MATCHDAY REPORT ─ PREMIER LEAGUE, EFL & CHAMPIONS LEAGUE
PREMIER LEAGUE DAILY
MATCHDAY FULL
4部のフリートウッドがPK戦で王者アーセナルを破り、クラブ史上初の8強 16歳ダウマンは退場で3試合停止。三笘薫の復帰は11月の代表ウィーク明けの見通し
26–27 Oct (Mon–Tue) 対象2試合 (EFL杯 2:詳報1・一覧1)。PL・2部・CL・FA杯はこの期間に開催なし
THE STORY OF THE DAY
EFLカップ(カラバオカップ)4回戦の27日(火)、リーグ2(4部)で18位のフリートウッド・タウンが、本拠地ハイバリー・スタジアムに昨季のプレミアリーグ王者アーセナルを迎え、1–1で90分を終えた。延長戦は行わずに入ったPK戦を5–3で制し、フリートウッドはクラブ史上初めて準々決勝へ進んだ1 , 2 , 3 。インディペンデントのジェイミー・ブレイドウッド記者は、カラバオカップ史上最大の番狂わせではないかと書いた4 。
ミケル・アルテタ監督は、土曜のエバートン戦(2–0)から先発を9人替え、16歳のマックス・ダウマン、17歳のマーリー・サーモン、トップチームの公式戦に初めて出る18歳のシーダッチ・オニールを並べた1 , 5 。21分、マーク・ヘルムが前へ浮かせた球にアーロン・ルパロビが抜け出し、サーモンを振り切って、GKイラン・メリエの股の下を通した1 , 6 。ハーフタイムにマルティン・ウーデゴールとベン・ホワイトが入ると流れが変わり、50分、左から切れ込んだオニールの低いクロスを、ヴィクトル・ヨケレスが倒れ込みながら押し込んだ。ヨケレスの今季初得点だった1 , 3 。
アーセナルはその後も押し込んだが、GKジェイ・リンチがカイ・ハフェルツの至近距離のシュートを止め、追加タイムにはホワイトとウーデゴールのシュートも防いだ。85分には、ハリソン・ニールに後ろから倒されたダウマンが足を出し、一発退場となった1 , 7 。PK戦は先攻のフリートウッドが5人全員決め、アーセナルは4人目のブルーノ・ギマランイスがリンチに止められた。最後は10代のDFコナー・ホーヒーが決め、観客がピッチになだれ込んだ1 , 2 。
アルテタ監督は「選手の姿勢には何の不満も無い」と話す一方で、「あれだけ球を持ち、好機もシュートもあった。PK戦より大きな差をつけたいなら、それを生かさなければならない」と語った4 , 8 。フリートウッドのマット・ローラー監督は「国内最高のチームを上回れると思うほど、うぬぼれてはいない。運を味方に、スペースと選択肢を消す必要があった」と話した4 。アーセナルは11月1日(日)、敵地でリバプールと戦う9 。
English
In the fourth round of the EFL Cup (Carabao Cup) on Tuesday the 27th, Fleetwood Town, 18th in League Two (the fourth tier), hosted last season’s Premier League champions Arsenal at Highbury Stadium. The game finished 1-1 after 90 minutes. There was no extra time, and Fleetwood won the penalty shootout 5-3 to reach the quarter-finals for the first time in the club’s history. Jamie Braidwood of the Independent asked whether it was the biggest shock in the history of the Carabao Cup.
Mikel Arteta made nine changes from Saturday’s 2-0 win over Everton. He started 16-year-old Max Dowman, 17-year-old Marli Salmon and 18-year-old Ceadach O’Neill, who was making his first competitive appearance for the first team. After 21 minutes, Mark Helm lifted the ball forward, Aaron Loupalo-Bi ran through, held off Salmon and put the ball through the legs of goalkeeper Illan Meslier. Martin Ødegaard and Ben White came on at half-time and the game changed. After 50 minutes, O’Neill cut in from the left and sent a low cross, and Viktor Gyökeres forced it in as he fell. It was his first goal of the season.
Arsenal kept pushing, but goalkeeper Jay Lynch saved a close-range shot from Kai Havertz, and in stoppage time he also stopped shots from White and Ødegaard. After 85 minutes, Dowman was brought down from behind by Harrison Neal, kicked out and was shown a straight red card. In the shootout, Fleetwood went first and all five of their players scored. Arsenal’s fourth taker, Bruno Guimarães, was saved by Lynch. Teenage defender Conor Haughey scored the winning penalty, and fans ran onto the pitch.
Arteta said he “cannot fault at all the attitude of the players”, but added: “We had so much of the ball, so many chances, so many shots. If you want the margins to be bigger than going to penalties, you need to capitalise on that.” Fleetwood manager Matt Lawlor said: “We’re not egotistical enough to think we’re going to play the best team in the country and outplay them. We had to ride our luck, deny space and deny options.” Arsenal play away at Liverpool on Sunday 1 November.
ヒント
LOOKS ENORMOUS は「ものすごく大きく見える」。FROM HERE は「ここから見ると」で、見る場所にも注目です。
ヒント
HAS OTHER IDEAS は「別の考えがある」。期待どおりに進まないときにも使える表現で、ここではスコア板が意見を持っています。
ヒント
FIVE GOOD REASONS は「5つの十分な理由」。カードのチェックと、成功したPKの本数を数えてみよう。
ヒント
STILL WORKS PERFECTLY は「今も完璧に働く」。最初と最後で、虫眼鏡が誰を大きくしているか見比べてみよう。
THE MORNING 5
01 16歳のダウマンは3試合の出場停止。1日のリバプール戦を欠く 暴力行為による退場で、停止はリーグ戦にも持ち越され、7日のハル戦と21日のニューカッスル戦にも出られない。チャンピオンズリーグは別で、4日のスラビア・プラハ戦には出られる。今月はイングランドのU19代表でも退場していた8 , 9 。
02 ブラッドフォードがピーターバラ・ユナイテッドに2–0。8強に下部リーグの2クラブ リーグ1同士の一戦を制した。準々決勝の抽選は28日(水)のリバプール対チェルシーの後に行われ、準々決勝は12月14日の週に組まれる4 , 10 , 11 。
03 ハリー・ケインがバロンドールを初受賞。イングランド人の受賞は2001年以来 26日にロンドンで授賞式があった。ゲキサカによれば、イングランド人の受賞は2001年のマイケル・オーウェン以来。ケインは2025–26シーズンにクラブと代表で73点を挙げ、最多得点者のゲルト・ミュラー・トロフィーも受けた。アーセナルのブカヨ・サカは、社会貢献をたたえるソクラテス・アワードを受けた12 , 13 。
04 マンチェスター・ユナイテッドはキャリック監督を続投させる。31日のチェルシー戦も指揮 26日にジェイソン・ウィルコックス、オマル・ベラダの両幹部が今後を話し合い、27日の練習はキャリック監督が率いた。インディペンデントは、後任の候補にエディ・ハウ、ユリアン・ナーゲルスマンの両氏を挙げる14 , 15 , 16 。
05 三笘薫 の復帰は、11月の代表ウィーク明けの見通しゲキサカは地元紙の報道として、ファビアン・ヒュルツェラー監督の「代表ウィーク前に戻れるとは思っていないが、明けには必ず戻るだろう」という談話を伝えた。代表ウィーク明けのブライトンの初戦は、22日の敵地のハル戦17 。
01 RESULTS & HIGHLIGHTS 試合結果とハイライト
英国時間27日(火)、EFLカップ4回戦(16強)の2試合が行われた。リーグ2のフリートウッド・タウンがPK戦でアーセナルを破り、リーグ1同士の対戦ではブラッドフォード・シティがピーターバラ・ユナイテッドに勝った。26日(月)は、本報の5大会に試合が無かった。アーセナルの登録20人に日本人選手はいなかった1 , 4 , 5 , 10 。
EFL CUP ─ 4回戦
EFL杯 10/28 ─ ハイバリー・スタジアム
前半 1-0。PK戦 5–3でフリートウッドが勝ち上がり(延長戦なし)。PK戦は先攻のフリートウッドが5人全員成功し、アーセナルはウーデゴール、ハフェルツ、ヨケレスが決めて、4人目のギマランイスがリンチに止められた。アーセナルの交代は46分にサーモン→ウーデゴール、ユリエン・ティンバー→ホワイト、66分にオニール→エベレチ・エゼ、82分にマイルズ・ルイス・スケリー→エズリ・コンサ、マルティン・スビメンディ→ギマランイス。退場はアーセナルのダウマン(85分。分はインディペンデントによる。サッカーキングは84分、ゲキサカは後半41分と書く)。開始直後、上空の無許可のドローンで約8分中断した。開始時刻は本号の出典で確かめていない2 , 3 , 6 , 7 , 18 , 19 , 20 。
9人を替えたアーセナルは前半、攻撃の流れを欠き、人数をかけて体を投げ出すフリートウッドの守りに、はっきりした好機を作れなかった。21分、ヘルムの前への浮き球に抜け出したルパロビが、サーモンを振り切って先制した。ハーフタイムに入ったウーデゴールとホワイトで勢いを取り戻し、50分にオニールのクロスからヨケレスが追いついたが、その後の好機はリンチに止められ、85分の退場で10人になった1 , 6 。
OTHER RESULTS ─ その他の4回戦結果
ホーム 結果 アウェイ MATCH NOTE
ブラッドフォード・シティ 2–0 ピーターバラ・ユナイテッド リーグ1同士。フリートウッドと並ぶ下部の8強
英国時間26日(月)と27日(火)に本報の5大会で行われたのは、EFLカップ4回戦の2試合だった。プレミアリーグのクラブが出たフリートウッド対アーセナルを詳報し、ブラッドフォード対ピーターバラ・ユナイテッドを一覧に載せた。4回戦の8試合のうち、残る5試合は28日(水)、エバートン対ニューカッスルは29日(木)に行われる4 , 10 。プレミアリーグは第8節が25日に終わり(本紙10月26日号)、アーセナルの次の試合は11月1日の敵地のリバプール戦となる。チャンピオンシップは24日の第12節(本紙10月25日号)の後、26〜27日に試合が無かった。チャンピオンズリーグのリーグフェーズ第4節は11月3〜4日、FAカップ本大会の1回戦は11月7〜8日の週末に行われる9 , 15 , 21 。
03 THE TURNING POINT 勝敗を分けた一手
ハイバリー・スタジアムでは、アーセナルがハーフタイムに2人を交代させ、5分足らずで追いついた。ただ、その後も好機を作りながら、GKリンチを破れずに勝ち越しを逃した。
SUB
46〜50分
アルテタ監督は土曜のエバートン戦から先発を9人替えた。スタンダードのイアン・パーカー記者によれば、前半のアーセナルは攻撃の流れを欠き、人数をかけて体を投げ出すフリートウッドの守りに、はっきりした好機をほとんど作れなかった。21分、ヘルムの浮き球に抜け出したルパロビがサーモンを振り切り、アーセナルは先制を許した1 。アルテタ監督はハーフタイムに、サーモンとユリエン・ティンバーを下げてウーデゴールとホワイトを入れた6 。パーカー記者は、この交代で後半のアーセナルは見違えるように良くなったと書く。50分、左から内へ切れ込んだオニールがファーへ低いクロスを送り、フィンリー・ポッターと競り合って倒れたヨケレスが、それでもリンチの先へ流し込んだ。交代から5分足らずでの同点だった1 。サッカーキングは、起点をホワイトからの左の大外への大きな展開と書く18 。映像では、中央からの地上のパスを右で受けたホワイトが、相手陣内のセンターサークルの右外まで運び、左の大外へ浮き球を送っていた。
同点後もアーセナルの攻勢は続いた。ハフェルツが至近距離からのシュートをリンチに止められ、ルイス・スケリーとハフェルツは枠を外した。後半の追加タイムには、エゼのクロスに直接合わせたホワイトと、ウーデゴールのシュートもリンチが防いだ1 , 3 。アルテタ監督も「あれだけ球を持ち、好機もシュートもあった」と話した8 。
アーセナルが勝ち越せなかった背景には、好機を決め切れなかったことと終盤の退場がある。スタンダードのマット・ヴェリ記者は、ハフェルツとヨケレスを同時に使うために中盤に入ったハフェルツが、3度の大きな好機を外したと書く。85分にはダウマンが退場し、アーセナルは最後の5分と追加タイム、PK戦を10人で戦った7 , 22 , 23 。
TACTICAL BOARD ─ 戦術Q&Aテーマ:交代
フリートウッド・タウン 1–1 アーセナル / フリートウッドが1–0でリードしていた50分(同点ゴール)
Q. 人数をかけて体を投げ出す4部の守りに0–1。 ハーフタイムの2枚替えの後、アーセナルはどう追いついた?
A. アルテタ監督はハーフタイムに、サーモンとユリエン・ティンバーを下げてウーデゴールとホワイトを入れた6 。スタンダードによれば、50分、左から内へ切れ込んだオニールがファーへ低いクロスを送り、フィンリー・ポッターと競り合って倒れたヨケレスが押し込んだ1 。サッカーキングは、起点をホワイトからの左の大外への大きな展開と書く18 。映像でも、右で運んだホワイトが左の大外へ浮き球を送っていた。
前提 ハーフタイム、アルテタ監督は何を替えたか
46′2枚替え
サーモンに代えてウーデゴール、ユリエン・ティンバーに代えてホワイト。2人が入った位置は出典に記述が無く、未確認6
前半の21分、ヘルムの前への浮き球に抜け出したルパロビが、サーモンを振り切って先制した1 。
得たもの ─ 後半の勢い
スタンダードによれば、後半のアーセナルは見違えるように良くなり、5分足らずで追いついた1 。
危険にさらしたもの ─ 速攻への備え
前へ人をかけた後、フリートウッドはときおり速攻に出た。同紙のヴェリ記者は、クリスティアン・モスケラが戻って対応した場面に触れる6 。
3場面 50分の同点ゴールを一手ずつ追う
1 右から左の大外へ50′ 仕掛け ─ 右で運び、左へ
サッカーキングによれば、オニールはホワイトからの左への大きな展開を、左の大外で受けた18 。映像では、中央からの地上のパスを右で受けたホワイトが、相手陣内のセンターサークルの右外まで運び、左の大外へ浮き球を送った。オニールはエリアの左角より手前の、左タッチライン寄りで受けた。
2 外を運び、角から中へ50′ 相手の対応 ─ 2人の寄せ
1
ドリブル
53
オニール
26
27
2
14
ヨケレス
5
ポッター
1
リンチ
ゲキサカは、オニールが左で受けてドリブルで抜け、エリアの左へ入って右足でクロスを上げたと書く3 。映像では、オニールは外側を前へ運び、エリアの左角の付近で、前と内側から寄せる26番と27番を前に内へ持ち直して、エリアに入って間もない左から送った。このとき、ゴール前のファー寄りではヨケレスとポッターが体を接し、リンチはニア寄りに構えていた。
3 倒れながら押し込む50′ 結果 ─ ゴール前を拡大
1
右足で触る
14
ヨケレス
倒れながら左足
2
5
ポッター
1
リンチ
スタンダードによれば、オニールのクロスはファーへ流れ、フィンリー・ポッターと競り合って倒れたヨケレスが、それでもリンチの先へ流し込んだ1 。映像では、ヨケレスはゴールエリアの前縁付近でポッターと体を接したまま右足を上げて球に触れ、落ちて弾んだ球に倒れ込みながら左足を合わせた。リンチはその間にニア寄りから中央へ移り、前へ出ていた。2度の接触の間にもう一度触れたかは確かめていない。
ボールの経路(模式)
選手の移動(模式)
1 プレーの順序
白い点=映像で確認した位置関係
白=アーセナル(上へ攻撃)/色付き=フリートウッド
検討 フリートウッドにはどんな手があったか
実際に記述された動き ─ フリートウッドは人数をかけてゴール前を固め、体を投げ出してシュートをはね返した。ローラー監督は試合後、「スペースと選択肢を消す」必要があったと話した。50分の場面では、ファーでフィンリー・ポッターがヨケレスと競り合ったが、押し込まれた1 , 4 。映像では、エリアの左角の付近でオニールに2人が前と内側から寄せたが、内へ持ち直されてクロスを上げられた。
そこから検討する対応策 ─ 以下は本紙の仮説である。映像で確かめたのは50分の場面の位置関係だけで、フリートウッドの守備者全員の配置は確かめていない。
対応案 狙い 代償・検討点
A 角で内側を切る エリアの左角で寄せる2人のうち1人が内側を切り、オニールを外へ押し出して、エリアの中から蹴らせない。 外へ押し出しても縦に抜ければ、ゴールライン際からの折り返しを許す。2人を割くぶん、ゴール前の人数も減る。
B ファーにもう1人を残す ファーで競るポッターの外側にもう1人を置き、落ちて弾んだ球に2人で備える。 前線のルパロビへつなぐ人数が減り、21分のような縦1本の反撃を出しにくくなる。
比較 その一度だけか ─ 前半の先制点と、同点の後の好機
21分 フリートウッドは、ヘルムの前への浮き球1本でルパロビを走らせた。ルパロビはサーモンを振り切り、メリエの股の下を通した1 , 6 。
後半 追いついた後、ハフェルツの至近距離のシュートはリンチに止められ、ルイス・スケリーとハフェルツは枠を外した1 。
90+分 エゼのクロスにホワイトが直接合わせ、続くウーデゴールのシュートもリンチが止めた1 , 3 。
未確認 同点の後の好機が、同じ左の大外を起点にしていたか(記述が無い)。
次に見る点 ─ アーセナルは、ダウマンとサカを欠く右と、オニールが崩した左のどちらから、リバプールの守りを開けにいくか(11月1日、敵地のリバプール戦)。
図の読み方。白地に色の縁の円がアーセナル、塗りの円がフリートウッドで、円の中の数字は映像で読み取った背番号。名前は、ゲキサカの試合記録の背番号(ホワイト4、ヨケレス14)、映像で読めた背中の名前(ヨケレス、ポッター)、記事の記述(クロスを上げたオニール、GKのリンチ)で引き当てた24 。フリートウッドの26番と27番は名前を確かめていない。位置は試合映像(編集部確認、2026年10月28日)で動きと位置関係を確かめたもの(マーカー右上の白い点)で、図はそれにもとづく模式。特定の瞬間の座標ではない。受けた位置のゴールからの距離、各線からの距離、GKが前へ出た距離は確かめていない。記録された位置(ショットマップ等)は本号では使っていない。ほかの選手は描いていない。ホワイトの持ち出しとオニールの運びは、ドリブルとして白い実線で描いた。同点ゴールの時刻はスタンダード、ゲキサカ、サッカーキングで50分と一致する1 , 3 , 18 。
04 PLAYER REPORTS 選手ミニレポート
フリートウッド対アーセナルから、GOODとPOORを2人ずつ選んだ。アーセナルの選手については、スタンダードのマット・ヴェリ記者の採点記事を参考にした。
フリートウッド・タウン 1–1 アーセナル (→ 結果)
GOOD
ジェイ・リンチ
フリートウッド・タウン / GK / フル出場
インディペンデントによれば、この試合のマン・オブ・ザ・マッチ。後半にハフェルツの至近距離のシュートを止め、追加タイムにはホワイトとウーデゴールの2本を続けて防いだ。PK戦では、4人目のギマランイスのキックを止めた1 , 3 , 4 。
PK戦で1本を阻止。試合後は「守備に指示を出し続けて声が出なくなった」と話した(スカイスポーツ、インディペンデント)4 。
アーロン・ルパロビ
フリートウッド・タウン / FW / 先発
21分、ヘルムが前へ浮かせた球に抜け出し、17歳のサーモンを振り切って、メリエの股の下を通した。サッカーキングによれば、最前線で球を収め、サーモンを背負った状態から前を向いて振り切り、左足で決めた1 , 18 。
1得点。スタンダードによれば、フラムからの期限付き移籍の選手1 。
POOR
カイ・ハフェルツ
アーセナル / MF / フル出場
ヨケレスと並べるために中盤で先発した。ヴェリ記者は、前半のアーセナルのいちばんの好機を頭で外し、ウーデゴールの浮かせたパスにも決め切れなかったと書き、10点満点で1点をつけた。後半には至近距離のシュートをリンチに止められた1 , 6 , 22 。
大きな好機3度を外した(スタンダード)。PK戦では2人目で決めた2 , 22 。
イラン・メリエ
アーセナル / GK / フル出場
スタンダードによれば、アーセナルでの公式戦初出場だった。21分、抜け出したルパロビに対して前へ出るか迷い、股の下を通された。ヴェリ記者は、PK戦でも相手のキックを止められそうには見えなかったと書く1 , 2 , 6 。
失点1。PK戦は5本すべて決められた2 。
05 STAT OF THE DAY 今日のデータ1選
スタンダードによれば、フリートウッドはこの大会で4つの相手を退け、許した失点は1だった2 。
1
フリートウッドがカラバオカップの4試合で許した失点。アーセナル戦を含む
出所: スタンダード(タシャン・デニラン=アレイン記者、マット・ヴェリ記者)
ゲキサカによれば、3回戦では2部のシェフィールド・ユナイテッドに、オウンゴールで奪った1点を守り切って1–0で勝っている3 。この日も、9人を替えたとはいえ昨季の王者に押し込まれながら、許したのはヨケレスの1点だけだった。リーグ2では18位で、インディペンデントによれば、この試合の前の時点で、9月のシェフィールド・ユナイテッド戦の後のリーグ戦7試合で5敗している。ローラー監督の言う「スペースと選択肢を消す」守りが、カップ戦で格上を相手に2度続けて結果につながった4 , 25 , 26 。
06 TACTICAL TREND 今日の戦術トレンド
フリートウッドがこの大会で格上と対戦した3回戦と4回戦を比較する。例はこの2試合に限られ、ほかのチームへ一般化しない1 , 3 。
TODAY'S TREND
4部フリートウッドが2試合で見せた、先制とゴール前の守備
フリートウッドは人数をかけてゴール前を固め、体を投げ出してシュートをはね返した。スタンダードによれば、アーセナルは前半、ダウマンが外へそらした場面までゴールをはっきり狙えず、その1分後に先制を許した。ローラー監督は「スペースと選択肢を消す」必要があったと話した1 , 4 。
TACTICAL KEY
場面 何が起きたか
前半の守り 人数をかけ、体を投げ出して好機を消す
21分 前への浮き球1本でルパロビが抜け出して先制
50分 左の大外から崩され、追いつかれる
PK戦 5人全員が決め、リンチが1本を止める
先に点を取れば、相手は前へ出るしかなくなる。スタンダードによれば、9人を替えたアーセナルの先発は前半、攻撃の流れを欠いた。フリートウッドはその間に、ヘルムの前への浮き球1本でルパロビを走らせた。守備の人数を保ったまま、前線の1人で点を取ったと本紙は見ている1 。
MATCH EXAMPLES
FLEETWOOD vs ARSENAL ─ 21分の1点を、後半の頭まで守る
21分にルパロビが先制し、前半を1–0で折り返した。後半はウーデゴールとホワイトの投入から5分足らずで追いつかれたが、その後はリンチの好守で90分を1–1で終え、PK戦を5–3で制した1 , 2 。
FLEETWOOD vs SHEFFIELD UTD ─ オウンゴールの1点を守り切る(3回戦)
ゲキサカとサッカーキングによれば、3回戦では2部のシェフィールド・ユナイテッドに1–0で勝った。ゲキサカは、オウンゴールで奪った先制点を守り切った試合だったと書く。この勝利で、クラブ史上初めて4回戦へ進んだ3 , 18 。
COUNTERPOINT ─ 中を固める守りは、球を大外へ振られると横に広げられる。アーセナルはホワイトからの展開で、左の大外のオニールを使って追いついた(サッカーキング)。ただ、大外へ振る間に守る側は人数を戻せる。追いついた後の好機は、リンチと体を張る守りに止められた
1 , 18 。
TACTICAL TEST ─ フリートウッドは12月の準々決勝でも先に1点を取り、同じ守りで90分を戦えるか(相手は28日の抽選で決まる)10 。
07 RISING 若手株価上昇ランキング
トップチームの公式戦に初めて出た18歳が、同点ゴールを生んだ。
1 シーダッチ・オニール
アーセナル / FW / 先発66分(トップチームの公式戦初出場)
北アイルランド代表の18歳が、左のウイングで先発した。50分、左から内へ切れ込み、ファーへ低いクロスを送ってヨケレスの同点ゴールを生んだ。スタンダードのヴェリ記者は、アーセナルの先発で最も高い6点をつけ、フリートウッドの守備を絶えず脅かし、フリーキックを4本得たと書く1 , 6 。
スタンダードによれば、2024年に15歳で北アイルランドのリンフィールドでトップチームにデビューし、アーセナルの練習に参加した後に加わった。2025年4月、17歳で最初のプロ契約を結び、北アイルランド代表ではすでに4試合に出ている。U18では41試合で16点、U21では8試合で2点を挙げた。この日は66分にエゼと交代した6 , 27 。
見誤りやすい点 ─ 相手はリーグ2の18位で、評価できるのは交代までの66分間のプレーに限られる25 。映像では、同点の場面のクロスは、前と内側から寄せた2人を抜き去ってからではなく、エリアの左角の付近で内へ持ち直して上げたものだった。
08 ONE TO WATCH 今日の注目株
PLAYER FEATURE
マックス・ダウマン
アーセナル / FW / 先発、85分に退場
16歳のダウマンは右で先発し、スタンダードのヴェリ記者によれば、前半のアーセナルでいちばんの脅威になった。危険なクロスでハフェルツとユリエン・ティンバーに好機を作った6 , 8 。85分、ハリソン・ニールに後ろから強く倒された直後に足を出し、両チームがもみ合いになった。VARの無い試合で、主審は暴力行為による一発退場とした7 。
前の3回戦のイプスウィッチ戦(4–2)では2点を挙げ、インディペンデントによれば、この日は今季2度目の先発だった。スタンダードによれば、今月はイングランドのU19代表でも、厳しいタックルを受けた後の無謀なタックルで退場している1 , 7 , 8 。
出場停止は3試合で、国内のリーグ戦にも持ち越される。11月1日のリバプール戦、7日のハル戦、21日のニューカッスル戦に出られない9 。インディペンデントは、サカが数週間戻らず、ノニ・マドゥエケもリバプール戦を欠く可能性があったため、ダウマンはアンフィールドで先発してもおかしくなかったと書く7 。右のウイングの序列がどう動くかが、アーセナルの次の見どころになる、というのが本紙の見立てだ。
別の視点 ─ スカイスポーツの解説のポール・マーソン氏は「警告でもおかしくなかった。彼は16歳だ」と話し、アルテタ監督が退く本人を叱ったことを「自分なら肩を抱いた」と批判した(スタンダード)。アルテタ監督は、本人に伝えたのは「試合前にすでに話していたこと」だと語った
8 , 23 。
次に見る試合 ─ 11月4日(水)のチャンピオンズリーグ、スラビア・プラハ戦。国内の出場停止は欧州の大会には及ばない
9 。
09 MANAGER RATINGS 監督の采配採点 (10点満点)
フリートウッド対アーセナルの両監督を、試合後の談話と記事をもとに採点した。採点は5つの観点にもとづく本紙の評価だ。立てた計画を90分とPK戦で貫いたローラー監督を高く評価し、先発を9人入れ替えて追う展開を招いたアルテタ監督の評価は低くした。
マット・ローラー (フリートウッド・タウン) 8.2
プラン適合 王者を上回れるとは考えず、運を味方に「スペースと選択肢を消す」と決めた(本人の談話)。人数をかけた守りで、前半にはっきりした好機をほとんど与えなかった1 , 4 。
交代の効果 フリートウッドの交代は本号の出典に記述が無い。終盤まで守りの人数を保ち、PK戦は5人全員が決めた2 。
試合中の修正 後半は押し込まれ、50分に左の大外から崩されて追いつかれた。その後はリンチの好守で持ちこたえた1 , 18 。
効いた点 21分、ヘルムの浮き球1本でルパロビを走らせて先制した。クラブ史上初めての8強となった1 , 2 。
効かなかった点 ハーフタイムにウーデゴールとホワイトを入れられると、5分足らずで追いつかれた1 。
別の視点 ─ 本人はこの週にPKの練習をしておらず、延長戦が無くすぐPK戦になることも知らなかったと明かした(インディペンデント)4 。
ミケル・アルテタ (アーセナル) 3.6
プラン適合 エバートン戦から先発を9人替え、16歳のダウマン、17歳のサーモン、初出場のオニールを並べた。ハフェルツとヨケレスを同時に使うため、ハフェルツを中盤に置いた(スタンダード)1 , 22 。
交代の効果 ハーフタイムにウーデゴールとホワイトを入れ、5分足らずで追いついた。66分にエゼ、82分にコンサとギマランイスを入れた1 , 6 。
試合中の修正 同点の後も好機を重ねたが、リンチを破れなかった。82分に入ったギマランイスは、PK戦の4人目で止められた1 , 2 。
効いた点 スタンダードによれば、後半のアーセナルは見違えるように良くなった1 。
効かなかった点 試合前に「基本と習慣を最高の水準に」と求めたが、前半の内容と85分の退場で、その言葉は結果に結び付かなかった7 , 22 。
別の視点 ─ 本人は「選手の姿勢には何の不満も無い」と話し、フリートウッドの勝ち上がりを祝福した(インディペンデント)4 。
10 JAPANESE PLAYERS 今日の日本人選手
26〜27日の対象2試合では、本紙が追っている日本人選手の出場を確認できなかった。アーセナルの登録20人に日本人選手はおらず、フリートウッド、ブラッドフォード、ピーターバラ・ユナイテッドには本紙の名簿に載る選手が所属していない(3クラブのメンバー表は本号の出典で確かめていない)5 。以下は、この2日間に伝えられた日本人選手の話題だ。
JAPAN SPOTLIGHT
三笘薫
ブライトン / MF / 負傷で離脱中
手術から半年近く。指揮官が示した復帰の目安は、11月の代表ウィーク明け
ゲキサカによれば、三笘は5月9日、昨季のプレミアリーグ第36節のウォルヴァーハンプトン戦の後半に左のハムストリングを痛めて交代した。北中米のワールドカップに臨む日本代表から外れ、ハムストリングの手術を受けた。今季はまだ出場が無い17 。
ブライトンのヒュルツェラー監督が、復帰の時期に触れた。ゲキサカは地元紙の報道として、「もう少し辛抱強く待つ必要がある。代表ウィーク前に戻れるとは思っていないが、代表ウィーク明けには必ず戻るだろう」という談話を伝える。クラブは急がせる必要は無いとして、代表ウィーク明けを現実的な目標にしているという17 。
28日(水)のEFLカップ、敵地のマンチェスター・シティ戦には、この目安では間に合わない。日本代表は11月14日にブラジル、17日にパラグアイと戦い、代表ウィーク明けのブライトンの初戦は、22日のプレミアリーグ第11節、敵地のハル戦となる10 , 17 。守田英正 のいるハル戦で、ピッチに戻れるかが焦点になる。
LOCAL EYE ─ 現地から
鈴木彩艶 / ASTON VILLA ─ BBCの第8節のベストイレブン
サッカーキングによれば、鈴木彩艶 はBBCが選ぶプレミアリーグ第8節のベストイレブンに入った。24日のマンチェスター・シティ戦(2–1)でフル出場し、6度のセーブを記録した。選んだ元ストライカーのトロイ・ディーニー氏は「重要な試合でこそ力を発揮する」と話し、ボールを奪い返した後にカウンターの起点になっていると評した28 。
鎌田大地・冨安健洋 / CRYSTAL PALACE ─ 監督交代の報道
鎌田大地 と冨安健洋 が所属するパレスについて、サッカーキングはテレグラフの報道として、クラブがピエール・サージュ監督を解任する場合に、ショーン・ダイチ氏を後任の候補の筆頭に挙げていると伝える。パレスは2勝1分け5敗の17位で、8試合で19失点はリーグ最多。スティーブ・パリッシュ会長は、改善が見られなければ交代を検討する構えだという29 。
ALL JAPANESE PLAYERS ─ 全選手の出場記録
選手 クラブ 出場 今日のポイント 次に見る点
三笘薫 ブライトン
試合なし
監督が、11月の代表ウィーク明けの復帰の見通しを示した17 。
22日の敵地のハル戦で、ピッチに戻れるか17 。
鈴木彩艶 アストン・ヴィラ
試合なし
BBCの第8節のベストイレブンに選ばれた(サッカーキング)28 。
28日のカラバオ杯、敵地のボーンマス戦で起用されるか10 。
鎌田大地 クリスタル・パレス
試合なし
クラブの監督交代の可能性が報じられた(テレグラフ、サッカーキング)29 。
28日のカラバオ杯、敵地のフラム戦10 。
チャンピオンシップは26〜27日に試合が無く、2部の日本人選手の出場は無い。ルーク・ローリングス のいるウォルヴァーハンプトンのU21も、クラブ公式の一覧に、20日のウェスト・ブロムウィッチ戦(2–1)の後の試合の記事は無い30 。次田夏樹 のミルウォールのU21の記録は、本号の出典で確かめていない。
11 INJURY & SUSPENSION WATCH 負傷・出場停止ウォッチ
アーセナルはダウマンの出場停止に加えて右のウイングが手薄なまま、11月1日のリバプール戦を迎える。28日のカラバオ杯では、チェルシーとリバプールにも欠場や起用の判断が残る。
選手 クラブ 事由 情報源 見通し 影響する試合
マックス・ダウマン アーセナル 85分、ハリソン・ニールのタックルの後に足を出し、暴力行為で一発退場7 。
報道
3試合の出場停止。国内のリーグ戦に持ち越され、欧州の大会には及ばない9 。
11月1日のリバプール戦、7日のハル戦、21日のニューカッスル戦9 。
マルティン・スビメンディ アーセナル 土曜のエバートン戦の終盤に顔を打ち、鼻の骨折の疑い。この日はマスクを着けて先発し、82分に交代した5 , 6 。
報道
出場できる状態と判断されている5 。
11月1日のリバプール戦。
ブカヨ・サカ アーセナル 負傷で離脱中7 , 31 。
報道
インディペンデントは、この先の数週間は戻らない見込みと書く7 。
11月1日のリバプール戦ほか。
ノニ・マドゥエケ アーセナル 負傷(アルテタ監督が明かした)7 。
監督談話
リバプール戦に出られない可能性がある7 。
11月1日のリバプール戦。
ジョアン・ペドロ チェルシー 大腿の負傷32 , 33 。
監督談話
シャビ・アロンソ監督は「数週間」と話し、何試合かは予測しないとした32 。
28日のリバプール戦、31日のマンチェスター・ユナイテッド戦15 , 33 。
フロリアン・ヴィルツ リバプール 足首を痛めている34 。
報道
チェルシー戦に出すかどうかは直前に決める34 。
28日のチェルシー戦。
三笘薫 ブライトン 5月に左のハムストリングを痛め、手術を受けた17 。
監督談話
11月の代表ウィーク明けに戻る見通し(ゲキサカが伝えた地元紙の報道)17 。
22日のハル戦(代表ウィーク明けの初戦)17 。
12 NEXT UP 次に見るべき試合
カップ戦で敗れたアーセナルは11月1日にリバプールと、キャリック監督の続投が決まったユナイテッドは10月31日にチェルシーと対戦する。
PL
11/1 (Sun)
リバプール vs アーセナル(11/1、プレミアリーグ第9節)
カップで敗れたアーセナルが、敵地でリバプールに挑む。ダウマンは出場停止、サカは負傷で戻らない見込みで、スタンダードのヴェリ記者は、この試合に出た選手のうち誰をアンフィールドで起用するか、アルテタ監督にとって頭の痛い判断になったと書く。リバプールには遠藤航 がいる7 , 9 , 22 。
(→ アーセナルの結果) (→ 08 ONE TO WATCH)
PL
10/31 (Sat)
チェルシー vs マンチェスター・ユナイテッド(10/31、プレミアリーグ第9節)
続投が決まったキャリック監督が、敵地のチェルシー戦を指揮する。インディペンデントによれば、ユナイテッドはこの後、チャンピオンズリーグのローマ戦とアストン・ヴィラ戦を本拠地で戦う。チェルシーは大腿を痛めたジョアン・ペドロを数週間欠く15 , 32 。
(→ 11 INJURY & SUSPENSION WATCH)
13 FLEET STREET 英国現地紙・ファンの論調
スタンダードのヴェリ記者は「優先度の低い大会」という見方を退けた。インディペンデントのブレイドウッド記者は、この勝利を大会史上最大の番狂わせの候補に挙げた。
PRESS VIEW ─ 英国現地紙の論調
THE STANDARD ─ 「それは忘れよう」
ヴェリ記者は、アーセナルにとってこの大会は優先度が低いという声が出るだろうとしたうえで、「それは忘れよう」と書く。9人を替えても、ワールドカップの優勝者、昨季の得点王、先発の第一候補となるストライカーと右サイドバックを含む顔ぶれは、勝つには十分だったという。ハーフタイムにウーデゴールを入れて立て直しを図り、それでも勝てなかったことを「まったくの屈辱」と評した22 。
別の視点 ─ アルテタ監督は「努力や献身や勝ちたい気持ちとは関係ない」と話し、好機を生かせなかったことを敗因に挙げた(インディペンデント)4 。
THE INDEPENDENT ─ 「カラバオカップ史上最大の番狂わせか」
ブレイドウッド記者は、グリムズビーのマンチェスター・ユナイテッド撃破、ノーサンプトンのアンフィールドでの勝利、アーセナルを破って決勝まで進んだブラッドフォードを挙げ、それでも今回の相手は王者で、昨季はチャンピオンズリーグとカラバオカップの決勝に出たチームだったと書く。リンチは、昨季のグリムズビーの勝利を見て「全部を出し切ればどうなるか」と話し合ったと明かした4 。
別の視点 ─ ゲキサカは、3回戦で2部のシェフィールド・ユナイテッドを1–0で破り、クラブ史上初めて4回戦へ進んでいたフリートウッドの道のりに触れる3 。
FAN PULSE ─ 現地サポーターの反応
複数の独立したファン反応を十分に確認できなかったため、本号は掲載を見送る。
WATCH NEXT
ハーフタイムにウーデゴールとホワイトを入れて追いついた一方、勝ち越しの好機はリンチに止められ続けた。11月1日のアンフィールドで、ダウマンとサカを欠く右に誰を置き、カップ戦で先発した選手の誰を残すのか。アルテタ監督の答えを見たい。
15 TOMORROW'S FIXTURES 明日の試合予定
28 Oct (Wed) に行われるEFLカップ4回戦は5試合で、すべてプレミアリーグのクラブ同士の対戦となる。開始時刻はスタンダードが示した英国時間を、日本時間に換算した10 , 36 , 37 。
注目の一戦 ─ リバプール vs チェルシー(10/29 05:00 JST)
リバプールで選手として過ごしたシャビ・アロンソ監督が、チェルシーを率いてアンフィールドに乗り込む。インディペンデントによれば、アロンソ監督は得点したら「必ず喜ぶ」と話し、少年時代からの友人のイラオラ監督は「今は倒したい相手だ」と応じた。チェルシーはジョアン・ペドロを欠き、リバプールはヴィルツの起用を直前に決める32 , 34 , 38 。
EFL CUP ─ 4回戦(本報対象分)
ホーム KICK OFF (JST) アウェイ 注目点
マンチェスター・シティ 10/29 04:30 ブライトン シティはハーランドら主力5人を休ませる見込み(スタンダード)36
ボーンマス 10/29 04:45 アストン・ヴィラ 鈴木彩艶の所属するヴィラが、敵地で8強入りを懸ける10
フラム 10/29 04:45 クリスタル・パレス 鎌田大地のパレス。監督交代の報道が出る中での一戦29
サンダーランド 10/29 04:45 ブレントフォード ブレントフォードがロンドンから北へ遠征する一戦10
リバプール 10/29 05:00 チェルシー 遠藤航のリバプール。試合後に準々決勝の抽選10
28日(水)に、プレミアリーグ、チャンピオンシップ、チャンピオンズリーグ、FAカップの試合は無い。プレミアリーグの第9節は31日(土)から、チャンピオンズリーグのリーグフェーズ第4節は11月3〜4日、FAカップ本大会の1回戦は11月7〜8日に行われる。4回戦の最後のエバートン対ニューカッスルは29日(木)。準々決勝の抽選は、リバプール対チェルシーの後、英国時間22時20分ごろ(日本時間29日7時20分ごろ)から行われる9 , 10 , 15 , 21 。
補 SOURCES 出典
脚注は本文の主張に対応する。フリートウッド対アーセナルの得点の時刻はスタンダードとゲキサカ、サッカーキングで一致し、アーセナルの交代の時刻はスタンダードの採点記事、退場の時刻はインディペンデント(85分)に揃えた。チームの統計(支配率、シュート、xG など)、評価点、順位表は載せていない。クラブ公式のうち、利用規約がトップページ以外へのリンクを認めていないサイトは、リンク先をトップページにし、記事の題名と日付を記した。英語の記事と会見の引用は本紙の訳。
注 NAME NOTES 表記注記
以下の固有名詞は日本語表記の確認が済んでおらず、暫定表記としている。( )内は原綴り。確認できた名前は、この注記から外す。
選手・監督 マーク・ヘルム(Mark Helm)、 アーロン・ルパロビ(Aaron Loupalo-Bi)、 ハリソン・ニール(Harrison Neal)、 コナー・ホーヒー(Conor Haughey)、 マット・ローラー(Matt Lawlor)、 フィンリー・ポッター(Finley Potter)、 クリスティアン・モスケラ(Cristhian Mosquera)、 ポール・マーソン(Paul Merson)
クラブ・競技場 ピーターバラ・ユナイテッド(Peterborough United)、 リンフィールド(Linfield)、 グリムズビー(Grimsby Town)、 ノーサンプトン(Northampton Town)
記者・解説者ほか ジェイミー・ブレイドウッド(Jamie Braidwood)、 ジェイソン・ウィルコックス(Jason Wilcox)、 オマル・ベラダ(Omar Berrada)、 イアン・パーカー(Ian Parker)、 マット・ヴェリ(Matt Verri)、 タシャン・デニラン=アレイン(Tashan Deniran-Alleyne)
PREMIER LEAGUE DAILY
26–27 Oct (Mon–Tue) の試合 / 発行 2026.10.28 JST