MANAGER PROFILE
写真は使わず、オリジナルのグラフィックで代替した。水色=タッチライン際に張る両ウイング、白の破線=前へ走り込む左サイドバック、黄=左からのクロス、緑=ファー側で合わせるストライカー。
エンツォ・マレスカ
ENZO MARESCA
Manchester City MANAGER就任発表 2026.6.29/2029年夏まで1
ペップの後を継ぎ、
両ウイングを大外に張らせた。
グアルディオラが率いるシティで2度働き、その後任になった監督だ。2020/21はシティのU-23(EDS)を率いてプレミアリーグ2を初めて制し、2022/23はトップチームのコーチを務め、シティは三冠を達成した2。監督としてはレスターでチャンピオンシップを、チェルシーでカンファレンスリーグとクラブW杯を制している2。2026年6月29日、グアルディオラの後任として、クラブでは3度目の在籍に入った1, 3。
「グアルディオラの後を継ぎ、何を受け継ぎ、何を変えるのか」
本人は「監督になろうと決めたのは、ペップのバルセロナがきっかけだった」と語る3。プレミアリーグ公式の分析も、忍耐強い保持と位置取りへのこだわりは「ペップそのもの」としたうえで、プレスの仕方、ウイングとサイドバックの使い方を違いに挙げた4。何を受け継ぎ、何を持ち込んだのか。答えは 03 TACTICAL LINEAGE の NON-NEGOTIABLES にある。この問いは本紙が立てた。直近の指揮試合
2026.10.28 マンチェスター・シティ 2–2 ブライトン(PK 4–3)
カラバオ杯(4回戦)。PK戦で勝ち上がり。アストン・ヴィラ戦から先発を9人替え、DF4人で開始した61, 62。1-1のハーフタイムに2人を替え、1-2の61分にアラン・エリアス(Allan Elias)を下げてドクを入れた。72分にシェルキのフリーキックが味方に当たって追いつき、PK戦は控えGKのルリが2本を止めた63, 62。
2026.10.24 アストン・ヴィラ 2–1 マンチェスター・シティ
プレミアリーグ。敗戦(今季のリーグ初黒星)。DF4人で開始。0-1のハーフタイムに、ともに警告を受けていたマルク・ゲイ(Marc Guéhi)とシェルキを下げてリコ・ルイスとフォーデンを入れ、52分に追いついたが、60分に勝ち越された64, 65。
2026.10.20 マンチェスター・シティ 5–1 AEKアテネ
チャンピオンズリーグ(リーグフェーズ第3節)。勝利。前節から先発を8人替えてDF4人で開始し、ハーランドはベンチに置いたまま使わなかった。17歳のフロイド・サンバ(Floyd Samba)が最前線に入り、フォーデンが3点を挙げた66, 67, 68。
今季は公式戦14試合で10勝1分3敗、36得点19失点(PK戦は引き分けに数えた)5, 69, 70, 67, 66, 64, 62。リーグは8試合7勝1敗の勝点21で、勝点で並ぶアーセナルを得失点差で上回って首位(第8節終了時点)71, 72。次戦は10月31日(土、現地時間15時)、ホームのブライトン戦で、日本時間では11月1日0時の開始71。
SIGNATURE MOVEこの監督の一手
短名大外からハーランドへ ─ 両ウイングをタッチライン際の高い位置に張らせ、両ウイングと前へ走り込む左サイドバックからクロスを入れ、ハーランドがファー側で合わせる
※ 布陣上の標準配置であり、特定の瞬間の座標ではない。矢印は第2〜5節の4試合で確認した反復的な動き(実況・公式記事・選手と監督の発言)を概念化したもの。クロスは右から入った試合(コベントリー戦)もあり、図は左からの3点の側を描いた。黄の枠だけが記録された座標にもとづく。
- 何を狙うのかウイングを大外の高い位置に張らせて相手の最終ラインを横へ広げ、1対1で運ばせてから中央へ配ること。セメンヨは就任直後の8月、マレスカの指示を「大外にいて、ボールを持ったら好機を作れ、というだけ。僕には最高の音楽だ」と明かし、「チェルシーと対戦したとき、彼のワイドの選手はいつも高くて自由だった」と振り返った15。プレミアリーグ公式の分析も就任当日に「マレスカはウイングを高く広く置きたがる」「ハーランドは、チェルシーでは持てなかったストライカーだ」と書いている4。
- 誰が動くのか大外に張るのはセメンヨ、ンディアイ、フィル・フォーデン、途中から入るジェレミー・ドク。セメンヨはリーグ5試合すべてに先発し、左右の両方で起用された5, 16。左ではサイドバックのグバルディオルが前へ走り込んで配球役に加わる。BBCのシャムーン・ハフェズ(Shamoon Hafez)記者は、本人が左サイドバックを「前へ自由に出て、得点の位置へ入っていける」役割として楽しんでいると伝えた17。受け手のエルリング・ハーランドは、9月20日までの今季の7得点をすべてPA内で決めていた5。
- 何が起きれば成功か9月20日までのハーランドの今季7得点のうち4点が、ウイングか左サイドバックのクロスから生まれた。第2節パレス戦17分と第3節コベントリー戦26分はセメンヨのクロスを頭で(パレス戦は左、コベントリー戦は右から)、第4節ユナイテッド戦60分と第5節サンダーランド戦81分はグバルディオルの左からのクロスをファー側で押し込んだ18, 19, 7。ただし第4節の1点は、得点を認めたVAR介入を、プレミアリーグの判定審査パネルが後に誤りと判断した(07参照)20。この1点を除いても、クロスからの得点は3試合で3点になる。4点の記録位置はいずれもゴールの中央から9m以内、ゴールエリアの幅の内側で、クロスの逆側に寄っている5。FotMob(Opta)の集計で、正確なクロスは1試合5.2本(リーグ4位タイ)。グアルディオラの最終季の4.4本(10位タイ)から増えた21。
- 相手はどう対処するかPA内の人数をそろえ、クロスを跳ね返すこと。第1節のボーンマスはシティにクロス24本を入れさせたが、流れの中のクロスからは失点していない22, 18。この日のシティの2点は、CKからのマルク・ゲイ(Marc Guéhi)の頭と、ライアン・シェルキのスルーパスに走り込んだグバルディオルの右足で、どちらも63分に入ったシェルキが出したボールだった18, 23。大外からの配球を止められた試合では、中央を通すパスへ切り替えている。PL DAILY ANALYSIS
01MANAGER GUIDE30秒で理解する監督と、試合で見る3ポイント
第5節終了時点(9月20日)は5戦全勝で首位だった6。ボールを持つ時間は前任者の最終季より増え、支配率63.1%はリーグ2位、正確なパス1試合560.6本はリーグ最多だった21。一方で被xGは1試合1.44でリーグ9位にとどまり、グアルディオラの最終季の1.16(2位)より多い21。点は取れているが、守備側の数字は前任者の時代を下回っている。この段落の数値は9月23日時点の集計で、10月の試合は含まない。
PL DAILY MANAGER ANALYSIS この章の監督像と観戦の視点は編集部の分析。就任・成績・起用の事実には脚注を付した。
イタリアの指導者養成機関コヴェルチャーノで書いた卒業論文の題は「サッカーとチェス」。本人は「チェスの指し手の考え方が要る。計画を立て、相手の手を研究し、駒の配置を選ぶ」と説明している24。選手としてはユベントスでマルチェロ・リッピとカルロ・アンチェロッティ、マラガでマヌエル・ペジェグリーニの下でプレーした。現役を終える際、監督を目指すよう説得したのはペジェグリーニだった3, 2。
ボールを持つことを前提に、ウイングを大外の高い位置に張らせ、後ろの枚数はサイドバックの位置取りで調整する。ボールを失えば、人に付いて前から奪いにいく。プレミアリーグ公式の分析は、グアルディオラが区域を守る中盤のブロックを好むのに対し、マレスカは人で追うと対比した。チェルシー在任18か月のPPDA(相手のパス数を守備のアクション数で割った値。低いほど積極的)は10.72で、同じ期間のシティの11.55より低い4。第4節のダービーでも、Coaches’ Voiceは開始から「人に付く攻撃的なプレス」で入ったと記述した25。
02CAREERミランの下部組織から、グアルディオラの後任まで
選手としては約20年、イタリア、イングランド、スペイン、ギリシャで中盤を務めた2, 8。指導者としてはシティに3度在籍し、その間にパルマ、レスター、チェルシーで監督を務めている。紫の主線=監督職、淡い青の分岐=監督以外の役職。
〜2017
ウェスト・ブロムウィッチ、ユベントス、セビージャほか
ミランの下部組織で6番と8番を務め、18歳でイングランド2部のウェスト・ブロムウィッチへ移った24。2000年1月にユベントスへ移り、ボローニャとピアチェンツァでのプレーを挟んで2004年まで籍を置いた8。フィオレンティーナを経て、2005年から4季をセビージャで過ごし、UEFAカップを2度制している8, 2。その後オリンピアコス、マラガ、サンプドリア、パレルモを経て、2016/17のエラス・ヴェローナが最後の所属になった8。
MILESTONE 獲得したタイトルはセリエA、UEFAカップ2回、UEFAスーパーカップ、コパ・デル・レイ、スーペルコパ。イタリアのU-21代表にも選ばれた2。
〜2018.04
〜2020
〜2021.05
マンチェスター・シティ EDS
勝17分5敗2グアルディオラの誘いでEDS(U-21/U-23)の監督となり、プレミアリーグ2を初めて制した。勝点差は記録的だった2, 24。コール・パーマー、リアム・デラップ、モーガン・ロジャースらを指導している2。Coaches’ Voiceは、GKを組み立てに加え、サイドバックを内側へ入れる形が、このチームで既に見られたと記す24。
MILESTONE グアルディオラは2021年に「ミケル・アルテタを見たときと同じように感じる。エンツォは並外れた監督になる」と語った(プレミアリーグ公式の分析が引用)4。
〜2021.11
〜2023.06
〜2024.06
〜2026.01
チェルシー
勝55分16敗212024年6月3日に発表され、7月1日から5年契約(クラブ側に1年の延長オプション)に入った9。1季目の2024/25はプレミアリーグ4位(勝点69)でチャンピオンズリーグ出場権を取り戻し、カンファレンスリーグ(決勝でベティスに4-1)とクラブW杯(決勝でパリ・サンジェルマンに3-0)を制した6, 2。2025/26はリーグ19試合8勝6分5敗の5位にいた2026年1月1日、クラブを離れた32, 33, 10。クラブの声明は「変化がシーズンを立て直す最善の機会になると、エンツォとクラブが考えた」と記している10。
各クラブの試合数・勝敗はFotMobの集計による8。提供元は1つにそろえた。監督職の合計は167試合102勝25分40敗(勝率61.1%)で、シティのU-23とU-21の28試合(19勝5分4敗)は含まない。チェルシーの92試合の内訳はESPNの日程でも確かめ、一致した32。アスコリでの在任期間と、ウェストハムを離れた時期は一次資料で確認していない。
03TACTICAL LINEAGEなぜこの戦術に至ったか
マレスカの戦術的な系譜は、主に2人の名前でたどれる。選手としてマラガで、コーチとしてウェストハムで仕えたペジェグリーニと、U-23の監督として1季、トップチームのコーチとして1季を共にしたグアルディオラ。本人は前者を「父のような存在」、後者を「監督を志したきっかけ」と語っている3。ただし、現在のシティの形は、どちらかの写しとは言い切れない。
NON-NEGOTIABLES / ADAPTATIONS
| NON-NEGOTIABLES 変えないもの | 根拠 |
|---|---|
| ボールを持つ側に立つ | レスターはリーグ戦の平均支配率が60%超(Coaches’ Voice)24、チェルシーは在任18か月で57.5%(リーグ3位)4、今季のシティは63.1%(2位)21。第5節の後も「もっとコントロールしてボールを保持できるのは間違いない」と、保持を基準に試合を語った26 |
| ウイングは大外の高い位置に置く | プレミアリーグ公式の分析が就任時に「高く広く置きたがる」と整理した4。チェルシーでは、サイドバックが内側にいる間ウイングがタッチライン際に張ったと、Tactical Football Analysisが記述している34。シティではセメンヨが受けた指示を「大外にいて、好機を作れ」と明かし15、コミュニティ・シールドでもCoaches’ Voiceが両ワイドの幅を記録した35 |
| 前から、人に付いて奪いにいく | チェルシー在任18か月のPPDAは10.72で、プレミアリーグ公式は「人に付いて追う」プレスと記述した4。レスターでも4-4-2に変えて片側へ閉じ込めるプレスを組んでいる24。今季はパレス戦でシェルキにアダム・ウォートンの担当を与え36、ダービーは開始から人に付くプレスで入った25。ポルト戦の後には「ボールがないときは攻撃的に」と述べた37 |
| サイドバックの役割を固定しない | パルマでは両サイドバックを絞らせ、レスターでは一方を内側に入れてダブルボランチを作った24。チェルシーではマルク・ククレジャを中盤の選手のように使った4。今季はコミュニティ・シールドで右サイドバックが絞って3-1の土台を作り、左サイドバックが攻撃的MFの位置まで上がった35。第1節以降のリーグ戦とCLでは左サイドバックはグバルディオルで、BBCは得点の位置まで出ていく役割と伝えている5, 17 |
| ADAPTATIONS 相手と選手で変えるもの | 根拠 |
|---|---|
| 人数が足りない時間は、引いて速く出る | ダービーは23分の退場後に4-4-1へ下がり、本人は「下がって待ち、トランジションも背後のスペースも与えなかった」と説明した38, 39。チェルシーでも、クラブW杯決勝は引いて速攻で3-0だった(プレミアリーグ公式の分析)4 |
| 中盤の底の人選と枚数 | 第1節はセンターバックのゲイを中盤で起用し40、第3節と第4節はエリオット・アンダーソンを1枚で底に置く4-1-4-1にした5。ボランチの顔ぶれは公式戦8試合で7通り(FotMobの配置)5 |
| カップ戦の入れ替え幅 | カラバオ杯3回戦はダービーから先発を10人入れ替え41、続くサンダーランド戦でまた10人を戻した42 |
| 9番の代役 | ハーランドを休ませたノリッジ戦は、中盤の17歳フロイド・サンバ(Floyd Samba)を初めて9番に置いた。本人は「試合のプランによっては、フィルとライアンを偽9番で使うこともできる」と話している43 |
NON-NEGOTIABLESは、2つ以上のクラブで確かめられたものだけを置いた。1行目はレスター、チェルシー、シティ、2行目はチェルシーとシティ、3行目はレスター、チェルシー、シティ、4行目はパルマ、レスター、チェルシー、シティで確かめている。チェルシーの数値はプレミアリーグ公式の分析の集計期間(2024年7月1日〜2025年12月30日)によるもので、同じ提供元で両監督を比べたのも同記事になる4。本紙が独自にグアルディオラの最終季と数値を比べた箇所は、すべて08と同じFotMobの集計による。
THE MANAGER’S QUESTION への答え。4行のうち、1行目の保持はプレミアリーグ公式が「ペップそのもの」とした部分で、受け継いだ要素である。一方、2行目と3行目はマレスカが持ち込んだ要素で、同じ分析はグアルディオラのウイングが内側へ入り、プレスは区域で守ると対比している4。4行目のサイドバックの使い方は両者に共通するが、マレスカはチェルシーのククレジャ、シティのグバルディオルと、左SBを前へ出す使い方を続けている4, 17。PL DAILY ANALYSIS
TACTICAL FAMILY TREE
線は4種類すべてを使った。ペジェグリーニとグアルディオラは、選手・コーチとしての関係と、本人の公言の両方で結ばれる。フアンデ・ラモス(セビージャ)やディノ・ゾフ(フィオレンティーナ)もクラブ公式が選手時代の監督として挙げているが、本人が影響を語った資料を確認できなかったため線を引いていない2。ミランの下部組織でロベルト・デ・ゼルビと親しかったという記述もあるが、指導関係ではないため図に入れていない24。「ペップの弟子」という呼び方は媒体の表現で、本紙は系譜名として使わない4。
SYSTEM BY SEASON
| 季 | クラブ | 基本布陣 | 主な変更 | 成績 | 変更理由(根拠) |
|---|---|---|---|---|---|
| 2021-22 (11月23日まで) | パルマ | 4-3-3(リーグ13試合中7)29 | 攻撃時は両SBが絞る2-3-5。リーグ最後の4試合は3バック24, 29 | 14試合4勝5分5敗で解任8, 28 | 分析媒体奪われた直後に後ろが2枚になり、広い範囲を守るのが非常に難しかった24 |
| 2023-24 | レスター | 4-3-3(46試合中30)44 | SBが内へ入ってダブルボランチを作り、攻撃時は3-2-4-1。GKが最終ラインに加わる24 | チャンピオンシップ優勝(勝点97、41失点)31 | 分析媒体奪われた直後の備えを中央に集め、3枚のCBが外への速攻に出ていく形にした24 |
| 2024-25 | チェルシー | 4-2-3-1(38試合中34)45 | 3-box-3に近い形。ククレジャを中盤へ入れ、人に付くプレス4 | プレミアリーグ4位(勝点69)、カンファレンスリーグ優勝、クラブW杯優勝6, 2 | 分析媒体速攻からのシュート159本とダイレクトアタック756回はいずれもリーグ2位。クラブW杯決勝は引いて速攻で3-04 |
| 2025-26 (1月1日まで) | チェルシー | 4-2-3-1(19試合中18)33 | 最終ラインの変更が試合間で25回、先発の4人の組み合わせは7通り4 | リーグ19試合8勝6分5敗、5位で退任32, 33 | 分析媒体若く大所帯の編成で、警告と失点につながるミスが多かったことを背景に挙げる4 |
| 2026-27 (9月20日まで) | シティ | 4-2-3-1(8試合中6)5 | ウイングを大外に張らせ、左SBグバルディオルが前へ出る15, 17 | 公式戦8試合7勝1敗、リーグ首位(勝点15)5, 6 | 本紙解釈チェルシーには無かったハーランドという受け手に合わせ、外からのクロスが増えた(1試合4.4本→5.2本)4, 21 |
基本布陣は、その季に最も多く先発に使った布陣で、Optaの表記をFotMobの全試合ページから数えた29, 44, 45, 33, 5。シティのU-23(2020/21)は監督職だがトップチームではないため、この表から外し 02 に置いた。
転機 ─ パルマの14試合から、レスターの3-2へ
いまのシティで右サイドバックが絞って後ろを3枚にする形は、パルマでの短い失敗の裏返しに見える。
パルマの攻撃時の形は2-3-5で、両サイドバックが中へ絞り、8番の2枚が最前線へ出た。Coaches’ Voiceによれば、奪われた直後に後ろに残るのは2枚で、その2枚が広い範囲を守るのは非常に難しかった24。14試合4勝5分5敗で解任されている。リーグ戦の最後の4試合は3バックで先発していた8, 29, 28。
「パルマの失敗がレスターの形を生んだ」という因果関係を、マレスカ本人は語っていない。本紙が並べたのは、Coaches’ Voiceが両クラブの奪われた直後の形(2-3と3-2)を対比した記述と、両クラブの結果になる24, 8, 31。もう一つの変化はチェルシーで起きた。レスターでは「チェスのように遅く緻密」と評されたサッカーが、チェルシーでは速攻の比重を増やし、クラブW杯決勝では引いて速攻でパリ・サンジェルマンを破った(プレミアリーグ公式の分析)4。10人で勝った今季のダービー(07)は、その延長にある。
04CURRENT SYSTEM現在の戦術と、相手の崩し方
先発の並びは4-2-3-1。9月20日までの公式戦8試合のうち6試合がこの形で、第3節と第4節はアンダーソンを1枚で底に置く4-1-4-1だった(Optaの表記)5。BBCは8試合すべてを4-2-3-1と表記しており、提供元で割れる19, 46。ボールを持つ時間は、10人で戦ったダービーの45.1%から、コベントリー戦の77.6%まで開いた19, 46。
※ 布陣上の標準配置であり、特定の瞬間の座標ではない。保持の図は1試合の記述にもとづく模式で、第1節以降のリーグ戦とCLでは、左SBはグバルディオルが務めている(カラバオ杯のノリッジ戦は、オライリーの後にハーフタイムからアイト・ヌーリ)5, 41。シティのファン媒体エスティームド・コンパニーは、7試合の大半でグバルディオルが左SBから中盤へ上がり、後ろが3枚になっていると観察している47。
組み立ての中心はセンターバックのディアスとゲイ、その前のアンダーソン。アンダーソンは第3節終了時点で、強いプレッシャーの下でのパス成功がリーグ最多の122本だった(Optaの数値をクラブ公式が引用)48。チームの正確なパスは1試合560.6本でリーグ最多、正確なロングボールは20.0本で11位タイにとどまる21。蹴るより、つないで前へ運ぶ。
ウイングを大外に張らせ、クロスを入れる(SIGNATURE MOVE参照)。正確なクロスは1試合5.2本でリーグ4位タイ、前季の4.4本から増えた。一方で敵PA内タッチは30.8回(5位)で、前季の37.1回(1位)から減っている21。得点者は散っており、第5節はエンツォ・フェルナンデス、シェルキ、セメンヨ、ハーランドの4人が決めた18。
前から人に付く。ダービーの立ち上がりは、フォーデンとハーランドが相手の2枚のセンターバックへ外から寄せ、2列目と中盤が相手の中盤を1人ずつ持った(Coaches’ Voice)25。ただし数値に出る強度は前季より低い。敵陣でのボール奪取は1試合3.8回(7位)で、前季の4.6回(3位タイ)を下回り、被xGも1.16から1.44へ増えた21。
HOW TEAMS TRY TO BREAK IT ─ 相手はどう崩そうとしているか
最終ラインの背後へのパスは、3試合で失点につながった。9月20日までの公式戦8試合の失点8では、形がそろうのは2つの組だった。①フリーキックの後。第2節パレス戦56分はイェレミ・ピノの直接フリーキックがクロスバーに当たり、ドンナルンマのオウンゴールになった18。第5節サンダーランド戦の33分と59分は、いずれもファウルの直後の速い再開から失点した18, 26。2試合で3点。②最終ラインの背後へのパス。コミュニティ・シールド1分は右SBとセンターバックの間を通され35、第5節12分はエンツォ・ル・フェ(Enzo Le Fée)のスルーパスから失点した18。10月17日の第7節イプスウィッチ戦21分は、右からのスルーパスで前田大然に最終ラインの背後へ抜け出され、ゲイの前に体を入れられて決められた73, 74。3試合で3点。
②は3試合に届いたが、通された位置は試合ごとに違い、同じ選手の背後が続けて突かれたわけではない。①は2試合のままで、本紙はまだ「狙われた形」とは呼ばない。エスティームド・コンパニーは、上がったグバルディオルの背後が相手の突く穴になっていると指摘しているが、それが失点に結びついた試合は確かめられていない47。PL DAILY ANALYSIS
「弱点」とは書かない。9月20日までの失点の形はESPNのOpta実況とCoaches’ Voiceの記述で1点ずつ確かめた18, 35。その8試合で残る3点(コミュニティ・シールドの28分と48分、第1節26分にエバニウソンのアシストからマーカス・タバニアー(Marcus Tavernier)がPA中央から決めた1点)は、どちらの組にも入らない18, 35。10月の6試合の失点11は、ゲキサカ掲載のOptaの試合記録、ブライトン公式のマッチセンターと試合記事で確かめ、①②に入るのは前田の1点だけだった。パリ・サンジェルマン戦の4点、アストン・ヴィラ戦の6分(ゲイのトラップをマッギンに奪われた)と60分(速攻)などは、形がそろわない70, 64, 65, 63。無失点は5試合(コベントリー戦、ポルト戦、ダービー、ノリッジ戦、リバプール戦)5, 69。
05JAPANESE PLAYERS IN THIS SYSTEM在籍なし ─ 今季対戦した6人と、これからの対戦
シティに日本人選手は在籍していない。プレミアリーグ公式の2026/27の登録27名に日本人選手はおらず11、本紙が公開する日本人選手プロフィール一覧(2026年9月23日時点で19名。プレミアリーグ9名、チャンピオンシップ10名)にもシティ所属の選手はいない12。ここでは、マレスカと日本人選手の接点だけを見る。
FACED THIS SEASON 今季対戦した日本人選手| 選手 | 試合 | 出場 | マレスカのチームとの関わり(根拠) |
|---|---|---|---|
| 鎌田大地 | 8月28日 第2節 クリスタル・パレス 1–4 シティ | 先発・90分 | パレスの3-4-2-1で、中盤の2枚の一方に入った13, 5。マレスカはこの試合、シェルキに鎌田の相棒ウォートンを担当させた36。本紙8月29日号は、ウォートンが消された時間帯に前進役の位置にいたのは鎌田だったと分析している49 |
| 冨安健洋 | 8月28日 第2節 クリスタル・パレス 1–4 シティ | 先発・74分まで | 3バックの左で、加入後初のリーグ先発だった49, 13。1-3の74分にアクセル・ディサシと交代した18。冨安個人に帰属する失点は確認できていない(本紙8月29日号)49 |
| 坂元達裕 | 9月5日 第3節 シティ 1–0 コベントリー | 控え・出場なし | コベントリーは3-4-3で入り、5人を替えたが、坂元は起用されなかった5, 46。この試合のシティの支配率は77.6%だった46 |
| 遠藤航 | 10月11日 第6節 リバプール 0–3 シティ | 控え・出場なし | 控えに入ったが、起用されなかった。リバプールは62分にフラーフェンベルフが退場し、その後の16分で3点を失った69 |
| 前田大然 | 10月17日 第7節 シティ 3–2 イプスウィッチ | 先発・71分まで | 0-1の21分、右からのスルーパスで最終ラインの背後へ抜け、ゲイの前に体を入れてプレミアリーグ初得点を決めた73。ガリー・オニール監督のイプスウィッチは5-4-1で入った74。シティの04 HOW TEAMS TRY TO BREAK IT の②に入る失点になる67 |
| 鈴木彩艶 | 10月24日 第8節 アストン・ヴィラ 2–1 シティ | 先発・90分 | 前半はンディアイの巻くシュートとシェルキの至近距離のシュートを止め、後半はグバルディオルのシュートに触れてバーへ逃がした75, 65。失点は52分、ンディアイのクロスからのハーランドの頭の1点64, 65 |
日付は開催地の現地時間71。10月31日のブライトン戦は、カラバオ杯4回戦から中2日の再戦になる。三笘薫は今季まだ出場しておらず、10月28日のカラバオ杯4回戦にも出ていない。ヒュルツェラー監督は11月の代表期間の後の復帰を見込んでいる76。年明けは1月6日にリーズ(アウェー)、1月23日にブライトン(アウェー)との再戦がある71。監督・コーチとして日本人選手を指導した記録は、本紙が確認した資料(クラブ公式の経歴記事、FotMobの監督ページ)には出てこない2, 8。
06IN-GAME MANAGEMENTGAME STATE MATRIX ─ どんな状況になると何をするか
マレスカの交代は、10番の扱いに特徴がある。今季シェルキが先発した11試合のうち8試合で途中交代し、そのうち5試合はシティがリードしている時間帯だった5, 18, 70, 64。ただし10月にリードを奪った2試合(第6節リバプール戦、CL第3節AEKアテネ戦)では、90分ピッチに残している69, 66。リードを持ったところで下げる形は、9月の試合に集中している。
| 試合状況 | よく行う変更 | 狙い(根拠ラベル) | 回数 / 対象試合 | 実例 |
|---|---|---|---|---|
| リードしている時間帯 46〜85分 | 10番のシェルキを下げる | 本紙解釈最初か2番目の交代で下げる。入れる選手は試合で違い、走れる前線(ライアン・マカイドゥ(Ryan McAidoo)、フォーデン)か中盤(アンダーソン、オライリー)になる18 | 5 / 7試合(シェルキが先発し、リードした試合) | 第2節82分(1-3、マカイドゥと交代)、第3節66分(1-0、フォーデン)、CL第1節62分(0-1、アンダーソン)、カラバオ杯3回戦46分(2-0、マカイドゥ)、第5節85分(5-3、オライリー)18, 5。先発した残る1試合のダービーも、0-0のハーフタイムにンディアイと替えた19。10月の第6節(65分から)とCL第3節(12分から)はリードしても替えず、90分出場した69, 66 |
| リードして迎えた 75〜82分 | ボランチの1枚を同じ位置で替える | 本紙解釈守備的な選手を足して枚数を増やすのではなく、中盤の底の走力を入れ替えて締める18 | 5 / 9試合(75分の時点でリードしていた試合) | 第2節82分(1-3、アンダーソン→ブアッディ)、第3節76分(1-0、エンツォ・フェルナンデス→ブアッディ)、CL第1節75分(0-1、ブアッディ→コバチッチ)、第4節82分(0-1、フェルナンデス→オライリー。フェルナンデスは80分に警告を受けていた)18, 19、第6節80分(0-3、フェルナンデス→ブアッディ)69 |
対象は今季の公式戦14試合。9月20日までの8試合は、交代の組をESPNのOpta実況の「X replaces Y」で1組ずつ確かめ、その時点のスコアは得点経過から数えた18。10月の6試合は、ゲキサカ掲載のOptaの試合記録(カラバオ杯4回戦はブライトン公式のマッチセンターのOpta実況)で交代の分と組を確かめた69, 70, 67, 66, 64, 63。この記録は位置をGK・DF・MF・FWまでしか示さないため、10月の2行目は、下げた選手が今季ボランチで先発している選手(アンダーソン、フェルナンデス、ブアッディ、コバチッチ)の場合だけを数えた61。第1節63分のアンダーソン→コバチッチ、第3節87分のンディアイ→マカイドゥ、第7節50分のコバチッチ→フェルナンデスは負傷による交代のため数えていない18, 74。コミュニティ・シールドの交代は、W杯帰りの4人を「45分か、長くても1時間で替える」と試合前から決めていたとマレスカが説明しており、表の対象から外した50。2行目の分母は、75分の時点でリードしていた9試合(第2節、第3節、CL第1節、第4節、カラバオ杯3回戦、第5節、第6節、第7節、CL第3節)になる。第7節とCL第3節は、75〜82分にボランチの選手を下げていない67, 66。
リードを持った公式戦10試合は、すべて勝った5, 69, 67, 66。ただし第5節のサンダーランド戦は、9分と29分に奪ったリードを12分と33分に消され、4-2からも59分に1点差へ迫られた。マレスカは試合後に「正直に言えば、5-3より1-0で勝ちたい」と話している18, 26。第7節のイプスウィッチ戦も、19分の先制を2分後に返され、3-1からは90分のPKで1点差とされた67, 74。第3節のコベントリー戦は26分の1点を守り切り、「こういう試合は10回のうち9回、最後に失点して終わる」「スローインとセットプレーを皆で耐えた」と振り返った51。リード時の終盤は、上の表のとおり10番を下げ、ボランチを同じ位置で入れ替える形が多かったが、10月はシェルキを最後まで残す試合が続いた。
ビハインドで後半を迎えたのは4試合。第1節のボーンマス戦は0-1の57分に右SBを替え、63分に10番をオライリーからシェルキへ替えた。シェルキは84分のCKでゲイの同点弾を、90+1分のスルーパスでグバルディオルの決勝点を出している18, 23。マレスカは「先発でないときにすべきことを、ライアンは今日やった」と話した23。コミュニティ・シールドは0-2で後半に入り、予定どおり主力を替えて0-3で終えた5, 50。10月の2試合は、どちらもハーフタイムに複数の選手を同時に替えた。CL第2節のパリ・サンジェルマン戦は0-3からルベン・ディアス、シェルキ、ドクを下げてヌネス、ブアッディ、ンディアイを入れ、53分と75分に返したが2-4で敗れた70。インディペンデントは、ブアッディが中盤を厚くしたこの3枚替えで、シティがPA内で52回ボールに触れるほど押し込んだと書く。マレスカは「前半については申し訳ない」と話した77。第8節のアストン・ヴィラ戦は0-1からゲイとシェルキを下げ、52分に追いついたが60分に勝ち越された。マレスカは2人とも警告を受けていたことを理由の一つに挙げている64, 65。1-2で迎えたカラバオ杯4回戦の61分には、アラン・エリアスに代えてドクを入れ、72分に追いついた63, 62。数的不利になったダービーでは4-4-1に下がり、ハーフタイムにシェルキをンディアイに替えて縦へ速く攻めた(07参照)25。PL DAILY ANALYSIS
07ONE MATCH TO UNDERSTAND HIMマンチェスター・ユナイテッド 0–1 マンチェスター・シティ(2026.9.13)
この試合を選んだのは、11対11のプランが23分で崩れ、残りの時間にマレスカの原則と修正の両方が見えたからだ。数的不利でもウイングを大外に残し、最後は左SBのクロスから決勝点を挙げた38, 25。この得点を認めたVAR介入は、後にプレミアリーグの判定審査パネルが誤りと判断している20。
※ 実況記述からの再構成(Coaches’ Voice、BBC、クラブ公式)。各選手の位置は布陣上の標準配置であり、実測した座標ではない。60分の流れは記述された順序だけを線で示し、途中のパスの本数や経路は描いていない。
11対11のプランは中央の数的優位だった。マレスカは試合後に「最初は中央でオーバーロードを作りたかった」と話している52。守備では開始から人に付いて前へ出た。ユナイテッドは組み立てで前進できず、GKからの長いボールはシティの最終ラインが回収した(Coaches’ Voice)25。
23分、フォーデンがブルーノ・フェルナンデスに蹴られた後に蹴り返し、退場になった25, 19。ユナイテッドは後ろを2枚にして前に人を並べ、中央に人数をかけた。左のラッシュフォードは空いたスペースで、ヌネスとの1対1を仕掛け続けた(Coaches’ Voice)25。
シティは4-4-1に下がり、ハーフタイムにシェルキを下げてイリマン・ンディアイを右へ入れた38, 19。マレスカは「彼らはトランジションで無類の強さを持つが、10人になってから一度もトランジションを与えなかった」と説明し52、ハーフタイムには「相手にとっても難しくなった。勝てると信じ続けろ」と伝えたという39。後半のシティは直接的・縦志向になり、奪えばハーランドか、右のンディアイ、左のセメンヨへ出した(Coaches’ Voice)25。
60分、ドンナルンマの縦のボールのこぼれをンディアイが拾った攻撃から、グバルディオルの左からの低いクロスがドルグに当たってファーへ流れ、ハーランドが押し込んだ。VARの確認は約3分に及んだ25, 19, 38。この得点を認めたVAR介入について、プレミアリーグの判定審査パネル(Key Match Incidents Panel)は9月23日、5対0の全員一致で誤りと判断した。オフサイドの位置にいたエンツォ・フェルナンデスが近くのボールにプレーしようとし、守備者とGKのプレーに影響したため、VARは主観的なオフサイドの見逃しとして主審に映像での確認を勧めるべきだった、という判断である20。審判組織(Pro Ref)もその後、VARの判断の誤りを認めている25。試合の結果は1-0のままで、順位表でもシティの勝利として数えられている6。ユナイテッドは試合全体でシュート16本(ブロックされたものを含む)を打ったが、枠内は3本、xGは0.95で、6本しか打っていないシティの0.99を下回った19, 5。数的優位だった約67分間で、枠内シュートは3本にとどまっている38。ハーフタイムに入ったンディアイは、半分の時間でセメンヨとフェルナンデスを除く誰よりも長くスプリントしている53。
WATCH 46分から60分まで。ンディアイが入り、10人のまま前に3人を残した15分間で決勝点が生まれる。終盤は4-4-1が5-3-1になり、94分のブライアン・ムベウモのシュートをドンナルンマが止めた25, 54。ウイングを大外に残す原則(03 NON-NEGOTIABLES)と、人数が足りない時間に引いて速く出る修正(03 ADAPTATIONS)が、同じ90分の中で見られる。PL DAILY ANALYSIS
この章は、Coaches’ Voiceの戦術分析、BBCの試合ページ、クラブ公式の記事と会見要旨、NBC Sportsの会見要旨で構成した25, 19, 38, 52, 39。映像は確認していないため、秒単位の時刻や瞬間の座標は書いていない。Coaches’ Voiceは得点時刻を52分と記すが、BBC、ESPN、FotMob、クラブ公式はいずれも60分で、本紙は60分を採った25, 19, 18, 38。シュート数はBBC、FotMob、ESPNの2026年9月23日時点の集計がいずれも16本と6本(ブロックされたものを含む)で、本ページはこれを採った19, 5, 18。本紙9月14日号の03でも同じ試合を扱っており、同号はESPNの試合当日の集計としてシュートを19本と9本と記している55。
08MANAGER FINGERPRINT / TEAM DNAチェルシー(2024-25)とシティ(2026-27)、前任者の最終季
前所属で全38節を指揮した唯一の季(チェルシーの2024/25)と、今季のシティを、同じ提供元(FotMobのOptaデータ)で並べた21。今季は5試合(9月20日の第5節まで)、比較先は38試合で、母数がまったく違う。数値の傾向を見るための比較にとどめる。10月以降の試合は、同じ提供元からの取得を止めたため加えていない。
チェルシー24-25 57.2%シティ26-27 63.1%リーグ平均(破線) 50.0%目盛り 40〜70%
チェルシー24-25 3.9シティ26-27 5.2リーグ平均(破線) 4.1目盛り 2〜7
チェルシー24-25 31.5シティ26-27 30.8リーグ平均(破線) 24.8目盛り 10〜40
チェルシー24-25 21.4シティ26-27 20.0リーグ平均(破線) 21.5目盛り 12〜32
チェルシー24-25 5.0シティ26-27 3.8リーグ平均(破線) 3.5目盛り 1〜7
チェルシー24-25 1.26シティ26-27 1.44リーグ平均(破線) 1.51目盛り 0.5〜2.0
目盛りはFotMobのリーグ統計から算出した21。プレスの強度はPPDAを両季で同じ提供元にそろえられないため、敵陣でのボール奪取で代えた。チェルシーの2025/26は1月に退任しており、季の合計にマレスカ以外の監督の試合が入るため比較に使っていない10。
TEAM DNA
| 指標 | CHE 24/25 (マレスカ) | MCI 25/26 (就任前・グアルディオラ) | MCI 26/27 [暫定・5試合] |
|---|---|---|---|
| 主要布陣 | 4-2-3-1(34)45 | 4-1-4-1(16)33 | 4-2-3-1(3)5 |
| 順位 | 4位 | 2位 | 1位(5試合) |
| 支配率 | 57.2%(3) | 60.5%(1) | 63.1%(2) |
| 正確なパス/試合 | 451.5(3) | 520.4(1) | 560.6(1) |
| xG/試合 | 1.82(2) | 1.88(1) | 2.10(2) |
| 被xG/試合(少ない順) | 1.26(5) | 1.16(2) | 1.44(9) |
| 正確なロングボール/試合 | 21.4(9) | 19.4(19) | 20.0(11) |
| 正確なクロス/試合 | 3.9(13) | 4.4(10) | 5.2(4) |
| 敵陣でのボール奪取/試合 | 5.0(3) | 4.6(3) | 3.8(7) |
| 敵PA内タッチ/試合 | 31.5(4) | 37.1(1) | 30.8(5) |
| セットプレー得点(合計) | 12(7) | 11(12) | 3(3) |
順位以外の数値はすべてFotMob(Opta)のリーグ統計で、括弧内はリーグ20クラブ中の順位(被xGは少ない順、それ以外は多い順。同じ値のクラブがあるときは並んだ中の最上位を記した)21。順位はプレミアリーグ公式による6。主要布陣の括弧内は、その布陣で先発したリーグ戦の数。9月20日までの今季の4-2-3-1は、公式戦8試合中6試合だった5。
反対仮説 ─ 「ウイングの使い方はグアルディオラの時代から大きく変わっておらず、数字の差は5試合の揺れではないか」。セメンヨ自身、「チーム全体としては昨季とかなり似ている」と話している16。この5試合には前季7位のサンダーランドと昇格組のコベントリーが含まれ、9月20日の時点ではリーグ戦でアーセナル、リバプール、アストン・ヴィラとまだ当たっていなかった5, 56。5試合で1試合あたり0.8本のクロスの差は、1、2試合の展開で簡単に動く21。
それでも、この見方だけでは説明しきれない材料が3つ残る。①指示の中身が選手の証言で残っている。セメンヨは就任直後に「大外にいて、ボールを持ったら好機を作れ」と受けた指示を明かし、チェルシーのウイングが「いつも高くて自由だった」ことを知ったうえで期待したと話した15。②2つの数字が同じ方向を向いている。クロスが増え(4.4→5.2)、敵PA内タッチが減った(37.1→30.8)のは、中で崩す回数が減り、外から入れる回数が増えたときの組み合わせになる21。③得点にも表れている。ハーランドの7得点のうち4点が、ウイングか左SBのクロスからだった(うち第4節の1点は、判定審査パネルが後にVAR介入の誤りと判断した)18, 20。本紙は「ウイングの置き方が変わった」までは支持し、「クロスがこのまま得点源であり続ける」は支持しない。PL DAILY ANALYSIS
09TACTICAL EVOLUTION今季の推移
9月20日までの8試合で、4-2-3-1の骨格は動いていない5。節目は3つで、左SB、中盤の顔ぶれ、カップ戦とCLでの入れ替えの幅に表れた。10月の6試合も先発はすべてDF4人だった69, 70, 67, 66, 64, 61。
左SBをグバルディオルへ
初陣のコミュニティ・シールドは左SBにオライリー、中盤の底にアンダーソンとコバチッチを置いて0-335, 5。第1節から左SBをグバルディオルに替え、9月20日までのリーグ戦とCLの6試合はすべてグバルディオルが先発した5。10月は、オライリーが第6節、第7節、カラバオ杯4回戦の3試合で先発し、残る3試合はグバルディオルが先発した69, 67, 61, 70, 66, 64。アンダーソンの相棒は毎試合替わり、第1節はセンターバックのゲイ、第2節はオライリーだった40, 5。
フェルナンデスが中盤に定着
移籍期間の最後に加わったエンツォ・フェルナンデスとンディアイが、第3節でデビューした57。フェルナンデスは第3節以降のリーグ戦とCLの4試合すべてに先発し、第3節と第4節はアンダーソンを1枚で底に置いてフェルナンデスとシェルキを前に並べる4-1-4-1、CL第1節と第5節は2枚のボランチの一角に入った5。クラブ公式は第5節の後、アンダーソンとの組み合わせを「リーグの他クラブが注目し始める」関係と書いている7。
カップ戦は大幅に入れ替え
カラバオ杯3回戦はダービーから先発を10人入れ替え、17歳のサンバを9番に置いて5-041, 43。マレスカは「今夜出た選手も、長いシーズンの中でリーグ戦やCLでプレーする」と話している43。CL第3節のAEKアテネ戦は、前節のイプスウィッチ戦から8人を替えてハーランドを使わず、再びサンバを最前線に置いて5-167, 66, 68。カラバオ杯4回戦はアストン・ヴィラ戦から9人を替え、ハーランドやドンナルンマら5人をメンバーから外した62。間のリーグ戦とCL第2節は、主力を戻している42, 70。PL DAILY ANALYSIS
節目は「3試合以上続いた変更」または「監督が明言した変更」に限った。左SBの交代は第1節から6試合(リーグ5、CL1)続き、フェルナンデスの中盤での先発は9月20日までのリーグ戦とCLの4試合すべてに及んだ。大幅な入れ替えは、格下と当たったカップ戦とCLの3試合で続いた(先発の変更の人数は、9月はクラブ公式、10月は各試合の記録とスタンダードによる)。昨季までの推移は 03 の SYSTEM BY SEASON を参照。布陣表記は9月20日まではFotMob(Opta)による5。10月の試合の先発は、ゲキサカ掲載のOptaの記録とスタンダードで確かめた66, 61。
10VOICES同じ監督を4方向から
「勝ちたいし、良いサッカーをしたいし、シティを背負う重圧を楽しみたい」
就任の日、マレスカは「このクラブのことはよく知っている。3度目の在籍になる。要求も期待も分かっている」と述べ、冒頭の言葉で締めた1。グアルディオラについては「この20〜25年でサッカーを変えたのはペップで、誰とも比べられない」と語っている3。首位で代表期間に入った9月20日には、「正直に言えば5-3より1-0で勝ちたい」「この7つの公式戦はすべて違った。10人の試合もあった。学ぶ機会がある」と話した26。
「細部への注意がすごい。素晴らしい環境をつくった」
ドンナルンマは「彼は私を大いに信頼し、キャプテンの一人に選んでくれた」と述べたうえで、「新しい選手もすぐになじみ、家にいるように感じている」「監督である以前に、本当に特別な人だ」「それぞれが最高の自分を出せるようにしてくれる」と続けた54。セメンヨは「ワイドの選手は高く広く張るので1対1が多く、彼は僕らがデュエルに勝つと信じてくれる。負けても続ければいい」と話し、同時に「チーム全体としては昨季とかなり似ている」とも述べている16。
「マレスカの戦術はペップそのもの」─ ただし、プレスとサイドバックは違う
プレミアリーグ公式のアレックス・ケブル(Alex Keble)は就任当日、忍耐強い保持と位置取りへの信念、試合中の細かな修正を「ペップそのもの」と書いた。そのうえで、グアルディオラが区域を守るのに対してマレスカは人で追うこと、ウイングを高く広く置くこと、サイドバックを中盤の選手のように使うことを違いに挙げた4。チェルシーでの弱点として、最終ラインの顔ぶれを頻繁に替えたこと(2025/26の19試合で25回)と、交代が消極的で相手の圧力を招いたという批判も併記し、いずれもシティでは繰り返されにくいと見立てている4。Coaches’ Voiceはダービーについて、10人になった後半にシティが「はるかに直接的で縦志向になった」と分析した25。
「このシティは、まだ完成品からは遠い。学びながら勝っている」
新監督、多くの新加入、新しい戦術の手直しがそろったチームを「仕事をしながら学んでいる」と表しつつ、公式戦7連勝を「強い立ち上がり」と評価した47。そのうえで、グバルディオルについて「ボールを持てば素晴らしいが、守備では最良の状態ではない。奪われると持ち場を離れていることが多い」と書き、上がった位置の背後にできる穴を課題に挙げている47。
単発の評価を「英国での評価」として一般化しない。エスティームド・コンパニーはシティのファンによる媒体で、SUPPORTER VIEW として載せた47。セメンヨの9月の談話は、Daily Mirror の取材を All Out Soccer が引用したもので、本紙は Mirror の元記事を確認していない16。
11CONTRACT / CLUB BACKING / EXPECTATIONS事実だけを並べる
2026年6月29日、クラブ公式が3年契約での就任を発表した。契約は2029年夏まで1。前職のチェルシーとは2024年に5年契約(1年の延長オプション付き)を結んでいたが、2026年1月1日にクラブを離れている9, 10。
フェラン・ソリアーノ(Ferran Soriano)CEOは「エンツォは候補の中で抜きんでていた。彼の人柄と、サッカーのあるべき姿についての考えを我々は知っている」「EDSを見事に率い、歴史的な三冠の季に欠かせない貢献をした」と述べた1。会長のハルドゥーン・アル・ムバラク(Khaldoon Al Mubarak)は「エンツォは、彼のサッカーを映し出し、発展させるのに完璧に適した選手とクラブを引き継ぐ」と語っている1。
クラブの発表に、順位や獲得タイトル数の目標は書かれていない1。会長は「クラブの成功の上にさらに積み上げる」ことを期待し、マレスカ本人は「勝ちたいし、良いサッカーをしたいし、シティを背負う重圧を楽しみたい」と述べた1。
第8節終了時点でリーグ首位。7勝1敗の勝点21で、同じ勝点のアーセナルを得失点差(+11と+8)で上回る71, 72。開幕からのリーグ7連勝は、インディペンデントによればプレミアリーグで監督が就任してからの最長の連勝発進で、第8節のアストン・ヴィラ戦で止まった74, 65。CLはリーグフェーズ3試合で2勝1敗、カラバオ杯は準々決勝に進み、12月14日の週にホームでブラッドフォードと当たる5, 70, 66, 78。プレミアリーグの独立委員会は、2009/10から2017/18までの財務規則への違反をシティに認定した。クラブは10月1日に上訴し、処分はまだ決まっていない79。認定後に初めて戦った10月11日のリバプール戦の後、マレスカは「外の雑音への対処を学ばなければならない。同時に、我々の雑音を出す必要がある。それは試合に勝つことだ」と話した80。
解任や去就に関する噂は載せていない。移籍に伴う補償金など、クラブ公式が発表していない金額も載せていない。順位と成績は HERO と 08 TEAM DNA に、日程は 01、05 に記した。
12PL DAILY ARCHIVE本紙がマレスカを扱った号
- THE TURNING POINT|クリスタル・パレス 1–4 マンチェスター・シティ、シェルキに守備の仕事を与えた
パレス戦を扱った号。03でマレスカの采配を「攻撃的な選手に守備の担当を与えた」と分析し、09で8.4を付けた49。本ページの03 NON-NEGOTIABLES(人に付くプレス)と同じ場面を、紙面が先に扱っている。この号は2026年9月1日号から適用した日本語表記の規則より前のため、人名がラテン文字で書かれている。
リンク先:premier-cl.jp の公開版(2026.09.23にHTTP 200、本文の記述、#turning の存在を確認)/ 検証に使った保存版:out/PL_DAILY_20260829_v5.html - MANAGER RATINGS|マンチェスター・シティ 1–0 コベントリー、マレスカに7.0
コベントリー戦の采配を「3試合3勝で首位。ただしこの日の最高評価は得点者ではなくGKで、昇格組にxG1.37を許した」と評した58。本ページの06 Closing games と同じ試合を扱っている。
リンク先:premier-cl.jp の公開版(2026.09.23にHTTP 200、本文の記述、#managers の存在を確認)/ 検証に使った保存版:out/PL_DAILY_20260906_v7.html - MANAGER RATINGS|ポルト 0–2 マンチェスター・シティ、マレスカに6
欧州初戦の采配を「敵地で無失点勝利を収めたが、マレスカ監督自身が『もっと決められた。特に前半は』と認めるとおり内容は伴っていない」と記した59。
リンク先:premier-cl.jp の公開版(2026.09.23にHTTP 200、本文の記述、#manager の存在を確認)/ 検証に使った保存版:out/PL_DAILY_20260909_v5.html - THE TURNING POINT|マンチェスター・ユナイテッド 0–1 マンチェスター・シティ、10人でウイングを高く広く残した
本ページの07と同じ試合。紙面は「両ウイングを高く広く残し、4-4の芯で被トランジションを断つ」と図解し、09でマレスカに9.3を付けた55。この号の後、プレミアリーグの判定審査パネルは決勝点を認めたVAR介入を誤りと判断した(本ページ07参照)20。同号のシュート数(19本と9本)は、9月23日時点のBBC、FotMob、ESPNの集計(16本と6本)と一致しない。
リンク先:premier-cl.jp の公開版(2026.09.23にHTTP 200、本文の記述、#turning の存在を確認)/ 検証に使った保存版:PL_DAILY/out/PL_DAILY_20260914.html - THE TURNING POINT|マンチェスター・シティ 5–0 ノリッジ、シェルキを下げて4人の配置を変えた
ハーフタイムにシェルキを下げてマカイドゥを右へ入れ、アラン・エリアス(Allan Elias)を左、アイト・ヌーリを左SB、オライリーを10番へ移した采配を扱った。09は8.541。本ページの06の1行目と同じ交代を含む。
リンク先:premier-cl.jp の公開版(2026.09.23にHTTP 200、本文の記述、#turning の存在を確認)/ 検証に使った保存版:PL_DAILY/out/PL_DAILY_20260918.html - THE TURNING POINT|マンチェスター・シティ 5–3 サンダーランド、フリーキックの再開から2度追いつかれた
戦術Q&Aで、33分の同点弾を「速い再開」の問いとして解いた号。09でマレスカに7.2を付けた60。本ページの04 HOW TEAMS TRY TO BREAK IT が挙げる「フリーキックの後」の組と同じ失点を扱っている。
リンク先:premier-cl.jp の公開版(2026.09.23にHTTP 200、本文の記述、#turning の存在を確認)/ 検証に使った保存版:PL_DAILY/out/PL_DAILY_20260921.html - THE TURNING POINT|リバプール 0–3 マンチェスター・シティ、56分に入れたドクが試合を変えた
03で、0-0の56分にンディアイに代えて入れたドクが退場を誘い、左からの仕掛けで6分間に2点を生んだ采配を扱い、戦術Q&Aでも同じ時間帯を解いた。09でマレスカに8.4を付けた81。
リンク先:premier-cl.jp の公開版(2026.10.30にHTTP 200、本文の記述、#turning の存在を確認。保存版とは一部の文が異なり、記述は公開版で確かめた)/ 検証に使った保存版:PL_DAILY/out/PL_DAILY_20261012.html - THE TURNING POINT|マンチェスター・シティ 2–4 パリ・サンジェルマン、0-3からの3人交代で中盤を1人増やした
03でハーフタイムの3枚替えを扱い、戦術Q&Aのテーマも交代だった。09は6.282。本ページの06 Plan B と同じ交代を扱っている。
リンク先:premier-cl.jp の公開版(2026.10.30にHTTP 200、本文の記述、#turning の存在を確認。保存版とは一部の文が異なり、記述は公開版で確かめた)/ 検証に使った保存版:PL_DAILY/out/PL_DAILY_20261015.html - MANAGER RATINGS|マンチェスター・シティ 3–2 イプスウィッチ、マレスカに7.6
週半ばの試合から6人を替え、ブアッディを初先発させた采配を評した83。
リンク先:premier-cl.jp の公開版(2026.10.30にHTTP 200、本文の記述、#managers の存在を確認。保存版とは一部の文が異なり、記述は公開版で確かめた)/ 検証に使った保存版:PL_DAILY/out/PL_DAILY_20261018.html - THE TURNING POINT|マンチェスター・シティ 5–1 AEKアテネ、ハーランド不在でも右サイドの連係から3得点
03で、ハーランドを休ませた試合の得点の経路を扱い、一手「大外からハーランドへ」はこの日は使えなかったと書いた。09は7.884。本ページの09の3つ目の節目と同じ試合を扱っている。
リンク先:premier-cl.jp の公開版(2026.10.30にHTTP 200、本文の記述、#turning の存在を確認。保存版とは一部の文が異なり、記述は公開版で確かめた)/ 検証に使った保存版:PL_DAILY/out/PL_DAILY_20261021_v5.html - THE TURNING POINT|アストン・ヴィラ 2–1 マンチェスター・シティ、ハーフタイムの2枚替えで追いついた8分後に勝ち越された
03はエメリ監督の59分の交代を主題にし、その前段としてマレスカのハーフタイムの2枚替えと52分の同点弾を扱った。09は5.885。本ページの06 Plan B と同じ試合を扱っている。
リンク先:premier-cl.jp の公開版(2026.10.30にHTTP 200、本文の記述、#turning の存在を確認。保存版とは一部の文が異なり、記述は公開版で確かめた)/ 検証に使った保存版:PL_DAILY/out/PL_DAILY_20261025_v5.html
2026年10月30日時点で、本紙が03または09でマレスカを扱った号はこの11号になる。8月28日号と9月13日号は試合前の予告でマレスカに触れただけのため載せていない。10月29日号はカラバオ杯4回戦の試合を載せたが、03と09でマレスカを扱っていないため載せていない(HEROの直近の指揮試合からは試合の記事へリンクしている)。ARCHIVE自体は他章の事実の根拠にしておらず、各章の記述はSOURCESの一次・二次資料に直接つないでいる。
SOURCES 本文の肩数字から該当資料へ
確認日:2026年9月23日。クラブ公式(CLUB OFFICIAL)、リーグ公式(LEAGUE OFFICIAL)、放送局(BROADCAST)、新聞・通信(PRESS)、戦術分析媒体(ANALYST)、ファン媒体(SUPPORTER)、データ提供元(DATA)、本紙(PL DAILY)を区分して記載。試合ごとの布陣・交代・シュートの位置はFotMob(Opta)、得点の形と交代の組はESPNのOpta実況、チーム統計はFotMob(Opta)、順位はプレミアリーグ公式で統一した。監督の通算成績はFotMobで統一している。mancity.com はJavaScriptで描画されるため、Edgeで描画して本文を読んだ。
- CLUB OFFICIAL|Manchester CityCity appoint Enzo Maresca as managerマンチェスター・シティ公式(Neil Leigh)、2026.6.29。3年契約で2029年夏まで。クラブでは3度目の在籍。本人「このクラブのことはよく知っている」「3度目の在籍になる。要求も期待も分かっている」「勝ちたいし、良いサッカーをしたいし、シティを背負う重圧を楽しみたい」。フェラン・ソリアーノCEO「候補の中で抜きんでていた」「EDSを見事に率い、歴史的な三冠の季に欠かせない貢献をした」。会長のハルドゥーン・アル・ムバラクの談話を含む。サイトはJavaScriptで描画されるため、Edgeで描画して本文を読んだ(2026.9.23)。
- CLUB OFFICIAL|Manchester CityThe rich history of new City manager Enzo Marescaマンチェスター・シティ公式(Neil Leigh)、2026.6.29。アスコリ、セビージャ、ウェストハムのコーチ陣を経て2020年夏にEDS(U-21/U-23)の監督となり、2020/21にプレミアリーグ2を初めて制した(記録的な勝点差)。パーマー、デラップ、James McAtee、ロジャースらを指導。パルマを経て2022年夏にグアルディオラのトップチームのコーチ陣に加わり、2022/23の三冠に貢献。2023年夏に降格直後のレスター、1季目でチャンピオンシップ優勝。2024年夏にチェルシー、1季目にカンファレンスリーグ(決勝4-1ベティス)とクラブW杯(決勝3-0パリ・サンジェルマン)を制しCL出場権も得た。選手としては約20年、セントラル/攻撃的MF。ウェスト・ブロムウィッチ、ユベントス、フィオレンティーナ、セビージャ、マラガ、オリンピアコスなど。セリエA、UEFAカップ2回、UEFAスーパーカップ、コパ・デル・レイ、スーペルコパ。イタリアU-21代表。選手時代の監督としてアンチェロッティ、リッピ(ユベントス)、フアンデ・ラモス(セビージャ)、ペジェグリーニ(マラガ)らを挙げる。
- CLUB OFFICIAL|Manchester CityMaresca on the impact of Lippi, Ancelotti, Pellegrini and Pepマンチェスター・シティ公式(Neil Leigh)、2026.6.29。グアルディオラの後任として就任。本人の談話(一部は2021年のクラブ公式インタビューの再掲)。リッピについて「選手時代、動機づけとリーダーシップでは一番だった」。アンチェロッティについて「翌年に一緒に働いた」「ペジェグリーニといつも比べる。チームの扱い方がよく似ている」。ペジェグリーニについて「現役を終えると決めたとき、監督を目指すよう説得してくれた人」「サッカーの経験という意味で、私にとって父のような存在」。グアルディオラについて「監督になろうと決めたのは、何年も前のペップのバルセロナがきっかけだった」「この20〜25年でサッカーを変えたのはペップで、誰とも比べられない」。※同記事はレスターのチャンピオンシップ優勝を「2022/23」、UEFAスーパーカップを「UEFA Super League」と誤記しているため、この2点は本紙の出典に使っていない。
- LEAGUE OFFICIAL|Premier LeagueAnalysis: How will Man City look under Maresca?プレミアリーグ公式(Alex Keble)、2026.6.29。就任時点の分析。忍耐強い保持、ポジショナルプレーへの信念、試合中の細かな修正は「ペップそのもの」とする一方、違いとして①プレス(グアルディオラは区域を守る中盤のブロック、マレスカは人に付いて追う。チェルシー在任18か月のPPDAは10.72、同期間のシティは11.55)②布陣(グアルディオラは内側へ入るウイングの4-3-3、マレスカは3-box-3に近い4-2-3-1)③サイドバック(特にククレジャを中盤の選手のように内側へ入れ、中央を走らせた)を挙げる。「マレスカはウイングを高く広く置きたがる」「ハーランドはチェルシーでは持てなかったストライカー」。2024.7.1〜2025.12.30のチェルシーは支配率57.5%(3位)、平均シーケンス11.2秒、前向きパス率29.3%。速攻からのシュート159本(2位)、ダイレクトアタック756回(2位)で、クラブW杯決勝は引いて速攻で3-0。2025/26の19試合で最終ラインの変更は試合間で25回、先発の4人の組み合わせは7通り。交代が消極的だという批判にも触れる。グアルディオラの2021年の談話「アルテタを見たときと同じように感じる。エンツォは並外れた監督になる」を引用。 2025/26の19試合で最終ラインの変更は試合間で25回(2人以上替えた試合が11)、交代による守備陣の変更23回、先発の4人の組み合わせ7通り。在任18か月で警告142枚と退場4回はリーグ最多、シュートにつながったミス41と失点につながったミス18はリーグ3番目。若く大所帯の編成が背景にあるとする。
- DATA|FotMob(Opta)Manchester City 2026/27 日程・結果と各試合のメンバー表、交代、シュートマップ2026.9.23取得。公式戦8試合(コミュニティ・シールド、プレミアリーグ5、チャンピオンズリーグ1、カラバオ杯1)の各試合ページから、Optaの布陣表記、先発の配置、交代の分と組、得点経過、シュートの位置と分類を1試合ずつ読んだ。布陣表記は4-2-3-1が6試合、4-1-4-1が2試合(第3節コベントリー戦、第4節マンチェスター・ユナイテッド戦)。結果は7勝1敗、20得点8失点。今後の日程(リバプール10.11、パリ・サンジェルマン10.14、イプスウィッチ10.17、AEK 10.20、アストン・ヴィラ10.24、ブライトン10.28カラバオ杯4回戦、10.31リーグ、リーズ12.2、ハル・シティ12.19)も同ページによる。
- LEAGUE OFFICIAL|Premier League(Opta)Premier League standings 2024/25・2025/26・2026/27(公式API)プレミアリーグ公式のAPI(sdp-prem-prod.premier-league-prod.pulselive.com /api/v5/competitions/8/seasons/<年>/standings)から2026.9.23に取得した。2026/27第5節終了時点でシティは5勝0分0敗、13得点5失点、勝点15で1位、2位アーセナルは勝点12。2025/26最終はアーセナル1位(勝点85)、シティ2位(23勝9分6敗、77得点35失点、勝点78)。2024/25最終はチェルシー4位(20勝9分9敗、64得点43失点、勝点69)。
- CLUB OFFICIAL|Manchester CityCity win eight-goal thriller to move clear at the top of the Premier Leagueマンチェスター・シティ公式、2026.9.20。81分の5点目は「左サイドから」で、グバルディオルのクロスをハーランドが滑り込んで決め、オフサイドの判定がVARで覆った。ハーランドはプレミアリーグで対戦した25クラブすべてから得点。新クラブで最初のリーグ5試合を全勝した監督は6人目。※同記事の出場記録は75分の交代を「セメンヨ→ドク」と記すが、BBC、ESPN、FotMobはいずれも「ンディアイ→ドク」で、本紙は後者を採った。 アンダーソンとエンツォ・フェルナンデスの中盤の組み合わせを「リーグの他クラブが注目し始める」関係と記した。
- DATA|FotMobEnzo Maresca(監督ページ・通算成績と選手歴)2026.9.23取得。生年月日1980.2.10。監督成績:シティU-23 24試合17勝5分2敗(2020.8〜2021.5)、シティU-21 4試合2勝0分2敗、パルマ14試合4勝5分5敗(2021.5.27〜11.23)、レスター53試合36勝4分13敗(2023.7〜2024.6)、チェルシー92試合55勝16分21敗(2024.6.3〜2026.1.1)、シティ8試合7勝0分1敗(2026.6.29〜)。セビージャのアシスタント(2017.12.28〜2018.4.28)。選手歴はカリアリ、ウェスト・ブロムウィッチ(1998〜)、ユベントス(2000.1〜)、ボローニャ、ピアチェンツァ、フィオレンティーナ、セビージャ(2005〜09)、オリンピアコス、マラガ(2011.1〜12)、サンプドリア、パレルモ、エラス・ヴェローナ(〜2017.1)。
- CLUB OFFICIAL|ChelseaEnzo Maresca to become Chelsea men’s head coachチェルシー公式、2024.6.3。2024年7月1日から5年契約(クラブ側に1年の延長オプション)。アスコリ、セビージャ、ウェストハムのコーチ陣を経て2020年8月にシティEDSの監督、2021年にプレミアリーグ2優勝。パルマとシティのアシスタントを経て2023年6月にレスター。
- CLUB OFFICIAL|ChelseaClub statement: Enzo Marescaチェルシー公式、2026.1.1。「チェルシーとヘッドコーチのエンツォ・マレスカは袂を分かった」。在任中にカンファレンスリーグとクラブW杯を制した。「CL出場権を含む4つの大会で重要な目標が残っており、エンツォとクラブは、変化がシーズンを立て直す最善の機会になると考えている」。
- LEAGUE OFFICIAL|Premier LeagueManchester City squad 2026/27(公式API)プレミアリーグ公式のAPI(/api/v2/competitions/8/seasons/2026/teams/43/squad)から2026.9.23に取得。登録27名に日本人選手はいない。
- PL DAILY|本紙日本人選手プロフィール一覧2026.9.23にHTTP 200を確認。掲載は19名(プレミアリーグ9名、チャンピオンシップ10名)で、マンチェスター・シティ所属の選手はいない。
- BROADCAST|BBC SportCrystal Palace 1-4 Manchester City(試合ページとスタッツ)2026.8.28。支配率28%対72%。パレスは3-4-2-1で、先発は鎌田大地、冨安健洋を含む。74分に冨安→アクセル・ディサシ。シティの布陣表記は4-2-3-1。
- BROADCAST|BBC SportManchester City 5-3 Sunderland(試合ページとスタッツ)2026.9.20。支配率55%対45%、xG 2.72対4.15、シュート16(枠内6)対17(9)。布陣表記は4-2-3-1で、先発は右から ヌネス、ディアス、ゲイ、グバルディオル、ボランチにフェルナンデスとアンダーソン、2列目は右から ンディアイ、シェルキ、セメンヨ。75分ンディアイ→ドク、85分シェルキ→オライリー。
- BROADCAST|beIN SPORTS‘It is music to my ears’ – Semenyo thrilled by Maresca’s style of playbeIN SPORTS、2026.8.3。プレシーズンの香港でのインテル戦の後のセメンヨの談話。「就任が決まったとき最初に思ったのは、チェルシーと対戦したとき、彼のワイドの選手はいつも高くて自由だったということ」「試合の大半で1対1になれる」「どう組み、ワイドの選手をどう使いたいかについて個別に話をした」「アイデアはペップにかなり近い」「エンツォの指示は、大外にいて、ボールを持ったら好機を作れ、というだけ。僕には最高の音楽だ」。
- PRESS|All Out Soccer(The Mirror の取材を引用)Manchester City’s Antoine Semenyo thriving under Enzo Maresca, open to Erling Haaland roleAll Out Soccer(Andy Dunn)、2026.9.21。Daily Mirror によるセメンヨの談話を引用。「ワイドの選手は高く広く張るので1対1が多く、彼は僕らがデュエルに勝つと信じてくれる。負けても続ければいい」「チーム全体としては昨季とかなり似ている」。セメンヨはマレスカのもとでリーグ全試合に先発している。
- BROADCAST|BBC SportJosko Gvardiol: How Man City defender is returning to best at left-backBBC Sport(Shamoon Hafez、シティ担当)、2026.9.19。グバルディオルが左サイドバックに定着した経緯。関係者によれば本人は左サイドバックをセンターバックより体力的にきついと感じているが、「前へ自由に出て得点の位置へ入っていける」ので楽しんでいる。第1節の決勝点と2アシスト(ダービーの決勝点を含む)。ダービーでは対人11回中9回に勝ち、タックル4回はシティ最多。オライリーはマレスカから「本来の中盤で機会を増やす」と伝えられ、アイト・ヌーリは本職の左サイドバックではなく前の位置で使われている。
- DATA|ESPN(Opta 実況)Manchester City 2026/27 公式戦の実況記録(Commentary)2026.9.23取得。ESPNの試合API(event 401875219、401879320、401879294、401879287、401915425、401879278、401914260、401879272)の実況(Opta)で、得点の形(クロス、スルーパス、CK後、速攻)、アシスト、交代の組(「X replaces Y」)と負傷の有無を1件ずつ確認した。例:パレス戦17分「セメンヨのクロスからハーランドが頭」、コベントリー戦26分「セメンヨのクロスから頭」、ボーンマス戦90+1分「シェルキのスルーパスからグバルディオル、PA中央から右足」、ボーンマス戦63分「アンダーソン→コバチッチは負傷」、コベントリー戦87分「ンディアイ→マカイドゥは負傷」。
- BROADCAST|BBC SportManchester United 0-1 Manchester City(試合ページとスタッツ)2026.9.13。支配率54.9%対45.1%、xG 0.95対0.99、シュート16(枠内3)対6(2)。23分フォーデン退場(暴力行為)、46分シェルキ→ンディアイ、60分ハーランド、82分フェルナンデス→オライリー。本文には「60分、カウンターからグバルディオルの低くディフレクトしたクロスをハーランドがファーで押し込んだ」とある。
- LEAGUE OFFICIAL|Premier LeaguePremier League Match Round 4 – Key Match Incidents Panel outcomesプレミアリーグ公式、2026.9.23(URLは round-1 だが、ページの題は Match Round 4)。第4節の判定審査(KMI)パネルの結果。ユナイテッド対シティ60分の場面(ハーランドはオンサイドの位置、エンツォ・フェルナンデスはオフサイドの位置)について、パネルは5対0の全員一致で「得点を認めたVAR介入は誤り(明白な誤り)」と判断した。フェルナンデスは近くのボールにプレーしようとし、守備者とGKのプレーに影響しており、VARは攻撃の局面での主観的なオフサイドの見逃しとして主審に映像での確認を勧めるべきだった、とする。第4節で唯一のVARによる判定変更で、副審の誤りであると同時に、VAR後の結果も誤りとして記録された。
- DATA|FotMob(Opta)Premier League チーム統計 2024/25・2025/26・2026/27(全20クラブ)data.fotmob.com/stats/47/season/<id>/<指標>.json(2024/25=23685、2025/26=27110、2026/27=36781)から2026.9.23に取得した。合計で返る指標(xG、被xG、敵PA内タッチ)は試合数で割り、順位は全20クラブの値を並べて本紙が出した(同じ値のクラブがあるときは並んだ中の最上位)。シティ2026/27(5試合):支配率63.1%(2位)、xG 2.10(2位)、被xG 1.44(9位)、正確なクロス5.2(4位タイ)、正確なロングボール20.0(11位タイ)、敵陣でのボール奪取3.8(7位)、敵PA内タッチ30.8(5位)、正確なパス560.6(1位)、セットプレー得点3(3位タイ)。シティ2025/26(38試合):60.5%(1位)、1.88(1位)、1.16(2位)、4.4(10位タイ)、19.4(19位)、4.6(3位タイ)、37.08(1位)、520.4(1位)、11(12位タイ)。チェルシー2024/25(38試合):57.2%(3位)、1.82(2位タイ)、1.26(5位)、3.9(13位タイ)、21.4(9位)、5.0(3位タイ)、31.47(4位)、451.5(3位)、12(7位タイ)。2026/27のリーグ平均は支配率50.0%、xG 1.51、正確なクロス4.14、正確なロングボール21.5、敵陣でのボール奪取3.51、敵PA内タッチ24.78。
- BROADCAST|BBC SportManchester City 2-1 Bournemouth(試合ページとスタッツ)2026.8.23。支配率66%対34%、xG 2.36対0.63、シュート13(枠内6)対5(4)、敵PA内タッチ37対6、クロス24本対8本。布陣表記は4-2-3-1で、先発は右から ルイス、フサノフ、ディアス、グバルディオル、ボランチにアンダーソンとゲイ。
- CLUB OFFICIAL|Manchester CityMaresca: Cherki’s impact from the bench was unbelievable!マンチェスター・シティ公式、2026.8.23(会見の要旨)。同点弾はシェルキのCKから、決勝点はシェルキのスルーパスから(記事は85分、91分と記すが、本紙はOptaの84分、90+1分を採った)。マレスカ「インパクトは信じられないほどだった。先発でないときにすべきことを、ライアンは今日やった」「彼が不満だったのは分かっている。でも決めるのは私だ」。
- ANALYST|Coaches’ VoiceEnzo Maresca’s tactics and style of playCoaches’ Voice(UEFAライセンスを持つコーチによる分析)、チェルシー就任時(2024年)。コヴェルチャーノの卒業論文の題は「サッカーとチェス」で、本人は「チェスの指し手の考え方が要る。計画を立て、相手の手を研究し、駒の配置を選ぶ」と述べた。ミランの下部組織で6番と8番を務め、10番のロベルト・デ・ゼルビと親しくなった。マラガでペジェグリーニから監督の素質を告げられ、アスコリ、セビージャを経て2018年夏にウェストハムのペジェグリーニのコーチ陣へ。2020年にグアルディオラがEDSの監督に招き、ラビア、パーマー、Tommy Doyle らでプレミアリーグ2を初優勝。パルマは14試合で終了。戦術:GKが最終ラインに加わる深い組み立て。レスターの4-3-3はサイドバックが内側に入ってダブルボランチを作り、攻撃時は3-2-4-1、奪われた直後は後ろを3-2で守る(EDSでも見られた形)。パルマは両サイドバックが絞る2-3-5で、奪われた直後は後ろ2枚の2-3となり、広い範囲を守るのが非常に難しかった。レスターは1季を通して支配率60%超。プレスは4-4-2に変えて片側へ閉じ込める。
- ANALYST|Coaches’ VoiceManchester United 0 Manchester City 1: tactical analysisCoaches’ Voice、2026.9.13の試合。シティは開始から人に付く攻撃的なプレス。審判組織の Pro Ref は、得点を認めたVARに「判断の誤り」があったとその後認めた。フォーデンが右から外→内でマルティネスへ、ハーランドがマグワイアへ寄せてGKまで追い、エンツォ・フェルナンデスとシェルキが相手の2ボランチ(マイヌー、ティーレマンス)、アンダーソンがブルーノ・フェルナンデス、ディアスがクーニャを担当。ヌネスが相手の左SBドルグへ飛び出し、ゲイが横へずれてラッシュフォードを見た。退場後の4-4-1に対し、ユナイテッドは2-2-6や2-3-5で中央に人をかけ、ラッシュフォードがヌネスとの1対1を仕掛けた。後半はンディアイがシェルキに代わり、シティはより直接的・縦志向になって背後の大きなスペースへ、ハーランドか、右のンディアイ、左のセメンヨへ展開した。決勝点はドンナルンマの直接のパスのセカンドボールをンディアイが拾って始まった。守備はより狭く、深くなり、終盤は4-4-1が5-3-1になった。マレスカ「11対11のプランは退場で完全に変わった。10人になって下がって待ち、トランジションも背後のスペースも与えなかった」。※同記事は得点時刻を52分と記すが、BBC、ESPN、FotMob、クラブ公式はいずれも60分で、本紙は60分を採った。
- CLUB OFFICIAL|Manchester CityMaresca happy with win – but would prefer a clean sheet as well!マンチェスター・シティ公式(David Clayton)、2026.9.20。マレスカ「正直に言えば5-3より1-0で勝ちたい」「失点のうち2つは簡単すぎた。2点目はジャカの速いフリーキックから、3点目も別のフリーキックからだった」「もっとコントロールしてボールを保持できるのは間違いない」「この7つの公式戦はすべて違った。10人の試合もあった」「ジェレミーはジョシュコとニコへのパスが良かった」。
- CLUB OFFICIAL|Sevilla FCMARESCA: "ESTA EXPERIENCIA CON VINCENZO ME ESTÁ DANDO MUCHO"セビージャ公式(スペイン語)、2018.2.14。マレスカ「ここで休暇を過ごしていたとき、クラブからモンテッラに協力する気はあるかと聞かれ、彼の了承を得て受けた」「クラブは私を、コーチ陣を助け、チームと街とファンになじんでもらうために雇った」「このキャリアを始めたのは、監督をやりたいから」。
- PRESS|Football ItaliaOfficial: Parma sack Maresca, Iachini incomingFootball Italia(Susy Campanale)、2021.11.23。パルマは声明で、トップチームの監督マレスカを解任したと発表した。セリエAから降格した後の夏に招かれた。前季(2020/21)はシティのU-23、それ以前はアスコリ、セビージャ、ウェストハムのアシスタントを務めていた。
- DATA|FotMob(Opta)Serie B 2021/22 日程・結果とパルマの布陣表記2026.9.23取得。マレスカが指揮した第1〜13節の布陣表記は4-3-3が7試合、3-5-2が3試合(第11〜13節)、3-4-3が2試合、5-3-2が1試合(第10節)。最後の4試合はいずれも3バックで先発している。
- CLUB OFFICIAL|Leicester CityLCFC Appoint Maresca As Managerレスター公式、2023.6.16。トップチームの新監督としてマレスカを迎えると発表。同ページ内の関連記事の見出しは「3年契約に署名し、チャンピオンシップでの昇格争いを率いる」。
- DATA|FotMobEFL Championship 2023/24 順位表・日程とレスターの布陣表記2026.9.23取得。レスターは46試合31勝4分11敗、89得点41失点、勝点97で優勝(2位イプスウィッチ96、3位リーズ90)。失点41はリーグ最少。布陣表記は4-3-3が30試合、4-2-3-1が14試合、3-4-3と3-2-4-1が各1試合。
- DATA|ESPNChelsea schedule 2024/25・2025/26(全公式戦)ESPNの日程API(/all/teams/363/schedule)から2026.9.23に取得。マレスカの指揮した期間の全公式戦:2024/25はCL予選プレーオフ2試合1勝1敗、カンファレンスリーグ13試合12勝1敗、プレミアリーグ38試合20勝9分9敗、FAカップ2試合1勝1敗、カラバオ杯2試合1勝1敗の計57試合35勝9分13敗。2025年のクラブW杯7試合6勝1敗。2025/26(2026.1.1まで)はプレミアリーグ19試合8勝6分5敗、カラバオ杯3試合3勝、CL6試合3勝1分2敗の計28試合14勝7分7敗。合計92試合55勝16分21敗でFotMobと一致した。
- DATA|FotMobPremier League 2025/26 日程・結果(チェルシー退任時点の順位、チェルシーとシティの布陣表記)2026.9.23取得。2025.12.30までに終わったリーグ186試合の結果から本紙が順位表を組んだ。チェルシーは19試合8勝6分5敗、32得点21失点、勝点30で5位(6位マンチェスター・ユナイテッドと勝点で並び、得失点差で上)。首位はアーセナル(勝点45)、2位シティ(18試合で勝点40)。チェルシーの25/26の布陣表記(第1〜19節)は4-2-3-1が18試合、4-1-4-1が1試合。 同じ季のシティ(グアルディオラの最終季)の全38節の布陣表記は、4-1-4-1が16試合、4-2-3-1が10試合、4-1-3-2が6試合、4-3-3が4試合、4-3-2-1が2試合。
- ANALYST|Tactical Football AnalysisEnzo Maresca Tactics At Man City 2026/2027 – AnalysisTactical Football Analysis、就任前(2026年6月、後任候補として報じられていた時点)。チェルシーの型の分析:GKを補助的なセンターバックとして組み立てに加える、左右どちらのサイドバックも内側のレーンへ入って中盤で菱形を作る、サイドバックが内側にいる間ウイングはタッチライン際に張って相手の最終ラインを横に伸ばす。シティでも同じ考え方が使えるかを展望した記事で、シティでの実例は含まない。
- ANALYST|Coaches’ VoiceArsenal 3 Manchester City 0: Community Shield tactical analysisCoaches’ Voice、2026.8.16の試合(カーディフ)。前季のプレミアリーグ王者アーセナル対FAカップ王者シティ。保持時、シティは敵陣へ進むとフサノフが内側へ絞ってディアス、グバルディオルと3-1の土台を作り、コバチッチが単独のボランチ、オライリーが左の攻撃的MFの位置まで上がった。これで両ワイドのセメンヨとドクが幅を保ち、フォーデンとアンダーソンがオライリーとともにハーランドの背後に並んだ。失点はいずれもフサノフの背後や肩口を突かれた形。マレスカ「最初の失点が試合の大部分を決めた」。
- CLUB OFFICIAL|Manchester CityCherki conjured up the complete display, says admiring Marescaマンチェスター・シティ公式(Neil Leigh)、2026.8.28。マレスカ「2点だけでなく、ボールのないところでの働きがとても良かった」「パレスがボールを持つとき、彼(シェルキ)はアダム・ウォートンの担当だった。ボールがあってもなくても完全な試合だった」「前半はおそらく本来の水準ではなかった」。ゲイについて「先週は中盤で、今夜はセンターバックで印象的だった」。
- CLUB OFFICIAL|Manchester CityMaresca delighted with complete performance at Portoマンチェスター・シティ公式、2026.9.8。マレスカ「95分間、ボールを持っても持たなくても完全な出来だった」「ボールがないときは攻撃的に、ボールがあるときはどうやって勝つかを計画する」「試合ごとにチームは良くなっている」。ポルトに枠内シュートを1本も許さなかった。
- CLUB OFFICIAL|Manchester CityHaaland strike wins 199th Manchester derby for resolute 10-man Cityマンチェスター・シティ公式、2026.9.13。23分のフォーデン退場後、シティは4-4-1へ下がった。60分、グバルディオルのディフレクトしたクロスをハーランドが押し込み、約3分のVAR確認の後に認められた。ユナイテッドは67分以上の数的優位で枠内シュート3本にとどまった。
- CLUB OFFICIAL|Manchester CityWe believed we could win even with 10 men – Enzoマンチェスター・シティ公式、2026.9.13。マレスカ「11対11のプランがあったが、退場で完全に変わった」「10人の試合は我々にとって難しくなったが、相手にとっても難しくなった。彼らはトランジションと背後のスペースを好むチームで、10人になって我々は下がって待ち、トランジションも背後のスペースも与えなかった」「ハーフタイムに選手へ伝えたのは、相手にとっても難しくなった、勝てると信じ続けろということ」。フォーデンの退場は妥当だが同じ場面でブルーノにも赤が出るべきだった、とも述べた。
- CLUB OFFICIAL|Manchester CityMaresca: Guéhi put in the complete performanceマンチェスター・シティ公式、2026.8.23。ゲイは慣れない中盤の中央でアンダーソン、オライリーと並んだ。マレスカ「素晴らしい。出来がとても良く、得点も決めた。完全な出来だった」。アンダーソンの交代は「おそらくけいれん。W杯組は遅れて合流し、10日前に練習を始めたばかりで、プレシーズンのようなもの」。
- PL DAILY|本紙エティハドの17歳、デビュー戦で2得点 パレスは欧州初戦で4-0、鎌田大地は74分(2026年9月18日号)03 THE TURNING POINT「マンチェスター・シティ 5–0 ノリッジ ─ シェルキを下げ、4人の配置を変えた」。マレスカはダービーから先発を10人入れ替えた。ハーフタイムにシェルキを下げてマカイドゥを右ウイングへ入れ、アラン・エリアスを左ウイング、アイト・ヌーリを左サイドバック、オライリーを10番へ移した(エスティームド・コンパニーのアダム・マレット(Adam Marrett)記者の記録による)。09 MANAGER RATINGS で8.5。公開版を2026.9.23にHTTP 200と本文の記述で確認。保存版:PL_DAILY/out/PL_DAILY_20260918.html。
- CLUB OFFICIAL|Manchester CityCity make 10 changes for Sunderland clashマンチェスター・シティ公式、2026.9.20。カラバオ杯のノリッジ戦から先発を10人替えたと伝えるチームニュース。
- CLUB OFFICIAL|Manchester CityMaresca delighted with Samba debutマンチェスター・シティ公式(David Clayton)、2026.9.17。マレスカ「9番に起用すると決めた3、4日前に、そこでプレーしたことがあるか聞いたら、一度もないと答えた」「彼は9番ではないが、良かった」「アントワーヌもいるし、試合のプランによってはフィルとライアンを偽9番で使うこともできる」「若い選手は急がせない。長いシーズンで、今夜出た選手もリーグ戦やCLでプレーする」。
- DATA|FotMob(Opta)EFL Championship 2023/24 日程・結果(レスターの全46試合の布陣表記)2026.9.23取得。各試合ページのOptaの布陣表記を走査した。4-3-3が30試合、4-2-3-1が14試合、3-4-3と3-2-4-1が各1試合。
- DATA|FotMob(Opta)Premier League 2024/25 日程・結果とチェルシーの布陣表記2026.9.23取得。チェルシーの全38節の布陣表記は4-2-3-1が34試合、4-1-4-1が3試合、3-2-4-1が1試合。
- BROADCAST|BBC SportManchester City 1-0 Coventry City(試合ページとスタッツ)2026.9.5。支配率77.6%対22.4%、xG 1.84対1.23、クロス19本。コベントリーの控えに坂元達裕が入ったが、出場はなかった。
- SUPPORTER|Esteemed Kompany(シティのファン媒体)There looks to be an area of concern with the form of a Manchester City left-backエスティームド・コンパニー、2026.9.22(Yahoo Sportsにも転載)。「保持時、シティは3バックを組み、サイドバックの一方が中盤へ上がる。7試合の大半で、左サイドバックのグバルディオルがこの役を務めている」「攻撃では武器になっているが、守備では最良の状態ではない。奪われると持ち場を離れていることが多く、上がった位置の背後に相手が突く穴ができる」。評価記事として扱う。
- CLUB OFFICIAL|Manchester CityAnderson returns as City make one change for 199th Manchester derbyマンチェスター・シティ公式、2026.9.13。ポルト戦からアンダーソンがブアッディに代わって先発に戻る1人だけの変更。配置は最終ラインが右からヌネス、ディアス、ゲイ、グバルディオル、その前にアンダーソンとフェルナンデス、2列目にシェルキ、セメンヨ、フォーデン、最前線ハーランド。Optaの試合前データとして、アンダーソンは今季のプレミアリーグで強いプレッシャーの下でのパス成功が最多(122本)。
- PL DAILY|本紙6分間で3点動く 冨安健洋は加入後初のリーグ先発(2026年8月29日号)03 THE TURNING POINT「Crystal Palace 1–4 Manchester City ─ Cherkiに守備の仕事を与え、Whartonを消した」。冨安健洋は負傷者の代わりに3バックの左で加入後初のリーグ先発、74分まで。鎌田大地はパレスが5人を替えるなかで90分出場し、ウォートンが消された時間帯に前進役の位置にいた。09 MANAGER RATINGS でマレスカに8.4。この号は日本語表記の規則(2026年9月1日号から適用)より前のため、人名がラテン文字で書かれている。公開版を2026.9.23にHTTP 200と本文の記述で確認。保存版:out/PL_DAILY_20260829_v5.html。
- CLUB OFFICIAL|Manchester CityEarly goal was a big part of the game – Marescaマンチェスター・シティ公式、2026.8.16。マレスカ「試合の大部分は、最初の失点で決まった。30秒で失点した」「2点目の前に3、4回の好機があった」「勝っても常に心配している。始まったばかりで、良くすべきことが多い」。W杯組のハーランド、オライリー、ドク、アンダーソンの4人は、2、3回の練習で先発させ、「45分か、長くても1時間で全員替える計画だった。試合前に決めていたことだ」。
- CLUB OFFICIAL|Manchester CityMaresca: ‘We need this kind of win in every way’マンチェスター・シティ公式(Neil Leigh)、2026.9.5。マレスカ「こういう試合は10回のうち9回、最後に失点して終わる」「前半は1-0だったが、もう1、2点取れた。相手を生かしてしまった」「最後に皆で耐えたのは良かった。スローインとセットプレーを守った」「すべての勝利がきれいなわけではない」。オライリーは試合直前に背中の違和感で外れ、エンツォ・フェルナンデスが移籍2日後にデビューした。
- BROADCAST|NBC SportsEnzo Maresca on 10-man Man City win in Manchester derby — ‘What a chaos’NBC Sports(Nicholas Mendola)、2026.9.13。マレスカ「なんという混沌か」「最初は中央でオーバーロードを作りたかったが、23分ですべてが変わった」「彼らはトランジションで無類の強さを持つが、10人になってから一度もトランジションを与えなかった」「戦術プランは一つの要素にすぎず、今日の主役は選手の頑張りだった」「昨季チェルシーでは3分で10人になった」。
- CLUB OFFICIAL|Manchester CityHow City won at Old Traffordマンチェスター・シティ公式、2026.9.15(Optaの数値)。ハーフタイムに入ったンディアイは半分の時間でセメンヨとフェルナンデス以外の誰よりも長くスプリントし、セメンヨと2人でハーランドを支えた。アンダーソンは走行11.6kmとタッチ77回がいずれもチーム最多。支配率はユナイテッド55%、パスは94本少なかった。シティのxG 1.1はユナイテッドの1を上回り、シュートは6本対16本。ドンナルンマは4試合でOptaの枠内シュートモデル上2.6点を防いだ。
- CLUB OFFICIAL|Manchester CityHe’s a truly, truly special person – Donnarumma on Marescaマンチェスター・シティ公式、2026.9.19。ドンナルンマ「彼は私を大いに信頼し、キャプテンの一人に選んでくれた」「細部への注意がすごい。素晴らしい環境をつくった。新しい選手もすぐになじんだ」「監督である以前に、本当に特別な人だ」「それぞれが最高の自分を出せるようにしてくれる」。
- PL DAILY|本紙10人のシティがダービーを制す 坂元達裕は2試合続けて出番なし(2026年9月14日号)03 THE TURNING POINT「マンチェスター・ユナイテッド 0–1 マンチェスター・シティ ─ 10人でウイングを高く広く残し、左サイドバックが決勝点を作った」。09 MANAGER RATINGS で9.3。公開版を2026.9.23にHTTP 200と本文の記述で確認。保存版:PL_DAILY/out/PL_DAILY_20260914.html。
- CLUB OFFICIAL|Manchester CitySunderland test will be ‘toughest of the season’ so far, says Marescaマンチェスター・シティ公式(David Clayton)、2026.9.18。サンダーランドは昨季7位でヨーロッパリーグ出場権を得た。マレスカ「日曜は今季ここまでで最も厳しい試合になる」「ボールを持っても持たなくても強く、毎試合多くのデュエルに勝つ」。
- CLUB OFFICIAL|Manchester CityNdiaye and Fernández make debuts as City continue winning startマンチェスター・シティ公式、2026.9.5。移籍期間の最後に加わったンディアイとエンツォ・フェルナンデスがデビューし、フェルナンデスは試合前に外れたオライリーの代わりに先発した。26分、フェルナンデスのパスで抜け出したセメンヨのクロスを、ハーランドがマーカーを外して頭で決めた。
- PL DAILY|本紙トッテナムを去った2人が決めた日 鎌田大地は決勝アシスト(2026年9月6日号)09 MANAGER RATINGS でマレスカに7.0(コベントリー戦)。「3試合3勝で首位。ただしこの日の最高評価は得点者ではなくGKで、昇格組にxG1.37を許した」。公開版を2026.9.23にHTTP 200と本文の記述で確認。保存版:out/PL_DAILY_20260906_v7.html。
- PL DAILY|本紙鈴木彩艶が日本人GK初のCL出場 上田綺世は先制ヘッド(2026年9月9日号)ポルト 0–2 マンチェスター・シティの試合記事と、09 MANAGER RATINGS でマレスカに6。マレスカ「もっと決められた。特に前半は」。公開版を2026.9.23にHTTP 200と本文の記述で確認。保存版:out/PL_DAILY_20260909_v5.html。
- PL DAILY|本紙シティが8点の乱打戦を制して5連勝|ブロビーのハットトリックは敗戦に終わる(2026年9月21日号)03 THE TURNING POINT「マンチェスター・シティ 5–3 サンダーランド ─ フリーキックの再開から、2度追いつかれた」(戦術Q&A:速い再開)。09 MANAGER RATINGS で7.2。公開版を2026.9.23にHTTP 200と本文の記述で確認。保存版:PL_DAILY/out/PL_DAILY_20260921.html。
- PRESS|The StandardMan City XI vs Brighton: Starting lineup, confirmed team news, injury latest for Carabao Cup todayJack Tanner、2026.10.28。先発 ルリ;リコ・ルイス、ヴィトル・レイス(Vitor Reis)、ゲイ、オライリー;コバチッチ、ブアッディ;アラン・エリアス、フォーデン、シェルキ;サンバ。中盤はブアッディがコバチッチと組む、右SBはリコ・ルイス。開始は19時30分(GMT)。
- PRESS|The StandardMan City 2-2 Brighton (4-3 on penalties): Geronimo Rulli the hero as holders progress via shootoutAndy Hampson(PA)、2026.10.28。マレスカはアストン・ヴィラ戦から先発を9人替え、ハーランド、ドンナルンマ、ルベン・ディアス、アンダーソン、グバルディオルは短い休暇でメンバー外。ブライトンも7人を替えた。30分ヤルクエ、40分コバチッチ、後半の立ち上がりにジョルジニオ・ルター(Georginio Rutter)、72分シェルキのフリーキックがヴィトル・レイスに当たって2-2。マレスカがアラン・エリアスに代えてドクを入れてから流れが変わった。PK戦はルリが2本を止めて4-3。
- CLUB OFFICIAL|Brighton & Hove Albion(Opta 実況)Match Centre: Manchester City v Brighton & Hove Albion(Carabao Cup)ブライトン公式のマッチセンター、2026.10.30取得(robots.txt は全体を許可)。実況(Opta)で、45分 サンバ→マカイドゥ、ブアッディ→アイト・ヌーリ(1-1)、61分 アラン・エリアス→ドク(1-2)、76分 リコ・ルイス→フサノフ、87分 オライリー→フェルナンデス。得点 30分ヤルクエ、40分コバチッチ(フォーデンのアシスト)、47分ジョルジニオ・ルター、72分ヴィトル・レイス(シェルキのセットプレーから)。観衆49,107人。
- DATA|ゲキサカ(Opta)アストン・ビラvsマンチェスター・C 試合記録ゲキサカ、2026.10.24(日本時間)掲載、2026.10.30取得。データ提供はOpta。プレミアリーグ第8節(2026.10.24、ヴィラ・パーク)アストン・ヴィラ 2-1 マンチェスター・シティ(前半1-0)。得点 6分・60分ジャクソン、52分ハーランド。警告 ゲイ32分、シェルキ38分ほか。シティの先発はDF ルベン・ディアス、ゲイ、グバルディオル、フサノフ、MF アンダーソン、ンディアイ、シェルキ、ドク、フェルナンデス、FW ハーランド。交代 46分ゲイ→リコ・ルイス、46分シェルキ→フォーデン、69分ンディアイ→マカイドゥ。ヴィラのGKは鈴木彩艶(先発90分)。観衆36,743人。
- PRESS|The IndependentHow new-look Aston Villa found flaws in a previously perfect Man CityRichard Jolly、2026.10.24。6分の失点はゲイのトラップのミスから。ハーフタイムにシェルキ(今季4度目のハーフタイムでの交代)とゲイを下げ、マレスカは2人の警告を理由の一つに挙げた(「ゲイのことは全く心配していない」)。60分はイブラヒム・ムバイェ(Ibrahim Mbaye)の走りと折り返しから。マレスカ「我々はもっと値した。内容は全体として良かった」、2失点は防げたかと問われて「両方とも」。鈴木彩艶がンディアイ、シェルキ、グバルディオルのシュートを止めた。ヴィラ・パークのリーグ戦で4連敗。
- DATA|ゲキサカ(Opta)マンチェスター・CvsAEKアテネ 試合記録ゲキサカ、2026.10.21(日本時間)掲載、2026.10.30取得。データ提供はOpta。チャンピオンズリーグ・リーグフェーズ第3節(2026.10.20、エティハド・スタジアム)マンチェスター・シティ 5-1 AEKアテネ(前半2-0)。得点 12分アンダーソン、34分・65分・76分フォーデン、57分シェルキ、52分スタブロス・ピリオス(Stavros Pilios)。シティの先発はDF ルベン・ディアス、グバルディオル、フサノフ、リコ・ルイス、MF アンダーソン、シェルキ、フェルナンデス、アラン・エリアス、フォーデン、FW サンバ(ハーランドは控えで出場なし)。交代 62分サンバ→マカイドゥ、72分グバルディオル→ヴィトル・レイス、72分フェルナンデス→アイト・ヌーリ、83分ルベン・ディアス→ケイデン・ブレイスウェイト(Kaden Braithwaite)。前節のイプスウィッチ戦から先発で残ったのはドンナルンマ、ルベン・ディアス、フォーデンの3人(本紙が両試合の記録を照合)。
- DATA|ゲキサカ(Opta)マンチェスター・Cvsイプスウィッチ 試合記録ゲキサカ、2026.10.18(日本時間)掲載、2026.10.30取得。データ提供はOpta。プレミアリーグ第7節(2026.10.17、エティハド・スタジアム)マンチェスター・シティ 3-2 イプスウィッチ(前半2-1)。得点 19分フォーデン、21分前田大然、34分・69分ハーランド、90分イプスウィッチのPK。シティの先発はDF ルベン・ディアス、ゲイ、ヌネス、オライリー、MF ンディアイ、コバチッチ、ドク、ブアッディ、フォーデン、FW ハーランド(シェルキは控えで出場なし)。交代 50分コバチッチ→フェルナンデス、61分オライリー→グバルディオル、76分ヌネス→フサノフ、77分ドク→セメンヨ、77分フォーデン→アンダーソン。前田大然は先発し71分に交代。
- PRESS|The IndependentPhil Foden nets hat-trick as Man City bounce back from PSG loss with dominant winAndy Hampson(PA)、2026.10.20。大きく先発を入れ替え、けがの不安からハーランドを休ませてベンチに置いたまま使わず、17歳のフロイド・サンバが最前線で先発。フォーデンがハットトリック。
- DATA|ゲキサカ(Opta)リバプールvsマンチェスター・C 試合記録ゲキサカ、2026.10.12(日本時間)掲載、2026.10.30取得。データ提供はOpta。プレミアリーグ第6節(2026.10.11、アンフィールド)リバプール 0-3 マンチェスター・シティ。得点 65分ハーランド、68分ドク、78分シェルキ。62分フラーフェンベルフ退場(2枚目の警告)。シティの先発はGK ドンナルンマ、DF ルベン・ディアス、ゲイ、ヌネス、オライリー、MF アンダーソン、ンディアイ、シェルキ、フェルナンデス、セメンヨ、FW ハーランド。交代 56分ンディアイ→ドク、66分オライリー→グバルディオル、80分フェルナンデス→ブアッディ、80分ハーランド→アラン・エリアス。リバプールの控えに遠藤航(出場なし)。観衆60,338人。
- DATA|ゲキサカ(Opta)マンチェスター・CvsパリSG 試合記録ゲキサカ、2026.10.15(日本時間)掲載、2026.10.30取得。データ提供はOpta。チャンピオンズリーグ・リーグフェーズ第2節(2026.10.14、エティハド・スタジアム)マンチェスター・シティ 2-4 パリ・サンジェルマン(前半0-3)。得点 13分ドゥエ、15分デンベレ、32分ヴィティーニャ、53分・75分ハーランド、62分マグネス・アクリウシュ(Maghnes Akliouche)。シティの先発はDF ルベン・ディアス、ゲイ、グバルディオル、フサノフ、MF アンダーソン、シェルキ、ドク、フェルナンデス、セメンヨ、FW ハーランド。交代 46分ルベン・ディアス→ヌネス、シェルキ→ブアッディ、ドク→ンディアイ、90分フェルナンデス→オライリー。
- DATA|ゲキサカ[プレミアリーグ2026-27] 日程&結果ゲキサカ、2026.10.30取得。日付は現地の日付、時刻は日本時間(24時を超える表記)。第8節までの全試合の結果から本紙が順位を計算した:マンチェスター・シティ 7勝1敗、20得点9失点、勝点21、アーセナル 7勝1敗、13得点5失点、勝点21で、シティが得失点差で1位。第9節 マンチェスター・シティ対ブライトンは10月31日(土)24:00(日本時間)。以後、リーズ(ホーム)12月2日、ハル・シティ(ホーム)12月19日、リーズ(アウェー)1月6日、ブライトン(アウェー)1月23日。
- PRESS|The IndependentArsenal centre-backs make the difference to cut gap to leaders Man CityEdward Elliot(PA)、2026.10.24。アーセナルはエバートンに2-0で勝ち、リーグ8試合で7勝目。首位マンチェスター・シティと勝点で並んだ。
- PRESS|ゲキサカ前田大然がマンC相手にプレミア初ゴール!! 巧みなラインブレイクで同点弾ゲキサカ編集部、2026.10.17(日本時間)。1点を追う前半21分、前田大然が右からのスルーパスに反応して最終ラインを破り、ゲイの前に体を入れてGKと1対1になり、決めた。プレミアリーグ7試合目でリーグ初得点。
- PRESS|The IndependentBusiness as usual for victorious Man City despite lingering state of limboRichard Jolly、2026.10.17。リーグの開幕から7戦7勝で、アンチェロッティ、スールシャール、グアルディオラの6連勝を抜き、プレミアリーグで監督の就任後の最長の連勝発進。マレスカはPSG戦から6人を替え、ブアッディをリーグで初先発させた。コバチッチが足を引きずって退き、フェルナンデスが予定より早く入った。前田大然はゲイの背後へ抜けて得点。終盤のPKはゲイの反則から。イプスウィッチは5-4-1で入った(ガリー・オニール監督)。シティは本拠地の直近3試合で9失点。
- PRESS|ゲキサカ鈴木彩艶がマンチェスター・C相手にビッグセーブ連発!! プレミア全勝中だった首位撃破に貢献ゲキサカ編集部、2026.10.24(日本時間)。前半13分のンディアイのカットインからのシュート、21分のシェルキのダイレクトシュートを鈴木彩艶が止めた。28分のンディアイのシュートはポスト。
- PRESS|ゲキサカ負傷離脱続くMF三笘薫、ブライトン指揮官が復帰時期に言及「代表ウィーク前に復帰できるとは思っていないが…」ゲキサカ編集部、2026.10.28(日本時間)。Sussex World を引く。三笘薫は今季出場なし。ヒュルツェラー監督は11月の代表期間の明けに復帰すると見込む。
- PRESS|The IndependentMan City and PSG respond to uncertain future by playing out Champions League classicRichard Jolly、2026.10.14。ハーフタイムの3枚替えで、ブアッディが中盤を厚くし、シティはシュート27本、相手PA内のタッチ52回まで押し込んだ。マレスカ「前半については申し訳ない」「我々は近づいていると感じる」。シティは本拠地のCL直近8試合で4敗。
- PRESS|The StandardCarabao Cup quarter-final draw: Liverpool to face Bournemouth as Man City get dream tieTashan Deniran-Alleyne、2026.10.28。準々決勝はマンチェスター・シティ対ブラッドフォード(リーグ1)をエティハド・スタジアムで。12月14日の週に予定。
- PRESS|The IndependentManchester City charges: Appeal, sanctions and timelines explainedChris Wilson、2026.10.11。独立委員会は2009/10から2017/18までの9季について、プレミアリーグの財務規則への重大な違反の容疑のすべてと、調査への協力義務の違反の大半でシティを有罪と認定した。クラブは10月1日に上訴。上訴の手続きは申し立てから12週間以内に終える定め。処分は元の委員会が決め、時期は定まっていない。
- PRESS|The Independent‘Our noise is to win games’; Enzo Maresca challenges Man City to continue winning mentalityRichard Jolly、2026.10.11。財務規則違反の認定の後で最初の試合。マレスカ「この2、3週間は選手にとって簡単ではなかった」「外の雑音への対処を学ばなければならない。同時に我々の雑音を出す必要がある。それは試合に勝つことだ」。アンフィールドでのプレミアリーグの最大差の勝利に並んだ。
- PL DAILY|本紙マンチェスター・シティが10人のリバプールに3発、開幕6連勝 鎌田大地はプレミアリーグ初得点、パレスが逆転で本拠地初勝利(2026年10月12日号)03 THE TURNING POINT「56〜68分 リバプール 0–3 マンチェスター・シティ ─ 56分に入れたドクが退場を誘い、左からの仕掛けで6分間に2点を生んだ」と戦術Q&A(サイドの1対1)。09 MANAGER RATINGS で8.4。公開版を2026.10.30にHTTP 200と本文の記述で確認。保存版:PL_DAILY/out/PL_DAILY_20261012.html。
- PL DAILY|本紙マンチェスター・シティは前半に3失点、パリ・サンジェルマンに2-4(2026年10月15日号)03 THE TURNING POINT「46〜75分 マンチェスター・シティ 2–4 パリ・サンジェルマン ─ 0-3からの3人交代で中盤を1人増やしたシティ」と戦術Q&A(交代)。09 MANAGER RATINGS で6.2。公開版を2026.10.30にHTTP 200と本文の記述で確認。保存版:PL_DAILY/out/PL_DAILY_20261015.html。
- PL DAILY|本紙マンチェスター・シティが開幕7連勝、マレスカ監督は就任7連勝の新記録(2026年10月18日号)09 MANAGER RATINGS で7.6(週半ばの試合から6人を替え、ブアッディを初先発させた)。公開版を2026.10.30にHTTP 200と本文の記述で確認。保存版:PL_DAILY/out/PL_DAILY_20261018.html。
- PL DAILY|本紙フォーデンが3得点でシティは5-1の快勝(2026年10月21日号。見出しの後段)03 THE TURNING POINT「1〜90分 マンチェスター・シティ 5–1 AEKアテネ ─ ハーランド不在でも右サイドの連係から3得点」。09 MANAGER RATINGS で7.8。公開版を2026.10.30にHTTP 200と本文の記述で確認。保存版:PL_DAILY/out/PL_DAILY_20261021_v5.html。
- PL DAILY|本紙ヴィラがシティの開幕7連勝を止める。ジャクソン2発、鈴木彩艶が好守(2026年10月25日号)03 THE TURNING POINT「46〜60分 アストン・ヴィラ 2–1 マンチェスター・シティ ─ 52分に追いつかれたヴィラ、8分後に勝ち越し」。09 MANAGER RATINGS で5.8。公開版を2026.10.30にHTTP 200と本文の記述で確認。保存版:PL_DAILY/out/PL_DAILY_20261025_v5.html。