MATCHDAY REPORT ─ PREMIER LEAGUE, EFL & CHAMPIONS LEAGUE
PREMIER LEAGUE DAILY
MATCHDAY FULL
トッテナム、7試合目で今季リーグ戦初勝利 マディソンは約1年半ぶりの先発で古巣に先制弾 坂元達裕はプレミアリーグ初先発で78分プレー コベントリーは17位へ
19 Oct (Mon) 対象1試合(PL 1試合を詳報)。2部・CL・EFL杯・FA杯はこの期間に開催なし
THE STORY OF THE DAY
最下位で試合を迎えたトッテナムは、本拠地でコベントリーを3-1で下し、7試合目で今季リーグ戦初勝利を挙げた。14分、2025年5月1日以来の公式戦先発となったジェームズ・マディソンが先制。プロとしてのキャリアを始めたコベントリーを相手に、ペナルティーエリア外からダイレクトで放ったシュートをゴールのファーサイド上隅へ決めた。トッテナムが今季のリーグ戦でリードを奪ったのは、これが初めてだった1 , 2 , 3 。49分にジャック・ルドーニに追いつかれたが、58分にオマル・マルムーシュが移籍後初得点で勝ち越した。90+6分にはベン・デイビスが3点目を加えた。トッテナムは20位から16位へ浮上している2 , 4 , 5 。
ロベルト・デ・ゼルビ監督は「勝てると分かった。問題はメンタリティーで、過去を振り払うことだ」と語る一方、「今夜はうまくプレーできなかった」とも認めた。中盤に負傷者が重なり、ボール保持時には最終ラインに3人を残して戦った。マディソンは「前十字じん帯の負傷から回復しようと苦しんだ日々には、こういう得点を夢見ていた」と話している6 , 7 , 8 , 9 。コベントリーは連勝が2で止まり、17位へ後退した。坂元達裕 はプレミアリーグで初めて先発し、78分までプレー。10分には、この試合で最もxGの高いシュートを放った10 , 11 , 12 。
English
Tottenham were bottom of the table before the game, but they beat Coventry 3-1 at home and won their first league game of the season at the seventh attempt. In the 14th minute, James Maddison, making his first competitive start since 1 May 2025, scored against Coventry, the club where his professional career began. He hit a first-time shot from outside the box into the far top corner. It was the first time Tottenham had taken the lead in a league game this season. Jack Rudoni equalised in the 49th minute, but Omar Marmoush scored his first goal for the club to make it 2-1 in the 58th minute, and Ben Davies added a third in the sixth minute of stoppage time. Tottenham have moved up from 20th to 16th.
Head coach Roberto De Zerbi said: “Now we understand that we can win. The problem is the mentality: removing the past.” But he also admitted: “We didn’t play so well tonight.” With several midfielders injured, Spurs played with three players at the back when they had the ball. Maddison said: “Those dark days recovering from the ACL, you dream of those moments and those goals.” Coventry’s run of two wins came to an end, and they dropped to 17th. Tatsuhiro Sakamoto made his first Premier League start and played until the 78th minute. In the 10th minute, he had the shot with the highest xG of the match.
ヒント
「スパーズはまだ上がるのを待っている」。go up は「上へ行く」という意味で、エレベーターと順位の両方にかけているよ。
ヒント
「ようやくエレベーターが仕事を思い出した」。at last は「ついに」。動かなかったエレベーターを人のように表現している。
ヒント
「3-1で勝つと、頂上に来たような気分だ」。feels like は「〜のように感じる」という意味だよ。
ヒント
「ご近所さんが、ずいぶん背高く見える」。rather は「かなり」。16位へ上がっても、外では小さな犬のほうが高い場所にいるのがオチだ。
THE MORNING 5
01 坂元達裕がプレミアリーグ初先発。10分のシュートは両チーム最高のxGを記録 ミラン・ファン・エヴァイクとのワンツーからエリアへ入り、左足で強く打った。xGは0.21。ヤン・パウル・ファン・ヘッケが頭で防ぎ、ボールはクロスバーの上へ外れた1 , 10 , 12 。
02 デヤン・クルゼフスキが526日ぶりに復帰。監督は「ファンのために入れた」 膝蓋骨の負傷で2度の手術を受け、2025年5月から試合を離れていた。87分、モハメド・クドゥスに代わってピッチに戻った4 , 6 , 13 。
03 マルムーシュが移籍後初得点。ランパード監督は「VARが取り消すと思った」 58分、ファン・エヴァイクと競り合った際、高く上げた手で相手を押さえ、その後に決めた。VARは確認したうえで得点を認めている14 , 15 。
04 トッテナムは後半に3人が負傷交代。監督は「重いけがは無い」 アンディ・ロバートソン、トシン・アダラビオヨ、マルムーシュが退いた。試合前には、デスティニー・ウドギーが膝の負傷で欠場することも明らかになっている16 , 17 , 18 。
05 コベントリーのGKラッシュワース、失点数がシュートの質から見込まれる値を2点以上上回る フットモブのGK指標は−2.17で、評価点3.5は両チーム最低。ジェイミー・キャラガー氏は2点目を「止めなければならない」と批判した12 , 19 。
01 RESULTS & HIGHLIGHTS 試合結果とハイライト
英国時間19日(月)に行われたプレミアリーグ第7節最後の1試合は、トッテナム対コベントリー。コベントリーの坂元達裕が先発した。チャンピオンシップ、チャンピオンズリーグ、EFLカップ、FAカップの試合は無かった20 , 21 , 22 , 23 。
PREMIER LEAGUE
PL 10/20 04:00 JST ─ トッテナム・ホットスパー・スタジアム
⚽ 14′ マディソン ⚽ 58′ マルムーシュ ⚽ 90+6′ デイビス ⚽ 49′ ルドーニ
前半 1-0。トッテナムは7試合目で今季リーグ戦初勝利を挙げて16位へ。コベントリーは連勝が2で止まり、17位に下がった2 , 4 , 5 。
65% 支配率 35%
16 (5) シュート (枠内) 12 (1)
24 敵陣PA内タッチ 26
0.87 xG (フットモブ) 0.82
立ち上がりはコベントリーが押し、10分には坂元のシュートをファン・ヘッケが頭で防いだ。14分、右サイドでジェイ・ダシルバを抜いたクドゥスが内側へ持ち替えてパスを戻すと、マディソンがエリア外からダイレクトで決めた。49分は、ルドーニの最初のシュートが味方のブランドン・トーマス=アサンテに当たって戻り、続く2本目がGKアントニン・キンスキーを破った。58分にマルムーシュが勝ち越し。90+6分には、エリア内で跳ねたボールをドミニク・ソランケが落とし、途中出場のデイビスが決めた。坂元は78分にグスタボ・ハメルと交代した1 , 4 , 10 , 12 。
対象期間(日本時間10月19日朝〜20日朝)に対象5大会で行われたのは、プレミアリーグ第7節の1試合のみ。チャンピオンシップ、チャンピオンズリーグ、EFLカップ、FAカップ(予選を含む)の試合は無かった。FAカップ4回戦予選の再試合11試合は20日に行われる。得点時刻はプレミアリーグ公式の記録、スカイ・スポーツ、フットモブに揃えた(トッテナム公式はルドーニを50分、マルムーシュを59分とする)1 , 20 , 21 , 22 , 23 , 24 。
02 TABLE IMPACT 順位表への影響
第7節の全10試合が終了した。トッテナムは勝点6で16位。試合前は勝点3の最下位だったが、4つ順位を上げた。コベントリーは勝点6のまま17位に下がり、18位フラムとは勝点1差。勝点6で並ぶ15〜17位の順位は、得失点差と総得点で決まった2 , 5 , 25 。
PREMIER LEAGUE ─ 第7節 全10試合終了時点
順位 クラブ 試合 得失点 勝点 今節
13 マンチェスター・ユナイテッド 7 0 7 ─ 18日にリーズと1-1
14 クリスタル・パレス 7 −8 7 ─ 18日にブライトンに0-5
15 ボーンマス 7 −4 6 ─ 18日にサンダーランドに2-0
16 トッテナム 7 −4 6 ○ コベントリーに3-1
17 コベントリー 7 −8 6 ● トッテナムに1-3
18 フラム 7 −3 5 ─ 17日にハル・シティに1-0
19 ノッティンガム・フォレスト 7 −4 5 ─ 18日にアーセナルに0-1
20 サンダーランド 7 −8 4 ─ 18日にボーンマスに0-2
1〜12位は略した。ボーンマスとトッテナムは勝点と得失点差(−4)が同じで、総得点(9と6)で分かれる。トッテナムの試合前の順位は、スカイ・スポーツの試合記事(最下位で臨んだ)と前号に載せた表による。スカイ・スポーツ順位表、10月20日取得2 , 5 , 20 。
03 THE TURNING POINT 勝敗を分けた一手
中盤に欠場者を抱えるトッテナムは、ボール保持時に最終ラインへ3人を残した。コベントリーの速攻からのシュートは3本に抑えたが、49分にはその速攻から同点に追いつかれた。
TACTICS
1〜49分
トッテナム 3–1 コベントリー ─ 保持時は最終ラインに3人を配置。それでも49分の速攻から同点に
トッテナムは中盤の選手が足りなかった。ベンタンクールは出場停止、ベリバルは負傷、ギャラガーは2日前に練習へ戻ったばかり。デ・ゼルビ監督は、ボール保持時の最終ラインにファン・ヘッケ、アダラビオヨ、ミッキー・ファン・デ・ヴェンの3人を残した。プレミアリーグ公式の登録は3-1-4-2。中盤の底にサンドロ・トナーリを1人置き、その前の「ポケット」にアーチー・グレイ、マディソン、マルムーシュを配置した。監督は「コベントリーのやり方は8割がカウンター。それを守るには3バックが最善だと考えた」と説明する。支配率は65%に達し、フットモブが速攻に分類したコベントリーのシュートは3本、xGの合計は0.15だった。ただし、そのうち2本は49分の同じ攻撃で放たれた。スタンダードによると、ファン・ヘッケがボールを失ったところから速攻を受け、トナーリとアダラビオヨの戻りも遅れた。ルドーニの1本目は味方に当たって戻り、2本目が決まっている1 , 3 , 4 , 8 , 12 , 13 。映像では、ファン・ヘッケが自らボールを運んでハーフウェイラインを越え、センターサークルの先で競り合いに敗れていた。
コベントリーのシュート12本のうち、11本はエリア内からだった。速攻からの3本を除くと、60分以降のヘディング6本が多くを占める。途中出場のタイウォ・アウォニイの3本を含め、6本とも枠外だった12 。Optaの実況では、90+4分のメイソン=クラークのヘディングも記録されている26 。試合を通じて枠内に飛んだのは、49分の同点弾の1本だけ。保持時の3バックが速攻を減らし、相手の攻撃をクロスとヘディング中心にさせたと本紙は見ている12 。
デ・ゼルビ監督は「カウンターは1本も受けなかった」と語った。しかしフットモブは同点弾を速攻に分類し、Optaの実況も「速攻から」と記している。スタンダードも「カウンターを許した」と伝えた。監督が何をカウンターと数えたかは、会見からは分からない。攻撃面にも課題が残った。監督自身が「前半は予測しやすかった」と認め、エリア内からのシュート10本(xG 0.62)は無得点。3得点はすべてエリア外からだった3 , 7 , 8 , 12 , 26 。
TACTICAL BOARD ─ 戦術Q&Aテーマ:奪ってからの速攻
トッテナム 3–1 コベントリー / トッテナムが1–0でリードしていた49分
Q. 「8割がカウンター」の相手に、後ろへ3人を残して攻めた。 コベントリーの逆襲は、それで止まったか?
A. フットモブが速攻に分類したコベントリーのシュートは3本で、xGは合わせて0.15だった12 。デ・ゼルビ監督は「カウンターは1本も受けなかった」と語るが、3本のうち2本は49分の同じ攻撃で、ルドーニの2本目が同点弾になった4 , 8 , 12 。Optaの実況も、この2本を「速攻から」と記す26 。映像では、始まりはファン・ヘッケが自ら運んでハーフウェイを越え、センターサークルの先で競り合って球を失った場面だった。
前提 デ・ゼルビ監督は、ボールを持つときの形をどう組んだか
保持最後尾 ファン・ヘッケ アダラビオヨ ファン・デ・ヴェン
プレミアリーグ公式の登録は3-1-4-2
保持底 トナーリ
監督の言う「1人の中盤」
保持ポケット グレイ マディソン マルムーシュ
監督の言う「ポケットの3人」
ロバートソンは左のウイングの役で、グレイは右のクドゥスの外と内を追い越した。監督は、中盤に負傷者が重なったための形だと説明している8 。
得たもの ─ 失った瞬間の後ろの人数
支配率は65%(前半は72%)。速攻から打たれたのは、36分のシディキ・シェリフの1本と、49分の2本だけだった12 。
危険にさらしたもの ─ 予測しやすい保持
監督は「前半は予測しやすかった」と認め、好機も「これまでの試合ほど作れなかった」と話した。エリアの中からの10本は無得点に終わった6 , 7 , 12 。
3場面 49分の同点弾を、一手ずつ追う
1 中盤で失う49′ 仕掛け ─ 運んだファン・ヘッケが失い、拾ったイーレンキから左へ
1
ドリブル
6
ファン・ヘッケ
8
イーレンキ
2
3
5
ルドーニ
4
ドリブル
16
トナーリ
スタンダードは、ファン・ヘッケが球を失ったところから逆襲を受けたと書く3 。映像では、ファン・ヘッケは自ら運んでハーフウェイを越え、センターサークルの先の中央で競り合って失った。こぼれた球をイーレンキが拾って運び、左のルドーニへ。ルドーニはトナーリと向き合いながら、エリアの左の側線の外の深い位置まで自分で運んだ。
2 背負って落とす49′ 相手の対応 ─ 深い位置から入れ、背負ったイーレンキが落として1本目
1
8
6
2
5
3
23
4
ルドーニ
49′ 1本目 xG 0.01
イーレンキ
ファン・ヘッケ
トーマス=アサンテ
アダラビオヨ
トッテナム公式によれば、ルドーニは左の深い位置からエリアの中のイーレンキへ入れ、戻しを受けて打った1 。1本目(xG 0.01)は、記録では左のポストの前、ゴールエリアの縁で止まった12 。映像では、イーレンキはゴールエリアの左外側で、背後のファン・ヘッケを背負って収めてから手前へ落とした。1本目はゴールエリアの前の線の近くで脚を上げたトーマス=アサンテに当たって戻り、アダラビオヨはそのゴール側にいた。
3 2本目で押し込む49′ 結果 ─ 浮いて戻った球を収め、右足でニアへ
23
1
5
2
31
16
4
49′ 2本目 xG 0.12
ルドーニ
トナーリ
キンスキー
アダラビオヨ
記録では、2本目(xG 0.12)がニアのポスト際から決まった12 。スタンダードは、キンスキーの弱い手を破ったと書く3 。映像では、ルドーニは浮いて戻った球を上体の前で収め、落ちてきたところを右足で打った。キンスキーはニア寄りでゴールラインより少し前、トナーリはルドーニのすぐ背後、アダラビオヨはゴールエリアの中でGKの前の中央寄りにいた。
ボールの経路(模式)
選手の移動(模式)
1 プレーの順序
二重の輪=記録されたシュート位置
白い点=映像で確認した位置関係
白=コベントリー(上へ攻撃)/色付き=トッテナム
検討 トッテナムにはどんな手があったか
実際に記述された動き ─ スタンダードは、ファン・ヘッケが球を失った後、トナーリとアダラビオヨの反応が遅れ、ルドーニの2本目がキンスキーの弱い手を破ったと書く3 。映像では、ファン・ヘッケは最後尾から自ら運んでハーフウェイを越えた先で失い、2本のシュートの時点では、トナーリもアダラビオヨもエリアの中にいた。
そこから検討する対応策 ─ 以下は本紙の仮説である。ファン・ヘッケが運んだ間に後ろに何人が残っていたかは、映像で確かめていない。
対応案 狙い 代償・検討点
A 最後尾の選手は運ばず、前へ預ける 後ろに3人を残すという狙いを崩さず、失っても3人で迎えられる。 コンパクトに守る相手には、前へ預ける道がさらに細る。監督自身が認めた「予測しやすさ」が増す。
B 最後尾の選手が運ぶときは、底のトナーリが後ろへ下がる 運んだ選手が空けた場所を埋め、失った瞬間も後ろの人数を保つ。 中盤の底が空き、ポケットの3人への道と、中盤で奪い返す力が手薄になる。
比較 ほかの逆襲は、どこで止めたか
36分 シェリフが速攻から打ったシュートを、ファン・ヘッケが体で止めた3 , 12 。
前半終了間際 シェリフのそらしでトーマス=アサンテが左の内側を抜けたが、戻ったファン・デ・ヴェンが最後の1人として止めた1 , 3 。
49分 ファン・ヘッケが失った後の速攻から、ルドーニの2本目で同点にされた3 , 12 。映像では、失ったのは自ら運んでハーフウェイを越えた先だった。
未確認 ファン・ヘッケが前へ運んだ間に、後ろに何人が残っていたか。
次に見る点 ─ 中盤の選手が戻っても、デ・ゼルビ監督がボールを持つときの3バックを続けるか、続けるなら最後尾の選手が前へ運んだとき、その後ろを誰が埋めるか(10月24日、敵地のチェルシー戦)。
図の読み方。二重の輪は、フットモブのショットマップに記録されたルドーニのシュートの位置(場面2が49分の1本目、場面3が2本目)。1本目の球が止まった地点(左のポストの前、ゴールエリアの縁)と、2本目がゴールラインを越えた位置も同じ記録による。右上に白い点のある選手は、映像で位置関係を確かめた選手(2026年10月20日、編集部確認)で、座標の記録ではない。ボールの経路と選手の移動は、記事の記述と映像にもとづく模式で、特定の瞬間の座標ではない。場面1の白い実線のうち、①②④はドリブル。ファン・ヘッケが運び始めた位置、イーレンキが運んだ距離、ルドーニが左で受けた位置は、大まかな関係だけを描いた。ファン・ヘッケが運んだ間の後ろの配置は確かめていないため描いていない。時刻はプレミアリーグ公式とフットモブの49分に揃えた(トッテナム公式は50分。中継の時計では、球を失ったのが48分41秒ごろ、得点が48分58秒ごろ)1 , 4 , 12 。
TACTICS
14分
先制点は右サイドの1対1から生まれた。クドゥスがダシルバを抜いてエリアへ向かい、内側へ持ち替えて、エリアのすぐ外にいたマディソンへパスを戻した。マディソンはダイレクトで打ち、中央からファーの上隅へ曲げて決めた。本人は「クドゥスが左足に持ち替えて私へ戻す形を練習していた。トラップせずに打てる球が欲しかった」と明かす。スタンダードの採点記事は、クドゥスが試合を通じてダシルバにフィジカル面で競り勝ったと評価。フットモブの記録では、ダシルバは3度抜かれている。監督はグレイに「クドゥスの外と内を追い越す」役を与えていた1 , 8 , 10 , 12 , 19 , 27 。
TACTICS
49〜58分
トッテナム 3–1 コベントリー ─ 同点後にコベントリーが後退。9分後、マルムーシュに勝ち越しを許す
同点後のコベントリーについて、ルドーニは「少し下がりすぎたかもしれない」と振り返る。58分、マルムーシュは競り合ったファン・エヴァイクを手で押さえ、左から内側へ運んでエリアの縁から右足でファーの隅へ決めた。ルドーニは「マルムーシュに内へ入られた。打たせてはいけなかった」と話す。ランパード監督はシュート前の接触を反則とみて「VARが取り消すと思った」と語ったが、VARは得点を認めた。60分、ランパード監督はシディキ・シェリフとカレブ・イーレンキを下げ、アウォニイとフランク・オニェカを入れた1 , 4 , 14 , 15 。
04 PLAYER REPORTS 選手ミニレポート
トッテナム対コベントリーから、活躍した選手(GOOD)と苦戦した選手(POOR)を2人ずつ紹介する。個人記録と評価点は、断りのない限りフットモブによる12 。
トッテナム 3–1 コベントリー (→ 結果)
GOOD
ジェームズ・マディソン
トッテナム / 攻撃的MF / 69分
14分、クドゥスの戻しをエリア外からダイレクトで打ち、ファーの上隅へ決めた。スカイの分析欄は得点以外の働きも評価する。中盤の深い位置まで下りてスペースを見つけ、ソランケの走る先へパスを送り、中央とサイドの間の位置からクロスを入れた。本人も「相手の中盤と最終ラインの間で受けるときが一番いい。今日は組み立てを助けるために下がる自由ももらった」と話す。69分に退いた1 , 2 , 4 , 19 。
69分、1得点。タッチ70、パス成功49、ライン間を通すパス8、被ファウル4。評価点8.3は両チーム最高12 。
ジャック・ルドーニ
コベントリー / 攻撃的MF / 87分
49分の同点弾は、ルドーニが粘って決めた1点だった。左のゴールライン近くから中へパスを入れ、イーレンキの戻しを受けてシュート。1本目は味方のトーマス=アサンテに当たって戻ったが、続く2本目を押し込んだ。スタンダードの採点記事は、トナーリを押さえながら打った場面を取り上げている。試合後は「2-2になってもおかしくなかった」と悔しがった1 , 15 , 27 。
87分、1得点。今季のリーグ戦2点目。走行距離11.4km、スプリント11回。評価点7.112 , 28 。
POOR
カール・ラッシュワース
コベントリー / GK / 90分
相手の枠内シュート5本のうち、3本を決められた。いずれもエリア外からのシュートだった。フットモブの計算では、シュートの質から見込まれる失点数を実際の失点が2.17点上回った。キャラガー氏は2点目について「止めなければならない」と批判し、ランパード監督も最後の失点を「明らかにミスだった」と認めた。ファン掲示板スカイ・ブルーズ・トークでは、ラッシュワースについての専用スレッドが立った12 , 15 , 19 , 29 。
90分、3失点。セーブ2、被枠内シュートのxGOT 0.83、得点につながったミス1。評価点3.5は両チーム最低12 。
ジェイ・ダシルバ
コベントリー / 左サイドバック / 90分
14分、右サイドから仕掛けたクドゥスに抜かれ、先制点につながる攻撃を許した。両クラブの公式試合記事も、このクドゥスの突破を取り上げている。スタンダードの採点記事は、クドゥスが試合を通じてダシルバにフィジカル面で勝ったと評価した。コベントリーのファン掲示板には「クドゥスの速さに対処できなかった」との書き込みもある。45分には警告を受けた1 , 4 , 10 , 27 , 30 。
90分。抜かれた回数3、デュエル3勝6敗、警告1。評価点5.512 。
05 STAT OF THE DAY 今日のデータ1選
トッテナムの3得点は、すべてペナルティーエリア外からのシュートだった。第7節の10試合を通じても、珍しい得点の生まれ方だった。
0.14
トッテナムの3得点を生んだ3本のシュートの、xGの合計。3本ともペナルティーエリアの外から打った
出所: フットモブ、2026.10.20取得
フットモブによると、マディソン、マルムーシュ、デイビスの得点は、いずれもゴールから約18〜19メートルの位置からのシュート。xGはそれぞれ0.05、0.05、0.04だった。Optaの実況も3点すべてを「エリア外から」と記録している26 。エリア内からのシュート10本は、xGの合計が0.62だったが無得点。第7節の10試合で生まれた26得点のうち、エリア外からは4点。そのうち3点をトッテナムがこの試合で決めた。エリア内を固める相手に、外側からのシュートを決め切った12 , 31 , 32 , 33 , 34 , 35 , 36 , 37 , 38 , 39 。
DATA BOARD
チーム・時間帯 xG xGOT Note
トッテナム 前半 0.43 0.64 枠内1本が、エリア外からの先制点
コベントリー 前半 0.32 0.00 最大の好機は10分の坂元(0.21)
トッテナム 後半 (編集部注目) 0.43 0.19 枠内4本で2得点。どちらもエリア外
コベントリー 後半 0.49 0.19 速攻から同点。60分以降は頭で6本
この日の対象は1試合のため、チームの比較に代えて前後半別の値を並べた。xG、xGOT、シュート数はフットモブの集計。xGOTは枠内へ飛んだシュートだけを対象に、打った位置と飛んだコースから得点の見込みを表す12 。
コベントリー 後半 xG 0.49
トッテナム 前半 xG 0.43
トッテナム 後半 xG 0.43
コベントリー 前半 xG 0.32
データ小話 ─ スタンダードによれば、この試合の前のトッテナムは、敵陣のファイナルサードへのパスがリーグで3番目に多い一方、決定率はリーグ最低だった。この夜は16本で3点。枠内の5本のうち3本が入っている
12 , 40 。
06 TACTICAL TREND 今日の戦術トレンド
第7節終盤、守備を固めた相手に勝ったトッテナムとアーセナル。ただし、得点を決めた位置は異なっていた。
TODAY'S TREND
トッテナムはエリア外から3得点、アーセナルはエリア内で決勝点
コベントリーは自陣の低い位置で中央を固めた。デ・ゼルビ監督は「とても近く、コンパクトに守った」と評する。トッテナムの支配率は65%だったが、敵陣ペナルティーエリア内でのボールタッチは24回。支配率35%のコベントリーの26回を下回った。18日のアーセナルも、前半はフォレストを相手に支配率74%を記録しながら、枠内シュートは0本だった8 , 12 , 39 。
TACTICAL KEY
場面 何が起きたか
トッテナム 14分 持ち替えたクドゥスの戻しを、マディソンが外から一度で
トッテナム 58分 内へ運んだマルムーシュが、エリアの縁から右足で
トッテナム 90+6分 エリアで跳ねた球をソランケが落とし、デイビスが外から
アーセナル 18日の80分 左から内へ運んだマドゥエケが、エリアの中から
エリア内を守る選手が増えると、その外にいる選手への対応が遅れることがある。ルドーニは同点後を「少し下がりすぎた」と振り返り、マルムーシュには「内へ入られた。打たせてはいけなかった」と悔やんだ。マディソンは、クドゥスが左足へ持ち替えてパスを戻す形を練習していたと明かす。守備側がクドゥスの動きに引きつけられ、エリアの縁にいたマディソンがダイレクトで打つ時間を得たと本紙は見ている15 , 19 。
MATCH EXAMPLES
TOTTENHAM vs COVENTRY ─ 外の6本から3点
エリアの中から打った10本(xG 0.62)は無得点だった。外から打った6本(xG 0.24)は4本が枠へ飛び、3本が入っている。コベントリーのGKラッシュワースは、受けたシュートの質より2点以上多く失点した12 。
NOTTINGHAM FOREST vs ARSENAL ─ 中へ運んで1点
18日のアーセナルは、9本のうち7本をエリアの中から打った。80分の決勝点も、途中出場のノニ・マドゥエケが左から内へ運び、エリアの中から打った球がジャイール・クーニャに当たって入ったものだった39 , 41 。
COUNTERPOINT ─ エリア外からのシュートは、1本あたりのxGが0.05前後。3本の合計が0.14なら、期待される得点数は1点にも満たない。キャラガー氏もGKラッシュワースに「止めなければならない」と語った。守る側はエリアの縁にいる選手へ早く寄せたいが、寄せればエリア内が空く。トッテナムはその内側からの10本を決められなかった
12 , 19 。
TACTICAL TEST ─ 日本時間25日1時30分開始のチェルシー戦で、トッテナムの得点はエリアの中から生まれるか。
07 RISING 若手株価上昇ランキング
20歳のグレイは本来の中盤で先発し、両チーム最長の12.4kmを走った。同じく20歳のイーレンキは、コベントリーの同点弾につながる攻撃の開始と最後のパスに関わった。
1 アーチー・グレイ
トッテナム / MF / 20歳 / 先発90分
今季は右サイドバックで起用されることが多かったが、この夜は中盤で先発した。デ・ゼルビ監督が与えた役割は「クドゥスの外と内を追い越す」こと。走行距離12.4kmは両チームで最長だった。16分には速攻から左足でシュートを放ち、ブロックされた。終盤はチームが下がるなか、最終ラインまで戻って守った。スタンダードは8点を付け、トナーリとの中盤の底での連係を評価した8 , 12 , 27 , 42 。
2006年3月生まれ。リーズ・ユナイテッドで育ち、2024-25季からトッテナムでプレーする。昨季はプレミアリーグ24試合に出て2得点。今季のリーグ戦は6試合のうち5試合に先発している43 。
次に見る点 ─ パス成功は17本で、組み立ての中心ではなかった。この夜は、ボールを運ぶことと走ることが目立った。今季は右サイドバックでの起用が多く、中盤の選手が復帰した後もこの位置で使われるかが注目点になる12 , 42 。
2 カレブ・イーレンキ
コベントリー / MF / 20歳 / 先発60分
49分の同点弾では、ルドーニが左のゴールライン近くから入れたボールを受け、本人へ戻した1 。その前にも、映像ではファン・ヘッケが失ったボールを拾い、左のルドーニへパス。エリア内ではファン・ヘッケを背負いながらボールを収め、ルドーニに落とした。インターセプトは3回で、守備でも貢献した。20分に警告を受け、60分に交代。ファン掲示板の採点スレッドには「素晴らしい若い才能」という称賛と、「無駄な警告のせいで、いつも綱渡りになる」という懸念の両方があった4 , 12 , 30 。
2006年1月生まれのガーナ代表。今夏、デンマークのクラブからコベントリーに加わった。昨季はデンマーク1部で30試合2得点6アシスト。プレミアリーグは今季7試合に出て、5試合に先発している44 。
次に見る点 ─ この夜のパス成功は10本で、組み立てを担う中心選手ではなかった。今季のリーグ戦の警告はすでに2枚。ランパード監督は60分に交代させている4 , 12 , 44 。
08 ONE TO WATCH 今日の注目株
PLAYER FEATURE
モハメド・クドゥス
背番号20。26歳。右で先発し、87分に交代。先制点をアシストした。
この夜、クドゥスは右サイドの外側でプレーした。デ・ゼルビ監督の会見によると、ボール保持時は後方に3人、中盤の底に1人、その前に3人を置く布陣で、グレイがクドゥスの内側と外側を追い越す役割を担った。14分、右サイドでダシルバを抜いてエリアへ向かい、内側へ持ち替えてマディソンにパスを戻した。マディソンが「練習していた」と明かした形だった。監督は「前半はスペースを見つけるのが難しかったが、後半は特に良かった」と評している1 , 8 , 19 。
左利きの右ウイングで、ウェストハム時代の2023-24季はプレミアリーグで8得点を挙げた。トッテナム1年目の昨季は19試合で2得点5アシスト。今季のリーグ戦は6試合に出て、先発はこの夜を含めて2試合にとどまる。87分の交代について監督は「クドゥスは良かった。最後までやれた」と話し、デヤン・クルゼフスキを送り出した理由を「ファンのため」と説明している6 , 45 。
この試合では、スピードを生かしたプレーが目立った。スプリント20回は両チーム最多で、最高速度は時速34km。ドリブル成功2、チャンス創出2、オフサイド3回を記録した。右サイドには、526日ぶりに復帰したクルゼフスキもいる。次の試合でも先発し、マディソンの先制点につながったようなプレーを見せられるか2 , 12 。
別の視点 ─ スタンダードの採点は8点で、「前線に力と質をもたらす」と書いた。一方でトッテナム公式は、終盤に内へ切れ込んだシュートを「大きく上へ外した」と記している
1 , 27 。
次に見る試合 ─ 10月24日(土)、敵地のチェルシー戦。キックオフは日本時間25日1時30分。チェルシーは勝点13の4位にいる
5 , 46 。
09 MANAGER RATINGS 監督の采配採点 (10点満点)
トッテナム対コベントリーの両監督を10点満点で採点した。試合前の戦術、交代策、試合中の修正を中心に評価している。
ロベルト・デ・ゼルビ (トッテナム) 7.2
プラン適合 中盤の負傷者が重なる中で、ボールを持つときの最後尾に3人を残した。速攻から許したシュートは3本、xGは0.15。約1年半ぶりに先発させたマディソンが先制点を決めた1 , 8 , 12 。
交代の効果 69分に負傷したロバートソンとマディソンを下げ、デイビスとギャラガーを入れた。90+6分、デイビスが3点目を決めている4 , 16 。
試合中の修正 71分、負傷したアダラビオヨに代えてマテウス・フェルナンデスを入れ、守り切る形に替えた。終盤はグレイが最終ラインまで下りた4 , 27 。
効いた点 7試合目で今季リーグ戦初勝利。今季初めてリーグ戦でリードを奪い、最下位を抜けた2 , 3 。
効かなかった点 本人が「前半は予測しやすかった」と認めた。エリアの中からの10本は無得点で、同点弾は組み立てで失った球から生まれた3 , 7 , 12 。
別の視点 ─ 勝った後もデ・ゼルビ監督は内容に満足していなかった。「勝った後に、ほかの試合ほど良くなかったと話す監督はあまりいない。見たままを正直に話している」6 。
フランク・ランパード (コベントリー) 5.6
プラン適合 前節からの変更は、エフロン・メイソン=クラークに代えた坂元達裕の1人だけ。12本のうち11本をエリアの中から打ち、xGは0.82でトッテナムとほぼ並んだ10 , 12 。
交代の効果 1-2とされた直後の60分、アウォニイとオニェカを入れた。アウォニイは頭で3本を打ったが、枠へは飛ばなかった。78分に坂元とトーマス=アサンテを下げた後も、同点には届いていない4 , 12 。
試合中の修正 1-2の後は前へ出た。本人は「2-1の時点では、我々は本当に押していた」と話す14 。
効いた点 立ち上がりは坂元の好機などで押し込んだ。この試合で最もxGの高いシュートは、コベントリーの10分の1本だった10 , 12 。
効かなかった点 エリアの外からの3本で3失点。フットモブがスローインのセットプレーに分類したシュートは、72分のイーサン・ピノックの頭の1本(xG 0.01)だけだった12 。
別の視点 ─ ランパード監督は試合内容に自信を見せた。「先発のうち8人は、昨季チャンピオンシップを戦った選手だ。どちらが25年プレミアリーグにいて、どちらが25年離れていたのか、分からないほどだった」14 。
10 JAPANESE PLAYERS 今日の日本人選手
コベントリーの坂元達裕がプレミアリーグ初先発を果たし、78分までプレーした。この日の対象試合に出場した日本人選手は坂元1人だった4 , 11 。
JAPAN SPOTLIGHT
坂元達裕
コベントリー / ウイング / 先発(〜78分) / 背番号7
前節の29分出場からプレミアリーグ初先発へ。10分には両チームで最もxGの高いシュートを放った
ランパード監督が前節から変更した先発選手は坂元1人だけだった。4-2-3-1の右サイドに入り、10分には右サイドバックのファン・エヴァイクとワンツーを交わしてエリアへ進入。左足で強く打ったが、ファン・ヘッケに頭で防がれた。フットモブによるこのシュートのxGは0.21で、両チームを通じて最も高い値だった。その少し前にも、角度をつけたボールをゴール前へ入れて混戦を生んでいる1 , 4 , 10 , 12 。
トッテナム公式は10分のシュートを、試合の「最初の大きな好機」と記した。ただし、その後はボールに関わる機会が限られた。78分間でタッチは16回、パスは6本。クロス2本も味方には届かなかった。前半のトッテナムの支配率は72%だった1 , 12 。
今季のリーグ戦は3試合で計138分。ほかの2試合は途中出場で、4試合はベンチから出場しなかった。昨季は2部で35試合7得点を記録した。10月22日に30歳を迎え、24日には本拠地でフラムと対戦する。勝点1差の18位を相手に、続けて先発するか注目したい5 , 11 , 46 。
LOCAL EYE ─ 英国現地から
坂元達裕 / COVENTRY CITY 公式 ─ ただ1人の先発の入れ替え
コベントリー公式は、ランパード監督が前節から先発を1人だけ変更し、メイソン=クラークに代えて坂元を起用したと伝えた。序盤のコベントリーは坂元を通じて2度ゴールへ迫ったとし、坂元を「日本人ウイング」と呼んでいる。10分の場面については、ファン・エヴァイクとのワンツーから「29歳が強烈なシュートを打ち込んだ」と描写した10 。
坂元達裕 / SKY BLUES TALK(ファン掲示板)─ 採点は6点前後
コベントリーのファン掲示板スカイ・ブルーズ・トークでは、坂元への採点は6点前後に集まった。「危険だったが、試合への関与が足りない」という声や、「敵地では機能しない」と厳しく見る投稿があった。試合スレッドには、10分の好機を取り上げた書き込みもある。ただし、いずれも少数の個人的な意見だ30 , 47 。
ALL JAPANESE PLAYERS ─ 全選手の出場記録
選手 クラブ 出場 今日のポイント 次に見る点
坂元達裕 コベントリー
先発78分
シュート1(xG 0.21、ブロック)、パス成功5/6、クロス0/2、デュエル4勝3敗、被ファウル2。走行距離は9.0kmだった12 。
24日の本拠地フラム戦。2試合続けて先発するか。
この日の試合で、日本人選手が在籍するのはコベントリーだけ。トッテナムの20人に日本人選手はいなかった。ミルウォールの次田夏樹 は20日(火)にU21のプレミアリーグ杯、ウォルヴァーハンプトンのルーク・ローリングス は同じ日にトップチームの本拠地ポーツマス戦を控える。ローリングスは19日、U21のプレミアリーグ2のウェスト・ブロムウィッチU21戦に中盤で先発してフル出場し、2-1で勝利した12 , 48 , 49 , 50 。
11 INJURY & SUSPENSION WATCH 負傷・出場停止ウォッチ
トッテナムでは後半に3人が負傷交代したが、デ・ゼルビ監督は「重いけがは無い」と説明した。試合前には、ウドギーが膝の負傷で欠場することも判明した。コベントリーは出場停止明けのアウォニイと、負傷から戻ったケイン・ケスラー=ヘイデンがベンチ入り。日本人選手について新たな負傷情報は無い10 , 17 , 18 。
選手 クラブ 事由 情報源 復帰見込み 影響する試合
アンディ・ロバートソン トッテナム 60分ごろから脚を気にし、69分に交代した。スタンダードは太もも裏の負傷のようだと書く。
報道
監督は3人について「けがは無い。重いものではない」と話した16 , 17 。
24日のチェルシー戦。
トシン・アダラビオヨ トッテナム 右ふくらはぎを押さえ、71分に交代した。この日がプレミアリーグでのトッテナム初先発だった。
報道
監督は3人について「重いものではない」と話した16 , 17 。
24日のチェルシー戦。
オマル・マルムーシュ トッテナム 右ふくらはぎを押さえ、87分に交代した。
報道
監督は3人について「重いものではない」と話した17 。
24日のチェルシー戦。
デスティニー・ウドギー トッテナム 10日のマンチェスター・U戦で膝を痛め、この試合はメンバーを外れた。
公式
監督は「医療スタッフとともに、危険は冒さなかった」と説明した。復帰の時期は示されていない18 。
24日のチェルシー戦。
ペドロ・ポロ トッテナム 9月19日のアストン・ヴィラ戦でハムストリングを痛め、約1か月離れている。
報道
スタンダードは、チェルシー戦に間に合う見込みと書く13 。
24日のチェルシー戦。
ルーカス・ベリバル サビオ トッテナム 今週、負傷でメンバーを外れた。
報道
復帰の時期は示されていない13 , 16 。
24日のチェルシー戦。
ロドリゴ・ベンタンクール トッテナム 10日のマンチェスター・U戦で、ルーク・ショーへの頭突きにより退場。この試合は出場停止で欠場した。
報道
処分の試合数の発表は確認できていない13 。
24日のチェルシー戦。
ハジ・ライト ジョシュ・エクルズ ルーク・ウルフェンデン オレル・アメンダ コベントリー いずれも負傷で離脱中。この試合もメンバー外だった。
公式
10月8日の会見では、ライトは「早くても11月」、エクルズは「あと数週間」、ウルフェンデンは「もう少しかかる」、アメンダは最長3か月の負傷と説明された12 , 51 。
24日のフラム戦。
12 NEXT UP 次に見るべき試合
20日から欧州カップ戦が始まる。24日(土)のプレミアリーグ第8節では、コベントリーが本拠地でフラムを迎え、トッテナムは敵地でチェルシーと対戦する46 , 52 。
Champions League
10/20 (Tue)
リバプール vs ビジャレアル
遠藤航 が所属するリバプールは、本拠地アンフィールドでビジャレアルと対戦する。リバプールはプレミアリーグで勝点12の5位。同時刻には、首位のマンチェスター・シティもAEKアテネと対戦する。日本時間21日4時開始5 , 52 。
(→ 明日の試合予定)
Premier League
10/24 (Sat)
コベントリー vs フラム
17位コベントリーが、勝点1差で18位のフラムを本拠地に迎える。坂元達裕が2試合連続で先発するかに注目したい。前線ではアウォニイとシェリフのどちらを起用するかも焦点だ。日本時間24日23時開始5 , 46 。
(→ 坂元達裕) (→ 60分の交代)
Premier League
10/24 (Sat)
チェルシー vs トッテナム
今季初勝利を挙げたトッテナムが、4位チェルシーの本拠地へ乗り込む。スタンダードによれば、ポロはこの試合に間に合う見込みだ。中盤の選手が復帰した場合も、デ・ゼルビ監督は保持時の3バックを続けるのか。日本時間25日1時30分開始5 , 13 , 46 。
(→ 保持の3バック) (→ 戦術トレンド)
13 FLEET STREET 英国現地紙・ファンの論調
英国メディアはトッテナムの初勝利とマディソンの復帰を大きく扱った。攻撃陣の技術を評価する一方、コベントリーのGKラッシュワースの守備には厳しい声も上がった。
PRESS VIEW ─ 英国現地紙の論調
THE STANDARD ─ 欠けていたのは落ち着き
スタンダードのサム・タブトー記者は、マディソンがトッテナムに足りなかった「火花」をもたらしたと書いた。今季は攻撃に勢いがあっても、決める場面で判断を急ぎがちだったという。マディソンは試合のテンポを上げる時と落とす時を心得ており、慌ただしい攻撃に落ち着きを与えた。記者は勝利を妥当とし、その多くはマディソンの貢献によるものだと評価した40 。
別の見方 ─ デ・ゼルビ監督自身は内容を評価しなかった。「ほかの試合のほうがずっと良かった。相手は低い位置でとてもコンパクトに守り、我々は球を速く動かせなかった」8 。
SKY SPORTS ─ キャラガー氏「GKは止めなければならない」
スカイの解説者キャラガー氏は、月曜夜の番組でマルムーシュの2点目についてコベントリーのGKラッシュワースを批判した。「止めなければならない。プレミアリーグでの出だしは苦しかった。これでも控えめな言い方だ」。さらに、今まで以上のプレーが必要だと指摘した。同じ番組では、マディソンを「足元の技術は今も特別だ」と称えている2 , 19 。
別の見方 ─ ランパード監督は、決めた側の質を挙げた。「質の高い2人が上隅へ決め、我々にも好機があった。時に、それがサッカーの残酷なところだ」。ただし最後の失点は「明らかにミスだった」と認めている19 。
FAN PULSE ─ 現地サポーターの反応
COVENTRY ─ 2点目は反則だったか
ランパード監督は2点目の前の接触について、「VARが取り消すと思った」と語った。一方、ファン掲示板スカイ・ブルーズ・トークの専用スレッドでは「反則ではない」とする書き込みが多かった。ファン・エヴァイクが「少しプレーを続けてから倒れた」「守りが弱かった」とする声があり、「顔に肘が入れば反則だ」と反論する投稿もあった。採点スレッドにも「倒れるな」との声が上がった14 , 30 , 53 。
COVENTRY ─ 交代への不満と、数字の見え方
コベントリーのファン掲示板では、交代策への不満が目立った。採点スレッドには「交代で悪くなった」という声が繰り返され、試合スレッドでもアウォニイとハメルへの批判があった。一方、途中出場のメイソン=クラーク、オニェカ、ハメルの3人は、アシストの期待値(xA)が合計0.57。好機は作られたが、アウォニイのヘディング3本はすべて枠外だった。交代選手の起用だけでなく、決定力にも問題があったと読むことができる12 , 30 , 47 。
WATCH NEXT
坂元達裕は、30歳の誕生日の2日後に迎える本拠地のフラム戦でも、先発に残るか。この夜、コベントリーで最も得点の見込みが高いシュートを打ったのは彼だった。ただし78分間のタッチは16回。ランパード監督が右の坂元にもっと球を集めるのか、勝点1差の18位との一戦で確かめたい5 , 12 , 46 。
15 TOMORROW'S FIXTURES 明日の試合予定
20日(火)にはチャンピオンズリーグのリーグフェーズ9試合と、チャンピオンシップの1試合が行われる。FAカップ4回戦予選の再試合11試合も予定されている。プレミアリーグとEFLカップの開催は無い24 , 46 , 49 , 52 , 56 。
注目の一戦 ─ リバプール vs ビジャレアル(10/21 04:00 JST)
遠藤航が所属するプレミアリーグ5位のリバプールが、本拠地にビジャレアルを迎える。同時刻には、7戦全勝で首位のマンチェスター・シティがAEKアテネと、パリ・サンジェルマンがバルセロナと対戦する。早い時間の2試合を含め、この日は9試合が行われる5 , 52 。
UEFA CHAMPIONS LEAGUE ─ リーグフェーズ
ホーム KICK OFF (JST) アウェイ 注目点
フェネルバフチェ 10/21 01:45 スラビア・プラハ 日本時間1時45分に始まる2試合の1つ
サバフ 10/21 01:45 ドルトムント 早い時間のもう1試合。サバフの本拠地で
ローマ 10/21 04:00 スロバン・ブラチスラバ 松岡大起のスロバン・ブラチスラバが敵地へ
ポルト 10/21 04:00 PSV 佐野航大のPSVが敵地でポルトと対戦する
リバプール 10/21 04:00 ビジャレアル 遠藤航のリバプールが本拠地で迎える
マンチェスター・シティ 10/21 04:00 AEKアテネ プレミアリーグで7戦全勝のシティが本拠地で
ナポリ 10/21 04:00 ボデ/グリムト ナポリが本拠地にボデ/グリムトを迎える
パリ・サンジェルマン 10/21 04:00 バルセロナ パリ・サンジェルマンがバルセロナを迎える
シュツットガルト 10/21 04:00 アトレティコ・マドリード シュツットガルトが本拠地で迎える一戦
EFL CHAMPIONSHIP
ホーム KICK OFF (JST) アウェイ 注目点
ウォルヴァーハンプトン 10/21 03:45 ポーツマス ローリングスの所属クラブ。8位と13位の対戦
20 Oct (Tue) に対象5大会で組まれているのは、上記の10試合と、FAカップ4回戦予選の再試合11試合(いずれも日本時間21日3時45分開始)。チャンピオンズリーグは21日(水)にも9試合が行われる。チャンピオンシップの順位は第11節までの表による(両クラブとも10試合)24 , 49 , 52 , 57 , 58 。
補 SOURCES 出典
脚注は本文の主張に対応する。交代と警告の時刻はプレミアリーグ公式の試合記録、得点の時刻はプレミアリーグ公式の試合記録、スカイ・スポーツの試合記事、フットモブの試合データに揃えた(食い違いは本文か該当する出典の注記に記した)。チームスタッツ(支配率、シュート、枠内シュート、敵陣PA内タッチ、xG、xGOT)、前後半別の数値、個人記録、評価点、ショットマップ上の位置、攻撃の分類(速攻、セットプレーなど)はフットモブによる。攻撃の分類と得点の位置は、Optaの実況(Sporting Life掲載)とも照合した。布陣はプレミアリーグ公式の登録による(トッテナム公式の試合記事は両チームとも4-2-3-1と表記する)。順位はスカイ・スポーツの順位表とプレミアリーグ公式の順位データによる。対象5大会の開催の有無と試合数は、プレミアリーグ公式の試合一覧、スカイ・スポーツの日別一覧、試合データ配信の日別一覧で確かめた。ファン掲示板は反応の観察だけに用い、事実の出典にはしていない。英語の記事・会見の引用は本紙の訳。
注 NAME NOTES 表記注記
以下の固有名詞は日本語表記の確認が済んでおらず、暫定表記としている。( )内は原綴り。確認できた名前は、この注記から外す。
選手・監督 ジャック・ルドーニ(Jack Rudoni)、 ミラン・ファン・エヴァイク(Milan van Ewijk)、 デヤン・クルゼフスキ(Dejan Kulusevski)、 カール・ラッシュワース(Carl Rushworth)、 ジェイ・ダシルバ(Jay Dasilva)、 ブランドン・トーマス=アサンテ(Brandon Thomas-Asante)、 グスタボ・ハメル(Gustavo Hamer)、 ミッキー・ファン・デ・ヴェン(Micky van de Ven)、 シディキ・シェリフ(Sidiki Cherif)、 カレブ・イーレンキ(Caleb Yirenkyi)、 フランク・オニェカ(Frank Onyeka)、 マテウス・フェルナンデス(Mateus Fernandes)、 エフロン・メイソン=クラーク(Ephron Mason-Clark)、 イーサン・ピノック(Ethan Pinnock)、 ケイン・ケスラー=ヘイデン(Kaine Kesler-Hayden)、 サビオ(Sávio Moreira de Oliveira)、 ハジ・ライト(Haji Wright)、 ジョシュ・エクルズ(Josh Eccles)、 ルーク・ウルフェンデン(Luke Woolfenden)、 オレル・アメンダ(Aurèle Amenda)
クラブ・競技場 サバフ(Sabah FK)
記者・解説者ほか スカイ・ブルーズ・トーク(Sky Blues Talk)、 サム・タブトー(Sam Tabuteau)
PREMIER LEAGUE DAILY
19 Oct (Mon) の試合 / 発行 2026.10.20 JST