MANAGER PROFILE
黄の29=左SBから左の2列目へ上がる選手、水色の21=CBから1列外側へずれて左SBに入る選手。
ファビアン・ヒュルツェラー
FABIAN HÜRZELER
Brighton & Hove Albion MGR就任 2024.06.152
守備者の持ち場を1列ずらし、
ボール保持と強度を両立する。
23歳でFCピピンスリートの選手兼監督になり、29歳でザンクト・パウリの監督、31歳でプレミアリーグ史上最年少の正監督としてブライトンに来た2, 4, 5。ボールを持つことを「自分のDNA」と呼び、評価の軸は結果より内容に置く3, 9。最終ラインの選手を1列前で使う形は、ザンクト・パウリとブライトンの両方で確認できる3, 34。PL DAILY MANAGER ANALYSIS
「ボールを持つスタイルを保ちながら、強度でも相手を上回れるのか」
本人は2026年9月、「スタイルと強度を失わずに成功できることを、今示さなければならない」と述べた8。答えは 03 TACTICAL LINEAGE の NON-NEGOTIABLES にある。問いの立て方は本紙。直近の指揮試合
2026.10.28 マンチェスター・シティ 2–2 ブライトン(PK 4–3)
カラバオ杯(4回戦)。PK戦で敗退。リバプール戦から先発を7人替え、30分と47分に奪ったリードを40分と72分に追いつかれた。交代の5人は、すべて2–2になった後の76分以降だった62。
2026.10.25 リバプール 2–0 ブライトン
プレミアリーグ。敗戦。DF4人で開始し、17分と21分の失点で0–2。ハーフタイムに、前半終了間際に警告を受けたオリビエ・ボスカーリ(Olivier Boscagli)を下げてジャック・ヒンシェルウッド(Jack Hinshelwood)を入れた。本人は「0–1になった後、できるだけ早く追いつこうとして、少し構造を失った」と振り返った58, 59, 60。
2026.10.22 ヤブロネツ 0–0 ブライトン
カンファレンスリーグ(リーグフェーズ第2節)。引き分け。パレス戦から先発を8人替え、0–0の68分に4人を同時に替えた。本人は「0–0で終わるなら、十分に好機を作れなかったということだ」と振り返った56, 57。
今季は公式戦14試合で8勝4分2敗(PK戦で敗れたシティ戦は引き分けに数えた)21, 23, 65。リーグは8試合5勝1分2敗の勝点16で、23得点はリーグ最多64, 65。次戦は10月31日(土、現地時間15時)、敵地のマンチェスター・シティ戦で、日本時間では11月1日0時の開始64, 65。
SIGNATURE MOVEこの監督の一手
短名左SBのウイング化 ─ 本職の左SBを左の2列目へ上げ、空いた左SBにはCBを1列外側へずらして入れる
※ 布陣上の標準配置であり、特定の瞬間の座標ではない。左右の図は2試合の先発(BBC Sportの布陣表)で、矢印は2試合の間の持ち場の変化を示す。試合中の動きではない。
- 何を狙うのか左の大外に、左足で蹴れる選手を置く。ヒュルツェラーは9月10日の会見で「彼はサイドバックとして来たし、全体としては非常に良いサイドバックにもなると思う。今はよりウイングとしてプレーしているが、ウイングとしても、創造性、左足、試合の理解、プレスの理解で我々を助けられる」と説明した34。チームのクロス(CKを含む)は1試合24.2本で、前季の18.8本を上回る17。
- 誰が動くのか2人の持ち場を1列ずつずらす。プレミアリーグ公式の登録でDFのデ・カイパーが左の2列目へ上がり、本職がCBのボスカーリが左SBへ出る20, 37。今季のリーグ5試合はすべて、デ・カイパーが左の2列目で先発した22, 24, 25, 26, 28。左SBはボスカーリが4試合、チェルシー戦だけはカディオールで、この試合のボスカーリはボランチに入った24。
- 何が起きれば成功か成功の目安は、デ・カイパーが得点に絡むこと。公式戦8試合で3得点3アシスト22, 23, 25, 26, 27。リーグでは5試合すべてに先発して1得点2アシストで、前季のリーグ30試合(先発17)の2得点3アシストに5試合で迫っている19。ヴィラ戦では8分のオウンゴールを誘い、18分に自ら決めた22, 35。9月16日のカラバオ杯では66分に左の2列目へ入り、3分後に決勝点を決めている(07参照)27, 29。
- 相手はどう対処するか今季について、相手がこの形にどう対処したかを具体的に記した資料は確認できていない。3-5-2のリーズ戦では、デ・カイパーの関与は71分のCKからのアシストだけで、77分にプロミス・デイビッド(Promise David)と交代した25, 30。アーセナル戦も得点とアシストは無い28。幅を5枚で埋める相手に対し、流れの中でこの形が機能するかはまだ確認できていない(本紙の解釈)。
反復の確認状況 ─ デ・カイパーは公式戦8試合のうち6試合で左の2列目に先発し(8月27日のトロムソ戦第2戦はBBCの表記では4-3-3の左FW)、残る2試合も途中から左の2列目に入った21, 22, 23, 24, 25, 26, 27, 28。規約の「原則3試合以上」は満たす。ただしこの形は、三笘薫(ハムストリングの手術)とヤンクバ・ミンテの離脱中に始まった14, 34。サポーター媒体は、デ・カイパーを「左サイドで三笘の代わりを務める選手」と書いた39。三笘の復帰後も続くかは、三笘が戻った試合以降で確認する必要がある(復帰の見通しは05)。PL DAILY ANALYSIS
01MANAGER GUIDE30秒で理解する監督と、試合で見る3ポイント
「私にとっては結果より内容が大事だ」9。ヒュルツェラーを見るなら、左の2列目に誰が立つか、ビハインド時に何分まで交代を待つか、そして開始15分の守りを追いたい。
PL DAILY MANAGER ANALYSIS この章の監督像と観戦の視点は編集部の分析。就任・成績・起用の事実には脚注を付した。
23歳でFCピピンスリートの選手兼監督になり、並行してドイツのU-18代表とU-20代表でアシスタントを務めた1, 2, 4。2020年8月にザンクト・パウリのコーチとなり、2022年12月、29歳で監督に昇格した5。2018年の時点で「いつかチャンピオンズリーグでチームを率いたい」と語っている3。感情を表に出す監督で、本人も「規律は自分が取り組むべき点だ」と認める3。ブライトンでもタッチライン上で複数回の出場停止処分を受けた8。
ボールを持ちながら、強度でも相手を上回る。本人の言葉では「私のチームにはボールを持って解決策を見つけてほしい。それが私のDNAだ」3、そして「基本において卓越し、強度のあるチームであること」9。組み立てでは、最終ラインの選手を1列前へ動かす。ザンクト・パウリではCBを中盤へ上げ、ブライトンでは左SBを2列目へ上げた3, 34。
2024-25と2025-26は2季続けて8位(勝点61、53)16。2025-26の46失点はリーグで3番目に少なく、クラブにとって2度目の欧州大会出場権を得た8, 16。前任ロベルト・デ・ゼルビの最終季(2023-24)と比べると、1試合のパスは619.7本から2025-26の477.1本へ減り、ロングパスと空中戦は増えた17。今季は支配率が64.2%まで戻り、5試合16得点はリーグ最多16, 17。
①左の2列目に誰が立つか。デ・カイパーのままか、復帰後の三笘薫か34。三笘の復帰は11月の代表ウィーク明けの見込み63。②ビハインド時にいつ動くか。今季リードされた4試合のうち3試合は、ビハインドのまま70分より前に交代しなかった。例外は10月25日のリバプール戦で、0–2のハーフタイムに1人を替えた(06)24, 25, 27, 59。③開始15分。公式戦11失点のうち5失点が開始15分以内で、いずれも9月の3試合だった。リバプール戦の2失点も17分と21分だった(04)24, 25, 27, 59。次戦は10月31日(土)15時(日本時間11月1日0時)、敵地のマンチェスター・シティ戦64。
02CAREERバイエルン州の選手兼監督から、プレミアリーグ最年少の正監督へ
紫の主線=監督職。淡い青の分岐=代表チームとクラブのアシスタント。選手を兼任した1クラブを含め、ブライトンが3つ目の監督職である。
〜2020
時点
〜2022.12
〜2024.06
ザンクト・パウリはプレミアリーグ公式の「55試合で8敗」のみを載せた。勝ちと引き分けの内訳、FCピピンスリートでの勝敗数は、一次資料で確認できる集計に到達できなかったため載せていない2。クラブ公式の契約延長記事は、FCピピンスリートでの監督就任を2020年、在任を2023年までとしているが、同じクラブ公式の紹介ページ(2016年に初の監督職)、プレミアリーグ公式(23歳で選手兼監督)、ブンデスリーガ公式(2020年8月からザンクト・パウリに在籍)と合わないため採っていない1, 2, 4, 5。
03TACTICAL LINEAGEなぜこの戦術に至ったか
ヒュルツェラーの戦術的な系譜には、本人が具体的に挙げた3つの源流がある。育ったバイエルン、2018年に「魅了されている」と語ったジャン・ピエロ・ガスペリーニのアタランタ、そして前任者ロベルト・デ・ゼルビのブライトン3。3つとも、本人が語っているのはボール保持の考え方で、そこに自身の「強度」を重ねている。
NON-NEGOTIABLES / ADAPTATIONS
| NON-NEGOTIABLES 変えないもの | 根拠 |
|---|---|
| ボールを持って解決する | ザンクト・パウリ監督時代の本人の発言「私のチームにはボールを持って解決策を見つけてほしい。それが私のDNAだ」「私は根本的に保持型のサッカーの支持者だ。ただ重要な問いは、どうやってファイナルサードへ入るかだ」3。ブライトンでは今季のリーグの支配率が64.2%(前季53.8%)で17、公式戦8試合のうち7試合で50%を超えた21, 22, 23, 24, 25, 26, 27, 28 |
| 強度で上回る | ザンクト・パウリの就任時「結束と強度で、再び成功できると確信している」(2022.12.23)5。ブライトンでは「基本において卓越し、強度のあるチームであること。常にそこへ戻る」(2026.9.19)9、「スタイルと強度を失わずに」(2026.9.13)8。アーセナル戦は空中戦19対16、タックル19対13で上回った28 |
| 評価の軸を結果より内容に置く | ザンクト・パウリではクリスマスに、毎日1%良くなることを説く『Atomic Habits』をスタッフに贈った3。ブライトンでは「私にとっては結果より内容が大事だ。常に結果ではなく内容に集中しようとしている」(2026.9.19)9。前季の不振期も、結果ではなくコントロールできることに集中して抜けたとSky Sportsに説明している8 |
| 最終ラインの選手を1列前で使う | ザンクト・パウリの3-4-3では、中央のCBエリック・スミス(Eric Smith)が中盤へ上がって2ボランチを組んだ3。本人が2018年に語ったガスペリーニの形「中央のCBを中盤へ押し上げて組み立てを始める」と同じ骨格3。ブライトンでは本職が左SBのデ・カイパーを左の2列目に置き、左SBにCBのボスカーリを入れている(SIGNATURE MOVE)20, 34 |
| ADAPTATIONS 相手と選手で変えるもの | 根拠 |
|---|---|
| 最終ラインの枚数(3 → 4) | ザンクト・パウリは3-4-32, 3。ブライトンでは就任以来、4-2-3-1で開幕してきた(サポーター媒体の記述)38。今季9月16日のユナイテッド戦は、BBCが4-3-3、TNTスポーツの実況が3バックと両ウイングバックと記述しており、媒体で割れる27, 41 |
| 保持率(40%〜78%) | 今季の公式戦8試合で最も高いのはトロムソ戦第2戦の78.1%、最も低いのはアーセナル戦の40.1%23, 28。アーセナル戦はロングボール58本でアーセナルの49本を上回り、3–0で勝った28 |
| 1トップの人選 | 8月20日と23日はジョルジニオ・ルター(Georginio Rutter)、8月27日以降の6試合はカラランボス・コストゥーラス(Charalampos Kostoulas)が先発した21, 22, 23, 24, 25, 26, 27, 28 |
| 中盤の底 | リーグの最初の4試合はパスカル・グロスとヤシン・アヤリ(Yasin Ayari)、またはボスカーリ22, 24, 25, 26。9月16日と19日はチェマ・アンドレス(Chema Andrés)が先発した27, 28 |
NON-NEGOTIABLES は、ザンクト・パウリとブライトンの2クラブで確認できる原則に限った。「ビハインドでも計画を変えない」は本人が今季明言しているが10、確認できた根拠がブライトンに限られるため、06 と 07 で扱う。
TACTICAL FAMILY TREE
上流の線は4本。うち3本(バイエルン、ガスペリーニ、デ・ゼルビ)は本人が影響を語った PUBLICLY CITED で、いずれもプレミアリーグ公式の特集が引用したドイツでのインタビュー(Kicker meets DAZN、SPOX)による3。COACHED UNDER はザンクト・パウリでのシュルツの1本だけで、ドイツの年代別代表で仕えた監督は特定できなかった。選手時代の監督も特定できず、PLAYED FOR の線は引いていない。TACTICAL COMPARISON の2本は媒体の比較で、1本はSky Germanyのフロリアン・プレッテンベルク(Florian Plettenberg)記者の「2人とも非常に現代的で、自信があり、勇敢だ」7、もう1本はプレミアリーグ公式の特集の並置3。本紙が「〜系」と命名することはしない。下段の助監督ダニエル・ニーツコフスキ(Daniel Niedzkowski)は、ドイツサッカー連盟の指導者養成課程でヒュルツェラーを教えた人物で、2025年1月にブライトンの助監督になった4。PL DAILY ANALYSIS
SYSTEM BY SEASON
| 季 | クラブ | 基本布陣 | 主な変更 | 成績 | 変更理由(根拠ラベル) |
|---|---|---|---|---|---|
| 2022/23(12月〜) | ザンクト・パウリ | 3-4-32, 3 | 中央のCBを中盤へ上げ、2ボランチの片方にした | 引き継ぎ時は15位(最下位と勝点1差)、就任からリーグ10連勝で最終5位2, 3, 46 | 分析媒体プレミアリーグ公式の特集は、2018年に本人が語ったガスペリーニの形と結び付けている3 |
| 2023/24 | ザンクト・パウリ | 3-4-33, 38 | 同じ形で1季を戦った | ブンデスリーガ2部優勝、13年ぶりの1部昇格3, 4 | 監督発言「私は根本的に保持型のサッカーの支持者だ。ただ重要な問いは、どうやってファイナルサードへ入るかだ」3 |
| 2024/25 | ブライトン | 4-2-3-1(サポーター媒体の記述。本紙は集計していない)38 | 3バックから4バックへ。支配率は前任の最終季の60.0%から52.2%に下がった17 | 8位(勝点61)16 | 本紙解釈4バックへ移った理由を本人が説明した一次資料には到達していない。サポーター媒体は「3-4-3はプレミアリーグには攻撃的すぎると考えた可能性」を挙げる38 |
| 2025/26 | ブライトン | 4-2-3-1(同上)38 | アーセナル戦の2試合で3バックを試した38 | 8位(勝点53)、46失点はリーグで3番目に少ない16 | 監督発言リーグ13試合で1勝の時期を経て「プレミアリーグでは信頼性が要る。小さな試合で本当に良くなければならない」8 |
| 2026/27(〜9月) | ブライトン | 4-2-3-1(リーグ5/5)22, 24, 25, 26, 28 | 左SBのデ・カイパーを左の2列目へ。1トップはコストゥーラス | 3位(5試合・勝点10)16 | 監督発言デ・カイパーについて「今はよりウイングとしてプレーしている」34 |
2024/25と2025/26の基本布陣は、先発布陣を試合単位で集計できる資料に本稿では到達していないため、サポーター媒体の記述によるものとした。2026/27の括弧内は、その布陣で始めた試合数/リーグ指揮試合数(BBC Sportの表記)22, 24, 25, 26, 28。
転機 ─ 2022年12月、ザンクト・パウリ
変更前の課題。2022年12月6日、ザンクト・パウリはシュルツ監督を解任した。クラブが挙げた問題は、アウェーでの弱さ、守備と攻撃のバランスの欠如、成長の停滞、そしてビハインドから試合をひっくり返す力の不足。2021年10月以降、2部では逆転勝ちが一度も無かった6。順位は15位で、最下位と勝点1差だった3。
変えたこと。コーチから昇格したヒュルツェラーは、3-4-3で中央のCBのスミスを中盤へ上げ、主将ジャクソン・アーバイン(Jackson Irvine)と2ボランチを組ませ、もう1人の中盤を前線へ押し出した3。プレミアリーグ公式の特集は、これを2018年に本人が語ったガスペリーニの形と結び付けている3。
定着した理由。就任から最初のリーグ10試合に全勝して降格の危機を脱し、2022/23を5位で終えた2。2023-24は開幕から2部20試合無敗で優勝し、13年ぶりに1部へ上がった3, 4, 46。クラブは正式就任の時点で「コーチおよび暫定監督として、課題に構造的に取り組み、具体的な解決策を示した」と評価していた5。最終ラインの選手を1列前で使う発想は、今季のブライトンで左SBを2列目へ上げた形(SIGNATURE MOVE)にも見られる。解任理由の1つだった「ビハインドからの逆転」に対し、今季のブライトンでは、9月19日までにリードされた3試合で交代を急がず計画を続ける対応が見られた(10月25日のリバプール戦は、0–2のハーフタイムに1人を替えた。06、07)。PL DAILY ANALYSIS
04CURRENT SYSTEM現在の戦術と、相手の崩し方
今季の公式戦8試合のうち6試合は4-2-3-1で始まり、残る2試合もBBCの表記では4-3-3だった21, 22, 23, 24, 25, 26, 27, 28。布陣以上に変わったのはボール保持の量で、リーグの支配率は前季の53.8%から64.2%へ上がった17。そのうえで、アーセナル戦だけは40.1%で勝っている28。
※ 布陣上の標準配置であり、特定の瞬間の座標ではない。矢印と緑の枠は、分析媒体(TheMastermindSite)の記述と選手の発言を概念化したもので、監督本人の説明ではない。
リーグの支配率は64.2%、1試合のパスは548.6本で、前季の53.8%、477.1本から増えた17。同時にロングパスも47.0本から50.4本へ増えており、つなぐ量を増やしても蹴る量は減っていない17。分析媒体は、ダンクが1試合90本のパスを記録していること、ダンクが不在の試合ではグロスが2CBの左へ降りてボールを引き取り、ボスカーリを前へ押し出すことを記述した36。ヒュルツェラーはアーセナル戦後、「保持で試合をコントロールすることと、守備の安定との良いバランスがあった」と述べている9。
xGは1試合2.30で前季の1.52を大きく上回り、5試合16得点はリーグ最多16, 17。左の大外にデ・カイパーを置いてから、チームのクロス(CKを含む)は1試合24.2本と前季の18.8本より多く、ドリブルの試行は11.6回と前季の15.3回より少ない17。ペナルティーエリア外からのシュートは、リーズ戦9本、コベントリー戦8本、アーセナル戦7本だった25, 26, 28。アーセナル戦の3得点は、得点者3人のxG合計0.64から生まれている42。
分析媒体は、今季のブライトンを「プレスして持つ(press and possess)」チームと呼び、布陣の形より近くの相手を捕まえるプレスだと記述した。ファイナルサードでのボール奪取は1試合7.2回でリーグ最多としている36。アーセナル戦のハイターンオーバーは12回で、アヤリは「できるだけ高い位置で奪うやり方をしたい。そのためにはフィットしていなければならない。我々は毎日これを強調している」と語った11。被シュートは1試合11.6本で前季と同じだが、失点はリーグ5試合で5にとどまる16, 17。
HOW TEAMS TRY TO BREAK IT ─ 相手はどう崩そうとしているか
3試合以上で繰り返された共通の崩し方は、まだ確認できない。公式戦の7失点は、チェルシー戦4、リーズ戦1、ユナイテッド戦2の3試合に集まっている24, 25, 27。内訳は、CKから2失点(チェルシー戦4分、リーズ戦15分)、相手の速攻から1失点(チェルシー戦32分)で、3試合にまたがる同じ形は無い24, 25。
繰り返されているのは時間帯である。7失点のうち5失点が開始15分以内だった(チェルシー戦4分と14分、リーズ戦15分、ユナイテッド戦8分と9分)24, 25, 27。BBCはリーズ戦の時点で「開始15分以内の失点は今季早くも3度目」と書いた25。ヒュルツェラー自身も、ヴィラ戦後に「最初の数分は少し苦しんだ」、ユナイテッド戦後に「序盤は硬く、技術的なミスが多かった」と述べている10, 35。立ち上がりに相手が何を狙ったかは、実況記述の範囲では特定できていない。PL DAILY ANALYSIS
05JAPANESE PLAYERS IN THIS SYSTEM監督側から見た三笘薫
ここでは、ヒュルツェラーが三笘をどう使ってきたかと、三笘不在時に左サイドをどう埋めたかを見る。適合表は、監督側の要求と実際に任された役割を根拠付きで並べる。
三笘薫29 · LW · 選手プロフィールへ
左の大外で1対1を仕掛け、試合の流れを変えられるから。ヒュルツェラーは2026年1月、マンチェスター・シティ戦で同点弾を決めた三笘について「彼が試合を変えられること、ゲームチェンジャーになれることは皆が知っている」と述べた40。就任1季目の2024-25はリーグ36試合(先発28)で10得点4アシスト、2025-26は25試合(先発19)で3得点1アシスト18。ヒュルツェラーのもとでのリーグ出場は61試合、うち先発47試合、得点は13となる18。PL DAILY ANALYSIS
「まだ100%ではないが、我々は彼を100%まで押し上げなければならない」(ガーディアン、2026年1月7日)40。5月の手術後には「処置は成功し、薫はリハビリの初期段階を始めている。負傷の時期が悪いことは理解しているが、薫は前向きだ」(クラブ公式、5月25日)14。9月10日の会見では、復帰について「代表ウィークの後になると見ている」34。パレス戦(10月18日)の前の会見では「三笘には代表ウィークまでに戻ってほしいが、もっと辛抱しなければならない」と話し53、10月28日に伝えられた談話では「代表ウィーク前に復帰できるとは思っていないが、代表ウィーク明けには必ず復帰するだろう」と、11月の代表ウィーク明けを目安に挙げた(ゲキサカが地元紙 Sussex World の報道として紹介)63。
| 要求される役割 | 実際に任された | 根拠 |
|---|---|---|
| 左の大外で仕掛け、試合を変える | ✓ 2季でリーグ13得点 | 2024-25は10得点、2025-26は3得点18。「ゲームチェンジャーになれる」(2026年1月)40 |
| エリアの端から内へ切り込んで決める | ✓ シティ戦の同点弾 | 2026年1月7日。エリアの端でスペースを得て内へ切り込み、18ヤードから隅へ決めた40 |
| 100%の状態に戻る | 未確認 | 「まだ100%ではない」(2026年1月)40。5月にハムストリングを手術14 |
| 今季の左の2列目 | 0試合 | 9月19日までの公式戦8試合の左の2列目は、デ・カイパー6、オスマン1、マリック・ヤルクエ121, 22, 23, 24, 25, 26, 27, 28。10月のリーグ3試合も、デ・カイパーがMFの列、ボスカーリがDFの列で先発した(Optaの記録)49, 54, 59 |
| カンファレンスリーグの登録 | 登録外 | UEFA公式のリーグフェーズ登録リスト(2026年9月21日取得)に名前が無い45 |
今季は10月28日までの公式戦14試合すべてで不在62, 63。9月19日までの8試合は、左の2列目に登録DFのデ・カイパーが6試合で先発し、FW登録のオスマンがトロムソ戦第1戦、ヤルクエがユナイテッド戦に入った20, 21, 27。布陣は9月19日までのリーグ5試合すべて4-2-3-1のままで、形は変えていない22, 24, 25, 26, 28。10月のリーグ3試合もデ・カイパーをMFの列で使い、サンダーランド戦の先制点は、そのデ・カイパーが左を駆け上がって決めた48, 49, 54, 59。数字では、クロス(CKを含む)が1試合24.2本へ増え、ドリブルの試行が11.6回へ減った(前季は18.8本と15.3回。今季は9月19日までのリーグ5試合)17。左で仕掛ける選手の代わりに、左足で蹴る選手を置いた形だ。PL DAILY ANALYSIS
三笘の復帰後は、SIGNATURE MOVE の「左SBのウイング化」を続けるかが次の確認点になる。ヒュルツェラーはデ・カイパーについて「全体としては非常に良いサイドバックにもなる」と述べており、左SBへ戻す選択肢も残している34。戻せば左は「SBデ・カイパー、WG三笘」となり、ボスカーリはCBの競争へ戻る。9月に監督が示した復帰の目安(代表ウィーク後)34は延び、10月下旬に伝えられた見通しは11月の代表ウィーク明けとなった。明けの最初の試合は11月22日(現地)、敵地のハル・シティ戦63。復帰後の試合で左の2列目に誰を置くかを見れば、この形を続けるかを確認できる。PL DAILY ANALYSIS
選手個人の評価・出場記録は選手プロフィール側に置いている。この章は監督側から見た起用理由と、不在の埋め方に限った。三笘の2026-27季の記録はプレミアリーグ公式のデータに無く、リーグ出場は018。
06IN-GAME MANAGEMENTGAME STATE MATRIX ─ どんな状況になると何をするか
対象は今季の公式戦14試合(2026.08.20–10.28。リーグ8、カンファレンスリーグ4、カラバオ杯2)。9月19日までの8試合は、交代時刻・組み合わせ・その時点のスコアを、BBC Sportの試合記録21, 22, 23, 24, 25, 26, 27, 28と、Sporting Lifeの実況の「X replaces Y」で1組ずつ照合した29, 30, 31, 32, 33。10月の6試合は、リーグ3試合をゲキサカ掲載のOptaの記録で49, 54, 59、カンファレンスリーグとカラバオ杯の3試合をクラブ公式の試合記事の出場記録で確かめた51, 56, 62。行に載せたのは、同じ状況で同じ種類の変更が3回以上確認できたものに限る。
| 試合状況 | よく行う変更 | 狙い(根拠ラベル) | 回数 / 対象試合 | 実例 |
|---|---|---|---|---|
| リードされている(今季は4試合) | 70分より前には交代しない。4試合のうち3試合は、ビハインドのまま70分より前に替えていない | 監督発言「0-2になると『試合は終わった』と計画を捨てる方向へ行くこともできる。あるいは信じるかだ。仲間を、自分を、試合の計画を信じて、やり続ける」(9月16日)10 | 3 / 4 | チェルシー戦 4′に先制され、最初の交代は74′(2–3)24。リーズ戦 0–1だった15′〜71′は交代なし、最初は77′(1–1)25。ユナイテッド戦 ビハインドだった8′〜65′は交代なし、最初は66′(2–2)27。例外はリバプール戦で、0–2のハーフタイムに、前半終了間際に警告を受けたボスカーリを下げてヒンシェルウッドを入れた58, 59 |
| スコアを問わず、前半から60分台前半 | 交代しない。今季の最初の交代(負傷を除く)は、14試合のうち10試合で64分以降 | 本紙解釈先発の11人に60分過ぎまでを任せる。例外は4試合。トロムソ戦第2戦(3–0)とカウノ・ジャルギリス戦(2–0)はハーフタイムに2枚を替えた23, 33, 51。サンダーランド戦は57分の退場の3分後に、1–0のままCFを下げてCBを入れ49、リバプール戦は0–2のハーフタイムに1枚を替えた59 | 10 / 14 | ヴィラ戦64′、コベントリー戦65′、ユナイテッド戦66′、トロムソ戦第1戦68′、ヤブロネツ戦68′、パレス戦71′、チェルシー戦74′、アーセナル戦76′、シティ戦76′、リーズ戦77′21, 22, 24, 25, 26, 27, 28, 54, 56, 62 |
| 2点差以上のリード | ディエゴ・ゴメス(Diego Gómez)を下げる | 本紙解釈2列目の右で先発した選手を、勝負がついた時間に休ませる。リードを奪えなかったチェルシー戦とリーズ戦では90分出場した24, 25。例外はパレス戦で、7分から2点差以上のリードだったが、ゴメスは90分出場した54 | 4 / 5 | ヴィラ戦86′(4–0)22、トロムソ戦第2戦66′(3–0)23、コベントリー戦84′(4–0)26、アーセナル戦86′(3–0)28 |
| 先発の右SBを下げるとき(スコアを問わず) | コスティーニャ(Costinha)を入れる | 本紙解釈右SBの交代要員を1人に決めている。例外はヴィラ戦78′のザドク・ヨハンナ(Zadok Yohanna)←マッツ・ウィファー(Mats Wieffer)で、コスティーニャは64′から出場していた22 | 4 / 5 | トロムソ戦第2戦45′のコスティーニャ←ウィファー(3–0)33、チェルシー戦80′のコスティーニャ←ウィファー(2–3)24、リーズ戦78′のコスティーニャ←カディオール(1–1)25、アーセナル戦76′のコスティーニャ←カディオール(3–0)28 |
| リードを一度も奪えていない試合 | 交代枠(5人)を使い切らずに終える | 本紙解釈リードを奪えない展開でも、交代枠を最後の1人まで使って動くことはしない。理由の説明は確認できていない。0–0で終えたカンファレンスリーグの2試合(トロムソ戦第1戦、ヤブロネツ戦)は5人を使った21, 56 | 3 / 5 | チェルシー戦3人、リーズ戦3人24, 25、リバプール戦4人(うち2人は負傷による交代)58, 59 |
対象14試合は、リーグ8試合(ヴィラ、チェルシー、リーズ、コベントリー、アーセナル、サンダーランド、パレス、リバプール)、カンファレンスリーグ4試合(トロムソとのプレーオフ2試合、リーグフェーズのカウノ・ジャルギリス戦とヤブロネツ戦)、カラバオ杯2試合(3回戦のユナイテッド、4回戦のシティ)。負傷による交代は回数に数えていない(ユナイテッド戦74′のカディオール←ハジャム、アーセナル戦86′のミヒャエル・スボボダ(Michael Svoboda)←パスカル・ストライク(Pascal Struijk)、リバプール戦6′のコスティーニャ←カディオールと54′のヤルクエ←チェマ・アンドレス)29, 31, 58, 61。サンダーランド戦57分のストライクの退場は、10月14日に処分が取り消された50。スコアは交代時点のもの。交代の組は「入った選手←退いた選手」で示した。10月の6試合で同じ分に2人以上を替えた交代は、組を特定せずに数えた(サンダーランド戦の68′の2人は、Optaの記録とクラブ公式の出場記録で組が逆になっている)48, 49。表の行は今季14試合の範囲で確認できた傾向で、監督の固定した規則として示すものではない。
今季リードを奪った9試合のうち8試合(ヴィラ、トロムソ戦第2戦、コベントリー、ユナイテッド、アーセナル、サンダーランド、カウノ・ジャルギリス、パレス)は、リードを奪ったあとは1点も失わずに勝ち切った22, 23, 26, 27, 28, 49, 51, 54。例外は10月28日のカラバオ杯4回戦のシティ戦で、30分と47分に奪ったリードを40分と72分に追いつかれ、PK戦で敗れた62。プレミアリーグ公式の集計では、リードから落とした勝点は2024-25が22、2025-26が1217。今季のリーグは先制した5試合をすべて無失点で勝っており、同じ数え方で0となる(本紙集計)22, 26, 28, 49, 54。5–0のコベントリー戦のあとも、ヒュルツェラーは「完勝とは言わない。コベントリーが決めなかったことに、ある程度の運もあった」と述べている43。PL DAILY ANALYSIS
07ONE MATCH TO UNDERSTAND HIM2026.09.16 マンチェスター・ユナイテッド 2–3 ブライトン(カラバオ杯3回戦)
選定理由:0–2から計画を変えずに追いつき、交代を行ったのは同点の1分後、その交代で左の2列目に入ったデ・カイパーが3分後に決勝点を決めた試合だから27, 29。06で見た「リードされている間は70分より前に動かない」傾向と、SIGNATURE MOVE の「左SBのウイング化」が、同じ90分の中で確認できる。
※ 実況記述・試合記録・メンバー表からの再構成。各選手の位置は布陣上の標準配置であり、特定の瞬間の座標ではない。布陣はBBCの表記(4-3-3)に従った。TNTスポーツの実況はハジャムとコスティーニャを両ウイングバックとする3バックと記述しており、媒体で割れる27, 41。
BEFORE 3日前のコベントリー戦から先発を6人入れ替えた。ゴールキーパーはジェイソン・スティール(Jason Steele)、右SBはコスティーニャ、左SBはハジャム、中盤はチェマ・アンドレス、ボスカーリ、グロス、前線は右からマット・オライリー、コストゥーラス、ヤルクエ26, 27。ハジャムはこの試合がデビュー戦だった41, 47。デ・カイパーはベンチスタートだった27。
PROBLEM 8分にシェイ・レイシー(Shea Lacey)、9分にメイソン・マウントに決められ、開始10分で0–2になった27。ヒュルツェラーは「簡単な2点を与えた」「序盤は硬く、技術的なミスが多かった」と振り返っている10。
CHANGE 0–2になってから57分間、交代を1枚も切らなかった。45+1分、ハジャムの縦パスから速攻でコストゥーラスが1点を返し、65分にはヴシュコヴィッチからのボールをグロスが決めて追いついた29, 47。その1分後の66分、左のヤルクエをデ・カイパーへ、右のオライリーをディエゴ・ゴメスへ替えた27, 29。ヒュルツェラーは試合後、「構造は正しかった。良いパターンもあった。ただ実行が正しくなかった」と説明している10。
RESULT 交代から3分後の69分、デ・カイパーがエリア中央から右足で右上へ決め、3–2とした29。74分にはハジャムが負傷で退き(カディオール←ハジャム)、同時にアヤリ←ボスカーリ、82分にルター←コストゥーラス29。敵陣のペナルティーエリア内でのタッチは40対1727。ユナイテッドが本拠地で2点リードから敗れたのは50年ぶりだった10, 41, 47。ヒュルツェラーは「最後は完全に試合をコントロールした」と述べた10。
WATCH 実況の時間表記で見るなら、9分から66分までの57分間と、66分から69分までの3分間。前者はビハインドのまま交代を切らなかった時間、後者は交代で入った2人のうち1人が決めるまでの時間になる。ヒュルツェラーの言う「計画を貫く」姿勢と、交代に動くタイミングが、同じ試合で見える。PL DAILY ANALYSIS
03 の「転機」は前所属ザンクト・パウリの2022年12月に置き、この章は現クラブの今季の1試合に限った。両者に共通するのは「ビハインドからの逆転」で、ザンクト・パウリで前任監督が解任された理由の1つがその不足だった6。分の表記はBBC Sport(Opta)にそろえた。ブライトン公式のマッチセンターはマウントの得点を10分、TNTスポーツはデ・カイパーの得点を70分と表記している27, 47。
08MANAGER FINGERPRINT / TEAM DNA数字の指紋
目盛りは、同じクラブの前季(2025-26、リーグ38試合)と今季(2026-27、リーグ5試合)の2点を固定スケールに置いたもの。前所属のザンクト・パウリはリーグが異なるため、比較対象を同じクラブの前季と今季に置いた。提供元はプレミアリーグ公式(Opta)で統一した17。
BHA25-26 53.8%BHA26-27 64.2%目盛り 40〜70%
BHA25-26 47.0BHA26-27 50.4目盛り 30〜60
BHA25-26 18.8BHA26-27 24.2目盛り 10〜30
BHA25-26 1.52BHA26-27 2.30目盛り 0.5〜2.5
BHA25-26 29.2BHA26-27 36.4目盛り 15〜40
マーカー位置は、各SVGの data-scale/data-prev/data-now から線形に算出した(x = 20 + 560 ×(値 − 下限)÷(上限 − 下限))。プレミアリーグ公式が合計で提供する値を、本紙が試合数で割った(ロングパスは成功と失敗の合計、クロスはCKを含む成功と失敗の合計、空中戦は勝ちと負けの合計)17。PRESS は、PPDA(相手のパス本数÷自チームの守備アクション数)とハイターンオーバーを両季とも同じ提供元で取得できなかったため算出不可とした。分析媒体が挙げる今季の値(ファイナルサードでの奪取1試合7.2回、リーグ最多)は 04 に置いた36。
TEAM DNA
| 指標 | BHA 23/24 (デ・ゼルビ) | BHA 24/25 | BHA 25/26 | BHA 26/27 [暫定・5試合] | PL DAILY VIEW |
|---|---|---|---|---|---|
| 順位(勝点) | 11位(48) | 8位(61) | 8位(53) | 3位(10) | 就任後の2季はいずれも8位。 |
| 支配率 | 60.0% | 52.2% | 53.8% | 64.2% | 就任1季目に約8ポイント下がり、今季は前任の最終季を上回った。 |
| パス/試合 | 619.7 | 465.9 | 477.1 | 548.6 | 前任の最終季から約150本減らし、今季は約70本戻した。 |
| ロングパス/試合 | 39.4 | 43.9 | 47.0 | 50.4 | 4季続けて増えている。持つ量が戻っても減っていない。 |
| 空中戦/試合 | 20.0 | 26.4 | 29.2 | 36.4 | 同じく4季続けて増加。競り合う量が一貫して増えている。 |
| xG/試合 | 1.52 | 1.55 | 1.52 | 2.30 | 3季ほぼ横ばいだった値が、今季は大きく上がった。 |
| 得点/失点 | 55/62 | 66/59 | 52/46 | 16/5 | 失点は62、59、46と減った。 |
| 被シュート/試合 | 12.3 | 11.2 | 11.6 | 11.6 | 与える本数はほぼ一定。 |
| クリア/試合 | 15.1 | 19.7 | 23.6 | 23.2 | 自陣で蹴り出す回数は就任後に増え、今季も高いまま。 |
| クロス(CK含む)/試合 | 17.7 | 18.5 | 18.8 | 24.2 | 今季だけが突出。左の大外のデ・カイパーと重なる(SIGNATURE MOVE)。 |
| ドリブル試行/試合 | 16.3 | 19.0 | 15.3 | 11.6 | 今季が最少。三笘が不在の季と重なる(05)。 |
| 逆転で得た勝点 | 15 | 23 | 15 | 1 | 就任1季目が最多。今季の1はリーズ戦の引き分け。 |
| リードから落とした勝点 | 14 | 22 | 12 | 0(本紙集計) | 今季は先制した3試合をすべて無失点で勝った。 |
すべてプレミアリーグ公式(Opta)のリーグ戦の値で、提供元をそろえた16, 17。1試合あたりの値は、合計を試合数(38、38、38、5)で割って本紙が算出した。2026-27のリードから落とした勝点は公式の集計に値が無く、試合結果から本紙が数えた22, 26, 28。2026-27は5試合の暫定値となる。
09TACTICAL EVOLUTION今季の推移
ここでは、「3試合以上続いた変更」か「監督が説明した変更」だけを節目として扱う。布陣は4-2-3-1のままで、変わったのは1トップと中盤の底の人選だった。
1トップはルター
トロムソ戦第1戦とヴィラ戦は、ルターが1トップで先発した21, 22。ヴィラ戦から左の2列目にデ・カイパー、左SBにボスカーリを置いた(SIGNATURE MOVE)22。ヴィラ戦は4–0で、ジャック・ヒンシェルウッド(Jack Hinshelwood)が30分と31分に決めた22。
1トップはコストゥーラス
8月27日から1トップはコストゥーラスで、9月19日までの公式戦6試合すべてで先発した23, 24, 25, 26, 27, 28。10月もリーグ3試合はすべて先発し、カンファレンスリーグとカラバオ杯の3試合は控えに回るか、休養でメンバーを外れた49, 51, 54, 56, 59, 64。リーグではチェルシー戦からコベントリー戦までの3試合、ヤルクエが中央の2列目に入り、リーズ戦とコベントリー戦は先発11人がまったく同じだった24, 25, 26。ヒュルツェラーはヤルクエについて「非常に強度高くプレスでき、背後へ何度も走れる」と話した34。
過去シーズンの推移は 03 の SYSTEM BY SEASON に置いた。右端のコマは、9月の2試合で始まり、10月のリーグ3試合でも続いた変化(9月19日の時点では2試合で、暫定としていた)。布陣と先発は9月19日までBBC Sportの試合記録による21, 22, 23, 24, 25, 26, 27, 28。10月の先発はゲキサカ掲載のOptaの記録とクラブ公式の試合記事で確かめた49, 51, 54, 56, 59。
10VOICES同じ監督を4方向から
「私にとっては結果より内容が大事だ」
アーセナル戦後、「内容は最初から本当に良かった。簡単なことを正しくやったからだ。個々の競り合いに勝った。最初のタックル、最初のスローイン、最初のCKを取った」「常に土台へ、根っこへ戻らなければならない。基本において卓越し、強度のあるチームであり、互いを信頼すること」9。ユナイテッド戦後には「0-2になると『試合は終わった』と計画を捨てる方向へ行くこともできる。あるいは信じるかだ」10。9月のSky Sportsのインタビューでは「負けたら、それは私の責任だ。自分の決断を、練習の1週間を振り返る」と語っている8。カウノ・ジャルギリス戦(10月15日)の前の会見では「『いい人』では何も勝てない」「ファンと一緒にこれを築き続け、もう『いいクラブ』であることをやめなければならない」と、本拠地を相手が嫌がる場所にしたいと話した52。
「毎日これを強調し、厳しく練習している」
アーセナル戦の3–0とユナイテッド戦の3–2について、アヤリは「強度が要る。こういう相手に勝ちたければ攻撃的でなければならない」「できるだけ高い位置で奪うやり方をしたい。そのためにはフィットしていなければならない」と語った11。クラブのメディアを通した発言で、独立した取材ではない。
「プレスして持つ」チームは続けられるか
分析サイトは今季のブライトンを、リーグに残る数少ない「プレスして持つ」チームと呼んだ。同時に「これだけの走行量と強度をシーズン全体で続けられるかは想像しにくい」とも書いている36。ノースクロフトは「最も若い監督、ほぼ最も若いチーム。そして常に次のことに基づくスタイル」と評した12。同じ「強度」についても、武器としての側面と、シーズンを通じた持続性という別の焦点がある。
毎夏の「3バック論」
サポーター媒体は、就任以来毎夏3バックへの変更が噂され、毎夏4-2-3-1で開幕してきたと書く。3バックはザンクト・パウリで優勝した形だが、ブライトンではアーセナル戦の2試合で試しただけだという38。開幕後は、デ・カイパーを「左サイドで三笘の代わりを務める選手」と位置づけた39。
評価をまとめず、方向ごとに1〜2本に絞った。アヤリの発言とノースクロフトの評はクラブ公式の記事を通したもので、その旨を明記した。単発の評価を「英国での評価」と一般化していない。
11CONTRACT / CLUB BACKING / EXPECTATIONS事実だけを並べる
2024年6月15日に就任し、当初の契約は2027年6月まで2。2026年5月7日、2029年6月までの新たな3年契約を結んだ1。本人は「ここに自分の未来を見ている。だから契約を延ばした。家族は離れないものだ」と語る8。クラブ公式の監督紹介ページは、2026年9月21日時点でも契約を2027年6月までと記載している4。
延長の発表で、トニー・ブルーム(Tony Bloom)会長は「就任以来、クラブがここ数季で積み上げてきた前進を続け、明確なプレーのアイデンティティを築いた」、ポール・バーバー(Paul Barber)副会長兼CEOは「この2季で、非常に明るい未来を持つ並外れた監督であることを証明した」と述べた1。就任時にはブルーム会長が「我々が望むブライトンのプレーと一致するスタイルを持っている」としている2。今夏は11人が加わり、カルロス・バレバ、ヤン・パウル・ファン・ヘッケ、ダニー・ウェルベック、ジェームズ・ミルナーらが去った8。
本人が就任時から掲げるのは「既存の序列に挑む(challenge the establishment)」1, 8。今季については「ファンがいつまでも覚えているシーズンにしたい。ただ、クラブとして多くの試合を非常にうまく戦えることを示さなければならない」と述べた8。カンファレンスリーグのリーグフェーズは、10月15日のカウノ・ジャルギリス戦(本拠地)と22日のヤブロネツ戦(敵地)で1勝1分44, 51, 56。カラバオ杯は4回戦で10月28日に敵地でシティと当たり15、2–2からのPK戦で敗れた62。リーグは9月19日時点で3位(5試合、勝点10)16、第8節を終えて5勝1分2敗の勝点1665。
本紙独自の「安泰・危険」評価は付けない。去就に関する噂は、媒体名と日時が付かない限り載せない。コーチングスタッフ(助監督のダニエル・ニーツコフスキら)は 03 の系譜図に置いた4。
12PL DAILY ARCHIVE実際にヒュルツェラーを扱った号
- RISING|ブライトン 1–1 リーズ、ルカ・ヴシュコヴィッチのプレミアリーグ初得点
若手株価上昇ランキングの1位にヴシュコヴィッチを置き、「ヒュルツェラー監督の下で最終ラインの中央を任され続けるか」を今季の焦点に挙げた。負傷ウォッチでは、三笘薫の復帰時期を監督が明言していないことを伝えた。
2026.9.21にHTTP 200・本文のヒュルツェラー記述・canonicalの一致・アンカーの存在を確認(#rising) / 照合した保存版:out/PL_DAILY_20260906_v7.html - INJURY & SUSPENSION WATCH|三笘薫の復帰見通し
負傷ウォッチで、ヒュルツェラー監督が9月10日時点で三笘の復帰を「代表ウィーク明け以降」と見ていることを伝えた。
2026.9.21にHTTP 200・本文のヒュルツェラー記述・canonicalの一致・アンカーの存在を確認(#injury) / 照合した保存版:PL_DAILY/out/PL_DAILY_20260913.html - THE TURNING POINT|コベントリー 0–5 ブライトン、2失点目と退場が2分で重なった
03の第2の分岐で扱った号。ヒュルツェラーの「完勝とは言わない」を引用し、同じ号の別の欄では、ルイス・ダンクの35ヤード弾について監督が語った「ケーキの上のさくらんぼ」も伝えた43。
2026.9.21にHTTP 200・本文のヒュルツェラー記述・canonicalの一致・アンカーの存在を確認(#tp2) / 照合した保存版:PL_DAILY/out/PL_DAILY_20260914.html - THE TURNING POINT|マンチェスター・ユナイテッド 2–3 ブライトン、66分の2列目の入れ替え
03で逆転劇を図解し、66分の交代とヒュルツェラーの「チームの形は正しかった」を扱った。07 ONE MATCH と同じ試合41。
2026.9.21にHTTP 200・本文のヒュルツェラー記述・canonicalの一致・アンカーの存在を確認(#tp1) / 照合した保存版:PL_DAILY/out/PL_DAILY_20260917.html - THE TURNING POINT|ブライトン 3–0 アーセナル、エリア手前を明け渡した王者
03で、保持率40%のブライトンがどこから3点を取ったかを扱い、両監督がそろって「最初のスローイン」を挙げた点を示した42。
2026.9.21にHTTP 200・本文のヒュルツェラー記述・canonicalの一致・アンカーの存在を確認(#tp1) / 照合した保存版:PL_DAILY/out/PL_DAILY_20260920.html - THE TURNING POINT|サンダーランド 0–2 ブライトン、2列目のデ・カイパーが先制し、退場後は守備を固めた
03で、この日もデ・カイパーを左の2列目、ボスカーリを左サイドバックに置いた「左SBのウイング化」から先制点が生まれたことと、4分後の退場を受けて60分にCFのコストゥーラスを下げ、CBのダンクを入れたことを扱った。同じ号の09 MANAGER RATINGS では8.6を付けた。
2026.10.30にHTTP 200・本文のヒュルツェラー記述・canonicalの一致・アンカーの存在を確認(#tp2) / 照合した保存版:PL_DAILY/out/PL_DAILY_20261011.html - INJURY & SUSPENSION WATCH|三笘薫の離脱が続く
負傷ウォッチで、ヒュルツェラー監督の「今週末は無理。代表ウィークのころに戻れればと思うが、もう少し我慢が要る」を伝えた。
2026.10.30にHTTP 200・本文のヒュルツェラー記述・canonicalの一致・アンカーの存在を確認(#injury) / 照合した保存版:PL_DAILY/out/PL_DAILY_20261018.html - MANAGER RATINGS|ブライトン 5–0 クリスタル・パレス、ヒュルツェラー8.8
09で、この日の監督のうち最も高い8.8を付けた。デ・カイパーを左の2列目、ボスカーリを左サイドバックに置いて先発させ、9分30秒で3–0とし、71分に入れたヒンシェルウッドが5点目を決めた。同じ号の負傷ウォッチも、三笘の復帰見通しの談話を伝えた。
2026.10.30にHTTP 200・本文のヒュルツェラー記述・canonicalの一致・アンカーの存在を確認(#managers) / 照合した保存版:PL_DAILY/out/PL_DAILY_20261019_v5.html(公開版はコピー編集で語句を改めており、記述は公開版に合わせた) - JAPANESE PLAYERS|三笘薫、11月の代表ウィーク明けの復帰が目安
日本人選手の欄で、三笘の復帰の目安を11月の代表ウィーク明けとするヒュルツェラー監督の見通しを伝えた。同じ号の01は、シティとのカラバオ杯4回戦を扱った。
2026.10.30にHTTP 200・本文のヒュルツェラー記述・canonicalの一致・アンカーの存在を確認(#japan) / 照合した保存版:PL_DAILY/out/PL_DAILY_20261029_v5.html
本文中にヒュルツェラー監督の記述がある号のみ掲載した。9月の5件は2026年9月21日に、10月の4件は2026年10月30日に、HTTP 200、本文のヒュルツェラーの記述、canonicalタグの一致、アンカーの存在を確認し、保存版のヒュルツェラーに触れた段落が公開版にもあることを照合した。リバプール戦を扱った10月26日号は、ヒュルツェラーの記述が無いため載せていない(HERO の直近の指揮試合のリンク先には使った)。9月14日号、17日号、20日号は SOURCES の s43、s41、s42 として本文の脚注でも用いている。自紙を根拠にする箇所では、同じ事実を外部の試合データか外部資料で裏取りして併記した。自紙だけを根拠にしているのは、TNTスポーツの実況にあった3バックの記述(同じページの該当部分を、本稿の作成時に再確認できなかったため)に限る。
SOURCES 本文の肩数字から該当資料へ
確認日:2026年9月21日。クラブ公式・リーグ公式(CLUB OFFICIAL / LEAGUE OFFICIAL)、放送局・報道(PRESS)、戦術分析(ANALYST)、データ提供元(DATA / MATCH DATA)、サポーター媒体(SUPPORTER)、本紙(PL DAILY)を区分して記載。Wikipediaは経歴の骨格の入口としてのみ用い、就任日・契約・成績・布陣は一次資料または大会公式・試合データで確認した。
- CLUB OFFICIAL|Brighton & Hove AlbionHurzeler signs new long-term deal2026.5.7。新たな3年契約で2029年6月まで。トニー・ブルーム会長「明確なプレーのアイデンティティを築いた」「チームは resilience, intensity and control を示した」、ヒュルツェラー「forging an identity, developing the team, challenging the establishment」、ポール・バーバーCEOの声明を掲載。選手時代(バイエルンの下部組織、ホッフェンハイムと1860ミュンヘンに短期間)と、FCピピンスリートでの選手兼コーチ、ドイツU-18/U-20代表アシスタントの経歴も記載。同記事のピピンスリート在任年(2020年就任〜2023年)は、他の一次資料と合わないため採っていない。
- LEAGUE OFFICIAL|Premier LeagueBrighton appoint Hurzeler as head coach2024.6.15。就任発表、当初契約は2027年6月まで。就任時31歳110日で、プレミアリーグ史上最年少の正監督。1993年2月26日、米ヒューストン生まれ。父はスイス人、母はドイツ人で、2歳のときに一家でドイツへ戻った。守備的MFとしてバイエルンのセカンドチームに所属し、23歳でFCピピンスリートの選手兼監督として指導を始めた。ブルーム会長「我々が望むブライトンのプレーと一致するスタイルを持っている」。同記事は、2020年にザンクト・パウリのコーチとなり、ティモ・シュルツの後任としてドイツ2部で史上2番目に若い監督になったこと、就任から最初のリーグ10試合に全勝して降格の危機を脱し、2022/23を5位で終えたこと、在任中は55試合で8敗しかせず、3-4-3を好んだことも記す。
- LEAGUE OFFICIAL|Premier League・Matt FordHow Hurzeler can follow in the footsteps of De Zerbi2024.7.1。本人発言を複数収録。Kicker meets DAZN での「私がブライトンの、ロベルト・デ・ゼルビの、彼のサッカーのファンであることは秘密ではない」、「バイエルンでの時間が最も大きな痕跡を残した。ボールを持って勝つことを求められる。私のチームにはボールを持って解決策を見つけてほしい。それが私のDNAだ」、2018年SPOXでの「ガスペリーニは3バックで、中央のCBを中盤へ押し上げて組み立てを始める」、「私は根本的に保持型のサッカーの支持者だ。ただ重要な問いは、どうやってファイナルサードへ入るかだ」、「規律は私が取り組むべき点だ」。ザンクト・パウリの3-4-3でエリック・スミスが中盤へ上がりジャクソン・アーバインと2ボランチを組んだこと、15位・最下位と勝点1差での引き継ぎ、13年ぶりの1部昇格、クリスマスにスタッフへ『Atomic Habits』を贈ったこと、2023年12月にブライトン対トッテナムを現地で観戦し2日後にマンチェスター・シティの試合を見たこと、筆者によるシャビ・アロンソ、セバスティアン・ヘーネスとの並置。監督昇格を「2023年1月」と書くが、就任発表は2022年12月23日(出典5)。
- CLUB OFFICIAL|Brighton & Hove AlbionMen’s First-Team Coaches2026.9.21確認。ヒュルツェラーは2020年にザンクト・パウリへティモ・シュルツ監督の助監督として加わり、2022年12月に暫定、同月中に正式に監督へ。2016年にFCピピンスリートで初の監督職。助監督はヨナス・ショイアマン(Jonas Scheuermann)(2024年7月にアウクスブルクから)、ダニエル・ニーツコフスキ(2025年1月加入。ドイツサッカー連盟の指導者養成課程の元責任者で、教え子にヒュルツェラーがいた)、アンドリュー・クロフツ(Andrew Crofts)。監督紹介文の契約期間は2027年6月のままで、2026年5月の延長(出典1)が反映されていない。
- LEAGUE OFFICIAL(DE)|BundesligaFabian Hürzeler ist neuer Cheftrainer des FC St. Pauli2022.12.23(ドイツ)。それまでコーチだった29歳のヒュルツェラーが監督に就任。2020年8月からFCザンクト・パウリに在籍。アンドレアス・ボルネマン(Andreas Bornemann)SD「コーチおよび暫定監督として、課題に構造的に取り組み具体的な解決策を示した」「守備の安定と効果的な攻撃のバランス」。本人「結束と強度(Geschlossenheit und Intensität)で再び成功できると確信している」。
- CLUB OFFICIAL(DE)|FC St. PauliDer FC St. Pauli stellt Trainer Timo Schultz frei2022.12.6(ドイツ)。ティモ・シュルツ監督の解任声明。練習は当面コーチのヒュルツェラーが指揮。ボルネマンSDが挙げた問題は、アウェーでの弱さ、守備と攻撃のバランスの欠如、成長の停滞、ビハインドから試合をひっくり返す力の不足。2021年10月以降、2部リーグで逆転勝ちが無かった。
- PRESS|Sky SportsBrighton appoint Fabian Hurzeler, 31, breaking Premier League record for youngest head coach2024.6.16。3年契約。データ主導の分析で候補に浮上した経緯。ザンクト・パウリで2022年12月に監督になるまで、トップチームを率いた経験は無かった。Sky Germany のフロリアン・プレッテンベルク記者「少しユリアン・ナーゲルスマンに似ている。2人とも非常に現代的で、自信があり、勇敢だ。ヒュルツェラーは攻撃を好み、ボールを持ちたがる。守備的な監督ではない」。
- PRESS|Sky Sports・David RichardsonFabian Hurzeler: Brighton head coach on Europe, ambition and challenging the Premier League establishment2026.9.13。独占インタビュー。「我々のスタイルと強度を失わずに、成功し、物事を成し遂げられることを今示さなければならない」「プレミアリーグでは信頼性が要る。小さな試合で本当に良くなければならない」「ここに自分の未来を見ている。家族は離れないものだ」。前季は途中でリーグ13試合1勝の時期があった。今夏は11人が加入し、カルロス・バレバ、ヤン・パウル・ファン・ヘッケ、ダニー・ウェルベック、ジェームズ・ミルナーらが退団、平均年齢はリーグで4番目に若い。開幕3試合時点でビッグチャンス15とxG7.4はリーグ最多。タッチライン上での複数の出場停止処分にも言及。
- CLUB OFFICIAL|Brighton & Hove AlbionReaction: Fabian Hurzeler on special day and great win2026.9.19。アーセナル戦後の会見全文。「私にとっては結果より内容が大事だ。常に結果ではなく内容に集中しようとしている」「最初のタックル、最初のスローイン、最初のCKを取った」「保持で試合をコントロールすることと、守備の安定との良いバランスがあった」「基本において卓越し、強度のあるチームであり、互いを信頼する。常にそこへ戻る」「最も大事なのはクリーンシートだ。まず守る」「移動の多い厳しい1週間のあとで」。
- CLUB OFFICIAL|Brighton & Hove AlbionHurzeler: We’re not ‘goalscoring kings’, but we did show belief2026.9.16。マンチェスター・ユナイテッド戦後。「簡単な2点を与えたが、計画を貫いた。0-2になると『試合は終わった』と計画を捨てる方向へ行くこともできる。あるいは信じるかだ。仲間を、自分を、試合の計画を信じて、やり続ける」「構造は正しかった。良いパターンもあった。ただ序盤は硬く、技術的なミスが多かった」「最後は完全に試合をコントロールした」。ユナイテッドが本拠地で2点リードから敗れたのは50年ぶりとの記述。
- CLUB OFFICIAL|Brighton & Hove AlbionYasin Ayari highlights Albion’s press as key to Albion’s victory over Arsenal2026.9.21。ヤシン・アヤリ「強度が要る。こういう相手に勝ちたければ攻撃的でなければならない」「できるだけ高い位置で奪うやり方をしたい。そのためにはフィットしていなければならない。我々は毎日これを強調し、そうプレーできるよう厳しく練習している」。アーセナル戦のハイターンオーバーは12回。作成当日のクラブ公式ニュース一覧も本記事の取得時に確認し、男子トップチームの移籍・負傷・契約の新規発表が無いことを確かめた。
- CLUB OFFICIAL|Brighton & Hove AlbionThe Media Review: Champions Arsenal stunned on Albion’s 125 Anniversary2026.9.20。各紙のアーセナル戦評をクラブが引用。サンデー・タイムズのジョナサン・ノースクロフト「最も若い監督、ほぼ最も若いチーム。そして常に次のことに基づくスタイル。奪った直後の即時のカウンター、受けた直後の速いパス、次のスプリント、次のプレス」。サンデー・テレグラフのサム・ディーン(Sam Dean)「両監督の評価は同じだった。ブライトンは基本をアーセナルよりはるかに良くやった」「王者を破るのは3季連続」。引用は同記事に掲載された範囲に限った。
- CLUB OFFICIAL|Brighton & Hove AlbionReport: Albion 3 Arsenal 02026.9.19。45分の2点目は、フェルブルッヘンがチェマ・アンドレスへ投げたボールからコストゥーラスの前にスペースが開いた。57分の3点目はグロスの左CKにアンドレスが合わせた。観衆31,944はアメックスの最多。チェマ・アンドレスはリーグ初先発。
- CLUB OFFICIAL|Brighton & Hove AlbionSuccessful surgery for Mitoma2026.5.25。三笘薫がハムストリングの手術を受けたとの発表。ヒュルツェラー「処置は成功し、薫はリハビリの初期段階を始めている。負傷の時期が悪いことは理解しているが、薫は前向きで、今は来季の復帰に向けたリハビリに集中している」。
- CLUB OFFICIAL|Brighton & Hove AlbionDate confirmed for Carabao Cup tie2026.9.18。カラバオ杯4回戦はマンチェスター・シティと敵地で10月28日(水)19時30分開始。
- DATA|Premier League(公式API)Premier League standings — seasons 2024/25, 2025/26, 2026/272026.9.21取得。シーズンの値を2024・2025に替えて過去2季も取得した。ブライトンは2024-25が38試合16勝13分9敗・勝点61・66得点59失点・8位、2025-26が14勝11分13敗・勝点53・52得点46失点・8位、2026-27は第5節終了時点で3勝1分1敗・勝点10・16得点5失点・3位。得点・失点の順位は全20クラブの値を本紙が並べて算出(2024-25の得点66は多い順5位タイ、失点59は少ない順14位。2025-26の失点46は少ない順3位。2026-27の得点16は最多)。同じ値のクラブがあるときは並んだ中の最上位を記した。
- DATA|Premier League(公式API)Brighton & Hove Albion team stats — seasons 2023/24 to 2026/272026.9.21取得。シーズンの値を2023・2024・2025に替えて過去3季も取得した(2023-24はロベルト・デ・ゼルビ体制の最終季)。支配率、総パス、ロングパス(成功+不成功)、空中戦、xG、被シュート、クリア、クリーンシート、クロスとCK(成功+不成功)、ドリブル(成功+不成功)、逆転で得た勝点、リードから落とした勝点。合計で提供される値は本紙が試合数(38、38、38、5)で割った。
- DATA|Premier League(公式API)Kaoru Mitoma player stats — seasons 2024/25 and 2025/262026.9.21取得。2024-25は36試合(先発28)2,608分10得点4アシスト、2025-26は25試合(先発19)1,721分3得点1アシスト。2026-27は同APIにデータが無く(404)、リーグ出場0。
- DATA|Premier League(公式API)Maxim De Cuyper player stats — seasons 2025/26 and 2026/272026.9.21取得。2025-26は30試合(先発17)1,414分2得点3アシスト。2026-27は5試合すべて先発、425分1得点2アシスト、xG1.55。
- DATA|Premier League(公式API)Brighton & Hove Albion squad 2026/272026.9.21取得。登録ポジション・利き足・背番号・生年月日。マキシム・デ・カイパーは Defender・左利き・29番、オリビエ・ボスカーリは Defender・左利き・21番、マッツ・ウィファーは Midfielder・27番、三笘薫は Midfielder・7番(1997年5月20日生)。
- MATCH DATA|BBC SportTromsø 0-0 Brighton & Hove Albion, UEFA Conference League play-off first leg (2026.8.20)ブライトンは4-2-3-1。先発の2列目は右からゴメス、グロス、オスマン。交代は68分コストゥーラス←ゴメスとアマリオ・コジア・デュベリー(Amario Cozier-Duberry)←ヤルクエ、77分デ・カイパー←オスマン、78分ヒンシェルウッド←ルター、87分ヨハンナ←カディオール。コスティーニャはベンチ入りで出場なし。保持率68%、シュート25対5、敵PA内タッチ50対8、クロス41本。
- MATCH DATA|BBC SportBrighton & Hove Albion 4-0 Aston Villa, Premier League (2026.8.23)4-2-3-1。最終ラインは右からウィファー、ヴシュコヴィッチ、ダンク、ボスカーリ。2列目は右からゴメス、ヒンシェルウッド、デ・カイパー。1トップはルター。8分オウンゴール(リンデロフ)、18分デ・カイパー(左足・至近距離、アシストはルター)、30分と31分ヒンシェルウッド。40分ジョアン・ゴメス退場。交代は64分コスティーニャ←アヤリとコストゥーラス←ヒンシェルウッド、78分オスマン←デ・カイパーとヨハンナ←ウィファー、86分ヤルクエ←ゴメス(実況の replaces 行で確認)。保持率73.1%、xG3.67対0.31、敵PA内タッチ38対5、クロス23本。
- MATCH DATA|BBC SportBrighton & Hove Albion 4-0 Tromsø, UEFA Conference League play-off second leg (2026.8.27)BBCの表記は4-3-3で、前線は右からゴメス、コストゥーラス、デ・カイパー。22分コストゥーラス(アシストはデ・カイパー)、33分デ・カイパー、38分ウィファー、86分ボスカーリ。前半3-0。交代はハーフタイムにストライク←ダンクとコスティーニャ←ウィファー、66分オスマン←デ・カイパーとヨハンナ←ゴメス、81分ヤルクエ←オライリー。保持率78.1%。2戦合計4-0でリーグフェーズへ進出。
- MATCH DATA|BBC SportChelsea 4-3 Brighton & Hove Albion, Premier League (2026.8.30)4-2-3-1。最終ラインは右からウィファー、ヴシュコヴィッチ、ダンク、カディオール。ボスカーリはグロスと並ぶボランチ。2列目は右からゴメス、ヤルクエ、デ・カイパー。失点は4分(CKでウィファーがライン上で防いだ後、フェルブルッヘンが処理しきれずラビア)、14分ペドロ・ネト、32分ジョアン・ペドロ(速攻)、74分パーマー。得点は35分ヤルクエ、63分オウンゴール、90+6分グロス。交代は74分オスマン←ヤルクエ、80分コスティーニャ←ウィファーとプロミス・デイビッド←コストゥーラスの3枚。保持率74.1%、クロス31本、xG1.49対2.97。
- MATCH DATA|BBC SportBrighton & Hove Albion 1-1 Leeds United, Premier League (2026.9.5)4-2-3-1。最終ラインは右からカディオール、ヴシュコヴィッチ、ダンク、ボスカーリ。リーズは3-5-2。15分の失点はCKから、カルバート・ルーウィンのヘディングをフェルブルッヘンが弾き、田中碧の折り返しをジェイデン・ボーグル(Jayden Bogle)が押し込んだ。71分にデ・カイパーのCKからヴシュコヴィッチ。交代は77分プロミス・デイビッド←デ・カイパー、78分コスティーニャ←カディオール、90+3分ストライク←ボスカーリの3枚。BBCの記述「開始15分以内の失点は今季早くも3度目」「先制された試合でプレミアリーグに勝てていない期間がほぼ10か月」。保持率67.1%、クロス35本、エリア外シュート9本、リーズのセットプレーxG1.91。
- MATCH DATA|BBC SportCoventry City 0-5 Brighton & Hove Albion, Premier League (2026.9.13)4-2-3-1。先発はリーズ戦と同じ11人。35分コストゥーラス、51分ヤルクエ(アシストはデ・カイパー)、53分アウォニイ退場、70分グロスPK、83分ダンク、90+4分アヤリ。交代は65分チェマ・アンドレス←ヤルクエ、78分ストライク←ヴシュコヴィッチとオスマン←ボスカーリ、84分コスティーニャ←ゴメスとオライリー←コストゥーラス。保持率69.5%、エリア外シュート8本。
- MATCH DATA|BBC SportManchester United 2-3 Brighton & Hove Albion, League Cup third round (2026.9.16)BBCの表記は4-3-3。最終ラインは右からコスティーニャ、ヴシュコヴィッチ、ストライク、ハジャム、中盤はチェマ・アンドレス、ボスカーリ、グロス、前線は右からオライリー、コストゥーラス、ヤルクエ。GKはスティール。失点は8分レイシー、9分マウント。45+1分コストゥーラス(アシストはハジャム)、65分グロス(アシストはヴシュコヴィッチ)、69分デ・カイパー。交代は66分デ・カイパー←ヤルクエとゴメス←オライリー、74分アヤリ←ボスカーリとカディオール←ハジャム、82分ルター←コストゥーラス。保持率50.5%、シュート18対12、敵PA内タッチ40対17。観衆73,670。分の表記はBBC(Opta)による。ブライトン公式のマッチセンター(試合ID 2685169、2026.9.21確認)はマウントの得点を10分と表示する。
- MATCH DATA|BBC SportBrighton & Hove Albion 3-0 Arsenal, Premier League (2026.9.19)4-2-3-1。最終ラインは右からカディオール、ヴシュコヴィッチ、ストライク、ボスカーリ。ボランチはチェマ・アンドレスとグロス。2列目は右からゴメス、アヤリ、デ・カイパー。1トップはコストゥーラス。ダンクはメンバー外。31分グロス、45分コストゥーラス、57分チェマ・アンドレス。交代は76分コスティーニャ←カディオールとルター←コストゥーラス、85分ヤルクエ←アンドレス、86分オライリー←ゴメスとスボボダ←ストライク。保持率40.1%、xG1.30対1.58、シュート17対11、エリア外シュート7対1、ロングボール58対49、タックル19対13、空中戦19対16、クリア21対14。観衆31,944。
- MATCH DATA|Sporting Life(実況)Manchester United v Brighton & Hove Albion — commentary (2026.9.16)交代の組を replaces 行で確認。74分「Ferdi Kadioglu replaces Jaouen Hadjam because of an injury」(負傷交代)。45+1分のコストゥーラスの得点は「ハジャムのスルーパス、速攻から」、69分のデ・カイパーの得点は「エリア中央から右足で右上へ」。65分の得点は「ルカ・ヴシュコヴィッチの頭でのパス」と記述している。TNTスポーツ(出典47)は同じ場面を「ヴシュコヴィッチの長いパス」と書いており、媒体で割れる。
- MATCH DATA|Sporting Life(実況)Brighton & Hove Albion v Leeds United — commentary (2026.9.5)15分の失点は「following a corner」、71分のヴシュコヴィッチの得点は「デ・カイパーのクロス、CKから」。交代3組を replaces 行で確認。
- MATCH DATA|Sporting Life(実況)Brighton & Hove Albion v Arsenal — commentary (2026.9.19)86分「Michael Svoboda replaces Pascal Struijk because of an injury」(負傷交代)。45分のコストゥーラスの得点は「following a fast break」、57分のチェマ・アンドレスの得点は「グロスのクロス、CKから」。
- MATCH DATA|Sporting Life(実況)Coventry City v Brighton & Hove Albion — commentary (2026.9.13)交代5組を replaces 行で確認。53分アウォニイは乱暴な行為で退場。68分にコストゥーラスがPKを得て70分にグロスが決めた。
- MATCH DATA|Sporting Life(実況)Tromsø v Brighton & Hove Albion/Brighton & Hove Albion v Tromsø — commentary (2026.8.20, 8.27)第2戦の実況。交代5組を replaces 行で確認(45分の2枚、66分の2枚、81分)。第1戦の実況(https://www.sportinglife.com/football/live/242788/troms-vs-brighton-and-hove-albion/commentary)でも交代5組を確認した。いずれも負傷を理由とする交代の記述は無い。
- PRESS|Fantasy Football ScoutMitoma, Minteh, Rutter: Brighton injury latest for FPL Gameweek 42026.9.11。前日の会見の発言を引用符付きで掲載。デ・カイパーについて「彼はサイドバックとして来たし、全体としては非常に良いサイドバックにもなると思う。今はよりウイングとしてプレーしているが、ウイングとしても、創造性、左足、試合の理解、プレスの理解で我々を助けられる」。三笘薫について「代表ウィークの後になると見ている」。ヤルクエについて「非常に強度高くプレスでき、背後へ何度も走れる」。負傷者はウィファー(膝)、ヒンシェルウッド、ミンテ(脚)、ファーガソン(足首)、三笘(ハムストリング)、ステファノス・ツィマス(Stefanos Tzimas)(膝)。
- PRESS|Fantasy Football ScoutFPL notes: De Cuyper + Hinshelwood haul, Villa injury latest2026.8.23。デ・カイパーは左ウイングで「本来の位置の外」で起用され、シュート4本、チャンス創出3、ファイナルサードでのタッチ35回。ボスカーリは軽傷で欠場したカディオールの代わりに左SBに入った。ヒュルツェラー「我々はよく守った。非保持が本当に良かった。最初の数分は少し苦しんだが、徐々に試合のコントロールを取り戻した」。
- ANALYST|TheMastermindSite・Rhys DesmondFabian Hürzeler – Brighton – Tactical Analysis2026.9.19〜20。今季のブライトンを「press and possess」と呼び、リーグに残る数少ない例とする。保持ではグロスが2CBの左へ降りてボールを引き取り、ボスカーリを前へ押し出す。ダンクは1試合90本のパス。非保持は人を基準にしたプレスで、布陣の形にこだわらず最も近い相手を捕まえる。ファイナルサードでのボール奪取は1試合7.2回でリーグ最多。前季は一時17位まで落ちたと記述。数値は同サイトの記載による。
- ANALYST|Total Football Analysis(Substack)Brighton & Hove Albion Vs Aston Villa [4-0] Premier League 2026/2027: Fabian Hürzeler’s Asymmetric Attack – Tactical Analysis2026.8.26。公開されている冒頭部を確認。「ブライトンはサイドバックを1人、より広いスペースへ押し上げた」。最終ラインは右からウィファー、ヴシュコヴィッチ、ダンク、ボスカーリ、2列目はゴメス、ヒンシェルウッド、デ・カイパー。オープンプレーxG3.4は2021-22以降のブライトンのリーグ戦で最高。有料部分は未確認。
- SUPPORTER|WeAreBrightonAre Brighton fans right to theorise over a back three for 2026-27?2026.7.8。サポーター媒体。ヒュルツェラーは就任以来、毎夏3バックへの変更が噂されながら4-2-3-1で開幕してきた。ザンクト・パウリでは3-4-3で、中央のCBが中盤へ出て2-5-3のようになった。2024-25は4-2-3-1を貫き、スタンフォード・ブリッジでコール・パーマーに前半4得点を許した後に高い最終ラインをやめた。2025-26はアーセナル戦(カラバオ杯とリーグ)の2試合で3バックを試した。評価としてのみ用いた。
- SUPPORTER|WeAreBrightonBrighton FPL Gameweek 2: Defender De Cuyper offers massive returns2026.8.28。サポーター媒体。「ヒュルツェラーは、ベルギー人の左サイドバックを、左サイドで三笘薫の代わりを務める選手に決めた」。前季のデ・カイパーは先発17でビッグチャンス創出9。三笘とミンテは当面離脱との記述。
- PRESS|The GuardianBrighton’s Kaoru Mitoma punishes Manchester City as title bid falters again2026.1.7。三笘薫はエリアの端でスペースを与えられ、内へ切り込んで18ヤードから隅へ決めた。ヒュルツェラー「彼が試合を変えられること、ゲームチェンジャーになれることは皆が知っている。まだ100%ではないが、我々は彼を100%まで押し上げなければならない」。タッチライン上でのグアルディオラとの口論にも言及。
- PL DAILY|本紙 2026年9月17日号 03 THE TURNING POINTマンチェスター・ユナイテッド 2–3 ブライトン ─ 両ウイングバックで幅を作り、2列目交代の直後に逆転弾2026.9.17。同試合の布陣を、TNTスポーツの実況記述(ハジャムが左、コスティーニャが右のウイングバック)にもとづき3-4-2-1として図解した。BBCの自動集計は同じ11人を4-3-3と表記しており、ボスカーリの区分が最終ラインと中盤で割れる。同号の出典に挙げたTNTスポーツの実況ページを2026.9.21に再取得したところ、試合記事の部分は残っていたが、布陣を記述した実況の部分は表示されず、3バックの記述は本稿で再確認できていない。
- PL DAILY|本紙 2026年9月20日号 03 THE TURNING POINTブライトン 3–0 アーセナル ─ エリア手前を明け渡し、2発を浴びた2026.9.20。保持率40%、ロングボール58本、空中戦19対16、タックル19対13。得点者3人のxG合計0.64。両監督が独立に「最初のスローイン」を挙げた点を扱った。数値はBBC Sport(出典28)で裏取りしている。
- PL DAILY|本紙 2026年9月14日号コベントリー 0–5 ブライトン ─ 2失点目と退場が2分で重なった2026.9.14。ヒュルツェラー「完勝とは言わない。今日は素晴らしいGKがいた。コベントリーが決めなかったことに、ある程度の運もあった」、ダンクの35ヤード弾について「ケーキの上のさくらんぼ」。三笘薫、ウィファー、ヒンシェルウッド、ミンテ、ファーガソン、ツィマスの6人を欠いて4試合13得点はリーグ最多と記述。
- MATCH DATA|BBC SportBrighton & Hove Albion — Scores & Fixtures, October 20262026.9.21取得。10月10日サンダーランド(敵地)、15日カウノ・ジャルギリス(本拠地、カンファレンスリーグ)、18日クリスタル・パレス(本拠地)、22日ヤブロネツ(敵地、カンファレンスリーグ)、25日リバプール(敵地)、28日マンチェスター・シティ(敵地、カラバオ杯)、31日マンチェスター・シティ(敵地、リーグ)。
- COMPETITION OFFICIAL|UEFABrighton | Squad | UEFA Conference League 2026/272026.9.21取得。カンファレンスリーグのリーグフェーズの登録リスト。三笘薫の名前は無い(ヤンクバ・ミンテ、マッツ・ウィファー、ステファノス・ツィマスも無い)。9月1日に加入したチェマ・アンドレスは登録されている。
- LEAGUE OFFICIAL|Premier LeagueManager line-up complete for 2026/27 season2026.8.5。20クラブの監督の紹介。ヒュルツェラーの項は、23歳でFCピピンスリートの選手兼監督として指導を始めたこと、ザンクト・パウリで就任からリーグ10連勝して2022/23を5位で終え、2023/24は開幕から2部20試合無敗で優勝したこと、ブライトンでの2024/25は勝点61の8位(クラブのプレミアリーグ最多62点に1点届かず)、2025/26も8位でカンファレンスリーグの出場権を得て、クラブ史上2度目の欧州の大会になったことを記す。
- BROADCAST|TNT Sports・Charlie HaffendenManchester United 2-3 Brighton – Carabao Cup result as Pascal Gross inspires Seagulls to stunning comeback, rubbing salt in Michael Carrick’s wounds2026.9.16。試合記事。45+1分のコストゥーラスの得点は「デビュー戦のジャウエン・ハジャムからの一気の縦パス」から。ブライトンは、オールド・トラフォードで2点差を覆してユナイテッドに勝った50年ぶりのチームになったと記述。65分のグロスの得点は「ヴシュコヴィッチの長いパス」から、デ・カイパーの決勝点は「70分」と、分と経過の表記がBBC(Opta)と異なる。
- CLUB OFFICIAL|Brighton & Hove Albion・Bruce TalbotReport: Sunderland 0 Albion 22026.10.10。アーセナル戦と同じ先発11人。52分(Optaの記録は53分)、グロスのパスに左を駆け上がったデ・カイパーが合わせて先制。その5分後にストライクがVARの確認のうえ退場(記事の冒頭は「62分」と書く)。60分にダンクを入れて守り、追加タイムに途中出場のハジャムが2点目。出場記録は68分の2人を「Boscagli (Yalcouye 68)」「De Cuyper (Costinha 68)」と書き、組がOptaの記録と逆。
- MATCH DATA|ゲキサカ(データ提供 Opta)サンダーランドvsブライトン 試合記録2026.10.11(日本時間)。得点は53分デ・カイパー、90+3分ハジャム。57分にストライクが退場。交代は60分ダンク←コストゥーラス、68分コスティーニャ←ボスカーリとヤルクエ←デ・カイパー、88分ハジャム←ゴメスとルター←アヤリ。先発のGK/DF/MF/FWの区分は試合の配置で、DFはストライク、ボスカーリ、カディオール、ヴシュコヴィッチの4人、MFはデ・カイパーを含む5人、FWはコストゥーラス。
- CLUB OFFICIAL|Brighton & Hove AlbionStruijk suspension overturned2026.10.14。サンダーランド戦の退場について、独立の規律委員会が不当な退場とのクラブの訴えを認め、1試合の出場停止を取り消した。
- CLUB OFFICIAL|Brighton & Hove Albion・Charlie HansonReport: Albion 4 Kauno Zalgiris 02026.10.15。カンファレンスリーグのリーグフェーズ第1節(本拠地)。サンダーランド戦から先発を8人替えた。前半の終わりにルターとヒンシェルウッド、53分にルターが決め、4点目はオライリー。出場記録の交代は、46分にヴシュコヴィッチ←ダンクとデ・カイパー←ボスカーリ、57分にアヤリ←グロスとプロミス・デイビッド←ヒンシェルウッド、67分に1人。コストゥーラスとゴメスは控えで出場なし。
- CLUB OFFICIAL|Brighton & Hove Albion・Bruce TalbotHurzeler: Being nice won’t win us games2026.10.15。カウノ・ジャルギリス戦の前の会見。17日間で6試合の日程で「エネルギーを管理するので、先発は必ず替える」。本拠地を相手が嫌がる場所にしたいとし、「With nice, you win nothing」「We have to keep building this together with our fans and not be the nice football club anymore」と話した。
- CLUB OFFICIAL|Brighton & Hove AlbionPalace team news: Update on Minteh, Mitoma, Struijk and Wieffer2026.10.18掲載。パレス戦の前の会見の談話。三笘について「For Kaoru Mitoma, I hope he’s back for the international break, but we have to be more patient」。
- MATCH DATA|ゲキサカ(データ提供 Opta)[プレミアリーグ] 第7節 ブライトンvsクリスタル・パレス 試合詳細2026.10.18。得点は4分オウンゴール、7分ゴメス、10分アヤリ、49分コストゥーラス、84分ヒンシェルウッド。交代は71分ヒンシェルウッド←グロスとルター←コストゥーラス、81分ハジャム←ボスカーリとヤルクエ←アヤリ、90分スボボダ←ダンク。ゴメスは90分出場。先発の区分は、DFがボスカーリ、ダンク、ヴシュコヴィッチ、カディオールの4人、MFがデ・カイパーを含む5人、FWがコストゥーラス。観衆31,440人。
- CLUB OFFICIAL|Brighton & Hove Albion・Bruce TalbotChema matures quickly to become a key player for Hurzeler2026.10.21。チェマ・アンドレスはユナイテッド戦で初先発し、その後もアーセナル戦、サンダーランド戦、パレス戦で先発した。ヒュルツェラー「I see in him a natural leader and a competitor, although he’s very young」。
- CLUB OFFICIAL|Brighton & Hove Albion・Bruce TalbotReport: FK Jablonek 0 Albion 02026.10.22。カンファレンスリーグのリーグフェーズ第2節(敵地)。ヒュルツェラーの指揮100試合目。支配率79%、シュート23本(枠内5本)。出場記録の交代は、68分に4人(ヴシュコヴィッチ←ボスカーリ、プロミス・デイビッド←ヒンシェルウッド、アヤリ←グロス、チェマ・アンドレス←オライリー)と、86分にカディオール←ハジャム。コストゥーラスは控えで出場なし。
- CLUB OFFICIAL|Brighton & Hove Albion・Bruce TalbotFabian Hurzeler: ‘We weren’t at our highest level’2026.10.22。パレス戦から先発を8人替えた。ヒュルツェラー「If you play 0-0 then you didn’t create enough」。相手がそれまでの試合と違って5バックで深く守ったと説明した。
- CLUB OFFICIAL|Brighton & Hove Albion・Charlie HansonLiverpool 2 Albion 0: First-half goals condemn Albion to defeat2026.10.25。カディオールは開始直後に背中を痛めて退いた。ヒュルツェラーは警告を受けていたボスカーリをハーフタイムにヒンシェルウッドへ替えた。チェマ・アンドレスは後半開始の10分後に足を引きずって退いた。出場記録の交代は、コスティーニャ(6分)、ヒンシェルウッド(46分)、ヤルクエ(54分)、ルター(75分)の4人。
- MATCH DATA|ゲキサカ(データ提供 Opta)リバプールvsブライトン 試合記録2026.10.26(日本時間)。失点は17分(オウンゴール)と21分。警告はボスカーリ(45+3分)とコスティーニャ(73分)。交代は6分コスティーニャ←カディオール、46分ヒンシェルウッド←ボスカーリ、54分ヤルクエ←チェマ・アンドレス、75分ルター←アヤリ。先発の区分は、DFがダンク、ボスカーリ、カディオール、ヴシュコヴィッチの4人、MFがデ・カイパーを含む5人、FWがコストゥーラス。観衆60,404人。
- CLUB OFFICIAL|Brighton & Hove Albion・Bruce TalbotReaction: Fabian Hurzeler on Anfield frustration2026.10.25。ヒュルツェラー「It was a missed opportunity」「I think we lost a little of our structure after being 1-0 down. We wanted to come back as quickly as possible」。
- CLUB OFFICIAL|Brighton & Hove Albion・Bruce TalbotTeam news: Minteh and Wieffer in contention to return against Manchester City2026.10.28。カディオールとチェマ・アンドレスはリバプール戦で股関節を痛め、状態を見て判断する。負傷で離れていたミンテとウィファーが復帰の候補。
- CLUB OFFICIAL|Brighton & Hove Albion・Charlie HansonCity 2 Albion 2 (4-3 on penalties): Albion exit Carabao Cup despite terrific display2026.10.28。カラバオ杯4回戦(敵地)。30分ヤルクエ、47分ルターの得点で2度リードし、40分と72分に追いつかれた。PK戦は3–4。出場記録の交代は、76分にミンテ←ゴメスとデ・カイパー←ヒンシェルウッド、81分にウィファー←ヤルクエとオライリー←ルター、85分にダンク←スボボダ。先発は、リバプール戦の先発から7人が替わった。
- PRESS|ゲキサカ(ゲキサカ編集部)負傷離脱続くMF三笘薫、ブライトン指揮官が復帰時期に言及「代表ウィーク前に復帰できるとは思っていないが…」2026.10.28(日本時間8時37分)。地元紙 Sussex World の報道として、ヒュルツェラーが三笘について「もう少し辛抱強く待つ必要がある。代表ウィーク前に復帰できるとは思っていないが、代表ウィーク明けには必ず復帰するだろう」と語ったと伝える。今季の出場は無し。代表ウィーク明けのブライトンの初戦は11月22日のハル・シティ戦(敵地)。原文の Sussex World の記事は、本ページでは取得していない。
- CLUB OFFICIAL|Brighton & Hove Albion・Bruce TalbotTeam news: Chema, Kostoulas and Kadioglu could return against City2026.10.30。次戦は10月31日(土)、敵地でのマンチェスター・シティ戦(リーグ)で、15時開始。カディオール、チェマ・アンドレス、コストゥーラスはカラバオ杯のシティ戦を欠場した(コストゥーラスは休養)。ブライトンの23得点は今季のリーグ最多。
- MATCH DATA|ゲキサカブライトン(26-27シーズン公式戦日程)2026.10.30閲覧。8月23日のアストン・ヴィラ戦以降の公式戦の結果と日程(時刻は日本時間)。10月はサンダーランド(A)2–0、カウノ・ジャルギリス(H)4–0、クリスタル・パレス(H)5–0、ヤブロネツ(A)0–0、リバプール(A)0–2、マンチェスター・シティ(A、カラバオ杯)2–2(PK3–4)。次戦は10月31日24時(日本時間)のマンチェスター・シティ戦(A)。カンファレンスリーグのプレーオフ(トロムソ戦)は載っていない。