|
投稿者: mezura
-
コベントリーが本拠地のプレミアリーグで25年ぶりの勝利、ニューカッスルに4-1 坂元達裕は61分から出場、19歳と18歳の新加入がそろって初得点
PREMIER LEAGUE DAILY 2026.10.13|MATCHDAY FULL -
マンチェスター・シティが10人のリバプールに3発、開幕6連勝 鎌田大地はプレミアリーグ初得点、パレスが逆転で本拠地初勝利
PREMIER LEAGUE DAILY 2026.10.12|MATCHDAY FULL MATCHDAY REPORT ─ PREMIER LEAGUE, EFL & CHAMPIONS LEAGUE
PREMIER LEAGUE DAILY
MATCHDAY FULL マンチェスター・シティが10人のリバプールに3発、開幕6連勝
鎌田大地はプレミアリーグ初得点、パレスが逆転で本拠地初勝利THE STORY OF THE DAY首位マンチェスター・シティがアンフィールドでリバプールを3-0で下し、開幕からの連勝を6に伸ばした。独立委員会に財務規則の重大な違反を認定されてから最初の試合で、クラブは上訴している。スタンドはウォームアップからブーイングを浴びせ、不正を非難する横断幕を掲げた1, 2, 3。試合が動いたのは62分。ライアン・フラーフェンベルフが、56分に途中出場したジェレミー・ドクのかかとを引っかけて2枚目の警告を受けた。その2分36秒後、ドクのドリブルからこぼれたボールをエルリング・ハーランドが左足で決める。68分にはドクが左から中へ切れ込んで右足で上隅を射抜き、78分にライアン・シェルキが3点目を加えた1, 4, 5。
退場までのシティのxGは0.16にとどまっていた。アンドニ・イラオラ監督は「二つの違う試合だった。退場までの62分は我々の方が良かった」と述べ、1枚目の警告を「絶対にイエローではない」と批判している1, 6。エンツォ・マレスカ監督は「敵地では雑音がついて回る。我々は、こういう試合に勝つことで応える」と話した。シティは勝点18で、2位アーセナルとの差は3。リバプールはイラオラ監督の下で初めて敗れ、首位と勝点9差の9位に下がった1, 7, 8。
English
Leaders Manchester City beat Liverpool 3-0 at Anfield and have now won all six of their league games this season. It was City’s first game since an independent commission found them guilty of serious breaches of the league’s financial rules, and the club have appealed. The home crowd booed City from the warm-up and held up banners that accused the club of cheating. The game changed in the 62nd minute. Ryan Gravenberch caught the heels of Jeremy Doku and was shown a second yellow card. Doku had only come on in the 56th minute. Two minutes and 36 seconds later, the ball broke loose from a Doku dribble and Erling Haaland scored with his left foot. In the 68th minute Doku cut inside from the left and shot into the top corner with his right foot, and Rayan Cherki added the third goal in the 78th minute.
City’s xG was only 0.16 before the red card. Manager Andoni Iraola said: “We played two different games. I think we were the better team until the red card in the first 62 minutes.” He also criticised the first booking and said it was “never a yellow card”. City manager Enzo Maresca said that the noise would follow his team to every away game. “Our noise is to win games like today,” he said. City have 18 points and are three points ahead of second-placed Arsenal. Liverpool lost for the first time under Iraola and dropped to ninth, nine points behind the leaders.
ヒント
「ボールが転がり始める前からブーイング」という意味。boos は不満を示す声、before the ball rolls は「試合が始まる前」という言い回しだよ。
ヒント
「1枚のレッドカードで人数の関係が変わる」という意味。ここでの numbers は、ピッチ上でプレーできる選手の人数を指しているよ。
ヒント
「3得点でスコアボードは単純に見える」という意味。make … look … は「〜を…のように見せる」という表現だよ。
ヒント
「もう一つのスコアはまだ確定していない」という意味。試合結果と財務規則違反をめぐる判断を重ねた風刺だよ。appeal pending は「上訴中」ということ。
THE MORNING 501鎌田大地がプレミアリーグ68試合目で初得点、パレスは前監督が率いるフォレストに逆転勝ち0-1の41分、自ら起点となったワンタッチの連係から、エリア内で同点ゴールを決めた。サージュ監督は就任後、本拠地のリーグ戦で初めて勝った9, 10, 11。 02フォレストはシュート24本、xG 3.34で1点。立ちはだかったのは控えGKのベニテス35分、バーに当たって跳ね返ったボールを至近距離から打たれたが、胸で防いだ。パレスの同点弾は41分に生まれた9, 12, 13。 03サウサンプトンが10人で守り切り、リーグ戦のダービーで2004年11月以来の勝利20分にブリーが先制し、44分に退場者を出した。松木玖生は57分から入り、チームの今季リーグ戦初の無失点勝利を支えた14, 15。 04守田英正が43日ぶりに出場、ハル・シティは74分に追いついて本拠地無敗を守る8月29日以来の出場は75分から。後半の26分間に4点が入り、途中出場のベルーミが最初のプレーで同点ゴールを決めた16, 17, 18。 05エバートンは公式戦8試合無敗、それでもモイーズ監督は「合格点を出せる選手がほとんどいない」開幕からリーグ戦6試合無敗は2013-14季以来。2-1にしたあと、6分でリードを手放した19, 20。 CONTENTS01RESULTS & HIGHLIGHTS 試合結果とハイライト英国時間11日(日)は、プレミアリーグ第6節の3試合とチャンピオンシップ第9節の1試合が行われた。プレミアリーグでは日本人選手3人がメンバー入りし、鎌田大地と守田英正が出場した。チャンピオンシップのサウスコースト・ダービーでは松木玖生が途中出場した。第6節は12日(月)のコベントリー対ニューカッスルで終わる21, 22, 23。
PREMIER LEAGUE
クリスタル・パレス 3 – 1 ノッティンガム・フォレスト ⚽ 41′ 鎌田大地
⚽ 45+4′ レルマ
⚽ 59′ ピノ⚽ 3′ ヌドイ 前半 2-1。パレスは勝点7で12位へ上がり、フォレストは今季の敵地で初めて敗れた10, 24。
43% 支配率 57% 13 (7) シュート (枠内) 24 (6) 24 敵陣PA内タッチ 43 2.41 xG (フットモブ) 3.34 3分、アナン・ハリリのヘディングでのバックパスが短くなり、ダン・ヌドイに奪われて先制を許した。その後はフォレストが主導権を握り、パレスは前半だけでシュート16本を浴びたが、GKワルテル・ベニテスが21分と35分の決定機を止めて1点差を保つ。41分、鎌田大地を起点とするワンタッチの連係からボールがエリア内へ通り、鎌田自身が出てきたマッツ・セルスの上を浮かせて同点。前半追加時間4分にはアダム・ウォートンの右コーナーキックをジェフェルソン・レルマが頭で押し込み、59分にイェレミ・ピノがこぼれ球を決めて突き放した9, 10, 13。
ハル・シティ 2 – 2 エバートン ⚽ 48′ ゲルハルト
⚽ 74′ ベルーミ⚽ 55′ デュズベリー・ホール
⚽ 68′ バリー前半 0-0。エバートンは開幕からリーグ戦6試合無敗、ハル・シティは昇格後の本拠地で負けていない19, 25。
35% 支配率 65% 9 (5) シュート (枠内) 15 (7) 23 敵陣PA内タッチ 26 1.33 xG (フットモブ) 1.71 4点はすべて後半の26分間に入った。前半はブレナン・ジョンソンのゴールがVARでオフサイドとなり、スコアは動かない。48分、エインズリー・メイトランド・ナイルズに当たったボールをソルバ・トーマスが拾い、裏へ出たジョー・ゲルハルトがGKの頭上を浮かせてハル・シティが先制。エバートンは55分にキアナン・デュズベリー・ホールの頭、68分にティエルノ・バリーの一撃で逆転する。2点目はトーマスのバックパスをデュズベリー・ホールが奪ったところから生まれた。74分、投入されたばかりのモハメド・ベルーミが左足で上隅へ決め、守田英正はその1分後にピッチへ入っている16, 19, 26。
リバプール 0 – 3 マンチェスター・シティ 🟥 62′ フラーフェンベルフ ⚽ 65′ ハーランド
⚽ 68′ ドク
⚽ 78′ シェルキ前半 0-0。シティは開幕6連勝で勝点18、リバプールは今季初黒星で9位へ下がった1, 8。
35% 支配率 65% 13 (6) シュート (枠内) 15 (4) 15 敵陣PA内タッチ 28 0.86 xG (フットモブ) 1.30 最初の1時間はリバプールが激しいプレーで主導権を握った。シティの最初のシュートは35分で、後半開始直後にはルイス・クーマス、フラーフェンベルフ、アレクシス・マクアリスターが1分の間に続けてゴールへ迫っている。62分、フラーフェンベルフがカウンターに出たドクを止めようとして2枚目の警告を受け、流れが一変した。リバプールが中盤の選手を補充する前の65分にハーランドが決め、68分にドク、78分にシェルキが続く。後半の支配率は24%対76%だった。遠藤航はベンチ入りしたが出番は無かった2, 4, 27。
EFL CHAMPIONSHIP
サウサンプトン 1 – 0 ポーツマス ⚽ 20′ ブリー
🟥 44′ ブラッグ前半 1-0。サウサンプトンはリーグ戦のダービーで2004年11月以来の勝利を挙げ、11位へ上がった14, 28。
51% 支配率 49% 7 (3) シュート (枠内) 16 (3) 15 敵陣PA内タッチ 34 1.28 xG (フットモブ) 1.18 20分、フィン・アザズが最終ラインの背後へ浮かせたパスに右サイドバックのジェームズ・ブリーが走り込み、右足で収めて左足でファーポストの内側へ流し込んだ。44分、下部組織出身のキャメロン・ブラッグが、エブー・アダムズへの2度目の反則で退場する。後半のポーツマスは10本のシュートを打ったが、枠内は0本だった。トンダ・イカート監督は57分に松木玖生を入れて守りを固め、72分からは本職のFWを置かずに守り切っている14, 15, 29。
日本時間10月11日朝〜12日朝に対象5大会で行われたのは計4試合。プレミアリーグ第6節の3試合と、松木玖生が出場したチャンピオンシップ第9節の1試合だった。チャンピオンズリーグ、EFLカップ、FAカップ(予選を含む)はこの期間に開催が無かった。FAカップの次の開催は10月17日の4回戦予選になる21, 22, 30。
02TABLE IMPACT 順位表への影響マンチェスター・シティが勝点18で首位を走り、前日に並ばれたアーセナルとの差を3に戻した。リバプールは6位から9位へ下がり、首位との差は9。エバートンは引き分けで7位から5位へ、クリスタル・パレスは15位から12位へ上がった。チャンピオンシップではサウサンプトンが16位から11位へ浮上している。同クラブは勝点4の減点を受けており、減点が無ければ勝点は17で、3位ウェストハムの16を上回る計算になる8, 28。
PREMIER LEAGUE ─ 第6節 9試合終了時点
順位 クラブ 試合 得失点 勝点 今節 1 マンチェスター・シティ 6 +11 18 ○ リバプールに3-0 2 アーセナル 6 +5 15 ─ 10日にリーズに2-1 5 エバートン 6 +3 10 △ ハル・シティと2-2 8 ハル・シティ 6 +2 9 △ エバートンと2-2 9 リバプール 6 0 9 ● マンチェスター・シティに0-3 11 ニューカッスル 5 0 8 ─ 12日にコベントリー戦 12 クリスタル・パレス 6 −3 7 ○ フォレストに3-1 14 ノッティンガム・フォレスト 6 −3 5 ● パレスに1-3 19 コベントリー 5 −9 3 ─ 12日にニューカッスル戦 3・4位、6・7位、10位、13位、15〜18位、20位は略した。いずれも10日に第6節を終えている。勝点9で4クラブが並び、得失点差でリーズ(+3)、ハル・シティ(+2)、リバプール(0)、イプスウィッチ(−3)の順。節の前の順位はプレミアリーグ公式の試合データによる。スカイ・スポーツ順位表、10月12日取得8。
EFL CHAMPIONSHIP ─ 第9節 全12試合終了時点
順位 クラブ 試合 得失点 勝点 今節 1 スウォンジー 9 +8 20 ─ 10日にノリッジに2-1 6 QPR 9 +3 14 ─ 9日にウェストハムと1-1 11 サウサンプトン 9 +10 13 ○ ポーツマスに1-0 19 ポーツマス 8 −2 8 ● サウサンプトンに0-1 この日の試合に関わる2クラブと、首位、プレーオフ圏の下限にあたる6位だけを載せた。サウサンプトンの勝点13には、EFL規則違反による勝点4の減点が反映されている。6位QPRとの差は1。ポーツマスは消化が1試合少ない。スカイ・スポーツ順位表、10月12日取得28。
03THE TURNING POINT 勝敗を分けた一手アンフィールドでは56分のドク投入と62分の退場を境に流れが変わった。セルハースト・パークでは、パレスが縦への展開を増やし、前半のうちに逆転した。
TACTICS 56〜68分リバプール 0–3 マンチェスター・シティ ─ 56分に入れたドクが退場を誘い、左からの仕掛けで6分間に2点を生んだ
最初の1時間、シティは攻め手を欠いていた。最初のシュートは35分で、スカイによれば退場までのxGは0.16。エンツォ・マレスカ監督は56分、イリマン・ンディアイに代えてドクを送り出す。6分後、カウンターに出たドクをフラーフェンベルフが後ろから引っかけ、2枚目の警告で退場した。リバプールが中盤のトレイ・ニョニを投入したのは66分だった。その前の65分に、ドクがエリア内へ運んだボールがこぼれ、ハーランドが左足で決めている。68分にはドクが再び左サイドから中へ入り、自ら2点目を挙げた。ネヴィル氏は中継で「1点目と同じような位置からで、今度は相手に当たることもなかった」と表現している。映像では、68分の起点はシティ陣内のセンターサークル付近からの長いパスで、ドクは左のエリア角の外で受けていた。退場から6分で2点が入った。ドクはいずれも左サイドの1対1から仕掛けたが、1点目はクロスではなく、ドリブルからこぼれたボールをハーランドが決めた1, 2, 4, 5。
時間帯別のシュート数にも変化が表れている。フットモブのショットマップを集計すると、62分までのシュートはリバプール12本、シティ4本。63分以降は1本対11本に逆転した。後半のドリブル成功はシティ8回、リバプール2回。スカイの解説者ロイ・キーン氏は「ドクは相手に積極的に仕掛け、試合の流れを大きく変えた。退場に加えて、途中から入った彼が試合を変えた」と評している1, 27。
退場につながった判定にも異論が出た。イラオラ監督は1枚目の警告について「主審はすぐに笛を吹かず、流した。アンダーソンは数歩進んでから倒れた」と述べた。スカイのジェイミー・キャラガー氏も「ほとんどファウルですらない」と同調する。一方でゲーリー・ネヴィル氏は、2枚目を「とても軽い」としながら、「警告を1枚受けていて、ドクの背後から行く必要があったのか」と問いかけた6, 31。
TACTICAL BOARD ─ 戦術Q&Aテーマ:サイドの1対1
リバプール 0–3 マンチェスター・シティ / 0–0で迎えた62〜68分
Q.62分に中盤を1人失ったリバプールは、
左から仕掛けるドクをどう止める?A.リバプール公式によれば、65分の先制点は、ドクがエリア内へドリブルで入ったところで球が中央へこぼれ、ハーランドが決めたものだった。68分の2点目も、ドクが再び左サイドから中へ入って自ら打っている4。映像では、向き合った守備者は65分がアラウホ、68分がムニョスで、どちらもドクに内側へ持ち出された。68分はゴール側にGKのほか3人以上の守備者がいたが、シュートを打たせている。
前提56〜66分、両チームは何を替えたか
56′
シティンディアイドク 最初の交代。0–0。 62′
リバプールフラーフェンベルフ カウンターに出たドクへの反則で2枚目の警告。中盤の底の1人が退場した。 66′
リバプールヴィルツニョニ 中盤の補充。1点目(65′)の後だった。 映像では、2点ともドクは敵陣の左サイドで球を受けている。交代後のシティ全体の並びは確かめていない。
シティが得たもの ─ 1対1で運べる選手
キーン氏は「ドクは人に向かっていって大きな違いを作った」と評した。後半のドリブル成功はシティ8回、リバプール2回1, 27。
リバプールが失ったもの ─ 中盤の1枚と4分間
退場は62分、ニョニの投入は66分。スタンダードは「同じ役割の交代選手を送り出すのを待つ間に」先制されたと書く2。
3場面65分と68分の2点を追う
1アラウホを内へ外す65′ 1点目 ─ こぼれ球をハーランド
二重の輪は、フットモブのショットマップが65分に記録した2本のシュート位置で、左がドク(ブロックされた)、右がハーランド(得点、xG 0.05)。2本は同じ瞬間の配置ではない。リバプール公式は「ドクがエリア内へドリブルで入り、球が中央へこぼれたところをハーランドが叩いた」と書く4, 27。映像では、ドクは左のタッチライン寄りで受けて運び、エリアの左角の外でアラウホ(33番)と向き合ってから内へ持ち出した。ドクが右足を伸ばす動きとアラウホの滑り込みが重なり、浮いた球が中央へ出て、ハーランドが左足で決めている。途切れのない1つの流れだった。足元が重なるため、接触の順序と部位、シュートがブロックされたのかどうかは映像では確かめられていない。薄い10番はマクアリスターで、ドクの前方にいた。
2自陣から左の外へ長いパス68′ 2点目 ─ 起点は長いパス
プレミアリーグ公式とフットモブは、この得点のアシストをアンダーソンと記録している27, 32。映像では、パスはシティ陣内のセンターサークルの縁付近から左前方へ送られ、ドクは左のエリア角より手前の外側で、落ちてくる球を収めた。出し手の背番号は映像では読み取れておらず、5番としたのは上の記録による。途中でほかの選手が球に触れたかどうかも確かめられていない。
3ムニョスを内へ外し上隅へ68′ 2点目 ─ 3分後に同じ左から
二重の輪は68分のドクのシュート位置(フットモブ、xG 0.05)。リバプール公式は「再び左サイドから中へ入り、弧を描くシュートを逆の上隅へ決めた」、スタンダードは「ビクトル・ムニョスを内へ外した」と書く4, 5, 27。映像では、ドクは受けた位置からエリアの左角まで運んでムニョス(23番)と向き合い、その内側へ持ち出して、エリアの前の縁のすぐ内側から右足で打った。シュートの瞬間、ゴール側にはGKのほかにムニョス、アラウホ(33番)、中央の守備者ら3人以上がいた。全員がシュートの軌道上にいたわけではない。番号の無い丸は背番号を読み取れなかった守備者で、位置はおおよそ。
ボールの経路(模式) プレーの順序 二重の輪=記録されたシュート位置 白い点=映像で確認した位置関係 白=マンチェスター・シティ(上へ攻撃)/色付き=リバプール
検討10人のリバプールにはどんな手があったか
実際に記述された動き ─ 記事と映像で確認できるのは4つ。①65分と68分の2点が、どちらもドクの左サイドからの仕掛けで始まったこと、②リバプールが中盤を補ったのは1点目の後の66分だったこと2, 4。③映像では、向き合った守備者(65分はアラウホ、68分はムニョス)が、どちらも内側へ持ち出された。④映像では、68分のシュートの瞬間、ゴール側にGKのほか3人以上の守備者がいた。
そこから検討する対応策 ─ 以下は本紙の仮説である。映像で確かめたのは上の2つの得点場面だけで、10人になった後のリバプール全体の並びは特定できていない。
対応案 狙い 代償・検討点 A 向き合う選手が内側を先に切り、縦へ行かせる 右利きのドクが中へ運んで打つ形を消し、縦の突破とクロスに絞らせる。 縦に抜かれると、ゴールライン際から中央のハーランドへ折り返される。1点目は、中央へ出た球をハーランドが決めたものだった。 B エリアの手前に1人を下げ、切れ込んだ先で前に立つ 向き合う選手が外されても、打つ前にもう1人がドクの前へ入る。68分はゴール側に3人以上がいても打たせており、人数より立つ場所が問われる。 10人では前線に残る選手がさらに減り、奪っても前へ運ぶ出口が無くなる。追加の失点は防げても、1点を取りにいく形は遠のく。 比較ドクの仕掛けは、どう終わったか
62分 カウンターに出たドクをフラーフェンベルフが止めにいき、2枚目の警告で退場した4。 65分 映像では、アラウホと向き合って内へ持ち出し、滑り込みと重なって浮いた球が中央へ出た。ハーランドが決めた。 68分 映像では、ムニョスと向き合って内へ持ち出し、エリアの前の縁のすぐ内側から右足で逆の上隅へ決めた。 未確認 65分の接触は、シュートのブロックだったのか、ドリブル中の接触だったのか。62分の反則はピッチのどこで起きたか。 経過62分の退場の後、試合はどう進んだか
〜62′ 63′〜 リバプール シュート12本・xG 0.80 シュート1本・xG 0.07 シティ シュート4本・xG 0.18 シュート11本・xG 1.13・3得点 フットモブのショットマップを本紙が集計した。xGは各シュートの値の単純合計で、試合全体の値(0.86対1.30)とは四捨五入の分だけずれる。スカイは別の集計で、退場までのシティのxGを0.16としている。62分のフラーフェンベルフのシュートは退場との前後が記録からは分からず、「〜62′」に含めた。退場の後は人数が違っており、数字だけでドクの投入の効果は切り分けられない1, 27。
次に見る点 ─ 11人がそろった相手にも、ドクの左からの仕掛けで試合を動かせるか(10月14日、本拠地でのチャンピオンズリーグ、パリ・サンジェルマン戦)。
図の読み方。二重の輪はフットモブのショットマップに記録されたシュート位置で、65分のドクとハーランド、68分のドクがそれぞれ打った時点のもの。右上に白い点の付いた選手は、試合映像(編集部確認、2026.10.12)で動きと位置関係を確かめたもので、座標の記録ではない。ボールとドリブルの経路は模式で、特定の瞬間の座標ではない。ドリブルは白い実線で描き、「ドリブル」と添えた。映像で読み取れたリバプールの背番号(33番、23番、10番)は、フットモブの出場記録で名前に引き当てた。68分のパスの出し手は背番号を読み取れておらず、5番としたのは公式記録のアシストによる。番号の無い丸は背番号を読み取れなかった守備者。GKの位置は模式。65分の接触の種類は映像では確かめられていない。得点の時刻はスカイに揃えた1, 4, 27。
TACTICS 3〜41分クリスタル・パレス 3–1 ノッティンガム・フォレスト ─ 縦に速い攻撃とこぼれ球の回収から好機を作った
3分に失点した後のプレーについて、ピエール・サージュ監督は「20分間、我々は悪かった」と認めた。前半のフォレストはシュート16本、xG 2.42だった。監督によれば、パレスは同点の前にやり方を変えている。「ビルドアップでより直接的にプレーし、セカンドボールを拾うようにした。その後の狭いスペースで選手たちがやったことは見事だった」。41分は鎌田大地が始めたワンタッチの連係にウォートン、クインテン・ティンバー、ヨルゲン・ストランド・ラーセンが絡み、鎌田がエリア内で仕上げた。監督は59分の3点目も「ほぼ同じ形」と話す。後半のフォレストのxGは0.92に下がった9, 13, 33。
TACTICS 20分サウサンプトン 1–0 ポーツマス ─ 右の2列目を内へ絞らせ、サイドバックの前を空けた
トンダ・イカート監督は右の2列目にジェームズ・ウォード・プラウズを置き、内側へ絞らせた。「昨季のポーツマス戦は2試合とも、ボールの支配が少し足りなかった。今日はそれを確保するための判断だった」。サウサンプトン公式は、この配置が右サイドバックのブリーに前方の空間を与えたと書く。20分、アザズの浮き球にそのブリーが走り込んで先制した。トム・フェローズと松木玖生を右サイドで入れ替える形は、この日使わなかった。フェローズはベンチに残り、松木は10人になった後の57分、レオ・シエンツァに代わって入った15, 29, 34。
05STAT OF THE DAY 今日のデータ1選最多の決定機を作ったフォレストが、2点差で敗れた。数字からは、パレスのGKベニテスの好セーブが見えてくる。
3.34 1–3で敗れたフォレストのxG。勝ったパレスは2.41だった 出所: フットモブ、2026.10.12取得フォレストのシュートは24本。ビッグチャンス8回のうち7回を逃し、3本が枠に当たった。前半だけでxGは2.42に達している。対するパレスは枠内の7本から3点を取った。ベニテスが受けた枠内シュートのxGOTは2.06で、失点は1。フットモブの計算では、GKのセーブによって約1点分の失点を防いだ計算になる13。
DATA BOARD
チーム xG 支配率 Note ノッティンガム・フォレスト 3.34 57% 決定機8回のうち7回を逃し、枠に3本 クリスタル・パレス 2.41 43% 枠内7本から3得点、xGOTは3.31 エバートン 1.71 65% 決定機8回、うち4回をバリーが逃した マンチェスター・シティ (編集部注目) 1.30 65% 62分まで0.18、退場後に1.13を積んだ xGと支配率はフットモブの集計で、対象4試合の8チームを比べた。4位以下はハル・シティ1.33、マンチェスター・シティ1.30、サウサンプトン1.28、ポーツマス1.18、リバプール0.86。シティの時間帯別の値は、ショットマップの各シュートのxGを本紙が合計したもので、試合全体の値とは四捨五入の分だけずれる13, 27, 29, 37。
フォレスト xG 3.34 パレス xG 2.41 エバートン xG 1.71 シティ xG 1.30 06TACTICAL TREND 今日の戦術トレンド退場者を出した2チームのうち、1つは45分余りを守り切り、もう1つは6分で2点を失った。両チームでは、退場した時刻とその後の対応が違った。
TODAY'S TRENDサウサンプトンは44分、リバプールは62分に10人になった
サウサンプトンの退場は44分で、直後にハーフタイムが来た。イカート監督は休憩の間に並びを整え、57分に松木、72分にカスパー・ヤンダーを入れて前線の枚数を削っている。リバプールの退場は62分。ハーフタイムを挟めず、中盤の選手を補充する前の65分に先制された2, 15。
TACTICAL KEY
場面 何が起きたか サウサンプトン 44分〜 後半に10本を打たれ、枠内は0本に抑えた リバプール 62分〜 退場から6分で2失点、被シュートは11本 ポーツマス 後半 敵陣PA内タッチ24回でも決定機は無し シティ 後半 ドリブル成功8回、3点とも流れの中から 1人多い側の攻め方にも違いがあった。ポーツマスは後半に66%のボールを握ったが、ジョン・ムシーニョ監督が認めたように、深く引いた10人を前に「もう少しの質と、より良い判断」を欠いた。一方、シティのドクはサイドで相手と向き合い、内側へかわしてボールを運んだ。キーン氏は「スペースがそこら中にあった」と見た29, 31, 39。
MATCH EXAMPLES
SOUTHAMPTON vs PORTSMOUTH ─ ハーフタイムを挟んだ10人イカート監督は「1点で足りる試合も必要だ。無失点がまだ無かった」と話した。後半のクリアは20本。ペレツが受けた枠内シュートは前半の3本だけで、後半は1本も飛んできていない29, 34。
LIVERPOOL vs MANCHESTER CITY ─ 中盤の補充までの4分間退場は62分、ニョニの投入は66分。スタンダードは、同じ役割の選手を送り出すのを待つ間に1点目が入ったと書く。イラオラ監督も「退場の後は相手の方が良かった」と認めている2, 6。
COUNTERPOINT ─ 引いた10人には、1対1で剥がせる選手を外に置くのが早い。ただしこの手は、運べる選手がベンチにいて初めて成り立つ。ポーツマスは65分に3人を同時に替えても枠へ飛ばせなかった。前線を削れば、奪った後の出口が消える。サウサンプトンの後半のシュートは5本で、枠内は1本だった14, 29。TACTICAL TEST ─ 次に退場者が出る試合では、10人の側が最初の5分をどうしのぐかに注目したい。交代を待つのか、いる選手で並びを変えるのか。
07RISING 注目の若手選手21歳のストライカーは首位とのリーグ戦で初先発し、前線からの守備を担った。一方、19歳のMFは開幕から6試合連続で先発している。
1ルイス・クーマスプレミアリーグ初先発の相手は首位だった。スタンダードは、前半のリバプールが速いプレスでシティに自由なプレーをさせなかったと評し、ビクトル・ムニョスとともに「とりわけ効果的だった」選手に挙げた。マルク・ゲイはこの2人に手を焼き、ルベン・ディアスが彼を引き倒した場面では両軍がもみ合った。48分にはブラドリー・バルコラのパスを受けて打ち、ゲイに当たった球をジャンルイジ・ドンナルンマが弾いている2, 4。
2005年9月生まれのウェールズ代表。今季のリーグ戦は4試合目で、出場時間は計97分になった。アレクサンデル・イサク、コディ・ガクポが離脱し、ドミニク・ソボスライも直前に外れたことで巡ってきた先発だった4, 40。
見誤りやすい点 ─ 評価されたのは前線からの守備で、攻撃の数字は小さい。タッチは17回、デュエルは2勝8敗、シュートは1本だった。主力が戻った後も出番を保てるかは、得点で決まる27。
2ハリソン・アームストロング取り消された34分の場面は、彼のシュートから始まった。GKコンスタンティノス・ツォラキスが落とした球を打ち、ライン上で掻き出された跳ね返りがジョンソンに当たって入っている。VARで確認されたのは、彼のシュート時にジョンソンがオフサイドの位置にいたことだった。この日のシュート2本はどちらも枠へ飛び、デュエルは7勝1敗。序盤にはルーイ・コイルのクロスをかき出してコーナーキックへ逃れた16, 26, 37。
2007年1月生まれ。今季はリーグ戦6試合すべてに先発し、出場は524分に達した。開幕から無敗を続けるチームで、中盤の一角を任され続けている41。
見誤りやすい点 ─ モイーズ監督は試合後、「合格点を出せる選手がほとんどいない」とチーム全体を突き放した。個人の数字が良くても、2失点はいずれも守備の緩みから生まれている19。
08ONE TO WATCH 今日の注目株PLAYER FEATUREワルテル・ベニテス
0-1の35分に見せたセーブが大きかった。ギブス・ホワイトのシュートがバーの下を叩いて落ち、デラップが6ヤードの距離から蹴り込む。倒れていたベニテスは跳ね起き、胸で受け止めた。本人は「ボールが速すぎて、近すぎて、あまり覚えていない。体全体をボールの後ろに置こうとした」と振り返る。21分のヌドイのヘディングと、76分のクリス・ウッドの至近距離のヘディングも止めた9, 10, 42。
主将ディーン・ヘンダーソンの離脱で回ってきた出番になる。今季のリーグ戦は3試合で失点4。前節のリーズ戦では好守でチームの今季リーグ戦初の無失点を支えた。サージュ監督は「2番手としてプレーするのは常に難しい。今日の出来は本当にすごかった」と称えている33, 43, 44。
この日受けた枠内シュートのxGOTは2.06で、失点は1だった。パスではロングボール27本のうち9本を通し、監督が「より直接的に」と表現した組み立ての起点にもなった。パレスは10月10日から31日までに7試合を戦う。ヘンダーソンが戻るまで、週2試合の日程でも先発し続けるかが次の焦点になる13, 33, 45。
別の視点 ─ インディペンデントのローレンス・オストレア記者は、同じ場面を「今季屈指のセーブ」と呼びつつ、デラップの側から見れば「今季屈指のミス」とも言えると書いた。力任せに正面へ蹴った選択を問う見方だ12。09MANAGER RATINGS 監督の采配採点 (10点満点)詳報した4試合の8人から、勝敗に大きく関わった5人の采配を採点した。採点では、試合前のプラン、交代、試合中の修正の3点を重く見ている。
エンツォ・マレスカ (マンチェスター・シティ)8.4プラン適合 前半は相手の圧力に押され、最初のシュートは35分。スカイによれば退場までのxGは0.16だった。それでも失点せずに1時間を過ごした1, 2。 交代の効果 56分に入れたドクが退場を誘い、1点目に絡み、2点目を決めた。66分に入ったヨシュコ・グバルディオルは3点目をアシストしている4, 27。 試合中の修正 3点差になると80分にハーランドとエンツォ・フェルナンデスを下げ、14日のチャンピオンズリーグに備えた2, 47。 効いた点 開幕6連勝。スタンダードによれば、アンフィールドでのリーグ戦連勝は1953年1月以来になる2。 効かなかった点 62分までのシュートは4本。ドンナルンマは試合を通じて6本を止めており、先に失点していてもおかしくなかった27。 別の視点 ─ キーン氏は「退場は大きな助けだったが、それでも質は示さなければならない。3点とも見事だった」と評した。ペップ・グアルディオラ氏が去った際の懸念は「もはや話題にも上らない」とも述べている1。
トンダ・イカート (サウサンプトン)8.2プラン適合 右の2列目にウォード・プラウズを置いて内へ絞らせ、前半の支配率は63%。先制点は、前方へ走り込んだ右サイドバックのブリーが決めた29, 34。 交代の効果 57分に松木を入れて守りを固め、72分には今季初出場のヤンダーを入れて本職のFWを外した。後半の被枠内シュートは0本14, 15。 試合中の修正 44分の退場の後、ハーフタイムを挟んで10人で守る形へ切り替えた。 効いた点 今季リーグ戦初の無失点。リーグ戦のダービー勝利は2004年11月以来だった14, 34。 効かなかった点 48分、シエンツァが1対1を決めていれば楽になった。後半のパス成功率は62%まで落ちている15, 29。 別の視点 ─ ムシーニョ監督は、アザズも退場に値したと主張している。アザズは53分、アダムズへの反則で警告を受けていた15, 48。
ピエール・サージュ (クリスタル・パレス)7.4プラン適合 負傷の冨安健洋に代えてレルマを最終ラインに入れた以外は、前節と同じ11人。立ち上がりの20分で主導権を渡し、前半だけで16本を打たれた13, 43。 交代の効果 72分にレルマを下げ、83分に前線の2人を替えて2点差を保った9。 試合中の修正 前半のうちに「より直接的にプレーし、セカンドボールを拾う」形へ切り替え、41分と59分の得点につなげた33。 効いた点 就任後、本拠地のリーグ戦で初めて勝った。スカイによれば、3得点以上は直近4試合で2度目になる10。 効かなかった点 本人が「これほど多くの決定機を与えるのは普通ではない」と認め、ヌドイのサイドでの1対1を課題に挙げた10。 別の視点 ─ グラスナー監督は「3、4点リードして折り返すはずが、1-2だった」と振り返った。内容では上回ったという見立てで、フォレスト公式も前半を「今季最高の出来」とする監督の言葉を伝えている35。
セルゲイ・ヤキロビッチ (ハル・シティ)7.2プラン適合 3人のセンターバックと両ウイングバックで構え、支配率は35%。右で完全移籍後の初先発となったゲルハルトが、後半最初の決定機で先制した16, 17, 37。 交代の効果 64分に入れたベルーミとストラウドが、10分後に2人で同点弾を作った。75分には守田を入れている16。 試合中の修正 逆転されてから6分で追いついた。ベルーミは代表戦の疲れを考えて先発から外していた19。 効いた点 昇格後の本拠地無敗を守り、6試合で勝点9。開幕から無敗の相手に2点を取った8, 25。 効かなかった点 本人が「相手のミス1つを突いたが、我々は2つミスをした」と認めた。空中戦は7勝24敗だった19, 37。 別の視点 ─ モイーズ監督は「2-1にした時点で、追いつかれるとは思わなかった」と述べ、原因を自軍の守備の緩みに置いた。ハル・シティの攻撃だけでなく、エバートンの守備のミスで勝点2を失ったという見方だ19。
アンドニ・イラオラ (リバプール)6.0プラン適合 リーグ戦初先発のクーマスを最前線に置いて前から圧力をかけ、62分まではシュート12本対4本で上回った2, 27。 交代の効果 退場の4分後にニョニを入れたが、その前に先制されている。75分と88分に入れた4人も流れを変えられなかった4。 試合中の修正 10人での並びを整える前に2点を失った。 効いた点 イサク、ガクポ、ソボスライらを欠きながら、首位を1時間、無得点に抑えた4。 効かなかった点 就任後初黒星で、首位との差は勝点9。47分に警告を受けていたフラーフェンベルフを、中盤の底に残していた1, 8。 別の視点 ─ キーン氏は判定に疑問を呈しながらも、「リバプールは4人退場したように見えた。スペースがそこら中にあった」と、10人になってからの対応を批判した31。
10JAPANESE PLAYERS 今日の日本人選手この日の4試合では、日本人選手5人のうち3人が出場した。鎌田大地がプレミアリーグ初得点を挙げ、守田英正は43日ぶりにピッチへ戻り、松木玖生は10人のチームに途中から加わっている。遠藤航はベンチで試合を終え、冨安健洋は負傷で欠場した4, 9, 15, 16, 43。
JAPAN SPOTLIGHT鎌田大地
加入3季目の鎌田大地がプレミアリーグ68試合目で初得点。逆転のきっかけに
0-1の41分、鎌田はワンタッチの連係を始め、ボールを追ってペナルティーエリア内まで進んだ。ウォートン、ティンバー、ストランド・ラーセンとつながったボールが足元へ通ると、前へ出たセルスの上を浮かせている。パレス公式は「再び鎌田が攻撃のきっかけを作った」と書いた。開始直後にも、ストランド・ラーセンへ際どいボールを送っていた9。
この1点が流れを変えた。前半に16本を打たれたパレスは、2-1で折り返している。サージュ監督は同点弾を「本当に良いゴール」と呼んだ。スカイのウィリアム・ビティビリ記者は、パレスが「より自由に、自信を持って」プレーしている例にこの日の3得点を挙げる10, 13, 33。
プレミアリーグでは2024-25季に34試合、昨季に28試合に出て無得点だった。今季は6試合で1得点3アシスト。10月5日の日本代表戦に90分出てから中5日での先発でもあった。次は15日のヨーロッパリーグ、敵地リヨン戦になる11, 46。
LOCAL EYE ─ 英国現地から
守田英正 / HULL CITY 公式 ─ 43日ぶりの出場は、追いついた直後の75分からハル・シティ公式のメンバー発表は、守田が控えに戻ったと伝えた。出場は2-2に追いついた1分後で、リーガン・スレイターとの交代。8月29日のコベントリー戦以来のピッチになる。15分余りでタッチ10、インターセプト1、クリア1を記録した。守田の出場後は追加点がなく、チームは勝点1を得た16, 17, 18, 37。
松木玖生 / SOUTHAMPTON 公式 ─ 投入の狙いは守備の強化サウサンプトン公式の試合報告は、57分の交代を「守備を強化するため」と説明した。10人で1点を守る展開で、2列目のシエンツァに代わっている。松木は9月24日のウルグアイ戦で日本代表として得点を挙げ、代表活動から戻ったばかり。この日はタッチ9、ファウル2で、チームの今季リーグ戦初の無失点勝利を守備で支えた15, 29, 49。
冨安健洋 / CRYSTAL PALACE 公式 ─ ふくらはぎの負傷で欠場、代役のレルマが逆転弾パレス公式は先発発表で、変更は「負傷した冨安」に代わるレルマの1人だけと伝えた。冨安は9月20日のリーズ戦でふくらはぎを痛めてハーフタイムに退き、日本代表の活動も辞退している。その位置に入ったレルマが、前半追加時間に逆転弾を決めた。復帰の時期は示されていない9, 43, 50。
ALL JAPANESE PLAYERS ─ 全選手の出場記録
選手 クラブ 出場 今日のポイント 次に見る点 鎌田大地 クリスタル・パレス 先発90分 パス成功20/25、タックル2、走行距離10.5km。90分にドワイト・マクニールと交代した13。 15日の敵地リヨン戦。中3日で先発を続けるか。 守田英正 ハル・シティ 途中15分 75分から出場し、パス成功3/5、リカバリー2。今季のリーグ戦は2試合目で、計60分になった18, 37。 17日の敵地フラム戦。出場時間が延びるか。 松木玖生 サウサンプトン 途中33分 57分から出場し、パス成功5/6、デュエル1勝3敗。今季のリーグ戦は9試合で1得点1アシスト29, 49。 14日の敵地ノリッジ戦。先発に戻るか。 遠藤航 リバプール ベンチ 控えに入ったが出番は無かった。今季のリーグ戦はまだ出場していない4, 51。 フラーフェンベルフが出場停止になる17日のブレントフォード戦。 冨安健洋 クリスタル・パレス 負傷欠場 ふくらはぎの負傷でメンバーを外れた43, 50。 復帰時期についての発表。 この日に試合を行ったクラブのうち、本紙が追う日本人選手が在籍するのは4クラブ。コベントリーの坂元達裕は12日(月)にニューカッスル戦がある。ミルウォールの次田夏樹とウォルヴァーハンプトンのルーク・ローリングスは、クラブの次の試合が13日(火)に組まれている。23, 52。
11INJURY & SUSPENSION WATCH 負傷・出場停止ウォッチこの日の退場者は2人。リバプールのフラーフェンベルフは次のリーグ戦を欠く。日本人選手では守田英正が負傷から戻り、冨安健洋の欠場が続いている17, 43, 53。
選手 クラブ 事由 情報源 復帰見込み 影響する試合 冨安健洋 クリスタル・パレス 9月20日のリーズ戦でふくらはぎを痛め、フォレスト戦はメンバー外だった。 公式 復帰の時期は示されていない。日本代表の活動も辞退した43, 50。 15日のリヨン戦、18日のブライトン戦。 守田英正 ハル・シティ 8月29日を最後に欠場が続いていたが、エバートン戦で控えに戻り、75分から出場した。 公式 復帰済み17, 18。 17日のフラム戦。 ライアン・フラーフェンベルフ リバプール シティ戦の62分、2枚目の警告で退場した。 公式 リーグ戦1試合の出場停止。25日のブライトン戦から出場できる53。 17日のブレントフォード戦。 ドミニク・ソボスライ リバプール 代表戦から張りを抱えて戻り、ハムストリングの違和感でシティ戦を欠場した。 公式 イラオラ監督は「待つ必要がある」と話し、時期を示していない54。 14日のLASK戦、17日のブレントフォード戦。 キャメロン・ブラッグ サウサンプトン ポーツマス戦の44分、2枚目の警告で退場した。 記録 出場停止の発表は確認できていない15。 14日のノリッジ戦。 ディーン・ヘンダーソン クリスタル・パレス 負傷で離脱が続き、フォレスト戦もベニテスがゴールを守った。 公式 クラブは復帰の時期を示していない43。 15日のリヨン戦、18日のブライトン戦。 イゴール・ジェズス ノッティンガム・フォレスト 代表ウィーク中にふくらはぎを痛め、パレス戦を欠場した。 公式 グラスナー監督は「数週間」の離脱になる見通しを示した55, 56。 18日のアーセナル戦。 ハジ・ライト コベントリー 負傷で離脱中。12日のニューカッスル戦も欠場する。 公式 フランク・ランパード監督は「早くても11月」と述べた57。 12日のニューカッスル戦、19日のトッテナム戦。 12NEXT UP 次に見るべき試合第6節は12日のコベントリー対ニューカッスルで終わる。13日からは欧州カップ戦が行われ、この日に戦った3クラブが中2〜3日で次の試合を迎える23, 46, 47。
Champions League 10/14 (Wed)マンチェスター・シティ vs パリ・サンジェルマン
アンフィールドから中2日で迎える本拠地の一戦。マレスカ監督は80分にハーランドを下げて備えた。相手が11人でも、ドクが途中出場から仕掛けて試合を変えられるか。日本時間15日4時開始2, 47。
Europa League 10/15 (Thu)リヨン vs クリスタル・パレス
サージュ監督にとっては古巣との対戦になる。前監督のフォレストを下した4日後で、月末までの7試合のうち2試合目。鎌田が先発を続けるか、ベニテスが引き続きゴールを守るかが焦点。日本時間16日1時45分開始45, 46。
13FLEET STREET 英国現地紙・ファンの論調英国各紙はシティの3得点だけでなく、財務規則違反の裁定が勝点や順位にどう影響するかに注目した。パレスの前監督が訪れたセルハースト・パークも話題になった。
PRESS VIEW ─ 英国現地紙の論調
THE INDEPENDENT ─ 「この勝利が何を意味するのか、誰にも分からない」インディペンデントのミゲル・デラニー記者は、3つの見事な得点を認めたうえで、試合全体を「奇妙な非現実」と呼んだ。裁定は出たが制裁は決まっておらず、上訴も続く。勝って喜ぶシティのファンと、怒りを募らせるほかのクラブ。記者は、この反応の違いが現在の不自然な状況を浮き彫りにしたと書いた。記者は、制裁は裁定と同時に発表されるべきだったと主張し、手続きを早く終える必要を説いている3, 58。
別の見方 ─ マレスカ監督は論点を競技の内側に戻した。「この2、3週間は選手にとって簡単ではなかった。雑音は常にある。我々の雑音は勝つことだ」7。
SKY SPORTS ─ リバプールの観客が他クラブのファンの怒りも代弁スカイのアダム・ベイト記者は、アンフィールドの観客の反応を伝えた。2014年、2019年、2022年にシティの後ろで2位に終わったリバプールにとって、今回の裁定は過去の悔しさの意味を変えるという。試合後、スタンドは首位のチームに向けて降格を意味するチャントを歌った。ネヴィル氏は中継で「これからはすべてに『ただし』が付く」と嘆いている59。
別の見方 ─ キャラガー氏はスタンダードが伝えた発言で、結論を急ぐよう求めた。「有罪が確定するなら、今季シティにリーグ優勝を許してはならない。シーズンが終わる前に決着させるべきだ」60。
SKY SPORTS ─ サージュのパレスに「グラスナー1年目」の面影スカイのウィリアム・ビティビリ記者は、パレスの3得点を攻撃の復調の表れと見た。3得点以上は直近4試合で2度目で、それ以前のリーグ戦37試合の合計と同じ回数になる。得点力の低下はグラスナー体制の終盤の課題だった。ただし就任からまだ日が浅く、2試合の大量点が長続きを保証するわけではないとも断る。記者は、守備を締められれば「より危険なパレス」になると結んでいる10。
別の見方 ─ 当のサージュ監督は慎重だった。「出来はリーズ戦より悪かった。それでも勝った。そのことと向き合わなければならない」33。
FAN PULSE ─ 現地サポーターの反応
複数の独立した情報源で確認できたファンの反応は、十分に集まっていない。
14EXTRA TIME 今日の小話試合後に流れた1曲、アウェイ席の黄色い風船、そして前監督を迎えた拍手と皮肉なチャント。
場内に流れた「リトル・ライズ」
試合が終わると、アンフィールドの場内放送はフリートウッド・マックの「リトル・ライズ」を流した。小さな嘘、という題の曲である。スカイによれば、キックオフ前の選曲にも意味ありげな題の曲が並んでいた。スタンダードは、シティの選手がこの曲に送られてピッチを後にしたと書き、「聞こえてはいなかっただろうが」と添えている2, 59。
15TOMORROW'S FIXTURES 明日の試合予定12 Oct (Mon) は、プレミアリーグ第6節の最後の1試合が行われる。チャンピオンシップ、チャンピオンズリーグ、EFLカップ、FAカップはこの日の開催が無い23, 30, 47, 52。
注目の一戦 ─ コベントリー vs ニューカッスル(10/13 04:00 JST)
19位と11位の対戦になる。コベントリーは5試合で1勝4敗、得点は1。その1点で前節フォレストに勝ち、今季初勝利を挙げた。ランパード監督は負傷していた2人の練習復帰を明かしたが、ハジ・ライトは「早くても11月」とした。ニューカッスルは勝てば勝点11で4位に上がる。坂元達裕の今季のリーグ戦出場は1試合、31分にとどまっている8, 57, 62, 63。
PREMIER LEAGUE ─ 第6節
ホーム KICK OFF (JST) アウェイ 注目点 コベントリー 10/13 04:00 ニューカッスル 坂元達裕のコベントリー、5試合で1得点の19位が11位を迎える 12 Oct (Mon) に5大会で組まれているのはコベントリー対ニューカッスルの1試合。13日(火)からはチャンピオンズリーグのリーグフェーズとチャンピオンシップ第10節が始まる23, 47, 52。
補SOURCES 出典脚注は本文の主張に対応する。得点・交代・退場の時刻は、各クラブ公式の試合記事とスカイ・スポーツの試合記事を突き合わせ、割れた場合はスカイに揃えた。チームスタッツ(支配率、シュート、枠内シュート、敵陣PA内タッチ、xG、xGOT)、個人記録、評価点、ショットマップ上の位置はフットモブによる。順位はスカイ・スポーツの順位表を、プレミアリーグ公式の試合データと照合した。節の前の順位は同データによる。対象5大会の開催の有無は、主催者・スカイ・スポーツの日程一覧と、試合データ配信の日別一覧で確かめた。配信記事は発信元の媒体名と署名記者を先に記した。英語の記事と会見の引用は本紙の訳。
- Sky Sports, Callum Bishop, Liverpool 0-3 Man City: Match Report & Highlights, 2026.10.11 ↩
- The Standard, Carl Markham, Man City maintain perfect start with win over 10-man Liverpool, 2026.10.11 ↩
- The Independent, Chris Wilson, Manchester City charges: Appeal, sanctions and timelines explained, 2026.10.11 ↩
- Liverpool FC, Chris Shaw, Match report: Liverpool beaten by Manchester City in PL clash at Anfield, 2026.10.11 ↩
- The Standard, Tashan Deniran-Alleyne, Gary Neville delivers verdict on Man City goal vs Liverpool, 2026.10.11 ↩
- Liverpool FC, Glenn Price, James Carroll, Reaction: Andoni Iraola’s press conference after Liverpool’s loss to Man City, 2026.10.11 ↩
- The Independent, Richard Jolly, ‘Our noise is to win games’; Enzo Maresca praises Man City’s winning mentality, 2026.10.11 ↩
- Sky Sports, Premier League Table, 2026.10.12取得(更新表示 10月11日。プレミアリーグ公式の試合データと照合) ↩
- Crystal Palace FC, Report & Highlights: Ruthless Palace cut down Forest, 2026.10.11 ↩
- Sky Sports, William Bitibiri, Crystal Palace 3-1 Nottingham Forest: Match Report & Highlights, 2026.10.11 ↩
- FotMob, Daichi Kamada ─ Player, 2026.10.12取得(シーズン別の出場記録。プレミアリーグは2024/25が34試合0得点、2025/26が28試合0得点) ↩
- The Independent, Lawrence Ostlere, Stunning save or miss of the season? Palace keeper denies Liam Delap from four yards, 2026.10.11 ↩
- FotMob, Crystal Palace vs Nottingham Forest ─ Match, 2026.10.12取得(チームスタッツ・xG・ショットマップ・選手別記録・評価点) ↩
- Sky Sports, Dan Long, Southampton 1-0 Portsmouth: Match Report & Highlights, 2026.10.11 ↩
- Southampton FC, Southampton 1-0 Portsmouth: Read the match report from the Sky Bet Championship clash | Southampton FC | News, 2026.10.11 ↩
- Hull City, Hull City 2-2 Everton, 2026.10.11 ↩
- Hull City, Team News: Everton (H), 2026.10.11(先発11人と控え9人) ↩
- FotMob, Hidemasa Morita ─ Player, 2026.10.12取得(今季の出場記録。前回の出場は8月29日のコベントリー戦) ↩
- Sky Sports, David Richardson, Hull City 2-2 Everton: Match Report & Highlights, 2026.10.11 ↩
- Everton FC, Why Moyes Is ‘Disappointed’ By Hull Draw, 2026.10.11 ↩
- Sky Sports, Premier League Results, 2026.10.12取得(10月11日の3試合。プレミアリーグ公式の試合データ(第6節)と件数が一致) ↩
- Sky Sports, Championship Results, 2026.10.12取得(10月11日の1試合) ↩
- Sky Sports, Premier League Fixtures, 2026.10.12取得(キックオフ時刻はプレミアリーグ公式の試合データ(第6節・第7節)と照合) ↩
- Nottingham Forest FC, FOREST’S UNBEATEN AWAY START COMES TO AN END, 2026.10.11 ↩
- The Independent, Molly Hunter, Hull maintain unbeaten home record with entertaining draw against Everton, 2026.10.11(PA通信の配信記事) ↩
- Everton FC, Everton Extend Unbeaten Start With Point At Hull, 2026.10.11 ↩
- FotMob, Liverpool vs Manchester City ─ Match, 2026.10.12取得(チームスタッツ・xG・ショットマップ・選手別記録・評価点) ↩
- Sky Sports, EFL Championship Table, 2026.10.12取得(サウサンプトン対ポーツマスの結果を反映した表) ↩
- FotMob, Southampton vs Portsmouth ─ Match, 2026.10.12取得(チームスタッツ・xG・ショットマップ・選手別記録・評価点) ↩
- The FA, The Emirates FA Cup ─ Fixtures, 2026.10.12取得(次の開催は4回戦予選(10月17日)) ↩
- Sky Sports, Liverpool 0-3 Man City: Ryan Gravenberch’s sending off in Premier League defeat criticised by Jamie Carragher, 2026.10.11(中継と試合後番組での解説者の発言をまとめた記事) ↩
- Premier League, Liverpool v Manchester City ─ Match, 2026.10.12取得(同サイトの試合データ(得点者とアシスト)で確認) ↩
- Crystal Palace FC, Sage on Benítez’ brilliance & Palace’s display, 2026.10.11 ↩
- Southampton FC, Southampton 1-0 Portsmouth: Read Tonda Eckert’s thoughts on the Sky Bet Championship clash | Southampton FC | News, 2026.10.11 ↩
- Nottingham Forest FC, GLASNER’S PALACE ASSESSMENT, 2026.10.11 ↩
- Everton FC, Dewsbury-Hall & Barry’s Hull Verdict & ‘Momentum’ Message, 2026.10.11(得点者2人の試合後インタビュー) ↩
- FotMob, Hull City vs Everton ─ Match, 2026.10.12取得(チームスタッツ・xG・ショットマップ・選手別記録・評価点) ↩
- Sky Sports, Laura Hunter, Adam Bate, Man City’s Elliot Anderson deemed a bargain while Florian Wirtz fails to offer return on Liverpool’s huge investment – Premier League hits and misses, 2026.10.11(節ごとの寸評。項目ごとに記者の署名) ↩
- Portsmouth FC, Mousinho: A Sense Of Regret, 2026.10.11 ↩
- FotMob, Lewis Koumas ─ Player, 2026.10.12取得(生年月日と今季の出場記録) ↩
- FotMob, Harrison Armstrong ─ Player, 2026.10.12取得(生年月日と今季の出場記録) ↩
- Crystal Palace FC, Benítez relives miracle save against Forest, 2026.10.11 ↩
- Crystal Palace FC, Team News: One change for Palace against Forest, 2026.10.11 ↩
- FotMob, Walter Benítez ─ Player, 2026.10.12取得(年齢、背番号、今季の出場記録) ↩
- Crystal Palace FC, Sage’s thoughts on a big month of matches ahead, 2026.10.10 ↩
- Sky Sports, UEFA Europa League Fixtures, 2026.10.12取得(10月15日のリーグフェーズ) ↩
- Sky Sports, UEFA Champions League Fixtures, 2026.10.12取得(10月13・14日のリーグフェーズ) ↩
- The Independent, Simon Peach, 10-man Southampton win derby in Eckert’s first game since Spygate punishment, 2026.10.11(PA通信の配信記事) ↩
- FotMob, Kuryu Matsuki ─ Player, 2026.10.12取得(今季の出場記録と、日本代表での出場) ↩
- Sky Sports, Crystal Palace transfers, latest news, rumours and gossip: Live updates, goals and highlights, 2026.9.23(クラブ別の速報ページ。9月23日付「Tomiyasu withdraws from Japan duty due to calf injury」。日付はその投稿の日付) ↩
- FotMob, Wataru Endo ─ Player, 2026.10.12取得(今季の出場記録) ↩
- Sky Sports, Championship Fixtures, 2026.10.12取得 ↩
- Liverpool FC, Glenn Price, Ryan Gravenberch suspended for Brentford v Liverpool, 2026.10.11 ↩
- Liverpool FC, Glenn Price, Dominik Szoboszlai injury update, 2026.10.11 ↩
- Nottingham Forest FC, TEAM NEWS | DUO RULED OUT OF PALACE TRIP, 2026.10.9(試合前の監督会見) ↩
- Nottingham Forest FC, TEAM NEWS | ONE CHANGE FOR PALACE MATCHUP, 2026.10.11 ↩
- Coventry City FC, Frank Lampard provides injury update ahead of Newcastle United clash, 2026.10.8(試合前の監督会見) ↩
- The Independent, Miguel Delaney, Man City blow Liverpool away at Anfield – but was it all meaningless?, 2026.10.11 ↩
- Sky Sports, Adam Bate, Liverpool 0-3 Man City: Anfield delivers own verdict on Premier League ruling but City are defiant and top of the table, 2026.10.11 ↩
- The Standard, Tashan Deniran-Alleyne, Arsenal Premier League title odds revealed after strong Man City claim, 2026.10.11 ↩
- The Standard, Rachel Steinberg, Glasner defeated on Selhurst Park return as Crystal Palace fight back, 2026.10.11(PA通信の配信記事。インディペンデントにも同じ記者の署名で掲載) ↩
- FotMob, Coventry City vs Newcastle United ─ Match, 2026.10.12取得(試合前のページ。両チームの直近5試合と欠場者) ↩
- FotMob, Tatsuhiro Sakamoto ─ Player, 2026.10.12取得(今季の出場記録) ↩
注NAME NOTES 表記注記以下の固有名詞は日本語表記の確認が済んでおらず、暫定表記としている。( )内は原綴り。確認できた名前は、この注記から外す。
選手・監督アナン・ハリリ(Anan Khalaili)、ワルテル・ベニテス(Walter Benítez)、ジェフェルソン・レルマ(Jefferson Lerma)、ソルバ・トーマス(Sorba Thomas)、ジョー・ゲルハルト(Joe Gelhardt)、ティエルノ・バリー(Thierno Barry)、モハメド・ベルーミ(Mohamed Belloumi)、ルイス・クーマス(Lewis Koumas)、エブー・アダムズ(Ebou Adams)、トレイ・ニョニ(Trey Nyoni)、ビクトル・ムニョス(Víctor Muñoz)、クインテン・ティンバー(Quinten Timber)、エリオット・ストラウド(Elliot Stroud)、ジェイデン・メゴマ(Jayden Meghoma)、ジョン・ムシーニョ(John Mousinho)、マルク・ゲイ(Marc Guéhi)、ハリソン・アームストロング(Harrison Armstrong)、コンスタンティノス・ツォラキス(Konstantinos Tzolakis)、ルーイ・コイル(Lewie Coyle)、セルゲイ・ヤキロビッチ(Sergej Jakirović)、リーガン・スレイター(Regan Slater)、ハジ・ライト(Haji Wright)
クラブ・競技場MKMスタジアム(MKM Stadium)
記者・解説者ほかローラ・ハンター(Laura Hunter)、アダム・ベイト(Adam Bate)、ローレンス・オストレア(Lawrence Ostlere)、ウィリアム・ビティビリ(William Bitibiri)、ミゲル・デラニー(Miguel Delaney)
PREMIER LEAGUE DAILY
11 Oct (Sun) の試合 / 発行 2026.10.12 JST -
アーセナルが8分間で逆転、首位シティに勝点で並ぶ 旗手怜央は1得点1アシスト、バーンリーが今季初勝利
PREMIER LEAGUE DAILY 2026.10.11|MATCHDAY FULL MATCHDAY REPORT ─ PREMIER LEAGUE, EFL & CHAMPIONS LEAGUE
PREMIER LEAGUE DAILY
MATCHDAY FULL アーセナルが8分間で逆転、首位シティに勝点で並ぶ
旗手怜央は1得点1アシスト、バーンリーが今季初勝利THE STORY OF THE DAY昨季王者のアーセナルがリーズに2-1で逆転勝ちし、勝点15で首位マンチェスター・シティに並んだ。シティは1試合少ない。中断前のブライトン戦は0-3の完敗で、3週間ぶりの試合でも、最初の55分のシュートは5本にとどまった。そのうえ、55分にはジェームズ・ジャスティンに先制点を許した1, 2。反撃のきっかけは左サイドから生まれた。62分、左ウイングで先発したノニ・マドゥエケが深いクロスを送った。ベン・ホワイトが頭で折り返すと、左サイドバックのリカルド・カラフィオーリが至近距離から押し込む。その直後に3人を交代させた。70分には、そのうちの1人であるブルーノ・ギマランイスが、デクラン・ライスのヒールパスを受け、ペナルティーエリアの端から右足でゴール左下へ決めた1, 3。
ミケル・アルテタ監督は「0-1、本拠地、敗戦明け、12時半開始。悪い取り合わせだった」と振り返り、「同点に追いついて試合の流れが変わり、途中出場の選手たちが大きな違いを生んだ」と話した4。リーズにとっては、今季リーグ戦初黒星となった。ダニエル・ファルケ監督は「選手たちを思うと胸が張り裂けそうだが、敵地でのこの内容は誇りに思う」と述べ、勝敗を分けた要因として「相手が途中から投入できる選手の質」を挙げた5。シティは11日、アンフィールドでリバプールと対戦する。独立委員会が財務規則の重大な違反を認定してから、最初の試合となる6。
English
Arsenal, last season’s champions, came from behind to beat Leeds 2-1 and moved level with leaders Manchester City on 15 points. City have a game in hand. Arsenal had lost 3-0 to Brighton before the break, and in their first game for three weeks they had only five shots in the first 55 minutes before James Justin put Leeds ahead in the 55th minute. The comeback started on the left. In the 62nd minute Noni Madueke, who started on the left wing, sent in a deep cross, Ben White headed it back across goal, and left-back Riccardo Calafiori scored from close range. Arsenal then made three substitutions. In the 70th minute one of them, Bruno Guimarães, took a back-heel from Declan Rice and shot with his right foot from the edge of the area into the bottom-left corner.
Manager Mikel Arteta said his team “got into a situation being one down at home and after that defeat and a 12:30 kick-off, it is a bad mixture.” He added: “Once we equalised, the energy changed, the finishers came in and made a huge difference.” It was Leeds’ first league defeat of the season. Manager Daniel Farke said he was heartbroken for his players but proud of the away performance, and he put the difference down to the quality of the players Arsenal could bring on. City play Liverpool at Anfield on the 11th. It will be their first game since an independent commission found them guilty of serious breaches of the league’s financial rules.
ヒント
「リーズが門に鍵をかけた」という意味。put a lock on は「鍵をかける」という表現で、ここでは守りを固めた様子を表している。
ヒント
「2人のサイドバックが横から開ける鍵を見つけた」という意味。full-back は「サイドバック」のこと。鍵は突破口のたとえだよ。
ヒント
「交代選手が最後の鍵を回す」という意味。substitute は「交代選手」のこと。試合を決める一手を、鍵を回す動きで表している。
ヒント
「アーセナルの勝ち。南京錠の負け」という意味。padlock は「南京錠」。守りの象徴だった鍵まで負けた、というのがオチだよ。
THE MORNING 501マンチェスター・ユナイテッド、40年で最も勝点の少ない開幕。10人のトッテナムに92分で追いつかれる6試合で勝点6は1986-87季以来の少なさ。前半のxGは0.05で、ハーフタイムと試合後にブーイングを浴びた7, 8。 02チェルシーは開始2分29秒で2-0、36歳ヘンダーソンが2得点1アシストプレミアリーグでのクラブ史上、最も早い2点リードだった。5得点を挙げた一方、xGは1.10にとどまった9, 10。 03旗手怜央が1得点1アシスト、バーンリーは9試合目で今季初勝利13分に先制点をアシストし、25分には自ら3点目を決めた。チームのリーグ戦勝利は21試合ぶりで、最下位から22位へ上がった11, 12, 13, 14。 04イプスウィッチが88分から2点、フラムは勝点2で最下位にアルバロ・アルベロア監督は就任後のリーグ戦で未勝利が続く。決勝点は途中出場のジャック・クラークのFKを、主将ダラ・オシェイが頭で決めた15, 16。 05退場者を出した3チームが、いずれも勝点を獲得ブライトンとストークは10人で勝ち、トッテナムは10人で追いついた。ストークの敵地ボルトンでの勝利は1990年10月以来となる7, 17, 18。 CONTENTS01RESULTS & HIGHLIGHTS 試合結果とハイライト英国時間9日(金)にチャンピオンシップ1試合、10日(土)にプレミアリーグ6試合とチャンピオンシップ10試合が行われた。プレミアリーグは代表ウィークによる約3週間の中断を終え、第6節の10試合中6試合を消化した。チャンピオンシップは第9節で、日本人選手が出場した試合は5試合あった。9月21日付の前号以降、今回の試合が始まるまでに対象5大会で行われたのはFAカップの予選だけだった19, 20, 21。
PREMIER LEAGUE
アーセナル 2 – 1 リーズ ⚽ 62′ カラフィオーリ
⚽ 70′ ギマランイス⚽ 55′ ジャスティン 前半 0-0。アーセナルは勝点15で首位シティに並び、リーズは今季リーグ戦で初めて敗れた1。
58% 支配率 42% 13 (6) シュート (枠内) 11 (5) 37 敵陣PA内タッチ 17 2.33 xG (フットモブ) 0.62 最初の1時間近くはリーズが優勢だった。ゴール前の遠い側を狙った深いクロスを繰り返し、ダビド・ラヤは先制点までに4本を止めている。53分には田中碧の遠めからの強打もバーの上へ弾いた。55分、ガブリエル・グズムンドソンが左を駆け上がって低いクロスを送り、ゴール前の遠い側へ走り込んだジャスティンが先制点を決めた。アーセナルはそこからの15分でシュート5本を放ち、62分と70分の2得点で逆転した1, 2, 3, 22。
アストン・ヴィラ 2 – 2 ブレントフォード ⚽ 12′ ジャクソン
⚽ 77′ マッギン⚽ 10′ ヤルモリュク
⚽ 79′ アイエル前半 1-1。ブレントフォードは開幕6試合無敗で4位を守った。リーグ戦の無敗スタートとしては2006-07季以来の長さになる23, 24。
52% 支配率 48% 20 (7) シュート (枠内) 14 (4) 37 敵陣PA内タッチ 32 2.28 xG (フットモブ) 1.06 両チームとも、得点の直後に失点した。10分、ブレントフォードは前線からのプレスでタイロン・ミングスからボールを奪い、イェホル・ヤルモリュクがペナルティーエリアの端から先制した。ヴィラは88秒後、エミリアーノ・ブエンディアのシュートのこぼれをニコラ・ジャクソンが押し込んだ。77分にジョン・マッギンの一撃が相手に当たって入った2分後には、深い位置から駆け上がったセンターバックのクリストファー・アイエルに決められている。鈴木彩艶は後半立ち上がりにケビン・シャーデのボレーを弾くなど3セーブだった23, 24, 25, 26。
チェルシー 5 – 1 ボーンマス ⚽ 2′ ヘンダーソン
⚽ 3′ ロジャース
⚽ 46′ ジョアン・ペドロ
⚽ 67′ ジョアン・ペドロ
⚽ 70′ ヘンダーソン⚽ 51′ エバニウソン 前半 2-0。2分29秒での2点リードは、プレミアリーグでのチェルシー史上最速。ボーンマスは開幕6試合で勝ちが無い9。
50% 支配率 50% 10 (6) シュート (枠内) 9 (4) 17 敵陣PA内タッチ 21 1.10 xG (フットモブ) 1.38 開始1分過ぎ、コール・パーマーがハーフウェーラインから運んで渡し、ジョーダン・ヘンダーソンがダイレクトでポストの内側に当てて決めた。試合再開直後にボールを奪うと、ヘンダーソンのパスからモーガン・ロジャースがカーブをかけたシュートで2点目を決めた。後半も開始から1分足らずでペドロ・ネトの折り返しをジョアン・ペドロが決めている。3-1となって相手に攻め込まれたが、67分と70分の連続得点で突き放した。シュート数は10本対9本とほぼ同じだったが、得点数には大きな差がついた9, 10, 27, 28。
イプスウィッチ 2 – 1 フラム ⚽ 88′ ワタラ
⚽ 90+1′ オシェイ⚽ 55′ セセニョン 前半 0-0。フラムはアルベロア監督の就任後、リーグ戦で勝てないまま勝点2の最下位に落ちた15, 29。
48% 支配率 52% 11 (5) シュート (枠内) 13 (5) 25 敵陣PA内タッチ 22 1.15 xG (フットモブ) 1.81 55分、フラムはCKのこぼれをライアン・セセニョンが25ヤードから決めて先制し、その後の決定機を2度逃した。ゲイリー・オニール監督は63分から81分までに5人を交代。前線の4つのポジションもすべて入れ替えた。88分、右サイドバックのアブドゥル・ワタラがクリアボールを拾い、30ヤードから左足で同点弾を決めた。追加時間1分にはクラークのFKをオシェイが頭で押し込んだ。前田大然は右ウイングで先発し、81分までプレーしている15, 16, 30。
サンダーランド 0 – 2 ブライトン ⚽ 53′ デ・カイパー
🟥 57′ ストライク
⚽ 90+3′ ハジャム前半 0-0。ブライトンはリーグ戦3連勝、3試合連続無失点で3位を守った。三笘薫はメンバーに入っていない17, 31, 32。
62% 支配率 38% 12 (3) シュート (枠内) 13 (4) 21 敵陣PA内タッチ 15 0.72 xG (フットモブ) 1.41 53分、ロングスローからの攻撃で、パスカル・グロスが左を駆け上がるマキシム・デ・カイパーにパスを通し、ブライトンが先制した。4分後、抜け出しかけたウィルソン・イシドールを倒したパスカル・ストライクが、VARの確認を経て一発退場となる。10人になったブライトンはセンターバックを1人増やし、自陣で守備を固めた。後半の支配率24%でサンダーランドの枠内シュートを2本に抑えた。追加時間3分、途中出場のジョルジニオ・ルターがボールを収め、同じく途中出場でプレミアリーグ初出場のジャウエン・ハジャムが速攻を決め切っている17, 31, 33。
マンチェスター・ユナイテッド 1 – 1 トッテナム ⚽ 73′ ムベウモ 🟥 78′ ベンタンクール
⚽ 90+2′ ソランケ前半 0-0。ユナイテッドの6試合で勝点6は1986-87季以来の少なさ。トッテナムは今季リーグ戦未勝利のまま、最下位から18位へ上がった7, 34。
50% 支配率 50% 12 (4) シュート (枠内) 12 (3) 23 敵陣PA内タッチ 32 0.80 xG (フットモブ) 1.62 前半はトッテナムのプレスが上回り、ユナイテッドのシュートは1本、xGは0.05にとどまった。一方、トッテナムはドミニク・ソランケらが決定機を生かせなかった。ユナイテッドは59分に3人を替え、73分にブライアン・ムベウモがマテウス・クーニャのパスを受け、反転してシュートを決めた。78分にはロドリゴ・ベンタンクールがルーク・ショーへ頭を突き出して退場したが、追加時間2分、サンドロ・トナーリのクロスをソランケが頭でそらして追いついている7, 8, 34。
EFL CHAMPIONSHIP
チャールトン 1 – 1 ブリストル・シティ ⚽ 8′ グラント ⚽ 27′ トワイン (PK) 前半 1-1。チャールトンはリーグ戦6試合勝ちなし。本拠地では今季まだ負けていない35。
53% 支配率 47% 12 (4) シュート (枠内) 13 (3) 21 敵陣PA内タッチ 20 1.78 xG (フットモブ) 1.47 8分、カーラン・グラントがタイリース・キャンベルのクロスを収めて左足で先制した。15分ごろには右ウイングの平河悠が弱いバックパスを奪いかけ、GKアーサー・オコンクォと交錯したが、笛は鳴っていない。25分にドム・バラードが2人をかわして倒され、スコット・トワインがPKを決めて追いつく。後半はGKサム・ティックルが2度の好守で失点を防ぎ、勝点1を確保した35, 36, 37。
ウェスト・ブロムウィッチ 0 – 1 バーミンガム ⚽ 41′ プリスケ (PK) 前半 0-1。ウェスト・ブロムウィッチは本拠地でのリーグ戦無敗が10試合で止まった38。
54% 支配率 46% 14 (2) シュート (枠内) 15 (7) 22 敵陣PA内タッチ 29 1.05 xG (フットモブ) 2.55 序盤は互いにゴールへ迫った。7分、CKの流れから岩田智輝がゴール前で3本続けて打ち、2本はブロックされ、1本はわずかに外れている。ウェスト・ブロムウィッチもアウネ・ヘッゲボーのボレーがポストを叩いた。41分、右からのクロスに跳んだアウグスト・プリスケをナット・フィリップスが倒し、プリスケ自身がPKを決める。バーミンガムは今季、敵地のリーグ戦で3勝目となった38, 39, 40。
ブラックバーン 2 – 1 カーディフ ⚽ 28′ グジョンセン
⚽ 38′ カントウェル⚽ 53′ ロビンソン 前半 2-0。ブラックバーンは本拠地2連勝で、直近のリーグ戦3試合を勝点7とした41, 42。
41% 支配率 59% 17 (8) シュート (枠内) 10 (1) 27 敵陣PA内タッチ 24 1.71 xG (フットモブ) 1.00 ボール保持ではカーディフが上回ったが、ブラックバーンは奪ってから素早く攻めた。28分、高い位置で奪った流れからアンドリ・グジョンセンがダイレクトで先制する。38分にはダポ・アフォラヤンのスルーパスで森下龍矢が相手守備陣の右奥へ抜け、そのクロスをトッド・カントウェルが合わせた。53分にカラム・ロビンソンに1点を返された後も、枠内シュートは8本対1本だった41, 43, 44。
ボルトン 1 – 2 ストーク ⚽ 90+2′ ベア 🟥 20′ タロヴィエロフ
⚽ 45+4′ シセ
⚽ 62′ ウィルモット前半 0-1。ストークは20分から10人で戦い、敵地ボルトンで1990年10月以来の勝利を挙げた18。
68% 支配率 32% 30 (5) シュート (枠内) 9 (4) 58 敵陣PA内タッチ 18 3.13 xG (フットモブ) 0.74 20分、ストークのマクシム・タロヴィエロフが、抜け出したキリアヌ・ドンを倒して退場した。ボルトンは前半に何度も得点機を作ったが決められず、追加時間4分にラミン・シセの抜け出しで先制を許す。後半開始から伊藤敦樹を入れて攻めたものの、62分にはFKからベン・ウィルモットに頭で決められた。シュート30本、xG3.13に対し、得点は追加時間2分のテオ・ベアの1点だけだった18, 45, 46。
ワトフォード 0 – 4 バーンリー ⚽ 13′ ブルーン・ラーセン
⚽ 19′ アムドゥニ
⚽ 25′ 旗手怜央
⚽ 87′ エドワーズ前半 0-3。バーンリーは9試合目で今季初勝利。リーグ戦の勝利は21試合ぶりとなる12, 47。
52% 支配率 48% 14 (6) シュート (枠内) 17 (8) 14 敵陣PA内タッチ 36 0.64 xG (フットモブ) 1.94 13分、前線でボールを奪った後、旗手怜央がヤコブ・ブルーン・ラーセンにパスを送り、バーンリーが先制した。19分にゼキ・アムドゥニがこぼれ球を押し込み、25分にはルーカス・ピレスの折り返しを旗手がカーブをかけたシュートで決めた。12分間の3得点で勝負は決まり、35分にアレッシオ・ディオニージ監督が交代を行うと、ワトフォードの観客からブーイングが起きた。87分、途中出場のマーカス・エドワーズがボレーで4点目を加えている11, 47, 48。
OTHER RESULTS ─ その他のチャンピオンシップ第9節
ホーム 結果 アウェイ MATCH NOTE ウェストハム 1–1 QPR 91分、GKピアース・チャールズがボーウェンのPKを阻止 スウォンジー 2–1 ノリッジ 59分、アダム・アイダが古巣相手に頭で逆転弾 ダービー 1–1 レクサム 88分、途中出場のオリー・ラスボーンが同点弾 ミドルズブラ 1–0 ウォルヴァーハンプトン クラブ創設150周年の記念試合でウィル・ランクシャーが決勝点 プレストン 0–1 ミルウォール 79分、ネグリがカンドルの折り返しを決めた シェフィールド・ユナイテッド 3–0 リンカーン バンフォードが43分と77分に2得点 ウェストハム対QPRは9日(金)、ほかは10日(土)の開催。第9節の残る1試合、サウサンプトン対ポーツマスは11日(日)に行われる49, 50, 51, 52, 53, 54, 55。
対象期間(日本時間9月21日朝〜10月11日朝)に本報の5大会で行われた試合は77。内訳はプレミアリーグ第6節6試合(全試合詳報)、チャンピオンシップ第9節11試合(日本人選手が出場した5試合を詳報、6試合を一覧)、FAカップ予選60試合(注記のみ)。FAカップ予選は2回戦予選の残り15試合(9月22日・23日・29日)、3回戦予選40試合(10月3日)、その再試合5試合(10月6日)で、すべて非リーグ同士の対戦だった。FAカップ予選は日本人選手が出場した試合のみ詳報し、結果一覧には含めていない。ESPNの試合データには60試合とも先発表が無い。Football Web Pages やクラブ公式で選手名簿を確認できる試合もある。ただし60試合すべての名簿を照合していないため、日本人選手の出場の有無は未確認としている。チャンピオンズリーグとカラバオ杯はこの期間に試合がない19, 20, 21, 56, 57, 58。
02TABLE IMPACT 順位表への影響アーセナルが勝点15で首位マンチェスター・シティに並び、ブライトンは13で3位を守った。チェルシーは10位から5位へ上がっている。下位ではトッテナムが最下位を抜け、代わってフラムが20位に落ちた。チャンピオンシップではスウォンジーが勝点20で首位を守り、ミドルズブラが2位に浮上した。バーンリーは最下位から22位へ上がった14, 29。
PREMIER LEAGUE ─ 第6節 6試合終了時点
順位 クラブ 試合 得失点 勝点 今節 1 マンチェスター・シティ 5 +8 15 ─ 11日にリバプール戦 2 アーセナル 6 +5 15 ○ リーズに2-1 3 ブライトン 6 +13 13 ○ サンダーランドに2-0 4 ブレントフォード 6 +6 10 △ アストン・ヴィラと2-2 5 チェルシー 6 +2 10 ○ ボーンマスに5-1 6 リーズ 6 +3 9 ● アーセナルに1-2 9 イプスウィッチ 6 −3 9 ○ フラムに2-1 12 マンチェスター・U 6 0 6 △ トッテナムと1-1 14 アストン・ヴィラ 6 −5 5 △ ブレントフォードと2-2 16 サンダーランド 6 −6 4 ● ブライトンに0-2 17 ボーンマス 6 −6 3 ● チェルシーに1-5 18 トッテナム 6 −6 3 △ マンチェスター・Uと1-1 20 フラム 6 −4 2 ● イプスウィッチに1-2 7・8位、10・11位、13位、15位、19位は略した。いずれも11日以降に第6節を戦う。ボーンマスとトッテナムは勝点も得失点差も同じで、総得点(7対3)で順位が分かれる。スカイ・スポーツ順位表、10月11日取得29。
EFL CHAMPIONSHIP ─ 第9節 11試合終了時点
順位 クラブ 試合 得失点 勝点 今節 1 スウォンジー 9 +8 20 ○ ノリッジに2-1 2 ミドルズブラ 9 +5 18 ○ ウォルヴァーハンプトンに1-0 3 ウェストハム 9 +11 16 △ 9日にQPRと1-1 4 ストーク 9 +2 16 ○ ボルトンに2-1 5 ウォルヴァーハンプトン 8 +4 14 ● ミドルズブラに0-1 6 QPR 9 +3 14 △ 9日にウェストハムと1-1 7 バーミンガム 9 +2 14 ○ ウェスト・ブロムウィッチに1-0 10 ブリストル・シティ 9 −1 14 △ チャールトンと1-1 12 ブラックバーン 9 +1 12 ○ カーディフに2-1 17 ボルトン 9 −5 10 ● ストークに1-2 20 ワトフォード 9 −7 8 ● バーンリーに0-4 22 バーンリー 9 −4 7 ○ ワトフォードに4-0 24 プレストン 9 −8 4 ● ミルウォールに0-1 8・9位、11位、13〜16位、18・19位、21位、23位は略した。5位から10位までの6クラブが勝点14で並ぶ。16位サウサンプトンの勝点10には、EFL規則違反による勝点4の減点が反映されている。同クラブは11日にポーツマスとの1試合を残す。スカイ・スポーツ順位表、10月11日取得14。
03THE TURNING POINT 勝敗を分けた一手勝敗の鍵を握ったのは、サイドバックがゴール前に入り込んだ場面だった。アーセナルの同点弾とブライトンの先制点は、どちらも本職の左サイドバックが決めている。
TACTICS 62〜70分アーセナル 2–1 リーズ ─ カラフィオーリが同点弾、8分後にギマランイスが決勝点
55分に先制された時点で、アーセナルのシュートは5本、xGの合計は0.45にとどまっていた。リーズは3バックと両ウイングバックでゴール前を固め、ボールを奪えばゴール前の遠い側への深いクロスで反撃した。アーセナルがこの守備を崩した攻撃は、ミケル・アルテタ監督のチームによる「左SBのPA内侵入」という形だった。62分、左ウイングのマドゥエケが深いクロスを送ると、ファーで右サイドバックのホワイトが頭で折り返し、左サイドバックのカラフィオーリがゴールエリアの前縁付近から押し込んでいる。アルテタ監督はハーフタイムに選手を替えておらず、この得点は先発の11人で取ったものだった。本紙の見立てでは、前線の選手に加えて両サイドバックまでゴール前へ入ったことで、中央を固めていたリーズは後ろから入ってくる選手を捕まえきれなかった。ファルケ監督も「寄りすぎて、走り込みに気づくのが遅れたのかもしれない」と認めている1, 3, 5, 22。
試合の流れの変化は、時間帯別の数字にも表れている。スカイによれば、先制された後の15分間にアーセナルが放ったシュートは5本で、それまでの55分間と同じ本数だった。フットモブの集計では、後半のxGは1.98対0.27。マドゥエケはこの1年、左サイドでの起用がほとんど無かったが、この日はチャンス創出と敵陣PA内タッチが両チームで最多だった1, 22, 59。
同点直後に投入された3人のうち、ギマランイスが決勝点を決めた点も重要だ。63分にギマランイス、ヴィクトル・ヨケレス、ユリエン・ティンバーが入り、70分、マルティン・ウーデゴールとブカヨ・サカのパス交換からエリア内のライスへ渡ると、ライスがヒールでエリアの端へ落とし、ギマランイスが決めた。アルテタ監督はライスに「君はもう灯台ではない。別の何かだ」と伝えたと明かしている。中盤の底で動かずにいるのではなく、エリア内まで攻め上がる役割を指した言葉と考えられる3, 4。
TACTICAL BOARD ─ 戦術Q&Aテーマ:クロス
アーセナル 2–1 リーズ / 0–1で迎えた62分
Q.0–1で残り30分。引いて守るリーズのゴール前へ、
誰を走り込ませる?A.アーセナル公式によれば、62分の同点弾は、左ウイングのマドゥエケが送った深いクロスを右サイドバックのホワイトが頭で折り返し、左サイドバックのカラフィオーリが決めたものだった。フットモブの記録では、シュート位置はゴールエリアの前縁付近にあたる3, 22。映像では、ゴール前の中央でセンターフォワードのハフェルツが競り合い、その後ろからカラフィオーリが入ってきた。ファルケ監督は「走り込みに気づくのが遅れたのかもしれない」と振り返っている5。
前回の問い(9/20号):ボールを6割持たれたブライトンは、どこから3点を取ったのか?
今回の検証 ─ 判断材料が足りなかった:次に見る点は「エリア手前を空けない相手にも、同じ距離から決め続けられるか」だった。10日のサンダーランド戦で、ブライトンはエリアの外から7本を打って無得点。2得点はどちらもエリアの中からで、ロングスローの流れと終了間際の速攻だった。57分以降は10人で引いて守っており、同じ条件での比較になっていない17, 33。3場面62分の同点弾を一手ずつ追う
1左の外から深いクロス62′ 仕掛け ─ ファーポストへ
アーセナル公式は「マドゥエケが深いボールを送り、ホワイトが頭でゴール前へ折り返した」と書いた。フットモブは同じ62分に、マドゥエケのエリア内の左からのシュート(ブロック)も記録している3, 22。映像では、このシュートがクロスより先だった。マドゥエケははね返りを左の外で拾って後ろへ戻し、マイルズ・ルイス・スケリー、ライス、ウーデゴールがつないだボールを、左のタッチライン寄りで受け直している。寄せてきたジェイデン・ボーグルの前で、エリアの外からファーポストへ上げた。カラフィオーリはエリア手前の中央やや左にいて、クロスの直後に走り出している。ウーデゴールの立ち位置と選手間の距離は模式。
2ファーで頭の折り返し62′ 相手の対応 ─ 中央は競り合い
スカイはこの折り返しを「ペナルティーエリアを横切らせた」と書いた1。映像では、折り返しはゴールエリアの右脇、ファーポストのすぐ外だった。ボールは、中央で競り合うハフェルツとタリク・ムハレモビッチ(5番)、ニコ・エルベディ(30番)の付近へ落ちている。カラフィオーリはこの時点でエリアの中を走っていた。折り返した選手には内側からリーズの1人が寄せたが、背番号を確定できず描いていない。競り合いの中で誰かがボールに触ったかどうかは、映像でも分からない。
3左SBが後ろから押し込む62′ 結果 ─ ゴール前を拡大
二重の輪は、フットモブのショットマップに記録されたカラフィオーリのシュート位置で、xGは0.51。アーセナル公式によれば、シュートは地面に叩きつける形になり、GKトラフォードが弾ききれずにゴールへ入った3, 22。ファルケ監督は「寄りすぎて、走り込みに気づくのが遅れたのかもしれない」と話している5。映像では、シュートの瞬間に背後の右からエルベディが足を伸ばし、前方の左にジャスティン、後方にイーサン・アンパドゥ(リーズの4番)がいた。中央ではハフェルツ(29番)とムハレモビッチが競り合っている。エルベディの足がボールに触れたかどうかは分からない。
ボールの経路(模式) 選手の移動(模式) プレーの順序 二重の輪=記録されたシュート位置 白い点=映像で確認した位置関係 白=アーセナル(上へ攻撃)/色付き=リーズ
検討リーズにはどんな手があったか
実際に記述された動き ─ 記述として確認できるのは3つ。①マドゥエケの深いクロスをホワイトが頭で折り返し、カラフィオーリが至近距離から決めたこと、②ファルケ監督が「寄りすぎて、走り込みに気づくのが遅れたのかもしれない」と述べたこと、③スタンダードの採点がカラフィオーリを「6ヤードの中で詰めた」と評したこと3, 5, 60。映像では、折り返しの瞬間にホワイトへ内側から1人が寄せていたこと、シュートの瞬間にリーズの4人(エルベディ、ジャスティン、アンパドゥ、ムハレモビッチ)がカラフィオーリの周りにいたことを確かめた。
そこから検討する対応策 ─ 以下は本紙の仮説である。映像で確かめたのは62分の一連の動きと、シュートの瞬間に近くにいた選手までで、リーズの最終ライン全体の並びや、誰が誰を見る約束だったかは特定していない。
対応案 狙い 代償・検討点 A 逆サイドのウイングバックが、折り返す選手に先に体を当てる ファーへ流れたクロスの落下点へ先に入り、頭で中へ返させない。折り返しが無ければ、後ろから入る選手に合う球は出ない。 ウイングバックが最終ラインに吸収され、奪った後に前へ出ていく人数が減る。先制後に狙っていた2点目のカウンターが出にくくなる。 B 中盤の1人が、最終ラインの前で後ろからの走り込みを見る 最終ラインの背中ではなく前から入ってくる左サイドバックを、走り出しの時点で捕まえる。 中盤が1枚下がり、エリアの手前が空く。70分の決勝点はそのエリアの端から決まっており、手前を空ける代償は小さくない。 比較左のマドゥエケからの配球は、ほかにどう終わったか
21分 マドゥエケの左からのクロスにハフェルツが頭で合わせたが、GKトラフォードの正面だった1。 51分 マドゥエケのパスからウーデゴールが低いシュートを打ち、トラフォードが止めた2。 62分 マドゥエケの深いクロスをホワイトが折り返し、カラフィオーリが決めた。映像では、クロスは自分のシュートをブロックされた後、左のタッチライン寄りから上げ直したものだった。 未確認 21分と51分の場面で、ゴール前にいたリーズの守備者の数と、マドゥエケへの寄り方が62分とどう違ったか。 経過63分の3人交代の後、試合はどう進んだか
〜62′ 63′〜 アーセナル シュート7本・xG 0.98・1得点 シュート6本・xG 1.35・1得点 リーズ シュート10本・xG 0.61・1得点 シュート1本・xG 0.03 フットモブのショットマップを本紙が集計した。xGは各シュートの値の単純合計で、試合全体の値(2.33対0.62)とは四捨五入の分だけずれる。62分のアーセナルには、ブロックされたマドゥエケのシュートと、同じ攻撃を組み直した後のカラフィオーリの得点の2本が入っている。交代の後は追う側と守る側が入れ替わっており、数字だけで交代の良し悪しは判定できない22。
次に見る点 ─ 左サイドバックが相手のゴール前まで入る形を、中2日のチャンピオンズリーグでも出せるか(10月13日、本拠地のリール戦)。
図の読み方。二重の輪はフットモブのショットマップに記録されたシュート位置で、62分にカラフィオーリが打った時点のもの。白い点を付けた選手は、動きと位置関係を試合映像で確認したもので、記録された座標ではない。白い実線はボールの経路、水色の破線は選手の移動で、いずれも模式であり特定の瞬間の座標ではない。選手間の距離、ウーデゴールの立ち位置、中央で競り合った2人とアンパドゥの横の位置は映像からも特定しておらず、模式で置いた。GKは位置を確かめておらず、ゴール前に薄く置いている。クロスの前にブロックされたマドゥエケのシュートは図に入れず、場面1のキャプションに書いた。そのシュートをブロックした選手と、場面2でホワイトに内側から寄せた選手は、背番号を確定できず描いていない。頭で折り返した選手は映像では背番号を読み切れず、ホワイトとするのはアーセナル公式の記述による。得点の時刻はスカイとフットモブの62分に揃えた。映像の試合時計では、最初のシュートから得点までが61分台に収まる1, 3, 22。
TACTICS 53〜60分サンダーランド 0–2 ブライトン ─ 2列目のデ・カイパーが先制、退場後は守備を固めて勝利
ファビアン・ヒュルツェラー監督はこの日も、本職が左サイドバックのデ・カイパーを左の2列目に、オリビエ・ボスカーリを左サイドバックに置いた。本職の左サイドバックを一列前で起用する「左SBのウイング化」という形だった。53分、ロングスローの流れからグロスが左を駆け上がるデ・カイパーにパスを通すと、デ・カイパーは勢いを保ったまま、ゴールの近い側へシュートを決めた。4分後にストライクが退場すると、60分にセンターフォワードのカラランボス・コストゥーラスを下げてセンターバックのルイス・ダンクを入れている。後半のブライトンはクリア27本、空中戦は17勝3敗。レジス・ルブリ監督は「退場の後、相手は生き残ろうとした。コンパクトに守り、奪い返し、カウンターの広いスペースを使った」と話した17, 31, 33, 61。
TACTICS 28〜38分ブラックバーン 2–1 カーディフ ─ 守備の背後を突き、10番カントウェルが得点
カーディフのボール保持率は59%だったが、ブラックバーンは意図的に相手へボールを持たせていた。トニー・モウブレイ監督は「この10日ほど準備してきた。得点は思い描いたとおりの形だった」と話す。28分は相手陣内の高い位置でボールを奪った直後、カントウェルを経由したボールをグジョンセンがダイレクトで決めた。38分はアフォラヤンのスルーパスで森下龍矢が右サイドで相手の最終ラインの裏へ抜け、そのクロスに10番のカントウェルがファーで合わせている。監督の戦術の一つ「10番のゴール侵入」に当たり、森下の背後への走りと組み合わさった形だった。監督は「ボールを持つことがすべてではない」とも述べている41, 42, 43, 44。
04PLAYER REPORTS 選手ミニレポート詳報した11試合から、活躍した選手(GOOD)と振るわなかった選手(POOR)を各1人選んだ。個人記録と評価点は、断りのない限りフットモブの集計による22。
アーセナル 2–1 リーズ (→ 結果)
GOOD
POOR
アストン・ヴィラ 2–2 ブレントフォード (→ 結果)
GOOD
POOR
チェルシー 5–1 ボーンマス (→ 結果)
GOOD
POOR
イプスウィッチ 2–1 フラム (→ 結果)
GOOD
POOR
サンダーランド 0–2 ブライトン (→ 結果)
GOOD
POOR
マンチェスター・ユナイテッド 1–1 トッテナム (→ 結果)
GOOD
POOR
チャールトン 1–1 ブリストル・シティ (→ 結果)
GOOD
POOR
ウェスト・ブロムウィッチ 0–1 バーミンガム (→ 結果)
GOOD
POOR
ブラックバーン 2–1 カーディフ (→ 結果)
GOOD
POOR
ボルトン 1–2 ストーク (→ 結果)
GOOD
POOR
ワトフォード 0–4 バーンリー (→ 結果)
GOOD
05STAT OF THE DAY 今日のデータ1選5点を取ったチームのxGは1.10で、30本を打ったチームの得点は1だった。この日は、シュート数や得点期待値と、実際の得点が対照的な試合があった10, 46。
1.10 5–1で勝ったチェルシーのxG。敗れたボーンマスは1.38だった 出所: フットモブ、2026.10.11取得チェルシーのシュートは10本で、枠内の6本から5点が生まれた。ヘンダーソンの2点はどちらもエリアの外からで、3本のシュートのxGは合わせて0.14しかない。それでも枠内シュートの質を表すxGOTは2.30まで上がっており、打った場所の期待値は低くても、蹴ったボールの質が高かったことになる。反対にボルトンは、10人のストークを相手にシュート30本、xG3.13を積みながら、決定機を7度逃した10, 46。
DATA BOARD
チーム xG 支配率 Note ボルトン 3.13 68% 30本を打って1得点、10人の相手に敗れた バーミンガム 2.55 46% 1.40はセットプレー、得点はPKの1点 スウォンジー 2.36 57% 後半の2点で逆転し、首位を守った チェルシー (編集部注目) 1.10 50% 10本、xG1.10で5得点 xGと支配率はフットモブの集計で、対象17試合の34チームを比べた。4位はアーセナルの2.33、5位はアストン・ヴィラの2.28。チェルシーは34チーム中19番目にあたる。フットモブは試合後に数値を直すことがあり、ここでは11日7時台(日本時間)に取り直した値を使った10, 22, 26, 46, 71, 73。
ボルトン xG 3.13 バーミンガム xG 2.55 スウォンジー xG 2.36 チェルシー xG 1.10 データ小話 ─ ヘンダーソンの1点目とロジャースの2点目は、開始から2分29秒の間に入った。スタンダードの速報が引くOptaの記録では、プレミアリーグの試合開始からこれより短い時間で得点とアシストの両方を記録した選手は、エミール・ヘスキーしかいない74。06TACTICAL TREND 今日の戦術トレンド退場者が出た3試合では、1人多いチームがいずれも勝てなかった。退場者を出したチームの成績は2勝1分である。
TODAY'S TREND退場者を出した側が、3試合すべてで勝点を持ち帰った
この日は3試合で退場者が出た。ブライトンは57分から、トッテナムは78分から、2部のストークは20分から10人になっている。ブライトンは退場の3分後にセンターフォワードを下げてセンターバックを入れ、深く構えた。ストークも引いて圧力を受け止め、カウンターに絞っている。ゴール前の人数は、どちらも減らさなかった7, 31, 45。
TACTICAL KEY
場面 何が起きたか ブライトン 57分〜 後半の支配率24%、クリア27本で無失点 ストーク 20分〜 30本を打たれ、枠内は5本に抑えた トッテナム 78分〜 10人で前へ出て、追加時間2分に同点 サンダーランド 後半 シュート8本のうち7本がエリアの外 1人多い側はボールを支配しても、攻撃がサイドに偏った。サンダーランドは後半の支配率が76%に達したが、エリア内から打てたシュートは1本だけ。ボルトンはクロスを40本以上入れて成功は7本、シュートは11本をブロックされている。守備側が引くほど中央に選手が集まり、クロスをはね返しやすくなる。その一方で、攻める側の背後にはスペースができていた33, 46。
MATCH EXAMPLES
SUNDERLAND vs BRIGHTON ─ 追加時間3分の速攻ルブリ監督は「退場の後、相手はコンパクトに守り、奪い返し、カウンターの広いスペースを突いた」と振り返った。追加時間3分、ルターが敵陣で収め、左を駆け上がったハジャムが2点目。サンダーランドが攻撃に人数をかけた分、後方にスペースが生まれていた31, 61。
BOLTON vs STOKE ─ 70分間の10人ストークは前半追加時間にシセの抜け出し、62分にFKからウィルモットの頭で2点を取った。シューマッハ監督は「10人の相手に前半終了間際に点を与えれば、相手はそれにすがってカウンターに専念できる」と悔やんだ45, 72。
COUNTERPOINT ─ 10人で引く相手には、外からのクロスを増やすより、エリアの手前で1人を余らせて中央から崩すのが対抗策になる。ただし中央に人数をかけるほど、奪われた後の背後は広がる。ブライトンの2点目とストークの先制点は、その背後から生まれた。数的優位は、それだけでは得点を保証しない18, 31。TACTICAL TEST ─ 次に1人多くなったチームは、クロスを増やすだけでなくエリア内からシュートを打てるか。サンダーランドの後半は1本だった。
07RISING 若手株価上昇ランキング20歳のワタラは守備で失点を防ぎ、同点弾も決めた。同じく20歳のマンザンビは本拠地初先発でシュート7本を放った26, 30。
1アブドゥル・ワタラ88分、クリアボールを収めて左足に持ち替え、30ヤードから左下隅へ突き刺した。0-1のまま終わりかけていた試合は、この一撃から3分で逆転に変わっている。後半立ち上がりには、エリアへ入られた決定機をゴールライン上でブロックしていた。クラブ公式はマン・オブ・ザ・マッチに選んだ。オニール監督は「90分を通じて、我々のほうが良いチームだった」と話している16, 75。
2005年10月生まれ。8月17日にストラスブールから加わり、契約は2031年6月まである。フットモブの集計では、今季のプレミアリーグは6試合に出て先発は2試合目、出場時間は合わせて221分にすぎない。この得点がイプスウィッチでの初得点になる。出場機会を増やし始めた新加入選手が、試合の流れを変える1点を決めた66。
見誤りやすい点 ─ 決めたシュートのxGは0.02で、同じような得点が続くとまでは言えない。評価すべきは、ゴールライン上でのブロックとパス成功38/41という安定感でもある。
2ヨハン・マンザンビ本拠地での初先発で、7本のシュートを打った。31分過ぎには自らのシュートをGKに止められ、前半終了間際にはブバカル・カマラとの細かいワンツーでジャクソンの決定機を作っている。77分のマッギンの勝ち越し点はマンザンビのアシストだった。敵陣PA内タッチ8回、チャンス創出3回を記録した24, 25, 26。
今夏の新加入で、負傷から戻ったばかり。エメリ監督は試合後、若い選手や新しい選手が戦術を理解していく過程に触れ、「マンザンビは先発がまだ2試合目だ」と名前を挙げた。スカイのアダム・ベイト記者も、ヴィラの本拠地での苦戦を論じる中で、マンザンビとイブラヒム・ムバイェを「期待を集める新戦力」として挙げている24, 62。
見誤りやすい点 ─ 7本のうち枠内は1本で、xGは合計0.54。シュートまでは持ち込めているが、得点につなげることが今後の課題だ。
08ONE TO WATCH 今日の注目株PLAYER FEATUREジョーダン・ヘンダーソン
先発の機会が生まれたのは前日だった。リース・ジェームズが金曜の練習で膝を痛め、モイセス・カイセドと組む中盤の位置が空いたためだ。ヘンダーソンは開始1分過ぎ、パーマーのパスを20ヤードからダイレクトで決め、1分余り後にはロジャースへ浮かせたパスを通して2点目を演出した。70分のFKも自ら沈めている。シャビ・アロンソ監督は「得点を除いても、とても良い中盤の出来だった。常にプレーに関わり、周りと話し、味方がプレーしやすい選択肢を示していた」と評した28, 64, 76。
加入は8月。前所属のブレントフォードから移籍金なしで、2年契約を結んだ。夏のワールドカップでイングランド代表として活動中に腕を骨折し、初出場は9月18日、古巣ブレントフォードとの一戦まで遅れている。その試合は0-3で敗れた。もともと得点を主に期待される選手ではなく、この日のシュート3本のxGも合計0.14にすぎない10, 27, 77, 78。
本人が挙げたのは守備だった。「試合を通して守備が堅かった。それが得点の土台になる」。前線については「奪い返した後の切り替えがうまい。速さと力があり、ゴール前で冷静だ」と語っている。ジェームズの離脱期間は決まっておらず、週ごとに状態を見るという。カイセドと中盤で組むのが誰になるか、今後も注目される79, 80。
別の視点 ─ PA通信のアンディ・シムズ記者は、失点してもそれ以上に得点すればよいという強引な戦い方は、1シーズン通用しないと指摘した。スタンダードの速報によれば、チェルシーはリーグ戦で22試合続けて無失点が無い27, 74。次に見る試合 ─ 10月17日(土)、敵地のエバートン戦。キックオフは日本時間20時30分。中盤の底で2試合続けて先発するかを見る28。09MANAGER RATINGS 監督の采配採点 (10点満点)詳報した11試合の監督22人のうち、勝敗への関与が大きかった5人を採点した。点数は本紙の評価で、根拠にした数字はフットモブの集計による22, 30, 33, 69。
ファビアン・ヒュルツェラー (ブライトン)8.6プラン適合 先発は前節と同じ11人。本職が左サイドバックのデ・カイパーを左の2列目に置く形から、先制点が生まれた。 交代の効果 退場の3分後にセンターフォワードを下げてダンクを投入。88分に入れたルターとハジャムの2人で追加点を取った。 試合中の修正 10人になってからは深く構え、サンダーランドの後半の枠内シュートを2本に抑えた。 効いた点 リーグ戦3連勝、3試合連続無失点。本人は「ゴール前を守るという基本が素晴らしかった」と話した。 効かなかった点 後半の支配率は24%、パス成功は54本。ボールを持って時間を使う選択肢は残らなかった。 別の視点 ─ 退場の判定には元主審のディーン氏が異を唱えた。一方でルブリ監督は「最後の3分の1で質を欠いた」と自軍の問題を挙げており、10人の守備が崩されかけた場面は多くない17, 61, 67。
ゲイリー・オニール (イプスウィッチ)8.2プラン適合 出場停止のアブドゥル・ファタウ・イサハクに代えて前田大然を右ウイングで起用した。前半のxGは0.07で、狙いは形にならなかった。 交代の効果 63分から81分までに5人を投入。途中出場のクラークが蹴ったFKから決勝点が生まれた。 試合中の修正 後半は支配率60%。敵陣でのパスは前半の79本から170本に増えた。 効いた点 「最後の20分は相手より走れていた」。88分と追加時間1分の2点で今季3勝目を挙げた。 効かなかった点 前半の枠内シュートは1本。3勝3敗で、引き分けがまだ無い。 別の視点 ─ スカイは逆転の一因を相手の采配に見ている。終盤に引いたフラムの判断と、プレミアリーグ初出場のマヌエル・アンヘルを入れた交代を「タイミングの悪い賭けのような交代」と書いた15, 16, 81。
ミケル・アルテタ (アーセナル)7.8プラン適合 負傷のフリストス・ツォリスに代えてマドゥエケを左で先発させ、エベレチ・エゼをベンチに置いた。前半のxGは0.35にとどまる。 交代の効果 63分の3人交代から7分で決勝点。ギマランイスは今季2度目の、途中出場での勝ち越し点だった。 試合中の修正 ハーフタイムには動かず、同点の直後に3人を入れた。スカイは「もともと予定していた交代」と書く。 効いた点 本紙が登録する一手「左SBのPA内侵入」に当たる形で同点。先制された後の15分でシュート5本を放った。 効かなかった点 最初の55分はシュート5本。スタンダードはカイ・ハフェルツの先発を「誤りに見えた」と評した。 別の視点 ─ ファルケ監督は結果の差を「途中から入れられる選手の質」に求めた。采配よりも選手層が勝敗を分けた、という見方である1, 5, 59, 60。
アルバロ・アルベロア (フラム)4.4プラン適合 前半は支配率64%で主導権を握り、55分にCKの流れから先制した。 交代の効果 71分にアンヘル、76分に2人、87分に2人。入れ替えを終えた直後の88分と追加時間1分に失点した。 試合中の修正 終盤は自陣に引き、後半の敵陣でのパスは53本。前半は143本あった。 効いた点 先制の後、ゴンサロ・ガルシアとボブに追加点の好機を作った。 効かなかった点 就任後のリーグ戦は6試合で2分4敗。この敗戦で最下位に落ちた。 別の視点 ─ 本人は「重圧は子どもの頃から人生の一部で、好きだ」と語り、17日の本拠地ハル・シティ戦を「決勝」と呼んだ。就任は7月7日で、契約は2029年夏まである15, 29, 82。
マイケル・キャリック (マンチェスター・ユナイテッド)4.2プラン適合 先発の変更はレニー・ヨロとアマド・ディアロの2人。前半のシュートは1本、xGは0.05だった。 交代の効果 59分に3人を替え、ムベウモを右へ移して内へ入る自由を与えた。14分後に先制している。 試合中の修正 78分から1人多くなったが、追加時間2分に追いつかれた。 効いた点 初出場のカルロス・バレバ。ゲーリー・ネヴィル氏は「入ってから中盤の活力が増した」と見た。 効かなかった点 6試合で勝点6は1986-87季以来の少なさ。今季のリーグ戦は6試合すべてで失点している。 別の視点 ─ ジェイミー・レドナップ氏は「戦力が足りない。キャリックには助けが要る」と、監督よりも編成に矛先を向けた。本人は「勝点の数に満足していない。その現実から目を背けるつもりはない」と述べている7, 8, 83, 84, 85, 86。
10JAPANESE PLAYERS 今日の日本人選手対象17試合に関わる日本人選手は13人で、うち8人が出場した。プレミアリーグの3人はいずれも先発。チャンピオンシップでは旗手怜央が1得点1アシスト、森下龍矢が1アシストを記録している。三笘薫、大橋祐紀、斉藤光毅はメンバーに入らなかった11, 19, 20, 43。
JAPAN SPOTLIGHT旗手怜央
加入5試合目の初得点と先制点のアシストで、チームの21試合ぶりの勝利に貢献
13分、バーンリーが高い位置の圧力でボールを奪うと、旗手がそれを拾ってブルーン・ラーセンへ渡し、先制点が生まれた。25分にはピレスの折り返しに合わせ、カーブをかけたシュートで決めた。スカイは「広いスペースを与えられ、15ヤードから狙いすました」と描写した11, 47。
前半の3得点でバーンリーが試合の主導権を握った。バーンリーは今季9試合目での初勝利で、Optaの集計ではリーグ戦21試合ぶりの白星になる。スカイは記事の見出しでも旗手の活躍を取り上げた。ニッキー・ヘイエン監督は「ヤコブ、怜央、マーカスに今季初得点が生まれたのは良い瞬間だ」と話している12, 47, 87。
9月1日にセルティックから3年契約で加わり、5日のブリストル・シティ戦でデビューして先制点をお膳立てした。その後は途中出場が2試合。ダービー戦に続く2試合連続の先発で、フル出場は今回が初めてになる。フットモブの集計ではインターセプト3回、デュエルは3勝7敗。次は中2日で迎える13日の本拠地チャールトン戦。先発を続けられるかが注目点になる48, 88, 89, 90。
LOCAL EYE ─ 英国現地から
鈴木彩艶 / ASTON VILLA 公式 ─ 9月のクラブ月間最優秀選手、中断明けは2失点ヴィラ公式は9月29日、鈴木彩艶をクラブの9月度月間最優秀選手に選んだと発表した。ファン投票の70%を集めている。代表ではエクアドル戦で、30試合目にして17度目の無失点を記録した。この日はシャーデのボレーを止め、ブレントフォード公式から「見事なセーブ」と評された。一方で2失点を喫した。エメリ監督によれば、ヴィラは今季、本拠地のリーグ戦3試合でまだ勝てていない23, 24, 91, 92。
前田大然 / IPSWICH TOWN 公式 ─ 右で2度抜け出すも、クロスに受け手がいなかったイプスウィッチ公式は前半の前田を「右のスペースへ良い動きで2度ほど抜けたが、味方が攻撃に加われず、クロスに合わせる選手がいなかった」と書いた。出場停止のファタウ・イサハクに代わる右ウイングでの先発だった。75分にはセセニョンとの接触で倒れ、PA通信によればホーム側は激しく抗議したが、主審もVARもPKを取っていない。81分に退き、チームはその後の2点で逆転した16, 81, 93。
田中碧 / LEEDS UNITED 公式 ─ 53分の強打はラヤに阻まれ、逆転された直後に交代リーズ公式は田中の一撃を「矢のような強打」と書いた。ファルケ監督の談話を伝える記事も、ハーフタイムを挟んでラヤに好セーブを強いた2人のうちの1人に挙げている。先制の2分前の場面だった。36分に警告を受け、1-2にされた直後の71分にハリー・ウィルソンと交代。代表の4試合に続く、17日間で5試合目の出場だった2, 5, 94。
ALL JAPANESE PLAYERS ─ 全選手の出場記録
選手 クラブ 出場 今日のポイント 次に見る点 旗手怜央 バーンリー 先発90分 13分にアシスト、25分に得点。パス成功33本、敵陣の最後の3分の1へのパス4本48。 13日の本拠地チャールトン戦。中2日で先発を続けるか。 森下龍矢 ブラックバーン 先発63分 右の2列目で先発し、38分にクロスで2点目をアシスト。後半、治療で試合が止まった後に交代した43, 95。 13日の敵地ブリストル・シティ戦。交代時の状態と、中2日での起用。 鈴木彩艶 アストン・ヴィラ 先発90分 セーブ3、2失点。受けた枠内シュートのxGOTは0.59だった。ロングボールは8本を通している26。 14日のチャンピオンズリーグ、本拠地フェネルバフチェ戦。 前田大然 イプスウィッチ 先発81分 右ウイングで敵陣PA内タッチ7回、スプリント18回。シュートは0本で、クロス成功は1本30。 17日の敵地マンチェスター・シティ戦。右の先発を続けるか。 田中碧 リーズ 先発71分 中盤でアンパドゥと並び、タッチ31回、走行8.9km。枠内シュート1本、警告122, 96。 18日の本拠地マンチェスター・ユナイテッド戦。連戦の後も先発を保てるか。 岩田智輝 バーミンガム 先発90分 7分にCKの流れから3本続けてシュート。タックル4回、パス成功37本で無失点の勝利に関わった40, 71。 13日の本拠地プレストン戦。最下位を相手に連勝できるか。 平河悠 ブリストル・シティ 先発65分 右ウイングで先発。15分ごろにバックパスを奪いかけたが、GKとの交錯は反則なしの判定だった35, 36。 13日の本拠地ブラックバーン戦。森下との対戦になる。 伊藤敦樹 ボルトン 途中45分 ハーフタイムに「より攻撃的な中盤の選択肢」として投入された。シュート2本、チャンス創出2回45, 46。 13日の敵地ウォルヴァーハンプトン戦。2試合続いた途中出場から先発へ戻るか。 三笘薫 ブライトン メンバー外 5月にハムストリングを手術した。ヒュルツェラー監督は試合前、「近づいているが、まだ万全ではない」と説明している32, 97。 18日の本拠地クリスタル・パレス戦。メンバーに戻るか。 大橋祐紀 ブラックバーン メンバー外 8月25日に痛めたハムストリングからの復帰途上。モウブレイ監督は8日、「あと2週間ほど」と見通しを示した98, 99。 17日の敵地ウェスト・ブロムウィッチ戦以降。練習への合流時期。 斉藤光毅 QPR メンバー外 9日のウェストハム戦は20人に名前が無かった。理由は公表されていない100。 14日の本拠地ダービー戦。メンバーに戻るか。 次田夏樹 ミルウォール メンバー外 トップの20人には入らなかった。9日のU21プレミアリーグ・カップ、ウェストハム戦(1-0)に先発し、2本のシュートを放っている101, 102。 13日の本拠地スウォンジー戦。トップのベンチに入るか。 ルーク・ローリングス ウォルヴァーハンプトン メンバー外 トップの20人には入らなかった。9日のU21プレミアリーグ・カップ、フリートウッド戦(1-1)に主将として先発し、60分までプレーした103, 104。 13日の本拠地ボルトン戦。トップのメンバー入りとU21の出場を追う。 この2日間に試合を行った12クラブに、日本人選手13人が所属している。次田はU21の試合で開始10分以内と残り20分ごろに1本ずつシュートを打ち、ローリングスのCKからは味方のボレーがバーを叩いた。ウォルヴァーハンプトン公式が伝えた今回の代表ウィークのU21からの招集は2人で、ローリングスは含まれていない。クリスタル・パレスの鎌田大地と冨安健洋、ハル・シティの守田英正、リバプールの遠藤航、サウサンプトンの松木玖生は11日、コベントリーの坂元達裕は12日に試合がある55, 102, 104, 105, 106。
11INJURY & SUSPENSION WATCH 負傷・出場停止ウォッチこの2日間の退場者は3人。ブライトンのストライク、トッテナムのベンタンクール、2部ストークのタロヴィエロフである。負傷者では、代表ウィーク中や中断明けの練習で痛めた選手が目立った17, 18, 34。
選手 クラブ 事由 情報源 復帰見込み 影響する試合 三笘薫 ブライトン 5月に手術したハムストリングからの復帰過程にあり、サンダーランド戦はメンバー外だった。 公式 監督は試合前、「近づいているが、まだ万全ではない。早くメンバーに戻ってほしい」と話した32。 18日のクリスタル・パレス戦。 大橋祐紀 ブラックバーン 8月25日のシェフィールド・ユナイテッド戦でハムストリングを痛め、離脱が続く。 公式 モウブレイ監督は8日、「あと2週間ほどだと思う。芝の上には出ている」と述べた98, 99。 17日のウェスト・ブロムウィッチ戦以降。 森下龍矢 ブラックバーン カーディフ戦の後半、治療のために試合が止まり、63分に交代した。 記録 状態についての発表は確認できていない43, 95。 13日のブリストル・シティ戦。 ピエロ・インカピエ アーセナル リーズ戦の後、控え選手らと行ったランニング中に足首を痛め、支えられてピッチを出た。 報道 スタンダードによれば、48時間かけて状態を見る107。 13日のチャンピオンズリーグ、リール戦。 リース・ジェームズ チェルシー 試合前日の練習で膝を痛め、ボーンマス戦のメンバーから外れた。 報道 アロンソ監督は「離脱の長さを確かめる必要がある。週ごとに状態を見る」と話した80。 17日のエバートン戦。 ケビン・シャーデ ブレントフォード 前半に不自然な形で落ちて肩を痛め、52分に交代した。 報道 アンドリュース監督は「数日のうちに状態を確かめる」としている108。 17日のリバプール戦。 マッテオ・ルッジェーリ アストン・ヴィラ ハムストリングの問題で、ハーフタイムに交代した。 報道 見通しは示されていない。イアン・マートセンも離脱中で、本職の左サイドバックがいない24。 14日のチャンピオンズリーグ、フェネルバフチェ戦。 アレックス・スコット ボーンマス イングランド代表の活動中に腱を痛め、チェルシー戦を欠場した。 報道 マルコ・ローゼ監督は、離脱を4〜5週間と説明している109。 18日のサンダーランド戦を含む今後の数試合。 ブライアン・ブロビー サンダーランド オランダ代表のドイツ戦でハムストリングを痛め、ブライトン戦を欠場した。 公式 復帰の時期は示されていない。ダン・バラードも同じ箇所の負傷で「数週間」とされる110, 111。 18日のボーンマス戦。 ロドリゴ・ベンタンクール トッテナム 78分、乱暴な行為で退場した。 記録 出場停止の試合数は発表されていない34。 19日のコベントリー戦。 パスカル・ストライク ブライトン 57分、決定的な得点機会の阻止で退場した。 記録 出場停止の扱いは発表されていない。監督は判定を「厳しい」と述べた17, 67。 18日のクリスタル・パレス戦。 12NEXT UP 次に見るべき試合第6節は11日に3試合、12日に1試合を残す。13日からはチャンピオンズリーグとチャンピオンシップの平日開催が重なり、多くのクラブが中2〜3日で次の試合を迎えることになる55, 62, 106, 107。
Premier League 10/11 (Sun)リバプール vs マンチェスター・シティ
首位と7位が当たる。シティは開幕5連勝、アンドニ・イラオラ監督のリバプールは2勝3分で、両チームとも今季のリーグ戦では無敗だ。シティにとっては、独立委員会が財務規則の重大な違反を認定してから初の試合になる。エンツォ・マレスカ監督は9日、上訴で「勝つ」と述べた6, 29。
Champions League 10/13 (Tue)アーセナル vs リール
リーズ戦から中2日で迎える本拠地の一戦。アルテタ監督は、火曜と日曜に試合が続くことを踏まえて出場時間を管理していると話した。控えの守備選手インカピエは足首の状態を確認しており、同点弾を決めたカラフィオーリの起用法が焦点になる4, 107。
13FLEET STREET 英国現地紙・ファンの論調英国紙が取り上げたのは、マンチェスター・ユナイテッドが再びリードを守れなかったことと、トッテナムの監督が退場選手にキスをしたことだった。フラムの新監督には、終盤の采配への批判が向けられた8, 15, 70。
PRESS VIEW ─ 英国現地紙の論調
THE INDEPENDENT ─ 「繰り返される、懸念すべき傾向」インディペンデントのリチャード・ジョリー記者は、ユナイテッドがエバートン戦、ブライトン戦に続いてリードを失ったことを繰り返される問題として指摘した。前半のシュートは1本でxGは0.05。今季のリーグ戦は6試合すべてで失点している。先制点と数的優位を手にしながら、未勝利の相手に追いつかれたと同記者は書く8, 86。
別の見方 ─ スカイのローラ・ハンター記者は、どちらの監督も満足しない結果としつつ、トッテナムの置かれた状況のほうが「より深刻」だと書いた。リーグ戦は5月から勝てていない7。
THE STANDARD ─ 退場者へのキスをどう読むかスタンダードのサム・タブトー記者は、退場したベンタンクールに1点を付け、デ・ゼルビ監督の反応を「奇妙」と表現した。監督は「退場は正しいやり方ではないが、負けを受け入れない反応が要る。フットボールは気持ちだ」と述べ、ロッカーで本人にキスをしたという。同記者は別の記事で、内容が結果を上回ってきたトッテナムに足りないのは、最後の3分の1での非情さだと指摘している68, 70, 112。
別の見方 ─ 一方、スタンダードが引用したネヴィル氏の中継での発言は対照的だった。「この時間帯の規律の欠如は、デ・ゼルビ監督にとって最も要らないものだ」34。
SKY SPORTS ─ アルベロア監督は「早く学ばなければならない」スカイはフラムの逆転負けを、アルベロア監督の采配の問題として論じた。終盤に引いた判断はイプスウィッチに圧力をかける余地を与え、フィジカルの強さが求められる時間帯に、体格の小さいアンヘルを初出場させた交代は「タイミングの悪い賭けのような交代」だったと書く。最高水準での指揮には戦術を立てるだけでなく、リーグ特有の激しい競り合いや試合の流れの変化に対応する力が必要だ、という指摘である15。
別の見方 ─ オニール監督は勝因として自チームの働きを強調した。「最後の20分は相手より走れていた。90分を通して、我々のほうが良いチームだった」15, 75。
FAN PULSE ─ 現地サポーターの反応
複数の独立したファンの反応について、十分な裏付けを確認できていない。
WATCH NEXTマドゥエケは左ウイングで両チーム最多のチャンスを作り、アルテタ監督は「選ばないという選択肢を残してくれなかった」と認めた。ツォリスが戻るまで、左はマドゥエケとエゼのどちらが務めるのか。リーズ戦から中2日、13日のリールとのチャンピオンズリーグで最初の答えが出る。
14EXTRA TIME 今日の小話FKをめぐる2人のやり取り、スタンドが1つ工事中の競技場、そして15年ぶりに復活した横断幕を紹介する。
「決めたら、どっちのコーナーで祝う?」
70分のFKはパーマーが自分で得たものだったが、蹴ったのはヘンダーソンだった。代表ウィーク中に、セットプレーコーチのオースティン・マクフィー氏と練習していたという79。本人によれば、マクフィー氏が「あれをやる」と決め、ロジャースは不満げだったが、最後は「じゃあどうぞ」。パーマーは「決めたら、どっちのコーナーで祝う?」と尋ね、ヘンダーソンは右と答えてから決めた28, 79。
15TOMORROW'S FIXTURES 明日の試合予定11 Oct (Sun) の試合日程を紹介する。プレミアリーグ第6節の3試合と、チャンピオンシップ第9節の1試合の計4試合が行われる。チャンピオンズリーグ、カラバオ杯、FAカップはこの日に試合がない21, 55, 106。
注目の一戦 ─ リバプール vs マンチェスター・シティ(10/12 00:30 JST)
首位と7位の対戦になる。シティは開幕から5連勝、リバプールは2勝3分で、両チームとも今季のリーグ戦では無敗だ。シティにとっては、独立委員会に財務規則の重大な違反を認定されてから最初の試合にあたる。前日にアーセナルが勝点15で並んでおり、首位の座がかかる。リバプールには遠藤航が在籍する6, 29。
PREMIER LEAGUE ─ 第6節
ホーム KICK OFF (JST) アウェイ 注目点 クリスタル・パレス 10/11 22:00 ノッティンガム・フォレスト 鎌田大地と冨安健洋のパレス、15位と13位の対戦 ハル・シティ 10/11 22:00 エバートン 守田英正のハル・シティが、5試合無敗のエバートンを迎える リバプール 10/12 00:30 マンチェスター・シティ 遠藤航のリバプール、開幕5連勝の首位との無敗対決 EFL CHAMPIONSHIP ─ 第9節
ホーム KICK OFF (JST) アウェイ 注目点 サウサンプトン 10/11 20:00 ポーツマス 松木玖生のサウサンプトン、勝点4の減点を抱えて16位 11 Oct (Sun) に対象5大会で予定されているのは上記の4試合。12日(月)にはプレミアリーグ第6節の最後の1試合、コベントリー対ニューカッスル(日本時間13日04:00開始)があり、坂元達裕がコベントリーに在籍する。55, 106。
補SOURCES 出典脚注は本文の主張に対応する。得点・交代・退場の時刻は、各クラブ公式の試合記事とスカイ・スポーツの試合記事を突き合わせ、割れた場合はスカイに揃えた。チームスタッツ(支配率、シュート、枠内シュート、敵陣PA内タッチ、xG、xGOT)、個人記録、評価点、ショットマップ上の位置はフットモブによる。順位はスカイ・スポーツの順位表を、プレミアリーグ公式の試合データと照合した。節の前の順位は同データによる。FAカップ予選の件数は、FA公式の日程・抽選記事と、試合データ配信の日別一覧で数えた。配信記事は発信元の媒体名と署名記者を先に記した。英語の記事と会見の引用は本紙の訳。
- Sky Sports, Sam Blitz, Arsenal 2-1 Leeds: Match Report & Highlights, 2026.10.10 ↩
- Leeds United, Leeds United run Premier League champions Arsenal close in tight Emirates defeat, 2026.10.10 ↩
- Arsenal FC, Report: Arsenal 2-1 Leeds United, 2026.10.10 ↩
- Arsenal FC, Every word of Arteta’s post-Leeds press conference, 2026.10.10 ↩
- Leeds United, Daniel Farke’s mixed emotions and half-time message as Leeds lose narrowly at Arsenal, 2026.10.10 ↩
- Sky Sports, Man City charges: Manchester United fans take aim at rivals with return of famous ticker banner, 2026.10.10 ↩
- Sky Sports, Laura Hunter, Man Utd 1-1 Spurs: Match Report & Highlights, 2026.10.10 ↩
- The Independent, Richard Jolly, The consistent and concerning trend that should worry Manchester United, 2026.10.10 ↩
- Sky Sports, Peter Smith, Chelsea 5-1 Bournemouth: Match Report & Highlights, 2026.10.10(ヘンダーソンの年長記録は、記事に埋め込まれたOptaの投稿(10月10日付。同意画面の後に表示される)による) ↩
- FotMob, Chelsea vs AFC Bournemouth ─ Match, 2026.10.11取得(チームスタッツ・xG・ショットマップ・選手別記録・評価点) ↩
- Burnley FC, Match Report: Watford 0-4 Burnley, 2026.10.10 ↩
- EFL(Opta), Sky Bet Championship: Post-match stat pack, 2026.10.10 ↩
- Sky Sports, Championship talking points: Swansea’s fine start, West Ham’s attacking prowess and Burnley misery reviewed, 2026.9.25 ↩
- Sky Sports, EFL Championship Table, 2026.10.11取得(更新表示 10月10日) ↩
- Sky Sports, Ipswich 2-1 Fulham: Match Report & Highlights, 2026.10.10 ↩
- Ipswich Town FC, Town 2 Fulham 1, 2026.10.10 ↩
- Sky Sports, Richard Morgan, Sunderland 0-2 Brighton: Match Report & Highlights, 2026.10.10 ↩
- Sky Sports, Bolton 1-2 Stoke: Match Report & Highlights, 2026.10.10 ↩
- Sky Sports, Premier League Results, 2026.10.11取得(10月10日の6試合。プレミアリーグ公式の試合データ(第6節)と件数が一致) ↩
- Sky Sports, Championship Results, 2026.10.11取得(10月9日の1試合と10日の10試合) ↩
- The FA, The Emirates FA Cup ─ Round dates, 2026.10.11取得 ↩
- FotMob, Arsenal vs Leeds United ─ Match, 2026.10.11取得(チームスタッツ・xG・ショットマップ・選手別記録・評価点) ↩
- Brentford FC, Aston Villa 2 Brentford 2: Kristoffer Ajer and Yehor Yarmoliuk score in Premier League draw, 2026.10.10 ↩
- Sky Sports, Adam Bate, Aston Villa 2-2 Brentford: Match Report & Highlights, 2026.10.10 ↩
- Aston Villa FC, Aston Villa 2-2 Brentford, 2026.10.10 ↩
- FotMob, Aston Villa vs Brentford ─ Match, 2026.10.11取得(チームスタッツ・xG・ショットマップ・選手別記録・評価点) ↩
- The Independent, Andy Sims, Jordan Henderson rolls back the years as Chelsea blow away Bournemouth, 2026.10.10(PA通信の配信記事。スタンダードにも同文で掲載) ↩
- Chelsea FC, Match report: Chelsea 5-1 Bournemouth, 2026.10.10 ↩
- Sky Sports, Premier League Table, 2026.10.11取得(更新表示 10月10日。プレミアリーグ公式の試合データと照合) ↩
- FotMob, Ipswich Town vs Fulham ─ Match, 2026.10.11取得(チームスタッツ・xG・ショットマップ・選手別記録・評価点) ↩
- Brighton & Hove Albion, Bruce Talbot, Report: Sunderland 0 Albion 2, 2026.10.10 ↩
- Brighton & Hove Albion, Sunderland team news: Dunk back, Hinshelwood being assessed, 2026.10.9(試合前の監督会見) ↩
- FotMob, Sunderland vs Brighton & Hove Albion ─ Match, 2026.10.11取得(チームスタッツ・xG・ショットマップ・選手別記録・評価点) ↩
- The Standard, Arthur Ferridge, Why Rodrigo Bentancur was sent off as tempers flared in Man Utd vs Tottenham, 2026.10.10 ↩
- Sky Sports, Charlton 1-1 Bristol City: Match Report & Highlights, 2026.10.10 ↩
- Bristol City FC, Emily Poole, Report: Charlton Athletic 1-1 Bristol City, 2026.10.10 ↩
- FotMob, Charlton Athletic vs Bristol City ─ Match, 2026.10.11取得(チームスタッツ・xG・ショットマップ・選手別記録・評価点) ↩
- Sky Sports, West Brom 0-1 Birmingham: Match Report & Highlights, 2026.10.10 ↩
- Birmingham City FC, Blues secure third away league win with victory over West Brom, 2026.10.10 ↩
- Sky Sports, West Brom vs Birmingham: Live Commentary, 2026.10.10(文字速報) ↩
- Sky Sports, Blackburn 2-1 Cardiff: Match Report & Highlights, 2026.10.10 ↩
- Blackburn Rovers, Mowbray: We were rewarded for our positive display, 2026.10.10 ↩
- Blackburn Rovers, Report: Rovers 2-1 Cardiff City, 2026.10.10 ↩
- FotMob, Blackburn Rovers vs Cardiff City ─ Match, 2026.10.11取得(チームスタッツ・xG・ショットマップ・選手別記録・評価点) ↩
- Bolton Wanderers FC, Pete Oliver, Match Report | Wanderers 1 Stoke City 2, 2026.10.10 ↩
- FotMob, Bolton Wanderers vs Stoke City ─ Match, 2026.10.11取得(チームスタッツ・xG・ショットマップ・選手別記録・評価点) ↩
- Sky Sports, Watford 0-4 Burnley: Match Report & Highlights, 2026.10.10 ↩
- FotMob, Watford vs Burnley ─ Match, 2026.10.11取得(チームスタッツ・xG・ショットマップ・選手別記録・評価点) ↩
- Sky Sports, Dan Long, West Ham 1-1 QPR: Match Report & Highlights, 2026.10.9 ↩
- Sky Sports, Swansea 2-1 Norwich: Match Report & Highlights, 2026.10.10 ↩
- Sky Sports, Derby 1-1 Wrexham: Match Report & Highlights, 2026.10.10 ↩
- Sky Sports, Middlesbrough 1-0 Wolves: Match Report & Highlights, 2026.10.10 ↩
- Sky Sports, Preston 0-1 Millwall: Match Report & Highlights, 2026.10.10 ↩
- Sky Sports, Sheff Utd 3-0 Lincoln: Match Report & Highlights, 2026.10.10 ↩
- Sky Sports, Championship Fixtures, 2026.10.11取得 ↩
- The FA, SE Dons and Tadley Calleva continue their fairytale Emirates FA Cup runs, 2026.10.3 ↩
- The FA, Emirates FA Cup fourth round qualifying draw made, 2026.10.5 ↩
- Football Web Pages, Emirates FA Cup Third Qualifying Round | Brentwood Town 3 – 1 Dagenham & Redbridge, 2026.10.11取得(名簿が公開されている試合の例。ホーム側の17人を掲載し、アウェー側は未掲載) ↩
- The Standard, Matt Verri, Mikel Arteta explains Noni Madueke U-turn as Eberechi Eze snubbed in Arsenal win, 2026.10.10 ↩
- The Standard, Matt Verri, Arsenal player ratings vs Leeds: Four 8/10’s as summer signing steps up and wildcard proves vital to attack, 2026.10.10 ↩
- Sunderland AFC, Le Bris: We must stick to our plan and fight, 2026.10.10 ↩
- Aston Villa FC, Emery reflects on ‘tough match’, 2026.10.10 ↩
- The Standard, Dom Smith, Chelsea player ratings vs Bournemouth: Summer signing stuns but another debutant poor, 2026.10.10 ↩
- The Standard, Dom Smith, Xabi Alonso proves Chelsea progress as new superpower rears head in Bournemouth rout, 2026.10.10 ↩
- AFC Bournemouth, AFC Bournemouth, Cherries beaten at Stamford Bridge, 2026.10.10 ↩
- FotMob, Abdoul Ouattara ─ Player, 2026.10.11取得(生年月日、加入日、今季の出場記録) ↩
- Brighton & Hove Albion, Bruce Talbot, Reaction: Fabian Hurzeler delighted with Albion’s togetherness, 2026.10.10 ↩
- The Standard, Sam Tabuteau, Tottenham player ratings vs Manchester United: Six 8/10’s but Rodrigo Bentancur lets side down, 2026.10.10 ↩
- FotMob, Manchester United vs Tottenham Hotspur ─ Match, 2026.10.11取得(チームスタッツ・xG・ショットマップ・選手別記録・評価点) ↩
- The Standard, Sam Tabuteau, Roberto De Zerbi reveals bizarre reaction to Rodrigo Bentancur red card in Tottenham draw, 2026.10.10 ↩
- FotMob, West Bromwich Albion vs Birmingham City ─ Match, 2026.10.11取得(チームスタッツ・xG・ショットマップ・選手別記録・評価点) ↩
- Bolton Wanderers FC, Pete Oliver, Schumacher | Didn’t Deserve Better, 2026.10.10 ↩
- FotMob, Swansea City vs Norwich City ─ Match, 2026.10.11取得(チームスタッツ・xG・ショットマップ・選手別記録・評価点) ↩
- The Standard, Arthur Ferridge, Dom Smith, Chelsea vs Bournemouth LIVE: Premier League result, latest updates and fan reaction, 2026.10.10(試合速報。Optaの記録の引用を含む) ↩
- Ipswich Town FC, Gary proud of his players after comeback win, 2026.10.10 ↩
- Chelsea FC, Xabi Alonso on a complete performance and Henderson’s ‘two beauties’, 2026.10.10 ↩
- Chelsea FC, Jordan Henderson(選手紹介), 2026.10.11取得 ↩
- Chelsea FC, Jordan Henderson on making his Chelsea debut at Brentford, 2026.9.18 ↩
- Chelsea FC, Henderson on his dream home debut and free-kick inspiration, 2026.10.10 ↩
- The Standard, Dom Smith, Chelsea: Xabi Alonso issues Reece James injury update as new worry revealed, 2026.10.10 ↩
- Ipswich Town FC, Team News | Fulham (H), 2026.10.10 ↩
- Fulham FC, Álvaro Arbeloa appointed Fulham Head Coach, 2026.7.7 ↩
- Sky Sports, Gary Neville, Gary Neville warns Man Utd players to ‘get a grip’ or face a worrying few weeks after draw with 10-man Spurs, 2026.10.10 ↩
- The Standard, Oli Gent, Brutal Manchester United verdict delivered as Michael Carrick’s problems grow after Tottenham draw, 2026.10.10 ↩
- Manchester United, Carrick names team for Tottenham test, 2026.10.10(先発の変更は2人(ヨロ、アマド)と記載) ↩
- FotMob, Manchester United ─ Team (Fixtures), 2026.10.11取得(今季リーグ戦6試合の結果。全試合で失点) ↩
- Burnley FC, Hayen’s Post-Match Points: Watford, 2026.10.10 ↩
- Burnley FC, Burnley Secure Hatate Signature, 2026.9.1 ↩
- Burnley FC, Match Report: Burnley 1-2 Bristol City, 2026.9.5 ↩
- Burnley FC, Match Report: Burnley 1-1 Derby County, 2026.9.19 ↩
- Aston Villa FC, Suzuki wins Player of the Month, 2026.9.29 ↩
- Aston Villa FC, Suzuki keeps a clean sheet for Japan, 2026.10.1 ↩
- The Independent, George Sessions, Ipswich score two late goals to claim dramatic victory against Fulham, 2026.10.10(PA通信の配信記事。スタンダードにも同文で掲載) ↩
- Leeds United, Tanaka helps Blue Samurai to Kirin Cup success, 2026.10.6(日付は記事の内容による) ↩
- Sky Sports, Blackburn vs Cardiff: Live Commentary, 2026.10.10(文字速報) ↩
- Leeds United, Line-ups announced at the Emirates Stadium, 2026.10.10 ↩
- Brighton & Hove Albion, Successful surgery for Mitoma, 2026.5.26 ↩
- Hayters, Eddie Lyons, Mowbray confirms Blackburn injury blow and provides fitness update on several others, 2026.8.28 ↩
- Blackburn Rovers, Wide pair available for Bluebirds battle, 2026.10.8 ↩
- West London Sport, James Paterson, Charles’ late penalty save earns QPR a point at West Ham, 2026.10.9 ↩
- Millwall FC, The Lions’ line-up from Deepdale, 2026.10.10 ↩
- Millwall FC, Under 21s defeat West Ham, 2026.10.9 ↩
- Wolverhampton Wanderers FC, Report | Middlesbrough 1-0 Wolves, 2026.10.10(先発11人と控え9人) ↩
- Wolverhampton Wanderers FC, U21 Report | Wolves 1-1 Fleetwood, 2026.10.9 ↩
- Wolverhampton Wanderers FC, Walker | ‘It’s looking positive for the future of our players’, 2026.9.25(記事に埋め込まれたクラブのアカデミー公式の投稿(9月21日付)に、代表ウィークのU21からの招集2人が載る) ↩
- Sky Sports, Premier League Fixtures, 2026.10.11取得 ↩
- The Standard, Matt Verri, Arsenal get new injury concern as Piero Hincapie ‘carried off’ after Leeds win, 2026.10.10 ↩
- The Standard, Arthur Ferridge, Keith Andrews issues Kevin Schade injury update as Brentford get double blow, 2026.10.10 ↩
- Sky Sports, Bournemouth transfers, latest news, rumours and gossip: Live updates, goals and highlights, 2026.10.10(クラブ別の速報欄。ローゼ監督の談話) ↩
- Sunderland AFC, Le Bris provides latest Ballard, Brobbey and Diarra updates, 2026.10.8 ↩
- Sunderland AFC, Le Bris makes three Sunderland changes, 2026.10.10 ↩
- The Standard, Sam Tabuteau, Tottenham must harness new-found momentum to solve familiar problem, 2026.10.10 ↩
注NAME NOTES 表記注記以下の固有名詞は日本語表記の確認が済んでおらず、暫定表記としている。( )内は原綴り。確認できた名前は、この注記から外す。
選手・監督ジェームズ・ジャスティン(James Justin)、ダラ・オシェイ(Dara O’Shea)、ガブリエル・グズムンドソン(Gabriel Gudmundsson)、イェホル・ヤルモリュク(Yehor Yarmoliuk)、アブドゥル・ワタラ(Abdoul Ouattara)、マキシム・デ・カイパー(Maxim De Cuyper)、パスカル・ストライク(Pascal Struijk)、ジョルジニオ・ルター(Georginio Rutter)、ジャウエン・ハジャム(Jaouen Hadjam)、カーラン・グラント(Karlan Grant)、タイリース・キャンベル(Tyreece Campbell)、アーサー・オコンクォ(Arthur Okonkwo)、ドム・バラード(Dom Ballard)、アウネ・ヘッゲボー(Aune Heggebo)、アウグスト・プリスケ(August Priske)、ナット・フィリップス(Nat Phillips)、アンドリ・グジョンセン(Andri Guðjohnsen)、ダポ・アフォラヤン(Dapo Afolayan)、カラム・ロビンソン(Callum Robinson)、マクシム・タロヴィエロフ(Maksym Talovierov)、ラミン・シセ(Lamine Cissé)、ベン・ウィルモット(Ben Wilmot)、ヤコブ・ブルーン・ラーセン(Jacob Bruun Larsen)、アレッシオ・ディオニージ(Alessio Dionisi)、アダム・アイダ(Adam Idah)、オリー・ラスボーン(Oliver Rathbone)、ウィル・ランクシャー(Will Lankshear)、ジェイデン・ボーグル(Jayden Bogle)、タリク・ムハレモビッチ(Tarik Muharemović)、オリビエ・ボスカーリ(Olivier Boscagli)、カラランボス・コストゥーラス(Charalampos Kostoulas)、ジェイドン・アンソニー(Jaidon Anthony)、ゴンサロ・ガルシア(Gonzalo García)、ジョシュ・キング(Josh King)、マイルズ・リーバーン(Miles Leaburn)、ハーヴェイ・ニブス(Harvey Knibbs)、コナー・コベントリー(Conor Coventry)、ジェイデン・フェブリエ(Jayden Fevrier)、ネイサン・トロット(Nathan Trott)、イーサン・ガルブレイス(Ethan Galbraith)、サム・ダルビー(Sam Dalby)、ブラニミル・ムラチッチ(Branimir Mlačić)、ヨハン・マンザンビ(Johan Manzambi)、イブラヒム・ムバイェ(Ibrahim Mbaye)、アブドゥル・ファタウ・イサハク(Abdul Fatawu Issahaku)、フリストス・ツォリス(Christos Tzolis)、マッテオ・ルッジェーリ(Matteo Ruggeri)、ダン・バラード(Dan Ballard)
クラブ・競技場ザ・ヴァレー(The Valley)、ザ・ホーソンズ(The Hawthorns)、タフシート・コミュニティ・スタジアム(Toughsheet Community Stadium)、フリートウッド(Fleetwood Town)
記者・解説者ほかマット・ヴェリ(Matt Verri)、サム・ブリッツ(Sam Blitz)、アダム・ベイト(Adam Bate)、ドム・スミス(Dom Smith)、サム・タブトー(Sam Tabuteau)、アンディ・シムズ(Andy Sims)、リチャード・ジョリー(Richard Jolly)、ローラ・ハンター(Laura Hunter)、オースティン・マクフィー(Austin MacPhee)
PREMIER LEAGUE DAILY
9–10 Oct (Fri–Sat) の試合 / 発行 2026.10.11 JST -
[特別号] ケインがシルトンの最多出場に並び2得点、イングランドがチェコに3-0
PREMIER LEAGUE DAILY 2026.10.7|SPECIAL ISSUE ─ イングランド vs チェコ SPECIAL ISSUE ─ ENGLAND NATIONAL TEAM
PREMIER LEAGUE DAILY
SPECIAL ISSUE ケイン、代表125試合目で2得点
シルトンの最多出場に並び、チェコに3-0THE STORY OF THE DAYイングランドはUEFAネーションズリーグの第4節で、ウェンブリーにチェコを迎えて3-0で勝った。主将のハリー・ケインは代表125試合目を迎え、ピーター・シルトンの持つ男子代表の最多出場記録に並んだ1, 2。27分、右のタッチライン際へ流れたケインのクロスを、チェコの主将ヴラディミール・ツォウファルがスライディングで自陣のゴールへ蹴り込み、イングランドが先制した。ケインは40分にモーガン・ロジャースのダイレクトのクロスを決め、57分にはルイス・ホールのCKに頭で合わせた1, 3, 4。ケインは代表通算91得点となり、今大会の得点ランキングでも6点で単独首位に立った5, 6。
2点目は、エリオット・アンダーソンからロジャース、ケインまで、すべてワンタッチでつないだ得点だった。トゥヘル監督は「相手陣内の深い位置へワンタッチでつなぐサッカー」と評し、ケインもロジャースのダイレクトのクロスを「これ以上ないもの」とたたえた1, 5, 7。チェコは4戦全敗となり、この試合の枠内シュートは0本。スペイン人のサンティ・デニア監督は「最悪の内容だった」と認めつつ、「疑いは無い。これが我々の選んだ道だ」と話した1。
English
England beat Czechia 3-0 at Wembley in their fourth Nations League game. Captain Harry Kane won his 125th cap and equalled Peter Shilton’s record for the most appearances for the men’s team. In the 27th minute, Kane drifted out to the right touchline and crossed, and Czechia captain Vladimír Coufal slid the ball into his own net. Kane then scored from Morgan Rogers’ first-time cross in the 40th minute and headed in Lewis Hall’s corner in the 57th. He now has 91 England goals and is the top scorer in this Nations League on his own with six.
The second goal was played with one touch all the way, from Elliot Anderson to Rogers to Kane. Thomas Tuchel called it one-touch football into a deep area, and Kane said Rogers’ first-time cross was as good as it gets. Czechia have now lost all four games and did not have a single shot on target. Their Spanish coach Santi Denia admitted it was their worst performance, but said: “We have no doubts. This is the way that we’ve chosen.”
ヒント
「ケインがシルトンと同じページに並ぶ」という意味。same page はここでは記録帳の同じページで、2人の代表出場数が125試合で並んだことを表しています。
ヒント
「チェコの主将が、イングランドに最初の得点をもたらす」という意味。goal account は、得点の記録を「口座」に見立てた言い方で、ここではオウンゴールが先制点になったことを表します。
ヒント
「ケインが、自分の得点を二つ書き加える」という意味。of his own は「彼自身の」で、ケイン本人が決めた2得点を指します。
ヒント
「記録を残す作業に、2得点も付いてきた」という意味。paperwork は「書類仕事」で、ここでは記録を残す作業を指します。出場記録と2得点を一緒に記録帳へ収めた、という笑いです。
THE MORNING 501トゥヘル監督、史上最速の20勝FAによれば、就任26試合目での20勝到達は、イングランドの監督で最速だった。1946〜50年のウォルター・ウィンターボトム監督の27試合を更新した2。 02ホール、CKでケインの得点をアシストニューカッスルのホールは57分、CKでケインの3点目をアシストした。ゴールを守っていたのは、同じニューカッスルのGKルカーシュ・ホルニーチェクだった6, 8, 9。 03ングモハ、ウェンブリー出場は史上2番目の若さリバプールのリオ・ングモハは73分から出場した。18歳38日でウェンブリーのピッチに立ち、ジュード・ベリンガムの17歳136日に次ぐイングランド史上2番目の若さでの出場を記録した1, 2。 04チェコ、1973年以来の5連敗FAによれば、5試合続けての敗戦は、チェコスロバキア時代の1972年7月〜73年3月以来。デニア監督の就任からは4戦全敗となった2, 10。 05イングランド、準々決勝まであと勝点1イングランドは3勝1敗の2位。11月の2試合で勝点1を取れば、来年3月の準々決勝進出が決まる。スペインは4連勝で進出を決めた4, 6, 11。 CONTENTS01RESULTS & HIGHLIGHTS 試合結果とハイライトイングランドはウェンブリーでチェコに3-0で勝ち、グループ3の3勝目を挙げた。シュートは16本対5本で、チェコに枠内シュートを1本も許さなかった1。
UEFAネーションズリーグ(リーグA・グループ3)
イングランド 3 – 0 チェコ ⚽ 27′ オウンゴール
⚽ 40′ ハリー・ケイン
⚽ 57′ ハリー・ケイン前半 2-0。アシストは40分がロジャース、57分がホール1, 12。
62% 支配率 38% 16 (4) シュート (枠内) 5 (0) 6 CK 2 1 警告 2 iSport.czによれば、チェコは最初の20分、イングランドに決定機を与えなかった。27分、右のタッチライン際で受けたケインがファーサイドへクロスを送り、戻りながら対応したツォウファルがスライディングで自陣のゴールへ蹴り込んだ。40分にはアンダーソンの浮き球をロジャース、ケインとダイレクトでつなぎ、追加点を奪った。後半、ケインはエリアの外からのシュートをクロスバーに当て、57分にはCKに頭で合わせて3点目を奪った3, 4, 7, 13。
02TABLE IMPACT 順位表への影響第4節を終えて、スペインが4連勝で準々決勝進出を決め、イングランドは勝点9の2位につけた。イングランドは11月の2試合で勝点1を取れば準々決勝へ進む。リーグAは各組の1位と2位が来年3月の準々決勝へ進み、4つの組の4位のうち下位2か国は降格、上位2か国はリーグBとのプレーオフに回る4, 6, 11, 14。
UEFAネーションズリーグ リーグA・グループ3 ─ 第4節終了時点
順位 チーム 試合 得失点 勝点 今節 1 スペイン 4 +7 12 ○ クロアチアに2-1 2 イングランド 4 +11 9 ○ チェコに3-0 3 クロアチア 4 −10 3 ● スペインに1-2 4 チェコ 4 −8 0 ● イングランドに0-3 順位はUEFAの順位表(2026年10月7日取得)による。スペインはスプリトで先制されながら、クロアチアに2-1で逆転勝ちした。iSport.czによれば、チェコは4つの組の4位の中で、トルコに次いで下から2番目にいる。11月12日はウェンブリーでイングランドとクロアチアが、プラハでチェコとスペインが戦う6, 13, 14, 15。
03THE TURNING POINT 勝敗を分けた一手チェコは4-2-3-1で構え、前半の敵陣PA内タッチは1回、シュートは1本にとどまった。0-0の均衡を破り、差を広げたのは、ともに右サイドから入った2本のクロスだった1, 12。
TACTICS 27分・40分イングランド 3–0 チェコ ─ ケインの右からのクロスで先制、ワンタッチで2点目
デニア監督は、11日で4試合目となるこの試合でも、左サイドバックにイジー・スラーマを先発させた。iSport.czによれば、チェコで4試合すべてに先発したのはスラーマだけだった3。27分、ケインは中央から右のタッチライン際へ流れて受け、顔を上げて最後尾の守備者とGKの間へクロスを送った。クロスを送った側とは逆サイドのエベレチ・エゼを気にして戻ったツォウファルが、スライディングで自陣のゴールへ蹴り込んだ3, 7。40分、トレント・アレクサンダー・アーノルドが転がしたボールを、チェコ陣の中ほどにいたアンダーソンがダイレクトで右のロジャースへ送った。ボールはスラーマの頭上を越え、ロジャースがダイレクトでクロスを送ると、ケインが6ヤードから決めた。インディペンデントのローレンス・オストレア記者は、すべてワンタッチでつないだ得点と書く4, 7。スカイ・スポーツのサム・ブリッツ記者は、右へ流れたケインの多才さが報われたと評した4。
前半のイングランドは敵陣PA内タッチ27回、xG1.17で、チェコの1回、0.03を大きく上回った(フットモブの集計)12。デニア監督は試合後、スラーマを4試合続けて起用したのは、体への負担を考えると誤りだったかもしれず、オンドジェイ・ズムルズリーを起用すべきだったかもしれないと認めた。スラーマは68分にそのズムルズリーと交代している1, 10, 16。
見落とせない点 ─ イングランドがスラーマの側を狙ったと話した監督・選手はいない。2点が右から生まれたのは記録上の事実だが、意図までは確かめられない。iSport.czは、先制点もツォウファルが後ろへ通せば済んだボールだったと書く。チェコ・テレビのスタジオで解説した元GKのズデニェク・ズラーマル氏は、ホルニーチェクは、ボールに触らず通すよう「見送れ」と叫んでいたはずだと話す一方、失点はその前の組み立ての段階から始まっていたと指摘している3。TACTICAL BOARD ─ 戦術Q&Aテーマ:クロス
イングランド 3–0 チェコ / 1–0で迎えた40分
Q.引いて構えるチェコの4バックを、
イングランドは2点目でどう崩した?A.インディペンデントのオストレア記者によれば、アレクサンダー・アーノルドが転がしたボールを、チェコ陣の中ほどにいたアンダーソンがダイレクトで左サイドバックのスラーマの頭上越しに右のロジャースへ送り、ロジャースのダイレクトのクロスをケインが6ヤードから決めた。すべてワンタッチだった7。トゥヘル監督も「深い位置へのワンタッチのサッカー」と評している1。映像では、アレクサンダー・アーノルドの中央へのパスからケインのシュートまで約4秒。ロジャースのクロスは低く弾むボールで、ケインのすぐ後ろにはチェコの14番が追っていた。サイドバックの頭上を一度で越え、受け手もそのまま中へ送る速さが焦点になった。
前回の問い(10/4特号):モドリッチとコバチッチの中盤を相手に、イングランドはどこで奪い、どう決め切った?
今回の検証 ─ 同じ狙いが通じた:トゥヘル監督は試合後、チェコの組み立てに対し、中盤の選手も使ってGKまで追い、長いボールを蹴らせる危険を冒したと話した。チェコの前半の敵陣PA内タッチは1回、シュートは1本だった12, 17。ただし、この試合の得点が前で奪った場面から生まれたかは、記述が無く確かめられていない。4場面2点目を一手ずつ追う
1中ほどのアンダーソンへ40′ 仕掛け ─ 40分、チェコ陣の中ほど
インディペンデントのローレンス・オストレア記者は、アレクサンダー・アーノルドが、チェコ陣の中ほどにいたアンダーソンへボールを転がしたと書く7。映像では、アレクサンダー・アーノルドは右から後ろへ戻されたボールを右の内側で受け、チェコの選手が寄る中で、センターサークルより前の中央にいたアンダーソンへ地上のパスを出した。試合時計は39分07秒ごろ。寄った選手は特定できず描いていない。距離は映像でも測っておらず、位置は目安。
2スラーマの頭上を越す40′ 相手の対応 ─ 40分、右サイド
同記者によれば、アンダーソンはダイレクトで、左サイドバックのスラーマの頭上を越えて曲がるボールを、右のロジャースの進路へ送った。スカイ・スポーツも、アンダーソンが右のロジャースへ浮き球を送ったと書く4, 7。映像では、アンダーソンはボールへ寄り、最初のタッチの右足で右前方へ浮かせた。ボールは、ロジャースより内側でゴール側にいたチェコの7番の頭上を越え、エリアの右角の外へ走るロジャースの前に落ちた。7番がボールに触れた様子は見えない。ロジャースの移動は、映像に映っている最後の区間だけを描いた。
3低く弾むクロスを左足で40′ 展開 ─ 40分、エリアの右角
チェルシー公式は「ゴール前を横切るダイレクトのパス」、スタンダードは「ケインの進路へ滑らせた」と書く18, 19。映像では、ロジャースはエリアの右角付近の外で、落ちてきたボールを最初のタッチの左足で中央へ送った。クロスは低く、小さく弾みながら進んだ。試合時計は39分09秒ごろ。スラーマはロジャースのすぐ内側を並んで走り、ケインは中央からゴールエリアの前へ進んだ。蹴る直前にボールが地面に触れたかは判別できず、ハーフボレーかどうかは決めていない。
4ゴールエリアの前で、右足で40′ 結果 ─ ゴール前を拡大
インディペンデントによれば、ケインは6ヤードから決めた7。二重の輪はフットモブに記録されたシュート位置12。映像では、ケインは最初のタッチの右足で、クロスが来た側と反対のゴール隅へ流し込んだ。試合時計は39分11秒ごろ。チェコの14番はケインのすぐ後ろから追っていたが、シュートを防げる位置には届いていなかった。2人の間は2m以内とみられるが、距離は推定。GKの位置は映像の確認に無く、模式。
ボールの経路(模式) 選手の移動(模式) 二重の輪=記録されたシュート位置 白い点=映像で確認した位置関係 白=イングランド(上へ攻撃)/色付き=チェコ
検討チェコにはどんな手があったか
実際に記述された動き ─ 記述として確認できるのは3つ。①インディペンデントによれば、アンダーソンのボールは左サイドバックのスラーマの頭上を越えた7。②iSport.czは、ロジャースのクロスをスラーマが防げなかったと書き、スラーマはこの試合が11日で4試合目の先発だった3。③デニア監督は試合後、スラーマの起用は負荷の面で誤りだったかもしれないと認めた10。映像では、浮き球が越えた時のスラーマはロジャースより内側でゴール側にいて、その後はロジャースと並んで走った。
そこから検討する対応策 ─ 以下は本紙の仮説である。映像で位置を確認しておらず、上の記述から検討しうる選択肢を並べた。
対応案 狙い 代償・検討点 A 左サイドバックを入れ替える 4試合目の先発を避け、ズムルズリーを先発させる。デニア監督自身が試合後に挙げた選択肢だった10。 スラーマはフットモブの評価点がチェコの先発で最も高く、監督も4試合の働きを誇りにしていた。入れ替えれば、4試合で積んだ連係を手放すことになる10, 12。 B 左の2列目を深く戻し、2人でロジャースを見る サイドバックの外を1人で守らせない。浮き球を受けたロジャースに、もう1人が寄せられる。 前線に残る人数が減る。チェコは前半の敵陣PA内タッチが1回しかなく、攻め手がさらに細る12。 比較クロスからの好機は、ほかの時間にも出た
27分 ケインが右のタッチライン際へ流れて送ったクロスを、ツォウファルが自陣のゴールへ蹴り込んだ3。 40分 アンダーソンの浮き球から、ロジャースのダイレクトのクロスをケインが決めた7。 56分 ロジャースのクロスにベリンガムが合わせ、ホルニーチェクが止めた4。 未確認 27分と56分の場面で、スラーマとツォウファルがどこにいたか、イングランドが右に何人を置いていたかは確認できていない。 経過ハーフタイムを挟んで、試合はどう進んだか
前半 後半 イングランドのxG 1.17 0.65 イングランドの敵陣PA内タッチ 27 12 チェコの敵陣PA内タッチ 1 6 チェコのシュート 1 4 フットモブの前後半別の集計。チェコはハーフタイムに左の2列目を替え、イングランドは57分に3点目を奪った後、63分以降に5人を替えた。展開と狙いが変わっており、数字だけで交代の良し悪しは判定できない1, 12。
次に見る点 ─ 右ウイングに誰が入っても、右からのダイレクトのクロスで崩す形を作れるか(11月12日、ウェンブリーのクロアチア戦)。
図の読み方。ケインのシュート位置(二重の輪)はフットモブのショットマップに記録された位置。白い点の付いた選手の位置と動きは、試合映像(編集部確認、2026.10.7)で確かめた位置関係で、距離は映像でも測っておらず目安。特定の瞬間の座標ではない。GKの位置だけは映像の確認に無く、記述にもとづく模式。チェコの7番と14番は、UEFAのメンバー表でスラーマとヴィティーク。場面3はクロスの瞬間、場面4はシュートの瞬間で、別の時点として分けた。ロジャースの移動は、映像に映っている最後の区間だけを描いた。アレクサンダー・アーノルドに寄ったチェコの選手は特定できず、描いていない選手(ベリンガム、エゼ、チェコのセンターバックほか)の位置は分からない。図のラベルではアレクサンダー・アーノルドを「アーノルド」と略した。時刻は主催者UEFAの記録(40分の得点)に揃え、場面ごとの試合時計は映像による1, 12。
04PLAYER REPORTS 選手ミニレポートイングランド 3–0 チェコ (→ 結果)
GOOD
ハリー・ケイン
27分は右のタッチライン際から送ったクロスがオウンゴールを呼び、40分はロジャースのクロスを6ヤードから決めた。後半はエリアの外からクロスバーに当て、57分にはホールのCKに、マークする相手と競り勝って頭で合わせた4, 7, 19。FAによれば、33歳70日で2試合続けて1試合2得点を挙げたのは、イングランドの最年長記録だった。2026年の13得点は、自身が2021年に記録した16得点に次ぐ年間2番目の多さだった2。
スタンダードの採点は9、フットモブの評価点9.1は両チーム最高。チェコのマルティン・ヴィティークは「自分で場面を作り、自分で決める。対戦した中で最も完成された選手」と話した12, 20, 21。
POOR
05STAT OF THE DAY 今日のデータ1選前半の敵陣PA内タッチは、イングランドの27回に対してチェコは1回だった。チェコはこの試合、エリアの中からシュートを1本も打てていない12。
27 / 1 前半の敵陣PA内タッチ(イングランド / チェコ) 出所: フットモブ、2026.10.7取得フットモブの集計で、チェコのシュート5本はすべてエリアの外からで、主催者UEFAの集計でも枠内は0本。前半のxGは0.03にとどまった。イングランドは前半だけでxG1.17を記録し、ビッグチャンスは試合を通じて4回作った1, 12。デニア監督は「チャンスを作れなければ、勝つのは非常に難しい」と認めている10。チェコの攻撃は、イングランドのゴール前に届く前に止まっていた。
DATA BOARD
指標 イングランド チェコ Note xG 1.83 0.17 前半はイングランド1.17、チェコ0.03 枠内シュート 4 0 フットモブの集計では3本対0本 敵陣PA内タッチ 39 7 前半はイングランド27、チェコ1 エリア内のシュート 11 0 チェコの5本はすべてエリアの外から xG・敵陣PA内タッチ・エリア内外のシュート(前後半別を含む)はフットモブ、枠内シュートは主催者UEFAの公式スタッツによる。シュートの総数はUEFAが16本対5本、フットモブが17本対5本1, 12。
イングランド エリア内 11本 イングランド エリア外 6本 チェコ エリア内 0本 チェコ エリア外 5本 データ小話 ─ FAによれば、ツォウファルのオウンゴールは、相手のオウンゴールによるイングランドの47点目の得点だった。イングランドの選手でこれより多く代表で得点しているのは、ケイン(91)、ウェイン・ルーニー(53)、ボビー・チャールトン(49)、ゲーリー・リネカー(48)の4人しかいない2。07RISING 若手株価上昇ランキング20歳のマイルズ・ルイス・スケリーが中盤で90分を戦った1。
1マイルズ・ルイス・スケリースカイ・スポーツのブリッツ記者は、後半、ケインがクロスバーに当てたシュートにつながる攻撃の起点は、ルイス・スケリーのプレーだったと書く4。インディペンデントのオストレア記者は、タックルをすり抜け、倒れた相手を置き去りにしたと描いた。スタンダードの採点は6で、何度も巧みに向きを変えたプレーが評価された7, 20。
FAによれば、8歳でアーセナルのアカデミーに入り、守備と中盤の両方をこなす。2025年3月のアルバニア戦で代表デビューし、20分に得点して、デビュー戦で得点した史上最年少の選手になった。この試合が代表10試合目となる8。スカイのブリッツ記者は、アンダーソン、ルイス・スケリー、アレックス・スコットが中盤に厚みを加えたと総括している4。中盤で90分を任されたことが、今回のさらなる前進だった。
見誤りやすい点 ─ 53分に警告を受けた。チェコは前半のシュートが1本だけで、中盤の守備が強く試される場面は少なかった1, 12。
08ONE TO WATCH 今日の注目株PLAYER FEATUREルカーシュ・ホルニーチェク
5分、アレクサンダー・アーノルドの直接FKを指先ではじき出した。56分には、ロジャースのクロスに合わせたベリンガムのシュートを止めている4, 6。3失点のうち1点は味方のオウンゴールで、57分の3点目は、ニューカッスルの同僚ホールのCKから奪われた1。デニア監督は試合後、「トップレベルのGKが3人いる。今回はホルニーチェクを2度選んだが、3人全員を信頼している」と話した10。
ニューカッスル公式によれば、17歳になってすぐにポルトガルのブラガへ渡り、2025年1月に正GKとなった。昨季はヨーロッパリーグの準決勝進出に貢献した。14試合のうち7試合を無失点で終え、無失点の試合数はこの大会のGKで最も多かった。2026年8月にニューカッスルと5年契約を結び、今季のプレミアリーグは5試合に出場して450分を守っている9, 22, 23。
同じクラブ公式の紹介記事によれば、オプタが集計した昨季の欧州の主要10リーグで、ゴールを離れて飛び出し、ボールを処理した回数は45回と多く、成功率は100%だった22。ウェンブリーでは右からのクロスで2点を失った。クラブに戻り、同じように前へ出る守り方を続けられるかを見たい。
09MANAGER RATINGS 監督の采配採点 (10点満点)イングランドは右から2点を奪い、チェコでは左サイドバックの起用判断が課題となった。
トーマス・トゥヘル (イングランド)8.0プラン適合 クロアチア戦から先発を4人替え、右サイドバックにアレクサンダー・アーノルド、中盤にルイス・スケリー、両ウイングにロジャースとエゼを置いた。ジャレル・クアンサーはセンターバックへ回した1, 20, 25。 交代の効果 63分にジャラッド・ブランスウェイトとジェームズ・ガーナー、73分にモーガン・ギブス・ホワイトとングモハ、82分にドミニク・カルバート・ルーウィンを入れ、3-0のまま締めた1。 試合中の修正 大きな修正は要らなかった。前半だけで敵陣PA内タッチは27回に達した12。 効いた点 右からの崩しが得点につながった。監督は2点目を「相手陣内の深い位置へワンタッチでつなぐサッカー」と評した1。 効かなかった点 3点目の後は加点できず、後半のxGは0.65。インディペンデントは、ピックフォードが足元でボールを扱う際の不安を「ほぼ唯一の汚点」とした7, 12。 別の視点 ─ インディペンデントのオストレア記者は、この内容をたたえつつ、「3か月前、なぜこのプレーができなかったのか」とW杯での停滞を問うている7。
サンティ・デニア (チェコ)3.5プラン適合 スペイン戦から先発を7人替えた。一方で左サイドバックのスラーマは4試合続けて起用し、試合後に誤りだったかもしれないと認めた10, 13。 交代の効果 ハーフタイムに左の2列目を替え、58分にフロジェク、68分にはスラーマに代えてズムルズリーを入れた。途中出場の選手が放ったシュート3本は、枠を外れるか、相手にブロックされた1, 12。 試合中の修正 後半は敵陣PA内タッチが1回から6回に増えた。それでも枠内シュートは最後まで0本だった1, 12。 効いた点 最初の20分は好機を与えなかった。トゥヘル監督も、後方から組み立てる力の大きな進歩を認めた13, 17。 効かなかった点 前半の敵陣PA内タッチは1回にとどまった。4試合目の先発となった左サイドバックは消耗していた3, 12。 別の視点 ─ デニア監督は「チャンスを作れなければ勝てない。まず自分が改善しなければならない」と話した。そのうえで「この道に疑いは無い」と、就任からの4試合で選んだ方針を続ける考えを示した1, 10。
10PREMIER LEAGUE PLAYERS 今日のプレミアリーグ所属選手この試合に日本人選手はいない。出場した32人のうち、プレミアリーグのクラブに所属するのは13人で、イングランドが12人、チェコがニューカッスルのホルニーチェク1人だった。リーズのカルバート・ルーウィンは田中碧の、リバプールのングモハは遠藤航の同僚にあたる1, 8, 12。
PL SPOTLIGHTルイス・ホール
57分、CKでケインの3点目を演出。左サイドバックとして、今回の4試合すべてに先発した。
ホールのCKからの3点目では、ケインがマークする相手に競り勝ち、頭でゴールの隅へ決めた4, 19。スタンダードの採点は7で、うまく曲げたCKと、「左サイドで再び相手を悩ませた」働きが評価された20。インディペンデントによれば、ニコ・オライリーの不在で今回の4試合すべてに先発し、次の出番を自ら勝ち取った。トゥヘル監督も試合前に「強い印象を残し、ポジション争いを生んだ」と話していた7。スカイのブリッツ記者は左サイドバックについて、何度もの大会で選手を利き足とは逆のサイドで起用し、ルーク・ショーの回復を待ってきたが、今は本来の選択肢が戻ったと書く。ホールが健康でいる限り、監督の心配は1つ減るという26。FAによれば、チェルシーのアカデミーで8歳以下から育ち、2024年11月に代表デビュー。この試合が代表7試合目となる8。次に見るのは、10月12日の敵地のコベントリー戦(日本時間13日4時)で、ニューカッスルでも左サイドで攻撃の起点になれるか。
LOCAL EYE ─ 英国現地から
チェルシー / クラブ公式 ─ 「最も簡単な一点に」クラブ公式は、ロジャースのアシストを、ケインの代表90点目とともに伝えた。 記事によれば、ロジャースはアンダーソンの対角のボールをダイレクトでゴール前へ送り、ケインの90点目を「おそらく最も簡単な得点の一つ」にした。3日前のクロアチア戦の得点に続く働きで、記事はロジャースの2週間を「印象的」と締めている18。
ノッティンガム・フォレスト / クラブ公式 ─ 「シルトンの記録に並んだ夜に」クラブ公式は、ギブス・ホワイトの出場を、フォレストゆかりの記録とともに伝えた。 ギブス・ホワイトはホールと代わって入り、この代表期間の4試合すべてに出場した。11日のクリスタル・パレス戦へ向けてクラブに戻る。記事は、ケインが記録に並んだシルトンについて、欧州チャンピオンズカップを2度制したフォレストのGKであり、代表125試合のうち19試合はフォレスト在籍中の出場だったと書き添えている27。
ALL PREMIER LEAGUE PLAYERS ─ 出場したプレミアリーグ所属選手
選手 クラブ 出場 今日のポイント 次に見る点 ジョーダン・ピックフォード エバートン 先発90分 チェコの枠内シュートは0本で、無失点で終えた。インディペンデントは、足元でボールを持った時の不安を指摘した1, 7。 10月11日の敵地のハル・シティ戦(日本時間22時)。守田英正のいる相手から無失点で戻れるか。 マルク・ゲイ マンチェスター・シティ 先発63分 スタンダードの採点は5。スペイン戦の2分の失点と似たミスがあったが、失点にはならなかったと評された20。 10月11日の敵地のリバプール戦(日本時間12日0時30分)。センターバックの先発に入るか。 ルイス・ホール ニューカッスル 先発73分 フットモブの評価点8.1は、ケイン、ロジャース、アレクサンダー・アーノルドに次ぐチーム4番目。73分にギブス・ホワイトと交代した1, 12。 10月12日の敵地のコベントリー戦(日本時間13日4時)。左サイドで攻撃の起点になれるか。 エリオット・アンダーソン マンチェスター・シティ 先発63分 40分、ダイレクトの浮き球で2点目を作った。前半には決定機を枠の上へ外した4, 7。 10月11日の敵地のリバプール戦。中盤の先発に入るか。 マイルズ・ルイス・スケリー アーセナル 先発90分 中盤で最後までプレーした。53分に警告を受けた1, 19。 10月10日のリーズ戦(ホーム、日本時間20時30分)。クラブではどの位置で起用されるか。 モーガン・ロジャース チェルシー 先発90分 右ウイングで先発し、40分にダイレクトのクロスでケインの得点をアシストした1, 7。 10月10日のボーンマス戦(ホーム、日本時間23時)。右で先発するか。 エベレチ・エゼ アーセナル 先発90分 左ウイングで先発。スタンダードは、最近の代表戦よりはるかに活発で、速攻と狭い局面で力を示したと評した1, 19。 10月10日のリーズ戦。先発に入るか。 ジャラッド・ブランスウェイト エバートン 途中27分 63分にゲイと代わり、左のセンターバックに入った1, 20。 10月11日の敵地のハル・シティ戦。先発に入るか。 ジェームズ・ガーナー エバートン 途中27分 63分にアンダーソンと交代した1。 10月11日の敵地のハル・シティ戦。エバートンではどの位置で使われるか。 モーガン・ギブス・ホワイト ノッティンガム・フォレスト 途中17分 73分にホールと交代した。スタンダードは、出場時間が短く、試合に影響を与えるには至らなかったと評した1, 20。 10月11日の敵地のクリスタル・パレス戦(日本時間22時)。鎌田大地のいる相手に、攻撃の中心として先発するか。 リオ・ングモハ リバプール 途中17分 73分にベリンガムと交代。スタンダードは、短い時間ながら創造的で活発だったと評した。トゥヘル監督は送り出す前に抱き寄せて声をかけた19, 20。 10月11日のマンチェスター・シティ戦(ホーム、日本時間12日0時30分)。出番を得るか。 ドミニク・カルバート・ルーウィン リーズ 途中8分 82分、ウェンブリーの総立ちの拍手に送られたケインと交代した1, 4。 10月10日の敵地のアーセナル戦(日本時間20時30分)。田中碧とともに先発するか。 ルカーシュ・ホルニーチェク ニューカッスル 先発90分 フットモブの評価点は5.6。デニア監督は、今回の4試合で2度目の先発に起用した10, 12。 10月12日の敵地のコベントリー戦。ウェンブリーの3失点から切り替えて守れるか。 出場時間は90分を基準に数え、交代の時刻はUEFAの記録に揃えた。所属は、イングランドの選手がイングランドサッカー協会(FA)公式の選手紹介、ホルニーチェクがニューカッスル公式とUEFA・フットモブの試合データによる。控えのうち、プレミアリーグ所属のジェームズ・トラフォード(リーズ)、ジェイソン・スティール(ブライトン)、ブカヨ・サカ(アーセナル)、リコ・ルイス(マンチェスター・シティ)と、チェコのアントニン・キンスキー(トッテナム)は出番が無かった1, 8, 9, 12。
13FLEET STREET 英国・チェコの論調英国のインディペンデントは2点目をトゥヘル体制で最も優れたゴールと呼び、W杯との落差を問うた。スタンダードはロジャースの右での起用を論じ、チェコのiSport.czはデニア体制で最悪の試合と書いた3, 7, 19。
PRESS VIEW ─ 英国・チェコの論調
THE INDEPENDENT(ローレンス・オストレア記者)オストレア記者は、2点目を「トゥヘル体制でおそらく最高の得点」と呼んだ。一方で、なぜ同じチームがW杯ではコンゴ民主共和国に苦しみ、ノルウェーに手こずり、アルゼンチンに点を取れなかったのかと問う。重圧の少ない大会で伸び伸び戦えたことを挙げる。北米の夏の暑さでは続けられなかった、高い位置からの強い守備ができた点にも触れた。大きな大会の条件でも同じプレーができるのかを問うている7。
別の見方 ─ トゥヘル監督は、長い代表期間で試合を振り返り、練習する時間があったと説明する。戦い方の細部を調整し、選手が強度と質で応えた結果だという1。
THE STANDARD(ドム・スミス記者)スミス記者は、右ウイングにはサカではなくロジャースを、という声は少数派だと断っている。そのうえで、ウェンブリーでのロジャースのプレーは、右ウイングでの起用を推す声を弱めるものではなかったと書いた。ピックフォードの大きく蹴ったボールを空中で収め、細かなタッチでつないだ。2度の好機は逃したものの、アンダーソンへの好パスと、ケインの得点を生んだダイレクトのクロスで、右サイドで何ができるかを示したという19。
別の見方 ─ スカイのブリッツ記者は、ルイス・スケリー、スコット、ロジャースの台頭で、デクラン・ライスやサカの出場時間を管理しやすくなったと書く。ロジャースはサカの後継というより、休ませるための選択肢とも読める26。
ISPORT.CZ(パヴェル・シュチャストニー、ヨナーシュ・バルトシュ記者)両記者は、デニア監督が就任後初めての代表活動を、間違いなく最悪の試合で終えたと書いた。前半の相手エリア内でのタッチは1回にとどまった。主将は不要なスライディングでオウンゴールを喫し、左サイドのスラーマは消耗しきっていた。最近の公式戦7試合で10得点のケインを「世界水準」と呼び、チェコ代表はまだそこに近づいてもいないと書く3。
別の見方 ─ トゥヘル監督はSport.czに、チェコは自陣深くからの組み立てで大きく進歩し、高い位置で奪うのは簡単ではなかったと話した。だからこそ、中盤の選手も使ってGKまで追い、長いボールを蹴らせる危険を冒したという17。
14EXTRA TIME 今日の小話ツォウファルのロンドンへの帰還、解説者を襲った散水、ウェンブリー周辺の飲酒規制。
ツォウファル、古巣の街でオウンゴール
ツォウファルは試合前日、ウェストハム時代を過ごしたロンドンへの帰還を「久しぶりに家に戻ったよう」と話していた。ひざに血漿の注射を受け、この試合に間に合わせることが「小さな個人的な目標」だったという31。その試合で、代表67試合目にして初めてのオウンゴールを記録した。スカイ・スポーツによれば、そのミスが場内のスクリーンに映ると、ウェンブリーの観客はほぼそろって笑った2, 4。
ライト氏とキーン氏、散水を浴びて退避
試合前、ITVの中継でイアン・ライト氏が話している最中に、ピッチの散水が突然始まった。ライト氏とロイ・キーン氏は水を浴びて逃げ出し、司会者は、新しい帽子をかぶっていたライト氏を「準備がいい」とからかった。インディペンデントが映像付きで伝えている32。水を浴びたライト氏は試合後、ケインを「我々の世代で最高の点取り屋」とたたえた33。
ウェンブリー周辺では公共の場で飲酒禁止
iSport.czのバルトシュ記者は試合当日、ウェンブリー周辺の規制を伝えた。2021年7月のEURO2020決勝の混乱以降、駅から競技場へ続く通りを含む一帯では公共の場での飲酒が禁じられ、近くの店はキックオフの1時間前から試合開始の15分後まで酒を出せない。近くのパブの店主は「イングランドの試合には、もう本当のファンは来ない」とこぼした34。
補SOURCES 出典脚注は本文の主張に対応する。観衆、支配率・シュート・枠内シュート・CK・警告、先発・交代・得点・警告の時刻は主催者UEFAの試合データ、xG・xGOT・ビッグチャンス・敵陣PA内タッチ・エリア内外のシュート・前後半別の集計・シュートの位置・評価点はフットモブ、アシストはUEFAとフットモブによる。支配率とシュート・枠内シュートはUEFAの集計で、フットモブの集計は支配率64対36、シュート17本(枠内3)対5本(同0)。所属クラブは、イングランドの選手がイングランドサッカー協会(FA)公式の選手紹介とフットモブ、チェコの選手がフットモブとUEFAの試合データによる。英語とチェコ語の記事・会見の引用は本紙の訳。
- UEFA(UEFA.com、現地報告はJoe Terry記者), England vs Czechia ─ UEFA Nations League 2026/27, League A Group 3, 2026.10.7取得(主催者の試合ページ。先発・交代・得点・警告の時刻、観衆、支配率・シュート・枠内・CK・警告の公式スタッツ(UEFAの試合データで確認)、試合後のトゥヘル監督とデニア監督の談話) ↩
- England Football(イングランドサッカー協会公式), Stats and records from England 3-0 Czechia, 2026.10.6 ↩
- iSport.cz(Pavel Šťastný、Jonáš Bartoš記者), Coufalův vlastenec! Šokující gól, hlásil anglický komentátor. Expert: Už to nešlo zastavit, 2026.10.6(チェコ・テレビの解説者ズデニェク・ズラーマル氏の見方と、ヴィティークの談話を含む) ↩
- Sky Sports(Sam Blitz記者), England 3-0 Czech Republic: Harry Kane marks record-equalling 125th cap with two goals and an assist in Nations League victory, 2026.10.6(試合記事。経過、ケインとトゥヘル監督の談話を含む) ↩
- England Football(イングランドサッカー協会公式), Kane on his ‘perfect night’ against Czechia, 2026.10.6 ↩
- UEFA(UEFA.com), UEFA Nations League Matchday 4 highlights: Spain into quarter-finals, Harry Kane stars for England on landmark night, 2026.10.6 ↩
- The Independent(Lawrence Ostlere記者), Harry Kane scores best goal of the Tuchel era to show what England were missing at the World Cup, 2026.10.6(試合の分析記事。2点目の経過と、ホールについてのトゥヘル監督の試合前の談話を含む) ↩
- England Football(イングランドサッカー協会公式), Men’s Senior Squad, 2026.10.7取得(選手紹介の所属クラブ、生年月日、代表デビュー日、出場数、経歴(ホール、ルイス・スケリー、ングモハ、ロジャースほか12人)) ↩
- Newcastle United(クラブ公式), Lukáš Horníček signs for Newcastle United, 2026.8.3 ↩
- iSport.cz(Pavel Šťastný記者), Denia připustil chybu: Možná jsem měl vybrat Ondru. Anglie? Nejhorší moment srazu, 2026.10.7(デニア監督の試合後の談話) ↩
- UEFA(UEFA.com), 2026/27 UEFA Nations League: All you need to know, 2026.9.24(準々決勝(2027年3月)と、リーグ別の昇降格の条件) ↩
- FotMob, England vs Czechia ─ Stats, Shotmap, Lineup, 2026.10.7取得(xG、xGOT、ビッグチャンス、敵陣PA内タッチ、エリア内外のシュート(前後半別を含む)、ショットマップ、出場選手の所属クラブ、評価点) ↩
- iSport.cz(Pavel Šťastný、Jonáš Bartoš記者), Anglie – Česko 3:0. Coufalův vlastňák, pak Deniův nejhorší zápas. Dvakrát se trefil Kane, 2026.10.6(試合記事(文字速報のページ)。チェコ語) ↩
- UEFA(UEFA.com), Groups | UEFA Nations League, 2026.10.7取得(グループA3の第4節終了時点の順位(UEFAの順位データで確認)) ↩
- UEFA(UEFA.com), Fixtures & results | UEFA Nations League, 2026.10.7取得(11月12日と15日の試合の日時・会場(UEFAの試合データで確認。日本時間は協定世界時に9時間を足した)) ↩
- Sport.cz(Jan Malý記者), Denia po lekci ve Wembley: Je to nejtěžší moment. Zlepšit se musím i já, 2026.10.7(デニア監督の試合後の談話) ↩
- Sport.cz(Michal Nussbauer記者), Trenér Anglie se pořádně rozpovídal o českém nároďáku, 2026.10.7(トゥヘル監督の試合後の談話) ↩
- Chelsea FC(クラブ公式), Internationals: Rogers helps mark historic night for England, 2026.10.6 ↩
- The Standard(Dom Smith記者), Harry Kane writes England history but Thomas Tuchel still has selection headache, 2026.10.6 ↩
- The Standard(Dom Smith記者), England ratings vs Czech Republic: History maker Harry Kane scores 9/10 as Arsenal star impresses, 2026.10.6(採点は10点満点) ↩
- iSport.cz(Jonáš Bartoš記者), Vitík: Coufalův gól? Takové situace jsou rychlé, na vyhodnocení setinka. Kane je top třída, 2026.10.7 ↩
- Newcastle United(クラブ公式、Luke Vinton記者), Fact file: Lukáš Horníček, 2026.8.3 ↩
- FotMob, Lukáš Horníček ─ Stats, 2026.10.7取得(2026/27プレミアリーグの出場(5試合・450分)) ↩
- Premier League, All 380 fixtures for 2026/27 Premier League season, 2026.6.19(2026.10.7に同サイトの試合データ(第6節)でキックオフ時刻を確認。英国時間。日本時間は8時間を足した) ↩
- The Independent(Will Castle記者), Harry Kane equals Peter Shilton record as most-capped England player, 2026.10.7 ↩
- Sky Sports(Sam Blitz記者), England winners and losers: Who impressed and who is sweating over their Three Lions spot after four-game international break?, 2026.10.6 ↩
- Nottingham Forest(クラブ公式), NDOYE SCORES FOR SWITZERLAND & MGW FEATURES IN HISTORIC ENGLAND WIN, 2026.10.6 ↩
- The Independent(Will Castle記者), Thomas Tuchel’s appetite for youth shows England’s exciting new direction, 2026.10.6(試合当日の記事。スコットの負傷による欠場) ↩
- iSport.cz(Pavel Šťastný記者), Denia reagoval na Schickův výrok: Všichni mají dveře otevřené. Řešil i karty, 2026.10.5(試合前日の会見。負傷者と警告) ↩
- The Standard(Simon Peach記者), Harry Kane makes surprise admission after equalling England record in Nations League, 2026.10.6 ↩
- iSport.cz(Jonáš Bartoš記者), Coufalův návrat do Wembley: Byl to můj osobní cíl. V Anglii jsem jako doma, 2026.10.5(試合前日の談話) ↩
- The Independent(Lucy Leeson記者), Ian Wright and Roy Keane drenched by Wembley sprinklers during live England broadcast, 2026.10.6(映像記事) ↩
- The Standard(Dom Smith記者), Ian Wright issues bold Harry Kane verdict after England star makes history, 2026.10.6(ITVでのイアン・ライト氏とロイ・キーン氏の評) ↩
- iSport.cz(Jonáš Bartoš記者), Ostuda Anglie zasáhla okolí Wembley: žádné pivo před zápasem s Českem, 2026.10.6 ↩
注NAME NOTES 表記注記以下の固有名詞は日本語表記の確認が済んでおらず、暫定表記としている。( )内は原綴り。確認できた名前は、この注記から外す。
選手・監督ウォルター・ウィンターボトム(Walter Winterbottom)、リオ・ングモハ(Rio Ngumoha)、イジー・スラーマ(Jiří Sláma)、オンドジェイ・ズムルズリー(Ondřej Zmrzlý)、マルティン・ヴィティーク(Martin Vitík)、ニコ・オライリー(Nico O’Reilly)、マルク・ゲイ(Marc Guéhi)、ジェイソン・スティール(Jason Steele)
クラブ・競技場ヤブロネツ(FK Jablonec)
記者・解説者ほかローレンス・オストレア(Lawrence Ostlere)、サム・ブリッツ(Sam Blitz)、ズデニェク・ズラーマル(Zdeněk Zlámal)、ドム・スミス(Dom Smith)、パヴェル・シュチャストニー(Pavel Šťastný)、ヨナーシュ・バルトシュ(Jonáš Bartoš)
PREMIER LEAGUE DAILY
7 Oct (Wed) の試合 / 特別号 / 発行 2026.10.7 JST -
日本、4バックで15年ぶりのキリンカップ制覇 途中出場の中村敬斗が左を破り、堂安律が決勝点
PREMIER LEAGUE DAILY 2026.10.6|SPECIAL ISSUE ─ 日本 vs ニュージーランド SPECIAL ISSUE ─ JAPAN NATIONAL TEAM
PREMIER LEAGUE DAILY
SPECIAL ISSUE 日本、4バックで15年ぶりのキリンカップ制覇
途中出場の中村敬斗が左を破り、堂安律が決勝点THE STORY OF THE DAY日本はキリンカップサッカー2026の決勝でニュージーランドを2-1で破り、2011年以来15年ぶりに優勝した。森保一監督は来年1月に開幕するアジア杯を最後に退任することが決まっており、これが国内で指揮を執る最後の試合だった。2024年3月以来の4バック(4-2-3-1)でスタートし、28分に上田綺世が先制した。32分には前田大然のバックパスを奪われ、そのままカウンターから追い付かれたが、64分に3人を同時に入れた。71分には、途中出場の中村敬斗が左を縦に破り、その折り返しを堂安律が右足で押し込んだ1, 2, 3。
イングランドのクラブに所属する選手は5人が出場した。アストン・ヴィラの鈴木彩艶はフル出場した。クリスタル・パレスの鎌田大地はボランチで先発し、64分からトップ下に回って78分まで出た。イプスウィッチの前田大然は左サイドハーフで64分まで、リーズの田中碧は64分から、サウサンプトンの松木玖生は87分から出場した。ニュージーランドでは、ノッティンガム・フォレストのクリス・ウッドが同点ゴールをアシストした1, 2, 4。
English
Japan beat New Zealand 2-1 in the final of the Kirin Cup Soccer 2026 and won the tournament for the first time in 15 years, since 2011. Hajime Moriyasu will step down after the Asian Cup, which starts next January, so this was his last match in charge of Japan at home. Japan started with a back four (4-2-3-1) for the first time since March 2024, and Ayase Ueda gave them the lead in the 28th minute. In the 32nd minute, New Zealand won the ball from a back pass by Daizen Maeda and equalised on the counter. Japan made three changes at once in the 64th minute. In the 71st minute, substitute Keito Nakamura broke down the left, and Ritsu Doan turned his low pass in with his right foot.
Five players from English clubs took part. Aston Villa’s Zion Suzuki played the full match. Crystal Palace’s Daichi Kamada started in central midfield, moved to the No.10 role from the 64th minute and played until the 78th minute. Ipswich’s Daizen Maeda played on the left of midfield until the 64th minute, Leeds’ Ao Tanaka came on in the 64th minute, and Southampton’s Kuryu Matsuki came on in the 87th minute. For New Zealand, Nottingham Forest’s Chris Wood set up the equaliser.
ヒント
「中央は閉じている」という意味。ここでの middle はピッチ中央、closed は「通れないように塞がれている」というイメージ。
ヒント
「日本は広い道を選ぶ」という意味。wide は「幅の広い」だけでなく、ここでは中央ではなくサイドを使うイメージ。
ヒント
「中村が左のレーンを開く」という意味。lane は道路の「車線」から、ここでは左サイドの突破ルートを表している。
ヒント
「堂安が走り込み、日本が2-1で勝つ」という意味。arrives は単なる「到着」ではなく、ゴール前へタイミングよく入ってくるニュアンス。
THE MORNING 501森保監督、4試合目でシステムの選択肢を増やす計画森保監督は今回の活動前に、4試合目で必ずシステムの選択肢を増やす挑戦をするとコーチ陣と話し合っていたと明かした。3試合目から使う可能性も踏まえて準備していたという5。 02上田綺世、4試合で4得点して大会MVP今回の活動で初めて先発し、28分に先制した。キリンカップのMVPは2016年に始まり、日本の選手の受賞は初めて。A代表通算22得点で中山雅史を抜き、単独13位になった1, 6。 03前田大然「全部あれで台無しにしてしまった」イプスウィッチの前田は左サイドハーフで先発し、先制点につながる最初の攻撃でクロスを送った。だが32分、左で受けた後のバックパスをウッドに奪われ、同点のカウンターを受けた1, 7。 04鎌田大地「普通ではない」4連勝クリスタル・パレスの鎌田は今回の4試合すべてに出場した。内容が良くなくても勝てることを「普通ではない」と話し、4バックには「多くのプラスな面も出た」と手応えを示した8。 05ニュージーランドのGK、9本を止めるニュージーランド協会によれば、マザーウェルのアレックス・ポールセンは9本のシュートを止めた。協会は日本の枠内シュートを11本と数えている9。 CONTENTS01RESULTS & HIGHLIGHTS 試合結果とハイライトキリンカップサッカー2026は4か国の勝ち抜き方式で、1日の準決勝は日本がエクアドルに、ニュージーランドがパナマに、ともにPK戦で勝った。決勝に先立つ3位決定戦は、パナマがエクアドルと1-1の後、PK戦を7-6で制した6, 10。
キリンカップサッカー2026
日本 2 – 1 ニュージーランド ⚽ 28′ 上田綺世
⚽ 71′ 堂安律⚽ 32′ ベン・オールド 前半 1-1、後半 1-0。71分の決勝点は中村敬斗のアシスト、32分の同点ゴールはクリス・ウッドのアシスト2。
71.2% 支配率 28.8% 20 シュート 3 8 CK 0 1 警告 1 日本は2024年3月以来の4バック(4-2-3-1)でスタートし、5バックで守るニュージーランドを押し込んだ。28分に中野就斗のクロスのこぼれ球を上田綺世が決めたが、4分後に前田大然のバックパスを奪われたカウンターから追い付かれた。64分に3人を同時に替えた後、71分に途中出場の中村敬斗が左を破り、堂安律がファーで決めた1, 2, 11。
03THE TURNING POINT 勝敗を分けた一手決勝点は、64分に入った左サイドハーフの中村敬斗の突破と、逆サイドから走り込んだ右サイドハーフの堂安律の連係から生まれた。一方で、押し込んだ後に失ったボールから同点にされている1, 2。
SUB 64分→71分日本 2–1 ニュージーランド ─ 左サイドハーフの中村が縦へ、右の堂安がファーへ
日本は4-2-3-1で、2列目は左から前田大然、久保建英、堂安律だった。自陣に5人の最終ラインを敷くニュージーランドを押し込んだが、後半は48分の上田綺世のヘディングがクロスバーに当たるなど、勝ち越せなかった1, 11。森保監督は64分、久保、前田、中野就斗に代えて田中碧、中村敬斗、伊東純也を入れ、鎌田大地をトップ下へ回し、伊東を右サイドバックに置いた1, 2。中村は「後半はゲームがオープンになっていたので、サイドにスペースがあるのはわかっていた」と話す12。71分、左で受けた中村は、中への切り返しを警戒する相手に対し、縦から中へ見せかけるフェイントで縦に抜け、GKとDFの間へ低いボールを流した。ファーへ流れたボールに、右サイドハーフの堂安が走り込んで決めた1, 13。中村は、ウイングバックを置く布陣では逆サイドの選手がそこまで入ってくるのは難しいとして、「4ならではの良さが出た」と振り返った13。
裏付け ─ 公式記録の得点経過では、ニュージーランドのGKのクリアを鈴木淳之介が頭で前へ送り、中村がドリブルから出したパス(記録の分類はゴロ)を、堂安が右足のダイレクトで決めた。アシストは中村に記録された。森保監督は「前半に出た選手たちが相手を疲弊させた」と述べ、交代選手は「前半の選手たちからバトンを受け取って、いい仕事をしてくれた」と話した2, 14。
COUNTER 32分日本 2–1 ニュージーランド ─ 押し込んだ後に失い、2対2のカウンターを受ける
先制から4分後、左で受けた前田のバックパスをクリス・ウッドに奪われ、ウッドに持ち運ばれた。dメニュースポーツの速報は2対2の状況だったと記す。伊藤洋輝と瀬古歩夢が対応したが、ラストパスに右サイドバックの中野が戻り切れず、走り込んだベン・オールドがフリーで決めた1, 15。伊藤は「相手の前線に強い選手がいたので、そこにうまく何回かおさめられてカウンターされた」と話し、アジアの相手とやるときも、押し込んだ中でのカウンターからのロングボールへの対応が課題になっていると指摘した16。
裏付け ─ 公式記録のニュージーランドのシュートは前半1本、後半2本で、前半の1本がオールドの同点ゴールだった。dメニュースポーツの前半総括は、カウンターを受けた際に守備の枚数が足りなかった点を「明確なデメリット」と書いた2, 15。
見落とせない点 ─ 64分以降の布陣は、媒体で書き方が割れる。サッカーマガジンとフットボールチャンネルは、この交代で3バック(3-4-2-1)に変えたと書く。一方、伊東は自身の位置を右サイドバックとし、中村は「久々に4(バック)でやった形としてはすごく感触が良かった」と話した。ゲキサカは78分以降の最終ラインを左から伊藤、瀬古、荒木、伊東の4人と記しており、本紙は選手の談話とゲキサカの記述に従った1, 13, 17, 18, 19。TACTICAL BOARD ─ 戦術Q&Aテーマ:クロス
日本 2–1 ニュージーランド / 64分の3枚替えから7分後、71分
Q.5バックで中央を固めるニュージーランドを、
日本はどこから崩して決勝点を奪った?A.公式記録によれば、71分の決勝点は、ニュージーランドのGKのクリアを鈴木淳之介が頭で前へ送り、左で受けた中村敬斗がドリブルから出したパス(記録の分類はゴロ)を、堂安律が右足のダイレクトで決めた2。ゲキサカによれば、中村と向き合った守備者は中への切り返しを強く警戒しており、中村は縦から中へ見せかけるフェイントで縦に抜けて、GKとDFの間へ低いボールを送った。ファーまで流れたボールに、右サイドハーフの堂安が反応した1, 13。映像では、中村は向き合った21番ランドールの外側を縦に抜けた後、斜めにペナルティーエリア左へ入り、ゴールエリアのニア側の外から左足で低いクロスを送った。ボールはGKの前を横切り、中央の上田と5番ボクソールの近くを通ってファーへ流れ、ゴールエリアのファー側の角の付近で堂安が右足で合わせた。中村は、ウイングバックを置く布陣では逆サイドの選手がそこまで入ってくるのは難しいと話す13。中央を固める相手に対し、左で1人を外す突破と、逆サイドの選手がゴール前まで届く走り込みが焦点になった。
前回の問い(10/2特号):人に付いてくるエクアドルの守りを、日本は左サイドでどう外した?
今回の検証 ─ 判断材料が足りなかった:日本は2024年3月以来の4バックで先発し、ウイングバックを置かなかった。左は鈴木淳之介と前田大然(64分から中村)の組み合わせで、伊藤洋輝は4バックの左センターバックだった1。左ウイングバックの内側を3バックの左が追い越す形は、布陣の上で起こりえなかった。前提64分、日本は何を替えたか
〜64′
交代前前田久保中野 4-2-3-1。2列目は左から前田、久保、堂安。右サイドバックは中野 64′〜
3人同時中村田中碧伊東 中村は左サイドハーフ、伊東は右サイドバックに入り、鎌田がボランチからトップ下へ回った 破線の枠は交代で下がった選手、緑の枠は入った選手。位置はゲキサカの記述と選手の談話による(この交代で3バックに変えたと書く媒体もある)1, 2, 17, 18。
得たもの ─ 左の縦への突破
中村は、後半は試合が開いてサイドにスペースがあるのが分かっており、出たら仕掛けると決めていたと話す。交代から7分後に決勝点をアシストした2, 12。
危険にさらしたもの ─ 右サイドバックに攻撃の選手
右サイドバックに入った伊東は、長谷部誠コーチから「待て」と指示され、点を取ってからは特に上がりを我慢したという19。
4場面71分の決勝点を一手ずつ追う
1GKのクリアを頭で前へ、中村が受ける71′ 仕掛け ─ 奪い返して左へ
公式記録の得点経過は、ニュージーランドのGKのクリアから始まり、鈴木淳之介(25番)が左サイドの中盤(攻撃方向に4分割した2つ目の区域)で頭で前へ送り、さらに前の左で中村が受けたと記す2。映像では、ニュージーランドの選手がGKへ戻し、日本の前線の選手が寄せる中で、GKがペナルティーエリア内から前へ蹴り出した。ボールは空中を飛び、ハーフウェーラインを少し越えた敵陣の左、タッチラインより内側にいた日本の選手が頭で前方の左へ返した。中村は、ペナルティーエリアの左角よりハーフウェーライン側の、タッチラインの数m内側で受け、右足で前へ運び始めた。ヘディングの選手の背番号は映像では読めず、鈴木淳とするのは公式記録による。距離は映像からの目安。
221番の外を抜け、斜めにエリアへ71′ 相手の対応 ─ 中を消す21番
ゲキサカによれば、向き合った相手は中への切り返しを強く警戒しており、中村の前方には空間が空いていた。中村は右足で縦に持ち出し、その足を地面につけないままシザースのフェイントを入れ、縦から中へ見せかけて縦に抜けた13。dメニュースポーツの速報は、かわした相手をジェシー・ランドールと記す15。映像では、中村は左サイドを何度か触りながら前へ運び、ペナルティーエリアの左の外で21番ランドールと向き合った。ランドールは中村の前方の内側に立ち、中村はその外側を縦に抜けてから、斜めにエリア左へ入った。ランドールは後ろから追い、16番のジョージ・スタンガーが内側から寄せた。ドリブルは白い実線で描いた。
3GKの前を横切る低いクロス71′ クロスの瞬間 ─ ゴール前を拡大
dメニュースポーツの速報によれば、中村はペナルティーエリア左のゴールライン際から左足でグラウンダーのクロスを送った15。中村は「あそこに転がすのが一番チャンス」と話し、公式記録はこのパスをゴロに分類している2, 13。映像では、中村はゴールエリアのニア側の外、ゴールラインの少し手前から左足で低いクロスを送った。GKはニア側でゴールラインから前に出て構え、16番スタンガーはその手前の内側にいた。ボールはスタンガーのゴール側とGKの前の間を抜け、中央からニアへ動いた上田と、脚を伸ばした5番のマイケル・ボクソールの近くを通り、途中で浮きながらファーへ進んだ。堂安はエリアの右の外から右角の付近を経て、ファーへ走り込んでいる。
4ファーの角で堂安が合わせる71′ 結果 ─ シュートの瞬間
ゲキサカは堂安が無人のゴールに流し込んだと書き、公式記録は堂安の右足のダイレクトシュートと記録している1, 2。映像では、堂安はゴールエリアのファー側の角の付近で、右足で合わせた。19番のベン・オールドが直後から追い、4番のタイラー・ビンドンは堂安より内側のゴール寄りにいた。中央には上田とボクソール、その後方の中央に鎌田がいた。
ボールの経路(模式) 選手の移動(模式) 空いた場所(模式) プレーの順序 白い点=映像で確認した位置関係 白=日本(上へ攻撃)/色付き=ニュージーランド
検討ニュージーランドにはどんな手があったか
実際に記述された動き ─ 記述として確認できるのは3つ。①ゲキサカによれば、中村と向き合った守備者は中への切り返しを強く警戒し、中村の前方には空間が空いていた13。②dメニュースポーツの速報は、中村がかわした相手を67分に入ったランドールと記す15。③ベイズリー監督は、引き分けの時間が続き、相手に対して「力尽きてしまった」と話した20。
そこから検討する対応策 ─ 以下は本紙の仮説である。映像で確かめたのは出し手・受け手と、21番、16番、ゴール前の守備者の位置関係までで、守備者それぞれの判断の理由は特定していない。上の記述と映像から検討しうる選択肢を並べた。
対応案 狙い 代償・検討点 A 縦を切り、中へ誘う 映像では、21番ランドールは中村の前方の内側に立ち、中村はその外側を縦に抜けた。縦の通り道を先に切れば、ゴールライン近くからの折り返しを出させにくい。 中への切り返しからのシュートを許しやすくなる。dメニュースポーツの速報によれば、中村は74分に左で受けて右へ切り返し、エリア左からシュートを打っている(GKが止めた)15。 B 逆サイドの選手が堂安の前を取る 映像では、ファー側では19番オールドが堂安の直後から追い、4番ビンドンは堂安より内側のゴール寄りにいた。19番が堂安より先にボールの来る側へ入れれば、ファーで合わせる場所を消しやすい。 19番が内へ絞るぶん、右の外側が空き、64分から右サイドバックに入った伊東の攻め上がりを許しやすい。伊東は66分、堂安とのワンツーから右を破って折り返している19。 比較左からファーへ ─ 48分はバー、71分はゴール
48分 前田のパスを受けた鈴木淳之介が左から柔らかいクロスを上げ、ファーで競り勝った上田のヘディングがクロスバーに当たった1, 15。 71分 中村の左からの低いボールがファーまで流れ、堂安が右足で押し込んだ1, 15。映像では、ボールはGKの前を横切り、途中で浮いてからファーへ届いた。 未確認 48分は映像で確認しておらず、2つの場面で、ニュージーランドの逆サイドの守備者がどこに立っていたかを比べられない。浮き球と低いクロスのどちらがファーで通りやすかったかは、この2場面だけでは判断できない。 次に見る点 ─ 4バックの左サイドハーフから縦に仕掛け、逆サイドの選手がファーへ届く形を、11月14日のブラジル戦(シンガポール)でも作れるか。
図の読み方。白い点を付けた選手は、動きと位置関係を試合映像で確認したもので(編集部確認、2026.10.6)、ショットマップ等に記録された座標ではない。選手の位置、白い実線のボールの経路(場面2のドリブルを含む)、水色の破線の選手の移動、点線の輪の移動前の位置は、記述と映像にもとづく模式で、特定の瞬間の座標ではない。ヘディングの位置や中村が受けた位置などの距離は、映像からの目安。場面1のヘディングの選手は映像では背番号が読めず、鈴木淳之介とするのは公式記録による2。場面1でGKへ戻したニュージーランドの選手と、GKへ寄せた日本の選手は特定していないため描いていない。堂安が映像に映る前の位置と、場面3で中村に最も近い21番より後ろの選手は描いていない。場面2の中村のドリブルは白い実線で描き、「ドリブル」と添えた。場面3のクロスは低いボールで途中で浮いたため、地面を転がる経路として描いたものではない。クロスの瞬間(場面3)とシュートの瞬間(場面4)は別の時点で、GKや中央の選手の位置は時点ごとに描いた。時刻は公式記録の71分(dメニュースポーツの「後半26分」)に揃えた。映像の試合時計は、GKへの戻しの時点で69分49秒、堂安が合わせる付近で70分04秒だった15。
04PLAYER REPORTS 選手ミニレポート上田綺世は先制点、アレックス・ポールセンは9本のセーブで存在感を示した。一方、中野就斗は先制点に関わったものの、同点のカウンターでは戻り切れなかった2。
日本 2–1 ニュージーランド (→ 結果)
05STAT OF THE DAY 今日のデータ1選公式記録の日本のシュートは20本。今回の4試合で最も多く、9月24日のウルグアイ戦(8本)、28日のベネズエラ戦(9本)、1日のエクアドル戦(6本)を大きく上回った2, 22, 23, 24。
20 日本のシュートの本数。ニュージーランドは3本 出所: JFA公式記録(マッチレポート)、2026.10.520本のうち13本が後半で、決めたのは上田綺世と堂安律の2本だった。ニュージーランド協会は、GKポールセンが9本を止め、日本の枠内シュートは11本だったと数える。ただし、この日の相手は自陣に5人の最終ラインを敷いて守っており、本数の差を4バックへの変更だけで説明することはできない1, 2, 9。
DATA BOARD
指標 日本 ニュージーランド Note シュート 20 3 日本は前半7本、後半13本 支配率 71.2% 28.8% 相手協会の記事は78%と書く CK 8 0 日本は前半5本、後半3本 ゴールキック 2 13 ニュージーランドは前半だけで8本 いずれもJFAの公式記録による。xG、敵陣ペナルティーエリア内のタッチは、公開された値を確認できなかったため載せていない(フットモブはこの試合の集計を公開していない)。枠内シュートは、両チームの値を同じ出どころで確認できないため表に入れていない2, 9。
ウルグアイ戦(9/24) 8本 ベネズエラ戦(9/28) 9本 エクアドル戦(10/1) 6本 ニュージーランド戦(10/5) 20本 日本のシュートで、JFAの公式記録による。最初の3試合は3-4-2-1、ニュージーランド戦は4-2-3-1で先発した2, 5, 22, 23, 24。
データ小話 ─ 64分に入った3人のうち、田中碧と中村敬斗が2本ずつシュートを打った。日本の後半13本のうち5本が交代で入った選手(田中碧、中村、塩貝健人)のものだった2。07RISING 若手株価上昇ランキング4バックの左サイドバックで決勝点の起点になった23歳、鈴木淳之介に注目する2, 25。
1鈴木淳之介4-2-3-1の左サイドバックで先発し、高い位置を取ることが多かった。22分は久保建英のスルーパスで背後へ抜けてエリア左からクロスを上げ、48分には前田大然のパスを受けて柔らかいクロスを送り、上田綺世のヘディングがクロスバーを叩いた。71分は、ニュージーランドのGKのクリアを頭で前へ送り、中村敬斗の突破と決勝点の起点になった1, 2, 15。
代表ではデビュー以来3バックの一角を務め、北中米W杯の2試合は左ウイングバック、1日のエクアドル戦では初めて右ウイングバックに入った。所属するコペンハーゲンでは4バックの右サイドバックを務めており、今季のデンマーク・リーグは9試合で2アシスト。この日はクラブと同じ4バックのサイドバックながら、逆サイドの左に入った25, 26。
見誤りやすい点 ─ 公式記録のシュートは0本で、78分に荒木隼人と交代した。左サイドバックとしての守備を評価できる公開データは確認できていない2。
08ONE TO WATCH 今日の注目株PLAYER FEATUREクリス・ウッド
1トップで先発し、ニュージーランドの速攻の起点になった。32分は前田大然のバックパスを奪って持ち運び、間を取ってから、左サイドを駆け上がったベン・オールドへ出して同点ゴールをアシストした。62分にも自陣で収めてカウンターを起こし、イライジャ・ジャストのクロスからラクラン・ベイリスのシュートにつながった。67分にベン・ウェーンと交代した1, 2, 11, 15。
ゲキサカによれば、プレミアリーグで通算92得点、チャンピオンシップで78得点。日本とは2014年に2得点、2017年に1得点を挙げ、2021年の東京五輪準々決勝でも対戦した。ベイズリー監督は試合前日、チームでプレミアリーグでプレーするのはウッドだけだと話している27。ただ、フォレストでは今季のリーグ戦4試合がすべて途中出場で、出場時間は計62分にとどまる(フットモブ、10月6日時点)28。
代表では、ボールを収めてジャストやオールドを走らせる役割を担った。日本の伊藤洋輝は「相手の前線に強い選手がいたので、そこにうまく何回かおさめられてカウンターされた」と振り返った16。34歳のストライカーが、クラブで先発の機会をつかめるかが焦点になる。
次に見る試合 ─ 10月11日(22時)、敵地でのクリスタル・パレス戦。この日対戦した鎌田大地とまた顔を合わせ、出番を得るか29。09MANAGER RATINGS 監督の采配採点 (10点満点)先発の布陣、64分と78分の交代、相手の速攻への備えを採点に入れた。
森保一 (日本)7.1プラン適合 2024年3月以来の4バックで、5バックの相手を押し込んだ。支配率71.2%、シュート20本1, 2。 交代の効果 64分に入れた中村敬斗が7分後に決勝点をアシストし、田中碧と中村は2本ずつシュートを打った2。 試合中の修正 78分の交代で最終ラインを左から伊藤、瀬古、荒木、伊東の並びにし、87分にも2人を替えて逃げ切った1, 2。 効いた点 左サイドハーフの縦への突破と、右サイドハーフのファーへの走り込みが決勝点を生んだ13。 効かなかった点 先制の4分後、押し込んだ後に失ったボールから2対2のカウンターを受けて追い付かれた1, 15。 別の視点 ─ 森保監督は、守備を固める相手と向き合ったこの試合を「アジア杯に向けて、引いた相手にどうしなければいけないかといういいシミュレーションになった」と総括した14。
ダレン・ベイズリー (ニュージーランド)6.3プラン適合 5バックで中央を固め、ウッドを起点にした速攻で32分に追い付いた1, 15。 交代の効果 67分にウッドら3人を替えたが、4分後に決勝点を許した。速報によれば、中村がかわしたのは67分に入ったジェシー・ランドールだった2, 15。 試合中の修正 80分と89分にも3人を入れたが、公式記録の後半のシュートは2本だった2。 効いた点 GKポールセンが9本を止め、70分過ぎまで1-1を保った9。 効かなかった点 シュートは3本、CKは0本。日本の左サイドの縦への突破を止め切れなかった2, 13。 別の視点 ─ ベイズリー監督は「かなり長い間イライラさせることができたと思う」と話しつつ、「どの瞬間をとってもベストなプレーをするという点では日本は強すぎた」と認めた20。
10JAPANESE PLAYERS 今日の日本人選手日本は19人が出場し、そのうちイングランドのクラブに所属するのは5人だった。前田大然は先制の流れに関わる一方、同点のカウンターにつながるバックパスを奪われた2, 30。
JAPAN SPOTLIGHT前田大然
前田大然は先制につながる攻撃に関わったが、4分後にはバックパスを奪われ、同点のカウンターにつながった。「全部あれで台無しにしてしまった」と振り返った7。
4-2-3-1の左サイドハーフで先発した。28分は高い位置で奪い、上田綺世のパスを受けてクロスを送った。その後、右から攻め直し、上田の先制点が生まれた。だが4分後、左で受けたボールのバックパスをクリス・ウッドに奪われ、同点のカウンターを受けた1, 7。後半も57分に伊藤洋輝のロングボールを頭でそらし、59分には中野就斗の右からのクロスを頭で折り返したが、64分に中村敬斗と交代した7, 15。今回の活動では、ウルグアイ戦は1トップ、エクアドル戦は左シャドー、この日は左サイドハーフと、出るたびに位置が違った。左サイドハーフは「チームでもやっているところなので、やりやすさはあった」と話す7。イプスウィッチではゲイリー・オニール監督の下、開幕4試合のうち3試合に左ウイングで先発していた31。個人としては「もっと得点やアシストに絡んでいかないといけない」と厳しい表情だった7。次に見るのは10日のフラム戦で、左ウイングの先発が続くか。
LOCAL EYE ─ 英国現地から
松木玖生 / SOUTHAMPTON FC ─ 夢のようなデビュー戦から松木玖生は代表デビュー戦の11分に初得点。 サウサンプトン公式は9月24日、ウルグアイ戦での松木を「夢のようなデビュー」と伝えた。右のタッチライン付近で中村敬斗から受け、エリアの角へ運んで内へ切り返し、約20ヤードから逆サイドへ低いシュートを決めた。64分までプレーしている32。その後はベネズエラ戦がメンバー外、エクアドル戦は出番が無く、決勝は87分に堂安律と代わって入った2, 23, 24。
鈴木彩艶 / ASTON VILLA FC ─ 9月の月間最優秀選手ヴィラ公式の集計では、この決勝が鈴木彩艶の代表31試合目となる。 9月29日、サポーター投票の70%を集めて9月の月間最優秀選手に選ばれたと伝え、ハル・シティ戦の無失点や、トッテナム戦の好セーブを挙げた。10月1日のエクアドル戦後には、代表30試合で17回目の無失点と書いている33, 34。決勝は90分プレーし、ニュージーランドの前半唯一のシュートで1点を許した2。
田中碧 / LEEDS UNITED ─ 今回の活動で4試合目リーズ公式は、準決勝のエクアドル戦を田中碧の今回の活動で「3試合目の出場」と伝えた。 10月2日の記事では、田中が先発して79分までプレーし、ウルグアイ戦とベネズエラ戦の途中出場に続く今回の活動で3試合目の出場だったと書いた35。決勝は64分から入って4試合目となり、66分にはシュートをGKポールセンにはじかれた2, 9。
ALL JAPANESE PLAYERS ─ 全選手一覧
選手 クラブ 出場 今日のポイント 次に見る点 鈴木彩艶 アストン・ヴィラ 先発90分 失点はニュージーランドの前半唯一のシュートだった。後半開始直後には自身まで来たプレスを、上田を起点に外した2, 11。 10月10日のブレントフォード戦。先発を続けるか。 鎌田大地 クリスタル・パレス 先発78分 佐野海舟とボランチを組み、64分からトップ下。4バックについて「基本的には問題なかったと思う」と話した1, 8。 10月11日のノッティンガム・フォレスト戦。中盤で先発に入るか。 前田大然 イプスウィッチ 先発64分 左サイドハーフでシュート4本。28分の最初の攻撃でクロスを送ったが、32分のバックパスを奪われて同点にされた2, 7。 10月10日のフラム戦。左ウイングで先発に入るか。 田中碧 リーズ 途中26分 64分からボランチに入り、シュート2本。66分の1本はGKにはじかれた1, 2, 9。 10月10日のアーセナル戦(敵地)。先発に入るか。 松木玖生 サウサンプトン 途中3分 87分に堂安と代わって入った。代表初得点を挙げたウルグアイ戦以来の出場だった2, 32。 10月11日のポーツマス戦。ダービーで先発に入るか。 伊藤洋輝 バイエルン 先発90分 4バックの左センターバックで先発し、78分から左サイドバックに回った。押し込んだ後のカウンターへの対応を課題に挙げた16。 バイエルンの次戦で出場機会を得るか。 瀬古歩夢 ル・アーヴル 先発90分 今回の4試合すべてに先発した。48分は瀬古のロングフィードを上田が胸で落とした攻撃から、上田のヘディングがクロスバーに当たった1。 ル・アーヴルの次戦で先発に入るか。 鈴木淳之介 コペンハーゲン 先発78分 左サイドバック。48分のクロスで上田のヘディングを引き出し、71分はGKのクリアを頭で前へ送って決勝点の起点になった1, 2。 コペンハーゲンの次戦。右サイドバックで先発するか。 堂安律 フランクフルト 先発87分 主将で右サイドハーフ。チーム最多のシュート5本を打ち、71分にファーで決勝点を決めた。代表での得点は昨年11月のガーナ戦以来で、「今日はWGでプレーしたので、あそこにいるのが仕事」と話した1, 2, 36。 フランクフルトの次戦で得点するか。 上田綺世 リール 先発78分 今回の活動で初めて先発し、28分に先制した。4試合で4得点となり、大会MVPに選ばれた2, 6。 リールの次戦で得点するか。 中野就斗 サンフレッチェ広島 先発64分 右サイドバックで先発し、28分のクロスで先制点につなげた。32分のカウンターでは戻り切れなかった1, 11。 広島の次戦で先発に入るか。 佐野海舟 マインツ 先発87分 鎌田、64分からは田中碧とボランチを組んだ。前半には高い位置でボールを引っ掛け、堂安のシュートにつなげた1, 11。 マインツの次戦で中盤の先発に入るか。 久保建英 レアル・ソシエダ 先発64分 トップ下で先発。28分は右の深い位置まで持ち込んで戻し、先制点の起点になった。中央を固められると「上手くいかないこともあった」と話した11, 37。 レアル・ソシエダの次戦で先発に入るか。 伊東純也 ヘンク 途中26分 64分から右サイドバック。66分に堂安とのワンツーで右を破って折り返した。76分に警告を受けた2, 19。 ヘンクの次戦で得点に絡むか。 中村敬斗 リヨン 途中26分 64分から左サイドハーフ。71分に縦へ抜けて決勝点をアシストし、75分のスルーパスは上田のオフサイドで得点にならなかった2, 13。 リヨンの次戦で先発に入るか。 荒木隼人 サンフレッチェ広島 途中12分 9月30日に追加招集され、78分に鈴木淳之介と代わって入った。最終ラインの右センターバックに入った1, 38。 広島の次戦で先発するか。 佐野航大 PSV 途中12分 78分に鎌田と代わって入った。9月24日のウルグアイ戦で先発して以来の出場だった2, 22, 23, 24。 PSVの次戦で出場機会を得るか。 塩貝健人 ヴォルフスブルク 途中12分 78分から1トップに入り、本人によれば初めての1トップだった。終盤のカウンターでは左の中村を使わずに運び、「映像を見返したら横に結構いた」と悔やんだ39。 ヴォルフスブルクの次戦で得点するか。 田中聡 シャルケ 途中3分 87分に佐野海舟と代わって入った2。 シャルケの次戦で出場機会を得るか。 福原遥 研音 Mrsマイン初戦 精力的にbox to boxを走り回り、デュエルもほぼ制したが、偶然性を味方につけられずアシストにはつながらなかった。 ブラジル戦のシンガポール遠征で、周囲が気を遣えるか。 出場時間は90分を基準に数え、追加時間(前半1分17秒、後半3分08秒)は含めていない。控えのうち7人(早川友基、小久保玲央ブライアン、相馬勇紀、望月ヘンリー海輝、鈴木唯人、齋藤俊輔、後藤啓介)は出番が無かった。板倉滉と谷村海那はメンバー外。望月は所属クラブの事情で一時チームを離れ、4日に再合流する予定と発表されていた。冨安健洋は今回の活動に参加しておらず、渡辺剛、熊坂光希、安藤智哉はけがで、佐藤龍之介はクラブ事情で離脱した2, 30, 40, 41, 42, 43。
11INJURY & SUSPENSION WATCH 負傷・出場停止ウォッチ公式記録と主要記事に、試合中の負傷交代の記述は無い。警告は日本の伊東純也とニュージーランドのイライジャ・ジャストに1枚ずつで、いずれも76分の反スポーツ的行為だった。活動中に離脱した選手と、メンバー外の板倉滉の状況をまとめる1, 2, 30。
選手 クラブ 事由 情報源 復帰見込み 影響する試合 板倉滉 メンヘングラートバッハ 1日のエクアドル戦はフル出場したが、この日はメンバー外だった。 公式 JFAの発表に理由は無い2, 24, 30。 メンヘングラートバッハの次戦。 冨安健洋 クリスタル・パレス 怪我のため今回の活動に参加していない(9月22日発表)。 公式 復帰時期は発表されていない30。 10月11日のノッティンガム・フォレスト戦。 渡辺剛 フェイエノールト けがのため9月29日にチームを離れ、望月ヘンリー海輝が代わりに招集された。 公式 復帰時期は発表されていない30, 43。 フェイエノールトの次戦。 安藤智哉 ザンクト・パウリ けがのため9月28日にチームを離れた。 公式 復帰時期は発表されていない41。 ザンクト・パウリの次戦。 熊坂光希 柏レイソル けがのため9月29日にチームを離れた。 公式 復帰時期は発表されていない42。 柏の次戦。 13FLEET STREET 相手国・英国クラブの見方ニュージーランド協会は守備の粘りとGKポールセンの9本のセーブを伝え、主将ウッドが所属するノッティンガム・フォレストはウッドのアシストを伝えた4, 9。
PRESS VIEW ─ 相手国・英国クラブの見方
NEW ZEALAND FOOTBALL(協会公式)ニュージーランド協会は「最後まで戦って敗れた」という見出しを付けた。6万人を超える日本の観衆の前で70分以上にわたって攻撃を跳ね返し、GKアレックス・ポールセンが9本を止めたと書く。決勝点は、途中出場の中村敬斗がエリアへ突進し、ファーでフリーになった主将の堂安律が押し込んだと記した。そのうえで、規律ある守備と、主将ウッドが率いた速い切り替えで、最後まで試合を競ったと評価している9。
別の見方 ─ 協会の記事は日本の支配率を78%、枠内シュートを11本とするが、JFAの公式記録の支配率は71.2%だった。ベイズリー監督は「日本は強すぎた」と認めている2, 20。
WATCH NEXT4バックは、11月14日のブラジル戦でも先発から使われるか。森保監督は、試合中に布陣を変えるだけでなく、試合開始から相手より優位に戦うための挑戦だと説明した。引いた相手に効いた左の縦への突破と、逆サイドからのファーへの走り込みが、格上の相手にも出るかを見たい。
14EXTRA TIME 今日の小話森保監督にとって国内最後の試合となり、伊東純也は右サイドバックで攻め上がりを我慢した。相手ベンチには、前田大然と同じイプスウィッチに籍を置くGKもいた。
「涙がこみ上げてきて」
2018年から日本を率いる森保監督の契約は、来年1月に開幕するアジア杯まで。11月の活動はシンガポールで行うため、この試合が国内で迎える最後の試合になった。入場時、照明を落とした演出の中で「涙がこみ上げてきて、もう少しで泣きそうになっていた」という。退任後については、監督業は「おそらく続ける予定」と話し、国立でまた試合をするかもしれないと笑わせた3。
「上がりたくてウズウズしていた」
今回の4試合すべてで途中から出た伊東純也は、この日は右サイドバックに入った。前日の練習で可能性を感じていたといい、66分には堂安とのワンツーで右を破った。それでも「上がりたくてウズウズしていた」と苦笑いする。長谷部誠コーチから「待て」と指示され、特に勝ち越してからは我慢していたという19。
補SOURCES 出典脚注は本文の主張に対応する。キックオフ時刻・観衆・支配率・シュート(選手別・前後半別)・CK・直接FK・ゴールキック・警告・交代時刻・追加時間・得点経過は日本サッカー協会(JFA)の公式記録による。この試合のxGや枠内シュートなどのOptaの集計は、フットモブでは公開されていない(枠内シュートとGKのセーブ数は、ニュージーランド協会の公式記事の数字を、その出典を示して引いた)。日本語の談話は日本語媒体の記事の表記のまま引いた(ベイズリー監督の試合後の談話は、デイリースポーツの記事による)。英語の記事の引用は本紙の訳。
- ゲキサカ(竹内達也記者), 森保J、2年半ぶり4バック先発布陣でキリン杯制覇!! エース上田4戦4発、10番堂安が決勝ゴール, 2026.10.5 ↩
- 日本サッカー協会(JFA), マッチレポート(公式記録) キリンカップサッカー2026 日本代表 2-1 ニュージーランド代表, 2026.10.5(キックオフ時刻・観衆・天候・審判・ボール支配率・選手別と前後半別のシュート数・CK・直接FK・ゴールキック・交代・警告・得点経過・試合所要時間) ↩
- サッカーキング, 国内ラストマッチ迎えた森保一監督「涙がこみ上げてきた」 退任後のプランにも言及「国立でまた試合をさせていただくかもしれません」, 2026.10.5 ↩
- Nottingham Forest FC, Woody’s New Zealand lose out to Japan, 2026.10.5(ウッドの出場時間を68分と書くが、公式記録の交代は67分) ↩
- サッカーキング, 4バックのトライは「アジアカップに向けて」、森保一監督「4試合目は必ずチャレンジをする」と準備を明かす, 2026.10.5 ↩
- サッカーキング, キリンカップMVPは上田綺世が受賞! NZとの決勝で先制弾…今回の代表ウィークでは4戦4発, 2026.10.5(大会の全4試合の結果と最終順位) ↩
- ゲキサカ(西山紘平記者), 痛恨バックパスを悔やむ前田大然「全部あれで台無しにしてしまった」, 2026.10.5(記事の冒頭は前田を「途中出場」と書くが、本文の後段と公式記録では先発) ↩
- サッカーキング, 鎌田大地は久々の4バックに「多くのプラスな面も出た」、厳しい中でも勝利を積み上げた4連戦は「普通ではない」, 2026.10.5 ↩
- New Zealand Football, All Whites Go Down Fighting in Kirin Cup Final to Hosts Japan, 2026.10.6(ニュージーランド時間)(ニュージーランド協会の公式記事。ポールセンのセーブ数、日本の支配率と枠内シュート数はこの記事の数字) ↩
- ゲキサカ(加藤直岐記者), キリン杯3位決定戦は両国新鋭ストライカーが初ゴール!! パナマがPK戦でエクアドルに勝利, 2026.10.5 ↩
- サッカーキング, 日本代表、NZ撃破で15年ぶりにキリンカップサッカー優勝!…先制直後に失点も堂安律が決勝弾, 2026.10.5 ↩
- ゲキサカ, 狙い通りのドリブル突破から決勝アシスト…中村敬斗「サイドにスペースがあるのはわかっていた」, 2026.10.5 ↩
- ゲキサカ(加藤直岐記者), 「オーストラリア戦をちょっと思い出した」縦突破、決勝点演出の中村敬斗「4(バック)ならではの良さが出た」, 2026.10.5(記事中の得点時刻「後半36分」は、公式記録と同記者のほかの記事では後半26分(71分)) ↩
- ゲキサカ, 2年半ぶり4バック挑戦で掴んだ勝利、森保監督「アジア杯に向けていいシミュレーションになった」, 2026.10.5 ↩
- dメニュースポーツ(データ提供:データスタジアム), 日本 vs ニュージーランド(2026年10月5日) 速報・結果・テキスト速報, 2026.10.5(時系列の実況と前後半の総括。「後半N分」は45+N分) ↩
- ゲキサカ(矢内由美子記者), 次のフェーズへ意識を高めた4連戦…伊藤洋輝「次の4年をどう戦っていくか」, 2026.10.5 ↩
- サッカーマガジンWEB, 上田綺世、堂安律のゴールで日本がキリンカップに優勝! 後半ギアを上げてニュージーランドに2−1快勝◎キリンカップ, 2026.10.5(署名は「サッカーマガジン編集部」。64分の交代で3-4-2-1に変えたと書く) ↩
- フットボールチャンネル(小栗啓太記者), サッカー日本代表、上田綺世と堂安律のゴールで勝利! 森保一監督の国内ラストマッチでタイトル獲得, 2026.10.5(64分の交代で3バックに変えたと書く) ↩
- ゲキサカ(西山紘平記者), 右サイドバックで途中出場しリズムを変えた伊東純也「上がりたくてウズウズしていた」, 2026.10.5 ↩
- デイリースポーツ, NZ・ベーズリー監督 試合内容に納得も「日本は強すぎた」と脱帽, 2026.10.5(署名は「デイリースポーツ編集部」) ↩
- ゲキサカ, 今シリーズ4戦4発の絶対エース!! 先制弾のFW上田綺世「運も良かった。今はこぼれてくる時期なのかな」, 2026.10.5 ↩
- 日本サッカー協会(JFA), マッチレポート(公式記録) キリンチャレンジカップ2026 日本代表 3-1 ウルグアイ代表, 2026.9.24(シュート 日本8本・ウルグアイ16本) ↩
- 日本サッカー協会(JFA), マッチレポート(公式記録) キリンチャレンジカップ2026 日本代表 2-1 ベネズエラ代表, 2026.9.28(シュート 日本9本・ベネズエラ6本) ↩
- 日本サッカー協会(JFA), マッチレポート(公式記録) キリンカップサッカー2026 日本代表 0-0(PK5-4)エクアドル代表, 2026.10.1(シュート 日本6本・エクアドル5本) ↩
- FotMob, Junnosuke Suzuki(選手ページ), 2026.10.6取得(2026/27デンマーク・スーペルリーガ:出場9試合・先発4・2アシスト。主なポジションは右サイドバック) ↩
- ゲキサカ(加藤直岐記者), 日本代表では初の右WB担当も鈴木淳之介「チームでずっと右サイドをやっているので問題はない」, 2026.10.2 ↩
- ゲキサカ(竹内達也記者), 日本戦に臨むニュージーランド監督「参加するからには勝ちたい」イギリス出身で約15年間育成に尽力、ベテラン&若手融合で来日, 2026.10.4 ↩
- FotMob, Chris Wood(選手ページ), 2026.10.6取得(2026/27プレミアリーグ:出場4試合・先発0・出場62分(Optaの集計)) ↩
- Premier League, All 380 fixtures for 2026/27 Premier League season, 2026.6.19(2026.10.6取得。週末の試合は明記が無ければ英国時間15:00キックオフ。10月の放映カードの時刻を含む。日本時間は8時間を足した) ↩
- 日本サッカー協会(JFA), SAMURAI BLUE(日本代表)メンバー・スケジュール キリンチャレンジカップ2026(9.24/宮城、9.28/広島) キリンカップサッカー2026(10.1/神奈川、10.5/東京), 2026.9.17(招集選手の表記・所属とコーチングスタッフ。不参加(9/22)、離脱(9/28・9/29)、選手変更(9/29)、追加招集(9/30)を追記) ↩
- TWTD(Kallum Brisset記者), Davis: Daizen’s Fitted in Really Well, 2026.9.29(イプスウィッチ・タウンの専門ニュースサイト) ↩
- Southampton FC, Matsuki enjoys dream debut for Japan, 2026.9.24 ↩
- Aston Villa FC, Suzuki wins Player of the Month, 2026.9.29 ↩
- Aston Villa FC, Suzuki keeps a clean sheet for Japan, 2026.10.1 ↩
- Leeds United, Tanaka helps Japan set up final showdown with New Zealand, 2026.10.2 ↩
- ゲキサカ, 日本代表15年ぶりキリン杯制覇の決勝弾は堂安律の右足!!「アジア杯優勝に向けて」, 2026.10.5 ↩
- ゲキサカ(竹内達也記者), 妻の観戦「初めてじゃない」と明かした新婚・久保建英、“本職”トップ下回帰に「好きなので上手くやれたらなと」, 2026.10.5 ↩
- 日本サッカー協会(JFA), SAMURAI BLUE 追加招集選手のお知らせ キリンカップサッカー2026(10.1/神奈川、10.5/東京), 2026.9.30 ↩
- ゲキサカ(西山紘平記者), カウンターの好機にパスではなくドリブルで仕掛けた塩貝健人「ああいうところは前の試合もあったので課題」, 2026.10.5 ↩
- 日本サッカー協会(JFA), SAMURAI BLUE 選手一時離脱 ニュージーランド代表戦(10.5/東京), 2026.10.3 ↩
- 日本サッカー協会(JFA), SAMURAI BLUE 選手離脱 キリンカップサッカー2026(10.1/神奈川、10.5/東京), 2026.9.28(安藤智哉(けが)、佐藤龍之介(クラブ事情)) ↩
- 日本サッカー協会(JFA), SAMURAI BLUE 選手離脱 キリンカップサッカー2026(10.1/神奈川、10.5/東京), 2026.9.29(熊坂光希(けが)) ↩
- 日本サッカー協会(JFA), SAMURAI BLUE 選手変更 キリンカップサッカー2026(10.1/神奈川、10.5/東京), 2026.9.29 ↩
- 日本サッカー協会(JFA), テレビ放送・配信が決定 MIZUHO BLUE CHALLENGE THE KALLANG FOOTBALL SERIES SINGAPORE(11.13-17/シンガポール), 2026.9.18(キックオフは現地時間で、日本対ブラジルが11月14日18時15分、日本対パラグアイが17日21時10分。日本時間は1時間を足した) ↩
- Southampton FC, Southampton v Portsmouth, 2026.10.6取得(キックオフは英国時間10月11日12時(日本時間20時)) ↩
- A-Leagues, Wellington snap up young Kiwi keeper on loan from Premier League side, 2026.7.17 ↩
- 日本サッカー協会(JFA), ニュージーランド代表 来日メンバー キリンカップサッカー2026 ニュージーランド代表 対 パナマ代表【10.1(木)@神奈川】決勝戦/3位決定戦【10.5(月)@東京】, 2026.9.29(ニュージーランドの選手・監督の表記と所属) ↩
PREMIER LEAGUE DAILY
5 Oct (Mon) の試合 / 特別号 / 発行 2026.10.6 JST -
[特別号] 敵地リエカで7-0、クロアチアは史上最悪の大敗 高い位置で奪ったイングランド、前半だけで4点
PREMIER LEAGUE DAILY 2026.10.4|SPECIAL ISSUE ─ クロアチア vs イングランド SPECIAL ISSUE ─ ENGLAND NATIONAL TEAM
PREMIER LEAGUE DAILY
SPECIAL ISSUE 敵地リエカで7-0、クロアチアは史上最悪の大敗
高い位置で奪ったイングランド、前半だけで4点THE STORY OF THE DAYイングランドはUEFAネーションズリーグの第3節で、敵地リエカのクロアチア戦に7-0で勝った。8分、ヨシュコ・グバルディオルが中央へ通そうとしたパスをマルク・ゲイが断ち、速攻からジュード・ベリンガムのスルーパスを受けたハリー・ケインが先制した。21分にベリンガム、39分にアンソニー・ゴードン、45分にブカヨ・サカが追加点を挙げ、前半を4-0で折り返した。後半もケインとサカが1点ずつ決め、87分には途中出場のモーガン・ロジャースがGKをかわして7点目を流し込んだ1, 2, 3。FA公式によれば、クロアチア代表にとって史上最悪の敗戦で、イングランドにとってはネーションズリーグで最大の勝利だった4。
中盤では、試合前の代表出場数が2人合わせて計20試合だったエリオット・アンダーソンとアレックス・スコットが、計323試合のルカ・モドリッチとマテオ・コバチッチを上回った。代表初先発のスコットは、ボールを持っていないときも激しく寄せ、失った直後に高い位置で奪い返したことが多くの得点につながったと話す1, 5。トーマス・トゥヘル監督は「完璧な内容だった」と評した。クロアチアのスラベン・ビリッチ監督は「悪夢の夜で、我々の歴史で最も大きな敗戦」と認め、主将のモドリッチは「代表に20年いて、試合の後に恥ずかしいと感じたのは初めてだ」と語った1, 6, 7。
English
England beat Croatia 7-0 away in Rijeka in their third Nations League game. In the eighth minute, Marc Guéhi cut out a pass that Joško Gvardiol tried to play through the middle. On the quick attack that followed, Harry Kane ran onto a through ball from Jude Bellingham and opened the scoring. Bellingham scored in the 21st minute, Anthony Gordon in the 39th and Bukayo Saka in the 45th, so England led 4-0 at half-time. Kane and Saka scored again in the second half, and substitute Morgan Rogers went around the goalkeeper to make it 7-0 in the 87th minute. According to the FA, it was the heaviest defeat in Croatia’s history and England’s biggest win in the Nations League.
In midfield, Elliot Anderson and Alex Scott, who had 20 caps between them before the game, got the better of Luka Modrić and Mateo Kovačić, who had 323. Scott, making his first England start, said many of the goals came from being intense off the ball and winning it back high up the pitch with the counter-press. Thomas Tuchel called it a complete performance. Croatia coach Slaven Bilić admitted it was a nightmare night and the heaviest defeat in their history, and captain Modrić said that in 20 years with the national team, it was the first time he had felt ashamed after a game.
ヒント
「年長の選手たちは大きな本を持ってくる」という意味。older は「より年上の」で、厚い本が豊かな経験を表している。
ヒント
「新しい選手たちがチョークを手にする」という意味。take はここでは「手に取る」で、若い選手が黒板に向かう場面を表している。
ヒント
「今度は生徒たちがクラスに教える」という意味。pupils は「生徒たち」で、教える側と教わる側が入れ替わるところが笑いどころ。
ヒント
「イングランドは7-0で勝ち、チョークも持ち続ける」という意味。keep は「持ち続ける」で、勝った側が教える役のままで終わるというオチ。
THE MORNING 501ベリンガム、1得点3アシストFAによれば、代表の1試合で3得点以上に絡んだのは初めて。1試合3アシストは、2021年11月のトレント・アレクサンダー・アーノルド以来になる4。 02サカ、右足で1試合2得点は初アーセナルのサカは45分と68分に右足で決めた。クラブと代表を通じて378試合目で初めてだった。72分にはゴール前のシュートが浮き、3点目を逃した3, 4。 03アンダーソン、代表20試合到達の最速記録を更新マンチェスター・シティのアンダーソンは、デビューから392日で20試合に達し、クリス・ワドルの453日を更新した。53分にはケインの2点目をお膳立てしている3, 4。 04ケイン、最多出場まであと1試合2得点1アシストで、代表通算124試合89得点。6日のチェコ戦に出れば、ピーター・シルトンの持つ男子代表の最多出場125試合に並ぶ8。 05ビリッチ監督、3試合で12失点2度目の就任から3試合で12失点。ヴェチェルニ・リストによれば、就任から3試合の最多失点は1994年の6で、今回はその倍だった9, 10, 11。 CONTENTS01RESULTS & HIGHLIGHTS 試合結果とハイライトイングランドは敵地でクロアチアに7-0で勝ち、グループ3の2勝目を挙げた。前半だけで4点を奪い、シュート19本のうち10本を枠へ飛ばした1。
UEFAネーションズリーグ(リーグA・グループ3)
クロアチア 0 – 7 イングランド ⚽ 8′ ハリー・ケイン
⚽ 21′ ジュード・ベリンガム
⚽ 39′ アンソニー・ゴードン
⚽ 45′ ブカヨ・サカ
⚽ 53′ ハリー・ケイン
⚽ 68′ ブカヨ・サカ
⚽ 87′ モーガン・ロジャース前半 0-4。ベリンガムが3アシスト(8分・45分・87分)1, 12。
41% 支配率 59% 12 (1) シュート (枠内) 19 (10) 1 CK 6 1 警告 0 8分、グバルディオルの中央へのパスをゲイが断ち、速攻からケインが先制して主導権を握った。3-0の直後の41分にはコバチッチがゴール前で無人のゴールを外し、イングランドは前半終了間際にサカの4点目で突き放した。ハーフタイムに3人を替えたクロアチアに対し、53分にアンダーソンの低いクロスからケインが、68分にはヨシプ・スタニシッチの戻しのパスを奪ったサカが加点した1, 2, 3。
02TABLE IMPACT 順位表への影響第3節を終えて、スペインが3連勝で首位を守り、イングランドは勝点6で2位を固めた。クロアチアは得失点差−9の3位。リーグAは各組の1位と2位が来年3月の準々決勝へ進み、各組3位の4か国を比較し、上位2か国は残留、下位2か国はリーグBとのプレーオフに回る10, 13, 14。
UEFAネーションズリーグ リーグA・グループ3 ─ 第3節終了時点
順位 チーム 試合 得失点 勝点 今節 1 スペイン 3 +6 9 ○ チェコに3-1 2 イングランド 3 +8 6 ○ クロアチアに7-0 3 クロアチア 3 −9 3 ● イングランドに0-7 4 チェコ 3 −5 0 ● スペインに1-3 順位はUEFAの順位表(2026年10月4日取得)による。スペインはオビエドでチェコに3-1で勝った。6日はスプリトでクロアチアとスペインが、ウェンブリーでイングランドとチェコが戦う10, 15。
03THE TURNING POINT 勝敗を分けた一手経験で勝るクロアチアの中盤に対し、イングランドは高い位置で奪い、ボールを素早く前へ運んだ。8分の先制点は、センターバックのゲイが相手のパスを断ったところから始まっている2, 5。
PRESS 8分クロアチア 0–7 イングランド ─ 中盤の2人が激しく寄せ、前で奪うイングランド
クロアチアは、モドリッチとコバチッチを中盤の底に並べる4-2-3-1で試合に入った。試合前の代表出場は2人で計323試合、対するイングランドのアンダーソンとスコットは計20試合だった1, 5, 16。それでも主導権を握ったのはイングランドだった。8分、グバルディオルが中央へ通そうとしたパスをゲイが断ち、速攻からベリンガムのスルーパスを受けたケインが、最初のタッチでボールを収めて決めた2, 3。スタンダードのドム・スミス記者は、この攻撃の途中でスコットがコバチッチをかわしたと書き、ゲイを「ボールを奪い返すのが非常にうまかった」と評している5, 17。代表初先発のスコットは、激しく寄せ、ボールを失った直後に高い位置で奪い返したことが、多くの得点につながったと話した1。68分の6点目も、スタニシッチがGKのドミニク・リヴァコヴィッチへ戻そうとしたパスをサカが奪い、ケインとのワンツーから決めた3, 18。
裏付け ─ 前半のイングランドはシュート12本・枠内7本・xG3.60で、クロアチアの4本・枠内0本・xG0.99を大きく上回った。地上での競り合いの勝利は試合全体で45対26、ドリブルの成功も16対5だった(フットモブの集計)12。クロアチアのフラニョ・イバノビッチは「競り合いにさえ入っていなかった」と認めている19。
見落とせない点 ─ 先制点と6点目は、クロアチアの自陣でのパスミスが起点だった。ビリッチ監督は、イングランドはチェコ戦やスペイン戦と同じ戦い方で、予想していた形でやられたと話し、大敗を「個人のミスから始まり、チーム全体の判断が利かなくなっていった」と表現している20。一方で3-0の直後の41分には、アンダーソンが足を滑らせた後にコバチッチが3人をかわし、ゴール正面6ヤードから無人のゴールを外した。トゥヘル監督も、3-0の後の3分間に「大きなミスと、簡単なボールの失い方」があったと認めている3, 6。TACTICAL BOARD ─ 戦術Q&Aテーマ:ボール奪取
クロアチア 0–7 イングランド / 0–0で迎えた8分
Q.モドリッチとコバチッチの中盤を相手に、
イングランドはどこで奪い、どう決め切った?A.スポルトネットの速報では、グバルディオルが中央へ通そうとしたパスをゲイが断ち、速攻の続きでベリンガムがケインへ通して、ケインが決めたとされる2。スタンダードは、この攻撃の途中でスコットがコバチッチをかわしたと書く5。映像では、ゲイがパスを断ったのはセンターサークルのクロアチア側の縁付近だった。ゲイが前へ持ち出してスコットへ渡し、スコットが運んで右のベリンガムへ、ベリンガムが前へ運んでケインへ通した。ゲイが断ってからケインのシュートまでは約6秒。センターバックが相手陣で奪い、そのまま中盤を越えた速さが焦点になった。
前回の問い(9/30特号):10人で下がったチェコの守りを、イングランドはどこから崩した?
今回の検証 ─ 判断材料が足りなかった:次に見る点に挙げたアレクサンダー・アーノルドは、控えのまま出番が無かった。右サイドバックに入ったのはジャレル・クアンサーで、39分の3点目は、そのクアンサーの右からのクロスをゴードンが頭で決めたもの。右サイドバックのクロスそのものは、11人のクロアチアにも通った3, 21。4場面先制点を一手ずつ追う
1中央への斜めのパスを断つ8′ 仕掛け ─ 8分、クロアチア陣の中央
スポルトネットのマテ・オマジッチ記者の速報は、グバルディオルが中央へ通そうとしたパスをゲイが断ったと書く2。24サタの速報も、グバルディオルのパスの誤りを先制点の始まりとしている22。映像では、グバルディオルは自陣のエリアの左の側線の外、エリア前端の高さ付近で後ろから受け、少し前へ運んでから中央へ斜めのパスを出した。ゲイはセンターサークルのクロアチア側の縁付近で、このパスに足を当てて止めた。距離は測っておらず、図の位置は目安。
2持ち出して、スコットが運ぶ8′ 運ぶ ─ 8分、中盤を前へ
スタンダードのドム・スミス記者は、この攻撃の途中でスコットがコバチッチをかわしたと書く5。映像では、ゲイはパスを断った後に前へ持ち出し、スコットへ直接渡した。スコットはクロアチア陣の中央で体を開いて受け、前へ運んだ。最初に寄って追ったのは17番のペタル・スチッチで、前方から寄ったもう1人がコバチッチかどうかは特定できず、図には描いていない。
3右のベリンガムから、2人の間へ8′ 相手の対応 ─ 8分、エリアの手前
インディペンデントのジョナサン・ヴィール記者は、ベリンガムが見事に通したボールをケインが決めたと書く3。映像では、スコットは右寄りのベリンガムへ直接渡し、ベリンガムは受けた位置からさらに前へ運んで、エリアの外、ペナルティーアークの右側から右足でケインの前方へ通した。ケインはヴシュコヴィッチとグバルディオルの間へ進んだ。ケインが画面に映る前の走り始めは確認できず、破線は見えている範囲の進入だけを描いた。
4収めて、右足で8′ 結果 ─ ゴール前を拡大
インディペンデントは、ケインが良いファーストタッチから決めたと書き、24サタの速報は、パスを誤ったグバルディオルがケインの後ろに取り残され、ケインがバーの下へ正確に決めたとする3, 22。二重の輪はフットモブに記録されたシュート位置12。映像では、ケインはエリア内でパスを収めて前へ運び、右足で打った。ヴシュコヴィッチが横から足を出し、グバルディオルは後ろから追っていた。GKの位置は映像の確認に無く、模式。
ボールの経路(模式) 選手の移動(模式) プレーの順序 二重の輪=記録されたシュート位置 白い点=映像で確認した位置関係 白=イングランド(上へ攻撃)/色付き=クロアチア
検討クロアチアにはどんな手があったか
実際に記述された動き ─ 記述として確認できるのは3つ。①スポルトネットと24サタの速報は、グバルディオルのパスの誤りを先制点の始まりとする2, 22。②ビリッチ監督は、イングランドはチェコ戦やスペイン戦と同じ戦い方で、予想していた形でやられたと話した20。③68分の6点目も、スタニシッチがGKへ戻そうとしたパスを奪われて生まれた3。映像では、8分のパスは自陣のエリアの左の外から中央へ斜めに出ていた。
そこから検討する対応策 ─ 以下は本紙の仮説である。映像で確かめたのは8分の出し手・受け手と位置関係までで、選手それぞれの判断の理由は特定していない。上の記述と映像から検討しうる選択肢を並べた。
対応案 狙い 代償・検討点 A GKから長く蹴り、中央でつながない 自陣の中央で奪われる危険を減らす。8分は自陣のエリアの横から中央へ斜めに通そうとしたパスを、68分はGKへの戻しを奪われた。 前線で収める選手が要る。24サタは前半のペタル・ムサを孤立していたと書き、支配率は41%にとどまった。蹴るほどボールを持つ時間は減る1, 18。 B 中盤の底の1人を最終ラインの間に下ろす センターバックの前に安全な受け手を作り、中央へ無理に通すパスを減らす。 中盤が1人減り、アンダーソンとスコットに前を向かれやすくなる。モドリッチを下げれば、前への配球の起点も遠くなる。 比較同じ形は、ほかの時間にも出た
8分 グバルディオルの中央へのパスをゲイが断ち、速攻からケインが決めた2。映像では、断った位置はセンターサークルのクロアチア側の縁付近だった。 41分 逆の例。アンダーソンが足を滑らせた後、コバチッチが3人をかわし、6ヤードから無人のゴールを外した3。 68分 スタニシッチがGKへ戻そうとしたパスをサカが奪い、ケインとのワンツーから決めた3, 18。 未確認 8分にグバルディオルへ寄せていたイングランドの選手と、68分にスタニシッチへ寄せていた選手が誰だったかは確認できていない。 次に見る点 ─ 前で奪う守備と、奪った後に中盤を素早く越える運びは、チェコとの再戦でも出るか(10月6日、ウェンブリー)。
図の読み方。ケインのシュート位置(二重の輪)はフットモブのショットマップに記録された位置。ほかの選手の位置とボールの経路は、試合映像(編集部確認)で確かめた位置関係と、スポルトネット、24サタ、スタンダード、インディペンデントの記述にもとづく模式で、特定の瞬間の座標ではない。映像では距離を測っておらず、位置は目安。GKの位置だけは映像の確認に無く、記述にもとづく模式。場面2と3の持ち運びは「持ち出し」「ドリブル」と添えて白い実線で描いた。前方からスコットに寄った選手は特定できず描いていない。描いていない選手(モドリッチ、コバチッチ、ムサ、ゴードン、サカほか)の位置は分からない。時刻は主催者UEFAの記録(8分)に揃えた1, 12。
04PLAYER REPORTS 選手ミニレポートクロアチア 0–7 イングランド (→ 結果)
GOOD
05STAT OF THE DAY 今日のデータ1選イングランドのビッグチャンスは12回で、そのうち7回を得点にした。クロアチアの枠内シュートは1本だけだった1, 12。
12 / 7 イングランドのビッグチャンスの数と、そのうち決めた数 出所: フットモブ、2026.10.4取得フットモブの集計で、イングランドのビッグチャンスは12回。7回を決め、外したのは5回だった。xGの6.43に対し、枠へ飛んだシュートの質を示すxGOTは7.43で、枠をとらえたシュートはさらに質が高かった12。トゥヘル監督は「非常に、非常に決定力があった」と話し、ケインも「ゴールに近い3分の1のエリアで、パスもシュートも冷静だった」と振り返る1, 6。7点は、多くの決定機を作り、冷静に決めた結果だった。
DATA BOARD
指標 クロアチア イングランド Note xG 1.39 6.43 イングランドは前半だけで3.60 枠内シュート 1 10 クロアチアの1本は90+1分 敵陣PA内タッチ 17 45 前半は24対10 地上戦の勝利 26 45 イングランドの勝率は63% xG・xGOT・ビッグチャンス・敵陣PA内タッチ(前後半別を含む)・地上戦はフットモブ、枠内シュートはUEFAの公式スタッツ(フットモブも同じ値)による1, 12。
イングランド エリア内 16本 イングランド エリア外 3本 クロアチア エリア内 5本 クロアチア エリア外 7本 データ小話 ─ FAによれば、ゴードンは代表の直近2試合で続けて頭で決めたが、エバートン、プレストン、ニューカッスル、バルセロナでのクラブ通算248試合では、頭での得点が1つも無い。前半に4人が別々に得点したのは、2013年3月のサンマリノ戦以来だった4。07RISING 活躍が目立った若手ランキングアレクサンダー・アーノルドに代わって右サイドバックに入った23歳が、得点をアシストした21。
1ジャレル・クアンサー39分、右からのクロスでゴードンの頭に合わせ、3点目をアシストした。スカイ・スポーツのアダム・ベイト記者は、アレクサンダー・アーノルドより優先されたことに不満の声もあったが、良質のクロスで応えたと書く3, 21。スタンダードの採点は7で、先発に戻り、見事なアシストを記録したと評された。スカイのピーター・スミス記者は、イングランドの両サイドバックは守備よりも好機を作ることに力を注いだと書いている17, 26。
FAによれば、5歳でリバプールに入り、アカデミーで育った。2023/24季にはリバプールの守備の中心に定着し、EURO2024の前にはサウスゲート監督の候補合宿にも呼ばれた。2025年11月に代表デビューし、この試合が代表8試合目となる27。センターバックとして育った選手が、右サイドバックでも攻撃を前へ進められると示した。今回はその点で一歩前進した。
見誤りやすい点 ─ 守備で試される場面は少なかった。スカイのスミス記者も、クロアチアがほとんど好機を作れなかったと書いている。右サイドバックとしての守備の評価は、より強い相手との試合で問われる26。
08ONE TO WATCH 今日の注目株PLAYER FEATUREアレックス・スコット
9月29日のチェコ戦で途中出場から代表デビューし、この試合で初めて先発した。アンダーソンと中盤の底に並び、69分までプレーしている1, 27。スタンダードのスミス記者は、8分の先制点につながる攻撃でコバチッチをかわした場面を挙げ、中盤の2人が、ボールの支配、失った直後に奪い返す動き、試合の運び方でクロアチアの2人に手本を示したと書いた5。
ガーンジー島の出身。19歳以下の欧州選手権(2022年)と21歳以下の欧州選手権(2025年)で優勝し、ボーンマスでの働きが認められて、2025年11月のW杯予選で初めてA代表に招集された27, 28。モドリッチについては「子どものころに好きだった選手の1人。同じピッチで競えたのは大きな名誉だ」と話している29。
本人は試合後、「中盤はきつかったが、できる限り相手を押し込みたかったし、それができた」と振り返った1。クラブでも同じように激しくボールを奪いに行けるか、次に注目したい。
別の視点 ─ スカイのスミス記者は、年齢を重ねた今のクロアチアは、力を測る厳しい相手にはならなかったとも書いている。強度で上回れる相手ばかりではない26。次に見る試合 ─ 10月10日(日本時間23時)、敵地のチェルシー戦。代表の同僚ロジャースと、今度は敵として向き合う30。09MANAGER RATINGS 監督の采配採点 (10点満点)前で奪う守備に加え、先発の入れ替え、交代、試合中の修正を評価した。
トーマス・トゥヘル (イングランド)8.8プラン適合 チェコ戦から先発を5人替え、GKにジョーダン・ピックフォード、右サイドバックにクアンサー、中盤にスコットを入れた。クアンサーは3点目をアシストした16, 21, 23。 交代の効果 69分に3人を替え、投入したロジャースが87分に7点目を決めた。79分以降はジェームズ・ガーナーを左サイドバック、マイルズ・ルイス・スケリーを中盤に置いた1, 23, 31。 試合中の修正 大きな修正は要らなかった。前半だけでシュート12本・xG3.6012。 効いた点 前で奪う守備と速い攻めが機能した。監督は「ボールを失った直後に奪い返す動きと守備で、貪欲さを保った」と話した6。 効かなかった点 3-0の直後の「大きなミスと、簡単なボールの失い方」(監督)。41分にコバチッチに決定機を与えた3, 6。 別の視点 ─ スカイのスミス記者は、トゥヘル体制で最高の内容だったとしつつ、イングランドの評価を決めるのは11月15日の敵地のスペイン戦だと書く26。
スラベン・ビリッチ (クロアチア)2.8プラン適合 スポルトネットが「2つの驚き」と書いた先発で、イバノビッチとペタル・ムサを起用し、病気明けのマルティン・バトゥリナを戻した。8分にグバルディオルのパスを断たれて失点した2, 16, 18。 交代の効果 ハーフタイムに前線の3人を替えた。後半のシュートは8本に増えたが、xGは0.40にとどまった1, 12。 試合中の修正 ハーフタイムには逆転を求めず、5点目、6点目を防ぐことを選手に求めた。その後も53分と68分に失点した1, 20。 効いた点 3-0の後の40〜43分に、ムサのヘディング2本とコバチッチのシュート2本で続けてゴールに迫った12。 効かなかった点 自陣でパスをつなぐ際にボールを奪われ、2失点した。地上での競り合いは26勝45敗だった2, 3, 12。 別の視点 ─ ビリッチ監督は「責任は私にあり、言い訳はしない」と認めた。ヴェチェルニ・リストのエディ・ジンド記者は、ネーションズリーグを「試験と捉えていた」という監督の言葉を言い訳だと批判し、スタッフと選手が現実に向き合わなければ、スプリトでも不名誉な記録が待ちかねないと警告している11, 20。
10PREMIER LEAGUE PLAYERS 今日のプレミアリーグ所属選手この試合に日本人選手はいない。出場した32人のうち、プレミアリーグのクラブに所属するのは15人で、イングランドが12人、クロアチアが3人だった。クロアチアのルカ・ヴシュコヴィッチはブライトンで三笘薫の同僚にあたり、マンチェスター・シティの4人は11日に遠藤航のリバプールと戦う1, 12, 27, 30。
PL SPOTLIGHTエリオット・アンダーソン
デビューから392日で代表20試合。中盤の底から前へ出て、5点目を作った。
スコットと中盤の底に並び、53分にはサカとのワンツーでクロアチアの守備の間を破り、低いクロスでケインの2点目をお膳立てした1, 3。スタンダードの採点は8で、「中盤のあらゆる場所で動き回っていた」と評された。スカイのスミス記者も、アンダーソンとスコットが、代表経験ではるかに上回る相手との中盤の争いを制したと書く17, 26。FAによれば、392日での20試合到達はクリス・ワドルの453日を上回る史上最速4。トゥヘル監督は試合前、運動量の多い選手としてアンダーソンとゴードンの名を挙げ、3日空いた日程で疲労を管理したと明かしていた32。所属するシティはプレミアリーグの財務規則違反で有罪の裁定を受けて控訴中で、監督はシティの選手が不安を抱くのは自然な反応だと話していた33。次は10月11日の敵地のリバプール戦(日本時間12日0時30分)で、中盤の先発に入るかに注目したい。
LOCAL EYE ─ 英国現地から
チェルシー / クラブ公式 ─ 「歴史的勝利に彩り」クラブ公式は、ロジャースの7点目を試合の流れとともに伝えた。 記事によれば、チェコ戦で先発したロジャースは、トゥヘル監督が先発を5人替えたこの試合で控えに回り、69分に入った。左からの低いボールでサカの決定機を作り、87分にはベリンガムのパスで守備ラインの背後へ抜け出してGKをかわし、無人のゴールへ流し込んだ23。
アーセナル / ロンドン紙スタンダード ─ 「必要な時に輝いた」ロンドンのスタンダードは、サカの2得点をちょうど必要な時の活躍と位置づけた。 スミス記者は、4日前のチェコ戦のサカをイングランドで最も物足りない出来の1人だったと振り返り、この試合では賢い判断を重ねたと評価した。21分の2点目は、サカが顔を上げて送った浮き球をゴードンが受けて折り返した形で、記者はその1本が得点に大きく貢献したと書く5。
ALL PREMIER LEAGUE PLAYERS ─ 出場したプレミアリーグ所属選手
選手 クラブ 出場 今日のポイント 次に見る点 ジョーダン・ピックフォード エバートン 先発90分 チェコ戦を休み、先発に戻った。セーブは90+1分のイバン・ペリシッチの1本で、無失点で終えた1, 12, 17。 10月11日の敵地のハル・シティ戦。エバートンでも無失点で終えられるか。 エズリ・コンサ アーセナル 先発90分 軽い問題でチェコ戦を欠場した後、先発に戻った。スタンダードは「試されなかったが堅実」と評した17。 10月10日のリーズ戦(ホーム)。アーセナルで先発に入るか。 マルク・ゲイ マンチェスター・シティ 先発90分 8分、グバルディオルのパスを断ち、先制点の起点になった。83分に治療を受けたが、最後までプレーした2, 31。 10月11日の敵地のリバプール戦。センターバックの先発に入るか。 ルイス・ホール ニューカッスル 先発79分 9分にスルーパスでゴードンを抜け出させた。24サタは、対面のイバノビッチを封じたホールを全盛期のロベルト・カルロスにたとえた3, 18。 10月12日の敵地のコベントリー戦(日本時間13日4時)。左から攻撃を前へ進める役割を担えるか。 エリオット・アンダーソン マンチェスター・シティ 先発79分 53分にサカとのワンツーで抜け出し、ケインの2点目をアシスト。最速で代表20試合に達した3, 4。 10月11日の敵地のリバプール戦。中盤の先発に入るか。 アレックス・スコット ボーンマス 先発69分 代表初先発。スタンダードは、8分の先制点につながる攻撃でコバチッチをかわしたと書く5。 10月10日の敵地のチェルシー戦。中盤で同じ強度を出せるか。 ブカヨ・サカ アーセナル 先発90分 45分と68分に右足で決め、21分の2点目の起点にもなった。72分には決定機を外した3, 5。 10月10日のリーズ戦。右ウイングで得点を続けられるか。 エベレチ・エゼ アーセナル 途中21分 69分にゴードンと交代。スタンダードは、前へ運ぶ場面はあったが結果に結び付かなかったと評した1, 17。 10月10日のリーズ戦。先発に入るか。 ジェームズ・ガーナー エバートン 途中21分 69分にスコットと代わって中盤に入り、79分以降は左サイドバックに回った1, 31。 10月11日の敵地のハル・シティ戦。エバートンでの位置はどこか。 モーガン・ロジャース チェルシー 途中21分 69分にケインと代わって入り、87分にベリンガムのパスで抜け出して7点目を決めた23。 10月10日のボーンマス戦(ホーム)。先発に入るか。 マイルズ・ルイス・スケリー アーセナル 途中11分 79分にホールと交代し、中盤に入った1, 31。 10月10日のリーズ戦。クラブでどの位置に入るか。 モーガン・ギブス・ホワイト ノッティンガム・フォレスト 途中11分 79分にアンダーソンと交代した1。 10月11日の敵地のクリスタル・パレス戦。攻撃の中心として先発するか。 ヨシュコ・グバルディオル マンチェスター・シティ 先発90分 8分にパスを断たれて先制点を許した。フットモブの評価点3.5は両チームで最低2, 12。 10月11日の敵地のリバプール戦。クラブで立て直せるか。 マテオ・コバチッチ マンチェスター・シティ 先発90分 41分、ゴール正面6ヤードから無人のゴールを外した。68分に警告を受けた1, 3。 10月11日の敵地のリバプール戦。中盤の先発に入るか。 ルカ・ヴシュコヴィッチ ブライトン 先発90分 グバルディオルと並んで右のセンターバックに入った。24サタは、味方との連携と立ち位置の悪さを指摘した1, 18。 10月10日の敵地のサンダーランド戦。ブライトンで先発に入るか。 出場時間は90分を基準に数え、交代の時刻はUEFAの記録に揃えた。所属はイングランドの選手がイングランドサッカー協会(FA)公式の選手紹介とフットモブの試合データ、クロアチアの3人がフットモブとUEFAの試合データによる。イングランドの控えのうち、プレミアリーグ所属のジェームズ・トラフォード(リーズ)、ジェイソン・スティール(ブライトン)、ジャラッド・ブランスウェイト(エバートン)、リオ・ングモハ(リバプール)、ドミニク・カルバート・ルーウィン(リーズ)は出番が無かった1, 12, 27。
11INJURY & SUSPENSION WATCH 負傷・出場停止ウォッチこの試合での負傷交代は無かった。イングランドはニコ・オライリーを欠き、83分にはゲイが治療を受けたが、最後までプレーした1, 31, 34。
選手 クラブ 事由 情報源 復帰見込み 影響する試合 ニコ・オライリー マンチェスター・シティ チェコ戦を欠場し、10月1日にクラブへ戻った。 協会 FAによれば、クラブでさらに検査を受ける。追加の招集は予定していない34。 10月11日の敵地のリバプール戦。 マルク・ゲイ マンチェスター・シティ 83分に倒れて治療を受けた。 実況 治療の後、最後までプレーした1, 31。 10月6日のチェコ戦。10月11日のリバプール戦。 13FLEET STREET 英国・クロアチアの論調英国のスカイ・スポーツとスタンダードは、トゥヘル体制で最高の内容だったと評価し、中盤では代表経験の差を覆したと書いた。クロアチアのヴェチェルニ・リストは、ビリッチ監督の言葉を言い訳だと批判した5, 11, 26。
PRESS VIEW ─ 英国・クロアチアの論調
SKY SPORTS(ピーター・スミス記者)スミス記者は、W杯準決勝のアルゼンチン戦の敗退で傷を負ったトゥヘル体制にとって、7-0はチーム作りを再び勢いづける結果だと書いた。前線の4人を「電撃的で破壊的」と評し、アンダーソンとスコットが中盤の争いを制したと指摘する。ただし、イングランドの評価を決めるのは、11月15日の敵地のスペイン戦だと結んでいる26。
別の見方 ─ ビリッチ監督は、イングランドはチェコ戦、スペイン戦と同じ戦い方だったと話した。イングランドが変わったというより、クロアチアが崩れたという見方になる20。
THE STANDARD(ドム・スミス記者)スミス記者は、代表経験だけを見れば、中盤はクロアチアが大きく上回る組み合わせに見えたと書く。試合前の代表出場はアンダーソンとスコットの計20試合に対し、モドリッチとコバチッチは計323試合。それでも、ボールを支配し、失った直後に奪い返す動きや試合の運び方で手本を示したのはイングランドの2人だったという。モドリッチが攻撃で脅威を与えたのはペリシッチへのアウトサイドのパス1本だけで、「初めて本当に40代の選手に見えた」と書いた5。
別の見方 ─ フットモブの評価点でモドリッチは6.1で、クロアチアの先発11人の中では上から4番目に並ぶ。両チームの最低はグバルディオルの3.5とスタニシッチの3.9で、崩れたのは主に最終ラインだった12。
VEČERNJI LIST(エディ・ジンド記者)ジンド記者は、この試合を「平均以下」と呼ぶことさえ美化になると書いた。技術や位置取りに関する個人のミスの多さ、競り合いやパスを恐れる姿勢を挙げ、0-1になった直後から、顔を手で覆ったり、ひざに手をついたりする選手が3、4人いたと指摘する。就任から3試合で12失点は1994年の6失点の倍。記事は、スタッフと選手が現実に向き合わなければ、スプリトでまた不名誉な記録が生まれかねないと結んでいる11。
別の見方 ─ ビリッチ監督は「責任は私にあり、言い訳はしない」としたうえで、この選手たちには活力があり、それが無ければこれまでの成功は無かったと話し、スプリトでの巻き返しを誓った20。
WATCH NEXT79分以降、左サイドバックにはルイス・スケリーではなくガーナーが入り、ルイス・スケリーは中盤に回った。オライリーが離脱した左サイドバックで、ホールに次いで誰が起用されるのか。6日のチェコ戦の先発と交代が、その答えの手がかりになる31。
14EXTRA TIME 今日の小話無観客処分を受けた試合の観衆、クラブの同僚への言葉、前監督の勝利を振り返る。
無観客の試合に、6,342人
2025年3月のフランス戦でのファンの差別的な行為で、UEFAはクロアチアに次のホーム1試合を無観客とする処分を科していた。この試合が、UEFAの大会で処分後初めてのホームゲームだった。スタンドには教員やコーチに連れられた学童と、招待されたイングランドのファン100人が入り、観衆は6,342人。トゥヘル監督は前日、子どもたちが選手を間近で見られるのはうれしいと話していた1, 2, 9, 32, 36。
補SOURCES 出典脚注は本文の主張に対応する。観衆、支配率・シュート・枠内シュート・CK・警告、先発・交代・得点の時刻は主催者UEFAの試合データ、xG・xGOT・ビッグチャンス・敵陣PA内タッチ・地上戦・ドリブル・前後半別の集計・シュートの位置・評価点はフットモブ、アシストはUEFAとフットモブによる。支配率はUEFAの集計で、フットモブの集計は36対64。警告はUEFAの集計ではクロアチアに2枚あるが、選手への警告は68分のコバチッチの1枚で、もう1枚は受けた人物の記載が無いため、試合カードでは1とした。所属クラブは、イングランドの選手がイングランドサッカー協会(FA)公式の選手紹介とフットモブ、クロアチアの選手がフットモブとUEFAの試合データによる。英語とクロアチア語の記事・会見の引用は本紙の訳。
- UEFA(UEFA.com、現地報告はElvir Islamović記者), Croatia vs England ─ UEFA Nations League 2026/27, League A Group 3, 2026.10.4取得(主催者の試合ページ。先発・交代・得点・警告の時刻、観衆、支配率・シュート・枠内・CK等の公式スタッツ(UEFAの試合データで確認)、試合後の談話。トゥヘル監督の一部とスコットの談話はITVスポーツへのもの) ↩
- Sportnet.hr(Mate Omazić記者), Kronologija: Hrvatska – Engleska 0:7, 2026.10.3(クロアチア語の文字速報) ↩
- The Independent(Jonathan Veal記者), England put seven past shambolic Croatia to show secret to success under Thomas Tuchel, 2026.10.3(試合記事。得点の経過と、41分・72分の決定機) ↩
- England Football(イングランドサッカー協会公式), Stats and records from Croatia 0-7 England, 2026.10.3 ↩
- The Standard(Dom Smith記者), England send rivals ominous message and key talking points from Three Lions’ thrashing of Croatia, 2026.10.3 ↩
- England Football(イングランドサッカー協会公式), Tuchel: ‘A complete performance’, 2026.10.3 ↩
- 24sata(Josip Tolić、Hrvoje Tironi記者), MODRIĆ NA RUBU SUZA ‘Prvi put u 20 godina reprezentacije me sram! Ovo je nedopustivo’, 2026.10.3(モドリッチの試合後の談話) ↩
- England Football(イングランドサッカー協会公式), Kane and Saka hail ‘unbelievable’ win over Croatia, 2026.10.3 ↩
- The Standard(Tashan Deniran-Alleyne記者), Why Croatia vs England stadium is ’75 per cent full’ for behind closed doors clash today, 2026.10.3(UEFAの処分の経緯(2025年5月19日の裁定)、ビリッチ監督の2度目の就任と直近2試合) ↩
- UEFA(UEFA.com), Groups | UEFA Nations League, 2026.10.4取得(グループA3の第3節終了時点の順位(UEFAの順位データで確認)) ↩
- Večernji list(Edi Džindo記者), Bilićeva izlika je neumjesna, a ova Hrvatska je izgubila identitet, 2026.10.3 ↩
- FotMob, Croatia vs England ─ Stats, Shotmap, Lineup, 2026.10.4取得(xG、xGOT、ビッグチャンス、敵陣PA内タッチ、地上戦とドリブル(前後半別を含む)、ショットマップ、出場選手の所属クラブ、評価点) ↩
- UEFA(UEFA.com), 2026/27 UEFA Nations League: All you need to know, 2026.9.24(準々決勝(2027年3月)と、リーグ別の昇降格の条件) ↩
- UEFA(UEFA.com), New promotion/relegation system for UEFA Nations League 2026/27, 2026.9.15(2028/29から3リーグ制へ移るのに伴う、2026/27の昇降格方式の変更) ↩
- UEFA(UEFA.com), Fixtures & results | UEFA Nations League, 2026.10.4取得(10月6日と11月の試合の日時・会場(UEFAの試合データで確認。日本時間は協定世界時に9時間を足した)) ↩
- Sportnet.hr(Mate Omazić記者), Slaven Bilić otkrio karte: Dva iznenađenja u prvih 11 Hrvatske!, 2026.10.3(両チームの先発と配置) ↩
- The Standard(Dom Smith記者), England player ratings vs Croatia: Jude Bellingham cements starting berth as Arsenal star finds form, 2026.10.3(採点は10点満点) ↩
- 24sata(Luka Tunjić記者), TUGA, JAD I BIJEDA Modrić više širio ruke nego gledao suigrače, Ivanoviću reći kako igraju krila!, 2026.10.3(両チームの採点(10点満点)) ↩
- Sportnet.hr(Mate Omazić記者), Ivanović: ‘Primiti sedam golova protiv Engleske… Nemoguće. Ne znam što reći, jako loše’, 2026.10.3(イバノビッチの試合後の談話) ↩
- HNS(クロアチアサッカー連盟公式), Bilić: “Razočarani smo, ovo zahtijeva iskupljenje”, 2026.10.3(試合後の会見) ↩
- Sky Sports(Adam Bate記者), Croatia 0-7 England: Amazing Nations League win as Harry Kane and Bukayo Saka each score twice in huge victory, 2026.10.3(試合記事。ロイ・キーン氏(ITV)とロブ・ドーセット記者(スカイ・スポーツ・ニュース)の評、ケインの記録を含む) ↩
- 24sata(Hrvoje Tironi、Ivan Tomašković、Luka Tunjić記者), Hrvatska – Engleska 0-7: Englezi rastavili na proste faktore nikad lošije i sramotne ‘vatrene’, 2026.10.3(試合記事(文字速報のページ)) ↩
- Chelsea FC(クラブ公式), Internationals: Rogers provides gloss on historic England win, 2026.10.3 ↩
- 24sata(Josip Tolić記者), POGLEDAJTE BROJKE Najlošija utakmica Gvardiolove karijere, 2026.10.3(ソファスコアの評価点) ↩
- Sportnet.hr(Mate Omazić記者), Kane: ‘Poštujemo Hrvatsku, ali danas smo bili nevjerojatni. Stanišić? Sjajan igrač i osoba’, 2026.10.3(ケインのノヴァTVへの談話) ↩
- Sky Sports(Peter Smith記者), Croatia 0-7 England: Thumping win reinvigorates Thomas Tuchel’s project after World Cup blow – but next Spain test will define progress towards success, 2026.10.3 ↩
- England Football(イングランドサッカー協会公式), Men’s Senior Squad, 2026.10.4取得(選手紹介の所属クラブ、生年月日、代表デビュー日、出場数、経歴(クアンサー、スコット、アンダーソン、ピックフォード、ガーナー、コンサ)) ↩
- UEFA(UEFA.com、Sam Honeyman記者), Israel 1-3 England (aet): Chukwuemeka and Ramsey the extra-time heroes as Young Lions fight back, 2022.7.1(U19欧州選手権の決勝の記録。スコットは先発。FAの選手紹介の本文は優勝の年を2023年と書くが、この記録により2022年とした) ↩
- The Independent(Will Castle記者), Alex Scott: I’ve watched Harry Kane since I was little – he’s ridiculous up close, 2026.10.3(スコットのITVへの談話) ↩
- Premier League, All 380 fixtures for 2026/27 Premier League season, 2026.6.19(2026.10.4に同サイトの試合データ(第6節)でキックオフ時刻を確認。英国時間。日本時間は8時間を足した) ↩
- The Standard(Oli Gent、Dom Smith記者), Croatia vs England LIVE: Nations League result, latest updates and reaction, 2026.10.3(ライブ速報。79分以降の配置、83分のゲイの治療) ↩
- England Football(Nicholas Veevers記者), Tuchel looking for focus in Croatia, 2026.10.2(試合前日の会見。ページ上の掲載日の表示は10月1日) ↩
- The Independent(Jonathan Veal記者), England’s Manchester City players worried about future after club’s guilty verdict, Thomas Tuchel says, 2026.10.3 ↩
- England Football(イングランドサッカー協会公式), Squad update: Nico O’Reilly withdrawn, 2026.10.1 ↩
- England Football(イングランドサッカー協会公式), England Men’s Senior Team, 2026.10.4取得(次の2試合の日時と会場(英国時間)) ↩
- The Independent(Ian Parker記者), Are England fans allowed to attend the Nations League match in Croatia?, 2026.10.3(無観客処分の適用試合についてのクロアチアサッカー連盟の声明、イングランドへの100枚の招待券) ↩
- Večernji list(Karlo Koret記者), Dalić oduševio: Reprezentaciju koja nije upisala pobjedu sedam godina uveo u finale, 2026.10.3 ↩
- Sportske novosti(Toni Roić記者), Nekom povijesna sramota, nekome finale: Dok Hrvatska tone, Dalić slavi najveći uspjeh s novom reprezentacijom, 2026.10.3(決勝の日時と会場) ↩
注NAME NOTES 表記注記以下の固有名詞は日本語表記の確認が済んでおらず、暫定表記としている。( )内は原綴り。確認できた名前は、この注記から外す。
選手・監督マルク・ゲイ(Marc Guéhi)、ジェイソン・スティール(Jason Steele)、リオ・ングモハ(Rio Ngumoha)、ニコ・オライリー(Nico O’Reilly)
クラブ・競技場スタディオン・HNKリエカ(Stadion HNK Rijeka)
記者・解説者ほかドム・スミス(Dom Smith)、マテ・オマジッチ(Mate Omazić)、ジョナサン・ヴィール(Jonathan Veal)、ルカ・トゥニッチ(Luka Tunjić)、ヨシプ・トリッチ(Josip Tolić)、アダム・ベイト(Adam Bate)、ピーター・スミス(Peter Smith)、エディ・ジンド(Edi Džindo)
PREMIER LEAGUE DAILY
4 Oct (Sun) の試合 / 特別号 / 発行 2026.10.4 JST -
[特別号] 鈴木彩艶、PK戦で3人目を止める 0-0のエクアドル戦、日本は5人全員成功で決勝へ
PREMIER LEAGUE DAILY 2026.10.2|SPECIAL ISSUE ─ 日本 vs エクアドル SPECIAL ISSUE ─ JAPAN NATIONAL TEAM
PREMIER LEAGUE DAILY
SPECIAL ISSUE 鈴木彩艶、PK戦で3人目を止める
0-0のエクアドル戦、日本は5人全員成功で決勝へTHE STORY OF THE DAY日本はキリンカップサッカー2026の準決勝でエクアドルと90分を0-0で終え、PK戦を5-4で制して決勝に進んだ。ベネズエラ戦から先発10人を入れ替え、谷村海那のほかは今夏のW杯を戦った選手で臨んだ。前半はエクアドルの速い寄せに押される時間があり、後半開始から入った上田綺世のポストプレーを起点に、鈴木唯人が46分と65分にゴールへ迫ったが、得点は生まれなかった。PK戦は先攻のエクアドルの3人目、デニル・カスティジョのキックを鈴木彩艶が止め、日本は上田、鎌田大地、伊藤洋輝、相馬勇紀、前田大然の5人が全員決めた。日本のPK戦勝利は2011年1月のアジア杯準決勝・韓国戦以来、15年ぶりだった1, 2, 3, 4。
イングランドのクラブに所属する選手は4人が出場した。アストン・ヴィラの鈴木彩艶はフル出場して無失点で終え、PK戦でも1本を止めた。リーズの田中碧はボランチで先発して79分までプレーした。クリスタル・パレスの鎌田大地は67分から出場し、PK戦の2人目を決めた。79分に田中と代わったイプスウィッチの前田大然は5人目で勝利を決め、「僕は駆け引きとかできないんで」と笑った。サウサンプトンの松木玖生は出番がなかった2, 4, 5。
English
Japan drew 0-0 with Ecuador over 90 minutes in the semi-final of the Kirin Cup Soccer 2026 and won the penalty shoot-out 5-4 to reach the final. Japan made ten changes to the starting line-up from the Venezuela game, and every starter except Kaina Tanimura had played at this summer’s World Cup. Ecuador pressed quickly and put Japan under pressure at times in the first half. Ayase Ueda came on at half-time, and his hold-up play helped Yuito Suzuki get close to goal in the 46th and 65th minutes, but there was no goal. Ecuador went first in the shoot-out. Zion Suzuki saved their third kick, taken by Denil Castillo, and all five of Japan’s takers scored: Ueda, Daichi Kamada, Hiroki Ito, Yuki Soma and Daizen Maeda. It was Japan’s first shoot-out win in 15 years, since the Asian Cup semi-final against South Korea in January 2011.
Four players from English clubs took part. Aston Villa’s Zion Suzuki played the full match, kept a clean sheet and saved a penalty in the shoot-out. Leeds’ Ao Tanaka started in central midfield and played until the 79th minute. Crystal Palace’s Daichi Kamada came on in the 67th minute and scored Japan’s second penalty. Ipswich’s Daizen Maeda, who replaced Tanaka in the 79th minute, scored the fifth penalty to win the tie and said with a smile: “I’m not one for mind games.” Southampton’s Kuryu Matsuki was an unused substitute.
ヒント
「Ninety minutes end 0–0.」は「90分を終えて0-0」という意味。ここでの end 0–0 は「0-0で終わる」という言い方だよ。
ヒント
「Suzuki stops Ecuador’s third penalty.」は「鈴木がエクアドルの3人目のPKを止める」という意味。stop はGKがシュートやPKを「止める」ときにも使う。
ヒント
「Japan’s five kicks all go in.」は「日本の5本は全部決まる」という意味。go in は、ボールが「入る/決まる」という自然な表現だよ。
ヒント
「Next feature: the final.」は「次の見どころは決勝」という意味。feature を映画の「次回作」のように使い、フィルムの山から決勝へつなげる言葉遊びになっている。
THE MORNING 501鈴木彩艶、3人目のPKで先に動く鈴木はエクアドルの1人目と2人目にはボールを見て反応し、3人目には「先に動くことを意識していた」。森保監督によれば、下田崇GKコーチらが相手のデータを用意していた6, 7。 02キッカーは中村俊輔コーチの提案試合終了間際に中村コーチが順番とキッカーを提案し、森保監督が確認して選手に伝えた。日本のPK戦は2022年W杯のクロアチア戦以来で、その時は挙手制だった7, 8。 03前田大然、5人目でゴール右上へイプスウィッチの前田は79分から出場し、勝利を決めるPKを右足でゴール右上に蹴り込んだ。セルティックでもPK戦の5人目で決めたことがあると話した4, 5, 9。 04シュートは両チームで11本公式記録のシュートは日本6本、エクアドル5本。9月からの南米勢との3試合で、両チーム合計が最も少なかった2, 10, 11。 05エクアドルの英国組も出場サンダーランドのニルソン・アングロが86分まで左サイドで仕掛けた。ミドルズブラのジェレミー・サルミエントは67分から入り、PK戦の4人目を決めた1, 2, 4, 12。 CONTENTS01RESULTS & HIGHLIGHTS 試合結果とハイライト4か国で争うキリンカップの準決勝。勝者同士が10月5日に国立競技場で決勝を戦う。エクアドルは9月24日の韓国戦(0-3)で初陣を迎えたマルセロ・ガジャルド監督の2試合目だった1, 13, 14。
キリンカップサッカー2026
日本 0 – 0 エクアドル PK ○上田綺世
○鎌田大地
○伊藤洋輝
○相馬勇紀
○前田大然PK ○ジョルディー・カイセド
○アラン・ミンダ
×デニル・カスティジョ
○ジェレミー・サルミエント
○アントニー・バレンシア前半 0-0、後半 0-0。PK戦はエクアドルの先攻で、日本が5-4で勝った2。
49.5% 支配率 50.5% 6 シュート 5 2 CK 4 0 警告 1 日本は3-4-2-1で、ベネズエラ戦から先発10人を入れ替えた。前半はエクアドルの速い寄せに押される時間があったが、後半は上田綺世のポストプレーを起点に鈴木唯人が2度ゴールに迫り、65分のシュートはGKエルナン・ガリンデスの正面だった。PK戦はエクアドルの3人目を鈴木彩艶が止め、日本の5人は全員決めた1, 2, 4。
03THE TURNING POINT 勝敗を分けた一手勝敗はPK戦で決まった。後攻の日本は5人全員が決め、鈴木彩艶が1本を止めた。90分の攻防では、後半開始から入った上田綺世が前線の起点になった1, 2。
PK PK戦日本 0–0 エクアドル ─ キッカーを指名、鈴木彩艶が3人目をセーブ
日本がPK戦を戦うのは、2022年W杯のクロアチア戦以来だった。その試合と2015年アジア杯のUAE戦はいずれもPK戦で敗れ、森保監督はカタールで挙手制にした反省を口にし、以後はキッカーを指名すると話していた1, 8。この日は中村俊輔コーチが試合終了間際に順番とキッカーを提案し、森保監督が確認し、必要なところを変えて選手に伝えた。W杯前からPKの練習の量を増やし、個々の間合いや蹴るイメージを持たせてきたという。鈴木彩艶には、下田崇GKコーチと、セットプレー担当の渡邉秀朗コーチが相手のデータを用意した7。鈴木は、エクアドルの1人目と2人目は相手がGKを見て蹴ってくるため、ボールを見てコースが甘ければ取れる感覚で待ったと話す。3人目のデニル・カスティジョについては「先に動くことを意識していた」と話し、右足のキックを横っ跳びで止めた4, 6。
裏付け ─ PK戦はエクアドルの先攻で5-4。エクアドルは3人目だけが失敗し、日本は上田、鎌田、伊藤、相馬、前田の5人全員が成功した。A代表のPK戦勝利は2011年1月のアジア杯準決勝・韓国戦以来1, 2。
SUB 後半開始日本 0–0 エクアドル ─ 上田投入で前線に起点、鈴木唯人が2度好機
森保監督によれば、エクアドルのカウンタープレスは想定より早く、日本はボールを失う回数が多かった。1トップで先発した谷村海那はウィリアム・パチョとの競り合いに苦しみ、「ただ背負うだけじゃ勝てない」と振り返った1, 3, 7。ハーフタイムに谷村から上田綺世へ替えると、最初のプレーで上田のポストプレーが決まり、日本は布陣を押し上げた。46分は久保建英のスルーパスに鈴木唯人が反応し、65分は上田の落としから鈴木唯がシュートを打ったが、GKの正面だった1, 4, 15。上田は、マンツーマンで来る相手を動かし、シャドーが生きる位置を考えていたと話す16。
裏付け ─ 公式記録の日本のシュートは前後半とも3本ずつで、本数は増えていない。森保監督は、後半に解決したように見えたのは「間延びしたところもある」とも述べた2, 7。
見落とせない点 ─ 90分の日本の最後のシュートは73分の伊東純也で、86分に塩貝健人を入れて2トップにした後は1本も無かった(公式記録の選手別シュート数とdメニュースポーツの速報の時刻から本紙集計)。森保監督は「決め切る力を付けることが大切」と話した1, 2, 4, 7。TACTICAL BOARD ─ 戦術Q&Aテーマ:サイドバックの背後
日本 0–0 エクアドル / 67分の交代から4分後、71分
Q.人に付いてくるエクアドルの守りを、
日本は左サイドでどう外した?A.dメニュースポーツの速報とゲキサカによれば、71分、鎌田大地の展開から中村敬斗がペナルティーエリア左へスルーパスを送り、内側を追い越した伊藤洋輝が追い付いて折り返した。鎌田のダイレクトシュートは、至近距離にいたDFに阻まれた1, 4。映像で確かめると、中村はタッチライン際で2番のフェリックス・トーレスと向き合って外へ誘い、伊藤には23番のジョン・メルカドがほぼ遅れずに付いていたが、スルーパスはその2人の間を通った。ゴール前ではエクアドルも25番、6番、7番とGKがそろっていて、鎌田のシュートは25番のジャクソン・ポロソに当たった。人に付く守りを2人の動きで外した後、そろった守備者の前でどう打ち切るかが焦点になった。
前回の問い(9/29特号):後半開始直後に先制された3分後、上田はベネズエラの最終ラインの背後をどう取った?
今回の検証 ─ 判断材料が足りなかった:上田は今回も後半開始から、伊東純也は67分から入り、2人は先発で並ばなかった。速報と記事には、左からのクロスに上田が抜け出した場面の記述は無く、65分の左からの低いクロスでは、上田は落とす役に回った1, 2, 4。3場面71分の決定機を一手ずつ追う
1鎌田が受けて振り向き、左へ71′ 仕掛け ─ 中央から左へ
ゲキサカによれば、この決定機は鎌田の展開から始まった1。鎌田は67分に久保建英と代わって入っていた2。映像では、田中碧が自陣のセンターサークル右端から右へ3m、ハーフウェーラインの5m手前から、左斜め前の鎌田へパスを出した。鎌田はセンターサークルの中、ハーフウェーラインを2m越えた位置で、受ける前に周りを確かめ、受けてすぐ振り向いて、左タッチライン際でエリアの10m手前にいた中村へ出した。田中碧が出す前から上がり始めていた伊藤は、鎌田が出した瞬間に鎌田より後方から全力で走り出し、鎌田と中村の間をまっすぐ縦に上がった。
2伊藤が中村の内を追い越す71′ 相手の対応 ─ 2番は中村、23番は伊藤に
dメニュースポーツの速報は、中村が内側を追い越す伊藤を狙ってペナルティーエリア左へスルーパスを送ったと記す4。映像では、タッチライン際で受けた中村は2番トーレスと向き合い、右足のアウトサイドで2度、外へ誘ってから、内側の少し後ろへかわした。その瞬間に伊藤が中村を内側から追い越し、中村はその前へ、2番と、伊藤に付いていた23番メルカドの間を通す縦のスルーパスを出した。メルカドは伊藤の上がりにほぼ遅れずに付いていった。
3ニアで合わせ、ポロソに当たる71′ 結果 ─ ゴール前を拡大
dメニュースポーツの速報とゲキサカによれば、伊藤は追い付いて折り返し、鎌田がダイレクトで合わせたが、至近距離にいたDFにブロックされた1, 4。鈴木淳之介は67分から右ウイングバックに入っていた17。映像では、伊藤はパスを少し前へ触ってから、エリアの左端から4m、ゴールラインから1mほどの位置で、中へやや後ろ向きに折り返した。鎌田がニアへ、上田が中央のややニアへ走り込み、鈴木淳はファーで待っていた。鎌田が打った瞬間の並びは、ニアから25番ポロソと鎌田(2人は近い)、上田、GKガリンデス、6番パチョ、7番のペルビス・エストゥピニャン、鈴木淳の順で、シュートはポロソに当たって跳ね返った。
ボールの経路(模式) 選手の移動(模式) プレーの順序 白い点=映像で確認した位置関係 白=日本(上へ攻撃)/色付き=エクアドル
検討エクアドルにはどんな手があったか
実際に記述された動き ─ 記述として確認できるのは3つ。①上田は、エクアドルが「マンツーマンでタフに戦ってきた」と話し、マンツーマンの相手をどう動かしてスペースを作るかを考えていたという16。②プリミシアスの採点は、メルカドが後半、右のウイングバックの位置まで下がり、守備のカバーで献身を見せたと書く18。③森保監督は、こうした相手から点を取るには、相手の守備の反応より早くボールを動かし、動き出しを早くすることが要ると述べた7。
そこから検討する対応策 ─ 以下は本紙の仮説である。映像で確かめたのは71分の出し手・受け手と、2番、23番、ゴール前の守備者の位置関係までで、守備者それぞれの判断の理由は特定していない。上の記述と映像から検討しうる選択肢を並べた。
対応案 狙い 代償・検討点 A 2番が内側のコースを先に消す 映像では、2番トーレスは中村の外へのそぶりに誘われ、内側の少し後ろへかわされた瞬間に、23番メルカドとの間を縦に通された。2番が縦を捨てて内側に立てば、伊藤への縦パスは出しにくくなる。 中村に外で前を向かれ、縦への突破とクロスを許しやすくなる。dメニュースポーツの速報によれば、中村は前半40分にも左の深い位置で1対1から仕掛けてクロスを送っている4。 B 23番が伊藤のゴール側を走る 映像では、メルカドは伊藤の上がりにほぼ遅れずに付いていったが、パスはメルカドと2番の間を通った。伊藤より先に、ゴール側(内側の前)を走れれば、縦パスと、その後の折り返しのコースを体で消しやすい。 伊藤より先に下がり始める必要があり、奪った後に右で前へ出る力が落ちる。プリミシアスの採点は、メルカドの右での突破を評価したうえで、後半は右のウイングバックの位置まで下がったと書く18。 比較伊藤が中村を追い越す ─ 61分は外、71分は内
61分 伊藤のスルーパス気味の縦パスを中村が受けると、伊藤は外側を追い越した。リターンパスを受けて左の深い位置からクロスを送ったが、DFにブロックされた4。 71分 伊藤は内側を追い越し、中村のスルーパスでエリア左へ抜けて折り返した。鎌田のダイレクトシュートはDFに阻まれた1, 4。映像では、パスは2番トーレスと23番メルカドの間を通った。 未確認 61分に伊藤に付いていた選手と、クロスを止めた選手は確認できていない。外を回るか内を回るかで、エクアドルの右サイドの2人の対応がどう変わったかは、この2場面だけでは判断できない。 次に見る点 ─ 左ウイングバックの内側を3バックの左が追い越す形が、決勝のニュージーランド戦でも出るか(10月5日、国立競技場)。
図の読み方。白い点を付けた選手は、動きと位置関係を試合映像で確認したもので(編集部確認、2026.10.2)、ショットマップ等に記録された座標ではない。選手の位置、白い実線のボールの経路、水色の破線の選手の移動、点線の輪の移動前の位置は、記述と映像にもとづく模式で、特定の瞬間の座標ではない。場面3のゴール前は、ニアからの並び順を映像で確かめたもので、ゴールラインからの距離は模式。場面2の中村の持ち直し(外へ2度誘ってから内側の少し後ろへ)と、場面3で伊藤が折り返す前に前へ触ったボールは、移動が小さいため経路を描いていない。鎌田と上田がゴール前へ走り込んだ経路は、起点を特定していないため描いていない。場面1はエクアドルの選手の位置を特定していないため描かず、場面2は中村と向き合った2番と、伊藤に付いた23番だけを描いた。時刻は、dメニュースポーツの速報とゲキサカの「後半26分」に揃えて71分とした1, 4。
04PLAYER REPORTS 選手ミニレポート最終ラインでは瀬古歩夢とウィリアム・パチョ、前半で退いた2人では谷村海那とアラン・フランコの内容を振り返る2。
日本 0–0 エクアドル (→ 結果)
GOOD
05STAT OF THE DAY 今日のデータ1選公式記録のシュートは両チーム合わせて11本。9月24日のウルグアイ戦(24本)、28日のベネズエラ戦(15本)から減り、3試合で最も少なかった2, 10, 11。
11 シュートの本数(両チーム合計)。日本6本、エクアドル5本 出所: JFA公式記録(マッチレポート)、2026.10.1日本のシュートは前後半とも3本ずつで、エクアドルは前半3本、後半2本だった。森保監督は、エクアドルのカウンタープレスが想定より早く、ボールを失う回数が多かったと話し、「球際で勝って崩してシュートにもっともっとこぎつけていけるように」と課題を挙げた。エクアドルの日刊紙エル・コメルシオは、自国の90分の枠内シュートを1本と数えている2, 7, 20。
DATA BOARD
指標 日本 エクアドル Note シュート 6 5 日本は前半3本、後半3本で同じ数 CK 2 4 日本は後半のCKが0本だった 直接FK(得た数) 11 7 日本は後半に7本を得た PK戦の成功 5/5 4/5 失敗は3人目のカスティジョだけ いずれもJFAの公式記録による。直接FKは、相手の反則で得た直接フリーキックの数。xG、枠内シュート、敵陣ペナルティーエリア内のタッチは、公開された値を確認できなかったため載せていない(フットモブはこの試合の集計を公開していない)2, 21。
ウルグアイ戦(9/24) 24本 ベネズエラ戦(9/28) 15本 エクアドル戦(10/1) 11本 両チーム合計のシュートで、JFAの公式記録による。内訳は、ウルグアイ戦が日本8本・ウルグアイ16本、ベネズエラ戦が日本9本・ベネズエラ6本10, 11。
07RISING 若手株価上昇ランキングエクアドルのニュースサイト、プリミシアスの採点で、24歳の右MFがチーム最高評価を受けた18, 21。
1ジョン・メルカド立ち上がりからエクアドルの右サイドで攻撃の起点になった。3分に右を持ち上がってクロスを送り、4分にはカットインしてペナルティーエリアの右から鋭いシュートを放ったが、枠の左へ外れた。14分にもエリア右へ運んでクロスを送り、日本の左ウイングバックの中村敬斗は11分に並走を強いられている。プリミシアスは「アジア遠征で最も目立った1人」として、チーム最高の7点を付けた1, 4, 18。
エクアドルの日刊紙エクスプレソによれば、国内リーグのリーガプロでは1試合もプレーしたことがない。インディペンディエンテ・デルバジェから、ブラジル、ポルトガルを経てチェコのスパルタ・プラハに渡り、今季は4得点を挙げている。この日はガジャルド監督の下で初めて先発し、後半は右のウイングバックの位置まで下がって守備にも走った18, 22。
見誤りやすい点 ─ 公式記録のシュートは4分の1本だけで、79分に退いた。仕掛けの回数や成功率を示す公開データは確認できていない。
08ONE TO WATCH 今日の注目株PLAYER FEATURE鈴木唯人
左シャドーで先発し、左ウイングバックの中村敬斗とともに左で起点を作った。25分には谷村海那の落としを受けてミドルシュートを放ったが、枠の右へ外れた。後半は46分に久保建英のスルーパスに抜け出しかけたがトラップが乱れ、65分は上田綺世の落としを右足で打ったが、GKの正面だった。67分に鈴木淳之介と交代した1, 2, 4, 15。
ゲキサカによれば、今回の活動の初戦だったウルグアイ戦で約半年ぶりに先発した。試合前日には「どれだけ主力と言われる、最初から出ている選手たちと融合できるかが一番キー」と話しており、この試合では右シャドーの久保と距離を近く保つことを意識し、左の中村からは逆サイドへ流れすぎないよう求められていた15。
本人は「フライブルクのときと比べるとドリブルでスルスルといくシーンは少なかった」と振り返る一方、46分の決定機については「ああいうシーンにいられるのが間違いなく良いこと」と前向きにとらえた。久保とは「イメージはお互いあった」という15。持ち味のドリブルと、主力との連係をどう重ねるかが次の焦点になる。
別の視点 ─ 森保監督は、奪ったボールからのスルーパスが合わなかった例に、久保から鈴木唯への場面を挙げた。強度の高い中で合わせる部分は「今の我々にもできること」と話している7。次に見る試合 ─ 10月5日(19時30分)、国立競技場でのニュージーランドとの決勝。先発に入るか23。09MANAGER RATINGS 監督の采配採点 (10点満点)先発の選び方、後半開始の交代、終盤の布陣変更、PK戦の準備を採点に入れた。
森保一 (日本)6.6プラン適合 谷村のほかはW杯を戦った選手で先発をそろえた。エクアドルのカウンタープレスは想定より早く、ボールを失う回数が多かったと本人が認めた3, 7。 交代の効果 後半開始の上田投入で前線に起点ができ、46分と65分に鈴木唯人が好機を得た1, 15。 試合中の修正 67分に鈴木淳之介を右ウイングバックに入れ、79分に鎌田大地をボランチへ回し、86分は塩貝健人を加えて3-1-4-2にした1, 17。 効いた点 中村俊輔コーチの提案で決めたキッカー5人が全員成功し、鈴木彩艶が1本を止めた2, 7。 効かなかった点 73分を最後にシュートが無く、3-1-4-2にしてからは0本だった(本紙集計)2, 4。 別の視点 ─ 森保監督は試合後、「本当に良い相手でW杯基準で今日の試合をできた」と話した。上田を3試合とも後半から使ったのは、経験の浅いFWにも最初から強度の高い中で何ができるかを求めたためだと説明している7, 24。
マルセロ・ガジャルド (エクアドル)6.4プラン適合 前からのプレスと、固定の9番を置かない前線で臨んだ。前半はケニー・アロジョとジェボアが中央を出入りした25。 交代の効果 ハーフタイムに右サイドバックをフランコからトーレスに替えた。86分にはジョルディー・カイセドを入れて2トップにし、90分のカイセドのシュートは枠を外れた1, 2, 25, 26。 試合中の修正 後半はメルカドが右のウイングバックの位置まで下がり、フアン・リケルメ・アングロが9番に入った18, 25。 効いた点 90分を無失点で終えた。エクスプレソは、韓国戦の緊張やパスミスが消えたと書いた2, 14。 効かなかった点 シュートは5本。ガジャルド体制ではまだ得点が無く、PK戦は3人目が止められた2, 25。 別の視点 ─ ガジャルド監督は「前の試合よりも戦い方がよくなった。前半のほうが後半より狙いどおり戦えていた」と話した。スペイン語の会見では、交代は出場の少ない選手に時間を与え、慣れない役割での振る舞いを見るためでもあったと説明している27, 28。
10JAPANESE PLAYERS 今日の日本人選手日本は18人が出場し、そのうちイングランドのクラブに所属するのは4人だった。PK戦で1本を止め、90分を無失点で終えた鈴木彩艶を中心に、所属クラブでの次戦まで見る2, 29。
JAPAN SPOTLIGHT鈴木彩艶
「キックに目がいきがちですが、僕の中ではゴールを守るということが一番の優先順位」。90分を無失点で終え、PK戦でも1本を止めた30。
90分の被シュートは公式記録で5本。42分には左CKをパンチングではじき、無失点で終えた。PK戦は、エクアドルの1人目と2人目をボールを見て待ち、3人目のカスティジョには「先に動くことを意識」して横っ跳びで止めた2, 4, 6。森保監督によれば、下田崇GKコーチと渡邉秀朗コーチが相手のデータを用意していた7。相手の陣形を見て前線の背後へ蹴るロングキックには、スタンドが何度も沸いた。森保監督は、鈴木はヴィラでも代表でも「一気に相手ゴールに向かってチャンスを作れるボールを蹴れる」と言い、上田綺世は「彩艶のキックが飛ぶという情報だけでも、相手はDFラインを下げなきゃいけない」と話す7, 16, 30。ベネズエラ戦の後には自らのプレーを「攻守ともにひどかった」と話していた31。次に見るのは、10月10日のブレントフォード戦で、この配球を続けられるか。
LOCAL EYE ─ 英国現地から
鈴木彩艶 / ASTON VILLA FC ─ 9月の月間最優秀選手クラブが伝えたのは「代表30試合で17回目の無失点」。 ヴィラ公式は1日の記事で、鈴木がエクアドルの3本目のPKを左へ跳んで止めたと伝え、代表30試合で17回目の無失点だったと書いた。9月29日には、サポーター投票の70%を集めてクラブの9月の月間最優秀選手に選ばれた。ハル・シティ戦の無失点やトッテナム戦の好セーブが挙げられている32, 33。
前田大然 / TWTD(IPSWICH TOWN)─ 左ウイングの守備前田大然のクラブでの役割は、前から追う左ウイング。 専門サイトTWTDのカラム・ブリセット記者は9月29日、7月にセルティックから加入した前田が、ゲイリー・オニール監督の下で開幕4試合中3試合に左ウイングで先発したと書いた。左サイドバックのレイフ・デイビスは、そのプレスを「人間じゃない」と冗談まじりに称える。代表では79分から左シャドーに入り、PK戦の5人目を決めた1, 4, 34。
ALL JAPANESE PLAYERS ─ 全選手一覧
選手 クラブ 出場 今日のポイント 次に見る点 鈴木彩艶 アストン・ヴィラ 先発90分 90分を無失点で終え、PK戦でエクアドルの3人目を止めた。前線の背後へのロングキックで攻撃の起点にもなった2, 30。 10月10日のブレントフォード戦。代表で見せた配球をクラブでも続けるか。 田中碧 リーズ 先発79分 佐野海舟とボランチを組み、「リスク管理に重きを置いた」。14分は左の深い位置へカバーに入り、47分にはインターセプトでピンチを防いだ35。 10月10日のアーセナル戦。先発に入るか。 鎌田大地 クリスタル・パレス 途中23分 67分に入り、79分からボランチ、86分からはアンカーを務めた。71分のシュートはブロックされ、PK戦は2人目で決めた1, 4。 10月11日のノッティンガム・フォレスト戦。先発に入るか。 前田大然 イプスウィッチ 途中11分 79分に左シャドーで入り、84分には伊東のロングフィードを追った。PK戦は5人目で、右足でゴール右上に決めた1, 4。 10月10日のフラム戦。開幕から務める左ウイングで先発に入るか。 板倉滉 メンヘングラートバッハ 先発90分 負傷明けで3バックの中央に入った。42分にニルソン・アングロのクロスを、83分には右CKを頭でクリアした1, 4。 メンヘングラートバッハの次戦で先発に入るか。 伊藤洋輝 バイエルン 先発90分 3バックの左。27分に左膝をひねったがプレーを続け、61分と71分は中村を追い越してクロスを送った。PK戦は3人目で、ポストに当てながら決めた1, 4。 左膝の状態。バイエルンの次戦で出場機会を得るか。 瀬古歩夢 ル・アーヴル 先発90分 今回の3試合で、唯一3試合続けて先発した。22分にインターセプトで速攻の芽を摘んだ1, 19。 ル・アーヴルの次戦で先発に入るか。 堂安律 フランクフルト 先発67分 主将として右ウイングバックで先発。31分に久保とのワンツーから右を破ってクロスを送り、65分は左へ流れて低いクロスを入れた1, 4。 フランクフルトの次戦で先発に入るか。 佐野海舟 マインツ 先発86分 前からの守備を「良いトライができた」と評価しつつ、間延びする時間には「ブロックを引く時間を作っても良かった」と話した36。 マインツの次戦で中盤の先発に入るか。 中村敬斗 リヨン 先発79分 左ウイングバック。鈴木唯人と左で起点を作り、65分は堂安へ、71分は伊藤へスルーパスを送った1, 4。 リヨンの次戦で先発に入るか。 久保建英 レアル・ソシエダ 先発67分 W杯のオランダ戦以来の先発で、右シャドー。46分に鈴木唯人へスルーパスを送ったが、合わなかった4, 37。 レアル・ソシエダの次戦で先発に戻るか。 鈴木唯人 フライブルク 先発67分 左シャドー。シュート2本は日本で最多。46分は久保のパスを収められず、65分のシュートはGKの正面だった2, 4, 15。 フライブルクの次戦で先発に入るか。 谷村海那 横浜F・マリノス 先発45分 所属クラブの本拠地でA代表初先発。31分のヘディングは枠の右へ外れ、パチョとの競り合いに苦しんだ1, 3。 横浜F・マリノスの次戦で得点するか。 上田綺世 リール 途中45分 後半開始から1トップ。シュートは0本だったが、ポストプレーと落としで46分と65分の好機の起点になった。PK戦は1人目で決めた1, 2, 4。 リールの次戦で得点するか。 伊東純也 ヘンク 途中23分 67分から右シャドー。73分にエリア内から右足で打ったが、わずかに左へ外れた1, 17。 ヘンクの次戦で得点に絡むか。 鈴木淳之介 コペンハーゲン 途中23分 67分から、代表では初めての右ウイングバック。クラブでは右サイドバックを務めており、「問題はない」と話した17。 コペンハーゲンの次戦で右サイドに入るか。 相馬勇紀 FC町田ゼルビア 途中11分 79分から左ウイングバック。PK戦は4人目で、GKの逆を突いた1, 4。 町田の次戦で先発に入るか。 塩貝健人 ヴォルフスブルク 途中4分 86分から上田と2トップを組んだ。PK戦は7番手に指名されていたが、出番は来なかった38。 ヴォルフスブルクの次戦で出場機会を得るか。 出場時間は90分を基準に数え、PK戦は含めていない(追加時間は前半1分03秒、後半2分11秒)。控えのうち8人(早川友基、小久保玲央ブライアン、荒木隼人、望月ヘンリー海輝、松木玖生、佐野航大、齋藤俊輔、後藤啓介)は出番が無かった。中野就斗と田中聡はメンバー外。冨安健洋は今回の活動に参加しておらず、渡辺剛、熊坂光希、安藤智哉はけがで、佐藤龍之介はクラブ事情で離脱した2, 29, 39, 40。
11INJURY & SUSPENSION WATCH 負傷・出場停止ウォッチ試合中の負傷は伊藤洋輝の1件。警告はエクアドルのジェボア(38分、異議)の1枚だけだった。このほか、活動中に離脱した2人と、今回参加していない冨安健洋がいる1, 2, 29。
選手 クラブ 事由 情報源 復帰見込み 影響する試合 伊藤洋輝 バイエルン 27分に相手との接触で左膝をひねり、一時ピッチに座り込んだ。プレーを続けてフル出場し、PK戦でも3人目を決めた。 報道 状態は発表されていない1。 10月5日のニュージーランド戦。 板倉滉 メンヘングラートバッハ 負傷明けで先発し、フル出場した。 報道 この試合で復帰した1。 10月5日のニュージーランド戦。 渡辺剛 フェイエノールト けがのため9月29日にチームを離れ、望月ヘンリー海輝が代わりに招集された。 公式 復帰時期は発表されていない39。 フェイエノールトの次戦。 熊坂光希 柏レイソル けがのため9月29日にチームを離れた。 公式 復帰時期は発表されていない40。 柏の次戦。 冨安健洋 クリスタル・パレス 怪我のため今回の活動に参加していない(9月22日発表)。 公式 復帰時期は発表されていない29。 10月11日のノッティンガム・フォレスト戦。 13FLEET STREET 相手国の論調エクアドルの日刊紙2紙とニュースサイト1紙を読む。3媒体とも守備と高い位置からのプレスを評価し、エル・コメルシオとプリミシアスは点を取る形の不足を指摘した14, 18, 20, 25。
PRESS VIEW ─ 相手国の論調
EXPRESO(ジェルソン・ルイス記者)日刊紙エクスプレソは「エクアドルは顔を変えた」と書いた。練習の時間が増え、新監督の狙いを理解し始めたように見えたという。韓国戦のような緊張やパスミスは無く、高い位置からのプレスと強度で、日本に楽に組み立てさせなかったと評価する。一方で、日本は速い攻守の切り替えから危険な場面を作ったと記し、右サイドの守備はガジャルド監督がまだ解決すべき課題だとした14。
別の見方 ─ 森保監督は、エクアドルのカウンタープレスが想定より早く、ボールを失う回数が多かったと認めた。後半に解決したように見えたのは「間延びしたところもある」とも述べている7。
EL COMERCIO(アレクシス・シンチレ記者)日刊紙エル・コメルシオは「精彩を欠いた0-0」と書いた。守備は強く、高い位置からのプレスも良かったが、ゴールを狙う形にはアイデアが無かったという。固定の9番を置かず、ジェボアとニルソン・アングロが入れ替わる前線では、90分の枠内シュートが1本だけで、近年続く課題だと指摘した。ピエロ・インカピエ、モイセス・カイセドら主力4人を負傷で欠いていたとも書く20。
別の見方 ─ テレアマソナスによれば、ガジャルド監督は、交代は出場の少ない選手に時間を与え、慣れない役割での振る舞いを見るためでもあったと説明した。JFAの公式記録では、エクアドルのシュートは5本だった2, 28。
WATCH NEXT決勝のニュージーランド戦で、上田綺世は先発するか。森保監督は今回の3試合とも上田を後半から使い、前半は経験の浅いFWを試してきた。エクアドル戦で上田の落としから生まれた好機を、立ち上がりから作れるかを見たい。
14EXTRA TIME 今日の小話日産スタジアムへの帰還、PK7番手だった塩貝の直談判、PKが苦手だと話してきた久保の一言。
3人の“横浜凱旋”
谷村海那にとって、横浜国際総合競技場は所属する横浜F・マリノスの本拠地で、A代表初先発の舞台になった。かつてマリノスでプレーした前田大然は、セルティックの一員として来日した2024年7月以来の帰還で、「PKの時も歓声がすごかった」。塩貝健人は大学時代にマリノスへの加入内定を解除してオランダへ渡った選手で、「ここで点を取りたかった」と話した3, 9, 38。
「俺PK下手そうですか」
86分から出場した塩貝は、PK戦の7番手に指名されていたが、5人で決着して出番は来なかった。出場時間が短く疲れの少ない塩貝は、キッカーを務めるか注目されていた。試合後、森保監督に「俺PK下手そうですか」と直接尋ねると、「俊輔さんにアピールしろ」と返されたという。本人は、練習では「外したことはないので蹴りたかった」と明かしている38。
PKが苦手だった久保「最近、上手くなってる」
久保建英は以前から「PKは苦手」と公言し、世代別代表やレアル・ソシエダのPK戦でもキッカーを務めてこなかった。2021年の東京五輪準々決勝、ニュージーランドとのPK戦でもピッチに立ちながら蹴っていない。この日は67分に退き、ベンチで見守った。それでも今後については「最近、僕は上手くなってるんでたぶん大丈夫だと思います」と話している37。
補SOURCES 出典脚注は本文の主張に対応する。キックオフ時刻・観衆・支配率・シュート(選手別・前後半別)・CK・直接FK・警告・交代時刻・追加時間・PK戦の経過は日本サッカー協会(JFA)の公式記録による。この試合のxGや枠内シュートなどのOptaの集計は、フットモブでは公開されていない。日本語の談話は日本語媒体の記事の表記のまま引いた(ガジャルド監督の談話は、同監督の会見を日本語で伝えたゲキサカの記事と、スペイン語で伝えたテレアマソナスの記事による)。英語とスペイン語の記事・会見の引用は本紙の訳。
- ゲキサカ(竹内達也記者), 日本代表、15年ぶりのPK戦勝利でキリン杯決勝進出!! 鈴木彩艶がPK1本ストップ、キッカー5人全員成功, 2026.10.1 ↩
- 日本サッカー協会(JFA), マッチレポート(公式記録) キリンカップサッカー2026 日本代表 0-0(PK5-4)エクアドル代表, 2026.10.1(キックオフ時刻・観衆・天候・ボール支配率・選手別と前後半別のシュート数・CK・直接FK・交代・警告・試合所要時間・PKの経過) ↩
- サッカーキング, “ホーム”で先発デビューの谷村海那は「できないことだらけ…」と世界のレベルを痛感も「下を向いている暇はない」, 2026.10.1 ↩
- dメニュースポーツ(データ提供:データスタジアム), 日本 vs エクアドル(2026年10月1日) 速報・結果・テキスト速報, 2026.10.1(時系列の実況、前後半の総括、PK戦の各キックの記述、試合前の予想布陣) ↩
- ゲキサカ(竹内達也記者), 勝利の5人目PKキッカー務めたFW前田大然、高めに強烈ズドン「僕は駆け引きとかできないんで」, 2026.10.1 ↩
- サッカーキング, PKストップの鈴木彩艶、勝敗分け目のセーブは「先に動くことを意識」…アジアカップ見据え「臨機応変に対応」, 2026.10.1 ↩
- ゲキサカ(西山紘平記者), 日本vsエクアドル 試合後の森保一監督会見要旨, 2026.10.2 ↩
- ゲキサカ(西山紘平記者), PK5人全員成功に森保監督は中村俊輔コーチの「選手に自信を持たせるアドバイス」に感謝, 2026.10.1 ↩
- サッカーキング, 「とにかく思い切り蹴った」前田大然のPKが日本代表を勝利に導く! 約2年ぶりの“凱旋”に「PKの時も歓声がすごかった」, 2026.10.1 ↩
- 日本サッカー協会(JFA), マッチレポート(公式記録) キリンチャレンジカップ2026 日本代表 3-1 ウルグアイ代表, 2026.9.24(シュート 日本8本・ウルグアイ16本) ↩
- 日本サッカー協会(JFA), マッチレポート(公式記録) キリンチャレンジカップ2026 日本代表 2-1 ベネズエラ代表, 2026.9.28(シュート 日本9本・ベネズエラ6本) ↩
- 日本サッカー協会(JFA), エクアドル代表 来日メンバー キリンカップサッカー2026 SAMURAI BLUE(日本代表)対 エクアドル代表【10.1(木)@神奈川】決勝戦/3位決定戦【10.5(月)@東京】, 2026.9.29(エクアドル代表の選手・監督の表記と所属) ↩
- 日本サッカー協会(JFA), 【対戦チーム情報】エクアドル代表/パナマ代表/ニュージーランド代表 いずれもFIFAワールドカップ2026に出場した強豪。ハイレベルな戦いに期待~キリンカップサッカー2026, 2026.9.28(大会方式、エクアドルのW杯の成績、FIFAランキング、日本との対戦成績) ↩
- Expreso(Jerson Ruiz記者), Ecuador deja buenas señales ante Japón, pero cae 5-4 en una dramática tanda de penales, 2026.10.1 ↩
- ゲキサカ(加藤直岐記者), 日本代表で連係深める鈴木唯人、久保スルーパスでの決定機逸も「ああいうシーンにいられるのが間違いなく良いこと」, 2026.10.1 ↩
- サッカーキング, 「1つ武器になっている」日本のエース上田綺世がGK鈴木彩艶の“攻撃性能”を評価「ビルドアップは格段にしやすい」, 2026.10.1 ↩
- ゲキサカ(加藤直岐記者), 日本代表では初の右WB担当も鈴木淳之介「チームでずっと右サイドをやっているので問題はない」, 2026.10.2 ↩
- Primicias(編集部), Estas son las calificaciones de los jugadores de Ecuador tras el partido con Japón en la Copa Kirin, 2026.10.1 ↩
- サッカーキング, 唯一の連続先発! 瀬古歩夢が示した安定感と次代を担う覚悟「相手の特徴を見ながらしっかり対応できた」, 2026.10.1 ↩
- El Comercio(Alexis Sinchire記者), La Selección de Ecuador perdió con Japón en penales, 2026.10.1 ↩
- FotMob, Japan vs Ecuador – live score, predicted lineups and H2H stats, 2026.10.2取得(Optaのラインナップ(日本3-4-2-1、エクアドル4-4-1-1)と試合日時点の年齢。この試合のスタッツとショットマップは公開されていない) ↩
- Expreso(Jerson Ruiz記者), John Mercado: ¿quién es el nuevo delantero de Ecuador que ganó la confianza de Gallardo?, 2026.10.1 ↩
- 日本サッカー協会(JFA), SAMURAI BLUE 追加招集選手のお知らせ キリンカップサッカー2026(10.1/神奈川、10.5/東京), 2026.9.30(10月5日の試合のキックオフ時刻(19:30)と会場を含む) ↩
- ゲキサカ, 激しい攻防が続いたエクアドル戦…森保監督「本当に良い相手でW杯基準で今日の試合をできた」, 2026.10.1(試合後のフラッシュインタビュー) ↩
- Primicias(編集部), ¿Falso 9 o doble punta? El dilema de Marcelo Gallardo para solucionar la falta de gol en la Selección de Ecuador, 2026.10.1 ↩
- Teleamazonas(Bayron Manzaba記者), Japón derrotó a Ecuador en penales por la Copa Kirin tras un empate sin goles en 90 minutos, 2026.10.1(エクアドル時間の時刻つきの速報を含む) ↩
- ゲキサカ(西山紘平記者), 90分間を0-0で終えたエクアドル監督「日本に対して合格な試合ができた」, 2026.10.1(試合後の記者会見) ↩
- Teleamazonas(Mauricio Bayas記者), Marcelo Gallardo valoró la evolución de la Tri ante Japón: ‘Hay una mejora considerable’, 2026.10.1(試合後の記者会見) ↩
- 日本サッカー協会(JFA), SAMURAI BLUE(日本代表)メンバー・スケジュール キリンチャレンジカップ2026(9.24/宮城、9.28/広島) キリンカップサッカー2026(10.1/神奈川、10.5/東京), 2026.9.17(招集選手の表記・所属とコーチングスタッフ。不参加(9/22)、離脱(9/28・9/29)、選手変更(9/29)、追加招集(9/30)を追記) ↩
- ゲキサカ(矢内由美子記者), 「まず最低限」の1本ストップ! 日頃からのPK想定実ったGK鈴木彩艶「アジア杯でも活きてくる」, 2026.10.1 ↩
- ゲキサカ(西山紘平記者), 後半から出場の鈴木彩艶は“らしくない”不安定なプレー「今日のパフォーマンスは攻守ともにひどかった」, 2026.9.29 ↩
- Aston Villa FC, Suzuki keeps a clean sheet for Japan, 2026.10.1(記事は試合の会場を東京と書いているが、実際は横浜(公式記録)) ↩
- Aston Villa FC, Suzuki wins Player of the Month, 2026.9.29 ↩
- TWTD(Kallum Brisset記者), Davis: Daizen’s Fitted in Really Well, 2026.9.29(イプスウィッチ・タウンの専門ニュースサイト) ↩
- ゲキサカ(加藤直岐記者), 中盤でバランスを取り、絶妙なインターセプトも披露…田中碧は南米勢3連戦勝利に「地力がすごくついてきている」, 2026.10.1 ↩
- サッカーキング, 「良いトライができた」と守備を語る佐野海舟、貪欲に成長を望む「パターンを増やすことが大事」, 2026.10.1 ↩
- ゲキサカ(竹内達也記者), ベンチで見守ったPK戦…苦手払拭? 初キッカーお預けも久保建英「最近上手くなってるんで大丈夫です」, 2026.10.1 ↩
- ゲキサカ(加藤直岐記者), PK戦で7番手指名受けた塩貝健人、試合後に森保監督へ直接尋ねる「俺PK下手そうですか」, 2026.10.2 ↩
- 日本サッカー協会(JFA), SAMURAI BLUE 選手変更 キリンカップサッカー2026(10.1/神奈川、10.5/東京), 2026.9.29 ↩
- 日本サッカー協会(JFA), SAMURAI BLUE 選手離脱 キリンカップサッカー2026(10.1/神奈川、10.5/東京), 2026.9.29 ↩
- 日本サッカー協会(JFA), キリンカップサッカー2026 大会TOP, 2026.10.2取得(10月1日(横浜国際総合競技場)と5日(国立競技場)の開催日・会場・キックオフ予定時刻(15:10/19:10、15:30/19:30)) ↩
- ゲキサカ(加藤直岐記者), ニュージーランドがパナマとのPK戦を制してキリン杯決勝進出!! 日本vsエクアドルの勝者と対戦へ, 2026.10.1 ↩
- Premier League, All 380 fixtures for 2026/27 Premier League season, 2026.6.19(2026.10.2取得。週末の試合は明記が無ければ英国時間15:00キックオフ。10月の放映カードの時刻を含む。日本時間は8時間を足した) ↩
- Southampton FC, Southampton v Portsmouth, 2026.9.29取得(キックオフは英国時間10月11日12時(日本時間20時)) ↩
- 日本サッカー協会(JFA), マッチレポート(公式記録) キリンカップサッカー2026 パナマ代表 1-1(PK3-5)ニュージーランド代表, 2026.10.1 ↩
- 日本サッカー協会(JFA), ニュージーランド代表 来日メンバー キリンカップサッカー2026 ニュージーランド代表 対 パナマ代表【10.1(木)@神奈川】決勝戦/3位決定戦【10.5(月)@東京】, 2026.9.29 ↩
- Crystal Palace F.C., International Eagles: Richards strikes against Palace teammate; Kamada’s back-to-back wins, 2026.9.30(ウルグアイ戦は後半、ベネズエラ戦は先発してハーフタイムまで出場と記す) ↩
注NAME NOTES 表記注記以下の固有名詞は日本語表記の確認が済んでおらず、暫定表記としている。( )内は原綴り。確認できた名前は、この注記から外す。
選手・監督レイフ・デイビス(Leif Davis)
記者・解説者ほかカラム・ブリセット(Kallum Brisset)、ジェルソン・ルイス(Jerson Ruiz)、アレクシス・シンチレ(Alexis Sinchire)
PREMIER LEAGUE DAILY
1 Oct (Thu) の試合 / 特別号 / 発行 2026.10.2 JST -
10人のチェコを、後半開始70秒で崩す アレクサンダー・アーノルドのクロスをゴードンが頭で決める
PREMIER LEAGUE DAILY 2026.9.30|SPECIAL ISSUE ─ チェコ vs イングランド SPECIAL ISSUE ─ ENGLAND NATIONAL TEAM
PREMIER LEAGUE DAILY
SPECIAL ISSUE 10人のチェコを、後半開始70秒で崩す
アレクサンダー・アーノルドのクロスをゴードンが頭で決めるTHE STORY OF THE DAYイングランドはUEFAネーションズリーグの第2節で、敵地プラハでチェコを2-0で破った。23分、チェコのパヴェル・シュルツがエリオット・アンダーソンに遅れてスライディングし、主審は警告を示したが、VARの介入後に映像を確認し、25分に退場へ変更した1, 2, 3。0-0で折り返した後半、トゥヘル監督はエベレチ・エゼを入れて並びを4-1-4-1に替えた。再開から約70秒、トレント・アレクサンダー・アーノルドのクロスをアンソニー・ゴードンが頭で決めた。69分にはハリー・ケインが代表87点目を加え、イングランドは7試合ぶりに無失点で終えた1, 2, 4。
主役は、W杯のメンバーから外れていたアレクサンダー・アーノルドだった。トゥヘル監督の下での先発は初めてで、BBCによれば、トゥヘル体制の24試合で起用された9人目の右サイドバックだった1, 5。こぼれ球を右で拾い、素早く向きを直して送ったクロスについて、ゴードンは「ミスを恐れずにあのパスを試せる能力と技術と勇気を持つ選手は、限られている」とたたえた。チェコはスペイン人のサンティ・デニア監督の下で2連敗となった。デニア監督は「退場は試合の鍵だったが、個人のミスではない」とシュルツをかばった1, 2, 6。
English
England beat Czechia 2-0 away in Prague in their second Nations League game. In the 23rd minute, Czechia’s Pavel Šulc made a late sliding tackle on Elliot Anderson. The referee showed a yellow card, but after a VAR intervention he checked the screen and changed it to a red card in the 25th minute. It was 0-0 at half-time, and Thomas Tuchel brought on Eberechi Eze and switched to a 4-1-4-1. About 70 seconds after the restart, Anthony Gordon headed in a cross from Trent Alexander-Arnold. Harry Kane added his 87th England goal in the 69th minute, and England kept their first clean sheet in seven games.
The key figure was Alexander-Arnold, who had been left out of the World Cup squad. It was his first start under Tuchel, and BBC Sport says he was the ninth right-back Tuchel has used in 24 games. He picked up a loose ball on the right, turned quickly and crossed. Gordon said only a few players have the ability, technique and bravery to try that pass without fear of making a mistake. Czechia have now lost both games under their Spanish coach, Santi Denia. Denia defended Šulc, saying the red card was the key moment but not an individual mistake.
ヒント
「TEN MEN, BUT THE DOOR STAYS SHUT.」は「チェコが10人になっても、扉は閉じたまま」という意味。door stays shut は、チェコの守備を「開かない扉」に見立て、イングランドがまだ得点できない様子を表している。
ヒント
ここでの right には「正しい」と「右の」の2つの意味がある。「正しい鍵」を探す場面と、右サイドの選手が鍵を握るイメージを重ねた言葉遊びだ。
ヒント
about 70 seconds は「約70秒後」。鍵を回す絵と、アレクサンダー・アーノルドのクロスから再開約70秒で先制点が生まれたことを重ねている。
ヒント
Gordon opens は「ゴードンが扉を開ける」と「先制点を決める」を重ねた表現。makes it two は「2点目を決めて2-0にする」という意味だ。
THE MORNING 501ゴードン、代表で出場3試合連続ゴールW杯準決勝のアルゼンチン戦、26日のスペイン戦に続き、出場した3試合で続けて決めた。珍しいヘディングでの得点について、本人は「たぶん唯一のヘディングだ」と笑った7, 8。 02ボーンマスのスコット、代表デビューアレックス・スコットは70分にアンダーソンと代わって入り、男子代表の1301人目の選手になった。87分にはエリアの外から右足で放ったシュートが、右上隅をわずかに外れた3, 9。 03チェコ・テレビの解説者も「規則上は退場」元チェコ代表のカレル・ポボルスキー氏は「主審にほかの選択肢は無かった」と話した。ガーディアンのデービッド・ハイトナー記者は、スロー映像では実際より悪く見えたと書く1, 10。 04チェコ、ホームで2連敗チェコ通信によれば、チェコはこの2試合の前までホームで19試合負けていなかった。W杯を含めて5試合勝利がない6。 05次は3日、敵地で無観客のクロアチア戦キックオフは日本時間4日1時。6日(日本時間7日3時45分)には、ウェンブリーでチェコと再戦する5, 11。 CONTENTS01RESULTS & HIGHLIGHTS 試合結果とハイライトイングランドは敵地でチェコに2-0で勝ち、今大会の初勝利を挙げた。25分から10人になったチェコに対し、得点は後半の2点だった2, 3。
UEFAネーションズリーグ(リーグA・グループ3)
チェコ 0 – 2 イングランド ⚽ 47′ アンソニー・ゴードン
⚽ 69′ ハリー・ケイン前半 0-0。23分の反則で、チェコのシュルツが25分に退場した1, 2, 3。
33.7% 支配率 66.3% 6 (2) シュート (枠内) 22 (7) 1 CK 6 0 警告 1 1 退場 0 チェコは立ち上がりにシュルツが2度の好機を迎えたが決めきれず、そのシュルツが23分の反則で退場した。前半の支配率75%を得点に結び付けられなかったイングランドは、ハーフタイムにエゼを入れて4-1-4-1に替え、47分にアレクサンダー・アーノルドのクロスからゴードンが頭で先制した。69分には、エゼの短いパスをエリア内で受けたモーガン・ロジャースがラディスラフ・クレイチーに止められ、こぼれ球をケインが左足でファーサイドに決めた1, 4, 12, 13。
02TABLE IMPACT 順位表への影響第2節を終えて、スペインが2連勝で首位に立ち、イングランドはクロアチアと勝点3で並んで、得失点差で2位に上がった。リーグAは各組上位2か国が来年3月の準々決勝へ進む。UEFAが9月15日に発表した今大会の昇降格方式では、4つの組の4位のうち下位2か国がリーグBへ降格する14, 15, 16, 17。
UEFAネーションズリーグ リーグA・グループ3 ─ 第2節終了時点
順位 チーム 試合 得失点 勝点 今節 1 スペイン 2 +4 6 ○ クロアチアに4-1 2 イングランド 2 +1 3 ○ チェコに2-0 3 クロアチア 2 −2 3 ● スペインに1-4 4 チェコ 2 −3 0 ● イングランドに0-2 順位はESPNの順位表とiSport.czの順位表(ともに2026年9月30日取得)による。スペインはセビージャでクロアチアに4-1で勝った。3位と4位の扱いは、4つの組で同順位どうしを比較して決まる。組内の順位だけでは決まらない14, 15, 17, 18。
03THE TURNING POINT 勝敗を分けた一手25分から10人で5-4-0に下がったチェコに対し、イングランドは前半、ボールを持ちながら崩せなかった。ハーフタイムの交代から約70秒で、右からのクロスが均衡を破った4, 19。
SUB 46分チェコ 0–2 イングランド ─ 4-1-4-1への変更と、右からの早いクロス
シュルツの退場の後、チェコは5-4-0で守った。前半のイングランドは支配率75%だったが、退場から前半終了までのシュートは4本、xGは0.18にとどまった13, 19。トゥヘル監督はハーフタイムに、35分に警告を受けていたマイルズ・ルイス・スケリーを下げてエゼを入れ、並びを4-1-4-1に替えた。アレクサンダー・アーノルドについては、後半は、前半より少し低い位置の方が合っていたと話している1, 20。後半開始から約70秒、チェコは自陣でパスがずれ、右でこぼれ球を拾ったアレクサンダー・アーノルドが、素早く向きを直してクロスを送った。ボールはチェコの守備者3人を越え、ファーのゴードンが頭で決めた。アレクサンダー・アーノルドは、ハーフタイムにゴードンへ「自分があのスペースに入ったら、必ずファーへ行け」と伝えていたと明かしている1, 2, 4, 5。ガーディアンのジェイコブ・スタインバーグ記者は、ボールを失って形の崩れた守備に対し、味方の上がりを待たず、中へ戻しもせずにクロスを選んだ判断を評価した19。
後半のシュートはイングランド13本・xG0.82・2得点で、退場から前半終了までの4本・xG0.18から増えた。敵陣PA内のタッチも、前半の16回から後半は23回になった(フットモブの前後半別の集計と、ショットマップからの本紙集計)13。
見落とせない点 ─ 先制点は、チェコのミスから始まっている。ルカーシュ・チェルフは自分の戻しのパスのずれを認めたうえで、「戻りは間に合っていたと思う。でも、ファーへの素晴らしいボールとヘディングが来た」と話した。ハイトナー記者は、警告を受けていたルイス・スケリーについて、トゥヘル監督は危険を冒せなかったと書いており、交代を戦術の変更だけで説明することはできない1, 21。TACTICAL BOARD ─ 戦術Q&Aテーマ:クロス
チェコ 0–2 イングランド / 0–0で迎えた後半開始直後
Q.10人で下がったチェコの守りを、
イングランドはどこから崩した?A.ガーディアンによれば、トゥヘル監督はハーフタイムにルイス・スケリーを下げてエゼを入れ、並びを4-1-4-1に替えた。先制点は後半開始から約70秒、チェコの自陣でのパスのずれから生まれ、右でこぼれ球を拾ったアレクサンダー・アーノルドのクロスを、ファーのゴードンが頭で決めた1, 4, 5。アレクサンダー・アーノルドは、ハーフタイムにゴードンへ「自分があのスペースに入ったら、必ずファーへ行け」と伝えていたと話す2。映像で確かめると、チェルフの戻しのパスは、背後からロジャースに寄せられた直後に出ていた。タッチライン際で拾ったアレクサンダー・アーノルドには、同じ右サイドを駆け上がったサカにクレイチーが付いて下がったため、寄せが来なかった。ゴール前にはサディーレクとフラナーチが並んでいたが、左のチャロウペクの戻りはゴードンより遅れた。
前提ハーフタイム、イングランドは何を替えたか
〜45′
4-2-3-1アンダーソンルイス・スケリー 中盤の底に2人。ルイス・スケリーは35分に警告を受けていた 46′〜
4-1-4-1エゼが入った。誰が中盤の底に残ったかは出典で確認できていない。監督によれば、アレクサンダー・アーノルドは前半より低い位置に移った 破線の枠は交代で下がった選手。入ったエゼは位置を確認できないため、札にしていない。4-1-4-1はガーディアンの記述による1, 20。
得たもの ─ 中盤の前の人数
BBCラジオで解説した元代表GKのポール・ロビンソン氏は、守備的な中盤を2人置く必要は無かったと話した。交代から約2分で先制点が生まれ、69分の2点目はエゼがエリア内のロジャースへ出した短いパスから生まれた2, 4。
危険にさらしたもの ─ 奪われた後の守り
ガーディアンのライブ実況は、後半のチェコはカウンターで前半より良くなったと書く。77分にはアダム・フロジェクが速攻から放ったミドルを、ジェームズ・トラフォードが止めた3, 4, 13。
3場面先制点を一手ずつ追う
1ずれた戻しを、右で拾う47′ 仕掛け ─ 47分、チェコ陣の右
チェコのチェルフは、自分の不正確な戻しのパスが主将クレイチーの意表を突いたと話す21。ガーディアンは、アレクサンダー・アーノルドが右でこぼれ球を追いかけて拾ったと書く1。映像では、イングランドのカウンターでアレクサンダー・アーノルドが中央の右寄りを駆け上がったが、そこへのロングパスをクレイチーがエリアの13mほど手前で止め、センターサークルの5mほど手前のチェルフへつないだ。チェルフがトラップしたところへ背後からロジャースが寄せ、斜め45度外側のクレイチーへの戻しは速く、少しずれて、クレイチーが収められずにタッチライン側へ流れた。サイド寄りを戻りかけていたアレクサンダー・アーノルドが、エリアの右角から10mほど手前、タッチラインから3mほどで拾った。
2サカの上がりで、クレイチーが下がる47′ 相手の対応 ─ 47分、右のタッチライン際
BBCは、アレクサンダー・アーノルドが攻撃の位置へ70ヤード走り、その攻撃が崩れた後にボールを奪い返したと書く5。映像では、アレクサンダー・アーノルドは自陣を向いて拾った。一番近くにいたクレイチーが、同じ右サイドを駆け上がったサカに付いて下がったため、右足のアウトサイドで2〜3度触って向きを直し、4タッチ目でクロスを上げた。ゴードンはペナルティーアークとセンターサークルの間を歩いていたが、アレクサンダー・アーノルドが拾った瞬間に全力で走り出した。
33人を越えるクロス、ファーで頭47′ 結果 ─ ゴール前を拡大
BBCのフィル・マクナルティ記者は、クロスがチェコの守備者3人を越えて弧を描いたと書き、ガーディアンのハイトナー記者は、低い弾道で1度弾んでからゴードンの前で浮いたと書く1, 5。二重の輪はフットモブに記録されたシュート位置で、ゴードンの頭はゴールの右下隅へ向かった3, 13。映像では、クロスが越えた3人は、手前からサカに付いていたクレイチー、ゴールエリアの右角の5mほど前にいた8番のサディーレク、同じ高さのほぼ中央にいた4番のフラナーチ。ゴードンはゴール中央と左ポストの間へほぼまっすぐ走り込み、ショートバウンドを頭で合わせた。ゴードンに近かったのはフラナーチと、左から遅れて戻った6番のチャロウペクで、距離は同じくらいだった。GKの位置は記述にもとづく模式。
ボールの経路(模式) 選手の移動(模式) プレーの順序 二重の輪=記録されたシュート位置 白い点=映像で確認した位置関係 白=イングランド(上へ攻撃)/色付き=チェコ
検討10人のチェコにはどんな手があったか
実際に記述された動き ─ 記述として確認できるのは3つ。①チェルフは、自分の不正確な戻しのパスがクレイチーの意表を突いたと話す21。②Sport.czの採点は、フラナーチがクロスに届かなかったと書く22。③ガーディアンは、チェコが退場の後に5-4-0で守ったと書く19。
そこから検討する対応策 ─ 以下は本紙の仮説である。映像で確かめたのは47分の出し手・受け手と、関与した守備者の位置関係までで、守備者それぞれの判断の理由は特定していない。上の記述と映像から検討しうる選択肢を並べた。
対応案 狙い 代償・検討点 A 後半の立ち上がりは自陣でつながない 映像では、チェルフの戻しのパスは、背後からロジャースに寄せられた直後に出てずれた。再開直後の数分は前へ大きく蹴り、ボールを失う場所を相手陣へ移す。 10人では前線に残る選手が少なく、蹴ったボールは収まりにくい。フロジェクは試合後、閉じこもって蹴るだけにはしたくなかったと話している6。 B クロスの出し手に寄せる 映像では、一番近くにいたクレイチーはサカに付いて下がり、アレクサンダー・アーノルドは寄せを受けずに4タッチ目でクロスを上げた。クレイチーが出し手に寄せ、サカを後ろの選手に受け渡せば、クロスの質を落とせる。 受け渡す相手がいなければ、サカにタッチライン際の背後を走られる。10人で守る以上、どこかで1人足りなくなる。 比較右からのクロスは、前半にも出ていた
43分 アレクサンダー・アーノルドのクロスをロジャースが頭で合わせたが、左へ外れた3, 4。 47分 こぼれ球を拾ったアレクサンダー・アーノルドのクロスを、ゴードンが頭で決めた4, 5。映像では、サカの上がりにクレイチーが付いて下がり、寄せの来ないタッチライン際から4タッチ目で上げた。 55分 アレクサンダー・アーノルドのクロスはブカヨ・サカの頭の後ろに当たり、チェコにクリアされた4。 未確認 前半と後半で、クロスを上げた位置と、そのときのチェコの守備の戻り方がどう違ったかは確認できていない。 経過ハーフタイムの交代の後、試合はどう進んだか
25〜45+3′ 46′〜 イングランド 4本/xG0.18/得点0 13本/xG0.82/得点2 チェコ 0本 3本/xG0.14/得点0 フットモブのショットマップから本紙が集計した。25〜45+3′はシュルツの退場の後で、交代の前。xGはシュートごとの値の単純合計。シュート本数は攻撃機会の数ではない。数字は交代の後に起きたことの記録で、交代の良し悪しを判定するものではない13。
次に見る点 ─ 右サイドバックのアレクサンダー・アーノルドが送るクロスを、11人で守るクロアチアにも通せるか(10月3日、敵地のクロアチア戦)。
図の読み方。白い点を付けた選手は、動きと位置関係を試合映像で確認したもので(編集部確認、2026.9.30)、ショットマップ等に記録された座標ではない。二重の輪は、フットモブのショットマップに記録されたゴードンのシュート位置(47′)で、そのシュートを打った時点のもの。白い点の無い選手(場面3のGKコヴァージュ)の位置と、白い実線のボールの経路、水色の破線の選手の移動、点線の輪の移動前の位置は、記述と映像にもとづく模式で、特定の瞬間の座標ではない。場面1の、クレイチーが止める前のロングパスは描いていない。場面2のアレクサンダー・アーノルドの持ち直し(4タッチ)は、移動が小さいため経路を描いていない。関与を確認できた選手とGKだけを描き、それ以外の選手は位置を特定していないため描いていない。退場はESPNの実況とBBCの25分、先制点はESPNの実況の47分に揃えた(ガーディアンのライブ実況は後半開始から約70秒と記す)3, 4, 13。
04PLAYER REPORTS 選手ミニレポートGOODはゴードンとコヴァージュ、POORはシュルツとチャロバー。
チェコ 0–2 イングランド (→ 結果)
GOOD
05STAT OF THE DAY 今日のデータ1選10人の相手に22本のシュートを放ちながら、イングランドのxGは1.37にとどまった。10本はエリアの外からだった2, 13。
22 / 1.37 イングランドのシュート数とxG。1本あたりのxGは約0.06 出所: フットモブ、2026.9.30取得(シュート数とエリア外のシュート数はBBCの試合スタッツも同じ値)イングランドは22本のシュートを放ち、チェコの6本を大きく上回った。それでもxGは1.37で、フットモブがビッグチャンスと数えた好機は2回だけ。エリアの外から打ったシュートは10本あった2, 13。ケインは試合後、「守るのが好きなチームが1人減ると、さらに難しくなる。我慢が要る。10人が相手なら速く動かすこと。相手が疲れれば空く」と話し、ゴードンも「もっと点を取るべきだった」と振り返った2。数字は、ケインが語った我慢の時間の長さを示している。
DATA BOARD
指標 チェコ イングランド Note xG 0.33 1.37 イングランドは後半だけで0.82 枠内シュート 2 7 イングランドはポストにも2本 敵陣PA内タッチ 16 39 イングランドは後半に23回 空中戦の勝利 3 14 イングランドの勝率は82% xG・敵陣PA内タッチ(前後半別を含む)・空中戦はフットモブ、枠内シュートとポストに当てた数はフットモブとBBCの試合スタッツで一致した値2, 13。
イングランド エリア内 12本 イングランド エリア外 10本 チェコ エリア内 4本 チェコ エリア外 2本 データ小話 ─ BBCのマクナルティ記者によれば、敵陣の最後の3分の1でのパスはアンダーソンの41本が最多で、アレクサンダー・アーノルドの32本が続いた。シュートにつながったパスも、ゴードンの4本に次いでアレクサンダー・アーノルドが3本。右サイドバックが、攻撃の組み立ての中心の1人だった5。07RISING 若手株価上昇ランキング18歳のリオ・ングモハが、代表の公式戦に初出場した18。
1リオ・ングモハ71分にブカヨ・サカと代わって入り、79分にはアレックス・スコットのパスからエリアの外で左足を振ったが、ブロックされた。74分には相手にCKを与えた3。BBCの採点は6で、「最初に考えたのは前へ行くことだった」と評された。リバプール公式によれば、イングランドの公式戦に出た選手として、史上3番目の若さとなる18, 23。
代表デビューは6月の親善試合で、1-0で勝ったニュージーランド戦の後半に出て、代表史上5番目の若さでの出場となった。リバプールでは16歳でクラブ史上最年少の先発を記録し、昨季はプレミアリーグのデビュー戦となった敵地のニューカッスル戦(3-2)で決勝点を挙げている24, 25。今回の合宿で初めてフルメンバーに入ったが、26日のスペイン戦はベンチ外だった。今回は公式戦で19分間プレーした24。
見誤りやすい点 ─ 出場は19分で、相手は10人だった。リバプールでも今季のリーグ戦の出場は3試合で、先発は1試合にとどまり、クラブでの序列はこれから問われる3, 24。
08ONE TO WATCH 今日の注目株PLAYER FEATUREアレックス・スコット
70分にアンダーソンと代わって中盤に入った。79分にはングモハのシュートにつながるパスを出し、87分にはエリアの外から右足で右上隅を狙ったが、わずかに外れた3, 9。BBCのマクナルティ記者はこのシュートを、持ち味の推進力から生まれたものと書き、採点記事は6を付けた2, 23。
FAによれば、年代別の代表を一通り経験し、ボーンマスでの働きが認められて、2025年11月のW杯予選の最後の2試合で初めて招集された。W杯前の準備合宿にも、若手4人の1人として同行している9。本人は「去年11月の最初の合宿では、たぶん出る準備ができていなかった。夏にはもっと準備が整い、今は間違いなく準備ができている」と話した2, 9。
「ボールを多く持てたのが自分に合っていた。ドリブルもパスも、ボールの無いところでの競り合いもあった」と本人は振り返る9。ボールを運べる中盤として、11人の相手でも同じだけ出場機会を与えられるかが次の注目点になる。
別の視点 ─ 本人も「相手は10人で、違う試合だった」と認めている。元イングランド代表GKのロビンソン氏はBBCラジオで、10人の相手に勝てなければ大きな問題になっていたと話し、この試合から読み取れることは多くないと見た2, 9。次に見る試合 ─ 10月10日(日本時間23時)、敵地のチェルシー戦。代表で見せた中盤での持ち運びを、チェルシー相手にも出せるか26。09MANAGER RATINGS 監督の采配採点 (10点満点)採点では、10人の相手へのハーフタイムの修正と、退場までの20分余りの内容も考慮した。
トーマス・トゥヘル (イングランド)7.2プラン適合 ベリンガムを控えに回し、アレクサンダー・アーノルド、チャロバー、ホールを最終ラインに入れた。ガーディアンは、退場まではチェコの方が良かったと書く1。 交代の効果 ハーフタイムに入ったエゼが、69分の2点目の起点になった。70分以降はスコットとングモハを試した3, 4。 試合中の修正 ハーフタイムに4-1-4-1へ。後半のシュートは13本・xG0.82で、退場後の前半の4本・xG0.18から増えた1, 13。 効いた点 アレクサンダー・アーノルドの右からのクロス。7試合ぶりの無失点1, 5。 効かなかった点 前半の支配率75%を決定機に変えられず、シュート22本でxGは1.37にとどまった13。 別の視点 ─ トゥヘル監督は、早い時間の退場は試合に大きく影響し、心理的に難しくなることもあると話した。BBCラジオで解説したロビンソン氏は、10人の相手に勝てなければ大きな問題になっていたと指摘している2, 5。
サンティ・デニア (チェコ)5.6プラン適合 クロアチア戦から先発を3人替え、GKにコヴァージュを起用し、主将クレイチーを戻した。立ち上がりの20分で、シュルツが2度の好機を迎えた6, 12。 交代の効果 前半の終盤にアダム・カラベツの負傷で交代を強いられ、交代までの間は2人少ない時間が続いた。後半は56分と57分に1人ずつ、80分に2人を替えた3, 12。 試合中の修正 退場の後は5-4-0で守り(ガーディアン)、退場後の前半のイングランドのシュートを4本・xG0.18に抑えた13, 19。 効いた点 立ち上がりの速い攻め。チェコ通信は、最初の大きな好機を作ったのはチェコだったと書く6。 効かなかった点 後半開始から約70秒、自陣でのパスのずれから失点。クロアチア戦に続き、後半の立ち上がりに点を取られた4, 6。 別の視点 ─ デニア監督は「最初の20分は良かった。退場は鍵だったが、個人のミスではない」と話し、チームの成長に手応えを示した。iSport.czのヨナーシュ・バルトシュ記者は、シュルツがひざの問題を抱えたまま先発したことを問題にしている6, 12。
10PREMIER LEAGUE PLAYERS 今日のプレミアリーグ所属選手この試合に日本人選手はいない。出場した32人のうち、プレミアリーグのクラブに所属するのは11人で、全員がイングランドの選手だった。チェコの主将クレイチーは、ルーク・ローリングスが在籍するウォルヴァーハンプトン(今季は2部)に所属する。リーズのトラフォードは田中碧の同僚で、リバプールのングモハは遠藤航の同僚だ13, 25, 27。
PL SPOTLIGHTルイス・ホール
ニコ・オライリーの離脱で先発の機会を得て、左からゴードンと崩し続けた。
スペイン戦に先発したオライリーが軽い負傷で外れ、左サイドバックに入った2, 28。51分にはゴードンの戻しを左足で打ち、ファーポストのわずか外。60分過ぎにはエゼのパスで左を抜け、低いクロスをクレイチーがファーポストに当てた3, 4。BBCの採点は7で、ゴードンとの連係と、左サイドから攻撃を進める働きを評価しつつ、「決めるべきだった」とも書いた。マクナルティ記者は、ニューカッスルで同僚だった2人の左サイドを「自然な組み合わせ」と表現している2, 23。トゥヘル監督も「ルイスは反対側で素晴らしかった」とたたえた7。フットモブの評価点8.2は、アレクサンダー・アーノルドとゴードンの8.4に次ぐチーム3番目だった13。W杯のメンバーから外れ、夏には左サイドバックの一番手の座をオライリーに譲っていた2。次に見るのは、10月12日の敵地のコベントリー戦(日本時間13日4時)で、クラブでも左サイドから攻撃を進められるか。
LOCAL EYE ─ 英国現地から
ニューカッスル / クラブ公式 ─ 「機会が来たら、つかむ」クラブ公式は試合前日、W杯のメンバーから外れた経験を糧にするホールを紹介した。 記事によれば、ホールは今季、幼いころから応援してきたクラブと長期の新契約を結び、ハル・シティ戦でホームでの初得点も決めた。代表の出場は4試合で、「けがなどがあれば、ほかの選手に機会が来る。来たらつかみにいく」と話していた29。
リーズ / クラブ公式 ─ 「正GKに挑む2試合」クラブ公式は、トラフォードが2試合続けて先発する理由を監督の言葉で伝えた。 トゥヘル監督は、一緒にプレーする機会が少ない選手たちと、守備のまとまりを作る経験を積ませたいとし、ジョーダン・ピックフォードに挑む力があるかを見たいと話した。トラフォードは無失点で終え、BBCの採点は6だった23, 30。
ALL PREMIER LEAGUE PLAYERS ─ 出場したプレミアリーグ所属選手
選手 クラブ 出場 今日のポイント 次に見る点 ジェームズ・トラフォード リーズ 先発90分 2試合続けて先発し、7試合ぶりの無失点。77分にはフロジェクのミドルシュートを止めた1, 3。 10月10日のアーセナル戦(敵地)。リーズの正GKとして上位の攻撃を止められるか。 マルク・ゲイ マンチェスター・シティ 先発90分 スペイン戦の失点に絡んだ後も先発に残った。監督は「反応は最高水準だった」とたたえた2, 28。 10月11日のリバプール戦(敵地)。センターバックの先発に入るか。 ルイス・ホール ニューカッスル 先発90分 オライリーの離脱で先発。ゴードンとの左サイドの連係を、BBCが評価した2。 10月12日のコベントリー戦(敵地)。クラブでも左サイドから攻撃を進められるか。 エリオット・アンダーソン マンチェスター・シティ 先発70分 BBCは「中盤を支配した」と評した。23分にシュルツの反則を受け、相手の退場につながった1, 23。 10月11日のリバプール戦。中盤の先発に入るか。 マイルズ・ルイス・スケリー アーセナル 先発45分 16分にゴードンへ速いパスを通した。35分に警告を受け、ハーフタイムに退いた1, 3。 10月10日のリーズ戦。クラブでどの位置に入るか。 ブカヨ・サカ アーセナル 先発71分 4分に右からシュート。BBCは、特筆することの少ない夜だったと評した3, 23。 10月10日のリーズ戦。右ウイングで得点に絡めるか。 モーガン・ロジャース チェルシー 先発90分 16分のシュートはファーポストの内側に当たった。69分にはエリア内へ入り、ケインの得点の起点になった1, 4。 10月10日のボーンマス戦(ホーム)。先発に入るか。 エベレチ・エゼ アーセナル 途中45分 ハーフタイムに入り、69分にロジャースへの短いパスで2点目の起点に。82分のシュートはGKに止められた3, 4。 10月10日のリーズ戦。先発に入るか。 アレックス・スコット ボーンマス 途中20分 代表デビュー。87分のミドルシュートは、右上隅をわずかに外れた3, 9。 10月10日のチェルシー戦(敵地)。中盤の先発に入るか。 リオ・ングモハ リバプール 途中19分 公式戦での代表初出場。79分にエリアの外から左足で打った3, 18。 10月11日のマンチェスター・シティ戦。出場機会を得られるか。 モーガン・ギブス・ホワイト ノッティンガム・フォレスト 途中9分 81分にゴードンと交代。82分にはベリンガムのシュートにつながるパスを出した3。 10月11日のクリスタル・パレス戦(敵地)。攻撃の中心として先発するか。 出場時間は90分を基準に数えた。所属はイングランドサッカー協会(FA)公式の選手紹介とフットモブの試合データによる。イングランドの控えのうち、ピックフォード(エバートン)ら7人は出番が無かった。チェコの控えのうち、トッテナムのアントニン・キンスキーとニューカッスルのルカーシュ・ホルニーチェクも出場していない13, 23, 25。
11INJURY & SUSPENSION WATCH 負傷・出場停止ウォッチ負傷で交代したのはチェコのアダム・カラベツ1人だった。退場したシュルツは、次の1試合に出られない見通し。イングランドは、軽い負傷のオライリーとエズリ・コンサを欠いた12, 15, 28。
選手 クラブ 事由 情報源 復帰見込み 影響する試合 パヴェル・シュルツ リヨン 25分に退場。VARの介入で、警告から変わった。 監督 デニア監督は、次の試合には出られないとし、「おそらく1試合だけ」と話した15。 10月3日のスペイン戦(敵地)。 アダム・カラベツ スパルタ・プラハ 前半の終盤に足を引きずって退いた。 監督 デニア監督によれば、翌日に検査を受ける12, 15。 10月3日のスペイン戦。 ニコ・オライリー マンチェスター・シティ 軽い問題で前日練習を欠き、この試合を欠場した。 監督 トゥヘル監督は、クロアチア戦に間に合うよう全員の回復に努めると話した2, 31。 10月3日のクロアチア戦。10月11日のリバプール戦。 エズリ・コンサ アーセナル 軽い問題で前日練習を欠き、ベンチに入ったが出場しなかった。 監督 オライリーと同じく、クロアチア戦に向けて回復を待つ2, 23, 31。 10月3日のクロアチア戦。10月10日のリーズ戦。 ルカーシュ・チェルフ ヴィクトリア・プルゼニ 35分、ルイス・スケリーに足の甲を踏まれて試合が止まった。80分まで出場した。 実況 状態についての発表は無い3, 21。 10月3日のスペイン戦。 12NEXT UP 次に見るべき試合代表の期間は10月6日まで続く。イングランドは3日に敵地で無観客のクロアチア戦、6日にウェンブリーでチェコとの再戦に臨み、チェコは3日にスペインと戦う。プレミアリーグは10月10日に再開する5, 6, 11, 26。
NATIONS LEAGUE 10/4 01:00 JSTクロアチア vs イングランド
ガーディアンによれば、GKはピックフォードに戻る。右サイドバックでアレクサンダー・アーノルドを続けて使うかが注目点だ5, 28
13FLEET STREET 英国・チェコの論調英国の2媒体は、アレクサンダー・アーノルドの復帰と、試合を決めた退場の重さを論じた。チェコのiSport.czは、退場したシュルツの体調を問題にしている1, 5, 12。
PRESS VIEW ─ 英国・チェコの論調
BBC SPORT(フィル・マクナルティ記者)マクナルティ記者は、アレクサンダー・アーノルドへのトゥヘル監督の不信を、この体制を特徴づける話題だと書き出した。トゥヘル体制の24試合で起用された9人目の右サイドバックで、W杯の招集も見送られていた選手が、47分に「世界級の一瞬」を見せたと評し、「トゥヘルは彼を信頼する時だ」と結論づけている。守備への疑問の答えは、別の日に持ち越されたとも書く5。
別の見方 ─ ガーディアンのジェイコブ・スタインバーグ記者も働きを評価しつつ、チェコが5-4-0で引いたため自陣にいる時間が短く、守備については多くを教えてくれない試合だったと書く19。
THE GUARDIAN(デービッド・ハイトナー記者)ハイトナー記者は、この退場が試合をゆがめたと書いた。23分のシュルツの反則は「遅く、高い」としながら、危険の少ない場所で起きたもので、接触の強さも過剰には見えなかったという。アンダーソンの周りのイングランドの選手たちも怒ってはおらず、スロー映像では実際より悪く見えたという。退場までは、チェコの方が良いチームだったとも記している1。
別の見方 ─ チェコ・テレビの中継で解説したポボルスキー氏は「規則上は赤で、主審にほかの選択肢は無かった」と話し、スタジオの解説者も、足裏がすねに入った反則で議論の余地は無いと見た10。
ISPORT.CZ(ヨナーシュ・バルトシュ記者)バルトシュ記者は、シュルツが合宿前に、ひざの問題の完治には3か月の休養が要ると明かしながら、4日間で2度目の先発に出たと書いた。W杯から本来の力を出せておらず、自信を失い、競り合いで負け、持ち味の推進力も最後の場面の落ち着きも欠いていると指摘し、すぐに休んで万全で戻る方が全員のためになると結んでいる12。
別の見方 ─ デニア監督は「彼は素晴らしく、今後の我々にとって非常に重要だ。9番でも10番でもウイングでもできる」と話し、イングランドとの再戦で起用する考えを示した15。
WATCH NEXTオライリーが戻ったとき、左サイドバックはどちらが務めるのか。ホールはゴードンとの連係で評価を上げ、トゥヘル監督も「素晴らしかった」とたたえた。3日のクロアチア戦の先発を見れば、ホールがこの合宿で序列に変化を起こしたかどうかが分かる。
14EXTRA TIME 今日の小話スーツの監督、先発しなかった同僚、プラハでの1泊。
人生2度目のスーツ
クロアチア戦をジャージで指揮したデニア監督は、この試合はスーツでベンチに立った。理由を問われると「たぶん人生で2度目。驚かせたかった」と答えている。観客が自分の名前を叫んでいたと聞かされても、「聞いていなかった。選手を応援してほしい」。次のスペイン戦に向けては、デ・ラ・フエンテ監督と12年を共に過ごした仲だが、「私の国は今はチェコだ」と言い切った1, 15。
補SOURCES 出典脚注は本文の主張に対応する。観衆・支配率・シュート・CK・警告・敵陣PA内タッチ・エリア外のシュート・ポストに当てた数はBBCの試合ページ、xG・ビッグチャンス・前後半別の支配率とPA内タッチ・空中戦・シュートの位置はフットモブ、得点・交代・警告・退場・シュートの時刻とアシストはESPNの実況による。退場の時刻はESPNとBBCの25分に揃えた(反則は23分)。所属クラブはイングランドサッカー協会(FA)公式の選手紹介とフットモブの試合データで確認した。英語とチェコ語の記事・会見の引用は本紙の訳。
- The Guardian(David Hytner記者), Gordon and Kane fire England to Nations League victory against 10-man Czechia, 2026.9.29 ↩
- BBC Sport(Phil McNulty記者、ライブ速報はJess Anderson), Czech Republic vs England LIVE: Nations League score, lineups, commentary & updates, 2026.9.29(試合ページ。マクナルティ記者の試合記事、観衆、審判団、支配率・シュート・PA内タッチ・CK等の試合スタッツ、試合後の談話(BBCラジオ5ライブ、ITV)) ↩
- ESPN, Czechia 0-2 England (Sep 29, 2026) Commentary, 2026.9.29(時系列の実況。得点・交代・警告・退場・シュートの時刻とアシスト) ↩
- The Guardian(Rob Smyth), Czechia 0-2 England: Nations League football – as it happened, 2026.9.29 ↩
- BBC Sport(Phil McNulty記者), It is time for Tuchel to offer Alexander-Arnold some trust, 2026.9.29 ↩
- ČTK(チェコ通信、ČeskéNoviny.cz), Fotbalisté prohráli s Anglií 0:2 a ani v druhém utkání pod Deniou nebodovali, 2026.9.29(試合記事、両監督と選手の談話、両チームのメンバー) ↩
- England Football(イングランドサッカー協会公式), Tuchel impressed with ‘excellent’ Gordon goal, 2026.9.29 ↩
- England Football(イングランドサッカー協会公式), Anthony Gordon’s tribute to Trent, 2026.9.29 ↩
- England Football(イングランドサッカー協会公式), Debutant Scott reflects on childhood dream come true, 2026.9.29 ↩
- Sport.cz(Jiří Lizec記者ほか), Zlomový bod. Experti pitvají červenou pro Šulce, mělo se vylučovat i na straně Anglie?, 2026.9.29(チェコ・テレビの解説者と選手の談話) ↩
- England Football(イングランドサッカー協会公式), England Men’s Senior Team, 2026.9.30取得(次の2試合の日時と会場(英国時間)) ↩
- iSport.cz(Jonáš Bartoš記者), Česko – Anglie 0:2. Šulcovy momenty hrůzy. Statečný boj, ale druhá porážka pod Deniou, 2026.9.29 ↩
- FotMob, Czechia vs England ─ Stats, Shotmap, Lineup, 2026.9.30取得(xG、ビッグチャンス、敵陣PA内タッチと支配率(前後半別)、空中戦、ショットマップ、出場選手の所属クラブ) ↩
- ESPN, Czechia 0-2 England (Sep 29, 2026) Final Score, 2026.9.30取得(布陣、グループ3の順位表) ↩
- iSport.cz(Pavel Šťastný記者), „Jsem teď Čech!“ Denia hlásí oddanost před duelem se Španělskem, 2026.9.30(試合後の会見。順位表を併載) ↩
- UEFA(UEFA.com), New promotion/relegation system for UEFA Nations League 2026/27, 2026.9.15(2028/29から3リーグ制へ移るのに伴う、2026/27の昇降格方式の変更) ↩
- UEFA(UEFA.com), 2026/27 UEFA Nations League: All you need to know, 2026.9.24(準々決勝(2027年3月)と、リーグ別の昇降格の条件) ↩
- Liverpool FC(クラブ公式、Joe Urquhart), Internationals: Nyoni assists as Ngumoha and Munoz feature in Nations League, 2026.9.29 ↩
- The Guardian(Jacob Steinberg記者), Alexander-Arnold proves his worth to England with trademark assist against Czechia, 2026.9.29 ↩
- The Guardian(Jacob Steinberg記者), Tuchel praises Alexander-Arnold for ‘decisive’ display on England return, 2026.9.29 ↩
- Sport.cz(Michal Nussbauer記者), Červ si sypal popel na hlavu: Chyba, kterou nemůžete udělat, 2026.9.29 ↩
- Sport.cz, ZNÁMKOVÁNÍ: Šílený zápas pro Šulce, hůře už to nešlo. Tři hráči převýšili ostatní, 2026.9.29(チェコの選手の採点(1が最高、5が最低の5段階)) ↩
- BBC Sport(Alex Howell記者), Who continues to show how important they are? England player ratings, 2026.9.29 ↩
- BBC Sport(Sami Mokbel記者), Ngumoha not in England squad to face Spain in Nations League opener, 2026.9.26 ↩
- England Football(イングランドサッカー協会公式), Men’s Senior Squad, 2026.9.30取得(選手紹介の所属クラブ、生年月日、代表デビュー日、出場数) ↩
- Premier League, All 380 fixtures for 2026/27 Premier League season, 2026.6.19(2026.9.27に同サイトの試合データ(第6節)でキックオフ時刻を確認。英国時間。日本時間は8時間を足した) ↩
- Wolverhampton Wanderers(クラブ公式), SUDU Player of the Month voting open, 2026.9.29(9月のチャンピオンシップ(2部)の成績) ↩
- The Guardian(Jacob Steinberg記者), Thomas Tuchel resists change against Czechia despite England defensive errors, 2026.9.28 ↩
- Newcastle United(クラブ公式), Lewis Hall: ‘Whenever I get my opportunity, I’m going to try and take it’, 2026.9.29 ↩
- Leeds United(クラブ公式), Thomas Tuchel addresses James Trafford selection for Czechia clash, 2026.9.29 ↩
- England Football(イングランドサッカー協会公式), Tuchel: England ready for difficult Czechia test, 2026.9.28 ↩
- ČTK(チェコ通信、ČeskéNoviny.cz), Tuchelovi se zápas v Edenu těžko hodnotil, Angličané zůstanou přes noc v Praze, 2026.9.30 ↩
注NAME NOTES 表記注記以下の固有名詞は日本語表記の確認が済んでおらず、暫定表記としている。( )内は原綴り。確認できた名前は、この注記から外す。
選手・監督マルク・ゲイ(Marc Guéhi)、リオ・ングモハ(Rio Ngumoha)、アダム・カラベツ(Adam Karabec)、ニコ・オライリー(Nico O’Reilly)
クラブ・競技場フォルトゥナ・アレナ(Fortuna Arena)
記者・解説者ほかデービッド・ハイトナー(David Hytner)、ジェイコブ・スタインバーグ(Jacob Steinberg)、フィル・マクナルティ(Phil McNulty)、ヨナーシュ・バルトシュ(Jonáš Bartoš)
PREMIER LEAGUE DAILY
30 Sept (Wed) の試合 / 特別号 / 発行 2026.9.30 JST -
[特別号] 上田綺世、後半から2発 10人の日本、VARで入れ替わったPKで逆転
PREMIER LEAGUE DAILY 2026.9.29|SPECIAL ISSUE ─ 日本 vs ベネズエラ SPECIAL ISSUE ─ JAPAN NATIONAL TEAM
PREMIER LEAGUE DAILY
SPECIAL ISSUE 上田綺世、後半から2発
10人の日本、VARで入れ替わったPKで逆転THE STORY OF THE DAY森保一監督の第3期2戦目で、日本はベネズエラに2-1で逆転勝ちした。ウルグアイ戦から先発10人を入れ替え、4人がA代表デビューした前半は0-0で折り返した。後半開始から上田綺世、伊東純也、久保建英ら5人を入れた直後の46分にケビン・ケルシーに先制されたが、49分、左で相馬勇紀からのパスを受けた伊東のクロスに上田が合わせて追いついた。85分に渡辺剛が負傷で退くと、3回の交代機会を使い切っていた日本は10人になった。90+1分にベネズエラに与えられたPKは、VARの確認を経て、その前に久保がヤンヘル・エレラに倒された場面の反則へ置き換わり、90+6分に上田が決めた1, 2, 3, 4。
イングランドのクラブに所属する選手は3人が出場した。クリスタル・パレスの鎌田大地は主将として前半の45分、アストン・ヴィラの鈴木彩艶とリーズの田中碧は後半の45分をプレーした。所属クラブで脇腹を痛め、ウルグアイ戦はメンバー外だった鈴木は、試合後に「今日のパフォーマンスは攻守ともにひどかった」と話した。イプスウィッチの前田大然は出番がなく、ウルグアイ戦で先制点を挙げたサウサンプトンの松木玖生はメンバー外だった1, 5, 6, 7, 8。
English
Japan came from behind to beat Venezuela 2-1 in the second match of Hajime Moriyasu’s third term in charge. Japan made ten changes to the starting line-up from the Uruguay game, and four players made their senior debuts in a goalless first half. Japan brought on five players at half-time, including Ayase Ueda, Junya Ito and Takefusa Kubo, but Kevin Kelsy put Venezuela ahead in the 46th minute. In the 49th minute, Ito received a pass from Yuki Soma on the left and crossed for Ueda to equalise. When Tsuyoshi Watanabe went off injured in the 85th minute, Japan had already used all three substitution windows and were down to ten men. Venezuela were given a penalty in the first minute of stoppage time, but after a VAR review the referee penalised an earlier foul by Yangel Herrera on Kubo instead, and Ueda scored the penalty in the sixth minute of stoppage time.
Three players from English clubs took part. Crystal Palace’s Daichi Kamada captained the side for the first 45 minutes, while Aston Villa’s Zion Suzuki and Leeds’ Ao Tanaka played the second half. Suzuki, who had hurt his side at his club and was not in the squad against Uruguay, said after the game: “My performance today was terrible, in attack and in defence.” Ipswich’s Daizen Maeda was an unused substitute, and Southampton’s Kuryu Matsuki, who scored the opener against Uruguay, was not in the matchday squad.
ヒント
「Venezuela wins a late penalty!」は「ベネズエラが試合終盤にPKを得た!」という意味。ここで late は「遅い」ではなく、「試合の終盤の」という使い方だよ。
ヒント
「VAR rewinds the story one move.」は「VARが物語を一つ前の場面まで巻き戻す」。rewind は映像を「巻き戻す」という意味で、ここでは判定を前のプレーまでさかのぼって見る様子を表している。
ヒント
「The penalty moves to the other end.」は「PKが反対側へ移る」という意味。the other end は「ピッチの反対側」を指し、判定が逆側のチームのPKになった驚きを短く表している。
ヒント
「Ueda scores, and Japan wins 2-1.」は「上田が決め、日本が2-1で勝つ」。scores はここでは「得点する」で、巻き戻された判定がそのまま決勝点につながるのがオチになっている。
THE MORNING 501上田、後半のシュート2本で2得点後半開始から最前線に入り、49分は伊東のクロスをダイレクトで、90+6分はPKを決めた。公式記録の上田のシュートは2本で、2本とも得点になった。本人は「勝ち切れたことには意味があった」と話した1, 3, 9。 02ベネズエラのPKが、日本のPKに90+1分、エリア右で久保が倒された場面では笛が鳴らず、直後の速攻でベネズエラがPKを得た。VARの確認を経て、主審は先に起きた久保への反則を取った3, 4。 03鈴木彩艶、配球の課題を口にするヴィラ公式が「戦術的な進化の鍵」と書いた足元の技術について、代表では「味方とあまりイメージが合わなかった」と振り返った8, 10。 045人がA代表デビュー小久保玲央ブライアン、中野就斗、熊坂光希、齋藤俊輔が先発で、谷村海那が81分から出場した。熊坂は試合開始直後の接触で左膝を痛め、8分で退いた2, 11。 05守備陣に負傷者が続く熊坂、渡辺、鈴木淳之介の3人が試合会場から病院へ直行した。板倉滉はこの試合をメンバー外で過ごし、安藤智哉は28日に離脱が発表された。次戦は10月1日のエクアドル戦11, 12, 13。 CONTENTS01RESULTS & HIGHLIGHTS 試合結果とハイライト森保体制第3期の2戦目は、0-0で折り返した後半に3点が入り、90+6分のPKで決着した。ベネズエラは1月に就任したオスワルド・ビスカロンド監督が率いた1, 14。
キリンチャレンジカップ2026
日本 2 – 1 ベネズエラ ⚽ 49′ 上田綺世
⚽ 90+6′ 上田綺世(PK)⚽ 46′ ケビン・ケルシー 前半 0-0。90+6分のPKは、VARの確認を経て与えられた1, 4。
50.4% 支配率 49.6% 12 (4) シュート (枠内) 9 (5) 1 CK 7 1 警告 3 日本は3-4-2-1で、ウルグアイ戦から瀬古歩夢以外の先発10人を入れ替えた。0-0で迎えた後半開始から5人を入れた直後、右ウイングバックの中野就斗がルイス・バルボに抜かれて先制されたが、3分後に伊東純也のクロスから上田綺世が追いつく。85分から10人で戦った日本は、90+1分にベネズエラに与えられたPKがVARを経て日本のPKに変わり、上田が決めた1, 2, 3, 4。
03THE TURNING POINT 勝敗を分けた一手後半開始から5人を替えた日本は、3分で追いつき、相手陣でボールを持つ時間を増やした。前半は最前線でボールが収まらなかった2, 15。
SUB 後半開始日本 2–1 ベネズエラ ─ 5人を同時に替え、上田が起点になる
前半の日本は、小久保玲央ブライアンから1トップの後藤啓介へロングフィードを繰り返したが、空中戦で競り負け、前線でボールが収まらない時間が続いた。森保監督は0-0の後半開始から後藤、齋藤俊輔、佐藤龍之介、鎌田、小久保を下げ、上田綺世、伊東純也、久保建英、田中碧、鈴木彩艶を入れた。伊東は左、久保は右でプレーした1, 2, 3。直後に先制されたが、49分、左で相馬勇紀からのパスをフリーで受けた伊東がエリア左角付近から右足でクロスを送り、上田がディフェンスラインから抜け出して合わせた。65分には田中碧の縦パスを上田が落とし、久保のスルーパスで抜け出した相馬がヨン・アランブルに倒され、アランブルが警告を受けた2, 3, 16。前半に1トップを務めた後藤は、上田の投入後について「収まるシーンが増えて、起点になって、ビルドアップも安定していたし、相手陣内で回して攻める時間が長くなった」と話す15。
数字で見る変化 ─ 後半開始から5人を同時に投入。敵陣ペナルティーエリア内のタッチは前半10回から後半19回へ、支配率は49%から56%へ上がった(フットモブ、Optaの前後半別の集計)1, 17。
見落とせない点 ─ 交代の直後、46分に先制されている。ゲキサカによれば、田中聡が中盤で競り負けた後の速攻で、右ウイングバックの中野がバルボに抜かれた。鈴木彩艶は「味方にサイドを切らせて自分がニア側のボールを取るとか、そういう連携ができていたら防げる部分があった」と話す。後半のシュートは公式記録で4本ずつ、CKはベネズエラが5本を数えた1, 2, 8。TACTICAL BOARD ─ 戦術Q&Aテーマ:背後への攻撃
日本 2–1 ベネズエラ / 0–1とされた3分後、49分
Q.後半開始直後に先制された3分後、
上田はベネズエラの最終ラインの背後をどう取った?A.dメニュースポーツの速報では、左サイドで相馬勇紀からのバックパスを受けた伊東純也がエリア左角付近から右足でクロスを送り、上田綺世がディフェンスラインから抜け出して、倒れ込みながら右足で合わせた3。映像では、伊東は縦へ行くそぶりでベネズエラの6番エレラを下げさせてから少し下がって受け、クロスを上げる伊東にエレラの寄せは届かなかった。上田は中央の2番フェラレシと奥の14番マクンの間から抜け出し、ゴールエリアのファー寄りで合わせている。出し手が前を向く時間と、受け手がセンターバックの間へ入るタイミングが焦点になった。
前提後半開始、日本は何を替えたか
〜45′
前半後藤齋藤佐藤小久保 1トップ後藤、左シャドー齋藤、右シャドー佐藤、GK小久保 46′〜
5人同時上田伊東久保鈴木彩 上田は最前線、伊東は左、久保は右でプレーし、鈴木彩艶がGKに入った。鎌田と交代した田中碧の位置は未確認 破線の枠は交代で下がった選手、緑の枠は入った選手。位置を確認できた4人ずつだけを表示した1, 2, 3。
得たもの ─ 最前線の起点
前半に1トップを務めた後藤は、上田の投入後について「収まるシーンが増えて、起点になって」と話す。敵陣ペナルティーエリア内のタッチは前半10回、後半19回だった(Optaの集計)15, 17。
代償 ─ 交代直後の1分で失点
後半開始から間もなく、中盤で競り負けた後の速攻から失点した。伊東は「後半の入りで1分もしない間に失点して、難しい立ち上がりになった」と話した2, 16。
3場面同点弾を3場面で追う
1中央から左の奥へ49′ 仕掛け ─ 左の奥へ運ぶ
JFAの公式記録の得点経過では、相手陣深くの中央(中央-1)にいた伊東から、左の相手陣深く(左-1)の鈴木淳之介、相馬とゴロのパスがつながった1。映像では、鈴木淳はエリアの左端の延長線から1mほど外、エリアの線から10mほど手前で受けた。伊東の最初の位置と相馬が受けた地点は、記述にもとづく模式図である。
2縦のそぶりで6番を下げる49′ 相手の対応 ─ 寄せが届かない
dメニュースポーツの速報は、左サイドで伊東が相馬からのバックパスを受けたと記し、伊東は「相馬からバックパスをもらったときにフリーだった」と話す3, 16。映像では、相馬はタッチライン際、ゴールラインから10mほどの位置から戻した。伊東は縦へ行くそぶりを見せてから少し下がって受け、そのそぶりにつられてベネズエラの6番エレラが下がったため、寄せが届かなかった。点線の輪は動く前の位置で、そぶりの距離は模式。
32番と14番の間を抜ける49′ 結果 ─ ファー寄りで合わせる
伊東はエリア左角付近から右足でクロスを送り、上田はディフェンスラインから抜け出して、倒れ込みながら右足で合わせた3。公式記録は浮き球のパスとワンタッチの右足シュートと記す1。映像では、伊東がクロスを上げたのはエリア左角から縦横とも3mほど外。ベネズエラの3バックは伊東の側から24番オソリオ、2番フェラレシ、14番マクンの順に並び、上田は2番と14番の間から抜け出した。合わせたのはゴールエリア内のファー寄りで、GKのほぼ正面からダイレクトで左下へ決めた。
ボールの経路(模式) 選手の移動(模式) 空いた場所(模式) プレーの順序 白い点=映像で確認した位置関係 白=日本(上へ攻撃)/色付き=ベネズエラ
検討ベネズエラにはどんな手があったか
確認できた動き ─ 記述と映像で確認できるのは4つ。①伊東が相馬からのパスを受けたとき「フリーだった」と話したこと16。②dメニュースポーツの速報が、上田は「絶妙なタイミングでディフェンスラインから抜け出した」と記したこと3。③ビスカロンド監督が、同点の後は日本にベネズエラの陣地でチャンスを作られる場面もあったと振り返ったこと18。④映像では、伊東の縦へのそぶりに6番エレラがつられて下がり、クロスの瞬間に寄せきれなかったこと。
そこから検討する対応策 ─ 以下は本紙の仮説である。映像で確かめたのは、鈴木淳・相馬・伊東の位置、6番エレラの動き、3バックの並びと上田が抜け出した間、合わせた位置までで、ラインの高さや個々の守備者の判断は特定していない。上の観察から検討しうる選択肢を並べた。
対応案 狙い 代償・検討点 A 縦のそぶりにつられず、間合いを保つ 伊東は縦へ行くそぶりを見せてから下がって受けた。6番が下がらずに間合いを保てば、下がって受けた伊東に寄せが届き、余裕のあるクロスは減る。 伊東が本当に縦へ抜けた場合、タッチライン際の相馬と2対1で左の奥を破られる。65分には、中央の縦パスから上田の落とし、久保のスルーパスで相馬に背後を突かれている2。 B 3バックの間隔を詰める 上田は2番と14番の間から抜け出し、ファー寄りで合わせた。クロスが上がる前に3人の間隔を詰めれば、ゴール前へ入る通り道は狭まる。 中へ寄るほど、ファーの大外やエリア手前が空く。ゲキサカは、同点の後は日本が押し込む時間が続いたと書いている2。 比較同じ背後への攻撃は、54分と65分には決まらなかった
49分 左で戻しのパスを受けた伊東のクロスに、上田がディフェンスラインから抜け出して合わせた3。映像では、上田は2番と14番の間を抜け、ファー寄りで合わせた。 54分 鈴木彩艶のキックから上田、伊東とつなぎ、久保がペナルティーアーク付近でGKと1対1になりかけたが、飛び出したコントレラスに蹴り出された3。 65分 田中碧の縦パスを上田が落とし、久保のスルーパスで相馬が抜け出したが、エリアの外でアランブルに後ろから倒された。アランブルは警告を受けた2, 3。 未確認 49分と54分・65分の違いが、ボールの出どころ(左の外か中央か)、受け手の走り出し、GKの飛び出しのどれにあったかは特定できていない。 経過ハーフタイムの5人交代の後、試合はどう進んだか
前半 後半 支配率(日本) 49% 56% 敵陣PA内タッチ 日本10・ベネズエラ5 日本19・ベネズエラ8 シュート(枠内) 日本7(2)・ベネズエラ3(2) 日本5(2)・ベネズエラ6(3) CK 日本1・ベネズエラ2 日本0・ベネズエラ5 フットモブが公開するOptaの前後半別の集計(本紙の集計ではない)。シュートは、こぼれ球への2本目のように同じ攻撃の中の連続も1本ずつ数えた本数で、攻撃機会の数ではない。JFAの公式記録の前後半別シュート数は日本5本・4本、ベネズエラ2本・4本で、提供元により数え方が異なる。後半は日本が先制された後の時間帯で、両チームの狙いも変わっており、数字は交代の良し悪しを判定するものではない1, 17。
次に見る点 ─ 上田と伊東が先発で並んだ場合も、左からのクロスに上田が抜け出す形を立ち上がりから作れるか(10月1日、エクアドル戦)。
図の読み方。白い点を付けた選手は、動きと位置関係を試合映像で確認した(編集部確認、2026.9.29)。ショットマップ等に記録された座標ではない。白い点の無い選手(場面1の伊東と相馬)は、試合記事・速報の記述と、JFAの公式記録の得点経過の区分(攻撃側から見た左・中央・右の列と、相手ゴールから4つに分けた帯の組み合わせ。「1」が相手ゴールにいちばん近い)にもとづく模式である。白い実線はボールの経路、水色の破線は選手の移動、点線の輪は動く前の位置、黄色の枠は空いた場所で、いずれも模式であり特定の瞬間の座標ではない。3場面とも、表示の範囲を左タッチライン寄りへずらしている(縮尺は同じ)。関与を確認できた選手と、場面の理解に要る3バックとGKだけを描き、それ以外の選手は位置が分からないため描いていない。得点時刻はJFAの公式記録に揃えた1, 3。
04PLAYER REPORTS 選手ミニレポートGOODとPOORは2人ずつ。敗れたベネズエラからも、先制点を作った左ウイングバックをGOODとした1。
日本 2–1 ベネズエラ (→ 結果)
GOOD
05STAT OF THE DAY 今日のデータ1選CKはベネズエラの7本に対し、日本は1本。後半に限ると5対0だった1。
7-1 CKの本数。ベネズエラ7本、日本1本(後半は5対0) 出所: JFA公式記録(マッチレポート)、2026.9.28日本のCKは4分に得た1本だけで、後半は1本も取れなかった。ベネズエラは前半の追加時間に2本続いたCKでマクンとカスティージョにヘディングを打たせ、後半の5本はすべて75分以降に集まった。84分にもCKからナウエル・フェラレシが頭で合わせ、ボールは枠の上へ外れている。後半の日本は敵陣ペナルティーエリア内のタッチを19回まで増やしたが、終盤はセットプレーで押し込まれる時間が続いた1, 3, 17, 19, 23。
DATA BOARD
指標 日本 ベネズエラ Note シュート 12 9 日本が3本多かった 枠内シュート 4 5 枠内はベネズエラが1本多かった 敵陣PA内タッチ 29 13 日本は後半だけで19回 CK 1 7 ベネズエラの後半5本は75分以降 シュート・枠内シュート・敵陣PA内タッチはフットモブが公開するOptaの集計、CKはJFAの公式記録による(Optaも同じ本数)。公式記録のシュートは日本9本、ベネズエラ6本で、Jリーグ公式が公開するデータスタジアムの集計は日本13本(枠内4本)、ベネズエラ6本(枠内3本)と、提供元によって数え方が異なる。xGは公開された値を確認できなかったため載せていない1, 17, 24。
日本 CK 1本 ベネズエラ CK 7本 日本 敵陣PA内タッチ 29回 ベネズエラ 敵陣PA内タッチ 13回 データ小話 ─ 公式記録の選手別シュート数では、後半開始から入った5人のうちシュートを記録したのは上田だけで、その2本がいずれも得点になった。日本の後半のシュート4本は、上田の2本と、相馬勇紀、中野就斗の1本ずつだった1。07RISING 若手株価上昇ランキングA代表デビューの前半45分を無失点で終えたGKが1位19。
1小久保玲央ブライアン前半の追加時間、バルボのCKに瀬古歩夢がかぶり、クリスティアン・マクンにヘディングで狙われたが、鋭い反応で弾き出した。続くCKでもブライアン・カスティージョの至近距離のヘディングに手をかすめ、ゴールライン上の瀬古のクリアにつなげた。公式記録のベネズエラの前半のシュートはこの2本だけで、小久保は「あそこが(ベネズエラの)ファーストシュートだった。そこに対しての準備は45分間ずっとしてきていた」と話した1, 19。
ゲキサカによれば、ピッチで君が代を歌うのはパリ五輪以来2年ぶりだった。本人は「パリから悔しい思いをしたので、4年後のW杯に向けて良いスタートダッシュが切れたのかなと思う」と話す。一方で45分には、自陣でのビルドアップが詰まった場面で小久保からの横パスを受けた渡辺剛のトラップが大きくなり、CKを与えた。本人も「ビルドアップからCKにしてしまったのは改善点」と認めている19。
評価の前提 ─ シュートを受けたのは前半終了間際の2本だけで、後半は鈴木彩艶に代わった。配球の評価も、まだ45分の材料しかない。
08ONE TO WATCH 今日の注目株PLAYER FEATURE久保建英
後半開始から右で入り、73分には右サイドの連係からゴール前の右側へ走り込み、折り返した。10人になった後の90+1分、エリア右へ攻め込み、こぼれ球を拾ったところでヤンヘル・エレラに足を踏まれた。久保は、エレラが近づいてきた時点で足を出してくると読んでいたと明かす。このプレーがVARの確認を経て、決勝点のPKになった2, 4, 22。
久保が強調したのは、1-1の10人でも時間を使わずに点を取りに行った判断だった。「一人少ない状況でもあそこで狙いに行く姿勢が必要だったのかなと思う」。ゲキサカの竹内達也記者は、2022年W杯のクロアチア戦、2023年アジア杯のイラン戦、今夏のW杯のブラジル戦と、日本が1-1で終盤を迎え、後ろ重心のまま敗れた3試合を挙げている22。
ウルグアイ戦は63分から、ベネズエラ戦は後半開始からの出場だった。3か月後にアジア杯を控える日本で、同点で終盤を迎えたとき、久保がどこまで攻撃の判断を担うかが焦点になる5, 7, 22。
次に見る試合 ─ 10月1日(19時10分)、横浜国際総合競技場でのエクアドル戦。先発に入るか13。09MANAGER RATINGS 監督の采配採点 (10点満点)先発の大幅な入れ替え、後半開始の5人交代、10人になった終盤の対応を採点に入れた。
森保一 (日本)6.8先発プラン ウルグアイ戦から先発10人を替え、4人をA代表デビューさせた。前半は後藤へのロングフィードが収まらず、決定機も決めきれなかった2。 交代の効果 後半開始から5人を同時投入。3分後に伊東のクロスから上田が追いつき、決勝点のPKも途中出場の久保が得た1, 4。 試合中の修正 81分に谷村を入れて3-1-4-2で前線を増やした。渡辺の負傷後は、中村と伊東をサイドバックに置く4-4-1で守った2。 効いた点 上田が起点になり、敵陣PA内のタッチは前半10回から後半19回に増えた(Opta)17。 効かなかった点 交代直後の46分に失点。3回の交代機会を81分までに使い切り、渡辺の負傷後は10人で戦った1, 2。 別の視点 ─ 森保監督は前日会見で「代表初キャップになる選手、経験の浅い選手たちをスタートで起用し」と予告していた。試合後は「粘り強くしっかり切り替えてくれて、守備をしっかりしながら攻撃に移ることも忘れずにホームで勝ちたいという気持ちを選手たちが出してくれた」と話した25, 26。
オスワルド・ビスカロンド (ベネズエラ)6.0先発プラン 日本からボールを奪い、長身の2トップにつなぎ、ウイングバックも生かす狙いを明かした。前半のシュートは公式記録で2本にとどまった1, 18。 交代の効果 59分にカセレスとラミレス、71分にウィケルマン・カルモナとグレイケル・メンドサ。ラミレスは77分と82分に好機を得て、90+1分にはPKを得たが取り消された1, 3, 4。 試合中の修正 相馬によれば、日本の予想に反して3バックで入り、試合中には4バックにも移った27。 効いた点 後半開始直後にバルボの突破からケルシーが先制。CKは7本を数えた1, 3。 効かなかった点 3分後に追いつかれ、90+1分はエレラの反則で日本にPKを与えた4。 別の視点 ─ ビスカロンド監督は「今日の試合では審判のジャッジで居心地の悪い思いをしたのも事実だ」と述べ、後半の追加時間の表示が2分だったことにも不満を示した。一方で「素晴らしいサッカー文化を持つ日本で試合ができてうれしく思う」とも話している18。
10JAPANESE PLAYERS 今日の日本人選手日本は21人が出場し、そのうちイングランドのクラブに所属するのは3人だった。後半45分を守った鈴木彩艶を中心に、イングランド組3人の出場を振り返る1, 13。
JAPAN SPOTLIGHT鈴木彩艶
脇腹の痛みから戻った45分を、本人は「攻守ともにひどかった」と振り返った。
後半開始から入り、直後の46分にバルボの突破からケルシーに決められた。鈴木は「味方にサイドを切らせて自分がニア側のボールを取るとか、そういう連携ができていたら防げる部分があった」と話す。77分にはカセレスのミドルを前へこぼしたが、ラミレスの詰めは枠を外れた2, 8。ヴィラ公式は今月、今夏加入した鈴木の足元の技術が、より直接的に攻めるエメリ監督のチームで「戦術的な進化の鍵」になっていると書き、直近4節で101本のパスを成功させたと伝えた。最初の4試合で15セーブ、第3節のハル戦では無失点だったとも書く。代表では「味方とあまりイメージが合わなかった」と、その配球を課題に挙げている8, 10。一方、dメニュースポーツの速報は、同点の後の日本を押し上げた要素の1つに鈴木の正確なロングボールを挙げた3。所属クラブで脇腹を痛め、ウルグアイ戦はメンバー外だった6, 7。次に見るのは、10月10日のブレントフォード戦で配球の精度が戻るかだ。
LOCAL EYE ─ 英国現地から
鎌田大地 / CRYSTAL PALACE FC ─ 代表2試合は45分ずつ4人がデビューした先発で主将を務めた。 パレス公式は28日の記事で、鎌田が先発してハーフタイムに田中碧と代わり、日本が連勝したと書いた。出場はウルグアイ戦が後半、この試合が前半の45分ずつだった。鎌田は「前半失点しそうなシーンでも、最後耐えることができてゼロで終えられて良かった」と話した1, 7, 28, 29。
田中碧 / YORKSHIRE EVENING POST ─ 中断前は3試合続けて先発代表では2試合ともベンチから。 リーズの地元紙ヨークシャー・イブニング・ポストのカイル・ニューボールド記者は、田中が中断前のプレミアリーグ3試合に先発していたのに対し、ウルグアイ戦はベンチスタートだったと書いた。この試合も後半からの45分で、65分に上田への縦パスで相馬の抜け出しを生み、90+8分に警告を受けた。中断明けは10月10日、敵地でのアーセナル戦となる1, 2, 30, 31, 32。
ALL JAPANESE PLAYERS ─ 全選手一覧
選手 クラブ 出場 今日のポイント 次に見る点 鈴木彩艶 アストン・ヴィラ 途中45分 後半開始から入り、46分に失点。77分はカセレスのミドルを前へこぼしたが、ラミレスの詰めは枠を外れた1, 2。 10月10日のブレントフォード戦。配球の精度が戻るか。 鎌田大地 クリスタル・パレス 先発45分 主将として先発。4分に自らの奪取から速攻を生み、32分には相馬へラストパスを送った2, 23。 10月11日のノッティンガム・フォレスト戦。代表で45分ずつだった後の起用。 田中碧 リーズ 途中45分 鎌田に代わって後半から出場。65分に上田への縦パスで相馬の抜け出しを生み、90+8分に警告を受けた1, 2。 10月10日のアーセナル戦。中断前の3試合に続いて先発に入るか。 小久保玲央ブライアン シント=トロイデン 先発45分 A代表デビュー。前半の追加時間にマクンのヘディングを弾き、45分を無失点で終えた19。 シント=トロイデンの次戦で先発に入るか。 渡辺剛 フェイエノールト 先発85分 3バックの右で先発。82分に自陣ゴール前でクリアした後に右足を気にし、85分に退いた2, 3。 足の状態。エクアドル戦に出られるか。 瀬古歩夢 ル・アーヴル 先発71分 ウルグアイ戦から続けて先発した唯一の選手。3バックの中央に入り、前半の追加時間にはゴールライン上でクリアした2, 19。 ル・アーヴルの次戦で先発に入るか。 鈴木淳之介 コペンハーゲン 先発90分 3バックの左で先発してフル出場。49分の同点弾では、左で伊東のパスを受けて相馬へつないだ。90+1分にラミレスを倒したPKは、VARを経て取り消された1, 2, 4。 終盤に痛めた足の状態。 相馬勇紀 FC町田ゼルビア 先発71分 シュート3本は両チーム最多。49分は同点弾の1つ前のパスを伊東へ出し、65分に得た直接FKは壁に当たった1, 27。 町田の次戦で先発に入るか。 中野就斗 サンフレッチェ広島 先発71分 本拠地でA代表デビュー。右で佐藤と連係して前進したが、46分はバルボに抜かれて失点に絡んだ33。 広島の次戦で右サイドの先発を続けるか。 熊坂光希 柏レイソル 先発8分 A代表デビュー戦で、試合開始直後の接触から左膝を痛め、8分に担架で退いた2, 11。 左膝の検査結果。 齋藤俊輔 ウェステルロー 先発45分 A代表デビュー。左シャドーでシュート2本を放ち、セットプレーのキッカーも務めた1, 34。 ウェステルローの次戦で先発に入るか。 後藤啓介 フライブルク 先発45分 1トップで先発。34分に田中聡のスルーパスで抜け出したが、GKとの1対1でループシュートは右へ外れた15。 フライブルクの次戦で出場機会を得るか。 佐藤龍之介 バレンシア 先発45分 右シャドーで中野と連係し、ハーフタイムに交代。クラブ事情のため、この試合を最後に代表を離れた12, 35。 バレンシアで、代表ウイーク明けの試合に出られるか。 田中聡 シャルケ 途中73分 8分に熊坂と交代。34分に後藤へスルーパスを通したが、46分の失点の前には中盤で競り負けた1, 2。 シャルケの次戦で中盤の先発に入るか。 伊東純也 ヘンク 途中45分 後半は主将を務め、左から49分の同点弾をアシスト。ウルグアイ戦に続く2試合連続のアシストだった1, 16。 ヘンクの次戦で得点に絡むか。 上田綺世 リール 途中45分 49分に伊東のクロスから、90+6分にPKで得点。シュート2本で2得点だった1。 リールの次戦で得点するか。 久保建英 レアル・ソシエダ 途中45分 後半から右で出場。90+1分にエリア内でエレラに足を踏まれ、VARの確認を経て決勝点のPKを得た4, 22。 レアル・ソシエダの次戦で先発に入るか。 伊藤洋輝 バイエルン 途中19分 71分に瀬古と交代して3バックに入った1, 2。 バイエルンの次戦で出場機会を得るか。 堂安律 フランクフルト 途中19分 71分に中野と交代。ウルグアイ戦では主将として先発していた1, 7。 フランクフルトの次戦で先発に入るか。 中村敬斗 リヨン 途中19分 71分に相馬と交代。10人になった後は、伊東とともにサイドバックに回った1, 2。 リヨンの次戦で先発に入るか。 谷村海那 横浜F・マリノス 途中9分 81分に田中聡と交代してA代表デビュー。日本は3-1-4-2で前線の人数を増やした2。 横浜F・マリノスの次戦で得点するか。 出場時間は90分を基準に数えた(追加時間は前半1分25秒、後半8分32秒)。渡辺は85分に負傷で退き、日本はそこから10人になった。控えのうち5人(早川友基、前田大然、佐野海舟、鈴木唯人、佐野航大)は出番が無かった。板倉滉、安藤智哉、松木玖生、塩貝健人はメンバー外で、冨安健洋は今回の活動に参加していない1, 3, 5, 13。
11INJURY & SUSPENSION WATCH 負傷・出場停止ウォッチ試合中に3人が負傷し、ほかに3人がこの試合を欠いた。警告は日本が田中碧(90+8分)、ベネズエラがヨン・アランブル(65分)、ホセ・コントレラス(90+5分)、グレイケル・メンドサ(90+7分)の計4枚だった1, 11。
選手 クラブ 事由 情報源 復帰見込み 影響する試合 熊坂光希 柏レイソル 試合開始直後の接触で左膝を痛め、8分に担架で退いた。試合会場から病院へ直行した。 報道 検査の結果は発表されていない2, 11。 柏の次戦。 渡辺剛 フェイエノールト 82分に自陣ゴール前でクリアした後に右足を気にし、85分に退いた。試合会場から病院へ直行した。 報道 状態は発表されていない3, 11。 10月1日のエクアドル戦。 鈴木淳之介 コペンハーゲン 終盤に足を痛めたままプレーを続け、フル出場した。試合会場から病院へ直行した。 報道 状態は発表されていない11。 10月1日のエクアドル戦。 板倉滉 メンヘングラートバッハ ウルグアイ戦で左足首を痛め、この試合はメンバー外だった。 報道 森保監督は前日会見で「可能であれば次の試合に戻ってくる」ことを望んだ5, 11, 25。 10月1日のエクアドル戦。 安藤智哉 ザンクト・パウリ 腰痛で宮城・広島遠征に帯同せず、28日に怪我のための離脱が発表された。 公式 復帰時期は発表されていない11, 12。 ザンクト・パウリの次戦。 冨安健洋 クリスタル・パレス 合流前のリーグ戦でふくらはぎを痛め、今回の活動に参加していない。 公式 復帰時期は発表されていない11, 13。 10月11日のノッティンガム・フォレスト戦。 13FLEET STREET 相手国の論調ベネズエラのスポーツ紙2紙とラジオ局は、いずれも審判の判定を試合の焦点の1つに置いた20, 38, 39。
PRESS VIEW ─ 相手国の論調
MERIDIANO(ウンベルト・メンドサ記者)メリディアノは「信じられない!」の見出しで、試合を「論争のある結末」の一戦と書いた。VARを見た主審が、ラミレスのPKにつながった一連の攻撃の始まりにヤンヘル・エレラの反則があったと判断し、ベネズエラのPKを取り消して日本に与えたと説明した。この判定の転換を、試合で最も論争を呼んだ場面とした。スコットランドのレンジャーズに所属するケルシーの先制点は、代表7試合目での初得点だったとも記す21, 38。
別の見方 ─ EFE通信の記事は「エレラが久保に犯したPK」と書くだけで、判定を論争としては扱っていない。反則を受けた久保は、今の基準では「微妙な判定ではあったことも事実」と話した22, 40。
RADIO MUNDIAL(アンドレア・ゴメス・サレルノ記者)ベネズエラのラジオ局ラジオ・ムンディアルは、ビスカロンド監督の会見を中心に伝えた。監督は選手たちの戦術面の努力を評価しつつ、審判団に強く抗議した。ラミレスがGKの頭越しにボールを浮かせたところでGKに倒された場面について「ここからベネズエラまで、どこで見てもPKだ」と述べ、後半の追加時間の短さにも疑問を示したという39。
別の見方 ─ 速報の記述では、ラミレスと鈴木彩艶が交錯したのは82分。ラミレスは鈴木と交錯しながら頭で合わせ、カバーに入った渡辺剛がかき出した(dメニュースポーツ)。Optaの実況も83分に、ラミレスの負傷でプレーが止まったと記す3, 23。
WATCH NEXT10月1日のエクアドル戦は、3バックの顔ぶれが焦点になる。板倉、安藤、冨安が欠け、この試合では渡辺と鈴木淳も病院へ向かった。81分までに3回の交代機会を使い切った後に負傷者が出た今回の経験を、森保監督が交代の配分にどう生かすかも見たい。
14EXTRA TIME 今日の小話ソシエダの同僚同士で生まれたPK、12年前のビスカロンド、広島へのハートの3題。
ソシエダの同僚から得たPK
反則を取られたのは、レアル・ソシエダで久保の同僚のエレラだった。久保は「あんなのPKじゃねえだろって言われましたけど(笑)」と明かし、同僚のヨン・アランブルに「本当に踏んでたのか」と聞かれると「まあまあ踏まれてた。でも(PKかは)微妙だよね」と返したという。所属先ではVARで得点を取り消されてきた久保も、「今回はVARがあって良かったと思います」と笑った22。
ビスカロンド、12年前はピッチの上
日本とベネズエラの対戦成績は、この試合の前まで1勝3分1敗だった。日本の1勝は2014年のキリンチャレンジカップ。試合は2-2だったが、ベネズエラが出場停止選手を起用したため、後にFIFAから3-0とされた。その試合には、現監督のビスカロンドが守備の要として出場していた。過去の対戦はすべて日本で行われ、2019年11月にはベネズエラが4-1で勝っている14。
補SOURCES 出典脚注は本文の主張に対応する。支配率・CK・警告・観衆・得点経過・選手別シュート数・交代時刻・試合所要時間は日本サッカー協会(JFA)の公式記録、シュート・枠内シュート・敵陣ペナルティーエリア内のタッチと前後半別の値はフットモブが公開するOptaの集計による。日本語の談話は日本語媒体の記事の表記のまま引いた(ビスカロンド監督の談話は、同監督の会見を日本語で伝えたゲキサカの記事と、スペイン語で伝えたラジオ・ムンディアルの記事による)。英語とスペイン語の記事・会見の引用は本紙の訳。
- 日本サッカー協会(JFA), マッチレポート(公式記録) キリンチャレンジカップ2026 日本代表 2-1 ベネズエラ代表, 2026.9.28(得点経過・選手別シュート数・ボール支配率・CK・交代・警告・観衆・天候・試合所要時間) ↩
- ゲキサカ(竹内達也記者), 上田綺世が起死回生の逆転2ゴール!! 5選手A代表デビューの森保J、VAR二転三転の劇的PK弾でベネズエラ撃破, 2026.9.28 ↩
- dメニュースポーツ(データ提供:データスタジアム), 日本 vs ベネズエラ(2026年9月28日) 速報・結果・テキスト速報, 2026.9.28(時系列の実況。交代の組と試合前の予想布陣) ↩
- ゲキサカ, ベネズエラにPK→日本のPKに変更…後半ATに発生した珍しいVAR事案の判定理由は, 2026.9.28 ↩
- 日本サッカー協会(JFA), スタメン/試合結果|キリンチャレンジカップ2026, 2026.9.28(先発・控え・交代・警告) ↩
- サッカーキング, 日本代表GK鈴木彩艶、脇腹痛めて別メニュー調整に, 2026.9.22 ↩
- 日本サッカー協会(JFA), スタメン/試合結果|キリンチャレンジカップ2026, 2026.9.24(ウルグアイ戦の先発・控え・交代) ↩
- ゲキサカ(西山紘平記者), 後半から出場の鈴木彩艶は“らしくない”不安定なプレー「今日のパフォーマンスは攻守ともにひどかった」, 2026.9.29 ↩
- ゲキサカ, ベネズエラの選手たちは判定に不満爆発も…2発で日本代表を逆転に導いた上田綺世「勝ち切れたことに意味があった」, 2026.9.28 ↩
- Aston Villa FC, FPL international break round-up, 2026.9.26 ↩
- ゲキサカ(竹内達也記者), 森保J守備陣に緊急事態…熊坂、渡辺、鈴木淳が負傷で病院直行, 2026.9.28 ↩
- 日本サッカー協会(JFA), SAMURAI BLUE 選手離脱 キリンカップサッカー2026(10.1/神奈川、10.5/東京), 2026.9.28 ↩
- 日本サッカー協会(JFA), SAMURAI BLUE(日本代表)メンバー・スケジュール キリンチャレンジカップ2026(9.24/宮城、9.28/広島) キリンカップサッカー2026(10.1/神奈川、10.5/東京), 2026.9.17(招集選手の表記・所属・背番号と日程。9月22日に冨安健洋の不参加(理由:怪我のため)を追記) ↩
- 日本サッカー協会(JFA), 【対戦チーム情報】ベネズエラ代表 FIFAワールドカップ初出場が悲願。過去には日本と対等以上の戦いを演じる~キリンチャレンジカップ2026, 2026.9.25 ↩
- ゲキサカ(竹内達也記者), 期待の先発抜擢も苦しんだFW後藤啓介、決定機に悔い「決めないと生き残っていけない世界」, 2026.9.28 ↩
- ゲキサカ(西山紘平記者), 衰え知らずの33歳が絶妙クロスで2戦連続アシスト!伊東純也「今が一番調子いい」, 2026.9.29 ↩
- FotMob, Japan vs Venezuela – live score, predicted lineups and H2H stats, 2026.9.29取得(Optaの集計。全体と前後半別の支配率・シュート・枠内シュート・敵陣ペナルティーエリア内のタッチ・CK) ↩
- ゲキサカ(西山紘平記者), ATの短さやPK判定に不服のベネズエラ監督「審判のジャッジで居心地の悪い思いをしたのも事実」, 2026.9.28(試合後の記者会見) ↩
- ゲキサカ(西山紘平記者), 「『国防』のあだ名はパーフェクト」前半ATにビッグセーブの小久保玲央ブライアンが45分間無失点デビュー, 2026.9.28 ↩
- Líder en Deportes(Jesús David Castellano記者), Venezuela cae ante Japón con un penal en el ocaso del amistoso, 2026.9.28 ↩
- 日本サッカー協会(JFA), ベネズエラ代表 来日メンバー SAMURAI BLUE(日本代表)対 ベネズエラ代表【9.28(月)@広島/エディオンピースウイング広島】, 2026.9.27(ベネズエラ代表の選手・監督の表記と所属) ↩
- ゲキサカ(竹内達也記者), 数的不利でも時間稼ぎを捨てた久保建英「狙いに行く姿勢が必要」同僚から劇的PK獲得「読み通り」, 2026.9.29 ↩
- ESPN, Japan 2-1 Venezuela (Sep 28, 2026) Final Score, 2026.9.29取得(両軍の布陣表記と先発選手の配置、Optaの実況) ↩
- Jリーグ公式, 【公式】日本 vs ベネズエラの試合結果・データ(代表親善試合:2026年9月28日), 2026.9.29取得(シュート・枠内シュートはデータスタジアムの集計) ↩
- ゲキサカ(竹内達也記者), 日本vsベネズエラ 試合前日の森保一監督会見要旨, 2026.9.27(試合前日の記者会見) ↩
- ゲキサカ, アクシデント発生も最後は劇的勝利!! 上田PK弾後にファンへポーズ作った森保監督「日本人の魂にハートを送った」, 2026.9.28(試合後のフラッシュインタビュー) ↩
- ゲキサカ(西山紘平記者), A代表4年ぶり直接FK弾ならず…壁に当てた相馬勇紀「思ったより低くなった」, 2026.9.28 ↩
- Crystal Palace F.C., International Eagles: Gozo makes USA debut as Kamada helps Japan to back-to-back wins, 2026.9.28 ↩
- ゲキサカ, 腕章巻き、経験少ないチームをけん引した鎌田大地「日本を背負っていく選手たち、どんどん成長していってほしい」, 2026.9.28(試合後のフラッシュインタビュー) ↩
- Yorkshire Evening Post(Kyle Newbould記者), Leeds United fitness boost as Elland Road favourite plays role in dramatic added-time win, 2026.9.24 ↩
- Yorkshire Evening Post(Kyle Newbould記者), Leeds United latest news as international break ends for one star with trio in action today, 2026.9.28 ↩
- Premier League, All 380 fixtures for 2026/27 Premier League season, 2026.6.19(2026.9.29取得。週末の試合は明記が無ければ英国時間15:00キックオフ。10月の放映カードの時刻を含む。日本時間は8時間を足した) ↩
- ゲキサカ(竹内達也記者), 久保も称えた持ち味発揮のA代表デビューもMF中野就斗、悔やんだワンプレー「国際舞台ではやられてしまう」, 2026.9.29 ↩
- ゲキサカ(西山紘平記者), 45分間のA代表デビュー戦でシュート2本放った齋藤俊輔「楽しんでプレーできた」, 2026.9.28 ↩
- ゲキサカ(竹内達也記者), 森保J途中離脱でスペイン帰還へ…交代後の伊東・久保らに刺激受けた19歳MF佐藤龍之介「そのレベルに達する自信はある」, 2026.9.29 ↩
- Southampton FC, Southampton v Portsmouth, 2026.9.29取得(キックオフは英国時間10月11日12時(日本時間20時)) ↩
- Hispanic Sports Media(Kiko Perozo記者), Venezuela cayó 2-1 ante Japón con polémica arbitral, 2026.9.28 ↩
- Meridiano(Humberto Mendoza記者), ¡No se puede creer! La Vinotinto cae ante Japón tras insólito penal en el último minuto, 2026.9.28 ↩
- Radio Mundial(Andrea Gómez Salerno記者), Venezuela cae 2-1 ante Japón en amistoso de fecha FIFA, 2026.9.28(ビスカロンド監督の試合後の記者会見) ↩
- EFE通信(El Diario掲載), La Vinotinto perdió 2-1 ante Japón en el tiempo agregado del amistoso internacional, 2026.9.28(El Diarioは記事の署名を「Agencia EFE」と表示している) ↩
注NAME NOTES 表記注記以下の固有名詞は日本語表記の確認が済んでおらず、暫定表記としている。( )内は原綴り。確認できた名前は、この注記から外す。
記者・解説者ほかカイル・ニューボールド(Kyle Newbould)、ウンベルト・メンドサ(Humberto Mendoza)、アンドレア・ゴメス・サレルノ(Andrea Gómez Salerno)、ヘスス・ダビド・カステジャノ(Jesús David Castellano)
PREMIER LEAGUE DAILY
28 Sept (Mon) の試合 / 特別号 / 発行 2026.9.29 JST -
[特別号] ケインのPK失敗直後、2枚替えが逆転を呼ぶ W杯王者スペイン、ウェンブリーで3-2
PREMIER LEAGUE DAILY 2026.9.27|SPECIAL ISSUE ─ イングランド vs スペイン SPECIAL ISSUE ─ ENGLAND NATIONAL TEAM
PREMIER LEAGUE DAILY
SPECIAL ISSUE ケインのPK失敗直後、2枚替えが逆転を呼ぶ
W杯王者スペイン、ウェンブリーで3-2THE STORY OF THE DAYW杯王者スペインが、UEFAネーションズリーグの初戦でイングランドをウェンブリーで3-2と破った。2分にマルク・ゲイのミスからラミネ・ヤマルが先制し、イングランドは36分にアンソニー・ゴードン、40分にハリー・ケインが決めて2-1で前半を折り返した。51分のロドリのファウルはVARの介入でPKとなったが、54分にケインは軸足を滑らせ、ボールに2度触れてクロスバーに当てた1, 2。55分、ルイス・デ・ラ・フエンテ監督はフェラン・トーレスとニコ・ウィリアムズを下げ、ミケル・オヤルサバルとアレックス・バエナを入れた。60分にバエナが同点弾を決め、74分にはバエナのパスからオヤルサバルが決勝点を奪った。スペインの無敗は39試合に伸びた1, 2, 3。
イングランドの先発11人のうち7人はプレミアリーグ所属で、そのうち3人がマンチェスター・シティの選手だった。スペインの1点目はゲイのボールロスト、2点目はニコ・オライリーのパスミスから生まれ、どちらもシティの選手が絡んだ4, 5, 6。前日には、シティが財務規則違反の告発115件の大半で有罪とされたと報じられていた。トゥヘル監督は「選手たちがその話をするのは想像できる」としながらも、「気が散ったとは思わない」と話している。イングランドで最も光ったのは、今季からバルセロナでプレーするゴードンだった1, 6, 7, 8。
English
World champions Spain came from behind to beat England 3-2 at Wembley in their opening Nations League game. Lamine Yamal scored in the second minute after a mistake by Marc Guéhi, and England replied through Anthony Gordon in the 36th minute and Harry Kane in the 40th to lead 2-1 at half-time. Rodri’s foul in the 51st minute became a penalty after a VAR intervention, but in the 54th minute Kane slipped on his standing foot, touched the ball twice and hit the crossbar. In the 55th minute, Luis de la Fuente replaced Ferran Torres and Nico Williams with Mikel Oyarzabal and Álex Baena. Baena equalised in the 60th minute, and Oyarzabal scored the winner from Baena’s pass in the 74th. Spain’s unbeaten run now stands at 39 games.
Seven of England’s starting XI play in the Premier League, and three of them play for Manchester City. Spain’s first goal came from Guéhi losing the ball and their second from a misplaced pass by Nico O’Reilly, so City players were involved in both. A day earlier, it had been reported that City were found guilty of most of the 115 charges against them for breaking financial rules. Thomas Tuchel said he could imagine the players talking about it, but he did not think it was a distraction. England’s brightest player was Gordon, who has played for Barcelona since the start of this season.
ヒント
イングランドが2-1でリードし、さらにPKを得た場面。gets a penalty は「PKを得る」という意味。
ヒント
ケインが軸足を滑らせた直後、スペインは2人を交代で投入。sends on two は「2人をピッチに送り出す=2人を交代で入れる」という意味。
ヒント
交代で入ったバエナが5分後に2-2の同点にした場面。makes it 2-2 は「スコアを2-2にする」という意味。
ヒント
オヤルサバルが3-2の決勝点を決め、逆転を完成させた。turnaround はここでは「試合をひっくり返す逆転」の意味。
THE MORNING 501オヤルサバル、EURO決勝に続きイングランド戦で決勝点2024年のEURO決勝でイングランドを破る決勝点を決めた選手が、ウェンブリーでも勝ち越し点を決めた。マルカによれば、スペイン代表での31点目だった1, 3。 02外れたPKの「2度触り」は、スペインの間接FKにマルカによれば、規則解釈の変更後は、PKで2度触りが起きて失敗した場合、相手の間接FKで再開する。ケインが決めていれば、やり直しになっていた9。 03リーズのトラフォード、W杯の全試合ベンチから先発へ夏にリーズへ移ったGKは、W杯の8試合をすべてベンチで過ごした。トゥヘル監督は、この期間の4試合をピックフォードと2試合ずつ分けると話している10, 11。 044分間の2失点で、W杯8試合の失点を上回るスペインがW杯の8試合で失ったのは1点だけだった。その1点を含め、W杯でスペインが許した大きな好機は、どれもサイドからのボールに合わせたヘディングだった12, 13。 05次は29日、イングランドは敵地でチェコ、スペインはクロアチアとどちらも英国時間19時45分(日本時間30日3時45分)にキックオフする。スペインはセビージャで、同じ勝点3のクロアチアを迎える14, 15。 CONTENTS01RESULTS & HIGHLIGHTS 試合結果とハイライトW杯後最初の公式戦で、イングランドは前半に奪った2-1のリードを守れなかった。スペインは後半の2点で逆転し、無敗を39試合に伸ばした1。
UEFAネーションズリーグ(リーグA・グループ3)
イングランド 2 – 3 スペイン ⚽ 36′ アンソニー・ゴードン
⚽ 40′ ハリー・ケイン⚽ 2′ ラミネ・ヤマル
⚽ 60′ アレックス・バエナ
⚽ 74′ ミケル・オヤルサバル前半 2-1。54分にケインのPKがクロスバーに当たった1, 2。
47.2% 支配率 52.8% 13 (5) シュート (枠内) 15 (5) 6 CK 3 3 警告 0 スペインは2分、ゲイのボールロストからヤマルが先制し、前半の半ばまでにフェラン・トーレスが1対1を2度決め損ねた。スペイン流のパス回しをやめて直接的に攻めたイングランドは、36分の速攻からゴードン、40分にケインが決めて前半を2-1で終える。54分にケインのPKがクロスバーに当たった後、55分に入ったバエナが60分に同点弾を決め、74分にはバエナのパスからオヤルサバルが勝ち越した1, 2, 12, 16。
特別号のため、対象はこの1試合。
02TABLE IMPACT 順位表への影響第1節を終えて、スペインとクロアチアが勝点3で並び、イングランドは3位となった。リーグAの各組は上位2か国が来年3月の準々決勝へ進む。UEFAが9月15日に発表した今大会の昇降格では、4つの組の3位のうち上位2か国がリーグAに残り、3位の下位2か国と4位の上位2か国がリーグBの2位とのプレーオフに回り、4位の下位2か国がリーグBへ降格する12, 17, 18, 19。
UEFAネーションズリーグ リーグA・グループ3 ─ 第1節終了時点
順位 チーム 試合 得失点 勝点 今節 1 スペイン 1 +1 3 ○ イングランドに3-2 2 クロアチア 1 +1 3 ○ チェコに2-1 3 イングランド 1 −1 0 ● スペインに2-3 4 チェコ 1 −1 0 ● クロアチアに1-2 順位はESPNの順位表(2026年9月27日取得)による。クロアチアは敵地プラハでチェコに2-1で勝った。3位・4位の扱いは4つの組の同順位どうしの比較で決まるため、組内の順位だけでは決まらない17, 19, 20。
03THE TURNING POINT 勝敗を分けた一手PKがクロスバーを叩いた直後の55分、スペインは前線の2人を替えた。途中出場のバエナとオヤルサバルが、60分と74分の2得点の両方に絡んだ2, 3。
SUB 55分イングランド 2–3 スペイン ─ 55分の2枚替え、途中出場2人が後半2得点に絡む
後半の立ち上がりはイングランドが押した。49分にはCKの流れからクアンサーが頭で合わせ、51分にはベリンガムがロドリに倒されてVARの介入でPKとなる1, 2。54分にケインがクロスバーに当てた直後の55分、デ・ラ・フエンテ監督はフェラン・トーレスとニコ・ウィリアムズを下げ、オヤルサバルとバエナを入れた。マルカは、下がった2人はW杯決勝時の先発から入れ替わっていた選手で、入った2人はW杯で不動だった選手と書く2, 3。60分、オライリーのパスが右ウイングのダニ・オルモへ渡り、オルモのパスを受けたバエナが肩を落として間合いを作り、エリアの外から右足で決めた21, 22。74分は、アイメリク・ラポルテからのパスをペナルティーアークのすぐ外の空いた場所で受けたバエナが、角度をつけたパスでオヤルサバルを走らせ、オヤルサバルがトラフォードの上を越えるループで決めた。トゥヘル監督は3点目を「中央を割られた」と振り返っている16, 21。デ・ラ・フエンテ監督は、PKが決まって3-1になっていても「同じように反応したはずだ」と話した23。
裏付け ─ 55分以降のシュートはスペイン7本・xG1.08・2得点、イングランド5本・xG0.22・0得点。スペインの7本のうち4本は、入った2人が打つか、バエナのパスから生まれた(フットモブのショットマップと実況から本紙集計)2, 5。
見落とせない点 ─ 2点とも、イングランドの側のプレーから始まっている。60分はオライリーのパスが相手に渡った場面で、74分についてスカイの速報は、押し込まれて下がったイングランドがバエナのスルーパスで崩されたと記す。トゥヘル監督も、PKが決まっていれば「決定的な瞬間になったかもしれない」と話しており、交代だけで流れが変わったとは言えない6, 12, 24。TACTICAL BOARD ─ 戦術Q&Aテーマ:ペナルティーエリア手前
イングランド 2–3 スペイン / 2–1で迎えた55〜74分
Q.PKを外した直後、
途中出場の2人にエリア手前をどう使われた?A.ガーディアンのライブ実況では、60分はオライリーのパスが右ウイングのオルモへ渡り、オルモのパスを受けたバエナがエリアの外から決めた。74分は、ラポルテがバエナへパスを通し、バエナが角度をつけたパスでオヤルサバルを走らせた21。映像で確かめると、2点ともオヤルサバルの縦の走りが守備者を引きつけていた。60分はつられたアンダーソンの背後をパスが通り、バエナはペナルティーアークの中で受けて打った。74分は、センターサークルの前端からガーナーとアンダーソンの間を縦に通したパスをバエナがアークの手前で受け、オヤルサバルにつられて下がったコンサとゲイの間へスルーパスを出した。トゥヘル監督は3点目を「中央を割られた」と振り返っている16。
前提55分、スペインは何を替えたか
〜55′
交代前フェランニコ・ウィリアムズ 4-2-3-1の1トップと左ウイング 55′〜
2人同時オヤルサバルがフェランと、バエナがニコ・ウィリアムズと交代した。入った2人の配置は出典で確認できていない 破線の枠は交代で下がった選手。入った2人は配置を確認できないため、札にしていない1, 2。
得たもの ─ W杯の主力2人
マルカは、入った2人をW杯で不動だった選手と書く。バエナは5分後に同点弾を決め、74分にはオヤルサバルの決勝点をアシストした2, 3。
危険にさらしたもの ─ 前半の決定機を作った組
下げたフェランは、前半に1対1を2度作っていた。デ・ラ・フエンテ監督は試合後、フェランの働きがオヤルサバルに生きたと話している12, 23。
4場面同点弾と決勝点を一手ずつ追う
1戻しがずれ、オルモが奪う60′ 仕掛け ─ 60分、右の奥で奪う
ガーディアンのライブ実況によれば、オライリーのパスはエリアのすぐ外の右ウイングにいたオルモへまっすぐ渡った。BBCは、自陣深くで奪われたパスと書く6, 21。映像では、オライリーはエリアの右角の高さのタッチライン寄りから、ゴールラインから5mほどのところにいたゲイへ戻そうとしたが、パスが少し内側へずれ、詰めていたオルモに奪われた。オルモが奪ったのは、エリアの右外5mほど、ゴールラインから10mほどの位置だった。
2おとりの縦の走り、アークの中で打つ60′ 相手の対応 ─ 60分、アンダーソンがつられる
ガーディアンは、バエナが肩を落として間合いを作ったと書く22。映像では、直前にオヤルサバルがエリアの少し内側を縦に走り、8番のアンダーソンがつられて下がった背後を、オルモのパスが通った。バエナはペナルティーアークの中で受け、左前から詰めてきたコンサとの間合いを、右足のアウトサイドで少し右へ持ち出して取り、アークの中から打った。二重の輪はフットモブに記録されたシュート位置。GKの位置は記述にもとづく模式。
3センターサークルから、中盤の間を縦に74′ 相手の対応 ─ 74分、ガーナーとアンダーソンの間
ガーディアンのライブ実況は、ラポルテにバエナへのパスを通させるべきではなかったと書く21。映像では、ラポルテはセンターサークルの前端(左右は中央)から、ガーナーとアンダーソンの間を縦に通した。受けたバエナはペナルティーアークの5mほど手前の中央にいて、オヤルサバルは同じ高さの7mほど右にいた。
4コンサとゲイの間へ、ループで決着74′ 結果 ─ ゴール前を拡大
ガーディアンのライブ実況では、オヤルサバルは走りながら1度触れて、左足でトラフォードの上を越える柔らかいループを決めた21。トゥヘル監督はこの失点を「中央を割られた」と表現している16。映像では、バエナは中央の少し左でクアンサーに見られていたが、受ける直前に内へ入り、コンサとクアンサー(間は4mほど)のほぼ中間の少し後ろで後ろ向きに受けて、右足でボールを少し動かした。まっすぐ前へ走るオヤルサバルにコンサがつられて下がり、バエナはコンサとゲイの間へスルーパスを出した。オヤルサバルは左足のアウトサイドでかすめるようにトラップし、次の一歩でループを打った。トラフォードは打たれる直前にはゴールエリアの中にいて、打たれた直後にゴールエリアの外へ滑り出たが、越された。二重の輪はフットモブに記録されたシュート位置。
ボールの経路(模式) 選手の移動(模式) プレーの順序 二重の輪=記録されたシュート位置 白い点=映像で確認した位置関係 白=スペイン(上へ攻撃)/色付き=イングランド
検討イングランドにはどんな手があったか
実際に記述された動き ─ 記述として確認できるのは3つ。①60分は、オライリーのパスが右ウイングにいたオルモへまっすぐ渡った21。②74分は、ラポルテのパスをバエナがペナルティーアークのすぐ外の空いた場所で受けた。ガーディアンのライブ実況は、守備の間隔が広すぎたと書く21。③トゥヘル監督は、深い守備は「素晴らしかった」としたうえで、3点目は「中央を割られた」と振り返った16。
そこから検討する対応策 ─ 以下は本紙の仮説である。映像で確かめたのは、60分と74分の出し手・受け手と、関与した守備者の位置関係までで、守備者それぞれの判断の理由は特定していない。上の記述と映像から検討しうる選択肢を並べた。
対応案 狙い 代償・検討点 A 縦の走りを最終ラインへ受け渡す 映像では、60分はアンダーソンが、74分はコンサが、オヤルサバルの縦の走りにつられて下がり、空いた場所をパスが通った。走り込む選手を最終ラインへ受け渡し、エリア手前の受け手の近くに残れば、バエナへのパスコースを消せる。 受け渡しが遅れれば、オヤルサバルを背後へフリーで走らせる。74分は実際に、その走りへスルーパスが通った。 B 出し手に寄せる 74分の起点は、センターサークルの前端にいたラポルテの縦パスだった(映像で確認)。最終ラインの出し手に前線から寄せれば、中盤の間を通す1本そのものが減る。 前線が寄せに出れば、その後ろの中盤が空く。70分に入ったガーナーは、ロドリを抑える役も担っていた(BBC)。 比較同じ「背後への1本」は、前半には決まらなかった
16分 ヤマルのスルーパスでフェラン・トーレスが抜け出したが、トラフォードに止められた2, 12。 27分 アンダーソンのパスをヤマルが奪い、ロドリのスルーパスでフェラン・トーレスが1対1になったが、左へ外した2, 12。 74分 バエナの角度をつけたパスでオヤルサバルが抜け出し、ループで決めた21。映像では、コンサとゲイの間を通したスルーパスだった。 未確認 前半の2本と74分の違いが、出し手の位置、受け手の走り出し、イングランドの最終ラインの高さのどれにあったかは特定できていない。 経過55分の交代の後、シュートはどう動いたか
46〜54′ 55′〜 イングランド 2本(PKを含む)/xG1.08/得点0 5本/xG0.22/得点0 スペイン 0本 7本/xG1.08/得点2 フットモブのショットマップから本紙が集計した。xGはシュートごとの値の単純合計で、イングランドの46〜54′はPK(0.79)を含む。シュート本数は攻撃機会の数ではない。数字は交代の後に起きたことの記録で、交代の良し悪しを判定するものではない5。
次に見る点 ─ 縦の走りにつられず、エリア手前の受け手へのパスコースを消せるか(9月29日、敵地のチェコ戦)。
図の読み方。白い点を付けた選手は、動きと位置関係を試合映像で確認したもので(編集部確認、2026.9.27)、ショットマップ等に記録された座標ではない。二重の輪は、フットモブのショットマップに記録されたシュート位置で、その選手がシュートを打った時点のもの。白い点の無い選手の位置と、白い実線のボールの経路、水色の破線の選手の移動、点線の輪の移動前の位置は、試合記事・実況と映像の記述にもとづく模式で、特定の瞬間の座標ではない。場面2のGKの位置は、映像でも特定しておらず記述にもとづいて置いた。関与を確認できた選手とGKだけを描き、それ以外の選手は位置を特定していないため描いていない。交代の時刻はESPNの実況とマルカの55分に揃えた(フットモブは54分と記録)2, 3, 5。
04PLAYER REPORTS 選手ミニレポートGOODとPOORを2人ずつ挙げた。敗れたイングランドからゴードンをGOODに、勝ったスペインからフェラン・トーレスをPOORに入れる。
イングランド 2–3 スペイン (→ 結果)
GOOD
05STAT OF THE DAY 今日のデータ1選敵陣のペナルティーエリア内でのタッチは、イングランドがスペインの2倍を超えた。それでもxGは、スペインが大きく上回った1, 5。
36 / 15 敵陣PA内のタッチ(イングランド/スペイン)。xGは1.74対3.12でスペインが上回った 出所: フットモブ、2026.9.27取得(PA内タッチはBBCの試合スタッツも同じ値)イングランドは敵陣のエリア内で36回ボールに触れ、スペインの15回を大きく上回った。それでもxGは、PKを除くとイングランド0.95、スペイン3.12だった。BBCの試合スタッツでは、1対1のシュートがスペイン4本、イングランド1本で、スペインは少ないタッチで決定機を作っていた1, 5。トゥヘル監督は差を「最後の20メートル」の技術の精度だと表現しており、この数字はその言葉に重なる12, 16。
DATA BOARD
指標 イングランド スペイン Note xG 1.74 3.12 イングランドはPKの0.79を含む 枠内シュート 5 5 同数。得点は2対3だった 敵陣PA内タッチ 36 15 後半だけなら26対5 ビッグチャンス 3 6 スペインは6回のうち4回を逃した xG・ビッグチャンス・敵陣PA内タッチ(前後半別を含む)はフットモブ、枠内シュートはフットモブとBBCの試合スタッツで一致した値。イングランドのxGはPKを除くと0.95になる1, 5。
イングランド PA内タッチ 36回 スペイン PA内タッチ 15回 イングランド xG(PK除く) 0.95 スペイン xG 3.12 07RISING 評価を上げた若手20歳のマイルズ・ルイス・スケリーは、代表で初めて中盤の中央に先発した26。
1マイルズ・ルイス・スケリーBBCは、アーセナルでの活躍を受けた代表初の中盤中央での先発と書き、スペインの司令塔ロドリへの配球を断つ難しい役を任されたうえで「堅実だった」と評した。69分には左足のミドルを枠へ飛ばし、GKウナイ・シモンに止められている。ガーディアンのライブ実況は70分の交代の際に、ゴードンとともに「素晴らしかった」と書き、ルイス・スケリーを「本物の中盤の選手に見える」と記した2, 21, 26。
FAの選手紹介によれば、代表デビューは2025年3月。今回の合宿には、アレクサンダー・アーノルドのほかに再招集された6人の1人として加わった。役割を引き継いだのは、70分に入ったジェームズ・ガーナーで、BBCはガーナーもロドリを抑える役を担ったと書く4, 26, 27。
評価で見落とせない点 ─ 前半には、ルイス・スケリーのパスミスからスペインにCKを与え、そのCKからフェラン・トーレスのヘディングが生まれた(オフサイド)。中盤の中央での評価は、1試合の70分で固まるものではない12。
08ONE TO WATCH 今日の注目株PLAYER FEATUREジェームズ・トラフォード
トゥヘル監督は、W杯で全試合に出たジョーダン・ピックフォードではなく、23歳のトラフォードを先発に選んだ。16分にはフェラン・トーレスとの1対1を止め、足元の技術も見せた。3失点について、BBCのマクナルティ記者は「どれも防ぎようがなかった」と書いている1, 10, 11。監督は「プレミアリーグの開幕から良く、リーズで正GKとして出場時間を得ている」と起用の理由を説明し、「ジョーダンに落ち度は何も無い」とも付け加えた11。
マンチェスター・シティのアカデミー出身で、2023年夏にバーンリーへ移ると、28試合で67失点を喫し、2023-24年の終盤に正GKの座を失った。2024-25年はバーンリーの昇格に貢献し、チームの失点は16にとどまった。昨季はシティへ戻ったが、ジャンルイジ・ドンナルンマの加入で2番手となる。それでもFAカップ決勝とカラバオ杯決勝には先発し、今夏、最大4500万ポンドの契約でリーズへ移った11。地元紙ヨークシャー・イブニング・ポストは、クラブ史上最高額の補強で、新たな正GKと紹介している10。
BBCによれば、トラフォードの今季の好調もあって、リーズはプレミアリーグで5位につける。トゥヘル監督はこの期間の4試合を、ピックフォードと2試合ずつ分けると話しており、代表の正GKをめぐる競争が始まった11。
別の視点 ─ 元イングランド代表GKのポール・ロビンソン氏はBBCラジオで、「ピックフォードは非常に落胆しているだろう。正GKなら、なぜ世界王者との試合で出ていないのか」と話した11。09MANAGER RATINGS 監督の采配採点 (10点満点)勝敗を動かした交代と、前半の4分間の逆転の両方を採点に入れた。
トーマス・トゥヘル (イングランド)6.1プラン適合 GKにトラフォード、右サイドバックにクアンサーを選んで4-2-3-1で入った。後方からのつなぎで捕まり、2分に失点。前半の半ばまでに1対1を2度許した。 交代の効果 70分にロジャースとガーナー、83分にギブス・ホワイトとカルバート・ルーウィン、89分にブランスウェイト。55分以降のシュートは5本、xGは0.22にとどまった。 試合中の修正 スペイン流のパス回しをやめ、直接的に攻めてから4分で2点。BBCは、自分たちの持ち味で戦ったときに脅威を与えたと評した。 効いた点 敵陣での奪取から速攻。監督はBBCラジオに、前半だけで高い位置での奪取が15回あったと話した。 効かなかった点 1点目と2点目は自陣でのボールロストから。3点目は監督自身が「中央を割られた」と認めた。 別の視点 ─ トゥヘル監督は「技術の精度以外に差は無かった」と話したが、BBCのマクナルティ記者は、スペインの決定力がもう少し高ければ、イングランドが点を取る前に4点差がついていてもおかしくなかったと疑問を呈した2, 5, 16。
ルイス・デ・ラ・フエンテ (スペイン)7.7プラン適合 W杯決勝から先発を入れ替え、フェラン・トーレスとニコ・ウィリアムズを起用。2分に先制し、前半の半ばまで決定機を重ねた。 交代の効果 55分に入ったバエナとオヤルサバルが、後半の2点を決めた。70分にペドリ、82分にミケル・メリーノを入れた。 試合中の修正 1点を追う展開で、PK失敗の直後に前線の2人を同時に替えた。 効いた点 55分以降のシュートは7本、xGは1.08で、イングランドの5本・0.22を上回った。 効かなかった点 36分と40分の4分間で2失点。W杯8試合の失点を、この4分で上回った。 別の視点 ─ デ・ラ・フエンテ監督は「6、7分間、強豪国に苦しめられた」と認めつつ、試合は全体として制御できていたと振り返った。マルカは、この2枚替えを「スペインの顔を変えた」と評している3, 12, 23。
10PREMIER LEAGUE PLAYERS 今日のプレミアリーグ所属選手この試合に日本人選手はいない。出場した31人のうち、プレミアリーグのクラブに所属するのは13人で、イングランドが12人、スペインはアーセナルのミケル・メリーノ1人だった。リーズの2人は田中碧の同僚で、10月10日の再開初戦ではアーセナルの4人と顔を合わせる4, 5, 28。
PL SPOTLIGHTニコ・オライリー
40分に逆転の2点目を演出し、60分には同点弾の起点になった。
40分、左サイドを抜け出してクロスを送り、ケインのヘディングはククレジャに当たってゴールに入った。60分には自陣深くで出したパスを奪われ、オルモからバエナへつながって同点とされる。67分にはヤマルへのファウルで警告を受けた2, 6, 20。BBCの採点は6で、ヤマルへの対応は良かったとしたうえで、2点目につながったボールロストを挙げた26。所属クラブが告発の大半で有罪と報じられた翌日の試合で、先発したシティの3人のうち2人のミスが失点に絡んだ。ロイ・キーン氏はITVで影響があったと見たが、ケインは「代表にいるときは、クラブのことは脇に置く」と否定している6。トゥヘル監督も「個々のミスを映像で見せても意味は無い」とし、翌日の振り返りでは良かった点を強調すると話した7。FAの選手紹介によれば、代表デビューは2025年11月だった4。次に見るのは、10月11日のリバプール戦(敵地)で左サイドバックの先発に入るかどうか。
LOCAL EYE ─ 英国現地から
マンチェスター・シティ / クラブ公式 ─ 「シティの3人が先発」2つの場面を、クラブ公式もそのまま書いた。 シティ公式は、アンダーソン、ゲイ、オライリーの3人が先発したと伝え、ゲイがヤマルにボールを奪われた場面、オライリーが左を抜け出してケインへ送ったクロス、オライリーのパスミスからの同点弾を順に記した。同じ記事は、クロアチア代表のシティの2人がチェコ戦の勝利にフル出場したことも伝えている20。
リーズ / YORKSHIRE EVENING POST ─ リーズの新正GKがウェンブリーへ地元紙は試合前から、2人の起用を追っていた。 ヨークシャー・イブニング・ポストは、トラフォードを夏に加わったクラブ史上最高額の補強で新たな正GKと紹介し、W杯の8試合はすべてベンチだったと書いた。同僚のカルバート・ルーウィンは好調を買われての再招集で、この試合は83分からケインに代わって出場した2, 10。
ALL PREMIER LEAGUE PLAYERS ─ 出場したプレミアリーグ所属選手
選手 クラブ 出場 今日のポイント 次に見る点 ジェームズ・トラフォード リーズ 先発90分 公式戦での代表初出場。16分にフェラン・トーレスとの1対1を止めた11, 12。 10月10日のアーセナル戦(敵地)。リーズの正GKとして無失点で抑えられるか。 エズリ・コンサ アーセナル 先発90分 右のセンターバックで先発。BBCは、立ち上がりの不安定さから立て直したと評した26。 10月10日のリーズ戦。先発に名を連ねるか。 マルク・ゲイ マンチェスター・シティ 先発89分 2分のボールロストが先制点に。62分にはオルモのシュートをブロックした21, 22。 10月11日のリバプール戦(敵地)。センターバックの先発に入るか。 ニコ・オライリー マンチェスター・シティ 先発90分 40分にケインの得点へつながるクロス。60分のパスミスが同点弾の起点になった20。 10月11日のリバプール戦。左サイドバックの先発に入るか。 マイルズ・ルイス・スケリー アーセナル 先発70分 代表で初めて中盤の中央に先発し、ロドリへの配球を断つ役を担った26。 10月10日のリーズ戦。クラブでどの位置に入るか。 エリオット・アンダーソン マンチェスター・シティ 先発90分 36分の同点弾は、アンダーソンがボールを拾ったところから始まった。前半には危険な位置で奪われ、フェラン・トーレスの決定機を招いた22, 26。 10月11日のリバプール戦。中盤の先発に入るか。 ブカヨ・サカ アーセナル 先発83分 66分のカーブをかけたシュートは、ファーポストのわずか外。BBCは「静かな夜」と評した21, 26。 10月10日のリーズ戦。右ウイングで得点に絡めるか。 ジェームズ・ガーナー エバートン 途中20分 追加招集の1人。70分にルイス・スケリーと代わり、ロドリを抑える役を引き継いだ26, 29。 10月11日のハル・シティ戦(敵地)。中盤の先発に入るか。 モーガン・ロジャース チェルシー 途中20分 70分にゴードンと交代。88分には右からのクロスでCKを得た21。 10月10日のボーンマス戦(ホーム)。先発に入るか。 モーガン・ギブス・ホワイト ノッティンガム・フォレスト 途中7分 追加招集の1人。83分にサカと代わり、左ウイングに入った26, 29。 10月11日のクリスタル・パレス戦(敵地)。攻撃の中心として先発するか。 ドミニク・カルバート・ルーウィン リーズ 途中7分 83分にケインと交代した。好調を買われての再招集だった2, 10。 10月10日のアーセナル戦。リーズの1トップで得点できるか。 ジャラッド・ブランスウェイト エバートン 途中1分 89分にゲイと交代して最終ラインへ入った2, 26。 10月11日のハル・シティ戦。センターバックの先発に入るか。 ミケル・メリーノ アーセナル 途中8分 スペインで唯一のプレミアリーグ所属の出場者。82分にオルモと代わって入った2, 5。 10月10日のリーズ戦。先発に入るか。 出場時間は90分を基準に数えた。所属はイングランドサッカー協会(FA)公式の選手紹介とフットモブの試合データによる。控えのうち、イングランドはピックフォード(エバートン)ら7人、スペインはアーセナルのダビド・ラヤとマルティン・スビメンディ、クリスタル・パレスのイェレミ・ピノらが出番の無いまま終わった1, 4, 5。
11INJURY & SUSPENSION WATCH 負傷・出場停止ウォッチ試合中の負傷交代は無かった。警告はイングランドの3枚(67分オライリー、69分ゲイ、81分ベリンガム)だけだった。イングランドは合宿前に5人が負傷で辞退し、ガーナーとギブス・ホワイトを追加招集している1, 2, 29。
選手 クラブ 事由 情報源 復帰見込み 影響する試合 マルク・ククレジャ レアル・マドリード 57分、クアンサーのシュートを顔に受けて試合が止まった。そのままフル出場した。 実況 状態についての発表は無い2, 5, 30。 9月29日のクロアチア戦。 コール・パーマー チェルシー 軽い筋肉系の問題で、代表の4試合を辞退した。 報道 復帰時期は発表されていない29。 10月10日のボーンマス戦。 デクラン・ライス アーセナル 負傷で辞退した5人の1人。ガーディアンは、長年の負担と、昨季後半に抱えたハムストリングの神経の問題を踏まえた休養と伝える。 報道 クラブ側の発表は無い29。 10月10日のリーズ戦。 マーカス・ラッシュフォード マンチェスター・ユナイテッド 20日のフラム戦で77分に退き、股関節の付け根のあたりを押さえていた。代表を辞退。 報道 負傷の程度は発表されていない29。 10月10日のトッテナム戦。 12NEXT UP 次に見るべき試合代表の期間は10月6日まで続く。イングランドは29日に敵地でチェコ、10月3日に敵地でクロアチアと戦い、6日にウェンブリーへチェコを迎える。プレミアリーグは10月10日に再開する7, 28。
Premier League 10/10 20:30 JSTアーセナル vs リーズ
この試合に出たサカ、ルイス・スケリー、コンサ、メリーノと、トラフォード、カルバート・ルーウィンが顔を合わせる28。
13FLEET STREET 英国現地紙・ファンの論調英国の2媒体は、イングランドの良くなった点と残る課題の両方を指摘した。スペインのマルカは、55分の交代を勝因に挙げている3, 16, 30。
PRESS VIEW ─ 英国・スペインの論調
BBC SPORT(フィル・マクナルティ記者)マクナルティ記者は、トゥヘル監督が掲げた「混沌を受け入れる」姿勢について、統制の無い混沌はトップレベルでは負けにつながると書いた。スペインのパス回しをまねて自らピンチを招くのをやめ、イングランド本来の戦い方に戻ったときには力と速さで脅威を与えたと認めつつ、直近6試合で13失点(トゥヘル体制の最初の17試合は7失点)という数字を挙げ、守備のもろさを指摘した16。
別の見方 ─ トゥヘル監督は同じ記事の中で「混沌が多かったとは思わない」と反論し、マンツーマンで臨んだ前半に高い位置での奪取を重ねたと説明した16, 24。
THE GUARDIAN(バーニー・ロネイ記者)ロネイ記者は、W杯準決勝のアルゼンチン戦とこの試合のどちらも、イングランドがW杯の決勝進出国を相手に1点をリードし、55分前後を境に流れを失って、残り35分を0-2で落としたと指摘した。ただし、アトランタより内容は良く、相手も強かったとして「少なくとも、一定の前進ではあった」とも書く。70分にスペインがペドリ、イングランドがガーナーを入れた場面に、中盤の差が表れたと見ている30。
別の見方 ─ ロネイ記者が70分の交代を分かれ目と見る一方、スペインの2点目と3点目は、それより前の55分に入った2人から生まれた2。
MARCA(ホセ・ルイス・アジェゲ記者)マルカのアジェゲ記者は「デ・ラ・フエンテの決断に誰が異を唱えられるだろうか」と書き出し、前半だけでW杯全体より多く失点したスペインが、55分にW杯決勝から先発を入れ替えた2人を下げ、W杯で不動だった2人を戻した判断を称えた。2人の交代が「ミスを成功に変えた」とし、バエナの同点弾の後、誰もほとんど喜ばずに再開を急いだ場面に、このチームの勝利への強い執念を見ている3。
別の見方 ─ 同じ試合を、キャプテンのケインは「別の日なら、勝っていたのは自分たちだ」と振り返っている14。
WATCH NEXTロネイ記者は、アルゼンチン戦とこの試合で、イングランドが55分前後から主導権を失ったと書いた。29日のチェコ戦でリードを奪ったとき、同じ時間帯に中盤を保てるのか。55分からの15分を見れば、この時間帯の失速がW杯から続く傾向なのか、一時的なものなのかが見えてくる。
14EXTRA TIME 今日の小話読み上げられなかった監督の名前、ウェンブリーの記録、ラ・リーガの3人。
読み上げられなかった監督の名前
キックオフ前のメンバー紹介で、先発11人と控え12人は読み上げられたが、トゥヘル監督の名前は最後まで読み上げられなかった。W杯準決勝で敗れた後、観客の反応が注目されていたが、試合終了の笛でもブーイングは起きていない。ガーディアンのロネイ記者によれば、後半の立ち上がりには観客がトゥヘル監督の応援歌を歌っていた7, 22, 30。
ウェンブリーで3番目に早い失点
スカイによれば、2分のヤマルの得点は、イングランドがウェンブリーで喫した失点として3番目に早かった。それより早いのは、1957年のスコットランドと1953年のハンガリーが1分に決めた2点だけだという。スカイの見出しは、ウェンブリーでイングランドの相手がこれほど早く試合を動かしたのは70年ぶりとしている12。
補SOURCES 出典脚注は本文の主張に対応する。観衆・支配率・シュート・CK・警告・敵陣PA内タッチ・クロス・1対1のシュートはBBCの試合ページ、xG・ビッグチャンス・前後半別のPA内タッチ・シュートの位置はフットモブ、得点・交代・警告・試合中断の時刻とアシストはESPNの実況による。所属クラブはイングランドサッカー協会(FA)公式の選手紹介とフットモブの試合データで確認した。英語とスペイン語の記事・会見の引用は本紙の訳。
- BBC Sport(Phil McNulty記者), England 2-3 Spain: World champions come from behind to win at Wembley after Kane penalty miss, 2026.9.26(試合記事と試合ページ。得点・アシスト、観衆、布陣、主審、支配率・シュート・PA内タッチ・CK・1対1のシュート等の試合スタッツ) ↩
- ESPN, England 2-3 Spain (Sep 26, 2026) Commentary, 2026.9.26(時系列の実況。得点・交代・警告・試合中断の時刻とアシスト) ↩
- MARCA(José Luis Allegue記者), De la Fuente ‘cambia’ la cara de España, 2026.9.26 ↩
- England Football(イングランドサッカー協会公式), Men’s Senior Squad, 2026.9.27取得(選手プロフィールの所属クラブと代表デビュー日) ↩
- FotMob, England vs Spain ─ Stats, Shotmap, Lineup, 2026.9.27取得(xG、ビッグチャンス、敵陣PA内タッチ(前後半別)、ショットマップ、出場選手の所属クラブ) ↩
- BBC Sport(Joe Rindl記者), Tuchel rues ‘big mistakes’ – did Man City charges have impact?, 2026.9.26 ↩
- The Guardian(Jacob Steinberg記者), Thomas Tuchel denies England players were distracted by Manchester City verdict, 2026.9.26 ↩
- MARCA(Miguel Ángel Lara記者), La armada española, 2026.9.26 ↩
- MARCA(Juan Ignacio García-Ochoa記者), Doble toque de Kane en el penalti… y libre indirecto para España, 2026.9.26 ↩
- Yorkshire Evening Post(Lee Sobot記者), Huge surprise with Leeds United star on England return vs Spain with striker call and right back decision, 2026.9.26(試合前の記事) ↩
- BBC Sport(Alex Howell記者), Pickford or Trafford? The battle to be England’s number one is now on, 2026.9.27 ↩
- Sky Sports(Peter Smith記者), England 2-3 Spain: World champions win at Wembley in Nations League despite Anthony Gordon and Harry Kane goals, 2026.9.26(試合記事と時系列の速報。トゥヘル監督とデ・ラ・フエンテ監督の試合後の談話を含む) ↩
- The Guardian(Andrew Beasley記者), How do England beat Spain, or even score against them? The data suggests crosses, 2026.9.26(試合前の分析記事) ↩
- England Football(イングランドサッカー協会公式), Kane: We have to take the positives, 2026.9.26 ↩
- MARCA(Álvaro Elías記者), Cuándo juega España el siguiente partido de la Nations League: rival, fecha y dónde ver en TV, 2026.9.26(スペイン対クロアチアは9月29日20時45分(スペイン時間)、セビージャ) ↩
- BBC Sport(Phil McNulty記者), England embrace the chaos – but control also needed to win big prizes, 2026.9.26(トゥヘル監督のBBCラジオ5ライブでの談話を含む) ↩
- ESPN, England 2-3 Spain (Sep 26, 2026) Final Score, 2026.9.27取得(グループ3の順位表) ↩
- UEFA(UEFA.com), New promotion/relegation system for UEFA Nations League 2026/27, 2026.9.15(2028/29から3リーグ制へ移るのに伴う、2026/27の昇降格方式の変更) ↩
- UEFA(UEFA.com), 2026/27 UEFA Nations League: All you need to know, 2026.9.24(準々決勝(2027年3月)と、リーグ別の昇降格の条件) ↩
- Manchester City(クラブ公式、Jonathan Smith記者), City trio feature for England in Nations League defeat to Spain, 2026.9.26 ↩
- The Guardian(Rob Smyth記者), England 2-3 Spain: Nations League football – as it happened, 2026.9.26(ライブ実況) ↩
- The Guardian(David Hytner記者), Oyarzabal earns Spain Nations League win as England pay for Kane penalty miss, 2026.9.26 ↩
- MARCA(Miguel Ángel Lara記者), De la Fuente: “¿El secreto? Que el siguiente partido lo volveremos a vivir como si fuese el último”, 2026.9.26(デ・ラ・フエンテ監督の試合後会見) ↩
- England Football(イングランドサッカー協会公式), Tuchel reacts to Spain defeat, 2026.9.26 ↩
- England Football(イングランドサッカー協会公式), Gordon: ‘It’s a bit of a missed chance’, 2026.9.26 ↩
- BBC Sport(Alex Howell記者), Who made an uncharacteristic error? England player ratings v Spain, 2026.9.26 ↩
- The Guardian(David Hytner記者), Trent Alexander-Arnold recalled by England but with a warning from Thomas Tuchel, 2026.9.18 ↩
- Premier League, All 380 fixtures for 2026/27 Premier League season, 2026.6.19(2026.9.27に同サイトの試合データ(第6節)でキックオフ時刻を確認。英国時間。日本時間は8時間を足した) ↩
- The Guardian(David Hytner記者), Thomas Tuchel rocked by five key withdrawals from England squad, 2026.9.21 ↩
- The Guardian(Barney Ronay記者), Meet the new 55 minute England collapse, not the same as the old 55 minute England collapse, 2026.9.27 ↩
注NAME NOTES 表記注記以下の固有名詞は日本語表記の確認が済んでおらず、暫定表記としている。( )内は原綴り。確認できた名前は、この注記から外す。
選手・監督マルク・ゲイ(Marc Guéhi)、ニコ・オライリー(Nico O’Reilly)
記者・解説者ほかフィル・マクナルティ(Phil McNulty)、アンドリュー・ビーズリー(Andrew Beasley)、バーニー・ロネイ(Barney Ronay)、ホセ・ルイス・アジェゲ(José Luis Allegue)
PREMIER LEAGUE DAILY
27 Sept (Sun) の試合 / 特別号 / 発行 2026.9.27 JST