲得した。Sky Sports が移籍完了を報じている。加入からこの試合まで得点は記録されておらず、初得点がカップ戦の途中出場から出た形となる。16
持ち味は狭い場所で相手の重心を外す運び方にあり、この夜の決勝点はその典型だった。アルベロア監督は試合後、「才能のある若い選手が多い。我々は彼らに対して辛抱強くある必要がある」と述べている。途中出場で流れを変えられる選手という評価が定着すれば、今後の起用法を見る材料になる。14, 16
別の視点 ─ 決勝点は2部の相手から、しかも相手が前掛かりになった後の時間帯に生まれた。プレミアリーグの守備ブロックに対して同じ持ち運びが通るかは、この1本では測れない。次に見る試合 ─ フラムの次戦。先発に入るのか、再び終盤の切り札として残されるのかが最初の判断材料になる。09MANAGER RATINGS 監督の采配採点 (10点満点)3回戦では大幅な先発変更が相次いだ。変更数そのものではなく、試合中の管理と交代策を中心に見る。
Mikel Arteta (アーセナル)9.0プラン適合 9人を替えながら、前半のうちに2点を取り切った。中央にダウマンを置いた配置が7分と47分の2得点に直結している。 交代の効果 45分にコンサ、64分以降に4人。4-0となった後で主力の出場時間を削り、90+1分の失点だけで抑えた。 試合中の修正 62分に1点を返された後、76分に2枚を同時に替えて中央の強度を戻している。 効いた点 16歳に先発を与える判断そのもの。シュート3本すべてが枠に飛び、デュエル勝利もチーム最多だった。 効かなかった点 4-0から2失点。アルテタ監督自身は「勝利と勢いの維持」を成果に挙げ、終盤の緩みには触れていない。 別の視点 ─ xGは0.95で、機会の量ではイプスウィッチと大差なかった。4-2という結果は決定力の上振れに支えられている。1, 2, 3
Álvaro Arbeloa (フラム)8.0プラン適合 支配率62%、xG 2.48で内容を握った。一方で前半だけで2失点し、設計どおりに運んだとは言えない。 交代の効果 63分から69分に5人すべてを投入。うち2人が78分の決勝点の起点と仕上げを担った。 試合中の修正 相手が51分と64分に前へ出た局面で、中盤と前線を丸ごと入れ替えて主導権を取り戻した。 効いた点 フラムでの2勝目。若手を多く並べた構成について「辛抱強くある必要がある」と述べている。 効かなかった点 2失点の質。試合後に「どうしてこの2点を喫したのか、いまも考えている」と認めた。 別の視点 ─ 相手は2部の首位で、アルベロア監督自身が試合前に「チャンピオンシップのチームだとは思わない」と述べていた。格下相手の勝利として評価すると読み違える。14, 15, 37
Andoni Iraola (リバプール)7.5プラン適合 10人を替え、中央3枚のうち2枚を21歳以下に委ねた。シュート数とxGでは相手に上回られている。 交代の効果 62分の2枚替えで入ったソボスライが90+1分に3点目を加えた。46分のジャケ投入も最後まで持った。 試合中の修正 相手が57分に2枚を替えた直後に動いた点が効いた。69分の失点後も布陣を戻していない。 効いた点 2-0の時点で勝ち切る駒を入れる判断。イラオラ監督は3点目を「規格外だ」と評した。 効かなかった点 敵陣ペナルティーエリア内のタッチは22対27。内容で押し返せた時間は限られていた。 別の視点 ─ 入れ替えの機会でありながら、4試合連続でベンチに置いてきた遠藤航を使わなかった。遠藤の序列を見るうえでは、勝敗とは別に注目すべき点だ。6, 7, 8, 12
Roberto De Zerbi (トッテナム)4.5プラン適合 シュート17本、xG 2.34、枠内6本はリーグ戦直近2試合を上回る。内容を作る設計そのものは機能した。 交代の効果 57分のフェルナンデス投入は69分の得点につながった。一方でソランケの投入は85分まで遅れた。 試合中の修正 2点を追う時間が30分以上あったが、前線の枚数を増やす判断は最後の5分に限られている。 効いた点 ウドギーが左から2度の決定機を演出し、負傷明けの管理として57分で下げた。 効かなかった点 カップ戦を「上まで進みたい」と位置づけながら3回戦敗退。デ・ゼルビ監督は「クリックが要る」と述べた。 別の視点 ─ アンフィールドでの勝利は2011年以降なく、相手の入れ替え幅を考えても難度は高かった。内容で上回った事実は、低評価一辺倒にしにくい材料でもある。6, 10, 11
Michael Skubala (ブリストル・シティ)4.0プラン適合 3人を替えて臨み、支配とセットプレーで主導権を握った。11分にはトラジのヘディングがクロスバーを叩いている。 交代の効果 59分のバラードが直後に平河悠へ好機を作った。75分の3枚替え以降も枠内に飛ばしたが、得点には届かなかった。 試合中の修正 0-1となった53分以降、前線の人数を増やして押し込んだ。形は作れており、最後の精度が残った。 効いた点 左サイドで平河悠を優位に立たせ続けた点。リンカーン側はこの対応に苦しんだと地元の記録は伝える。 効かなかった点 唯一の失点が自陣のバックパスからだった。昨季まで率いたリンカーンに、その1本で敗れている。 別の視点 ─ 72分にディッキーが担架で退いており、終盤の最終ラインは想定外の構成になった。結果だけで采配全体を否定するのは難しい。21, 22, 23, 24
10JAPANESE PLAYERS 今日の日本人選手公開メンバー表を確認できた7試合でピッチに立った日本人選手は平河悠の1人。遠藤航と前田大然はベンチ入りしながら出番がなく、次田夏樹はミルウォールの20人に入らなかった。4, 7, 21, 29
JAPAN SPOTLIGHT平河悠
公開メンバー表を確認できた7試合で、ピッチに立った唯一の日本人。
左サイドの高い位置で先発し、前半から最も多くリンカーンを困らせた。序盤に放った1本は、クロスともシュートともつかない軌道でゴールへ向かい、ウィケンズがパンチでバーの上へ逃れている。リンカーンのファンサイト、ザ・ステイシー・ウェストは「イムプス (リンカーンの愛称) は平河を抑えきれずにいた」と書き、左からの仕掛けのたびに本拠地から声が上がったとも記した。後半の勝負どころは60分前後にあった。59分に投入されたバラードが右のエリア内へ流したボールを受けたが、伸ばしてきたウィケンズの足に当てられている。終盤にも枠へ飛ばした1本があり、この試合でブリストル・シティが作った決定機の多くはこの選手を経由していた。90分を通して交代せず、相手守備を脅かし続けた。結果は0-1。1本のバックパスから生まれた失点を、最後まで取り返せなかった。21, 22, 23
LOCAL EYE ─ 英国現地から
遠藤航 / リバプール ─ 10人を替えた夜にも、呼ばれなかった今季はプレミアリーグ4試合とこのカラバオ杯3回戦の計5試合でベンチに入り、出場時間はゼロのまま。 イラオラ監督は前節から10人を入れ替え、中央3枚のうち2枚を21歳以下に委ねた。62分にその2枚を下げた際に入ったのは、フラーフェンベルフとソボスライだった。ラウジング・ザ・コップのジェームズ・ブルック記者は試合前、イラオラ監督が「遠藤はシーズンのどこかで出場時間を得る」と明言したと伝え、センターバックでの起用も候補に挙げていた。実際には守備陣の交代枠も46分のジャケで使われている。イラオラ監督は12日のフラム戦後、「同じポジションに選手が多い。ただワタは私が好きな選手で、必ず出番は来る」と述べていた。7, 8, 12, 13
前田大然 / イプスウィッチ ─ 左の先発は復帰したフィロジーン先発落ちの背景として現地紙が挙げたのは、競争相手の復調だった。 イースト・アングリアン・デイリー・タイムズのアレックス・ジョーンズ記者は試合前の予想布陣で、フィロジーンについて「オニール監督が再び先発できる状態だと述べた。クラークと前田より彼が選ばれると考える」と書いている。実際の先発ではフィロジーンが左に入り、前田はベンチに残った。ただしこれは記者の予想であり、オニール監督が前田を外した理由を語ったものではない。ベンチにはクラークとアクポムも並び、61分から81分の間に5人が投入されたなかで、前田だけが出番を得ていない。カップ戦での大幅な入れ替えにもかかわらず順番が回らなかった点は、リーグ戦の序列を読むうえで見落とせない。2, 4, 5
次田夏樹 / ミルウォール ─ 20人のメンバー表に名前がなかった先発11人と控え9人のいずれにも入っていない。 Sky Sports が掲載したミルウォールのチームシートを背番号まで照合したところ、登録20人のなかに背番号51は見当たらなかった。試合はアルコンテとダイクスの得点で前半を2点リードしながら、後半に追いつかれて2-2。ミルウォールは負傷者を多く抱えた状態が続いている。本紙が9月12日のブラックバーン戦で行った照合でも20人に名前はなく、トップチームの登録から遠い状態が2試合続いた。次に見るのは、U21での出場が続くのか、再び20人へ戻るのかだ。28, 29
ALL JAPANESE PLAYERS ─ 全選手一覧
選手 クラブ 出場 今日のポイント 次に見る点 平河悠 ブリストル・シティ 先発90分 左の前線で先発し、前半のシュートはウィケンズに弾かれた。60分の決定機も止められ、チームは0-1で敗れている。21, 22 次戦でも左で先発を続けられるか。押し込む展開で、最後の一本の精度が上がるか。 遠藤航 リバプール ベンチ入り・出場なし 10人を入れ替えたカップ戦でもベンチのまま。62分の中央2枚の交代でも呼ばれなかった。7, 8 次のリーグ戦でベンチに残るか。センターバックでの起用という選択肢が実際に使われるか。 前田大然 イプスウィッチ ベンチ入り・出場なし 左はフィロジーンが先発。61分と68分に5人が投入されたが、この選手には順番が回らなかった。2, 4 19日以降のリーグ戦で左に戻るか。フィロジーンとの併用が成立するか。 次田夏樹 ミルウォール メンバー外 先発11人と控え9人のいずれにも入らなかった。9月12日のブラックバーン戦に続き、20人から外れている。29 次節のメンバー表に戻るか。U21での出場が続くのか、トップの20人に入るのか。 カラバオ杯5試合とチャンピオンシップ2試合の公開メンバー表を全数照合した。日本語表記・英語登録名・媒体の短縮形の3系統で確認し、上記4名以外に日本人選手の登録はない。同日のFAカップ1回戦予選の再試合 (バージェス・ヒル・タウン対ジャージー・ブルズ) はメンバー表が公開されておらず、日本人の出場有無を確認できていない。38, 41ミルウォールについては先発・控え・交代記録の3点をSky Sportsのチームシートで確認している。2, 4, 7, 19, 21, 27, 29
11INJURY & SUSPENSION WATCH 負傷・出場停止ウォッチこの日に生じた負傷で最も重いのは、担架で退いたブリストル・シティのディッキー。復帰時期を断定できる診断はまだ出ていない。退場はなく、出場停止に至った警告もない。8, 21, 22
選手 クラブ 事由 情報源 見通し 次の判断 ロブ・ディッキー ブリストル・シティ 72分に膝と足首を痛め、担架で退場。75分にアトキンソンと交代した。 報道・クラブ公式 部位は伝えられているが、離脱期間の見通しは公表されていない。21, 22 ブリストル・シティの次戦のメンバー表。 ケイ・フーロ ブレントフォード 練習中の負傷で手術を受け、レディング戦を欠場した。 クラブ公式 アンドリュース監督は「レディング戦で先発させるつもりだった」と述べた。復帰時期は示されていない。20 ブレントフォードの次戦の招集。 デスティニー・ウドギー トッテナム 負傷明けの出場時間管理として57分で交代。新たな負傷ではない。 報道 スパーズ・ウェブは、前半のチーム最高評価としたうえで交代の理由を復帰過程にあると記した。10, 11 トッテナムの次戦で先発に戻るか。 ジェームズ・マディソン トッテナム 負傷からの復帰過程。この試合は75分から15分間の出場にとどまった。 報道 今季の公式戦出場は計50分程度。スパーズ・ウェブは次戦での先発を求めている。10 トッテナムの次戦で先発に入るか。 公開メンバー表を確認できた7試合で退場者は出ていない。警告はリバプール対トッテナムで5枚 (アラウホ、フリンポン、ケルケズ、マルムーシュ、ベンタンクール)、ミドルズブラ対ミルウォールで2枚が出ている。累積による出場停止は確認されていない。8, 29
12NEXT UP 次に見るべき試合カラバオ杯3回戦の残り5カードが16日と17日に組まれている。日本人選手の起用が注目される2試合と、最後に残る1試合を挙げる。
EFL Cup 9/17 04:00 JSTマンチェスター・ユナイテッド vs ブライトン
三笘薫がオールド・トラフォードで先発に入るか / 両チームがどこまで先発を入れ替えるか。3回戦で勝ち上がった4チームがいずれも5人を使い切った流れが続くかにも注目したい31, 33
EFL Cup 9/17 04:00 JSTコベントリー vs アストン・ヴィラ
坂元達裕と鈴木彩艶がともにメンバーへ入るか / 昇格組コベントリーがカップ戦でどんな編成を組むか。リーグ戦で苦しむ両チームの立て直しも焦点になる31, 33
13FLEET STREET 英国現地紙・ファンの論調記者の論点は16歳の1試合と、内容で上回って敗れた側の運び方に割れた。ファンの反応は、カップ戦より昇格を優先する立場に集まっている。1, 5, 10, 17, 18
PRESS VIEW ─ 英国現地紙の論調
Sky SportsSky Sports が軸に据えたのはダウマンの2得点ではなく、アルテタ監督がその扱いをどう語ったかだった。同メディアは、この16歳が昨季3月のエバートン戦で得点して以来、出場時間を抑えられてきた経緯から記事を始めている。アルテタ監督の「素晴らしかった。試合を動かした個人の判断がいくつも際立っていた」という評価と、出場時間は他の選手と同様に競って得るものだという発言を並べ、称賛と慎重な姿勢を併記した。記録の側からも、16歳258日はカラバオ杯でプレミアリーグ勢のために決めた選手としてファブレガスに次ぐ2番目となる。1, 3
別の見方 ─ xGは0.95で、機会の量ではイプスウィッチと大差なかった。2得点の評価を、この夜の内容全体の評価に広げることはできない。2
Spurs Webトッテナム系媒体スパーズ・ウェブのレイ・ンクウォチャ記者は、敗因を決定機の質ではなく仕上げに置いた。xGは2.34対1.53でトッテナムが上回り、枠内シュート6本はリーグ戦直近2試合を超えている。それでも1点にとどまった理由として、ベリバルの至近距離とクドゥスのゴール前の折り返しを具体的に挙げた。さらに、2点を追う展開でソランケの投入が85分まで遅れた点を「試合運びの拙さ」と書いている。同記者の採点ではウドギーが8点で最高、テルが3点で最低だった。10, 11
別の見方 ─ ウドギーは負傷明けの管理として57分で下げられている。最も評価された選手を最後まで使える状態ではなかった。10, 11
East Anglian Daily Timesイプスウィッチ地元紙のアレックス・ジョーンズ記者は、試合前の予想布陣で左サイドの序列に焦点を当てた。フィロジーンについて「オニール監督が再び先発できる状態だと述べた。クラークと前田より彼が選ばれると考える」と書き、負傷から戻った選手が定位置を取り返す前提で構成している。実際の先発はその通りになった。カップ戦での大幅な入れ替えは通常、序列の下位に出場機会を配る場面にあたる。にもかかわらず前田が使われなかった事実は、地元紙の読みを裏づける形で残った。2, 4, 5
別の見方 ─ 同記事は試合前の予想で、監督が起用理由を直接語ったものではない。オニール監督の試合後コメントは、内容の評価に限られている。1, 5
FAN PULSE ─ 現地サポーターの反応
ウェストハムのファンフォーラムWHU606の2スレッド (試合スレッド118件・約20人、マン・オブ・ザ・マッチ投票6人) を観測範囲とした。単発の投稿ではなく、複数人が繰り返した論点だけを取り上げる。他クラブでは、同じ基準を満たす反応を確認できなかった。17, 18
ウェストハム|「勝ち点3のほうが、フラムに勝つより価値がある」試合前から繰り返されていたのは、カップ戦より昇格を優先する立場だった。「フラムに勝ってマンチェスター・シティとの敵地戦を引き当てるより、勝ち点3のほうがいい」(steve)、「一部の控え組にとっては最後の売り込みの機会だ」(Kuchinghammer) といった書き込みが並ぶ。先発発表後は「思っていたより強い布陣だ」(jay_in_cpt) という声と、別の選手が移籍に関する発言を理由に外されたという見立てが同時に出た。試合中の反応は守備に集まり、「あまりにひどい守り方だ」(buffybegood) という指摘があった一方で、モラトの同点弾にはマヴロパノスのパスを評価する声が続いている。マン・オブ・ザ・マッチ投票ではモラトが最多で、エンゲルスが続いた。投票を立てた本人 (alderz) は「難しい。前半が良かった選手は多いが、90分通して良かった選手は少ない」と書いている。17, 18
温度感:落胆は限定的 ─ 敗退そのものより、守備の緩さとリーグ戦への影響に関心が向いている。
WATCH NEXT16日の4カードで、リードした側がベンチをいつ開けるかを見たい。15日に勝ち上がった4チームは全員が5人を使い切り、うち2チームは決勝点か試合を終わらせる得点を交代選手から得ている。マンチェスター・ユナイテッドとアストン・ヴィラがどの時間帯で主力を投入するかが、この読みの最初の検証になる。
15TOMORROW’S FIXTURES 明日の試合予定16 Sept (Wed) は、カラバオ杯3回戦が4試合組まれている。プレミアリーグ、チャンピオンシップ、チャンピオンズリーグ、FAカップはこの日に試合が組まれていない。31, 32, 33, 34, 35
注目の一戦 ─ マンチェスター・ユナイテッド vs ブライトン(9/17 04:00 JST)
カラバオ杯3回戦。オールド・トラフォードで、プレミアリーグ勢同士が3回戦最後の顔合わせのひとつを迎える。三笘薫を擁するブライトンは、リーグ戦で得失点差プラス8の好調を維持している。15日の4カードでは勝ち上がった全チームが交代枠5人を使い切った。両者がどこまで先発を入れ替え、どの時間帯に交代を使うかが最初の見どころとなる。31, 33
CARABAO CUP ─ 3回戦
ホーム KICK OFF (JST) アウェイ 注目点 エバートン 9/17 03:45 ウォルヴァーハンプトン プレミア勢と2部勢の対戦。入れ替え幅が焦点 フリートウッド 9/17 03:45 シェフィールド・ユナイテッド 4試合で唯一のプレミア勢不在カード コベントリー 9/17 04:00 アストン・ヴィラ 坂元達裕と鈴木彩艶がともに入るか マンチェスター・ユナイテッド 9/17 04:00 ブライトン 三笘薫がオールド・トラフォードで先発するか 16 Sept (Wed) にこの5大会で組まれているのは上記4試合のみ。3回戦最後の1試合となるマンチェスター・シティ対ノリッジは17日19時30分 (英国時間) の開催で、本号の対象期間の外にある。エバートン対ウルバーハンプトンは本来9日の予定だったが、リバプールのチャンピオンズリーグ開催と重なったため16日19時45分へ移され、同じ調整でリバプール対トッテナムが16日から15日へ繰り上がった。移動後の日程と時刻はウルバーハンプトン公式が告知している。残る3試合のキックオフ時刻はEFLが公表した3回戦の日程・TV編成による。31, 33, 39, 42
補SOURCES 出典脚注は本文の主張に対応する。配信サイト経由の記事は、発信元の媒体名と署名記者を先に記した。
- Sky Sports, Ipswich 2-4 Arsenal: Max Dowman shines with two goals as Gunners ease into Carabao Cup fourth round, 2026.9.15 ↩
- ESPN, Ipswich Town 2-4 Arsenal (Sep 15, 2026) — Match (lineups, substitutions, stats), 2026.9.16取得 ↩
- FotMob, Ipswich Town 2-4 Arsenal: Dowman leads the way in EFL Cup success, 2026.9.15 ↩
- Heavy, How To Watch Ipswich vs Arsenal (League Cup): Team News, Confirmed Lineups & TV/Streaming, 2026.9.15 ↩
- East Anglian Daily Times, Alex Jones, Ipswich Town v Arsenal – Predicting Gary O’Neil’s starting lineup, 2026.9.15取得 ↩
- Sky Sports, Liverpool 3-1 Tottenham: Dominik Szoboszlai strike seals Carabao Cup win as Spurs at least end goal drought, 2026.9.15 ↩
- Tottenham Hotspur FC, Confirmed line-ups | Liverpool vs Spurs | Carabao Cup, 2026.9.15 ↩
- FotMob, Liverpool vs Tottenham — Match facts, lineups and stats, 2026.9.16取得 ↩
- Liverpool FC, Liverpool submit Premier League squad list for 2026-27, 2026.9.16取得 ↩
- Spurs Web, Rae Nkwocha, Five things we learned as Tottenham crash out of the Carabao Cup with 3-1 defeat at Liverpool, 2026.9.15 ↩
- Spurs Web, Rae Nkwocha, Tottenham player ratings vs Liverpool as 8/10 star shines as sole silver lining, 2026.9.15 ↩
- Rousing The Kop, James Brooke, Andoni Iraola could hand out at least one Liverpool debut against Tottenham in the Carabao Cup, 2026.9.14 ↩
- Liverpool FC, In full: Andoni Iraola’s press conference after Liverpool 0-0 Fulham, 2026.9.12 ↩
- Sky Sports, West Ham 2-3 Fulham: Super-sub Oscar Bobb the difference-maker as Alvaro Arbeloa’s side edge thrilling London derby, 2026.9.15 ↩
- ESPN, West Ham United 2-3 Fulham (Sep 15, 2026) — Match (lineups, substitutions, stats), 2026.9.16取得 ↩
- Sky Sports, Oscar Bobb transfer news: Fulham complete £27m signing of Man City forward, 2026.9.16取得 ↩
- WHU606 (ウェストハム系ファンフォーラム), EFL Carabao Cup – West Ham v Fulham @ home, Tues 15th Sept, 2026.9.16取得 ↩
- WHU606, MOTM vs Fulham, 2026.9.16取得 ↩
- ESPN, Reading 1-2 Brentford (Sep 15, 2026) — Match (lineups, substitutions), 2026.9.16取得 ↩
- Brentford FC, Reading v Brentford Carabao Cup team news: Kaye Furo ruled out after undergoing operation, 2026.9.15取得 ↩
- Bristol City FC, Report: Bristol City 0-1 Lincoln City, 2026.9.15 ↩
- Sky Sports, Bristol City 0-1 Lincoln City: Freddie Draper scores Imps winner in narrow victory, 2026.9.15 ↩
- The Stacey West, Gary, Same Again: Bristol City 0-1 Lincoln City, 2026.9.15 ↩
- The Stacey West, Master Against Apprentices? Michael Skubala Faces Lincoln City Duo, 2026.9.15 ↩
- Bristol City FC, Skubala appointed City Manager, 2026.9.16取得 ↩
- ESPN, English Carabao Cup Scores — September 15, 2026, 2026.9.16取得 ↩
- ESPN, Peterborough United 3-3 Barnsley (Sep 15, 2026) — Match, 2026.9.16取得 ↩
- Sky Sports, Middlesbrough 2-2 Millwall — Match Report & Highlights, 2026.9.15 ↩
- Sky Sports, Middlesbrough vs Millwall — Teams (team sheets), 2026.9.16取得 ↩
- ESPN, English Championship Table 2026-27, 2026.9.16取得 ↩
- ESPN, English Carabao Cup Schedule — September 16, 2026, 2026.9.16取得 ↩
- ESPN, English Championship Schedule — September 16, 2026, 2026.9.16取得 ↩
- Sports Illustrated, 2026-27 Carabao Cup: Draw, Fixtures, Results and Guide to Each Round, 2026.9.16取得 ↩
- The Football Association, Emirates FA Cup round dates for the 2026-27 season, 2026.9.16取得 ↩
- UEFA.com, 2026/27 Champions League: teams, dates, draws, format, final, 2026.9.16取得 ↩
- Goal, Liverpool knock Tottenham out of Carabao Cup in 3-1 victory as Andy Robertson makes emotional Anfield return, 2026.9.15 ↩
- FotMob, Arbeloa does not see West Ham as a Championship-level team, 2026.9.15 ↩
- Burgess Hill Town FC, Tuesday night FA Cup replay v Jersey at the MTC Burgess Hill, 2026.9.14 ↩
- Wolverhampton Wanderers FC, Everton and Portsmouth games moved again, 2026.8.31 ↩
- BBC Sport, Brent Pilnick (Yahoo Sports に配信), Jersey Bulls FA Cup replay postponed after flight problems, 2026.9.9 ↩
- Sofascore, Jersey Bulls 1-3 Burgess Hill Town — FA Cup Qualification round 1 (15 September 2026), 2026.9.16取得 ↩
- The English Football League, How to Watch every Carabao Cup Round Three game on Sky Sports in the UK this week, 2026.9.15 ↩
PREMIER LEAGUE DAILY
15 Sept (Tue) の試合 / 発行 2026.9.16 JST -
リーズ3センターが2枚を飲み込み3位へ 田中碧の一撃が先制点を生んだ
PREMIER LEAGUE DAILY 2026.9.15|MATCHDAY FULL MATCHDAY REPORT ─ ENGLAND FOOTBALL & CL
PREMIER LEAGUE DAILY
MATCHDAY FULL リーズが中盤の3対2を制した夜
田中碧の一撃がリーズを3位へ運んだTHE MORNING 501リーズは前半3得点。今世紀で最も高い序盤の順位へ4試合を終えて2勝2分、勝点8で3位。第4節終了時点の順位としては2000-01シーズン以来の高さだと Sky Sports は伝えた。4, 12 02先制点の記録が媒体で割れているプレミアリーグ公式は32分をミリーのオウンゴールとした。一方でフットボール・ウェブ・ページズとシールズ・ガゼットは田中碧の得点として扱っている。1, 10, 11 03敵陣進入は48対49。差は最後の20メートルで広がったペナルティーエリア内のタッチは30対18、シュートは15対7、xGは1.91対0.85。支配率は50.6%対49.4%でほぼ互角だった。1, 5 04ニューカッスルは一晩で負傷者が3人増えたゴンサレスが脳震盪、ジェイコブ・ラムジーはウォームアップで太もも、アンソニー・エランガは招集外。ヤイスレ監督は19日のハル・シティ戦にいずれも間に合わない見通しを示した。13, 14 05脳震盪交代が、リーズに6人目の交代枠を与えた88分にシュタッハと代わったのは、2025年夏にニューカッスルから移ったショーン・ロングスタッフ (Sean Longstaff) だった。7, 21 CONTENTS01RESULTS & HIGHLIGHTS 試合結果とハイライト英国時間9月14日に行われたのはプレミアリーグ第4節の1試合。チャンピオンシップ、チャンピオンズリーグ、カラバオ杯、FAカップはいずれも試合が組まれていなかった。11, 23, 24, 25, 26
PREMIER LEAGUE ─ 第4節
リーズ 4 – 1 ニューカッスル ⚽ 32′ ミリー (OG)
⚽ 34′ ボーグル
⚽ 45+1′ カルバート・ルーウィン
⚽ 59′ オカフォー⚽ 90′ トゥーレ 前半 3-0。警告はカルバート・ルーウィン (リーズ)、マーフィー、リブラメント (ニューカッスル)。1, 2, 3, 27
50.6% 支配率 49.4% 15 (6) シュート (枠内) 7 (5) 1.91 xG (Sky Sports) 0.85 30 敵陣PA内タッチ 18 リーズは3-5-2の中央3枚で、4-2-3-1で入ったニューカッスルの2枚を数の上で上回った。19分にゴンサレスが脳震盪で退いた後、リーズの数的優位がより明確になった。32分には田中碧がエリア手前から右足を振り、ボールがステウルとミリーに当たって先制点につながった。2分後にはニューカッスルが自陣でつなごうとしてボットマンのパスがボーグルへ渡り、右のジャスティンへ展開したクロスをカルバート・ルーウィンが叩き、最後に触れたボーグルの得点として記録された。前半終了間際にカルバート・ルーウィンが自ら3点目を決め、59分にはアンパドゥのロングスローが弾かれたこぼれをオカフォーがエリア手前から沈めている。ニューカッスルの得点は90分のトゥーレによる1点だけだった。1, 2, 3, 5, 28
対象期間 (英国時間9月14日01:30〜15日01:13) に終了した試合は、プレミアリーグ第4節のこの1試合のみ。チャンピオンシップとカラバオ杯3回戦は15日、FAカップは予選2回戦が18〜19日 (18日は1試合のみ)、チャンピオンズリーグ・リーグフェーズ第2節は10月13〜14日で、いずれもこの期間の外にある。11, 23, 24, 25, 26
02TABLE IMPACT 順位表への影響この試合で第4節が終わった。リーズが3位、ニューカッスルが12位。上位2チームは4連勝のまま並走している。12
順位 クラブ 試合 得失点 勝点 今節 1 アーセナル 4 +7 12 ○ 2-0 サンダーランド 2 マンチェスター・シティ 4 +6 12 ○ 1-0 マンチェスター・ユナイテッド 3 リーズ 4 +4 8 ○ 4-1 ニューカッスル 4 ハル・シティ 4 +3 8 △ 2-2 チェルシー 5 ブライトン 4 +8 7 ○ 5-0 コベントリー 6 チェルシー 4 +1 7 △ 2-2 ハル・シティ 7 ブレントフォード 4 +3 6 △ 2-2 ボーンマス 8 リバプール 4 +2 6 △ 0-0 フラム 9 エバートン 4 +2 6 △ 0-0 トッテナム 10 イプスウィッチ 4 -3 6 ○ 3-2 クリスタル・パレス 11 ノッティンガム・フォレスト 4 0 5 ○ 2-1 アストン・ヴィラ 12 ニューカッスル 4 -1 5 ● 1-4 リーズ 13 マンチェスター・ユナイテッド 4 0 4 ● 0-1 マンチェスター・シティ 14 サンダーランド 4 -2 4 ● 0-2 アーセナル 15 ボーンマス 4 -1 3 △ 2-2 ブレントフォード 16 クリスタル・パレス 4 -5 3 ● 2-3 イプスウィッチ 17 トッテナム 4 -5 2 △ 0-0 エバートン 18 フラム 4 -3 1 △ 0-0 リバプール 19 アストン・ヴィラ 4 -6 1 ● 1-2 ノッティンガム・フォレスト 20 コベントリー 4 -10 0 ● 0-5 ブライトン 第4節終了時点。「今節」は各クラブの第4節の結果 (12〜14日) を示す。順位・勝点・得失点はフットボール・ウェブ・ページズの順位表 (英国時間9月14日21時53分更新) による。11, 12
見落とせない点 ─ リーズの3位は首位アーセナルと勝点4差。ニューカッスルは敗れても12位にとどまり、降格圏とは5点差を保っている。第4節終了時点の順位差は、まだ小さい。03THE TURNING POINT 勝敗を分けた一手試合の流れを変えたのは、19分の脳震盪交代後に中盤の枚数差がはっきり表れたことだった。
SUB 19分リーズ 4–1 ニューカッスル ─ 中盤の3対2が勝敗を分けた
ニューカッスルは4-2-3-1で入り、中央はゴンサレスとミリーの2枚。リーズは3-5-2で、アントン・シュタッハ (Anton Stach)、イーサン・アンパドゥ、田中碧の3枚を中央に並べた。19分、頭部にボールを受けたゴンサレスが続行不能となり、18歳のステウルが入る。布陣は4-2-3-1のままだったが、中央で組むのは20歳と18歳になった。13分後から、ニューカッスルは立て続けに2失点した。32分、田中は自ら左のオカフォーへ渡し、横パスで返ってきたボールをエリア手前で受ける。すぐには打たず、ステウルとミリーが寄せてくるまで溜めてから右足を振り、ボールは2人の足に当たり、軌道を二度変えてホルニチェク (Lukáš Horníček) の逆を突いた。2分後、自陣でつなごうとしたボットマンのパスがボーグルへ渡り、右のジェームズ・ジャスティン (James Justin) へ展開。そのクロスをカルバート・ルーウィンが叩き、ボーグルの頭に当たってゴールへ入った。ヤイスレ監督 (Matthias Jaissle) は57分に3人を同時に交代させたが、その2分後にオカフォーへ4点目を決められた。1, 2, 3, 8, 28
関連データ ─ 19分にゴンサレス→ステウル (脳震盪交代)。32分と34分に失点し、0-3で前半を終えた。3枚替えはガーディアンのライブ記録で57分。デュエル勝利数はリーズ54対ニューカッスル50、ファウルは8対13。1, 5
04PLAYER REPORTS 選手ミニレポートリーズ対ニューカッスルから、評価が高かった2人と厳しかった2人を取り上げる。地元紙と全国紙で評価が割れた選手は、その違いも見る。7, 8, 9
リーズ 4–1 ニューカッスル (→ 結果)
GOOD
05STAT OF THE DAY 今日のデータ1選敵陣に入った回数はほぼ同じだった。差は、そこから先の20メートルで広がった。1, 5
30 リーズの敵陣ペナルティーエリア内タッチ数 (ニューカッスルは18) 出所: Sky Sports マッチスタッツ、2026.9.15取得敵陣30メートルへの進入はリーズ48回、ニューカッスル49回で、敵陣に入る回数はむしろニューカッスルが上回った。ところがペナルティーエリア内のタッチは30対18、シュートは15対7、xGは1.91対0.85と開いている。ニューカッスルは敵陣までボールを運べていたが、そこから最後の20メートルで攻撃を前進させきれなかった。クロス成功率が37.5%対5.6%と大きく開いたことも、その差を示している。1, 5
DATA BOARD
指標 リーズ ニューカッスル Note xG 1.91 0.85 4得点は上振れ、内容でも上回る シュート (枠内) 15 (6) 7 (5) 枠内は6対5で差が小さい 敵陣PA内タッチ 30 18 差が最も大きく出た項目 クロス成功率 37.5% 5.6% 幅からの供給で明暗が分かれた プレミアリーグ公式マッチセンターと Sky Sports のマッチスタッツ。敵陣30メートルへの進入回数 (48対49) は公式マッチセンターの数値。xG はモデルとデータ提供元によって値が変わるため、本紙は Sky Sports の公表値を用い、他社の推定値とは併記しない。1, 5
リーズ 30タッチ ニューカッスル 18タッチ 敵陣ペナルティーエリア内タッチ数。5
06TACTICAL TREND 今日の戦術トレンドニューカッスルの中盤では、リーズの中央3枚への対応が繰り返し問題になった。
TODAY'S TRENDニューカッスルの中盤2枚は、リーズの3枚目を捕まえきれなかった
ニューカッスルは4-2-3-1の2枚でリーズの中央3枚に対した。2枚でボールへ寄れば、3枚目には誰も付けない。32分の先制点がその形で、田中碧は自ら左のオカフォーへ渡し、横パスで返ってきたときにはエリア手前に残っていた。寄せた2人に当たって軌道が変わったのは偶然でも、打てる位置に3枚目がいたことは偶然ではない。1, 2, 28
TACTICAL KEY
守備側の対応 生まれた場所 攻撃側の使い方 2枚がそろってボールへ寄る ペナルティーエリア手前の中央 3枚目がそこに残って構える ボール側へ寄せて縦を切る 逆サイドのハーフスペース 速い展開で幅を変える クリアとこぼれを拾い切れない セカンドボールの落下点 中央3枚の人数で回収する 外へパスを出した選手が中央に残り、次のプレーにも関われたことが効いた。3枚のうち1枚が外へ出ても中央にはまだ2枚が残るため、相手の2枚はボールへ寄るかエリア手前を埋めるかの二択を迫られる。32分、ニューカッスルの2枚はボールへ寄り、田中の前が空いた。59分の4点目も、アンパドゥのロングスローのこぼれをエリア手前で拾う同じ構図となった。2, 3, 28
MATCH EXAMPLES
リーズ vs ニューカッスル (9月14日) ─ 外で動かし、中で待つ32分、田中碧が左のオカフォーへ渡し、横パスで返ってきたボールをエリア手前で溜めてから右足を振った。34分は相手が自陣で失ったボールを拾って右へ展開し、ジャスティンのクロスで仕留めている。2分間で、中央からの一撃と外からのクロスの両方を通した。2, 3, 28
ニューカッスル vs ボーンマス (9月5日) ─ 同じ指摘が2試合続いたNewcastleWorld はミリーへの採点で「ボールを持たないときに受け身で、持てば安全なだけ。ボーンマス戦と同じだった」と書いた。9月5日の2-2は2度追いつく展開で、中央の2枚が受け身に回る問題はこの日に始まったものではない。8, 11
COUNTERPOINT ─ 2枚を3枚にすれば済む話でもない。ヤイスレ監督はこの日、ジョエリントンとジェイコブ・ラムジーを中盤に使えず、ゴンサレスも19分で失った。Sky Sports は「ブルーノ・ギマランイス、サンドロ・トナーリ、ジョエリントンの3枚だったとしても、この夜のリーズの強度には苦しんだだろう」と書いている。枚数より、中央で当たり負けしない選手を置けるかが先に来る。4, 14TACTICAL TEST ─ 19日のハル・シティ戦で、ニューカッスルが中央を3枚にするのか、2枚のまま前の3枚を下げて締めるのかを見たい。
07RISING 若手株価上昇ランキング地元紙が9点をつけた4人のうち、得点にも失点にも直接関与しなかったのがタリク・ムハレモビッチだ。7
1タリク・ムハレモビッチ2-0の場面でバーンズの決定機を体で止め、45+1分にはボーグルの対角パスをフリックでカルバート・ルーウィンへつなぎ、3点目のアシストを記録した (リーズ公式の試合記事は、このフリックをシュタッハによるものと記している)。背後を取られかけた場面も1〜2度あったが、そのたびに戻って対応している。ヨークシャー・イブニング・ポストは9点をつけ、「いつもどおりボールの扱いが落ち着いていて、先を読んでいた。圧巻」と書いた。ワールドカップ後の初シーズンで、193センチの高さだけに頼らない守り方を見せている。7, 19
オーストリアのウォルフスベルガーAC (Wolfsberger AC) で6試合に出たところでユベントスが獲得し、2024年8月にサッスオーロへ期限付き移籍。セリエB優勝と昇格を経験して完全移籍となり、昨季は公式戦33試合に出場した。2026年7月17日にリーズが5年契約で獲得し、この夏はボスニア・ヘルツェゴビナ代表としてワールドカップにも出ている。今回の一夜は、セリエAからプレミアリーグへの移行が順調に進んでいることを示す材料となった。19
この試合だけでは分からない点 ─ 相手の1トップがウィッサ1人で、空中戦の負担が偏っていた。より前線に人数をかける相手と当たったときの対応は、この試合だけでは読めない。
08ONE TO WATCH 今日の注目株PLAYER FEATUREショーン・ステウル
19分、ゴンサレスの脳震盪交代で急きょピッチに入った。リーズの中央3枚を相手に、ミリーと2人で受け止める役割を担うことになった。32分の先制点では田中碧へ寄せた自らの足にボールが当たり、軌道が変わって失点につながった。一方で終盤には、アンパドゥのミスキックを拾ってリブラメントへ渡し、トゥーレの得点の起点にもなっている。NewcastleWorld は4点としながら、「厳しい夜だったが、最後までボールを要求し続けた」と付け加えた。3, 8, 28
アヤックスの育成組織で育ち、2025年2月にエールディビジデビュー。チャンピオンズリーグ3試合に出て同クラブ史上最年少のアシストを記録し、アカデミーの年間最優秀選手に贈られるアブデルハク・ヌーリ賞 (Abdelhak Nouri) も受け取った。2026年7月9日にニューカッスルが5年契約で獲得し、背番号は14を与えられた。本来は時間をかけて慣らす想定だったはずで、加入から2か月あまりで上位クラブとの敵地戦の中央に立つ予定ではなかった。20
持ち味は狭い場所で前を向く技術と、受ける位置を自分で作る動きにある。この日は相手の強いプレスに押し込まれ、長所を出す前にプレッシャーを受けていた。ジョエリントンとラムジーの離脱が続く限り、19日のハル・シティ戦でも中央に必要になる可能性が高い。14, 20
別の視点 ─ 4点の採点は、18歳が準備なしで投入された状況を割り引いていない。同じ役割を先発から与えられた場合の出来は、この90分では測れない。次に見る試合 ─ 9月19日23時00分JST、ハル・シティ戦 (ホーム)。中央で2枚のまま使われるか、3枚目が置かれるか。09MANAGER RATINGS 監督の采配採点 (10点満点)試合前のプランと、相手の脳震盪交代後の試合運びを分けて見る。
Daniel Farke (リーズ)9.0プラン適合 3-5-2の中央3枚で相手の2枚を上回り、同時に背後のケアも崩さなかった。 交代の効果 4-0とした後の72分に3枚替え。リードを保ったまま主力の出場時間を削った。 試合中の修正 相手が57分に3枚を同時に代えた直後、59分に4点目を奪って流れを切った。 効いた点 ファルケ監督が挙げた「プレスの引き金と背後のケアの両立」が、そのまま数字に出た。 効かなかった点 90分にトゥーレへ許し、無失点を逃した。本人も試合後に触れている。 別の視点 ─ 相手が19分に脳震盪交代を強いられた影響は小さくない。4-1という差だけで設計の質を満点にはしない。6, 2
Matthias Jaissle (ニューカッスル)4.0プラン適合 4-2-3-1で入ったが、中央の枚数差を試合前に埋める手を持たなかった。 交代の効果 57分の3枚替えの2分後に4点目。トゥーレが90分に1点を返した点のみ効果として残る。 試合中の修正 0-2となってから前半終了までの11分で、中央の受け方を変えられなかった。 効いた点 頭部に当たった後いったんは続けたゴンサレスを、19分までに下げた判断。 効かなかった点 ヤイスレ監督は「リーズの強度に前半は対抗できなかった」と述べ、修正に至らなかったことを認めた。 10JAPANESE PLAYERS 今日の日本人選手対象1試合でピッチに立った日本人選手は田中碧の1人。先発して72分までプレーし、先制点につながるシュートを放った。1, 2
JAPAN SPOTLIGHT田中碧
32分のシュートで先制点を呼び込み、中盤の左で72分までプレーした。
32分、自ら左のオカフォーへ渡し、横パスで返ってきたボールをペナルティーエリア手前で受けた。すぐには打たず、ステウルとミリーが寄せてくるまで溜めてから右足を振る。ボールは2人に当たって軌道を二度変え、ホルニチェクの逆を突いてゴールへ入った。ガーディアンのライブ記録は、この「溜めた時間こそがゴールを生んだ」と書いている。公式記録はミリーのオウンゴールだが、0-0のまま30分を超えていた試合を動かしたのは、この一撃だった。リーズはここから2分後と13分後に加点し、前半のうちに3-0とした。地元ヨークシャー・イブニング・ポストのカイル・ニューボールド記者は9点をつけ、「高い位置から来る相手にもボールの扱いが乱れなかった。2度の当たりで入ったが、田中自身が得点を受け取ってよいだけの出来だった」と書いた。全国媒体の評価はこれより低く、BBCは7点で「2度の大きな当たりに助けられたが、打つ勇気はあった」とした。72分にアーロンソンと代わる際、エランド・ロードからは大きな歓声が上がっている。開幕から4試合、シュタッハとアンパドゥに挟まれた3センターの左という役割が続く。次は、相手に当たらないシュートでも結果につなげられるかを見たい。1, 2, 7, 9, 28
LOCAL EYE ─ 英国現地から
田中碧 / プレミアリーグ公式・現地各紙 ─ 先制点は誰のものか公式はオウンゴール、いくつかの媒体は田中の得点。 プレミアリーグ公式のマッチセンターは32分をミリーのオウンゴールとして記録し、リーズとニューカッスル両クラブの公式記事も同じ扱いとした。一方でフットボール・ウェブ・ページズは得点者欄に田中の名を載せ、ニューカッスル地元のシールズ・ガゼットも本文で「田中、ボーグル、カルバート・ルーウィンの前半3得点」と書いている。同紙によれば、プレミアリーグの得点判定パネルは34分の得点をボーグルのものと発表したが、32分については声明を出していない。1, 2, 3, 10, 11
田中碧 / ヨークシャー・イブニング・ポスト ─ 9点と、72分の交代地元紙が9点をつけた4人に入った。 同紙が9点を与えたのはムハレモビッチ、シュタッハ、カルバート・ルーウィン、そして田中の4人。評価の理由は得点への関与だけではなく、リーズが自陣で押し込まれた時間帯に「ボールの扱いが乱れなかった」点にある。72分の交代は4-0の場面での3枚替えの一部で、負傷や不調によるものではない。ファルケ監督はこの日、リードを保ったまま主力の出場時間を削る選択をした。2, 7
ALL JAPANESE PLAYERS ─ 全選手一覧
選手 クラブ 出場 今日のポイント 次に見る点 田中碧 リーズ 先発72分 3センターの左で先発し、32分に先制点につながるシュートを放った。72分にアーロンソンと交代するまで、リーズが中央で優位に立つ時間を支えた。1, 2 20日のクリスタル・パレス戦で先発を続けられるか。相手が中盤を3枚にした場合に、同じ位置で前へ出られるか。 ミルウォールは9月14日に試合が無く、次田夏樹に関する新しいトップチーム情報は確認できていない。同クラブの次戦は15日のミドルズブラ戦。1, 24
11INJURY & SUSPENSION WATCH 負傷・出場停止ウォッチこの日に生じた負傷はすべてニューカッスル側だった。復帰時期を断定できる診断は、いずれも出ていない。出場停止に至った警告はない。13, 14
選手 クラブ 事由 情報源 復帰見込み 影響する試合 ニコ・ゴンサレス ニューカッスル 前半に頭部へボールを受け、19分に脳震盪交代。いったんは続行していた。 クラブ公式・報道 FAの脳震盪指針により6日以内の復帰はできず、19日のハル・シティ戦は欠場の見通し。3, 13 9月19日のハル・シティ戦。 ジェイコブ・ラムジー ニューカッスル ウォームアップで太ももを痛め、ベンチ入りしたまま出場できなかった。 報道 ヤイスレ監督が試合後に説明。ハル・シティ戦は不透明。13, 14 9月19日のハル・シティ戦。 アンソニー・エランガ ニューカッスル 試合前の練習で負傷し、メンバー外。部位は公表されていない。 報道 ヤイスレ監督は試合後に「良くない」と述べた。来週に再検査の予定。13, 14 9月19日のハル・シティ戦以降。 ニューカッスルはこの3人に加え、ダン・バーン (足首)、ジョエリントン (太もも)、ウィリアム・オスラ (William Osula、足首)、ユーエン・ジャウエン (Ewen Jaouen、足首) も離脱中で、ヤイスレ監督は負傷者のいずれもハル・シティ戦に間に合わないとの見通しを示した。リーズ側にこの試合で生じた負傷はない。14
12NEXT UP 次に見るべき試合カップ戦の週が戻ってくる。日本人選手の出場機会が気になる2試合に加え、負傷者7人を抱えるニューカッスルの次戦も注目したい。
EFL Cup 9/16 04:00 JSTリバプール vs トッテナム
遠藤航の今季初出場があるかが焦点。イラオラ監督が中盤をどこまで入れ替えるか、3回戦で敗れた側にリーグ戦の負担がどう残るかも見る。22, 23
EFL Championship 9/16 03:45 JSTミドルズブラ vs ミルウォール
次田夏樹がメンバーに入るかが焦点。8日のカラバオ杯でニューカッスルに0-1で敗れたミルウォールがどう立て直すか、19日のウェストハム戦を控えた編成にも注目したい。23, 24
13FLEET STREET 英国現地紙・ファンの論調記者の論点は中盤の強度差に集まり、ファンの反応はゴンサレスの離脱に集まった。同じ90分でも、どこを起点に語るかが分かれている。4, 7, 8, 15, 16
PRESS VIEW ─ 英国現地紙の論調
Sky SportsSky Sports が軸に据えたのは、得点経過ではなく中盤の力関係だった。同局のキース・ダウニー (Keith Downie) 記者は、ニューカッスルが「リーズの身体的な強さと中盤の数的優位に力負けした」と書いている。記事はさらに、仮にブルーノ・ギマランイス、サンドロ・トナーリ、ジョエリントンの3枚が揃っていてもこの夜のリーズには苦しんだだろうとし、単純な人数差だけが原因とはしていない。エランガを欠いた前線が普段の鋭さを欠いた点も併記された。4
別の見方 ─ 枠内シュートは6対5。ホルニチェクが4本を止めており、内容の差がスコアほど一方的だったとまでは言えない。5
Yorkshire Evening Post地元紙のカイル・ニューボールド記者は、ムハレモビッチ、シュタッハ、カルバート・ルーウィン、田中碧の4人に9点をつけた。一方で主審のマイケル・サリスベリーには2点しか与えず、開始3分のハンドを見逃したこと、4-0になってからの遅延や遅いチャレンジを流したことを理由に挙げている。勝利の夜に審判へ最低点をつける構成は、内容への満足と判定への不満が同居していたことを示す。7
別の見方 ─ 開始3分のハンドについては、プレミアリーグのマッチセンターがVARによる確認を経て「意図的ではない」と主審の判断を支持している。10
NewcastleWorldニューカッスル地元の NewcastleWorld は、守備の4人に軒並み低い採点を並べた。ボットマン3.5点、ミリー3点、マーフィー3点、そして5100万ポンドで加入し初先発となったフェルナンデス・パルド (Matías Fernández-Pardo) にも3点。「これほど印象の薄いデビューは見たことがない。ただし、その原因はチームの設計にあるかもしれない」と書いている。個人の出来だけでなく、チームの配置にも原因がある可能性を残した。8
別の見方 ─ 同紙はホルニチェクに5.5点をつけ、「彼がいなければ前半で0-5だった」とも書いている。守備の崩壊とGKの出来は、同じ記事の中で切り分けられている。8
FAN PULSE ─ 現地サポーターの反応
ニューカッスル系ファン媒体 The Mag の寄稿者3人の試合後コメントと、同メディアが引用したリーズのメッセージボードの書き込みを観測範囲とした。単発の投稿ではなく、複数人が繰り返した論点だけを取り上げる。
ニューカッスル|「ゴンサレスを失った時点で中央を明け渡した」The Mag の寄稿者3人が、そろって19分の交代を分岐点に挙げた。「中盤が完全に走り負けた。ニコの脳震盪交代もあって、2枚だけでは荷が重かった」「ニコを失ったのが痛打で、それが流れをリーズへ渡した」「ニコが下がった時点から何も合わなくなった。ステウルはまだ競える段階にない」。ボットマンとティアウ (Malick Thiaw) への批判も3人に共通し、トゥーレの初得点だけが数少ない明るい材料として扱われた。15
温度感:不満優勢 ─ ただし「負けたこと」より「中央で戦えなかったこと」に矛先が向いている。
WATCH NEXT19日のハル・シティ戦で、ヤイスレ監督が中央を3枚にするのか、2枚のまま前の3枚を下げて締めるのかを見たい。ゴンサレスもラムジーも間に合わない見通しで、選べる手は多くない。ステウルをもう一度中央に置くなら、リーズ戦の34分に見せた縦パスの選択がどう変わるかが最初の判断材料になる。
15TOMORROW'S FIXTURES 明日の試合予定15 Sept (Tue) は、カラバオ杯3回戦5試合とチャンピオンシップ2試合の計7試合。プレミアリーグ、チャンピオンズリーグ、FAカップはこの日に試合が組まれていない。23, 24, 25, 26
注目の一戦 ─ リバプール vs トッテナム(9/16 04:00 JST)
カラバオ杯3回戦。遠藤航は今季ここまでプレミアリーグ4試合すべてでベンチに入りながら、出場時間はゼロにとどまる。イラオラ監督は12日のフラム戦後、「同じポジションに選手が多い。ただワタは私が好きな選手で、必ず出番は来る」と述べた。入れ替えが見込まれるこのカップ戦は、その出番の最初の候補になる。22, 23
CARABAO CUP ─ 3回戦
ホーム KICK OFF (JST) アウェイ 注目点 ピーターバラ・ユナイテッド 9/16 03:30 バーンズリー 5試合で唯一のプレミア勢不在カード ウェストハム 9/16 03:45 フラム ロンドン勢対決。主力の起用度が焦点 イプスウィッチ 9/16 04:00 アーセナル 前田大然が入るか。両者とも大幅な入れ替えか リバプール 9/16 04:00 トッテナム 遠藤航の今季初出場があるか レディング 9/16 04:00 ブレントフォード ブレントフォードのメンバー構成に注目 EFL CHAMPIONSHIP
ホーム KICK OFF (JST) アウェイ 注目点 ブリストル・シティ 9/16 03:45 リンカーン 平河悠が先発に入るか ミドルズブラ 9/16 03:45 ミルウォール 次田夏樹がメンバーに入るか 15 Sept (Tue) に上記5大会で組まれているのは7試合のみ。キックオフ時刻はフットボール・ウェブ・ページズの日程による。23, 24
補SOURCES 出典脚注は本文の主張に対応する。配信サイト経由の記事は、発信元の媒体名と署名記者を先に記した。
- Premier League, Leeds United 4-1 Newcastle United — Match Centre (lineups, events, stats), 2026.9.15取得 ↩
- Leeds United FC, Whites dismantle Magpies in memorable Elland Road encounter, 2026.9.14 ↩
- Newcastle United FC, Leeds United 4 Newcastle United 1, 2026.9.14 ↩
- Sky Sports, Leeds 4-1 Newcastle: Matthias Jaissle handed first defeat as Magpies boss as Dominic Calvert-Lewin leads Elland Road rout, 2026.9.14 ↩
- Sky Sports, Leeds United vs Newcastle United — Match Stats, 2026.9.15取得 ↩
- Leeds United FC, Daniel Farke: It was a top-class performance, 2026.9.14 ↩
- Yorkshire Evening Post, Kyle Newbould, Leeds United player ratings vs Newcastle as 'colossal' star among four 9/10s, plenty of 8s, 2026.9.14 ↩
- NewcastleWorld, Newcastle United player ratings v Leeds United: 'Anonymous' & 'bad' 3/10s in 4-1 horror show, 2026.9.14 ↩
- BBC Sport (Yahoo Sports に配信), Calvert-Lewin stars but Botman struggles – player ratings for Leeds v Newcastle, 2026.9.14 ↩
- Shields Gazette, Dominic Scurr, Premier League release Leeds United statement after Newcastle United goal incident, 2026.9.14 ↩
- Football Web Pages, Premier League — Fixtures and Results, September 2026, 2026.9.15取得 ↩
- Football Web Pages, Premier League — League Table (英国時間2026年9月14日21時53分更新), 2026.9.15取得 ↩
- The Northern Echo, Scott Wilson (Yahoo Sports に配信), Newcastle United rocked by triple injury setback in wake of heavy defeat at Leeds, 2026.9.14 ↩
- NUFC The Mag, Injury crisis for Newcastle United ahead of Hull City on Saturday, 2026.9.14 ↩
- NUFC The Mag, Newcastle United fan/writer reaction to Leeds 4 Newcastle 1, 2026.9.14 ↩
- NUFC The Mag, Leeds fans comments on facing Newcastle at Elland Road, 2026.9.14 ↩
- NUFC The Mag, 'Newcastle United just got beaten up' Jamie Carragher, 2026.9.14 ↩
- NUFC The Mag, 'I played under Matthias Jaissle at Salzburg so I know…' Leeds star discusses Newcastle boss, 2026.9.14 ↩
- Leeds United FC, Tarik Muharemović signs for Leeds United!, 2026.7.17 ↩
- Newcastle United FC, Sean Steur signs for Newcastle United, 2026.7.9 ↩
- Leeds United FC, Sean Longstaff signs for Leeds United, 2025.7.18 ↩
- Liverpool FC, In full: Andoni Iraola's press conference after Liverpool 0-0 Fulham, 2026.9.12 ↩
- Football Web Pages, Carabao Cup — Fixtures and Results, 2026.9.15取得 ↩
- Football Web Pages, Sky Bet Championship — Fixtures and Results, September 2026, 2026.9.15取得 ↩
- The Football Association, Emirates FA Cup round dates for the 2026-27 season / Emirates FA Cup fixtures — Second Round Qualifying, 2026.9.15取得 ↩
- UEFA.com, 2026/27 Champions League: Teams, dates, draws, format, final, 2026.9.15取得 ↩
- ESPN, Leeds 4-1 Newcastle (Sep 14, 2026) Game Analysis, 2026.9.14 ↩
- The Guardian, Daniel Harris, Leeds United 4-1 Newcastle United: Premier League – as it happened, 2026.9.14 ↩
PREMIER LEAGUE DAILY
14 Sept (Mon) の試合 / 発行 2026.9.15 JST -
10人のシティがダービーを制す 坂元達裕は2試合続けて出番なし
PREMIER LEAGUE DAILY 2026.9.14|MATCHDAY FULL(SAMPLE:v5.15) MATCHDAY REPORT ─ ENGLAND FOOTBALL & CL
PREMIER LEAGUE DAILY
MATCHDAY FULL ─ SAMPLE 10人のシティがオールド・トラフォードで勝利
数的優位のユナイテッドは、ビッグチャンス0で終わった対象期間 9/13 09:30 〜 9/14 09:30 JST
THE STORY OF THE DAY23分にフォーデンが退場し、マンチェスター・シティは残り67分を10人で戦った。それでも60分、グバルディオルの低いクロスをハーランドがファーサイドで押し込み、シティがオールド・トラフォードで1-0とした。エンツォ・フェルナンデスがオフサイド位置でボールに絡んだ場面の解釈を巡って判定は割れ、審判組織のプロ・レフ (Pro Ref、2026-27シーズンにPGMOLから改称) は同日夜に「判断の誤り」を認めた。コベントリーはブライトンに0-5で敗れ、4試合を終えて無得点・無勝点。この日ピッチに立った日本人はいない。1, 2, 4, 15, 16, 18, 19
THE MORNING 50110人のシティ、両ウイングを高く残した支配率はユナイテッド55%対シティ45%。マレスカ監督は撤退ではなく両ウイングを高く広く残す形を選び、ハーフタイムにシェルキを下げてンディアイを入れた。2, 4, 6 02プロ・レフが試合当日の夜に「判断の誤り」を認めたハーランドの決勝点について、VARはエンツォ・フェルナンデスの位置の影響を認識せず、主審にオンフィールドレビューを勧告すべきだったとの見解を示した。15 03フォーデンは3試合の出場停止暴力行為による一発退場のため、17日のノリッジ戦 (EFL杯)、20日のサンダーランド戦、10月11日のリバプール戦を欠く。17 04コベントリー、昇格後4試合で0得点10失点53分にアウォニイが肘打ちで退場し、そこから3失点。ダンクの35ヤード弾を含めて0-5となり、勝点0で最下位のまま。18, 22, 30 05対象3試合でピッチに立った日本人はゼロ坂元達裕はコベントリーのベンチに入ったが出番なし。三笘薫はハムストリングの負傷で招集外だった。19, 37, 38 CONTENTS01RESULTS & HIGHLIGHTS 試合結果とハイライトこの日曜はプレミアリーグ第4節の2試合とチャンピオンシップの1試合、計3試合が行われた。CL、EFL杯、FA杯はこの期間に開催がなかった。32, 33, 34, 35, 36
PREMIER LEAGUE ─ 第4節
マンチェスター・ユナイテッド 0 – 1 マンチェスター・シティ ⚽ 60′ ハーランド
🟥 23′ フォーデン0.95 xG 0.99 19 (3) シュート (枠内) 9 (2) 0 ビッグチャンス 1 55% 支配率 45% 23分、ブルーノ・フェルナンデスに倒されたフィル・フォーデンが両足で腹部を蹴り返し、マイケル・オリバー主審に一発退場を命じられた。シティは4-4-1へ組み替え、ユナイテッドは45+1分にマーカス・ラッシュフォードの30ヤードFK、51分にコビー・マイヌーのミドルで枠を叩いたが、いずれもボックスの外からだった。60分、ヨシュコ・グバルディオルの低いクロスがボックス内で当たって軌道を変え、ファーサイドへ流れた。オフサイド位置のエンツォ・フェルナンデスはボールに触れず、そちらへ寄ったリサンドロ・マルティネスの背後でハーランドが鋭角からラメンスの上を越す。約3分のVARチェックの末に得点は認められ、90+5分のムベウモの決定機はドンナルンマが防いだ。1, 2, 7, 14, 54, 55
コベントリー 0 – 5 ブライトン 🟥 53′ アウォニイ ⚽ 35′ コストゥーラス
⚽ 51′ ヤルクエ
⚽ 70′ グロス (PK)
⚽ 83′ ダンク
⚽ 90+4′ アヤリ1.39 xG 2.69 30% 支配率 70% 2 GKのセーブ 6 前半のコベントリーは押し込まれながらも枠を捉え、21分・27分・32分とバルト・フェルブルッヘンに3本のセーブを強いた。均衡を破ったのは35分、パスカル・グロスの供給にカラランボス・コストゥーラス (Charalampos Kostoulas) が合わせた1点で、51分にマキシム・デ・カイパー (Maxim De Cuyper) の折り返しからマリック・ヤルクエが加点する。その2分後、タイウォ・アウォニイがデ・カイパーへの肘打ちでトニー・ハリントン (Tony Harrington) 主審に退場を命じられた。10人になってからは一方的で、70分にボビー・トーマス (Bobby Thomas) のファウルでPK、83分にルイス・ダンクの35ヤード弾、90+4分にヤシン・アヤリ (Yasin Ayari) と続いた。コベントリーは昇格後4試合で無得点、10失点。18, 20, 21, 22, 24, 30, 56
EFL CHAMPIONSHIP
OTHER RESULTS ─ チャンピオンシップの結果
ホーム 結果 アウェイ MATCH NOTE シェフィールド・ユナイテッド 0–1 ウォルヴァーハンプトン 63分投入のヒメネスが90分に決勝弾 9月13日 (英国時間) の対象は3試合。プレミアリーグ第4節の2試合を詳報し、チャンピオンシップの1試合を一覧に置いた。同試合の公開メンバー表 (先発22人・交代出場10人を含む両クラブの登録) に日本人選手はいない。CLは第1節が9月8〜10日で第2節は9月末以降、EFL杯3回戦は9月15〜17日の平日開催、FA杯は1回戦予選が9月5日・2回戦予選が9月19日と、いずれもこの期間の外にある。29, 32, 33, 34, 35, 36
02TABLE IMPACT 順位表への影響シティが4連勝で勝点12に到達し、得失点差1つ分の差でアーセナルに次ぐ2位。ブライトンは5得点で得失点差を+8まで伸ばして4位へ上げた。最下位コベントリーは4戦全敗・無得点のままで、17位トッテナムまでの差は2にとどまる。30
PREMIER LEAGUE ─ 第4節終了時点(リーズ対ニューカッスルの1試合を残す)
順位 クラブ 試合 得失点 勝点 今節 1 アーセナル 4 +7 12 ○ 12日にサンダーランドへ2-0 2 マンチェスター・シティ 4 +6 12 ○ 10人でユナイテッドに1-0 3 ハル・シティ 4 +3 8 △ チェルシーと2-2 4 ブライトン 4 +8 7 ○ コベントリーに5-0 5 チェルシー 4 +1 7 △ ハル・シティと2-2 6 ブレントフォード 4 +3 6 △ ボーンマスと2-2 7 リバプール 4 +2 6 △ フラムと0-0 8 エバートン 4 +2 6 △ トッテナムと0-0 9 イプスウィッチ 4 −3 6 ○ クリスタル・パレスに3-2 10 ニューカッスル 3 +2 5 ─ 14日にリーズ戦 11 リーズ 3 +1 5 ─ 14日にニューカッスル戦 12 ノッティンガム・フォレスト 4 0 5 ○ アストン・ヴィラに2-1 13 マンチェスター・ユナイテッド 4 0 4 ● 10人のシティに0-1 14 サンダーランド 4 −2 4 ● アーセナルに0-2 15 ボーンマス 4 −1 3 △ 4試合で3分1敗 16 クリスタル・パレス 4 −5 3 ● イプスウィッチに2-3 17 トッテナム 4 −5 2 △ 4試合無得点が続く 18 フラム 4 −3 1 △ リバプールと0-0 19 アストン・ヴィラ 4 −6 1 ● フォレストに1-2 20 コベントリー 4 −10 0 ● ブライトンに0-5、4戦無得点 ESPN順位表、2026年9月14日取得。10〜11位のニューカッスルとリーズは第4節が9月14日20:00 BSTのため未消化。首位アーセナルと2位シティは勝点12で並び、得失点差 (+7対+6) で順位が分かれた。チャンピオンシップでは、ウォルヴァーハンプトンが6試合・勝点11で7位へ上げ、シェフィールド・ユナイテッドは7試合・勝点9で14位。25, 30, 31, 44
03THE TURNING POINT 勝敗を分けた一手試合を動かしたのは、10人になったシティが引き切らず、両ウイングを高く残したことだった。
RED CARD SUB 23〜60分マンチェスター・ユナイテッド 0–1 マンチェスター・シティ ─ 10人でウイングを高く広く残し、左サイドバックが決勝点を作った
Before:マレスカ監督は11対11では中央に数的優位を作る設計で入っていた。本人の言葉では「23分ですべてが変わった」。Change:シティは4-4-1へ移行した。ただし最終ラインを押し下げるのではなく、両ウイングを高い位置に残す。ハーフタイムには、役割を失ったシェルキを下げてンディアイを投入し、右に走力を加えた。狙いは本人の説明どおり「ボールを回収した瞬間に攻める。保持できる限りは保持する」だった。Why it worked:前線に3人を残したことで、ユナイテッドの最終ラインは押し上げきれない。中盤ではエリオット・アンダーソンとエンツォ・フェルナンデスが縦にスライドし、失えば自陣で締め、奪えば前へ運んだ。マレスカ監督が「彼らはトランジションで無類の強さを持つが、10人になってから一度も与えなかった」と語ったのは、この設計を指す。ユナイテッドは常にセンターバックの前でボールを回すだけになった。Impact:数的優位の67分間でシュート19本、枠内3本、ビッグチャンス0。xGは0.95で、9本しか撃っていないシティの0.99を下回った。そして60分、その幅を残す形から決勝点が生まれた。2, 4, 6, 8, 9, 10
裏付け ─ 決勝点の構造については、リサンドロ・マルティネス本人が「彼 (エンツォ) は目の前にいたので自分はそちらへ行った。だからハーランドが空いた」と述べている。プレミアリーグ公式のマッチセンターも、VARが「オフサイド位置にいたフェルナンデスはボールにプレーしていない」と判断したと記録する。マンチェスター・シティ公式は退場後に「4-4-1へ移行した」と明記し、ユナイテッドの枠内シュートを3本に抑えたと記す。ESPNのマンチェスター・ダービー総括は「ウイングを高く広く保った」ことを勝因に挙げ、ユナイテッドについては「すべてがセンターバックの前で起きていた」「シェシュコ投入後、一度もボールをワイドへ運んでクロスを入れなかった」と書いた。BBCのダニー・マーフィーは「オールド・トラフォードのダービーで最初の25分に10人になって1-0で勝つのなら、選手について多くを語っている」と評した。2, 6, 12
見落とせない点 ─ 決勝点そのものは判定に左右されており、設計の勝利だけで説明できない。VARは「フェルナンデスはボールにプレーしていない」としてハーランドの得点を認めたが、プロ・レフは同日夜、フェルナンデスの位置の影響を認識せずオンフィールドレビューを勧告しなかった点を「判断の誤り」と認めた。ただしユナイテッドは残り30分でも枠内シュートを増やせておらず、判定がなければ勝てたと断じる根拠も無い。4, 6, 15, 54RED CARD 51〜53分コベントリー 0–5 ブライトン ─ 2失点目と退場が2分で重なった
前半のコベントリーは0-1で折り返しながら、内容では戦えていた。ランパード監督は「前半はかなり良かった。決定機を作り、相手に大きな圧力をかけていた」と振り返る。実際にフェルブルッヘンは前半だけで3本のセーブを記録しており、xGは終了時点でも1.39対2.69と、5点差ほど離れてはいない。壊れたのは後半の2分間だった。51分、デ・カイパーの折り返しをヤルクエに流し込まれて0-2。ランパード監督が「このレベルで絶対にあってはならないミス」と述べた失点の直後、53分にアウォニイがデ・カイパーへの肘打ちで退場した。10人になった時点で残り37分、2点差、相手は支配率70%。ここから3失点し、スコアだけが内容から離れていった。18, 20, 22, 23
裏付け ─ ヒュルツェラー監督自身が「完勝とは言わない。今日は素晴らしいGKがいた。コベントリーが決めなかったことに、ある程度の運もあった」と認めている。アウォニイにとってはプレミアリーグ通算94試合目で初の退場だった。18, 22
05STAT OF THE DAY 今日のデータ1選1人多い67分間で、ユナイテッドが作ったビッグチャンスは1つも無かった。4
0 数的優位のマンチェスター・ユナイテッドが作ったビッグチャンスの数 出所: ESPN Match Stats、2026.9.14取得ユナイテッドは19本のシュートを放ち、支配率でも55%対45%と上回った。それでも枠内は3本、ビッグチャンスは0で、xGは0.95。9本しか撃たずビッグチャンスを1つ作ったシティの0.99を下回っている。枠を叩いた2本はいずれもボックスの外からで、67分にシェシュコを投入した後も、外からクロスを送ってストライカーに競らせる形は一度も作れなかった。1, 2, 4, 6
DATA BOARD ─ この日のxG上位3チーム + 編集部注目
チーム 対戦 xG Note ブライトン コベントリー(A) 2.69 xGを2.31上回る5得点。GKは計6セーブ ウォルヴァーハンプトン シェフィールド・ユナイテッド(A) 1.71 17本・CK9本で、決めたのは90分の1本 コベントリー ブライトン(H) 1.39 0-5の側が同日3位。決定力だけが欠けた マンチェスター・シティ(編集部注目) マンチェスター・ユナイテッド(A) 0.99 10人・9本で、11人の相手を上回った 9月13日の対象3試合のチーム別xG。ESPNの試合統計ページ、2026年9月14日取得。同じ試合でもFotMobはコベントリー1.33対ブライトン2.81、ユナイテッド1.00対シティ1.10と算出しており、本表は集計を1社にそろえた。4, 20, 21, 28
06TACTICAL TREND 今日の戦術トレンド3試合の決勝点はいずれもファーサイドで生まれた。
TODAY'S TREND3試合の決勝点はファーサイド。中央を固めた守備の逆を突いた
3試合とも守備側は中央を厚くしていた。ユナイテッドは1人多い分を中央に割き、コベントリーは10人になってボックス前を締め、シェフィールド・ユナイテッドは支配率37%で4-4を敷いた。中央とニアを優先して守ると、ファーにスペースが残る。守備者の視線がボールと目の前の相手に分かれた瞬間、ファーの走者が空いた。4, 9, 21, 26
TACTICAL KEY
守備側の対応 空いた場所 攻撃側の使い方 ニアとボール保持者を先に消す ファーポスト 低いクロスでボックスを横断させる ボックス内で目の前の相手につく その背後の斜め後方 視野の外から遅れて入る 前へ出て寄せ切れない 二次的なボールの落下点 こぼれに最初に反応する 効いたのは、ニアで引きつける役とファーで待つ役が分かれていたからだ。ダービーではエンツォ・フェルナンデスがオフサイド位置から飛び込み、リサンドロ・マルティネスがそちらへ寄った。マルティネス本人が「彼が目の前にいたので自分はそちらへ行った。だからハーランドが空いた」と語る。守備側は二択を迫られ、どちらでもファーが空く。2, 25, 54, 55
MATCH EXAMPLES
オールド・トラフォード ─ ハーランドがファーで空いた60分、セメンヨの預けを受けたグバルディオルの低いクロスが、ボックス内で当たって軌道を変えた。ゴールエリア内ではエンツォ・フェルナンデスがマルティネスを引きつけ、ファーに残ったハーランドが鋭角から決めている。2, 9
ブラモール・レーン ─ ヒメネスがファーで押し込んだペイショット監督 (César Peixoto) は70分に3枚替え。90分、トリッピアーの預けからドイル (Tommy Doyle) のシュートが芯を外れ、ファーへ転がって63分投入のヒメネスが押し込んだ。CK9本対0の差が最後の1本になった。25, 26, 27, 29
COUNTERPOINT ─ ファーを埋めるのは難しくない。逆サイドのサイドバックを絞らせればよい。だがそれをすると、外の相手ウイングがフリーになる。シェフィールド・ユナイテッドはブロックを崩さず枠内3本に抑えたが、CKを1本も得られないまま自陣で90分を迎えた。守り切れても、押し返す出口は残らない。4, 6, 26TACTICAL TEST ─ 次節、ファーで外された2チームが、逆サイドを絞らせるのか、先にクロスの出どころを消しにいくのかを見たい。
07RISING 株価上昇ランキング19歳のコストゥーラスは1トップで先制点。21歳のマイヌーは敗戦の中でも複数媒体から評価された。6, 39
1カラランボス・コストゥーラス35分の先制点は、グロスの供給に対してニアへ入り込む1タッチだった。決めた場面より重いのは、その後も同じ動きを繰り返した点にある。70分のPKは自らボビー・トーマスに倒されて得たもので、5得点のうち2点にセンターフォワードとして直接関与した。19歳が0-0の緊張した時間帯に最初の1点を取り、さらにファウルを誘って2点目以降の流れを作っている。FotMobの採点は8.2、84分までプレーした。18, 21, 39
2025年7月にオリンピアコスから加入した際の移籍金は約2,980万ポンドで、ヒュルツェラー監督は「傑出した若手であり、違う攻撃の選択肢をもたらす」と歓迎した。加入初年度は24試合2得点にとどまり、期待値と出場内容の差が指摘される立場だった。今季はここまで4試合で3先発、出場280分。この日の得点は今季初で、ローテーション要員から「先発の1トップ」へ位置づけが移りつつあることを示した。次はブロックを固める相手にも同じ入り方ができるか。39, 40
見誤りやすい点 ─ 相手は10人になった昇格クラブで、支配率70%の試合だった。押し返される展開でも同じ回数ボックスに入れるかは、この90分では測れない。
2コビー・マイヌー51分、ボックス外から巻いたシュートが枠を叩いた。この日ユナイテッドが最もゴールに近づいた2本のうち1本で、残る1本もラッシュフォードのFKだから、流れの中から作った最大の場面はマイヌーのものだった。ESPNは「中盤で傑出していた」と評し、NBC Sportsは7.5をつけて「複数の決定機を作った」と記す。10人の相手が中央を締める展開で、前を向いて縦に刺せた数少ない選手だった。2, 6, 8
2023-24シーズンにトップチームへ定着して以降、序列は上下してきた。この日は敗戦の中で唯一、複数媒体が名指しで評価した選手となり、ESPNは「イングランド代表のトゥヘル監督は好印象を持って帰っただろう」とまで書いている。同記事は「世界水準になるにはスピードが足りない」という留保も同時に置いており、評価は無条件ではない。次に問われるのは、押し込まれる展開でも同じ強度で走り切れるかだ。6, 53
見誤りやすい点 ─ チームは0-1で敗れ、ビッグチャンスは0だった。個人の出来がチームの前進に変換されていない以上、評価はまだ「良い90分」の域を出ない。
08ONE TO WATCH 今日の注目株PLAYER FEATUREイリマン・ンディアイ
マレスカ監督がハーフタイムに投入したンディアイが、後半の試合運びを支えた。退場で役割の消えたシェルキを下げ、右にンディアイを置く。狙いは監督自身の言葉に出ている。「後半にイリマン、アントワーヌ、アーリングを前に置いた意図は、ボールを回収した瞬間に攻めることだった」。BBCのダニー・マーフィーは「ンディアイは見事にそれをやり切った。違う次元を与え、勝因の大きな部分になった」と書き、ESPNも「投入後は素晴らしかった」と評した。10人で守る側に必要なのは、奪った後に1人でボールを運べる選手であり、その役をこの日は担った。2, 6, 12
エバートンでの2年間は、左から内側へ入ってフィニッシュに絡む10番型の使われ方が中心で、リーグ戦67試合15得点4アシストを残した。シティは2026年9月、保証額6,000万ポンドに出来高500万ポンドを加えた総額6,500万ポンドで5年契約を結んでいる。サビオとマルムシュがトッテナムへ移った後のウイング補強という位置づけだった。ところが加入直後に与えられたのは、10人での右サイドという最も守備負担の重い役だった。ESPNが「シェルキより守備が良く、しかもボールを運べる」と書いたとおり、獲得時の想定とは別の価値が先に出た形になる。6, 41, 42
左利きで、内側へ持ち出してシュートまで行ける一方、この日は外に張って相手サイドバックを押し下げる役に徹した。11人に戻ったときにどちらで使われるかが、シティでの立ち位置を決める。フォーデンが3試合の出場停止となるため、少なくともその間は前線の1枠が空く。17, 41
別の視点 ─ 評価されたのは10人という特殊な状況での45分であり、出場時間は短い。ボールを持つ時間が長い通常の試合で、同じ守備の走行量を求められるかは分からない。09MANAGER RATINGS 監督の采配採点 (10点満点)詳報した2試合の4監督を採点。10人になったシティの対応と、数的優位を生かせなかったユナイテッドの采配が評価を分けた。
エンツォ・マレスカ (マンチェスター・シティ)9.3プラン適合 中央のオーバーロードという当初案を捨て、23分で4-4-1へ切り替えた。 交代の効果 ハーフタイムにシェルキ→ンディアイ。守備の走行と運搬力を同時に足した。 試合中の修正 引き切らず両ウイングを高く広く残し、相手のカウンターを許さなかった。 効いた点 10人で支配率45%、被ビッグチャンス0。敵地ダービーで初采配を勝利にした。 効かなかった点 決勝点は判定に依存しており、内容だけで押し切ったとは言えない。 別の視点 ─ プロ・レフが「判断の誤り」を認めた得点で勝った以上、この采配評価には運の分が含まれる。2, 6, 10, 15
ファビアン・ヒュルツェラー (ブライトン)8.0プラン適合 支配率70%を保ち、19歳のコストゥーラスを1トップに固定した。 交代の効果 65分以降に5人を投入しても圧を落とさず、83分と90+4分に加点した。 試合中の修正 相手が10人になった後、外幅を保ったままボックス内の人数を増やした。 効いた点 4試合13得点はリーグ最多。無失点も同時に確保した。 効かなかった点 前半だけでフェルブルッヘンに3セーブを強いられ、xG1.39を与えている。 別の視点 ─ 監督自身が「完勝とは言わない。今日は素晴らしいGKがいた」と述べており、5-0を内容の指標として扱っていない。18, 20, 22, 56
フランク・ランパード (コベントリー)5.2プラン適合 3-4-2-1で前半は互角に近い内容を作り、xG1.39は同日3位だった。 交代の効果 60分にシェリフ (Cherif)、73分に2枚、84分に1枚を投入したが、流れは戻らなかった。 試合中の修正 0-2と退場が2分で重なった後、10人での立て直し策を示せなかった。 効いた点 前半に複数の決定機を作り、相手GKに3本のセーブを強いた。 効かなかった点 4試合連続無得点、10失点。ホームで0-5は昇格後最大の失点差となった。 別の視点 ─ 退場は監督の采配ではない。ただし「決定機を作れているのに取れない」状態が4試合続いており、前線の設計は監督の領域に残る。18, 19, 22, 23
マイケル・キャリック (マンチェスター・ユナイテッド)3.8プラン適合 1人多い67分間で、崩し方を1つも確立できなかった。 交代の効果 67分にシェシュコ、83分にザークツェー。投入後もクロスの供給は増えなかった。 試合中の修正 中央で回す形が続き、外を使って幅を作る指示が結果に出ていない。 効いた点 枠を2度叩き、支配率とシュート数では上回った。 効かなかった点 ビッグチャンス0、枠内3本。ホームで4試合勝点4という出足になった。 別の視点 ─ 得点は判定に助けられたもので、0-1という結果だけで采配の全否定はできない。それでも、10人の相手に対する崩し方が示せなかった点は判定と無関係である。4, 6, 15, 30
10JAPANESE PLAYERS 今日の日本人選手対象3試合でピッチに立った日本人はいない。坂元達裕は2試合続けてベンチで90分を過ごし、三笘薫の復帰見通しは代表ウィーク明けまで後退した。次田夏樹についてはミルウォール公式に新たな発表がない。19, 37, 38, 47
JAPAN SPOTLIGHT坂元達裕
4人を交代投入しても、坂元には出番がなかった。
0-2から10人になったコベントリーは、60分にシェリフ、73分にトーマス=アサンテ (Brandon Thomas-Asante) とイーレンキ (Caleb Yirenkyi)、84分にトープ (Victor Torp) と4枚を切った。坂元はそこに入らなかった。数的不利で追う展開でも、坂元は起用されなかった。19, 56
今季のリーグ戦出場は8月29日のハル・シティ戦の31分のみ。9月5日のシティ戦とこの日のブライトン戦は、いずれもベンチ入りで出番がない。一方でEFL杯2回戦のプリマス戦では90分プレーしており、カップ戦とリーグ戦で序列がはっきり分かれている。38
ただし、坂元個人だけの問題とは言い切れない。コベントリーは4試合で1点も取れておらず、ランパード監督が敗戦後に述べたのも「もっと決定力が必要だ」だった。問題は前線全体に置かれている。次に見るのは9月16日のEFL杯アストン・ヴィラ戦。プリマス戦と同じく先発するなら、序列の手がかりになる。23, 30, 34, 38
LOCAL EYE ─ 英国現地から
三笘薫 / ヒュルツェラー会見・FANTASY FOOTBALL SCOUT ─ 復帰時期復帰は代表ウィーク明けへ。 ヒュルツェラー監督は9月11日の会見で、ハムストリングの三笘について「復帰は代表ウィークの後になると見ている」と述べた。今季は代表ウィークが9月21日〜10月6日に統合されており、リーグは9月20日の第5節で中断し、第6節は10月10日再開となる。見通しどおりなら16日のEFL杯ユナイテッド戦と19日のアーセナル戦は欠場となる。37, 43
三笘薫 / BRIGHTON 負傷者リスト ─ 復帰後の定位置争い6人を欠いて、それでも4試合13得点。 ブライトンは三笘に加え、ウィファー (Mats Wieffer)、ヒンシェルウッド (Jack Hinshelwood)、ミンテ、ファーガソン、ツィマス (Stefanos Tzimas) の5人を欠いたままこの日を迎えた。それでも4試合13得点はリーグ最多。前線に空きがあるうちに戻れるかどうかで、復帰後の立ち位置は変わる。22, 30, 37
次田夏樹 / MILLWALL 公式 ─ 新規の動きなし更新は12日で止まっている。 ミルウォールは13日に試合がなく、クラブ公式のニュース欄も9月12日のブラックバーン戦関連 (メンバー表、試合結果、監督コメント、写真) で更新が止まっている。次田はそのブラックバーン戦のメンバー20人に入っていない。トップチーム昇格や背番号の変更、監督の言及を示す新規の発表は確認されていない。47
ALL JAPANESE PLAYERS ─ 全対象選手一覧
選手 クラブ 出場 今日のポイント 次に見る点 坂元達裕 コベントリー ベンチ入り・出場なし 0-2かつ10人という状況で4人が交代出場したが、その中に入らなかった。背番号7でベンチ入り。リーグ戦の出場は8月29日のハル・シティ戦の31分のみで、直近2試合は続けてベンチにとどまっている。19, 38, 56 9月16日のEFL杯アストン・ヴィラ戦で、プリマス戦と同じく先発するか。19日のフォレスト戦のメンバーに反映されるか。 三笘薫 ブライトン メンバー外(負傷) ハムストリングの負傷で招集外。ヒュルツェラー監督は復帰を代表ウィーク明けと見ており、今週は全体練習に姿を見せた段階にとどまる。19, 37 10月10日再開の第6節以降、左で先発に戻れるか。ヤルクエやコストゥーラスの台頭で前線の序列がどう動くか。 対象3試合のうち、日本人選手が在籍するクラブはコベントリーとブライトンの2つ。マンチェスター・ユナイテッド、マンチェスター・シティ、シェフィールド・ユナイテッド、ウォルヴァーハンプトンの4クラブには日本人選手が在籍していない。両試合の公開メンバー表 (先発・控え) を照合し、名簿に無い日本人選手がいないことも確認した。5, 19, 29, 47
11INJURY & SUSPENSION WATCH 負傷・出場停止ウォッチこの日は出場停止が2件発生し、ブライトンでは負傷2件が続いている。復帰時期は監督の発言と規定の範囲にとどめ、断定しない。
選手 クラブ 事由 情報源 復帰見込み 影響する試合 フィル・フォーデン マンチェスター・シティ 23分に暴力行為で一発退場。 報道 国内3試合の出場停止。CLには及ばない。17 9/17ノリッジ戦 (EFL杯)、9/20サンダーランド戦、10/11リバプール戦。 タイウォ・アウォニイ コベントリー 53分にデ・カイパーへの肘打ちで一発退場。 報道 暴力行為による退場は国内3試合の出場停止となるため、同様の扱いとなる見込み。17, 18 9/16アストン・ヴィラ戦 (EFL杯)、9/19フォレスト戦、代表ウィーク明けのニューカッスル戦。 三笘薫 ブライトン ハムストリングの負傷で招集外。今週は練習に参加している。 監督 ヒュルツェラー監督は「代表ウィークの後になると見ている」。37 9/16ユナイテッド戦 (EFL杯)、9/19アーセナル戦は欠場が濃厚。 ヤンクバ・ミンテ ブライトン 脚の負傷。ウィファー (膝)、ヒンシェルウッド、ファーガソン (足首)、ツィマス (膝) も離脱中。 報道 復帰時期を示す発表はない。37 9/19アーセナル戦。 出場停止の日数は、暴力行為による一発退場が国内3試合という規定に基づく。フォーデンについては具体的な対象試合まで報じられており、アウォニイについては規定からの推定を含む。17
12NEXT UP 次に見るべき試合週明けはEFL杯3回戦。この日見えた「外を追い越す形」と「10人での守り方」が、控え組を含む編成でも続くか。
EFL杯 3回戦 9/17 04:00 JSTマンチェスター・ユナイテッド vs ブライトン
ユナイテッドは3試合続けてオールド・トラフォードで戦う。引いた相手を崩す形を用意できるか。三笘薫は欠場が濃厚14, 34, 37
EFL杯 3回戦 9/18 03:30 JSTマンチェスター・シティ vs ノリッジ
フォーデン出場停止の初戦。ンディアイが先発するか、どのサイドに入るか。11人に戻ったときの前線の組み合わせにも注目17, 34
Premier League 9/19 23:00 JSTブライトン vs アーセナル
13FLEET STREET 英国現地紙・ファンの論調同じ90分でも、記者は判定と采配を論じ、ファンは判定に加えて自軍の出来にも不満を向けた。6, 11, 12, 48, 49, 50
PRESS VIEW ─ 英国現地紙の論調
Sky Sports ─ ロイ・キーン / マイカ・リチャーズスタジオの論点は「フォーデンが退場に値したか」より「ブルーノ・フェルナンデスがなぜ残ったか」に移った。キーンは「暴力行為という扱いなのだろうが、私にはブルーノのほうが暴力的に見える」と述べ、リチャーズも「フォーデンの反応に賛成はしないが、始めたのはフェルナンデスだ」と同調した。ゲイリー・ネヴィルは退場自体は妥当としつつ、フェルナンデスが警告すら受けなかったことに驚きを示している。11
別の見方 ─ BBCのウェイン・ルーニーは「あれはレッドにはならない。蹴るというより、フリックか身振りに近い」と、退場そのものに反対した。元ユナイテッドの3人の間でも判断が割れている。13
BBC Sport ─ ダニー・マーフィーマーフィーは判定ではなく、10人での試合運びを論じた。「オールド・トラフォードのダービーで最初の25分に10人になり、それでも1-0で勝つのなら、選手について多くを語っている」。そのうえで交代を勝因に挙げ、「ンディアイは見事にやり切った。違う次元を与え、勝った大きな理由になった」と書く。シティの守備そのものも「傑出していた」と評した。12
別の見方 ─ シティ自身は完勝と見ていない。マレスカ監督の第一声は「なんという混沌か」で、勝因として真っ先に挙げたのは戦術ではなく「選手の努力と精神」だった。10
ESPN ─ マンチェスター・ダービー総括ESPNは判定を「今季最大級の誤りの1つになりかねない」と断じた。エンツォ・フェルナンデスがゴールエリア内でマルティネスと競っていた点について、「競り合っている、あるいは相手がボールへ到達するのを妨げているならオフサイドを取る規定であり、両方が当てはまっていた」と書く。同じ記事はユナイテッドにも厳しく、「すべてがセンターバックの前で起きていた」と内容を問題視した。6
別の見方 ─ 同記事はフォーデンの退場についても、VAR団がフェルナンデスの行為を主審に見直させるべきだったと指摘する。争点は1つではなく2つある。6
FAN PULSE ─ 現地サポーターの反応
単発の投稿ではなく、両クラブのフォーラムで繰り返し現れた論点だけを整理した。ユナイテッド側はRedCafeの試合後スレッドと判定スレッドの2本 (計51件)、シティ側はBluemoonの試合後スレッドとフォーデンのスレッドの2本 (計20件) を確認した。
MANCHESTER UNITED|怒りが「誤審」と「自分たち」に割れたRedCafeの試合後スレッドで最初に伸びたのは、判定への抗議ではなくその裏返しだった。「VARの騒ぎが、10人相手のあの惨憺たる出来を覆い隠してしまう」という投稿が冒頭に置かれ、以後は「70分間10人相手に戦って、得点しそうな時間がほとんどない」と内容を問う声が続く。判定スレッドでは「クラブは強く声を上げるべきだ」と抗議を求める投稿が並ぶ。監督の続投を疑う書き込みも繰り返し現れている。48, 49
温度感:不満優勢 ─ 判定への怒りと、判定がなくても勝てなかったという諦めが同じスレッドに同居している。
14EXTRA TIME 今日の小話センターバックの35ヤード弾、20年ぶりの記録、そして0-5に送られた拍手。
ドイツ語で言う「ケーキの上のさくらんぼ」
83分、ルイス・ダンクが35ヤードから右足を振り抜き、カール・ラッシュワース (Carl Rushworth) の頭上を越えて左上へ吸い込まれた。ヒュルツェラー監督は驚かなかったという。「彼が毎日の練習で見せている技術だ。ボールの特別な場所を叩くと特別な回転と曲がりが生まれる。完璧な一撃だった」。ただし監督が本題に置いたのは別のことだった。「もっと大事なのは、彼が仲間と無失点を守ったことだ。それが彼の本業だ。ドイツには『ケーキの上のさくらんぼ』という言い方がある」。22
フォーデン、ダービーでシティ20年ぶりの退場者
フォーデンは、プレミアリーグのマンチェスター・ダービーで退場処分を受けた2人目のシティ選手となった。1人目は2006年のベルナルド・コッラーディ (Bernardo Corradi) で、20年間空いていたことになる。同じ試合でハーランドは通算9点目のダービー弾を決め、プレミアリーグ時代のこのカードで最多得点者となった。11試合での9点で、クラブ史ではフランシス・リーとジョー・ヘイズ (Joe Hayes) に次ぐ3位、セルヒオ・アグエロと並んだ。1試合で「20年ぶり」と「史上最多」が同時に出た。2, 14
0-5の終了笛に、拍手が起きた
4試合で1点も取れず、この日はホームで5失点。それでもコベントリーのサポーターは終了時に選手へ拍手を送った。ランパード監督はその光景を、成績ではなく道のりへの反応として説明している。「このサポーターは、チャンピオンシップ17位からプレーオフへ上がり、あと一歩で昇格を逃し、その翌年にあれだけの内容でリーグを制するところを見てきた。彼らは選手がやってきたことを評価している。それは敬意の表れであり、我々はそれを心から尊重する」。23
15TOMORROW'S FIXTURES 明日の試合対象期間は9/14 09:30〜9/15 09:30 JST。プレミアリーグ、チャンピオンシップ、CL、EFL杯、FA杯では、この時間帯に行われるのはプレミアリーグの1試合のみ。32, 33, 34, 35, 36, 44
注目の一戦 ─ リーズ vs ニューカッスル(9/15 04:00 JST)
第4節最後の1試合で、勝点5で並ぶ10位と11位の対決。リーズは田中碧が今季4試合に出場済みで、直近は9月9日のEFL杯チェルシー戦。ESPNによればリーズはグルーエフ (Ilia Gruev、膝) とマテオ・ジョセフ (Mateo Joseph、膝) を欠き、ロドンに不安が残る。ニューカッスルはダン・バーンとジョエリントンを欠く。主審はサリスベリー (Michael Salisbury)。44, 45
9/15 04:00 JST ─ PREMIER LEAGUE
ホーム KICK OFF (JST) アウェイ 注目点 リーズ 04:00 ニューカッスル 勝点5で並ぶ直接対決。田中碧が中盤で起用されるか キックオフ時刻はESPNの試合プレビュー (9月14日20:00 BST、エランド・ロード) で確認した。チャンピオンシップは第8節が13日で終了し次節は19日、CL第2節は9月末以降、EFL杯3回戦は9月15日19:30 BST開始のため終了時刻が対象期間を外れ、FA杯2回戦予選は9月19日。同日のリーグ1・リーグ2および海外リーグは本誌対象外。32, 33, 34, 35, 36, 44
補SOURCES 出典一次情報(クラブ公式、実況記録、公式統計)を軸に、出来事の記述は独立媒体で照合した。配信サイト経由で読んだ記事は発信元媒体を先に記す。ファン反応は各コミュニティの複数投稿を要約したもので、総意とは断定しない。取得日の記載がないものは2026年9月14日に取得した。
- Sky Sports, Man Utd 0-1 Man City: Erling Haaland's controversial winner follows Phil Foden's contentious red card in dramatic Manchester derby, 2026.9.13 ↩
- Manchester City FC, Haaland strike wins 199th Manchester derby for resolute 10-man City, 2026.9.13 ↩
- ESPN, Man United 0-1 Man City (Sep 13, 2026) Game Analysis, 2026.9.13 ↩
- ESPN, Man United vs Man City ─ Match Stats, 2026.9.14取得 ↩
- ESPN, Man United vs Man City ─ Lineups, 2026.9.14取得 ↩
- ESPN, Manchester derby reaction: City's 10-man master class, VAR questions, more, 2026.9.13 ↩
- ESPN, Man United vs Man City ─ Commentary, 2026.9.14取得 ↩
- NBC Sports, Manchester United vs Manchester City player ratings as Haaland steps up while Bruno falters, 2026.9.13 ↩
- CaughtOffside, Man United player ratings: Summer signing Tielemans fails to stamp authority against 10-man City, 2026.9.13 ↩
- NBC Sports, Enzo Maresca on 10-man Man City win over Man United in Manchester derby — 'What a chaos', 2026.9.13 ↩
- Sky Sports, Phil Foden sent off in Manchester derby: Bruno Fernandes role criticised by Roy Keane and Micah Richards, 2026.9.13 ↩
- BBC Sport (Danny Murphy)、Yahoo Sports掲載, 'Their intelligence & resilience was key' – how Man City earned 'statement win', 2026.9.13 ↩
- Goal.com, Wayne Rooney and Gary Neville clash over Phil Foden's controversial red card in Manchester derby, 2026.9.13 ↩
- Sports Mole, Man Utd 0-1 Man City: Highlights, man of the match, stats as Erling Haaland secures the points, 2026.9.13 ↩
- The Associated Press / NBC, Referees body admits 'error of judgment' in Manchester derby goal, 2026.9.13 ↩
- Premier League, New chapter for professional referees' body, 2026.6.29 ↩
- Evening Standard (Tashan Deniran-Alleyne)、Yahoo Sports掲載, Man City: How many games will Phil Foden miss after Manchester United red card?, 2026.9.13 ↩
- ESPN, Coventry 0-5 Brighton (Sep 13, 2026) Game Analysis, 2026.9.13 ↩
- ESPN, Coventry vs Brighton ─ Lineups, 2026.9.14取得 ↩
- ESPN, Coventry vs Brighton ─ Match Stats, 2026.9.14取得 ↩
- FotMob, Coventry City vs Brighton & Hove Albion ─ 13 September 2026, 2026.9.14取得 ↩
- PA Media (Sunny Badwal)、Yahoo Sports掲載, Fabian Hurzeler concedes that luck played a part in Brighton's 5-0 Coventry win, 2026.9.13 ↩
- BBC Sport、Yahoo Sports掲載, Coventry 0-5 Brighton: What Lampard said, 2026.9.13 ↩
- Coventry City FC, Coventry City 0-5 Brighton & Hove Albion, 2026.9.13 ↩
- Sky Sports, Sheffield United 0-1 Wolves: Raul Jimenez hits 90th-minute winner to seal narrow win for Cesar Peixoto's side at Bramall Lane, 2026.9.13 ↩
- Sky Sports, Sheffield United vs Wolverhampton Wanderers ─ Match Stats, 2026.9.14取得 ↩
- Wolverhampton Wanderers FC, Report | Sheff United 0-1 Wolves, 2026.9.13 ↩
- ESPN, Sheffield Utd vs Wolves ─ Match Stats, 2026.9.14取得 ↩
- ESPN, Sheffield Utd vs Wolves ─ Lineups, 2026.9.14取得 ↩
- ESPN, English Premier League Table ─ 2026-27, 2026.9.14取得 ↩
- ESPN, English League Championship Table ─ 2026-27, 2026.9.14取得 ↩
- ESPN, Premier League Schedule ─ September 13, 2026, 2026.9.14取得 ↩
- ESPN, EFL Championship Schedule ─ September 13, 2026, 2026.9.14取得 ↩
- ESPN, Carabao Cup Schedule ─ September 15-17, 2026, 2026.9.14取得 ↩
- UEFA.com, 2026/27 Champions League: All the league phase fixtures and results, 2026.9.14取得 ↩
- The Football Association, Emirates FA Cup round dates for the 2026-27 season, 2026.9.14取得 ↩
- Fantasy Football Scout, Mitoma, Minteh, Rutter: Brighton injury latest for FPL Gameweek 4, 2026.9.11 ↩
- FotMob, Tatsuhiro Sakamoto – stats, career and market value, 2026.9.14取得 ↩
- FotMob, Charalampos Kostoulas – stats, career and market value, 2026.9.14取得 ↩
- Premier League, Brighton sign forward Charalampos Kostoulas, 2025.7 ↩
- ESPN, Iliman Ndiaye joins Man City from Everton for £65 million, 2026.9 ↩
- Sky Sports, Iliman Ndiaye transfer news: Man City sign £65m winger from Everton as Jack Grealish joins Toffees on loan, 2026.9 ↩
- Premier League, When are the international breaks in 2026/27 Premier League season?, 2026.9.14取得 ↩
- ESPN, Leeds United vs. Newcastle United: TV channel, how to watch in UK, kick-off time, live stream, team news, referee, predicted line-ups, 2026.9.13 ↩
- Football Web Pages, Leeds United ─ Appearances ─ Ao Tanaka, 2026-2027, 2026.9.14取得 ↩
- ESPN, Manchester City Squad 2026-27 / Manchester United Squad 2026-27, 2026.9.14取得 ↩
- Millwall FC, Latest News, 2026.9.14取得 ↩
- RedCafe, Post match vs Manchester City, 2026.9.13 ↩
- RedCafe, Pro ref confirm that Man City goal was offside, 2026.9.13 ↩
- Bluemoon, United (A) PL Post Match Thread, 2026.9.13 ↩
- ESPN, Premier League Schedule ─ September 19-20, 2026, 2026.9.14取得 ↩
- Bluemoon, 47 Phil Foden 2026-27, 2026.9.14取得 ↩
- Goal.com, Kobbie Mainoo Profile & Stats, 2026.9.14取得 ↩
- Premier League, MW4 VAR decisions explained: Why Foden saw red and Haaland's goal stood, 2026.9.14取得 ↩
- The Guardian, Manchester United 0-1 Manchester City: Premier League – as it happened, 2026.9.13 ↩
- Brighton & Hove Albion FC, Match Centre ─ Coventry City 0-5 Brighton & Hove Albion / Line-Ups, 2026.9.14取得 ↩
PREMIER LEAGUE DAILY
対象期間 9/13 09:30 〜 9/14 09:30 JST / 発行 2026.9.14 JST -
10人のパレスを崩したイプスウィッチ、鎌田大地は2アシスト|日本勢11人出場の土曜
PREMIER LEAGUE DAILY 2026.9.13|MATCHDAY FULL MATCHDAY REPORT ─ ENGLAND FOOTBALL & CL
PREMIER LEAGUE DAILY
MATCHDAY FULL 10人のパレスを崩したイプスウィッチ、鎌田は2アシスト
土曜の17試合、日本勢11人がピッチに立った対象期間 9/12 09:30 〜 9/13 09:30 JST
THE MORNING 501鎌田大地、リーグ4試合で3アシスト14分ハリリ (Khalaili)、75分ストランド・ラーセンの両得点を演出。10人になった後もパレスの攻撃の起点になった。FotMob採点8.1はチーム最高。4, 6, 95 02ハルの守備ブロックがスタンフォード・ブリッジで機能したベルーミ (Belloumi) が6分間で2発。支配率32%でもxGは1.38対0.91とチェルシーを上回り、無敗の3位を守った。11, 13, 15 03トッテナム、開幕4試合無得点はクラブ史上初407分間ノーゴール。相手GKピックフォードはプレミアリーグ通算100試合目の無失点を記録した。30, 32 04松木玖生、先発起用に82分の一撃で応えたフェロウズ (Fellows) と入れ替わって先発し、7つのデュエルとタックルを制した末に左足で3点目。サウサンプトンは4-1。47, 49 05ラヤのPKストップから121秒で決勝点56分にル・フェ (Le Fée) のPKをポストへ弾き、58分にギマランイスがアーセナル移籍後初得点。首位との差は3点。33, 36 11 JP PLAYERS 対象17試合に出場した日本人選手の数5, 12, 18, 23, 41, 48, 55, 59, 65, 68 407 MINUTES トッテナムがリーグ戦で得点していない時間32 10 SAVES ボルトンのバズヌ (Bazunu) がカーディフ戦で記録したセーブ数70 CONTENTS01RESULTS & HIGHLIGHTS 試合結果とハイライトこの土曜の対象はプレミアリーグ第4節7試合とチャンピオンシップ10試合の計17試合。PLは7試合すべてを詳報し、2部は日本人が実際にピッチに立った6試合を詳報、残る4試合を結果一覧で網羅する。CL、EFL杯、FA杯予選はこの期間に試合がない。1, 2, 3
PREMIER LEAGUE ─ 第4節
クリスタル・パレス 2 – 3 イプスウィッチ ⚽ 14′ ハリリ
⚽ 75′ ストランド・ラーセン
🟥 34′ ディサシ⚽ 23′ エメルソン
⚽ 45′ デイビス
⚽ 90′ フレミング0.62 xG 1.67 11 (4) シュート (枠内) 12 (6) 46.5% 支配率 53.5% パレスは14分、鎌田大地の低いパスをアナン・ハリリ (Anan Khalaili) が流し込んで先制した。だが23分にレイフ・デイビス (Leif Davis) の左からのクロスをエメルソン (Emersonn) がフリーで頭で合わせ、34分にはアクセル・ディサシがジャック・クラークの脛を踏んで一発退場。10人になったパレスは前半終了間際、FKからエメルソンが触ったボールをデイビスに至近距離で頭で押し込まれた。75分に鎌田の縦パスからヨルゲン・ストランド・ラーセンが同点としたが、90分にフリオ・エンシソの配球をデイビスがバーに当て、こぼれ球をジアン・フレミング (Zian Flemming) が押し込んだ。イプスウィッチの敵地でのリーグ戦勝利は2025年4月以来。4, 6, 7
チェルシー 2 – 2 ハル・シティ ⚽ 7′ ロジャース
⚽ 66′ ジョアン・ペドロ⚽ 28′ ベルーミ
⚽ 34′ ベルーミ0.91 xG 1.38 12 (7) シュート (枠内) 13 (5) 67.8% 支配率 32.2% チェルシーは7分、ハルの最初のCKをエミリアーノ・マルティネスがこぼした直後の速攻からモーガン・ロジャースが先制した。しかし28分、ヨレル・ハトが処理を誤ったクロスの背後でモハメド・ベルーミ (Mohamed Belloumi) が低いハーフボレーを叩き、34分にはセミ・アジャイ (Semi Ajayi) のヘディングがバーに当たった流れからオリ・マクバーニーのパスでベルーミが2点目。66分にコール・パーマーの低いクロスをジョアン・ペドロが決めて追いついたが、87分にモハメド・アリ・チョ (Mohamed-Ali Cho) が6ヤードから外し、ハルは支配率32%で勝点1を持ち帰った。チェルシーは20試合連続失点。11, 13
リバプール 0 – 0 フラム 1.28 xG 0.70 14 (3) シュート (枠内) 10 (4) 55.8% 支配率 44.2% イラオラ監督はCLアトレティコ戦から3人を入れ替え、コスタス・ツィミカス (Kostas Tsimikas) が今季初先発。前半はビクトル・ムニョス (Víctor Muñoz) のヘディングがバーを叩き、アリソンのパスミスからゴンサロ・ガルシア (Gonzalo García) に打たれた場面はジェレミー・ジャケ (Jérémy Jacquet) がゴールライン上で防いだ。後半はマクアリスターとガクポを入れて押し込んだものの、イサクの決定機は枠を外れ、リバプールは開幕4試合で3引き分け。フラムはアルベロア監督の下で初めて勝点を得た。遠藤航はベンチ入りしたが出番はなかった。17, 18, 19, 20
アストン・ヴィラ 1 – 2 ノッティンガム・フォレスト ⚽ 74′ アリソン ⚽ 46′ デラップ
⚽ 88′ イゴール・ジェズス0.82 xG 2.28 7 (5) シュート (枠内) 22 (7) 53.3% 支配率 46.7% 後半開始45秒、リアム・デラップが約25ヤードから叩き込んでフォレストが先制した。ヴィラは74分、ジョン・マッギンのクロスをハーフタイム投入のアリソン (Alysson) が頭で合わせ、今季リーグ初得点で追いついた。だが25分のパウ・トーレス負傷交代を含めて63分までに交代枠を使い切っていたエメリ監督は、80分にジェームズ・マカティー (James McAtee) のタックルでイアン・マートセンが退くと10人での戦いを強いられ、88分に途中出場のイゴール・ジェズスが鈴木彩艶の脇を抜いて決勝点。フォレストにとって1994年以来のヴィラ・パークでの勝利で、ヴィラは4試合で勝点1のまま。22, 24, 26
ボーンマス 2 – 2 ブレントフォード ⚽ 38′ クライファート
⚽ 52′ タバニアー⚽ 34′ シャーデ
⚽ 56′ シャーデ1.75 xG 0.50 20 (10) シュート (枠内) 8 (2) 56.6% 支配率 43.4% ボーンマスは7分にアントニオ・シルバが決定機を外し、34分にイェホル・ヤルモリュク (Yehor Yarmoliuk) の右クロスからケビン・シャーデのヘディングで先制を許した。それでも38分にジャスティン・クライファートが同点とし、52分にはエバニウソンのお膳立てからマーカス・タバニアー (Marcus Tavernier) が逆転。しかし56分、GKジョルジェ・ペトロビッチのパスミスをシャーデが浮き球で仕留めて2-2。シュート20本、枠内10本のボーンマスは開幕4試合すべてで先行しながら1勝もできず、ブレントフォードは無敗を保った。27, 29
トッテナム 0 – 0 エバートン 0.64 xG 1.17 14 シュート 12 デ・ゼルビ監督のトッテナムは開始10分で4本のシュートを放ち、ヤン・パウル・ファン・ヘッケが至近距離から外した。以降はシュート14本のうち枠内2本、xG0.64にとどまり、ブレナン・ジョンソンの決定機を含めてエバートンの方が好機は多かった。89分にはジョーダン・ピックフォードがルーカス・ベリバルの一撃を止め、プレミアリーグ通算100試合目の無失点。トッテナムは407分間無得点で、開幕4試合無得点はクラブ史上初。1トップのドミニク・ソランケはタッチ19回でシュート0本だった。30, 32
サンダーランド 0 – 2 アーセナル 🟥 90+6′ レイニウド ⚽ 58′ ギマランイス
⚽ 90+7′ サカ (PK)1.64 xG 1.97 12 (3) シュート (枠内) 11 (5) 42.5% 支配率 57.5% アルテタ監督はハーフタイムに股関節を痛めたベン・ホワイトとマイルズ・ルイス・スケリーを下げ、ユリエン・ティンバーとブルーノ・ギマランイスを投入した。56分、エズリ・コンサがダン・バラード (Dan Ballard) を掴んだとしてPKを与えたが、ダビド・ラヤがエンツォ・ル・フェ (Enzo Le Fée) のキックをポストへ弾き出す。そのわずか121秒後、ギマランイスがボックス外からバー下を叩く一撃でアーセナル移籍後初得点。終了間際にはレイニウドがサカを倒して2枚目の警告で退場となり、サカ自身がPKを沈めた。アーセナルはリーグ4連勝で首位、サンダーランドは勝点4のまま。33, 35, 36, 37
EFL CHAMPIONSHIP ─ 日本人出場試合
ブラックバーン 3 – 1 ミルウォール ⚽ 41′ アフォラヤン
⚽ 58′ アフォラヤン
⚽ 90+3′ グジョンセン⚽ 51′ ダイクス (PK) キックオフ前からオーナーへの抗議のチャントが響くエウッド・パークで、前日に29歳になったダポ・アフォラヤン (Dapo Afolayan) が41分に即興のフリックで先制した。後半開始から入ったガディ・ベユク (Gady Beyuku) の最初のプレーがタイリク・アルコンテ (Tairyk Arconte) を倒すPK献上となり、51分にリンドン・ダイクスが同点。だが58分にアフォラヤンが左足の強烈な一撃で勝ち越し、90+3分に途中出場のアンドリ・グジョンセン (Andri Gudjohnsen) がカウンターから締めた。森下龍矢は右ウイングバックで90分。ブラックバーンは4試合ぶりの勝利だった。39, 42, 43
サウサンプトン 4 – 1 ブリストル・シティ ⚽ 38′ ラリン
⚽ 61′ ラリン
⚽ 82′ 松木玖生
⚽ 85′ アザズ⚽ 66′ トラジ イカート監督はスウォンジー戦から1人だけ入れ替え、トム・フェロウズ (Tom Fellows) の位置に松木玖生を先発させた。38分にカイル・ラリンが左足で先制し、61分にはレオ・シエンツァ (Leo Scienza) の低いクロスからラリンが今季7点目。66分にロレント・トラジ (Lorent Tolaj) に1点を返されたが、82分に松木がフィン・アザズ (Finn Azaz) のパスから左足で決め、85分にはアザズ自身が1対1を沈めた。サウサンプトンはセント・メリーズで1月17日以来無敗。平河悠は58分に退くまで右サイドで仕掛け続けた。47, 48, 49
ダービー 1 – 2 バーミンガム ⚽ 40′ クラーク ⚽ 42′ ビセンテ
⚽ 63′ 白承鎬40分にボビー・クラークがニアで決めてダービーが先制したが、2分後にカルロス・ビセンテ (Carlos Vicente) がリアム・ミラー (Liam Millar) のクロスに頭で合わせて即座に同点。後半立ち上がりにはヘンリク・マイスター (Henrik Meister) が担架で運ばれる約7分の中断があり、再開後の63分、60分に入った白承鎬がCKから頭で勝ち越した。終盤にはルイス・バスケス (Luis Vázquez) が無人のゴールへ6ヤードから外す場面もあったが、岩田智輝を含む最終ラインが守り切り、バーミンガムは敵地で連勝。54, 55, 57
ウェスト・ブロムウィッチ 1 – 1 QPR ⚽ 41′ スタイルズ ⚽ 38′ オウンゴール 38分、オウンゴールでQPRが先制したが、3分後にカラム・スタイルズ (Callum Styles) が首位のウェスト・ブロムウィッチを追いつかせた。ジュリアン・ステファン (Julien Stéphan) 監督のQPRは「主要なスペースを賢く封じた」と振り返る守備でしのぎ、後半はクワメ・ポク (Kwame Poku) の決定機がGKに阻まれた。軽い負傷から復帰した斉藤光毅は81分にポクと交代で入り、QPRは4試合無敗で5位に浮上した。58, 59, 60, 61
スウォンジー 3 – 1 バーンリー ⚽ 13′ アイダ
⚽ 33′ ヨ
⚽ 68′ ヴィポトニク⚽ 58′ ラマザニ 13分、GKマックス・ヴァイス (Max Weiß) が飛び出しを迷ってアダム・アイダ (Adam Idah) にボールを奪われ、スウォンジーが先制した。33分にはムサ・ヨ (Moussa Yeo) が50ヤードを独走して追加点。バーンリーはラルジー・ラマザニ (Largie Ramazani) が58分に加入後初得点で1点差としたが、68分にジャン・ヴィポトニク (Žan Vipotnik) が押し込んで突き放した。64分に投入されたジェイミー・バーディのデビュー弾はオフサイド。旗手怜央は81分から入った。ニッキー・ハイエン (Nicky Hayen) 監督のバーンリーは7試合未勝利で最下位に落ちた。63, 64
ボルトン 1 – 0 カーディフ ⚽ 90′ ゲイル 枠内シュートはカーディフが10本、ボルトンが5本。GKギャビン・バズヌ (Gavin Bazunu) が10セーブを記録し、後半にはヨセフ・サレク (Yousef Salech) の至近距離のヘディングをかき出した。ボルトンはハーフタイムにティエリー・ゲイル (Thierry Gale) とテオ・ベア (Theo Bair) を入れ、63分には伊藤敦樹が加入後初出場。90分、左からのベアの深いクロスにゲイルがファーで合わせて決勝点となった。スティーブン・シューマッハ (Steven Schumacher) 監督は「パスは今季最悪だった」と認めつつ、開幕戦以来の勝利で降格圏を脱した。68, 69, 70, 71
OTHER RESULTS ─ チャンピオンシップのその他の結果
ホーム 結果 アウェイ MATCH NOTE ミドルズブラ 4–3 ノリッジ 90+1分フィリップスが7点目を決めて決着 チャールトン 0–0 ポーツマス 無得点でもチャールトンは6位を維持 プレストン 0–1 リンカーン 81分ドレイパーのヘッドで昇格組が敵地勝利 ワトフォード 1–2 ストーク 45+4分マクグリン、57分ボカでストークが逃げ切り 9月12日(英国時間)のプレミアリーグ7試合とチャンピオンシップ10試合をすべて掲載した。PLは7試合全てを詳報、2部は日本人が出場した6試合を詳報し、残る4試合は結果一覧。4試合とも公開メンバー表に日本人選手の登録がないことを確認した。同日のCL・EFL杯・FA杯予選は開催がない(CLリーグフェーズ第1節は9月8〜10日、FA杯2回戦予選は9月19日、EFL杯3回戦は平日開催)。チャンピオンシップの同節は前日11日にウェストハム 6-0 レクサム(前号対象)、13日にシェフィールド・ユナイテッド対ウォルヴァーハンプトン(次号対象)が組まれている。1, 3, 75, 79, 85, 100, 101
02TABLE IMPACT 順位表への影響アーセナルが勝点12で単独首位。1試合少ないマンチェスター・シティが9で追い、昇格組ハル・シティが無敗の3位に立つ。下位はアストン・ヴィラが勝点1で19位、トッテナムは2。2部はウェストハム、スウォンジー、ウェスト・ブロムウィッチが14で並び、サウサンプトンは4点減点の影響で10にとどまる。76, 77, 78
PREMIER LEAGUE ─ 第4節終了時点(日曜・月曜の3試合を残す)
順位 クラブ 試合 得失点 勝点 今節 1 アーセナル 4 +7 12 ○ サンダーランドに2-0 2 マンチェスター・シティ 3 +5 9 ─ 13日にダービー 3 ハル・シティ 4 +3 8 △ チェルシーと2-2 4 チェルシー 4 +1 7 △ ハルと2-2 5 ブレントフォード 4 +3 6 △ ボーンマスと2-2 6 リバプール 4 +2 6 △ フラムと0-0 7 エバートン 4 +2 6 △ トッテナムと0-0 8 イプスウィッチ 4 −3 6 ○ パレスに3-2 11 ノッティンガム・フォレスト 4 0 5 ○ ヴィラに2-1 14 サンダーランド 4 −2 4 ● アーセナルに0-2 15 ボーンマス 4 −1 3 △ 4試合連続で先行しながら未勝利 16 クリスタル・パレス 4 −5 3 ● イプスウィッチに2-3 17 トッテナム 4 −5 2 △ 4試合無得点 18 フラム 4 −3 1 △ 今季初の勝点 19 アストン・ヴィラ 4 −6 1 ● フォレストに1-2 20 コベントリー 3 −5 0 ─ 13日にブライトン戦 9〜10位(ニューカッスル、リーズ:いずれも3試合・勝点5)と12〜13位(ブライトン、マンチェスター・ユナイテッド:3試合・勝点4)は今節未消化。ESPN順位表、2026年9月13日取得。76
EFL CHAMPIONSHIP ─ 12日終了時点(13日にシェフィールド・ユナイテッド対ウォルヴァーハンプトン)
順位 クラブ 試合 得失点 勝点 今節 1 ウェストハム 7 +11 14 ○ 11日にレクサムに6-0 2 スウォンジー 7 +6 14 ○ バーンリーに3-1 3 ウェスト・ブロムウィッチ 7 +3 14 △ QPRと1-1 4 ミドルズブラ 6 +4 13 ○ ノリッジに4-3 5 QPR 7 +3 12 △ 4試合無敗で5位へ 6 チャールトン 7 −1 12 △ ポーツマスと0-0 7 サウサンプトン 7 +10 10 ○ 4点減点込み。実績は4勝2分1敗 8 バーミンガム 7 +1 10 ○ ダービーに2-1 10 ブリストル・シティ 6 −1 10 ● サウサンプトンに1-4 12 ミルウォール 6 0 9 ● ブラックバーンに1-3 15 ブラックバーン 7 0 8 ○ 4試合ぶりの勝利 20 ボルトン 7 −5 7 ○ カーディフに1-0、降格圏脱出 21 カーディフ 7 −4 4 ● 7試合未勝利 22 ダービー 7 −7 4 ● バーミンガムに1-2 24 バーンリー 7 −8 3 ● スウォンジーに1-3で最下位 サウサンプトンには昨季の無許可撮影問題に対する処分として2026-27シーズンの勝点4減点が適用されている(EFL、2026年5月20日に控訴棄却)。同じ勝点14のウェストハムが1位、スウォンジーが2位なのは得失点差による。77, 78
03THE TURNING POINT 勝敗を分けた一手試合を動かしたのは、10人になった直後の3分間の判断と、その後55分間の戦い方だった。
RED CARD SUB 34〜37分クリスタル・パレス 2–3 イプスウィッチ ─ 冨安投入後、パレスは幅の守備に穴を残した
退場前:1-1の34分、ディサシが一発退場。3-4-2-1のパレスは既に23分、デイビスの左クロスからエメルソンにフリーのヘディングを許していた。再編:サージュ監督は3分後にウイングのイェレミ・ピノを下げ、CBの冨安健洋を投入。EADTのアレックス・ジョーンズ (Alex Jones) 記者が「守備的な3-4-1-1」と呼ぶ形に組み替え、最終ラインの枚数を保った。イプスウィッチが突いた点:代わりに消えたのは、外へ出たイプスウィッチの保持者へ寄る役だった。中盤はクインテン・ティンバー (Quinten Timber)、ウォートン、鎌田の3枚で横幅68mを覆えず、ワイドからのボールに対して最終ラインは人数がいても走者を捕まえきれない。前半終了間際、FKからエメルソンが触ったボールをデイビスが至近距離でフリーのまま頭で押し込み、サージュ監督自身が「前半の終わりに戦術的なミスをした」と認める2失点目になった。その後:後半、パレスは支配率46.5%でボールは持てたが、xGはイプスウィッチ1.67対0.62。75分に鎌田の縦パスからストランド・ラーセンが追いついたものの、84分に鎌田を下げると出口を失い、90分にエンシソの配球からデイビスのヘディングがバーを叩き、こぼれ球をフレミングが押し込んだ。イプスウィッチの3得点は、いずれもワイドからのボールがボックス中央で頭に合った場面から生まれている。2点目までは直接のヘディング、3点目はデイビスのヘディングがバーを叩いたこぼれ球だった。10人で最終ラインの人数を保つ再編は、代わりにサイドの守備へ穴を残した。4, 6, 7, 8, 10
裏付け ─ EADTのジョーンズ記者は冨安投入後の守備的な3-4-1-1が後半を通じてイプスウィッチに大きな優位を与えたと評した。The Eagles Beakは2点目と3点目がいずれもワイドからのボールに対する「フリーのヘディング」から生まれたと指摘し、サージュ監督は「10対11で戦うのは難しいが、我々はよくやった。ハーフタイム前にミスをした」と語った。4, 8, 10
TACTICAL BOARD ─ 90′ THE WINNER(イプスウィッチの攻撃方向:左 → 右)
V1 ─ 89分、エンシソが右のハーフスペースで受け、デイビスが左からボックスへ上がる
● イプスウィッチ(青) ○ クリスタル・パレス(白、退場後の10人) 黄色=ボール軌道(配球→デイビスの頭→バー→こぼれ→フレミングのシュートの順に1本ずつ) 水色の輪=ボールへの接触点
確認済み=フリオ・エンシソの配球からレイフ・デイビスがボックス中央でヘディングしバーに当てたこと、こぼれ球をジアン・フレミングが至近距離から右足で「攻め手から見て左下」へ決めたこと、フェーズ順(Sporting Life実況記録、Sky Sports)。再構成=エンシソが配球した左右のサイド、デイビスの走り出しの起点、冨安健洋を含むパレス守備者の細かな位置と向き、カメラ外の選手位置。後者はSky Sportsの出場記録(90分時点の21人)とフォーメーションから保守的に置いたもので、1m単位の精度は主張しない。背番号はESPNの登録名簿に基づく。ピッチの各ラインはIFAB Law 1の実寸比(105×68m)から機械的に描いている。4, 5, 6, 102, 103
見落とせない点 ─ 10人での同点弾は鎌田の縦パスから生まれており、再編そのものが攻撃を殺したわけではない。退場前の23分にも同じ形(デイビスの左クロス→フリーのヘディング)で失点しており、幅の守備の問題は11人だった時点から存在した。SUB 45〜58分サンダーランド 0–2 アーセナル ─ ハーフタイムの2枚替えから、PKストップ直後に先制
前半のアーセナルはボールを握りながら、サンダーランドの直線的な攻撃とブロビーの体格に押し返されていた。アルテタ監督はハーフタイムに股関節を痛めたホワイトをユリエン・ティンバーへ、ルイス・スケリーをギマランイスへ替え、後半に強まるサンダーランドの圧力に対して中盤の枚数と保持の質を足した。56分、ラヤがル・フェのPKを止めた直後、ギマランイスがボックス手前で前を向き、バー下を叩く一撃で先制。FotMobの集計ではアーセナルは自陣での空中戦17回のうち15回を制しており、押し込まれても跳ね返す土台の上に、交代選手の一発が乗った。33, 36, 37
裏付け ─ Arseblogのアンドリュー・アレン (Andrew Allen) 記者は、ギマランイスが投入後ボックスの縁で仕事をし、決勝点に加えてサカがPKを得た場面にも関与したと記した。アルテタ監督は判定に「こんなことは起きてはならない」と憤りつつ「大きな勝利」と語った。33, 37
GAME-MGMT 25〜88分アストン・ヴィラ 1–2 ノッティンガム・フォレスト ─ 63分で交代枠を使い切り、80分に10人になった
エメリ監督は25分にトーレスの負傷でミングスを入れ、ハーフタイムにジャクソンとジョージ・ヘミングス (George Hemmings) を下げ、63分にバークリーとブエンディアも替えた。74分にハーフタイム投入のアリソンが同点弾を決めた点では、早い交代は機能している。だが80分、マカティーのタックルでマートセンが続行不能になると、替える札が残っていなかった。10人になった8分後、エメリ監督いわく「たった1つのタックル」の代償として、75分投入のイゴール・ジェズスに決勝点を許した。フォレストのシュート22本、xG2.28に対し、ヴィラは7本・0.82。攻撃を変える交代と、事故に備える交代枠の両立が問われた。22, 23, 24, 26
裏付け ─ Sky Sportsは80分のマカティーのタックルとマートセンの負傷退場を記し、エメリ監督は「VARがあるべきだ。レッドカードだと思う」と主張した。グラスナー監督は「試合前に彼と話した。まだ5対2で彼のリードだ」と対戦成績を引き合いに出した。22, 26
04PLAYER REPORTS 選手ミニレポート詳報した13試合それぞれから、GOODとPOORを1人ずつ挙げた。勝敗と個人の出来は必ずしも一致しないため、敗戦側からのGOODと勝利側からのPOORも含む。
クリスタル・パレス 2–3 イプスウィッチ (→ 結果)
GOOD
POOR
チェルシー 2–2 ハル・シティ (→ 結果)
GOOD
POOR
リバプール 0–0 フラム (→ 結果)
GOOD
POOR
アストン・ヴィラ 1–2 ノッティンガム・フォレスト (→ 結果)
GOOD
POOR
ボーンマス 2–2 ブレントフォード (→ 結果)
GOOD
POOR
トッテナム 0–0 エバートン (→ 結果)
GOOD
POOR
サンダーランド 0–2 アーセナル (→ 結果)
GOOD
POOR
ブラックバーン 3–1 ミルウォール (→ 結果)
GOOD
POOR
サウサンプトン 4–1 ブリストル・シティ (→ 結果)
GOOD
POOR
ダービー 1–2 バーミンガム (→ 結果)
GOOD
POOR
ウェスト・ブロムウィッチ 1–1 QPR (→ 結果)
GOOD
POOR
スウォンジー 3–1 バーンリー (→ 結果)
GOOD
POOR
ボルトン 1–0 カーディフ (→ 結果)
GOOD
05STAT OF THE DAY 今日のデータ1選トッテナムは開幕4試合で0得点。クラブ史上初の事態を、Optaの数字で分解する。32
407 トッテナムがリーグ戦で無得点のまま過ごした時間(分) 出所: Opta Analyst、2026.9.12407分は、トッテナムがプレミアリーグで最後に得点してからの経過時間を指す。開幕4試合を無得点で終えたのはクラブの歴史で初めてで、プレミアリーグで開幕から4試合以上無得点だったのは、2017-18のクリスタル・パレス(7試合)に続く2例目となる。この日のシュートは14本で枠内は2本、xGは0.64にとどまり、量ではなく質の問題が数字に出ている。デ・ゼルビ監督は開幕から先発を12回入れ替えており、前線の組み合わせが固まらないまま、1トップのソランケがタッチ19回で終わる試合になった。30, 32
DATA BOARD ─ この日のxG上位3チーム + 編集部注目
チーム 対戦 xG Note ノッティンガム・フォレスト アストン・ヴィラ(A) 2.28 シュート22本、決定機3つを逸しても2得点 アーセナル サンダーランド(A) 1.97 サカのPK込み。11本で2得点 ボーンマス ブレントフォード(H) 1.75 20本・枠内10本で2得点、決定機4つ逸 ハル・シティ(編集部注目) チェルシー(A) 1.38 支配率32%で相手の0.91を上回った 9月12日のプレミアリーグ7試合のチーム別xG。Sky Sportsの試合統計ページ、2026年9月13日取得。トッテナム対エバートンのみOpta Analystの数値(0.64対1.17)。7, 13, 20, 24, 29, 32, 35
06TACTICAL TREND 今日の戦術トレンド詳報13試合のうち5試合で、途中出場の選手が決勝点か勝ち越し点を決めた。
TODAY'S TREND途中出場者の一撃が試合を決めた5試合、投入の時間差が勝敗を分けた
フレミング(90分)、イゴール・ジェズス(88分)、ゲイル(90分)、白承鎬(63分)、ギマランイス(58分)。守備側はいずれも、マークや陣形を整え直す時間帯にいた。パレスは10人で5-3-1に下がり、ヴィラは交代枠を使い切って10人。カーディフは勝ち越しを狙って前掛かりになり、ダービーは約7分の負傷中断の直後のCK、サンダーランドはPK失敗の直後だった。エウッド・パークでも90+3分に途中出場のグジョンセンが3点目を決めているが、勝ち越し点は58分に先発のアフォラヤンが挙げており、この5試合には数えない。4, 22, 33, 39, 54, 68
TACTICAL KEY
守備側の状態 生まれた場所 途中出場者の使い方 数的不利で最終ラインに人を集める ボックス中央のこぼれ球 二列目からこぼれへ最初に反応する 交代枠を使い切って10人になる 最終ラインの背後 疲れていない前線へ一発で通す 同点や勝ち越しを狙って前掛かり カウンターとファーサイド 走力で背後と逆側へ入る 決め手になったのは、守備側がマークを整え直す前に、投入直後の選手が最初に反応したことだった。フレミングはバーからのこぼれに最も速く動き、イゴール・ジェズスは背後への一発をファーストタッチで仕留めた。白承鎬は投入3分後のCKに頭で合わせ、ゲイルは同じ途中出場のベアのクロスにファーへ走った。守備側が「誰を見るか」を決め直す前に、途中出場の選手はすでに動き出していた。交代選手の動き出しが、守備側の対応より一歩早かった。4, 6, 22, 43, 68
MATCH EXAMPLES
パレス vs イプスウィッチ ─ 3枚替えの27分後オニール監督は62〜63分にフレミング、ジェイデン・フィロジーン (Jaden Philogene)、前田大然を同時投入した。10人で走り続けたパレスの最終ラインに対し、90分にフレミングがバーからのこぼれへ最初に届いた。負傷したエメルソンの穴を埋める交代が、そのまま決勝点になった。4, 6
ボルトン vs カーディフ ─ ハーフタイムの2枚で最後を作るシューマッハ監督はハーフタイムにゲイルとベアを入れた。押し込まれ続けた後半、90分にベアの左からの深いクロスへゲイルがファーで入り、途中出場の2人だけで決勝点を完成させた。バズヌの10セーブが、その時間まで試合を持たせた。68, 70
COUNTERPOINT ─ 対抗策は、先に交代で試合を変えること。ヴィラは63分までに5枚を使い、74分に途中出場のアリソンが同点弾を決めた。だが早い交代は事故への備えを失う。80分にマートセンが負傷すると替えがなく、10人になった8分後に途中出場のジェズスへ決勝点を許した。攻撃を変える札と守る札は、同じ5枚から出る。22, 23TACTICAL TEST ─ 次節、リードした側が80分以降に交代枠を残しているか、追う側が最後の交代を何分に切るかを見る。
07RISING 株価上昇ランキング昇格組の2人が、プレミアリーグで結果を残した。負傷や控えを経てつかんだ活躍にも注目したい。11, 8
1モハメド・ベルーミ28分、ハトの背後でこぼれを待ち、低いハーフボレーで同点。34分にはアジャイのヘディングがバーに当たった落下点でマクバーニーの落としを受け、6分間で2点目を決めた。どちらも味方の高さと直線的な攻撃から生まれた、こぼれ球や落としの次の場面を先に読んだゴールで、右で幅を取りながら中へ入る判断の速さが評価を押し上げた。ハルは支配率32%で、ベルーミの2本がチームの枠内5本のうち最も質の高い2本だった。11, 13
アルジェリアのGCマスカラ、MCオランからポルトガルのファレンセを経て、2024年に約1500万ユーロでハルへ。加入直後の2024年9月にカーディフ戦で2得点して月間MVPになりながら、10月に十字靱帯を損傷して10試合で初年度を終えた。2025-26もハムストリングと太腿の負傷で出場は終盤に限られ、昇格プレーオフ準決勝第2戦のミルウォール戦に途中出場して1得点1アシスト。父ラフダル・ベルーミ (Lakhdar Belloumi) はアルジェリアの伝説的な選手で、本人はW杯の初期メンバーに名を連ねたがまだ代表出場はない。The Nationalのアンディ・ミッテン (Andy Mitten) 記者に、同僚のマクバーニーは「モは何にでもなれる」と語っていた。プレーオフの切り札だったベルーミは、プレミアリーグの敵地で2得点を記録した。この日の2発で、評価を一段上げた。98
見誤りやすい点 ─ 60分で交代しており、負傷歴を踏まえた90分の持続力はまだ測れない。
2エメルソン23分にデイビスの左クロスを力強いヘディングで叩き込み、前半終了間際のFKでは自ら触ってデイビスの2点目を演出した。EADTのアレックス・ジョーンズ記者はMOTMの8点を付け、体の強さと「相手を抜くときの自信」を評価している。10人になった相手を崩す前に、11対11の時点で対等以上に競り合えていたことが、この日の勝利の土台だった。6, 8, 9
サポーターフォーラムTWTDでは「スカウトに昇給を」と題したスレッドが立ち、加入前は多くのクラブが注目しながら技術面に疑問があった選手だという見方と、「5〜10分の穴埋めにはもったいない」という声が並んだ。同じスレッドには「まだ粗く、シーズン中に浮き沈みがある」という慎重な意見もある。ベンチの選択肢から、先発で1得点1アシストを残す選手へ。63分に負傷で退いた点だけが、この日の唯一の減点になる。6, 92
見誤りやすい点 ─ 負傷交代の影響と、EADTも認める「粗さ」はまだ残る。1試合の8点で先発定着を断定しない。
08ONE TO WATCH 今日の注目株PLAYER FEATUREブルーノ・ギマランイス
0-0のハーフタイム、アルテタ監督はルイス・スケリーを下げてギマランイスを入れた。後半に強まるサンダーランドの圧力に対して中盤の枚数と保持の質を足す交代で、Arseblogのアンドリュー・アレン記者はギマランイスが「ボックスの縁で仕事をした」と記している。56分にラヤがPKを止めた121秒後、ボックス手前で前を向いてバー下を叩く一撃で先制。終了間際にはサカがPKを得た場面にも関与し、45分で試合の帰趨を変えた。33, 36, 37
ニューカッスルでは主将として中盤の中心を担い、Sky Sportsによれば移籍金7500万ポンドは28歳の中盤としては史上最高額。8月上旬に合意し、本人は「負傷で難しいスタートになった」と振り返っている。かつての本拠地の隣人にあたるサンダーランドのサポーターからは敵意のある反応を受けたが、その敵地で初得点を「私と家族にとって美しい瞬間」と語った。ニューカッスルでは箱から箱へ走る8番だったが、アーセナルではライス、スビメンディ、メリーノ、ウーデゴールと役割が重なり、この日も先発ではなかった。33, 38
持ち味は、遅れてボックス手前へ入る動きと、そこから振れるミドルシュート、そして相手のプレスを一枚外して前へ運ぶ推進力にある。アーセナルの中盤は保持から崩す形が固まっている。ギマランイスは、整っていない局面でも自ら前進し、シュートまで持ち込める点で違いを出せる。先発なら、スビメンディの前でライスと並べる形か、ウーデゴールの負担を分ける形か。先発時の組み合わせは、今週のカップ戦と週末のリーグ戦で注目したい。
別の視点 ─ 1得点で序列が変わったとは言えない。この日の出番はホワイトの負傷と枚数の必要から生まれたもので、アルテタ監督の第一選択はまだライスとスビメンディの組み合わせだ。09MANAGER RATINGS 監督の采配採点 (10点満点)10人の相手を崩した交代、PKストップ直後の一撃、そして交代枠の使い切り。采配の差が結果に直結した日だった。
ゲイリー・オニール (イプスウィッチ)8.4プラン適合 先制された後もワイドからの供給を続け、23分と45分にフリーのヘディングで逆転した。 交代の効果 62〜63分の3枚替え。フレミングが90分に決勝点、前田大然が前線の圧力を維持した。 試合中の修正 75分に追いつかれても引かず、エンシソの配球からバー→こぼれ球で勝ち越した。 効いた点 2025年4月以来の敵地でのリーグ戦勝利。逆転勝ちは2001年12月以来。 効かなかった点 10人の相手に75分の同点弾を許し、16回の反則で試合を切れ切れにした。 ミケル・アルテタ (アーセナル)8.0プラン適合 直線的な相手に自陣の空中戦17回中15回を制し、敵地で無失点を保った。 交代の効果 ハーフタイムのユリエン・ティンバーとギマランイス投入。後者が58分に先制点。 試合中の修正 PK献上後も構えを崩さず、121秒後に得点で流れを取り返した。 効いた点 リーグ4連勝、8得点1失点で単独首位に立った。 効かなかった点 前半はサカ、ハフェルツ、クリストス・ツォリス (Christos Tzolis) が好機を外し、決定力は課題に残った。 別の視点 ─ ラヤのPKストップがなければ0-1で後半を進めていた。采配以上にGKの個人技が支えた勝利でもある。33, 36, 37
トンダ・イカート (サウサンプトン)8.0プラン適合 中3日の連戦を「走る量が今季最多だった」と認めつつ、4-1で勝ち切った。 交代の効果 後半開始直後に負傷のフリン・ダウンズ (Flynn Downes) を替え、終盤はムバマが4点目の起点になった。 試合中の修正 「時には守る時間を受け入れる」と語り、1点を返された後に2点を重ねた。 効いた点 フェロウズに代えて先発させた松木玖生が得点で応えた。ホームは1月17日以来無敗。 効かなかった点 66分の失点は2-0からの緩みで、決定機を一度は相手に渡した。 ピエール・サージュ (クリスタル・パレス)4.8プラン適合 14分に先制するまでは機能したが、23分に左クロスからフリーのヘディングを許した。 交代の効果 退場3分後の冨安投入で枚数は保ったが、幅の守備が抜け、45分に再びフリーのヘッド。 試合中の修正 77分の2枚替えは同点直後の勢いを保ったが、84分に鎌田を下げると出口を失った。 効いた点 10人で75分に追いついた。鎌田を軸にした攻撃はエネルギーを失わなかった。 効かなかった点 本人が「ハーフタイム前のミス」と認めた失点と、90分のこぼれ球への反応の遅れ。 別の視点 ─ 退場は監督の責任ではなく、10人での同点弾は評価に値する。サポーターの一部も「引き継いだ混乱」への同情を示している。4, 8, 10, 91
シャビ・アロンソ (チェルシー)4.6プラン適合 7分に先制し支配率68%を握ったが、低いブロック相手にクロス対応で2失点。 交代の効果 ハーフタイムにハトを替えて左を締めたが、決勝点を取るための交代は実らなかった。 試合中の修正 66分に追いついた後、84分のロジャースの決定機を含めて勝ち越しを逃した。 効いた点 パーマー、ロジャース、ジョアン・ペドロの3人で2得点を作った。 効かなかった点 20試合連続失点。本人が「同じパターンを繰り返している」と認めた。 別の視点 ─ 相手のxG1.38は「事故」ではなくハルの設計の成果でもある。守備の再建は選手の質より優先順位の問題だ。11, 13, 15
ウナイ・エメリ (アストン・ヴィラ)3.6プラン適合 シュート7本に対して22本を打たれ、xGは0.82対2.28。内容で明確に下回った。 交代の効果 ハーフタイム投入のアリソンが74分に同点弾。交代そのものは機能した。 試合中の修正 63分までに5枚を使い切り、80分のマートセン負傷で10人。8分後に決勝点を許した。 効いた点 372分ぶりの得点で0-1から追いついた。 効かなかった点 4試合で勝点1、19位。1994年以来のヴィラ・パークでの対フォレスト敗戦。 別の視点 ─ 25分のトーレス負傷交代は不可抗力で、本人が「レッドカード」と主張したマカティーのタックルの判定にも議論の余地はある。22, 23, 24, 26
10JAPANESE PLAYERS 今日の日本人選手日本勢は17試合で11人がピッチに立った。鎌田大地は2アシスト、松木玖生は先発して得点、伊藤敦樹は加入後初出場、冨安健洋は退場直後に緊急投入された。守田英正と大橋祐紀は負傷で欠場し、次田夏樹はミルウォールのメンバーに入らなかった。菅原由勢は9月1日にカリアリへ期限付き移籍しており、本誌の対象から外れる。5, 16, 40, 45, 48, 68, 90
JAPAN SPOTLIGHT鎌田大地
今日最も注目すべき日本人。
14分、ボックス手前で受けた鎌田は低いパスを右へ流し、ハリリの先制点を作った。75分にはディオプを背負うストランド・ラーセンへ縦パスを刺し、初タッチで相手を外した同点弾のアシストを記録している。数的不利になったパレスで、前を向いてボールを前進させられたのは、ほぼ鎌田だけだった。4, 6FotMobの採点8.1はこの試合の両チーム最高で、リーグ4試合すべてに先発して3アシスト。カラバオ杯ミドルズブラ戦の1得点を加えれば、公式戦5試合で4つの得点関与となる。95英国現地の見方は一様ではない。Sky Sportsは両アシストを丁寧に記述した一方、サポーターフォーラムHolmesdale Onlineの試合スレッドでは、ウォートン、ピノと並んでセットプレーの質を問う声も繰り返された。4, 91ここまでの4試合では、鎌田の数字は得点より「最後のパス」に表れている。次に見るのは9月20日のリーズ戦。ディサシが出場停止で冨安が最終ラインに入る可能性が高い中、サージュ監督が84分で鎌田を下げた判断を繰り返すのか、幅を捨てずに90分任せるのかが焦点になる。86, 88
LOCAL EYE ─ 英国現地から
松木玖生 / SAINTS MARCHING・DAILY ECHO ─ 右ウイングの序列「松木を再びベンチに戻すのは酷だ」。 Saints Marchingのケラン・サーソン記者は、松木がこの試合で7つのデュエルとタックルを制し、右で「生きた電線」のように働いたと書いた。比較対象はトム・フェロウズで、直前のスウォンジー戦ではデュエル6回で0勝。イカート監督が抱えていた「唯一に近い選考の悩み」は、82分の左足の一撃で答えが出たという見立てだ。Daily Echoのアルフィー・ハウス (Alfie House) 記者は、その得点を「左足に持ち替えてボックスの縁から低く流し込んだ」と記述している。今季は7試合5先発で1得点1アシスト。47, 49, 52
森下龍矢 / LANCASHIRE TELEGRAPH ─ 現地採点7右ウイングバックとして「動きでミルウォールを苦しめた」。 Lancashire Telegraphのエリオット・ジャクソン記者は森下に7点を付け、クリスティ・モンゴメリー (Kristi Montgomery) の8、アフォラヤンの9に続く評価とした。カントウェルが慣れないストライカー役を務めた5-4-1で、森下は右の幅と前進を担い、開幕から7試合すべてに先発して590分。前線では大橋祐紀が8月25日のカラバオ杯シェフィールド・ユナイテッド戦でハムストリングを痛め、モウブレイ監督は9月10日時点で「あと数週間」と説明している。42, 44, 45, 46
伊藤敦樹 / THE BOLTON NEWS・BWFC ─ 加入後初出場63分、ルベン・ロドリゲス (Rúben Rodrigues) と交代で英国初出場。 8月28日にヘントから3年契約で加入した伊藤は、ベルギーでリーグ63試合6得点を残した守備的ミッドフィールダーだ。The Bolton Newsは「1時間過ぎに日本人ミッドフィールダーがデビュー」と記し、クラブ公式は63分の投入を記録している。シューマッハ監督は「パスは今季最悪だった」と認めており、押し込まれた終盤に中盤で球を落ち着かせる役を26分間任された。FotMobの採点は6.0。68, 69, 71, 72, 73
ALL JAPANESE PLAYERS ─ 全選手一覧
選手 クラブ 出場 今日のポイント 次に見る点 鎌田大地 クリスタル・パレス 84分 先発し2アシスト。84分にジェフェルソン・レルマ (Jefferson Lerma) と交代した直後、パレスは決勝点を許した。5, 6 9/20リーズ戦で90分任されるか。セットプレーのキッカーを続けるか。 冨安健洋 クリスタル・パレス 37分〜 ディサシ退場の3分後にピノと交代で最終ラインへ。3-4-1-1の一角で53分間プレーし、FotMob採点は6.9。5, 8, 96 ディサシの3試合停止で9/20リーズ戦の先発CB候補。90分の持続力。 前田大然 イプスウィッチ 63分〜 クラークと交代で右から27分間。EADTは「走りと圧力は見せたが最終局面で仕事がなかった」として6点。今季はリーグ4試合3先発。6, 9, 94, 97 9/16カラバオ杯アーセナル戦で先発へ戻るか。左右どちらで使われるか。 鈴木彩艶 アストン・ヴィラ 先発フル出場 枠内7本を受けて2失点。ムニョスのシュートを止めた場面はあったが、22本を打たれた守備の前に立たされた。Villa Newsの採点は6。23, 24, 25 9/16カラバオ杯コベントリー戦(坂元達裕との対戦)で起用されるか。 遠藤航 リバプール ベンチ ベンチ入りしたが出場なし。イラオラ監督は中盤をマクアリスターの投入で動かした。17, 18 9/16カラバオ杯トッテナム戦でローテーションの対象に入るか。 守田英正 ハル・シティ メンバー外 股関節付近の負傷で欠場。セルゲイ・ヤキロビッチ (Sergej Jakirović) 監督は前日「あと1週間ほど」と説明した。12, 16 9/19ニューカッスル戦に間に合うか。復帰後に低ブロックの中盤で任される役割。 森下龍矢 ブラックバーン 先発フル出場 右ウイングバックで90分。Lancashire Telegraphは7点。今季7試合全先発、FotMob採点7.3。41, 42, 46 9/19ポーツマス戦(A)。大橋不在で自らボックスへ入る回数が増えるか。 大橋祐紀 ブラックバーン メンバー外 ハムストリング負傷で欠場中。9月10日時点でモウブレイ監督は「あと数週間」と説明。44, 45 クラブの続報と復帰目標の試合。 次田夏樹 ミルウォール メンバー外 ブラックバーン戦の先発・ベンチ計20人に名前はなかった。ESPNの登録簿では今季リーグ戦出場0。40, 41, 99 9/15ミドルズブラ戦(A)のメンバー入り。U21での出場状況。87 松木玖生 サウサンプトン 先発フル出場 右ウイングで先発し、82分にアザズのパスから左足で得点。交代なくフル出場し、FotMob採点8.1はチーム最高。47, 48, 52 9/19レクサム戦(A)で先発を続けるか。フェロウズとの序列が固まるか。 平河悠 ブリストル・シティ 58分 右で先発し、序盤は最も活発な出口だった。58分にジェド・ウォレス (Jed Wallace) と交代。Bristol Liveは6点で「火曜の試合を見据えた交代」とみる。今季6試合5先発1得点。48, 51, 53 9/15リンカーン戦(H)で先発か。前後半で出場時間が管理されるか。87 岩田智輝 バーミンガム 先発フル出場 今季7試合連続の先発フル出場で622分。1失点で守り切った試合でFotMob採点7.3。55, 56 9/19ミドルズブラ戦(H)。連戦で初めて休養が与えられるか。 藤本寛也 バーミンガム ベンチ ベンチ入りしたが出場なし。デイビス監督は60分の白承鎬投入で中盤を動かした。55 9/19ミドルズブラ戦で出番があるか。トップ下の序列。 斉藤光毅 QPR 81分〜 ミドルズブラ戦後の軽い負傷でチャールトン戦を欠場した後、81分にポクと交代で復帰。今季5試合3先発1得点。59, 61, 62 9/19プレストン戦(H)で先発に戻るか。 旗手怜央 バーンリー 81分〜 ゼキ・アムドゥニ (Zeki Amdouni) と交代で8分間。9月5日のブリストル・シティ戦で63分先発・1アシストの後、2試合続けて短い出場。9月1日にセルティックから3年契約で加入。63, 66, 67 ハイエン監督が「必勝」と位置づける9/19ダービー戦(H)で先発へ戻るか。 伊藤敦樹 ボルトン 63分〜 ロドリゲスと交代で加入後初出場。26分間プレーし、チームは終了間際の決勝点で勝利。68, 73 9/20ノリッジ戦(A)で先発に入るか。イーサン・エルハホン (Ethan Erhahon) との組み合わせ。 11INJURY & SUSPENSION WATCH 負傷・出場停止ウォッチこの日の試合に直結した6件と、日本人選手に関わる4件を整理する。復帰時期は監督の発言の範囲にとどめ、断定しない。
選手 クラブ 事由 情報源 復帰見込み 影響する試合 アクセル・ディサシ クリスタル・パレス 34分に重大な反則で一発退場。 報道 国内3試合の出場停止見込み。4, 88 9/20リーズ戦、フォレスト戦、ブライトン戦。 イアン・マートセン アストン・ヴィラ 80分にマカティーのタックルで負傷退場。交代枠がなく10人に。 監督 エメリ監督は「長い期間かもしれない」。22, 26 9/16カラバオ杯コベントリー戦、9/19トッテナム戦。 パウ・トーレス アストン・ヴィラ 25分にハムストリングを痛めて交代。 監督 エメリ監督は「しばらく離脱する見込み」。23, 26 同上。 レイニウド サンダーランド 90+6分にサカを倒して2枚目の警告で退場。 報道 次のリーグ戦は出場停止。33, 34 9/20マンチェスター・シティ戦。 ベン・ホワイト アーセナル 前半に股関節を痛め、ハーフタイムに交代。 報道 クラブの診断待ち。37 9/16カラバオ杯イプスウィッチ戦、9/19ブライトン戦。 エメルソン イプスウィッチ 63分に負傷で交代。 実況記録 部位・期間の発表はない。6 9/16カラバオ杯アーセナル戦。 守田英正 ハル・シティ 股関節付近の負傷で欠場。 監督 ヤキロビッチ監督は9/11時点で「あと1週間ほど」。16 9/19ニューカッスル戦。 大橋祐紀 ブラックバーン 8/25にハムストリングを負傷。 監督 モウブレイ監督は9/10時点で「あと数週間」。44, 45 9/19ポーツマス戦は欠場見込み。 フリン・ダウンズ サウサンプトン 負傷のため後半開始直後(46分)に交代。 報道 部位・期間の発表はない。47 9/19レクサム戦。 三笘薫 ブライトン 太腿の負傷で離脱中。 監督 ヒュルツェラー監督は9/10時点で「代表ウィーク明け以降」。81, 89 9/13コベントリー戦、9/16カラバオ杯マンチェスター・ユナイテッド戦は欠場見込み。 12NEXT UP 次に見るべき試合週明けはカラバオ杯3回戦。この日目立ったサイドの守備と、途中出場選手の効果が、控え組の多い試合でも続くかに注目する。
Carabao Cup 3回戦 9/16 04:00 JSTイプスウィッチ vs アーセナル
前田大然が先発へ戻るか / デイビスの左サイドがアーセナルの控え組にも効くか / ギマランイスの先発有無と中盤の組み合わせ83, 85
Carabao Cup 3回戦 9/16 04:00 JSTリバプール vs トッテナム
遠藤航に出番があるか / トッテナムが407分の無得点をカップ戦で止められるか / イラオラ監督のローテーションの幅84
Premier League 9/19 23:00 JSTニューカッスル vs ハル・シティ
13FLEET STREET 英国現地紙・ファンの論調記者は監督の判断や選手起用を論じ、現地サポーターは守備の数字や個人評価を繰り返し話題にした。同じ試合でも、注目した点は異なっている。8, 11, 32, 91, 92, 93
PRESS VIEW ─ 英国現地紙の論調
Sky Sports ─ Callum Bishopカラム・ビショップ (Callum Bishop) 記者が問題にしたのはハルの善戦ではなく、チェルシーの守備の基本だった。20試合連続の失点を挙げ、W杯優勝経験のあるマルティネスを迎えても「目の前の守備者が基本をこなさなければ、ロベルト・サンチェスと同じことになる」と書く。攻撃の可能性は認めつつ、アロンソ監督は「モウリーニョの下で学んだことを引き出し、この軍団をもっと得点しにくいチームにする必要がある」と結んだ。11
別の見方 ─ NBC Sportsのニコラス・メンドラ (Nicholas Mendola) 記者は、ハルの支配率28〜32%で勝点8という数字を「設計されたバス」と評価する。チェルシーのミスだけでなく、ハルのxG1.38は狙って作られたものだ。15
East Anglian Daily Times ─ Alex Jonesジョーンズ記者の分析の軸は、サージュ監督の交代だった。退場直後にウイングのピノを下げて冨安健洋を入れた「守備的な3-4-1-1」が、後半を通じてイプスウィッチに大きな優位を与えたと見る。そのうえでエメルソンの体の強さとボールを持つ自信を「見事な出来」と評し、イプスウィッチのプレミアリーグでの逆転勝ちが2001年12月のトッテナム戦以来だと記した。オニール監督の下でチームは「2年前よりはるかに競争力がある」という結論だ。8
別の見方 ─ パレス側のThe Eagles Beakは、2点目と3点目がいずれもワイドからのボールに対する「フリーのヘディング」だったと指摘する。布陣の問題以前に、マークの受け渡しの問題だという見方もある。10
Opta Analyst ─ Chloe Horswillクロエ・ホースウィル (Chloe Horswill) 記者は、トッテナムの問題を「打てていない」ではなく「枠に飛んでいない」と数字で切り分けた。シュート14本で枠内2本、xG0.64。対するエバートンは12本で1.17。そのうえで、デ・ゼルビ監督が開幕から先発を12回入れ替えている事実を並べ、開幕4試合無得点がクラブ史上初であることを記す。先発の入れ替えが続く状況と、シュートの質が上がらない問題を並べて論じた。32
別の見方 ─ エバートンもアウェイ7試合連続未勝利で、モイーズ監督は「粘り強く戦う仕事はよくできた」と守備の出来を語った。得点力の問題は片側だけのものではない。30, 32
FAN PULSE ─ 現地サポーターの反応
単発の投稿ではなく、クラブ別のフォーラムで繰り返し現れた論点だけを整理した。パレスは292件の試合スレッドの後半2ページ、イプスウィッチは2本の試合後スレッド(計29人の投稿者)を確認した。
CRYSTAL PALACE|「1試合3失点ペース」と監督への同情が並ぶThe Holmesdale Onlineの試合スレッドで最も繰り返されたのは守備の数字だった。「1試合3失点近くでプレミアリーグの試合に勝つのは難しい」という投稿に賛同が集まり、退場の判定にはVAR担当への強い批判が続く。監督評は割れ、「サージュはとんでもない混乱を引き継いだ。同情する」という擁護と、「チームとしての一貫性が見えない」という不満が同じページに並んだ。新加入クインテン・ティンバーへの評価は高く、一方でウォートン、ピノ、鎌田のセットプレーの質を問う声も複数あった。91
温度感:不満優勢 ─ ただし監督個人より、守備の問題や補強への不満が目立つ。
IPSWICH|「スカウトに昇給を」と、ベンチで終わらせない声TWTDでは試合後、「エメルソンを見つけたスカウトに評価と昇給を」と題したスレッドが立ち、14人が加入前の技術面への疑問が晴れつつあることを語った。「5〜10分の穴埋めにはもったいなすぎる」という起用への要望が目立つ一方、「まだ粗く、シーズン中に浮き沈みがある」という慎重論もある。別スレッドではフレミングの決勝点について「6回見返したが、粗いように見えて見事なフィニッシュ」「血管に氷が流れている」と、こぼれ球への反応の速さが繰り返し称賛された。92, 93
温度感:期待優勢 ─ 補強への評価は前向きで、次はエメルソンの負傷の程度が焦点になる。
14EXTRA TIME 今日の小話誕生日翌日の2発、39歳の幻のデビュー弾、そして100回目の無失点。
アフォラヤン、誕生日翌日に2得点
エウッド・パークではキックオフ前からオーナーへの抗議チャントが響き、PA通信は「不満に満ちた」スタンドと表現した。そこで前日に29歳の誕生日を迎えたばかりのダポ・アフォラヤンが、41分に即興のフリック、58分に左足の強打で2得点。モウブレイ監督は「本当に賢い選手だ。直線的で前向きで攻撃的」と語り、Lancashire Telegraphは9点を付けた。39, 42, 43
15TOMORROW'S FIXTURES 明日の試合9/13 09:30〜9/14 09:30 JSTには、プレミアリーグ2試合とチャンピオンシップ1試合の計3試合が行われる。CL、EFL杯、FA杯予選は開催なし。80, 79, 81, 82
注目の一戦 ─ マンチェスター・ユナイテッド vs マンチェスター・シティ(9/14 00:30 JST)
今季初のマンチェスター・ダービー。シティは3連勝の勝点9だが、この日アーセナルが勝点12へ伸ばしたため2位。ユナイテッドは3試合で勝点4。ユナイテッドはマイケル・キャリック監督、シティはグアルディオラ監督の後を継いだエンツォ・マレスカ監督にとって、初めての大一番になる。ユナイテッドはバレバ、デ・リフト、ウガルテら5人を欠き、シティはドクが離脱中。Sports Moleは新加入エンツォ・フェルナンデスの先発継続を見込む。82
9/13 20:00 JST ─ CHAMPIONSHIP
ホーム KICK OFF (JST) アウェイ 注目点 シェフィールド・ユナイテッド 20:00 ウォルヴァーハンプトン 消化試合が少ない両者。降格組ウルヴズの敵地での保持と守備の距離 9/13 22:00 JST ─ PREMIER LEAGUE
ホーム KICK OFF (JST) アウェイ 注目点 コベントリー 22:00 ブライトン 坂元達裕の起用と、開幕4試合無得点を避けられるか。三笘薫は負傷欠場見込み マンチェスター・ユナイテッド 00:30 (9/14) マンチェスター・シティ キャリック対マレスカ、初の指揮官対決。中盤の新加入組の噛み合わせ キックオフ時刻はプレミアリーグ公式の2026-27全日程とウォルヴァーハンプトン公式の9月日程で確認し、Sporting Lifeで照合した。9/14 20:00 BST(9/15 04:00 JST)のリーズ対ニューカッスルはこの表の対象時間外。同日のリーグ1・リーグ2、海外リーグは掲載していない。79, 80, 104, 105
補SOURCES 出典一次情報(クラブ公式、実況記録、公式統計)を軸に、出来事の記述は独立媒体で照合した。ファン反応は各コミュニティの複数投稿を要約し、総意とは断定しない。取得日の記載がないものは2026年9月12日または13日に取得した。
- Sporting Life, Sat 12 September 2026 Live Football Scores, Fixtures and Results, 2026.9.13取得 ↩
- ESPN, English Premier League Scoreboard ─ September 12, 2026, 2026.9.13取得 ↩
- ESPN, English League Championship Scoreboard ─ September 12, 2026, 2026.9.13取得 ↩
- Sky Sports, Crystal Palace 2-3 Ipswich Town: Zian Flemming's strike earns Tractor Boys win at Selhurst Park, 2026.9.12 ↩
- Sky Sports, Crystal Palace vs Ipswich Town ─ Teams, 2026.9.12 ↩
- Sporting Life, Crystal Palace v Ipswich Town ─ Commentary, 2026.9.12 ↩
- Sky Sports, Crystal Palace vs Ipswich Town ─ Stats, 2026.9.12 ↩
- East Anglian Daily Times (Alex Jones), Crystal Palace 2-3 Ipswich Town – Premier League match verdict, 2026.9.12 ↩
- East Anglian Daily Times (Alex Jones), Crystal Palace 2-3 Ipswich Town – Alex Jones' player ratings, 2026.9.12 ↩
- The Eagles Beak (Jay Crame), Eagles Show Character But Suffer Defeat To Ipswich After Disasi Red Card, 2026.9.12 ↩
- Sky Sports (Callum Bishop), Chelsea 2-2 Hull City: Tigers remain unbeaten as poor Blues defending leads to enthralling draw, 2026.9.12 ↩
- ESPN, Chelsea vs Hull City ─ Lineups, 2026.9.12 ↩
- Sky Sports, Chelsea vs Hull City ─ Stats, 2026.9.12 ↩
- Evening Standard (Arthur Ferridge記者、Yahoo Sports配信), Chelsea player ratings vs Hull: New signing unconvincing as defensive pair score 3/10, 2026.9.12 ↩
- NBC Sports (Nicholas Mendola記者、Yahoo Sports配信), How Hull City is shocking the Premier League: Jakirovic's bigger, more explosive, hungrier 'parked' bus, 2026.9.12 ↩
- The Yorkshire Post, Hull City chief Sergei Jakirovic's Chelsea admission, injury update plus contracts, 2026.9.11 ↩
- Liverpool FC, Liverpool held to 0-0 draw by Fulham at Anfield, 2026.9.12 ↩
- ESPN, Liverpool vs Fulham ─ Lineups, 2026.9.12 ↩
- This Is Anfield, Liverpool 0-0 Fulham: Anfield draw shows Iraola's work in progress, 2026.9.12 ↩
- Sky Sports, Liverpool vs Fulham ─ Stats, 2026.9.12 ↩
- LFC Globe, Liverpool 0-0 Fulham Player Ratings: Jacquet Excels in Anfield Stalemate, 2026.9.12 ↩
- Sky Sports, Aston Villa 1-2 Nottingham Forest: Oliver Glasner masterminds another win over Unai Emery, 2026.9.12 ↩
- ESPN, Aston Villa vs Nottingham Forest ─ Lineups, 2026.9.12 ↩
- Sky Sports, Aston Villa vs Nottingham Forest ─ Stats, 2026.9.12 ↩
- Villa News (Jacob Raw記者、Yahoo Sports配信), Aston Villa player ratings vs Nottingham Forest: Alysson let down, 4/10 fails final chance, 2026.9.12 ↩
- Hayters TV (スポーツ通信社、Yahoo Sports配信), Aston Villa duo facing spells out with injury following defeat to Nottingham Forest, 2026.9.12 ↩
- Sky Sports, Bournemouth 2-2 Brentford: Kevin Schade scores twice as Marco Rose remains in wait of first Premier League win, 2026.9.12 ↩
- ESPN, Bournemouth vs Brentford ─ Lineups, 2026.9.12 ↩
- Sky Sports, Bournemouth vs Brentford ─ Stats, 2026.9.12 ↩
- Sky Sports, Spurs 0-0 Everton ─ Match Report, 2026.9.12 ↩
- ESPN, Tottenham Hotspur vs Everton ─ Lineups, 2026.9.12 ↩
- Opta Analyst (Chloe Horswill), Tottenham 0-0 Everton Stats: Spurs Goal Drought Edges Towards Seven-Hour Mark After Bore Draw, 2026.9.12 ↩
- Sky Sports, Sunderland 0-2 Arsenal: Bruno Guimaraes haunts Black Cats with stunner after David Raya penalty save, 2026.9.12 ↩
- ESPN, Sunderland vs Arsenal ─ Lineups, 2026.9.12 ↩
- Sky Sports, Sunderland vs Arsenal ─ Stats, 2026.9.12 ↩
- FotMob, Sunderland 0-2 Arsenal: Guimaraes haunts old rivals in tale of two penalties, 2026.9.12 ↩
- Arseblog News (Andrew Allen), Report: Sunderland 0-2 Arsenal (inc. goals), 2026.9.12 ↩
- Sky Sports, Bruno Guimaraes transfer news: Arsenal agree £75m fee for Newcastle midfielder, 2026.8 ↩
- Sky Sports, Blackburn Rovers 3-1 Millwall: Oladapo Afolayan scores twice in victory, 2026.9.12 ↩
- Sky Sports, Blackburn Rovers vs Millwall ─ Teams, 2026.9.12 ↩
- ESPN, Blackburn Rovers vs Millwall ─ Lineups, 2026.9.12 ↩
- Lancashire Telegraph (Elliott Jackson記者、Yahoo Sports配信), Blackburn Rovers player ratings with 9/10 star in Millwall victory, 2026.9.12 ↩
- PA通信 (Express & Star掲載), Dapo Afolayan at the double as Blackburn end winless run by beating Millwall, 2026.9.12 ↩
- BBC Sport (Yahoo Sports配信), Ohashi out for several weeks with hamstring injury, 2026.8.28 ↩
- BBC Sport (Yahoo Sports配信), Mowbray says Blackburn's injury crisis is easing, 2026.9.10 ↩
- FotMob, Ryoya Morishita – stats, career and market value, 2026.9.13取得 ↩
- Daily Echo (Alfie House記者、Yahoo Sports配信), Saints continue stellar home run with thrashing of in-form Bristol City, 2026.9.12 ↩
- ESPN, Southampton vs Bristol City ─ Lineups, 2026.9.12 ↩
- Saints Marching (Kelan Sarson), Tonda Eckert's Southampton selection dilemma has been solved after Bristol City, 2026.9.12 ↩
- PA通信 (Yahoo Sports配信), Tonda Eckert praises Southampton players after impressive win over Bristol City, 2026.9.12 ↩
- Bristol Live (Daniel Carter記者、Yahoo Sports配信), Bristol City player ratings vs Southampton: Missed chances and defensive frailty costly in loss, 2026.9.12 ↩
- FotMob, Kuryu Matsuki – stats, career and market value, 2026.9.13取得 ↩
- FotMob, Yu Hirakawa – stats, career and market value, 2026.9.13取得 ↩
- Sky Sports, Derby County 1-2 Birmingham City: Blues hit back to win at struggling Rams, 2026.9.12 ↩
- ESPN, Derby County vs Birmingham City ─ Lineups, 2026.9.12 ↩
- FotMob, Tomoki Iwata – stats, career and market value, 2026.9.13取得 ↩
- PA通信 (Yahoo Sports配信), Rayan's glaring miss for Bournemouth topped by Luis Vazquez howler at Birmingham, 2026.9.12 ↩
- BBC Sport (Yahoo Sports配信), Stephan satisfied with QPR's point at West Brom, 2026.9.12 ↩
- ESPN, West Bromwich Albion vs Queens Park Rangers ─ Lineups, 2026.9.12 ↩
- West London Sport, West Brom v QPR player ratings, 2026.9.12 ↩
- The72, QPR injury latest on Koki Saito pre-West Brom trip, 2026.9.11 ↩
- FotMob, Koki Saito – stats, career and market value, 2026.9.13取得 ↩
- Burnley FC, MATCH REPORT: SWANSEA CITY 3 – 1 BURNLEY, 2026.9.12 ↩
- Sky Sports, Swansea City 3-1 Burnley: Struggling Clarets beaten again, 2026.9.12 ↩
- ESPN, Swansea City vs Burnley ─ Lineups, 2026.9.12 ↩
- FotMob, Reo Hatate – stats, career and market value, 2026.9.13取得 ↩
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PREMIER LEAGUE DAILY
対象期間 9/12 09:30 〜 9/13 09:30 JST / 発行 2026.9.13 10:29 JST