冨安 健洋|TAKEHIRO TOMIYASU

冨安 健洋 / Takehiro Tomiyasu | PREMIER LEAGUE DAILY Player Profile
PREMIER LEAGUE DAILYPLAYER DATABASE / PERMANENT PROFILE
2023年10月、RC Lens対Arsenal戦前の冨安健洋
Wikimedia Commons / Supporterhéninois / CC0 1.0
CRYSTAL PALACE / DEFENDER

冨安 健洋

TAKEHIRO TOMIYASU
#17Crystal PalaceCB / FB

左右のサイドバックとセンターバックを高水準で行き来できる守備者。2025年の右膝手術と長期リハビリ、Ajaxでの実戦復帰を経て、2026年8月にCrystal Palaceでプレミアリーグへ戻った。現在は「万能DF」という肩書より、3バック左で前へ出る判断と、WBの背後を消す守備が見どころになる。26

WATCH THIS 左WBが前へ出た瞬間、冨安がどこまで付いていき、いつ中央へ戻るか。守備の「一歩目」と戻る角度を見ると、この選手の価値が分かりやすい。
01

PLAYER GUIDE 冨安健洋を知る

足の速さや対人の強さだけでなく、相手・味方・ボールの3点を同時に見て「先に危険を消す」タイプ。現在のPalaceでは、長期離脱から戻った身体を試合強度へつなぎながら、3バック左の選択肢として競争に入った段階にある。67

PL DAILY PLAYER ANALYSIS ─ 以下のプレー解釈は公開試合情報・映像に基づく編集部分析

選手像

CBの体格と対人対応を持ちながら、SBとして外でも守れる。ボールを持てば安全第一ではなく、相手の1列目を越す持ち出しや縦パスも選ぶ。

FACT: CB / FBとして登録・起用3

最大の特徴

守備の可変性。相手WGへ外まで出る、CB間へ戻る、前の選手を追い越して潰す、を同じ選手が切り替えられる。特に「前へ出るか残るか」の判断が速い。

チームでの役割

現状は3バック左が最も具体的な実戦例。Mitchellが前へ出た後ろを管理し、中央のRichardsと距離を保ちながらサイドへスライドする。6

試合で見るなら

ボール保持より、ボールが逆サイドにある時の立ち位置を見る。中央へ絞る幅、ファーのランナー確認、次に外へ出る準備が冨安らしさを映す。

02

CAREER 経歴

福岡の少年クラブからアカデミー、Jリーグ、ベルギー、イタリア、イングランド、オランダ、そして再びプレミアリーグへ。太い紫線は契約上の完全所属だけをつなぐ。1011

YOUTH / ~2012

三筑キッカーズ

FUKUOKA / JAPAN

地元クラブでスタート。ここからAvispa Fukuokaの育成組織へ進んだ。11

YOUTH / 2012–2015

Avispa Fukuoka U-15 → U-18

JAPAN

アカデミーではボランチ経験も持ち、プロ入り後にCBへ比重を移した。11

PERMANENT / 2015–2017

Avispa Fukuoka

J1 / J2

高校年代でトップ登録。リーグ通算45試合1得点。2016年のJ1デビュー時にはボランチで起用され、その後CBへ定着した。1011

APP45G1A0
MILESTONE育成組織から高校年代でトップチームへ。
PERMANENT / JAN 2018–JUL 2019

Sint-Truidense V.V.

BELGIUM

19歳で欧州へ。FBrefの国内リーグ集計は28試合1得点(うちプレーオフを含む集計)。Bologna公式も2018年1月のベルギー移籍と翌季の主力化を振り返っている。1012

APP28G1A0
PERMANENT / 09 JUL 2019–31 AUG 2021

Bologna FC

SERIE A

Sint-Truidenから完全移籍。Serie Aリーグ通算61試合3得点3アシスト。右SBとCBをまたぎ、対人・空中戦だけでなく前進能力を示した。1012

APP61G3A3
MILESTONE2019年7月、Bolognaが完全移籍を公式発表。12
PERMANENT / 31 AUG 2021–JUL 2025

Arsenal

PREMIER LEAGUE

プレミアリーグ65試合2得点3アシスト。右SBだけでなく左SB・CBも担った一方、終盤は右膝の問題で長期離脱。2025年2月には追加の矯正手術が公表され、同年夏に退団した。101322

APP65G2A3
MILESTONEUEFA Champions Leagueを含むトップレベルで複数ポジションを経験。Ajax公式はArsenal時代のPL空中戦・インターセプト値を高く評価した。23
PERMANENT / 16 DEC 2025–30 JUN 2026

AFC Ajax

EREDIVISIE

フリーで半年契約。Eredivisie 7試合207分。2026年3月14日のSparta戦で加入後初先発を果たし、長期離脱後の実戦復帰を前へ進めた。8910

APP7G0A0
MILESTONESparta戦が2024年6月以来のクラブ先発とAjax公式分析。9
PERMANENT / 07 AUG 2026–

Crystal Palace

PREMIER LEAGUE

プレシーズンのトライアルを経てフリー加入。9月4日時点でリーグ2試合93分、うち1先発。8月28日のManchester City戦が加入後初の公式戦先発となった。267

APP2G0A0
MILESTONE約10か月ぶりにプレミアリーグの先発ラインアップへ戻る。
03

THE PERSON 人物像

「真面目」「ストイック」という一語で片づけるより、冨安健洋は具体的な行動を見る方が分かりやすい。育成年代の課題整理、海外での語学と自炊、指導者や仲間との関係、そして怪我への向き合い方。キャリアが進んでも、やるべきことを細かく捉え、自分から環境へ適応する姿勢は変わっていない。

THE THREAD才能より課題を見つめ、環境が変われば自分を変え、不安があってもやるべきことを続ける。
DISCIPLINE

努力を「気分」に任せない

アビスパ福岡のジュニアユース時代、サッカーノートではインサイドキックとアウトサイドキックという基礎技術だけでも、細かな課題を2ページにわたって書き込んでいた。練習場には早く入り、ボールやマーカーなどの準備と片づけも自ら行っていたと当時の指導者が振り返っている。30

別の育成年代の証言では、仲間が「恋バナ」で盛り上がっている横でも、一人で日課の体幹トレーニングを続けていた。後輩からモチベーション維持の方法を聞かれた際には、「わからない。それだけはオレにはわからない」と答えたという。努力の前提を、気分の高低に置いていないことが伝わるエピソードだ。31

ADAPTATION

環境が変われば、自分も変える

ベルギーでは、午前の練習後にジムへ行き、DMM英会話を毎日受講し、夜は自炊する生活を送っていた。夕食は米、野菜、トマト、肉、果物、ヨーグルトなどをそろえ、本人は当時、料理が「趣味になりつつある」とも話している。32

Bologna加入時には会見の冒頭をイタリア語で始め、移籍理由の一つとしてポジショニングや身体の向きなど「細かい守備の個人戦術」を学びたいと説明した。新しい国で環境が自分に合うのを待つのではなく、言葉や生活習慣を自分から変えていく。3334

TRUST

人とのつながりを力に変える

BolognaでSinisa Mihajlovic監督が白血病の治療を続けていた時期、冨安はセリエA初戦後に「監督のために勝たなければならない」と自分も感じていたと語った。新天地での最初期から、指導者との関係を単なる戦術指示以上のものとして受け止めていた。35

ArsenalではMikel Artetaを「これまで出会った中で最高の監督」と評し、怪我で難しい時期に受けた声かけや支えへの感謝を語っている。デビュー直前にはMartin Ødegaardの「この時間を楽しめばいい」という言葉で緊張が和らいだとも振り返った。冷静に見える冨安にも不安や緊張はあり、周囲の言葉を力へ変えてきた。3637

RESILIENCE

怪我を「なかったこと」にしない

長い離脱を経験した後、冨安は復帰して試合に出られるようになっても「常に頭のどこかにけがのことがあった」と話し、「吹っ切ってやりたいけど、吹っ切ってやるのはちょっと怖い」と率直に明かしている。38

同時に、自分の身体へのアプローチをより細かくし、トレーニングや試合へ向けた準備に時間をかけてきたとも説明した。恐怖を消してから前へ進むのではなく、不安が残ることを認めながら、その時点でできる準備へ集中する姿勢が見える。38

才能より課題を見つめ、環境が変われば自分を変え、不安があってもやるべきことを続ける。冨安健洋のプレーを支えているのは、ピッチの外でも変わらないこの習慣だ。
04

CURRENT ROLE 現在の役割

FACT8月28日のManchester City戦では3バック左で74分。9月8日のMiddlesbrough戦ではTomiyasu―Disasi―Ahanorの3バックでCBとして90分を完走し、9月12日のIpswich戦はベンチ開始からDisasi退場後の37分にYéremy Pinoと交代して最終ラインへ入った。639404142

PL DAILY ANALYSIS ─ City戦の左CB、Middlesbrough戦の3バックCB、Ipswich戦の緊急投入を合わせた現時点の役割解釈

ビルドアップ

FACT:City戦は左CB、Middlesbrough戦は3バックのCBで先発。640

外CBとして相手のプレス角度を見ながら、内側への持ち出しとWBへの外パスを選べる。左右が変わっても「どちらへ逃げるか」ではなく、相手の寄せ方の逆を取る判断が軸になる。

アタッキングサード

FACT:City戦のFBrefイベントではクロス4本を記録。7

左外CBでも最後尾に固定されず、相手の1列目を越えた時は外側へ持ち上がれる。Mitchellが大外を取れば、その内側のハーフスペースで「次のパス」を作る。

非保持

FACT:Middlesbrough戦は先発フル出場で3-0のクリーンシート。39

左右どちらの外CBでも、WBが前へ出た背後と中央STの両方を視野に入れる。City戦で見えた「前へ出るか残るか」の判断は、右側へ移っても役割の核になる。

トランジション

FACT:Ipswich戦は34分のDisasi退場を受け、37分にPinoと交代して投入。4142

この交代は攻撃選手を下げて守備ラインを再構成する緊急対応だった。先発位置が固定された証拠ではないが、突発的な数的不利でも即座に最終ラインへ入れられる信頼と可変性は確認できた。

05

HOW HE PLAYS 動きで理解する冨安

「左CBがどこへ動くか」だけでなく、相手のプレス、味方WB、中盤、逆サイド、最終ライン、GKまでを連動させる。3モードとも22人+ボールが局面に応じて動く。

TAKEHIRO TOMIYASU ─ LEFT OUTSIDE CENTRE-BACK

Manchester City戦で確認した3バックをモデルにした概念再現 / 22 players + ball

SPACE

※配置は公開試合情報・公開映像を基にした戦術的な概念再現であり、実トラッキング座標ではない。相手は特定試合の11人を正確に再現する目的ではなく、冨安の判断が生む因果を可視化するためのモデル。Reduced Motion設定ではHOW HE PLAYSの自動再生・自動loopを止め、REPLAY / PLAYで1回だけ再生して最終フェーズで停止する。

06

CURRENT FORM 最近の状態

直近5公式戦で追う。9月8日のMiddlesbrough戦は3バックのCBで90分を完走し、9月12日のIpswich戦はDisasi退場後の37分から緊急投入。リーグでは3試合出場・1先発となった。39404142

日付相手大会先発/途中分位置GA役割・内容
2026.09.12Ipswich TownPremier League途中53*CB0034分のDisasi退場後、37分にPinoと交代して最終ラインを補充。10人のPalaceは一度2-2まで追いついたが、90分に決勝点を許して2-3で敗れた。4142
2026.09.08MiddlesbroughCarabao Cup先発90CB00Tomiyasu―Disasi―Ahanorの3バックでCBとしてフル出場。Palaceは3-0で無失点勝利し4回戦へ進出。3940
2026.09.05FulhamPremier Leagueベンチ0—00City戦での初先発の次戦はベンチ入り・未出場。PalaceはCanvot、Richards、Disasiを先発DFに置き、3-2で今季リーグ初勝利。29
2026.08.28Manchester CityPremier League先発74LCB00Palace加入後初の公式戦先発。3バック左。インターセプト3、クロス4。74分にDisasiと交代。67
2026.08.22EvertonPremier League途中19CB00負傷したChadi Riadに代わって投入。Palaceでの公式戦初出場。57

2026/27 Premier League(9月12日終了時点): Apps 3 / Starts 1 / Minutes 146* / Goals 0 / Assists 0 / YC 0 / RC 0。* Ipswich戦の主要provider集計が更新直後で未反映のため、既存93分に「37分投入→90分」の53分を加えた暫定値。出場・交代時刻は試合イベントで再確認済みで、provider反映後に正式値へ置換する。742

07

PLAYER DNA Ajax → Premier Leagueで何が変わったか

前所属Eredivisieと現Premier Leagueを、原則としてFBrefの同一イベント定義で比較。ただし207分→93分という極小サンプルであり、「能力が変わった」と断定する表ではなく、今どんなイベントが起きているかを見る暫定スナップショット。Clearancesのみ、FBrefで現Palaceの値を同一条件で安定取得できなかったため、同じ行の両シーズンをGoal.comで統一した参考比較とする。

[暫定]ランキングは全項目「算出不可」。完全な母集団(対象DF全員・最低出場時間条件)を同一取得時点で検証できていないため、「○人中○位」は生成しない。
指標Ajax / Eredivisie 25/26Crystal Palace / PL 26/27PL DAILY VIEW
Interceptions / 90約2.61 /90
6回 / 207分・順位算出不可
約3.87 /90
4回 / 93分・順位算出不可
Palaceでは2試合だけで4回。左外CBとして前へ出る場面が多いことを示すが、相手がEverton/Cityで守備時間が長かった影響も大きい。
Tackles won / 90約0.87 /90
2回 / 207分・順位算出不可
0.00 /90
0回 / 93分・順位算出不可
「タックルをしない=守れていない」ではない。直近は足を出すより、コース管理とインターセプトで終わらせるイベントが表に出ている。
Fouls committed / 90約0.87 /90
2回 / 207分・順位算出不可
約0.97 /90
1回 / 93分・順位算出不可
ほぼ同水準。ただし分母が小さすぎるため規律性の評価には使わず、現在まで大きな増加が見えない程度に読む。
Crosses / 900.00 /90
0回 / 207分・順位算出不可
約3.87 /90
4回 / 93分・順位算出不可
最も役割差が見える暫定値。City戦だけで4本。3バック左から外へ前進できるPalaceの配置が、Ajaxの短い復帰期間より“幅を使う”イベントを増やした可能性。
Clearances / 90
provider: Goal.com
約3.04 /90
7回 / 207分・順位算出不可
約5.87 /90
6回 / 92分[暫定]・順位算出不可
PalaceではCity戦を含む2試合でクリアランスが増えている。左外CBとして自陣深くで対応する時間が長いことを映す可能性があるが、相手・試合展開と極小サンプルの影響が大きい。27
PREVIOUS LEAGUE COHORTEredivisie 2025/26 / DF / 本ページ比較対象=冨安207分 / provider: FBref / 指標は試合ログから本紙算出 / 最低出場時間を満たす全DF母集団を保存できていないため対象人数・順位は未算出 / 集計 2026.09.05 00:26 JST10
CURRENT LEAGUE COHORT [暫定]Premier League 2026/27 / DF / 冨安93分 / provider: FBref / 対象母集団の完全比較未実施 / 順位算出不可 / 集計 2026.09.047

計算式:イベント数 ÷(出場分÷90)。Interceptions / Tackles won / Fouls / CrossesはFBrefのSummary Match Logs(Int / TklW / Fls / Crs)を使用。ClearancesのみGoal.comの同一provider内でAjax 207分・Palace 92分を比較し、FBrefの93分とは分母を混ぜていない。数字は試合数の増加で大きく変わりうる。27

08

SIGNATURE MOVE 前へ出て潰し、次の一手までつなぐ

RW101720

通常設定では自動loop。Reduced Motionでは自動loopを止め、REPLAY / PLAYで1回だけ再生して最終フェーズで停止。

相手の縦パスを「出させて」前へ

冨安の守備は、ただ下がって待つだけではない。外CBとして相手10番の背後に立ち、パサーが縦を選んだ瞬間に一気に前へ出る。奪った後に近い中盤へ預ければ、守備行為がそのまま攻撃の最初のパスになる。

  1. 相手10番が1〜2歩ボールへ寄り、縦パスを受ける形を作る。
  2. ボールが蹴られた瞬間に冨安が前へ加速。
  3. 冨安が受け手の前へ入ると、相手10番はブレーキをかけて身体を反転。
  4. 奪った直後、冨安は身体を外へ逃がさず内側を見る。
  5. 味方20番がパス角度を作るため数歩開き、ボールが実際にその足元まで届く。
PL DAILY ANALYSIS

「デュエルに勝つ」だけでなく、奪った地点から次の攻撃へ移れるのが価値。HOW HE PLAYSの全体構造とは別に、1回の判断を拡大した動きとして見る。

09

WHAT’S CHANGED? 最近の変化

2024.08–2025.02

右膝問題 → 2度の手術

FACTArsenalはプレシーズンに痛めた右膝について、2024年8月の手術後も問題が続き、2025年2月に追加の矯正手術を受けたと発表。13

2025.07

Arsenalを離れる

FACT2025/26移籍一覧でArsenalはTomiyasuをreleasedとして掲載。Reutersはmutual agreementでの退団と報道。223

2025.12

Ajax ─ 「復帰する場所」へ

FACT半年契約で加入。本人は長い離脱を経た加入を“fresh start”と位置づけた。8

2026.03–06

クラブ先発 → 日本代表 → W杯

FACT3月にAjax初先発、5月31日に2024年6月以来の代表戦出場。W杯では3試合に出場し、Brazil戦は90分。91516

2026.08

PalaceでPremier League復帰

FACTトライアル後に加入し、Everton戦で途中出場、City戦で初先発。256

PL DAILY ANALYSIS

変化の本質は「複数ポジションをこなせる選手」から「90分を積み直しながら、3バックの特定ポジションで信頼を作る選手」へ。現時点で序列の固定を断定するには試合数が少ない。

2026.09.05

初先発の次戦はベンチ ─ 序列はまだ未固定

FACTFulham戦はCanvot、Richards、Disasiが先発DFに入り、冨安はベンチ入りしたものの出場なし。29

PL DAILY ANALYSIS

City戦で得た先発位置が固定されたとは言えない。一方、1試合のベンチだけで序列低下や負傷を断定する材料にもならず、現状は3バックの複数候補による競争段階と見るのが妥当。

2026.09.08–12

左CBで初先発 → カップ戦フル出場 → 退場直後の緊急投入

FACTMiddlesbrough戦では3バックのCBとして90分を完走し3-0。4日後のIpswich戦はベンチ開始だったが、34分のDisasi退場を受け37分にPinoと交代して最終ラインへ入った。39404142

PL DAILY ANALYSIS

Fulham戦の未出場だけで序列低下と読む材料は後退した。先発の固定化までは確認できない一方、カップ戦のフル出場と緊急時の守備再編に使われ、Palaceでの価値が「左CBの一候補」だけでは測れないことが実戦で確認された。

10

UK MEDIA VIEW 英国でどう見られているか

現時点の英国評価は「実績への敬意」と「フィットネスを見極める段階」が同居する。加入時の期待だけでなく、初先発後の評価まで分けて読む。

CLUB OFFICIAL

Crystal Palace ─ 経験値を補強点として歓迎

8月7日の加入発表でSteve Parish会長は、欧州・国際舞台でのトップレベル経験を強調。本人もトライアルを経てPalaceを選んだ理由を語った。契約期間は公表されていない。23

07 AUG 2026
BROADCAST ─ BBC SPORT

Manchester City戦:6/10、「堅実+経験」を評価

BBCのPhil McNultyによる採点は6。1-4敗戦の中でも冨安を個人の主要な失点原因として扱わず、堅実さと経験値をプラス材料として評価した。18

28 AUG 2026
NATIONAL PRESS ─ THE GUARDIAN

個人礼賛ではなく、Palace全体の守備課題として報道

GuardianのCity戦レポートはPalaceが最終的に押し切られた試合構造を中心に記述し、冨安個人を特別に称賛・批判する構成ではない。現在の評価を「英国で絶賛」と一般化する根拠にはならない。19

28 AUG 2026
INDEPENDENT CLUB-FOCUSED MEDIA

WeArePalace ─ フィットネス懸念報道後、翌日はベンチ入り

9月4日の記事はトレーニング映像を材料に欠場懸念を提起したが、クラブ公式の診断ではない。翌5日のFulham戦では公式メンバーの控えに入り、少なくとも「負傷でベンチ外」は確認されなかった。本ページでは引き続き、確認済みの負傷とは扱わない。2029

04–05 SEP 2026 / CLAIM NOT CLUB-CONFIRMED
媒体バランス:クラブ公式、BBC、全国紙、独立系クラブ専門媒体を区分。現時点で信頼できる地元紙の「冨安個人・直近試合」の独自評価は十分に確認できず、件数を埋めるため追加していない。Holmesdale Onlineのサポーターフォーラムには加入前から「能力への期待」と「負傷歴への懸念」の両方が見られるが、個人投稿を総意とは扱わない。21
11

JAPAN 日本代表

世代別ではAFC U-19優勝、FIFA U-20 World Cup、東京五輪を経験し、A代表では2018年デビュー。2026年W杯で長期離脱から代表の最終ラインへ戻った。1114

代表期間出場得点主な大会・出来事
U-16 日本2013–2014頃——AFC U-16 Championship 2014など。通算値は一次資料で一括確認できず未掲載。11
U-19 / U-20 日本2015–2017——AFC U-19 Championship 2016優勝、FIFA U-20 World Cup 2017。11
U-23 / Olympic2018–2021——Tokyo 2020 Olympic Football Tournament出場歴。11
日本A代表2018–4612018.10.12 Panama戦でデビュー。W杯 2022 / 2026。14

世代別代表の通算Apps/Goalsは、JFAの各大会ページで選出・大会歴は確認できる一方、全期間を一貫した定義で集計した一次資料に到達できなかったため推定しない。

AT CRYSTAL PALACE

直近の具体例は3バック左CB。左WBとの縦関係を持ち、外へ出る守備と後方ビルドアップを同時に担う。

WITH JAPAN

2026年W杯ではCBとして最終ラインに戻り、Tunisia・Brazil戦で先発。クラブのような「左外CB固定」より、相手・組み合わせに応じたCBユニットの一員として使われる。16

12

PL DAILY ARCHIVE 本紙で追った冨安健洋

Library内の実ファイル本文を「冨安」で検索し、存在を確認できた号だけを掲載。保存用正本と読者向け公開HTMLは別物として扱う。

2026.08.28

Tomorrow’s Fixtures ─ Palace vs Manchester City

翌日のPalace戦プレビューで、鎌田大地と冨安の在籍・出場可能性を掲載。26

検証元:PL_DAILY_20260828_v5.html
公開リンク:現作業環境で公開用out実体を確認できないため未設定
2026.08.29

JAPAN SPOTLIGHT ─ 冨安健洋

Palace加入後初のPL先発を特集。Riad欠場を受けた3バック左の起用、74分交代、失点場面との関係まで記録。26

検証元:PL_DAILY_20260829_v5.html
公開リンク:現作業環境で公開用out実体を確認できないため未設定
2026.08.30

Japanese Players ─ 試合なし注記

対象期間にPalaceの試合が無く、冨安を「所属クラブの試合が無かった選手」として明記。26

検証元:PL_DAILY_20260830_v5.html
公開リンク:未検証のため未設定
2026.08.31

Japanese Players ─ 試合なし注記

この24時間にPalaceの試合が無いことを、日本人在籍選手の対象外説明で確認。26

検証元:PL_DAILY_20260831_v5.html
公開リンク:未検証のため未設定
2026.09.09

THE MORNING 5 / JAPANESE PLAYERS ─ Middlesbrough戦

Carabao Cupで冨安が最終ラインに先発し、3-0の無失点勝利で4回戦進出に貢献したことを本紙で掲載。26

検証元:PL_DAILY_20260909_v5(1).html
公開リンク:現作業環境で公開用URLを確認できないため未設定

9月1日、2日、3日の確認済み保存号では「冨安」の一致を確認できず、推測で追加していない。9月9日号は本文一致を確認して追加した。

SOURCES / 本文脚注

  1. Crystal Palace FC, “Takehiro Tomiyasu – Defender | Men”, current player profile (DOB, #17, joined team, Palace appearances). cpfc.co.uk ↩
  2. Crystal Palace FC, “Takehiro Tomiyasu signs for Crystal Palace”, 2026-08-07. cpfc.co.uk
  3. Reuters, “Palace sign Japan defender Tomiyasu after trial period”, 2026-08-07 (free transfer, Arsenal mutual agreement, contract terms undisclosed). reuters.com
  4. Crystal Palace FC, “Report & Highlights: Palace hit back to edge out Fulham”, 2026-08-07 (HT introduction). cpfc.co.uk
  5. Crystal Palace FC, Everton v Crystal Palace Match Centre, 2026-08-22 (Riad injury, Tomiyasu on). cpfc.co.uk
  6. Crystal Palace FC, Crystal Palace v Manchester City Match Centre, 2026-08-28 (first start, lineup, 74′ substitution). cpfc.co.uk
  7. FBref, “2026-2027 Takehiro Tomiyasu Match Logs” (2 apps, 93 min, Everton/City event totals; right foot). fbref.com
  8. AFC Ajax, “Ajax signs Takehiro Tomiyasu”, 2025-12-16; “Ajax feels like a fresh start”, 2025-12-16. ajax.nl / interview
  9. AFC Ajax, “Ajax Insights: first starting spot for Tomiyasu a success story”, 2026-03-16; first Ajax start vs Sparta, 69 minutes. ajax.nl
  10. FBref, Takehiro Tomiyasu career / all competitions, accessed 2026-09-04 (domestic league aggregation and Ajax minutes). fbref.com
  11. J.LEAGUE / JFA player information, 2026 profile (DOB, 187/84, Fukuoka, youth career, FIFA tournament history, Avispa position history). jleague.jp
  12. Bologna FC, “Takehiro Tomiyasu is a Bologna player” / “Tomiyasu’s career”, 2019-07-09. bolognafc.it / career
  13. Arsenal FC, “Medical update: Takehiro Tomiyasu” (right knee, Aug surgery, further corrective surgery), published 2025. arsenal.com
  14. BBC Sport via Yahoo Sports, Palace sign Tomiyasu, 2026-08-07 (46 Japan caps, contract length not announced). Yahoo/BBC
  15. JFA, Iceland match report, 2026-06-01 (first international appearance since June 2024; 3-4-2-1 and back three). jfa.jp
  16. JFA, FIFA World Cup 2026 Tunisia/Japan and Brazil/Japan official match pages (Tomiyasu starts). Tunisia / Brazil
  17. Crystal Palace FC, Men Squad, current (Tomiyasu #17, current defenders). cpfc.co.uk
  18. BBC Sport / Phil McNulty via Yahoo Sports, “Crystal Palace 1-4 Man City: How the players rated”, 2026-08-28 (Tomiyasu 6/10). Yahoo/BBC
  19. The Guardian, “Cherki and Haaland double up in Manchester City cruise at Crystal Palace”, 2026-08-28. theguardian.com
  20. WeArePalace, Billy Meyers, “Takehiro Tomiyasu injury fears already emerging…”, 2026-09-04. Independent club-focused media; not treated as club-confirmed medical information. wearepalace.uk
  21. The Holmesdale Online supporter forum, “Takehiro Tomiyasu”, thread started 2026-07-28. Individual supporter views, not representative polling. holmesdale.net
  22. Arsenal FC, “Arsenal transfers: All the ins and outs in 2025/26” (Tomiyasu — released). arsenal.com
  23. AFC Ajax, “Tomiyasu: strong defensive numbers in Italy and England”, 2025-12-16 (career profile and historic PL defensive metrics). ajax.nl
  24. FotMob, Takehiro Tomiyasu player profile / match log, checked 2026-09-04 (recent-match cross-check; minute totals can differ slightly by provider). fotmob.com
  25. Crystal Palace FC, Freiburg v Palace Match Centre / reports, 2026-08-15 (Tomiyasu 61′ introduction; extended training match format). cpfc.co.uk
  26. PREMIER LEAGUE DAILY saved issues verified in Library: PL_DAILY_20260828_v5.html(冨安をCity戦プレビュー/日本人選手欄で確認), PL_DAILY_20260829_v5.html(JAPANESE PLAYERS / JAPAN SPOTLIGHT “冨安健洋”), PL_DAILY_20260830_v5.html(所属クラブの試合なし注記), PL_DAILY_20260831_v5.html(所属クラブの試合なし注記), PL_DAILY_20260909_v5(1).html(THE MORNING 5 / JAPANESE PLAYERSでMiddlesbrough戦先発・無失点勝利を確認). Verification updated 2026-09-13. Public output paths were not mounted, so no guessed public URLs are supplied.
  27. Goal.com, Takehiro Tomiyasu player stats, Ajax 2025/26 and Crystal Palace 2026/27 snapshots (Ajax: 207 min / 7 clearances; Palace: 92 min / 6 clearances), checked 2026-09-05. goal.com

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  1. Wikimedia Commons file page. Author Supporterhéninois; own work; 3 Oct 2023; CC0 1.0; copy/modify/distribute including commercial use permitted. commons.wikimedia.org
  2. Crystal Palace FC, “Report: Palace hit back to stun Fulham for first win of 26/27”, 2026-09-05 (Fulham 2-3 Palace; starting XI; Tomiyasu listed among unused substitutes; next fixture Middlesbrough in the Carabao Cup). cpfc.co.uk
  3. Number Web, 栗原正夫「『冨安はアビスパ福岡アカデミーで“7番手”から逆転した』中学恩師が明かす…」, 2022-11-20. アカデミー時代のサッカーノート、練習用具の準備・片づけに関する指導者証言。 number.bunshun.jp
  4. Number Web, ミムラユウスケ「『チームメイトが“恋バナ”しているヨコで黙って体幹トレ』アーセナル冨安健洋が中学~高校時代、アビスパに残した“超絶マジメ”伝説」, 2022-11-23. 育成年代の体幹トレーニングとモチベーションに関する関係者証言。 number.bunshun.jp
  5. KING GEAR, 「冨安健洋(シントトロイデン)インタビュー Vol.5」, 2018-10-21. 本人がベルギーでのDMM英会話、自炊、食事内容、料理について回答。 king-gear.com
  6. Bologna FC, “Training resumes tomorrow. Tomiyasu’s presentation at 14:30 CEST”, 2019-07-22. Bologna加入時の公式プレゼンテーション開催・公式配信告知。 bolognafc.it
  7. Football Channel, 「冨安健洋はなぜボローニャを選んだのか? 『学びたい』の言葉に隠された…」, 2019-07-29. 入団会見でのイタリア語挨拶と、守備の個人戦術を学びたいという本人発言を報道。 footballchannel.jp
  8. Football Channel, 「冨安健洋が叩き出した驚愕のデータ。走行距離、ボールタッチ、パス…」, 2019-08-26. Serie A初戦後の「監督のために勝たなければならない」という本人発言を掲載。 footballchannel.jp
  9. Arsenal FC, “Long read: Tomiyasu’s road to north London”, club interview / feature. 幼少期からArsenalまでの本人発言を収録し、Artetaやクラブから受けた支えへの言及を含む。 arsenal.com
  10. Arsenal FC, “I’ve never heard sound like it before”, 2021. Arsenalでの初期体験を本人が振り返ったクラブ公式インタビュー。 arsenal.com
  11. JFA, SAMURAI BLUE Official Programme, 2026-05-31. 怪我への恐怖が残ったこと、身体へのアプローチをより細かくして準備してきたことを冨安本人が説明。 jfa.jp
  12. Crystal Palace FC, “Report: Palace seal progress in style against Middlesbrough”, 2026-09-08. Palace 3-0 Middlesbrough、先発XI、冨安が交代せず試合終了まで出場したことを確認。 cpfc.co.uk
  13. RotoWire, “Honest Ahanor: Starting in Carabao Cup”, 2026-09-08. AhanorがDisasi、Tomiyasuと3バックを組む配置を確認。左右の細部は断定せず、冨安のCB起用確認に使用。 rotowire.com
  14. The Guardian, “Flemming and Ipswich floor 10-man Crystal Palace with 90th-minute winner”, 2026-09-12. Palace 2-3 Ipswich、Disasi退場、退場後にPinoをDFへ交代した試合文脈を確認。 theguardian.com
  15. r/soccer Post Match Thread, “Crystal Palace 2-3 Ipswich Town”, 2026-09-12. 公開ライブデータ由来のイベント列で34分Disasi退場、37分Tomiyasu in / Pino outを確認。結果・数的不利の文脈はGuardianとクロスチェック。 reddit.com
  16. UEFA, “Europa League: League phase fixtures by team”, 2026-09-08. Crystal Palaceの次戦は2026-09-17 Lech Poznań戦。 uefa.com

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2026.09.13 01:27 JST

NEXT UPDATE CONDITION

Lech Poznań戦(UEFA Europa League、2026.09.17)終了後の出場・起用位置、またはCrystal Palace公式のメディカル/スカッド更新が出た時点。43