シャビ・アロンソ|XABI ALONSO

シャビ・アロンソ|MANAGER PROFILE v1 — PREMIER LEAGUE DAILY

MANAGER PROFILE

PREMIER LEAGUE DAILY
MANAGERS / No.05 · CHELSEA2026.09.19
3 ⇄ 4 XABI ALONSO · CHELSEA

白=最終ラインの3人、緑=3枚目のCBにも左右のSB(WB)にもなる選手。

CHELSEA · MANAGER

シャビ・アロンソ

XABI ALONSO

Chelsea MGR就任 2026.07.01⁠1

3バックを軸に、
相手に応じて最終ラインを3枚と4枚に組み替える。

選手として欧州の頂点に立ち、監督としてはバイエル・レバークーゼンを無敗のブンデスリーガ王者にした⁠3, 9。そのシーズンはリーグ34試合すべてを3バック系の布陣で始めている⁠52。チェルシーでは、Optaの表記で相手の並びごとに最終ラインが3枚にも4枚にもなり、支配率は26%から68%まで振れた⁠19, 20, 21, 22, 23, 24, 25, 45, 48。PL DAILY MANAGER ANALYSIS

THE MANAGER’S QUESTION

「布陣や支配率を変えても、何を変えないのか」

本人は就任時に「譲れないフットボールの原則がある」と語り⁠2、ブライトン戦後には「今日は60%、20%と言うことはない」と話した⁠15。この2つの発言から本紙が立てた問い。答えは 03 TACTICAL LINEAGE の NON-NEGOTIABLES と SIGNATURE MOVE にある。

今季は公式戦7試合で4勝1分2敗。リーグは5試合2勝1分2敗の勝点7で、第5節の他会場の試合を前に7位。総失点12は20クラブで最も多い(多くのクラブは4試合を終えた時点)⁠50, 54。次戦は10月10日(土)のボーンマス戦(ホーム)⁠55。

SIGNATURE MOVEこの監督の一手

短名3⇄4可変ライン ─ 今季7試合のOptaの表記では、4バックの相手には3-4-2-1、5-4-1の相手には4バック系で始めた。公式表記が割れる試合もあるが、同じ主力でも立ち位置を変え、最終ラインを3枚と4枚に組み替えている

基本形 3-4-2-18/30ブライトン戦の先発。相手は4バック(4-2-3-1)。3CBの前にラビアとグスト、両WBはネトとハト GKSBCBCBSBCMCMSHAMSHST 26653214527717109 ハトネトグストラクロワ ▲ 攻撃方向:上 ● チェルシー ○ 相手(薄色)
基本形 3-4-2-1。4バックの相手と戦った4試合(フラム、ブライトン、アーセナル、ブレントフォード)は、Optaの表記ですべてこの形で始めた⁠19, 21, 22, 25。
一手 4-2-3-19/12ハル・シティ戦の先発。相手は5-4-1。ラクロワに代えてジェームズ。グストは右SB、ネトは右WG、ハトは左SB GKWBCBCBCBWBSHCMCMSHST 12163274524171079 グストネトハトジェームズ前線に人数 ▲ 攻撃方向:上 ● チェルシー ○ 相手(薄色)
一手 4-2-3-1。5-4-1で引いた相手との3試合(ルートン、リーズ、ハル・シティ)は、Optaの表記ですべて4バックで始めた⁠20, 23, 24。

※ 布陣上の標準配置であり、特定の瞬間の座標ではない。矢印は左の図から右の図への役割の移り変わりを示したもの。クラブ公式はアーセナル戦とブレントフォード戦を4-2-3-1、リーズ戦を3バックと表記しており、媒体で割れる⁠29, 30, 32。

  • 何を狙うのか5-4-1で中央を固める相手には最終ラインを4枚にし、その分を前線と中盤に回す狙いとみられる。本人はルートン戦後、「低いブロックの攻め方を学ぶ試合だった。5-4-1が相手では、どのリーグのどのチームでも簡単ではない。ほかの試合でもこの状況に向き合う」と話した⁠35。4バックの相手との試合は3枚で組み立て、両WBを高い位置に出す。プレミアリーグ公式が就任前に分析した、レバークーゼン型の構造にあたる⁠11。PL DAILY ANALYSIS
  • 誰が動くのかブライトン戦(3-4-2-1)とハル・シティ戦(4-2-3-1)の先発は、11人中10人が同じだった。中央のCBラクロワに代えてジェームズを中盤に入れ、グストを中盤から右SBへ、ネトを右WBから右WGへ、ハトを左WBから左SBへ移している⁠28, 31。
  • 何が起きれば成功か引いた相手のゴール前に人数をかけ続けること。5-4-1の相手との3試合は2勝1分、10得点⁠20, 23, 24。ルートン戦は敵PA内タッチ44回、シュート26本、xG 2.67を記録した⁠44。ハル・シティ戦は支配率68%でもxGは0.91にとどまっている⁠48。
  • 相手はどう対処するか4バックの相手との4試合は2勝2敗で、失点は10(1試合2.5)⁠19, 21, 22, 25。アーセナル戦後、本人は「相手は左サイドに多くの人数をかけ、ウーデゴールの得点になった」と振り返った⁠36。5-4-1の相手は、リーズ戦とハル・シティ戦でCKから得点している⁠23, 24。

01MANAGER GUIDE30秒で理解する監督と、試合で見る3ポイント

「チームは常に最も重要だ」⁠2。試合では、まずキックオフ時の最終ラインが3枚か4枚かを見る。次に、劣勢になったとき左サイドの選手を替えるかに注目したい。

PL DAILY MANAGER ANALYSIS この章の監督像と観戦の視点は編集部の分析。就任・成績・起用の事実には脚注を付した。

監督像

選手としてはリバプールで2005年、レアル・マドリードで2014年にチャンピオンズリーグを制した⁠3, 8。引退後はレアル・マドリードの育成、レアル・ソシエダBを経て、2022年10月にバイエル・レバークーゼンの監督に就いた⁠5, 7。2023/24はリーグ28勝6分の無敗優勝とDFBポカールの2冠⁠9。レアル・マドリードは7か月で、双方合意の退任に終わった⁠5, 6。

戦術の核

レバークーゼンでは、ブンデスリーガの先発布陣の大半が3バック系だった(2023/24は34試合すべて)⁠52。プレミアリーグ公式の比較では、2023/24の支配率62.1%と1シーケンスのパス5.01本はともにリーグ1位⁠11。一方で2024年2月のバイエルン戦は支配率39%で3–0と、引いて勝つ選択もしている⁠11。

このクラブで何を変えたか

前季のチェルシーは38試合中35試合を4-2-3-1で始めた⁠54。今季はOptaの表記でリーグ5試合中4試合が3-4-2-1⁠19, 21, 22, 25。支配率は57.7%(3位)から47.5%(11位)へ下がり、敵PA内タッチは1試合26.4回(6位)から32.0回(3位)へ増えた⁠50。

試合で見るなら

①開始時の最終ラインの枚数。相手が5-4-1なら4枚で入るか。②ビハインドの時間に、左をヨレル・ハトからペップ・チャバリア(Pep Chavarría)へ替えるか。③先制した後の20分。「リードしても競い続け、簡単に追いつかせないこと」は本人が挙げた課題になる⁠18。次戦は10月10日のボーンマス戦⁠55。

02CAREER欧州王者のMFから、4クラブ目の監督職へ

MFとしてスペイン、イングランド、ドイツの3か国でリーグまたはカップ戦のタイトルを獲得し、引退の翌年から古巣の育成で指導を始めた⁠3, 4, 5。紫の主線=監督職。淡い青の分岐=育成年代の指導。

1999
〜2017
PLAYER

レアル・ソシエダ → リバプール → レアル・マドリード → バイエルン

MF。レアル・ソシエダ1999–2004(2000年後半はエイバルへ期限付き移籍)、リバプール2004–09、レアル・マドリード2009–14、バイエルン2014–17⁠4

リバプールで2005年、レアル・マドリードで2014年にチャンピオンズリーグを制し、バイエルンではリーグ3連覇を経験した⁠3, 8。スペイン代表では2010年W杯、EURO2008と2012を制している⁠5。

2018
〜2019
育成

レアル・マドリード(U-12)

アカデミーの育成年代を指導

2018/19シーズンにU-12を率い、リーグとトルネオ・デ・カンペオネスを制した(レアル・マドリード公式)⁠5。

2019.06
〜2022.06
監督

レアル・ソシエダB

勝40分23敗35
スペイン3部 → 2部。98試合(FotMobの監督記録)⁠4

2021年5月、昇格プレーオフを延長2–1で制し、1961/62以来の2部昇格を決めた。スペインのEITBは「最初から最後までつなぐスタイルを貫いた」と伝えている⁠10。2021/22は2部で20位となり、1年で降格した⁠58。

2022.10
〜2025.05
監督

バイエル・レバークーゼン

勝89分32敗19
ブンデスリーガ。140試合(FotMobの監督記録)⁠4

前任の下で8試合を終えて17位だったクラブを引き継ぎ、初戦を4–0で飾った⁠7, 8。2022/23は6位とヨーロッパリーグ4強⁠8。2023/24はリーグ28勝6分でブンデスリーガ初の無敗優勝、DFBポカールも制し、全公式戦51試合無敗の欧州記録を作った⁠3, 9。2024/25はDFLスーパーカップを獲り、リーグは2位だった⁠8。

MILESTONE 2024年4月14日、第29節でクラブ史上初のリーグ優勝を決めた⁠8, 9。ヨーロッパリーグは決勝で敗れて準優勝⁠3。

2025.06
〜2026.01
監督

レアル・マドリード

勝24分4敗6
ラ・リーガ。34試合(FotMobの監督記録)⁠4

2028年6月までの3年契約で就任した⁠5。ラ・リーガは19試合14勝3分2敗、勝点45(FotMobの試合データを本紙集計)⁠53。2026年1月12日、クラブは「双方合意」で任期を終えると発表した⁠6。

2026.07.01〜
監督

チェルシー

勝4分1敗2
プレミアリーグ。公式戦7試合(2026.09.18まで)⁠4

5月17日に4年契約での就任が発表された⁠1。前季10位で、欧州カップ戦は4季で3度目の不出場となったクラブを引き継いだ⁠14。前季は4人が指揮を執っている(FotMobの記録)⁠54。

監督成績はFotMobの監督記録(全公式戦)。レアル・マドリードは2025年6月1日からの全公式戦で、ラ・リーガ以外の大会を含む。

03TACTICAL LINEAGEなぜこの戦術に至ったか

アロンソの系譜には名監督が並ぶ。本人は「彼らの近くにいて、どう、なぜ決めるのかを理解しようとしてきた。ただ、コピー&ペーストではない」と言う⁠12。ここでは、変えないものと相手や選手に応じて変えるものを分ける。続いて、線の種類を区別した系譜図と、シーズンごとの布陣を見る。

NON-NEGOTIABLES / ADAPTATIONS

NON-NEGOTIABLES
変えないもの
根拠
チームを最優先にし、すべてを出すチェルシー就任時「私にとって譲れないフットボールの原則がある。自分のやることに情熱を持ち、チームのためにすべてを出す。チームが常に最も重要だ」(2026.07)⁠2。レバークーゼン就任時も「最初の目標は、機能し、楽しみ、互いを支える集団を作ること」だった⁠8
守備の組織と堅さを先に整えるレバークーゼン2022年秋のフランクフルト戦1–5の後「もっと組織的に。守備に価値を置き、どこで守るかを学ぶ必要があった」⁠8。チェルシーでは「もっと堅く、試合の一部ではなく全体で競うこと」(ハル・シティ戦後)⁠37、「良い水準、継続性、堅さ」⁠14
自分の考えで組み、借り物にしない「コピー&ペーストではない。自分の考えを作り、それを信じて伝える」(2024.03、BBCへ)⁠12。「多くの監督の影響を受けたが、最後は自分自身の監督、自分のスタイルでなければならない」(2026.07)⁠2
ADAPTATIONS
相手と選手で変えるもの
根拠
最終ラインの枚数(3 ⇄ 4 ⇄ 5)レバークーゼンは3バック系が26試合中22(2022/23)、34試合中28(2024/25)⁠52。レアル・マドリードは19試合中18が4バック⁠53。チェルシーはOptaの表記で相手の並びごとに3と4が入れ替わり、ブライトン戦の終盤は5-4-1で締めた⁠19, 20, 21, 22, 23, 24, 25, 28
支配率レバークーゼン2023/24は62.0%でリーグ1位⁠51。チェルシーは試合ごとに26%〜68%⁠45, 48。本人「『今日は60%』『20%』と言うことはない。試合中に適応する」⁠15
GKからの前進高い位置から来たブライトンに対し、エミリアーノ・マルティネスはパスの97%を直接蹴った(スカイ)⁠16
中盤の人選SBのリース・ジェームズやマロ・グストを中盤で先発させた試合がある⁠26, 28, 29
前線の役割ジョアン・ペドロを欠いたブレントフォード戦はウェルベックを最前線に置き、「選手の特徴に合わせ、その長所を生かす必要がある」と説明した⁠66

NON-NEGOTIABLESは、2つ以上のクラブで本人の言葉か記録で確かめられたものだけを載せた。レバークーゼン時代の「長くつないで最後にWBへ振る」(プレミアリーグ公式の分析)⁠11は、チェルシーではまだ同じ形で確認できないため、ここには入れていない。

TACTICAL FAMILY TREE

ラファエル・ベニテスリバプール 2004–09(選手) ジョゼ・モウリーニョレアル・マドリード(選手) カルロ・アンチェロッティレアル・マドリード(選手) ペップ・グアルディオラバイエルン 2014–16(選手) ビセンテ・デル・ボスケスペイン代表(選手) 父ペリコ・アロンソ(選手・監督)「選手としても監督としても手本」(本人、レバークーゼン公式) プレミアリーグ公式の比較「本質的にグアルディオラの弟子」片方のWBを前へ、片方を内側へ スカイの比較「モウリーニョの下で学んだことを引き出し、失点しにくいチームに」 シャビ・アロンソ ソシエダB 2019 → チェルシー 2026 LEV 2022/2317位で引き継ぎ、1–5の大敗→ 守備の組織を優先3バック系 22/26試合6位、EL4強 LEV 2023/243-4-2-1が32/34試合支配率62.0%(1位)被xG 0.89(最少)28勝6分、無敗優勝 RMA 2025/264バック 18/19試合4-2-3-1が8試合で最多19試合で勝点457か月で退任 CHE 2026/27相手の並びで3⇄4(Opta)支配率26〜68%PA内タッチ3位総失点12(最多)
PLAYED FOR 選手として在籍⁠8, 12COACHED UNDER 該当なし(アシスタント職の経歴はない)⁠4PUBLICLY CITED 父ペリコ・アロンソ(Periko Alonso)⁠2, 8TACTICAL COMPARISON プレミアリーグ公式⁠11、スカイ⁠13

PLAYED FOR の5人は、AFPの記事とレバークーゼン公式が引いたモウリーニョの言葉で確かめた⁠8, 12。AFPは「アンチェロッティの人心掌握が指導スタイルに最も大きな影響を与えたと本人が認めている」と書くが、本人の直接の言葉は確認できなかったため、線は PLAYED FOR にとどめた⁠12。下段はFotMobの試合データによる本紙集計⁠51, 52, 53。

SYSTEM BY SEASON

季クラブ主要布陣(FotMob集計)特徴成績変更理由(根拠ラベル)
2019/20–2020/21レアル・ソシエダB(3部)主要布陣:未確認2020/21は大会最多得点のチームとして昇格プレーオフへ2部昇格(2021.05)⁠10分析媒体EITBは昇格決定戦を「最初から最後までつなぐスタイルを貫いた」と伝えた⁠10
2021/22レアル・ソシエダB(2部)主要布陣:未確認10勝10分22敗20位で降格⁠58本紙解釈布陣と変更理由の一次資料は未確認。1年で3部へ戻った⁠58
2022/23(10月〜)バイエル・レバークーゼン3-4-3(12/26)、3-4-2-1(6/26)3バック系22/26試合。4バックは4試合6位、ヨーロッパリーグ4強⁠8監督発言フランクフルト戦1–5の後「もっと組織的に。守備に価値を置き、どこで守るかを学ぶ必要があった」⁠8, 52
2023/24バイエル・レバークーゼン3-4-2-1(32/34)3バック系34/34試合。支配率62.0%(1位)優勝(28勝6分0敗)、DFBポカール⁠9分析媒体「中央に人数を集めて長くつなぎ、最後に前へ出たWBへ振る」(プレミアリーグ公式)⁠11, 51, 52
2024/25バイエル・レバークーゼン3-4-2-1(22/34)4バック系6試合。うち4試合が2025年1〜2月2位、DFLスーパーカップ⁠8本紙解釈4バックを使った6試合のうち4試合が、2025年1月10日から2月15日の間に集中した⁠52。変更理由の一次資料は未確認
2025/26(〜1月)レアル・マドリード4-2-3-1(8/19)、4-4-2(4/19)4バック系18/19試合ラ・リーガ19試合14勝3分2敗、退任⁠6, 53分析媒体「複雑な権力闘争の中で自分の戦術を手放し、より一般的な4-3-3にした」(プレミアリーグ公式)⁠11
2026/27(〜9月)チェルシー3-4-2-1(4/5、Opta表記)5-4-1の相手には4バック。支配率47.5%(11位)7位(5試合、勝点7)⁠54監督発言「『今日は60%』『20%』と言うことはない。どう準備して競うか。試合中に適応する必要がある」⁠15

主要布陣は、FotMobの試合ごとのラインナップ表記を本紙が数えたもの(括弧内は該当試合数/リーグ戦の試合数。2022/23は就任後の26試合。2023/24は34試合中1試合をFotMobがアシスタントの指揮と記録しているが、布陣は同じ3-4-2-1)⁠52, 53。チェルシー2026/27だけは、Opta(Sporting Life)の表記を使った⁠19, 21, 22, 25。

転機 ─ 2022年10月のフランクフルト戦1–5(バイエル・レバークーゼン)

変更前の問題。2022年10月、前任の下で8試合を終えて17位のクラブを引き継いだ。初戦は4–0で勝ったが、その後チャンピオンズリーグで0–3、リーグのアイントラハト・フランクフルト戦で1–5と2連敗した⁠8。

変えたこと。本人は後にフランクフルト戦を転機と呼び、「もっと組織的にやる必要があった。守備に価値を置く。チームとしての守り方と、どこで守るかを学ぶ必要があった」と振り返った⁠8。戦術や布陣よりも先に「機能し、楽しみ、互いを支える集団を作ること」を目標にしている⁠8。布陣は初戦から3バック系で、このシーズンの26試合中22試合を3バック系で始めた⁠52。

定着した理由。リーグで3連勝して順位を上げ、フロリアン・ヴィルツが300日ぶりに戻ると、6位とヨーロッパリーグ4強までたどり着いた⁠8。翌2023/24は被xGがリーグ最少の1試合0.89で、無敗優勝を果たしている⁠9, 51。守備の組織を先に整えるという考え方は、チェルシーでも「もっと堅く、試合全体で競うこと」という言葉に表れている⁠37。PL DAILY ANALYSIS

04CURRENT SYSTEM現在の戦術と、相手の崩し方

今季の公式戦7試合は、提供元によって布陣の数え方が割れる。Opta(Sporting Life)は4試合を3-4-2-1、3試合を4バックと表記し、クラブ公式はアーセナル戦とブレントフォード戦を4-2-3-1と書いた⁠19, 20, 21, 22, 23, 24, 25, 29, 32。同じ先発でも3バックにも4バックにも数えられる、可変の最終ラインが現在の特徴である。

Optaの表記 3-4-2-19/18ブレントフォード戦の先発。コルウィル、ラクロワ、フォファナの3CB。両WBはチャバリアとネト GKSBCBCBSBCMCMSHAMSHST 1653294147171018 チャバリアネトフォファナ ▲ 攻撃方向:上 ● チェルシー ○ ブレントフォード(薄色)
Optaの表記 3-4-2-1 ブレントフォード戦の先発。スカイも試合前に「コルウィル、ラクロワ、フォファナが守備の中心」と伝えた⁠25, 42。
クラブ公式の表記 4-2-3-1同じ先発をクラブ公式は4バックと記した。フォファナが右SB、チャバリアが左SB、ネトは右WG GKSBCBCBSBCMCMSHAMSHST 1296534141710718 チャバリアフォファナネト ▲ 攻撃方向:上 ● チェルシー ○ ブレントフォード(薄色)
クラブ公式の表記 4-2-3-1 同じ11人を、クラブ公式はフォファナとチャバリアを両SBに置く4バックと記した⁠32。

※ 布陣上の標準配置であり、特定の瞬間の座標ではない。保持と非保持の形を分けて説明した一次資料は確認できないため、同じ先発の2つの表記を並べた。フットモブの触球位置の平均では、この試合のフォファナは右タッチラインから約15mの右寄り、チャバリアとネトは左右のサイドの敵陣側でボールに触れている⁠49。アーセナル戦では、左のハトがCBと同じ深さでボールに触れ、右のジョシュ・アチャンポン(Josh Acheampong)が高い位置に出ていた⁠46。

ビルドアップ

前季1試合471.2本(2位)だった正確なパスは、348.0本(9位)に減った⁠50。早い時間に先制した開幕2試合の支配率は、フラム戦38%、ブライトン戦26%だった⁠43, 45。ブライトン戦の支配率25.6%と成功パス146本は、Optaの記録(2003/04以降)でチェルシーのプレミアリーグ最少⁠15。スカイによると、高い位置から来たブライトンに対し、マルティネスはパスの97%を直接蹴った⁠16。

アタッキングサード

敵PA内タッチは1試合32.0回でリーグ3位⁠50。コール・パーマーは「ピッチを自由に動いていい、ゾーンを横切り、下りて受け、作れと言われた」と話す⁠17。フラム戦では、右CBのアチャンポンが右のタッチラインを取り、WBのグストが内側へ入った(スカイ)⁠39。リーズ戦でも、触球位置の平均でアチャンポンはWBのグストより外側にいた⁠47。

非保持

敵陣でのボール奪取は1試合3.0回(11位タイ)⁠50。レバークーゼンは2023/24が6.6回、2024/25が5.1回でともにリーグ1位だった⁠51。前から奪う量は、レバークーゼン時代の水準にまだ届いていない。PL DAILY ANALYSIS

トランジション

Optaの分類で速攻から生まれた得点は、フラム戦1分、ブライトン戦32分(ともにジョアン・ペドロ)、ハル・シティ戦7分(ロジャース)⁠19, 21, 24。失点ではアーセナル戦50分とブレントフォード戦83分が速攻だった⁠22, 25。

セットプレー

リーグのセットプレー得点4は20クラブで最多、失点5も最多。多くのクラブは4試合を終えた時点で、1試合あたりでは失点はブライトンと並ぶ⁠50。アーセナル戦2分の先制点は、ジェームズのFKを起点にしている⁠29。ハル・シティ戦はジェームズがFKとCKを蹴り、ブレントフォード戦はヘンダーソンのCKが同点機になった⁠31, 32。

HOW TEAMS TRY TO BREAK IT ─ 相手はどう崩そうとしているか

今季、相手はセットプレーからチェルシーを崩している。OptaのプレーパターンでCKを起点にした失点は、ブライトン戦63分(ジョアン・ペドロのオウンゴール)、ハル・シティ戦34分、ブレントフォード戦61分、カラバオ杯のリーズ戦23分の4試合にある⁠21, 23, 24, 25。ブライトン戦90+6分はロングスローからグロスのヘッドで、ブレントフォード戦90+4分もスローインを起点にしていた⁠21, 25, 28。

リーグのセットプレー失点5は20クラブで最も多く、1試合あたりでもブライトンと並んで最多⁠50。コルウィルはブレントフォード戦後、「セットプレーで、時にいじめられた。セットプレーのコーチを信頼している」と話した⁠42。CKからの失点は、3バックで入った試合(ブライトン戦、ブレントフォード戦)でも、4バックで入った試合(ハル・シティ戦、リーズ戦)でも起きている⁠21, 23, 24, 25。3バックでも4バックでも、セットプレーからの失点は起きている。PL DAILY ANALYSIS

「弱点」と断定しない。失点の起点はOptaのプレーパターン(Sporting Life)で分類し、3試合以上に共通した形だけを載せた。速攻からの失点(アーセナル戦、ブレントフォード戦)は2試合で、反復の基準に届いていない。

05JAPANESE PLAYERS IN THIS SYSTEM在籍なし ─ 今季の対戦相手にいた3人と、これからの対戦

チェルシーに日本人選手は在籍していない(本紙の選手マスター、2026年9月19日時点)。アロンソが監督として日本人選手を指導した記録も、本紙が確かめた範囲(レアル・ソシエダB、バイエル・レバークーゼン、レアル・マドリード)では見つからなかった⁠4。この章は、監督側から見た「日本人選手との対戦」に絞る。

FACED THIS SEASON 今季の対戦相手に所属した日本人選手
選手試合出場アロンソのチームとの関わり(根拠)
三笘薫8月30日 第2節
チェルシー 4–3 ブライトン
メンバー外チェルシーは3-4-2-1で入り、32分までに3点を奪った。試合全体の支配率は26%だった⁠21, 45
田中碧9月9日 カラバオ杯3回戦
チェルシー 6–3 リーズ
67分からショーン・ロングスタッフ(Sean Longstaff)に代わって出場した。その時点でスコアは4–2。チェルシーはハーフタイムに4人を替え、53分から65分までの12分間で4点を奪っていた⁠23
守田英正9月12日 第4節
チェルシー 2–2 ハル・シティ
負傷でメンバー外セルゲイ・ヤキロビッチ(Sergej Jakirović)監督は試合前、「まだ守田は出られない」と話していた⁠56。チェルシーは5-4-1の相手に4バックで入った⁠24
NEXT 日本人選手が所属するクラブとの対戦予定(年内)
日付相手日本人選手
10月28日リバプール(敵地、カラバオ杯4回戦)遠藤航
11月21日リーズ(ホーム)田中碧
12月2日クリスタル・パレス(ホーム)鎌田大地、冨安健洋
12月5日リバプール(ホーム)遠藤航
12月19日アストン・ヴィラ(ホーム)鈴木彩艶
12月27日コベントリー(敵地)坂元達裕
12月30日イプスウィッチ(敵地)前田大然

日程はFotMobの2026年9月19日時点の表示で、放送の都合で変わることがある⁠55。年明け以降はハル・シティ(3月20日、敵地)、ブライトン(4月17日、敵地)とも対戦する。各選手の所属は本紙の選手マスターによる。

PL DAILY VIEW

日本人選手の側から見ると、注目点は2つある。1つは相手の並び。Optaの表記では、今季のアロンソは5-4-1で引いた相手との3試合をすべて4バック系で始めている⁠20, 23, 24。5バックで守るハル・シティのようなチームと当たる試合で今季の傾向が続けば、チェルシーは4バックで入る。もう1つは12月2日のクリスタル・パレス戦。本紙が監督プロフィールで「両WB高位置固定」を一手としたサージュ監督のパレスに対し、アロンソが3枚と4枚のどちらで入るかは、鎌田大地が受ける位置にも関わる。PL DAILY ANALYSIS

06IN-GAME MANAGEMENTGAME STATE MATRIX ─ どんな状況になると何をするか

対象は今季の公式戦7試合(リーグ5、カラバオ杯2、2026.08.24–09.18)。交代の分と組み合わせは、Sporting Life の実況(Opta)の「X replaces Y」で確定した⁠19, 20, 21, 22, 23, 24, 25。行に載せたのは、同じ状況で同じ種類の変更が3回以上、または2回+監督の説明を確認できたものだけ。

試合状況よく行う変更狙い(根拠ラベル)回数 / 対象試合実例
開始時・相手が5-4-1最終ラインを4枚にして入る本紙解釈中央を固めた相手に、前線と中盤の人数を足す。本人はルートン戦後に「低いブロックの攻め方を学ぶ試合だった」と話している⁠353 / 3ルートン戦 4-2-3-1⁠20, 27、リーズ戦 4-3-3(クラブ公式は3バック)⁠23, 30、ハル・シティ戦 4-2-3-1⁠24
開始時・相手が4バック3-4-2-1で入る本紙解釈3枚で組み立て、両WBを前へ出す。プレミアリーグ公式は就任前、レバークーゼン型の3-4-3で戦うと分析していた⁠114 / 4フラム戦⁠19、ブライトン戦⁠21、アーセナル戦(クラブ公式は4-2-3-1、スカイは3バック)⁠22, 29, 40、ブレントフォード戦(クラブ公式は4-2-3-1)⁠25, 32
ビハインドになった後の最初の交代2人以上を同時に替える本紙解釈攻撃の人数と顔ぶれを一度に変える。ブレントフォード戦は71分の2枚替えで4バックへ移った(スカイ)⁠423 / 4アーセナル戦60′ 2枚(1–2)⁠22、リーズ戦HT 4枚(0–1)⁠23、ブレントフォード戦71′ 2枚(0–1)⁠25
ビハインド・左にハトが出ているハトを下げ、チャバリアを入れる監督発言「別の特徴の選手が欲しかった。ペップとジョレルは違う。そういう判断だった」(ハル・シティ戦後)⁠182 / 2アーセナル戦60′(1–2)⁠22、ハル・シティ戦HT(1–2)⁠24

布陣はOptaの表記(Sporting Life)。「ビハインドになった後」は4試合(アーセナル戦、リーズ戦、ハル・シティ戦、ブレントフォード戦)で、ハル・シティ戦の最初の交代はハーフタイムの1枚だけだった。4行目の分母は、ハトが先発してビハインドになった2試合。負傷による交代(フラム戦65分のハトと83分のパーマー、ブライトン戦82分のカイセド、ハル・シティ戦78分のグスト)は数えていない⁠19, 21, 24。リーズ戦のハーフタイムの4人の組み合わせは資料によって割れるため、組にはしていない⁠23, 30。

候補(採用基準に届いていない反復)
  • 2点差以上のリードの終盤に5-4-1で締める ─ ブライトン戦74分に4–2とした後の1回。クラブ公式は「ブライトンをほぼPAの外に留めた」と書くが、90+6分にロングスローから失点した⁠21, 28。
  • ビハインドの終盤に4バックへ移る ─ ブレントフォード戦71分の1回(スカイ)。その後、83分と90+4分に失点した⁠25, 42。
Closing games リード時

先制した5試合は3勝1分1敗で、アーセナル戦とハル・シティ戦は先制した後に逆転された⁠19, 20, 21, 22, 24。ブライトン戦は3–0から3–2まで詰められ、本人は「3–0になって、結果で試合をしすぎた」「ハーフタイムに『2点差はプレミアリーグでは終わっていない』と言った」と振り返った⁠15。ハル・シティ戦後には「同じパターンを繰り返している」と認めた⁠18。開幕戦の後には「難しい時間に感情のコントロールを失わないことは、戦術が正しいことと同じくらい重要だ」と話していた⁠34。PL DAILY ANALYSIS

Plan B 劣勢時

交代を重ね、左サイドの担い手を替える。リーズ戦はハーフタイムの4枚替えの後、0–2から6–3へひっくり返した⁠23, 30。アーセナル戦の60分の2枚替えについて、クラブ公式は「もっとコントロールを得て、試合を相手陣内へ運ぶため」と書いた⁠29。ブレントフォード戦は71分に4バックへ移り、前へ出た背後を突かれた⁠25, 42。この夜に主将を務めたコルウィルは「同点を取りに行きすぎて、速攻でやられた」と振り返っている⁠67。

07ONE MATCH TO UNDERSTAND HIM2026.09.12 チェルシー 2–2 ハル・シティ

選定理由:5-4-1の相手に4バックで入り(一手)、ハーフタイムに左の担い手を替えて(06の4行目)追いついた試合だから。本人が交代の理由を説明し、同じ日に「同じパターンを繰り返している」とも認めた⁠18。本紙9月13日号もハトの交代を取り上げた⁠64。

BEFORE → PROBLEM 0〜45分4-2-3-1で左SBはハト。28分、GKのロングキックから右の奥へ抜けたジャイルズの折り返しが、ハトの頭上を越えた GKWBCBCBCBWBSHCMCMSHST 12163274524171079 ジャイルズハト28分 ▲ 攻撃方向:上 ● チェルシー ○ ハル・シティ(5-4-1)(薄色)
BEFORE → PROBLEM 4-2-3-1、左SBはハト。7分に先制した後、28分と34分に失点した⁠24, 31。
CHANGE / RESULT 46分〜ハーフタイムにハト→チャバリア。形は4-2-3-1のまま。66分、左の奥へ運んだパーマーの低いクロスをジョアン・ペドロが決めた GKWBCBCBCBWBSHCMCMSHST 12963274524171079 チャバリアパーマー66分 ▲ 攻撃方向:上 ● チェルシー ○ ハル・シティ(5-4-1)(薄色)
CHANGE / RESULT ハーフタイムにハト→チャバリア。形は同じ4-2-3-1。66分に追いついた⁠24, 31。

※ 実況記述・試合データ・メンバー表からの再構成。各選手の位置は布陣上の標準配置であり、特定の瞬間の座標ではない。経路はクラブ公式の試合レポートの記述を模式化したもの⁠31。

BEFORE 試合当日のクラブ公式は、フォファナ、コルウィル、ハトの3バックを予想していた⁠33。実際は4-2-3-1で、右SBグスト、左SBハト、中盤はジェームズとラビアだった⁠31。スカイも試合前は「4バックか3バックか」を読み切れていない⁠41。7分、ロジャースが先制した⁠24, 31。

PROBLEM 28分、GKのロングキックを追ったライアン・ジャイルズ(Ryan Giles)が右の奥から折り返し、ハトが目測を誤ったボールをモハメド・ベルーミ(Mohamed Belloumi)が決めた⁠31。34分にはCKのこぼれ球からベルーミが2点目を奪った⁠24, 31。前半の支配率は66%でも、シュートは3本、xGは0.18にとどまった⁠48。Evening Standardはハトについて「クロスを大きく読み違え、ハル・シティの1点目の扉を開けた」と書いた⁠57。

CHANGE ハーフタイムにハトを下げてチャバリアを入れた。クラブ公式によると「形は同じだったが、ボールを持ったときの切迫感が増した」⁠31。本人は「戦術的な交代。別の特徴の選手が欲しかった。ペップとジョレルは違う」と説明した⁠18。フットモブの触球位置の平均では、後半のチャバリアは前半のハトより約4m前、約5m外でボールに触れ、チェルシーの攻撃のうち左からの割合は前半27%から後半33%に上がった⁠48。

RESULT 66分、左の奥まで運んだパーマーの低いクロスを、ジョアン・ペドロが左足で決めて2–2とした⁠31。後半のシュートは9本、xGは0.73⁠48。勝ち越しはならず、本人は「最初の失点は軟らかすぎた」「もっと堅く、試合全体で競う必要がある」と話した⁠37。Evening Standardはチャバリアを「静かだったが、代わった選手よりは上だった」と評している⁠57。

WATCH 実況の分表記で追うなら、28分から34分までの6分間と、46分のチャバリア投入から66分の同点弾まで。前者は先制した後にリードを失う「繰り返しのパターン」、後者は左の選手交代後に攻撃がどう変わったかを見る場面になる⁠18, 24。PL DAILY ANALYSIS

08MANAGER FINGERPRINT / TEAM DNA数字の指紋

目盛りは、直近の完結季(バイエル・レバークーゼン2024/25、ブンデスリーガ34試合)と現所属の今季(チェルシー2026/27、プレミアリーグ5試合)の2点を、固定スケールに置いたもの。提供元はFotMobで統一した⁠50, 51。前所属のレアル・マドリードは19試合で退任しており、シーズン統計に後任の19試合が混ざるため使わない⁠53。

バイエル・レバークーゼン 2024–25(ブンデスリーガ34試合)⁠51チェルシー 2026–27(プレミアリーグ5試合)⁠50
BALL支配率(%)35%70%59.447.5

レバークーゼン24-25 59.4%チェルシー26-27 47.5%目盛り 35〜70%

LONG正確なロングボール / 試合153525.119.4

レバークーゼン24-25 25.1チェルシー26-27 19.4目盛り 15〜35

WIDTH正確なクロス / 試合265.23.4

レバークーゼン24-25 5.2チェルシー26-27 3.4目盛り 2〜6

THREATxG / 試合0.52.51.711.46

レバークーゼン24-25 1.71チェルシー26-27 1.46目盛り 0.5〜2.5

PRESS敵陣でのボール奪取 / 試合175.13.0

レバークーゼン24-25 5.1チェルシー26-27 3.0目盛り 1〜7

BOX敵PA内タッチ / 試合104029.232.0

レバークーゼン24-25 29.2チェルシー26-27 32.0目盛り 10〜40

マーカー位置は、各SVGの data-scale/data-prev/data-now から線形に算出した(x = 20 + 560 ×(値 − 下限)÷(上限 − 下限))。xGと敵PA内タッチは、合計を試合数で割った値(レバークーゼン58.2÷34と994÷34、チェルシー7.3÷5と160÷5)⁠50, 51。リーグが違うため、2点の差には相手の水準の差も含まれる。

TEAM DNA

指標LEV 23/24LEV 24/25CHE 25/26
(就任前)
CHE 26/27
[暫定・5試合]
主要布陣3-4-2-1(32)3-4-2-1(22)4-2-3-1(35)3-4-2-1(4)
順位1位2位10位7位(5試合)
支配率62.0%(1)59.4%(2)57.7%(3)47.5%(11)
正確なパス/試合597.8(1)513.4(2)471.2(2)348.0(9)
xG/試合2.20(2)1.71(5)1.75(2)1.46(13)
被xG/試合(少ない順)0.89(1)1.09(2)1.38(8)1.76(15)
正確なロングボール/試合21.5(15)25.1(5)20.4(11)19.4(13)
正確なクロス/試合4.4(13)5.2(3)3.7(14)3.4(14)
敵陣でのボール奪取/試合6.6(1)5.1(1)3.6(11)3.0(11)
敵PA内タッチ/試合37.2(2)29.2(4)26.4(6)32.0(3)
セットプレー得点(合計)17(1)18(1)13(10)4(1)
セットプレー失点(合計、少ない順)9(3)6(2)17(14)5(19)

括弧内は順位で、本紙がFotMobの全クラブの値を並べて算出した(ブンデスリーガ18クラブ、プレミアリーグ20クラブ。多い順。被xGとセットプレー失点だけ少ない順)⁠50, 51。同じ値のクラブがあるときは、並んだ中の最上位を記した。チェルシー2026/27は多くのクラブが4試合を終えた時点のため、順位はすべて1試合あたりの値で比べた。セットプレーの得点と失点は、値は合計、順位は1試合あたりで、失点の1試合1.0はブライトンと並ぶ。主要布陣の括弧内は、その布陣で始めた試合数(FotMobの試合データを本紙集計。チェルシー2026/27だけOptaの表記)⁠19, 21, 22, 25, 52, 54。順位は、レバークーゼンがブンデスリーガ公式とクラブ公式⁠8, 9、チェルシー2025/26がスカイ⁠14、2026/27がFotMobの順位表⁠54による。2025/26のチェルシーはマレスカ監督を含む4人が指揮を執った⁠54。

PL DAILY VIEW

① 最も大きく変わったのは支配率とパス。就任前の57.7%と471.2本から、47.5%と348.0本へ下がった。レバークーゼンの2季と比べても差が大きい。② それでも敵PA内タッチは26.4回から32.0回へ増え、リーグ3位にいる。ボールを持つ時間を減らしても、ゴール前に入る回数は増えた。③ 守備指標にはレバークーゼン時代との差がある。被xGは1.76で15位、セットプレー失点は1試合あたりでもブライトンと並んで最多。レバークーゼンの2季は被xGが0.89と1.09だった。④ 敵陣での奪取は就任前の3.6回から3.0回へと小幅に減った。レバークーゼンの5.1〜6.6回とは差がある。PL DAILY ANALYSIS

09TACTICAL EVOLUTION今季の推移

節目は「3試合以上続いた変更」か「監督が明言した変更」だけを置く。就任から2か月半のいまは3コマで、2コマ目は監督自身が認めた反復、3コマ目は負傷による人選の変化にあたる。

JUL–AUG7/9〜8/30

開幕3連勝

プレシーズンは7月9日に始まった⁠2, 11。公式戦3試合は3連勝で、9得点5失点。Optaの表記では、リーグのフラム戦とブライトン戦が3-4-2-1、カラバオ杯のルートン戦が4-2-3-1だった⁠19, 20, 21。開幕戦は、パーマー、ロジャース、ジョアン・ペドロの前線3人が3得点をすべて決めた⁠19, 26。

SEP9/6〜9/12[暫定・3試合]

先制後の失速

アーセナル戦は2分、ハル・シティ戦は7分に先制しながら、ともにリードを失った⁠22, 24。3試合で7失点⁠22, 23, 24。本人は「同じパターンを繰り返している。リードした後も競い続け、簡単に追いつかせないこと」と課題を口にした⁠18。

NOW9/18〜

中盤の組み直し

ジェームズとジョアン・ペドロを負傷で欠いたブレントフォード戦は、先発を5人替えた。中盤はヘンダーソンとバレンティン・バルコ(Valentin Barco)が初めて並んだ⁠32, 42。0–3で敗れ、本人は「45分では足りない」と話した⁠38。本人は、ジョアン・ペドロが代表ウィークの間に回復し、10月10日のボーンマス戦で戻ると見込む⁠55, 66。

過去シーズンの推移は03のSYSTEM BY SEASONに置いた。相手の並びによって最終ラインの枚数が変わる一手(SIGNATURE MOVE)は、Optaの表記で7試合を通じて続いており、ここでは節目にしていない。

10VOICES同じ監督を4方向から

MANAGER SAYS ─ 本人(Sky Sports · Dan Long、2026.09.17)

「リセットではなく、アップデート」

「リセットではない。アップデートだと言いたい」「完璧を求めれば、いつも苛立つことになる。求めているのは良い水準、継続性、堅さ。何をするのかが分かっていて、どの相手にも自信と確信を持てるチームだ」「開幕の日のチェルシーと最終日のチェルシーは違っているはずで、良くなっているはずだ」⁠14。

PLAYERS SAY ─ コール・パーマー(Sky Sports、2026.08.27)/レビ・コルウィル(Sky Sports、2026.09.18)

「そこは『安全な場所』ではなかった」

パーマー「彼はピッチを自由に動き回っていいと言った。昨季なら、あの走りはしなかった。『安全な場所』ではないから。でも今は、そのゾーンを横切り、下りて受け、ボールを持って作り、自分のやることをやれと言われる」⁠17。コルウィル「セットプレーでは、時にいじめられた。改善しないといけない」⁠42。

ANALYSTS SEE ─ Premier League · Alex Keble(2026.07.22)/CBS Sports · James Benge(2026.08.30)

「グアルディオラの弟子」と「最もアロンソらしくない試合」

プレミアリーグ公式は就任前、アロンソを「本質的にグアルディオラの弟子」と位置づけ、一方でベニテスやアンチェロッティの影響から実利的にも振る舞えると分析した⁠11。CBSはブライトン戦を「いくつもの指標で、アロンソが指揮した中で最もアロンソらしくない試合」と書いた。レバークーゼンでは攻撃中の守備の備えが整ってから攻めるよう求めた監督が、いまはFWを自由に走らせている、という見立てだった⁠15。

LOCAL VIEW ─ Evening Standard · Arthur Ferridge(Yahoo Sports配信、2026.09.12)

ハル・シティ戦の採点:左の交代と中盤の交代

ロンドンの地元紙は、ハトを「クロスを大きく読み違え、1点目の扉を開けた。ハーフタイムに下げられたのは大きな驚きではない」、代わったチャバリアを「静かだったが、代わった選手よりは上だった」と評した。69分に入ったバルコには「投入後にチェルシーはリズムとコントロールを失った」と厳しかった⁠57。

評価をまとめず、方向ごとに1〜2本に絞った。単発の採点を「英国での評価」とは一般化しない。

11CONTRACT / CLUB BACKING / EXPECTATIONS事実だけを並べる

CONTRACT

2026年5月17日に発表され、7月1日から4年契約で指揮を執る⁠1。前職のレアル・マドリードとは2028年6月までの3年契約だったが、7か月で双方合意の退任となった⁠5, 6。

CLUB BACKING

クラブ声明は、就任の理由に「幅広い経験、指導の質とゲームモデル、リーダーシップ、人格と誠実さ」を挙げた⁠1。夏の移籍市場では13人に3億4000万ポンドを投じている(スカイ)⁠16。

EXPECTATIONS

本人は就任時に「最高レベルで安定して競い、トロフィーを争えるチームを作りたい」と語った⁠1。プレシーズン初日の前日には「5月のことは考えていない。9月のことを考えている。短い区切りで進みたい」と話している⁠2。前季は10位で、今季は欧州カップ戦に出ていない⁠14。

本紙独自の「安泰・危険」評価は付けない。去就に関する噂は、媒体名と日時が付かない限り載せない。

12PL DAILY ARCHIVE実際にアロンソを扱った号

本文にアロンソ監督の記述がある号だけを載せた。8月の号と9月10日号は、公開版の本文でアロンソを英字(Xabi Alonso)で書いている。ARCHIVE自体は他章の事実の根拠にしておらず、各章の記述はSOURCESの一次・二次資料に直接つないでいる。

SOURCES 本文の肩数字から該当資料へ

確認日:2026年9月19日。クラブ公式(CLUB OFFICIAL)、リーグ公式(LEAGUE OFFICIAL)、放送局・通信社(BROADCAST / AGENCY)、新聞・雑誌(PRESS)、地元紙(LOCAL)、データ提供元(DATA / MATCH DATA)、スペインの媒体(ES MEDIA)を区分して記載。布陣と交代は Sporting Life の実況(Opta)、試合統計は FotMob で統一した。

  1. CLUB OFFICIAL|Chelsea FCXabi Alonso appointed Chelsea manager2026.05.17(Club Statements)。2026年7月1日から指揮、4年契約。就任の理由に「幅広い経験、指導の質とゲームモデル、リーダーシップ、人格と誠実さ」。本人「最高レベルで安定して競い、トロフィーを争えるチームを作りたい」「今は勤勉、正しい文化の構築、タイトル獲得に集中する」。
  2. CLUB OFFICIAL|Chelsea FCEvery word from Xabi Alonso’s first interview as Chelsea manager2026.07.10。水曜夕方にコバムで収録し、翌日がプレシーズン初日。「私にとって譲れないフットボールの原則がある…チームが常に最も重要だ」「5月ではなく9月のことを考えている。短い区切りで進みたい」「多くの監督の影響を受けたが、最後は自分自身の監督、自分のスタイルでなければならない」「父は選手で、後に監督だった」。
  3. CLUB OFFICIAL|Chelsea FCXabi Alonso | Profile国籍スペイン。2023/24のレバークーゼンはリーグ無敗、全公式戦51試合無敗の欧州記録、DFBポカール、スーパーカップ、ヨーロッパリーグ準優勝。選手として2010年W杯、EURO2008と2012、リバプールとレアル・マドリードでチャンピオンズリーグ、レアル・マドリードとバイエルンでリーグ優勝。
  4. DATA|FotMobXabi Alonso — coach and player career, trophies2026.09.19取得。1981.11.25生。監督成績(全公式戦):レアル・ソシエダB 2019.06–2022.06 98試合40勝23分35敗、レバークーゼン 2022.10.05–2025.05.31 140試合89勝32分19敗、レアル・マドリード 2025.06.01–2026.01.12 34試合24勝4分6敗、チェルシー 2026.07.01– 7試合4勝1分2敗。選手歴:レアル・ソシエダ1999–2004(2000年7〜12月はエイバルへ期限付き移籍)、リバプール2004–09、レアル・マドリード2009–14、バイエルン2014–17。監督としてのタイトル:ブンデスリーガ2023/24、DFBポカール2023/24、スーパーカップ2024/25。アシスタント職の記録はない。
  5. CLUB OFFICIAL|Real MadridOfficial Announcement: Xabi Alonso2025.05.25。2025年6月1日から2028年6月30日までの3季。選手として236試合・6タイトル。スペイン代表で2010年W杯とEURO2008、2012。2018/19にレアル・マドリードのU-12を指導し、リーグとトルネオ・デ・カンペオネスを制した。
  6. CLUB OFFICIAL|Real MadridComunicado Oficial: Xabi Alonso2026.01.12。クラブと本人の双方合意で、第一チームの監督としての任期を終えると発表。
  7. CLUB OFFICIAL|Bayer 04 LeverkusenBayer 04 part company with head coach Gerardo Seoane – Xabi Alonso takes over2022.10.05。前任監督を解任し、2024年6月30日までの契約でアロンソが就任。理由はリーグの順位が期待に届かないこと。直前の3年間はレアル・ソシエダBを、その前はレアル・マドリードの育成年代を指導していたと紹介。
  8. CLUB OFFICIAL|Bayer 04 LeverkusenMuchas gracias, Xabi!2025.05.09。2年半で3タイトル。就任時は8試合で17位。初戦4–0の後、チャンピオンズリーグで0–3、フランクフルト戦1–5と2連敗し、本人はフランクフルト戦を転機と呼んだ(「もっと組織的に。守備に価値を置き、どこで守るかを学ぶ必要があった」「最初の目標は、機能し、楽しみ、互いを支える集団を作ること」)。リーグ3連勝、ヴィルツの300日ぶりの復帰、2022/23は6位とヨーロッパリーグ4強。2024年4月14日に初優勝。モウリーニョ「バイエルンでグアルディオラ、レアル・マドリードで私とアンチェロッティ、リバプールでベニテスの指導を受けた」。本人「父は選手としても監督としても、何より人として手本」。2024/25はスーパーカップとリーグ2位。
  9. LEAGUE OFFICIAL|BundesligaXabi Alonso’s Bayer Leverkusen’s become first Bundesliga team to go unbeaten throughout a season2024.05.25。28勝6分0敗で、ブンデスリーガ初の無敗シーズン。全公式戦51試合無敗の欧州記録。第29節で優勝を決めた。
  10. ES MEDIA|EITB KirolakLa Real Sociedad ‘B’ asciende a Segunda División 2-12021.05.22。昇格プレーオフを延長2–1で制し、1961/62以来の2部へ。大会最多得点のチームとして臨み、最初から最後までつなぐスタイルを保った。
  11. LEAGUE OFFICIAL / ANALYST|Premier League(Alex Keble)Analysis: How will Chelsea look under Alonso?2026.07.22。「本質的にグアルディオラ(バイエルンでの監督)の弟子」。ベニテスやアンチェロッティの影響で実利的にも振る舞える(2024年2月のバイエルン戦は支配率39%で3–0)。レアル・マドリードではラ・リーガ19試合で勝点45、権力闘争の中で「より一般的な4-3-3」へ。2023/24レバークーゼン:支配率62.1%(1位)、1シーケンスのパス5.01(1位)、ハイターンオーバー10.8(1位)。3-4-3では片方のWBが大きく前へ、もう片方が内側へ入り、中央に人数を集めて長くつないでから前へ出たWBへ振る。プレシーズン初日は木曜(7月9日のクラブ投稿を引用)。
  12. AGENCY|AFP(theScore 配信)Xabi Alonso played under great coaches. No wonder he’s becoming one himself2024.03.06。グアルディオラ、モウリーニョ、アンチェロッティ、ベニテス、デル・ボスケの下でプレー。本人(BBCへ)「彼らの近くにいて、どう、なぜ決めるのかを理解しようとしてきた…コピー&ペーストではない。自分の考えを作り、それを信じて伝える」。AFPは、アンチェロッティの人心掌握が指導スタイルに最も大きな影響を与えたと本人が認めていると書く。2022年10月のレバークーゼンは下から2番目だった。
  13. BROADCAST|Sky Sports(Callum Bishop)Chelsea 2-2 Hull City: Tigers remain unbeaten as poor Blues defending leads to enthralling draw2026.09.12。「アロンソはモウリーニョの下で学んだことを引き出し、このチェルシーをずっと失点しにくいチームにする必要がある」。
  14. BROADCAST|Sky Sports(Dan Long)Xabi Alonso: Chelsea manager says Blues needed ‘an update’ rather than a reset when he took over at Stamford Bridge2026.09.17。前季10位、欧州カップ戦は4季で3度目の不出場。本人「リセットではなくアップデート」「完璧を求めればいつも苛立つ。求めるのは良い水準、継続性、堅さ」「開幕の日と最終日のチェルシーは違っているはずだ」。
  15. PRESS|CBS Sports(James Benge)Not too Xabi: Chelsea’s record-low possession numbers under Alonso are hiding a ruthless new identity2026.08.30。ブライトン戦の支配率25.6%と成功パス146本は、Optaの記録(2003/04以降)でチェルシーのプレミアリーグ最少。パス成功率67.0%は2004年2月以来のホーム最低。「いくつもの指標で、アロンソが指揮した中で最もアロンソらしくない試合」。本人「データは重要ではない…『今日は60%』『20%』と言うことはない。試合中に適応する必要がある」「3–0になって、結果で試合をしすぎた」「ハーフタイムに『2点差はプレミアリーグでは終わっていない』と言った」。
  16. BROADCAST|Sky Sports(Laura Hunter)Arsenal vs Chelsea: Does Xabi Alonso have a style issue? And will it affect ability to compete at top of Premier League?2026.09.03。夏の補強は13人に3億4000万ポンド(2番目に多い)。フラム戦の支配率は38%。マルティネスはブライトン戦でパスの97%を直接蹴った。欧州カップ戦なし。
  17. BROADCAST|Sky SportsCole Palmer: Chelsea attacker ready to put troublesome 2025/26 season behind him after promising start under Xabi Alonso2026.08.27。パーマー「彼はピッチを自由に動き回っていいと言った…昨季なら、あの走りはしなかった。『安全な場所』ではないから。今は、そのゾーンを横切り、下りて受け、ボールを持って作れと言われる」。
  18. AGENCY|Hayters(Gerry Cox)Alonso admits he hopes for ‘boring’ games in future after draw with Hull – and explains reason for substitution2026.09.12。ハトのハーフタイムの交代は戦術的:「別の特徴の選手が欲しかった。ペップとジョレルは違う。そういう判断だった」。「同じパターンを繰り返している…リードした後も競い続け、簡単に追いつかせないこと」「最初の失点は軟らかすぎた」。
  19. MATCH DATA|Sporting Life(Opta)Fulham v Chelsea — Commentary(Premier League)2026.08.24、チェルシー3–2(アウェー)。布陣3-4-2-1(相手4-2-3-1)。交代:65′フェルナンデス←ラビア、65′チャバリア←ハト(負傷)、76′ネト←グスト、82′ジョバニー・ケンダ(Geovany Quenda)←ロジャース、83′エステヴァン(Estêvão)←パーマー(負傷)。得点1′ジョアン・ペドロ(速攻)、41′ロジャース、49′パーマー。失点23′、54′。
  20. MATCH DATA|Sporting Life(Opta)Chelsea v Luton Town — Commentary(Carabao Cup R2)2026.08.27、2–0。布陣4-2-3-1(相手5-4-1)。交代:67′ハト←グスト、67′ネト←ジェームズ、68′ラビア←ロジャース、73′ジョアン・ペドロ←ウェルベック、80′ジェイミー・ギッテンス←エステヴァン。得点50′ウェルベック、79′オウンゴール。
  21. MATCH DATA|Sporting Life(Opta)Chelsea v Brighton and Hove Albion — Commentary(Premier League)2026.08.30、4–3。布陣3-4-2-1(相手4-2-3-1)。交代:68′ジェームズ←ラビア、アチャンポン←フォファナ、カイセド←ネト、72′チャバリア←コルウィル、82′バルコ←カイセド(負傷)。得点4′(CK)、14′、32′(速攻)、74′。失点35′(スローイン)、63′(CK、オウンゴール)、90+6′(スローイン)。
  22. MATCH DATA|Sporting Life(Opta)Arsenal v Chelsea — Commentary(Premier League)2026.09.06、チェルシー1–2(アウェー)。布陣3-4-2-1(相手4-2-3-1)。交代:60′チャバリア←ハト、グスト←ラビア、81′エステヴァン←ネト、87′ウェルベック←ロジャース。得点2′ロジャース。失点25′、50′(速攻)。
  23. MATCH DATA|Sporting Life(Opta)Chelsea v Leeds United — Commentary(Carabao Cup R3)2026.09.09、6–3。布陣4-3-3(相手5-4-1)。HTに4人同時交代(レジー・ワトソン(Reggie Watson)、グスト、ギッテンス、エステヴァン→ジェームズ、ロジャース、パーマー、ネト)、76′フォファナ←コルウィル。リーズは67′に田中碧←ロングスタッフ。得点53′(PK)、55′、60′、65′、80′、90+4′。失点23′(CK)、48′、75′。
  24. MATCH DATA|Sporting Life(Opta)Chelsea v Hull City — Commentary(Premier League)2026.09.12、2–2。布陣4-2-3-1(相手5-4-1)。交代:HTチャバリア←ハト、69′バルコ←ラビア、78′ウェルベック←グスト(負傷)、86′エステヴァン←ネト、ラクロワ←フォファナ。得点7′ロジャース(速攻)、66′ジョアン・ペドロ。失点28′、34′(CK)。
  25. MATCH DATA|Sporting Life(Opta)Brentford v Chelsea — Commentary(Premier League)2026.09.18、チェルシー0–3(アウェー)。布陣3-4-2-1(相手4-2-3-1)。交代:71′ケンダ←ウェルベック、アチャンポン←フォファナ、87′エステヴァン←ネト、ほか1人←バルコ。失点61′(CK)、83′(速攻)、90+4′(スローイン)。
  26. CLUB OFFICIAL|Chelsea FCMatch report: Fulham 2-3 Chelsea2026.08.24。先発は3CB(アチャンポン、ラクロワ、コルウィル)、グスト、主将ジェームズ、ラビア、ハト、パーマー、ロジャース、ジョアン・ペドロ。前線3人が3得点。
  27. CLUB OFFICIAL|Chelsea FCMatch report: Chelsea 2-0 Luton Town2026.08.27。4バックで先発。深く構えたルートンを崩し、50分にグストのクロスからウェルベック。
  28. CLUB OFFICIAL|Chelsea FCMatch report: Chelsea 4-3 Brighton2026.08.30。3CB(フォファナ、ラクロワ、コルウィル)、WBはネトとハト、中盤はラビアとグスト。74分に4–2とした後、5-4-1へ移り「ブライトンをほぼPAの外に留めた」。90+6分にロングスローから失点。
  29. CLUB OFFICIAL|Chelsea FCMatch report: Arsenal 2-1 Chelsea2026.09.06。表記は4-2-3-1:アチャンポンが右SB、ハトが「深めの左SB」、ネトは右の高い位置。2分の先制はジェームズのFKから。60分の2枚替えは「もっとコントロールを得て、試合を相手陣内へ運ぶため」。
  30. CLUB OFFICIAL|Chelsea FCMatch report: Chelsea 6-3 Leeds United2026.09.09。3CB(アチャンポン、ラクロワ、コルウィル)、WBはグストとチャバリア。前節から9人を替えた。ハーフタイムに4人を同時に交代。
  31. CLUB OFFICIAL|Chelsea FCMatch report: Chelsea 2-2 Hull City2026.09.12。4バック(グスト、フォファナ、コルウィル、ハト)、中盤はジェームズとラビア。28分はGKのロングキックからジャイルズが折り返し、ハトが目測を誤ってベルーミが得点。34分はCKから。HTにチャバリアを投入し「形は同じ、ボール保持に切迫感が増した」。66分、左の奥まで運んだパーマーの低いクロスをジョアン・ペドロが左足で決めた。
  32. CLUB OFFICIAL|Chelsea FCMatch report: Brentford 3-0 Chelsea2026.09.18。表記は4-2-3-1(フォファナ、ラクロワ、コルウィル、チャバリア/ヘンダーソン、バルコ/ネト、パーマー、ロジャース/ウェルベック)。先発を5人入れ替え、ジェームズとジョアン・ペドロは負傷で不在。ヘンダーソンのCKが同点機。
  33. CLUB OFFICIAL|Chelsea FCConfirmed Chelsea line up vs Hull City2026.09.12。フォファナ、コルウィル、ハトの3バックと、WBのグストとネトを予想。
  34. CLUB OFFICIAL|Chelsea FCAlonso: ‘A very professional, solid performance with maturity’2026.08.24。「同点にされた後の10分、プレスとポジションのタイミングを誤った。修正した」「感情のコントロールを失わないこと…戦術が正しいことと同じくらい重要」。
  35. CLUB OFFICIAL|Chelsea FCXabi Alonso on conviction, patience and learning from Luton victory2026.08.27。「低いブロックの攻め方を学ぶ試合だった。5-4-1が相手では、どのリーグのどのチームでも簡単ではない。今日から学ぶ必要がある。ほかの試合でもこの状況に向き合う」。
  36. CLUB OFFICIAL|Chelsea FCAlonso: Arsenal loss needs to hurt in a positive way2026.09.06。「相手は左サイドに多くの人数をかけ、ウーデゴールの得点になった」「負けは痛むべきだが、前向きな痛みであるべきだ」。
  37. CLUB OFFICIAL|Chelsea FCAlonso on Hull draw: ‘We got what we deserved’2026.09.12。「もっと堅く、試合の一部ではなく全体で競うこと」「最初の失点は軟らかすぎた」。
  38. CLUB OFFICIAL|Chelsea FCAlonso: ‘It’s not about talking or looking for excuses’2026.09.18。「45分では足りない。試合全体を、細部の一つ一つが決定的になると分かってプレーする必要がある」「言い訳ではない」。
  39. BROADCAST|Sky SportsFulham vs Chelsea — Live commentary2026.08.24。スカイ・スポーツ・ニュースの現地記者「アロンソはプレシーズンから戦術的に流動的で、今夜もそうだ。アチャンポンが右のタッチラインを取り、グストが内側へ入る」。
  40. BROADCAST|Sky SportsArsenal vs Chelsea — Live commentary2026.09.06。試合前のチーム情報「アチャンポンがコルウィルに代わって3バックに入る」。
  41. BROADCAST|Sky SportsChelsea vs Hull City — Live commentary2026.09.12。試合前「グストとハトがSBでジェームズが中盤の4バックか、ネトとグストがWBの3バックか」。
  42. BROADCAST|Sky SportsBrentford vs Chelsea — Live commentary2026.09.18。試合前「コルウィル、ラクロワ、フォファナが守備の中心」「中盤の2人(ヘンダーソンとバルコ)は初めて並んで先発」。1–0の後「チェルシーは同点を狙って4バックへ切り替える」。2–0の後「4バックでは混乱、5バックでも大差なし」。試合後のコルウィル「セットプレーで、時にいじめられた。改善しないといけない。セットプレーのコーチを信頼している」。
  43. DATA|FotMobFulham vs Chelsea — match stats2026.08.24。チェルシーの支配率38%、xG 2.24(相手1.33)、シュート18本、敵PA内タッチ38回。
  44. DATA|FotMobChelsea vs Luton Town — match stats2026.08.27。支配率66%、xG 2.67(相手0.39)、シュート26本、敵PA内タッチ44回。
  45. DATA|FotMobChelsea vs Brighton & Hove Albion — match stats2026.08.30。支配率26%、xG 2.93(相手1.41)、正確なパス155本。
  46. DATA|FotMobArsenal vs Chelsea — match stats2026.09.06。チェルシーの支配率46%、xG 0.39(相手2.05)。ヒートマップの触球位置の平均で、ハトはCBと同じ深さ、アチャンポンは右の高い位置。
  47. DATA|FotMobChelsea vs Leeds United — match stats2026.09.09。支配率50%、xG 2.36(相手2.70)。ヒートマップの触球位置の平均で、右CBアチャンポンが右WBグストより外側。
  48. DATA|FotMobChelsea vs Hull City — match stats2026.09.12。支配率68%、xG 0.91(相手1.38)。前半:支配率66%、シュート3本、xG 0.18。後半:シュート9本、xG 0.73。攻撃方向の左の割合は前半27%、後半33%。ヒートマップの触球位置の平均で、ハト(前半)は自陣ゴールから52.4m・左タッチラインから14.2m、チャバリア(後半)は56.0m・9.2m。
  49. DATA|FotMobBrentford vs Chelsea — match stats2026.09.18。チェルシーの支配率60%、xG 0.83(相手2.65)。ヒートマップの触球位置の平均で、フォファナは右タッチラインから約15m、チャバリアとネトは両サイドの敵陣側。
  50. DATA|FotMobPremier League — team stats(2025/26, 2026/27)シーズン切替で取得した全20クラブの値(2026.09.19)。チェルシー2026/27(5試合):支配率47.5%、正確なパス348.0、xG 7.3、被xG 8.8、正確なロングボール19.4、正確なクロス3.4、敵陣でのボール奪取3.0、敵PA内タッチ160、セットプレー得点4(最多)、セットプレー失点5(最多)、総失点12(最多)。2025/26(38試合):支配率57.7%、正確なパス471.2、xG 66.5、被xG 52.3、正確なロングボール20.4、正確なクロス3.7、敵陣でのボール奪取3.6、敵PA内タッチ1,005、セットプレー得点13、セットプレー失点17。順位は本紙が全クラブの値を並べて算出。
  51. DATA|FotMobBundesliga — team stats(2023/24, 2024/25)シーズン切替で取得した全18クラブの値。レバークーゼン2023/24:支配率62.0%、正確なパス597.8、xG 74.7、被xG 30.2、正確なロングボール21.5、正確なクロス4.4、敵陣でのボール奪取6.6、敵PA内タッチ1,266、セットプレー得点17、セットプレー失点9。2024/25:支配率59.4%、正確なパス513.4、xG 58.2、被xG 36.9、正確なロングボール25.1、正確なクロス5.2、敵陣でのボール奪取5.1、敵PA内タッチ994、セットプレー得点18、セットプレー失点6。
  52. DATA|FotMobBayer Leverkusen — team(match lineups 2022/23–2024/25)ブンデスリーガの試合ごとのラインナップ表記を本紙集計。2022/23(就任後26試合):3-4-3が12、3-4-2-1が6、3-4-1-2が2、3-1-4-2と3-5-2が各1、4-2-3-1と4-3-3が各2。2023/24(34試合):3-4-2-1が32、3-4-3と3-4-1-2が各1。2024/25(34試合):3-4-2-1が22、3-5-2が3、3-4-3が2、3-5-1-1が1、4バック系6(2024年11月30日、2025年1月10日、18日、25日、2月15日、4月26日)。
  53. DATA|FotMobReal Madrid — team(La Liga 2025/26 lineups)ラ・リーガ2025/26のアロンソ指揮19試合を本紙集計:4-2-3-1が8、4-4-2が4、4-3-3が3、4-1-4-1、4-4-1-1、4-1-2-3、3-4-1-2が各1。14勝3分2敗、勝点45。残り19試合は後任が指揮。
  54. DATA|FotMobChelsea — team overview(2025/26 lineups, coaches, table)2025/26のリーグ38試合は4-2-3-1が35(本紙集計)。指揮はマレスカ監督の17試合を含む4人。2026/27は5試合2勝1分2敗、勝点7、10得点12失点で7位(2026.09.19、第5節の他会場の試合前)。
  55. DATA|FotMobChelsea — fixtures 2026/272026.09.19取得。10月10日ボーンマス(ホーム)、10月28日リバプール(敵地、カラバオ杯4回戦)、11月21日リーズ(ホーム)、12月2日クリスタル・パレス(ホーム)、12月5日リバプール(ホーム)、12月19日アストン・ヴィラ(ホーム)、12月27日コベントリー(敵地)、12月30日イプスウィッチ(敵地)、3月20日ハル・シティ(敵地)、4月17日ブライトン(敵地)。
  56. PRESS|The Yorkshire Post(Leon Wobschall)Hull City chief Sergei Jakirovic’s Chelsea admission, injury update plus contracts2026.09.10。ヤキロビッチ監督「まだ守田(と別の1人)は出られない」。
  57. LOCAL|Evening Standard(Arthur Ferridge、Yahoo Sports配信)Chelsea player ratings vs Hull: New signing unconvincing as defensive pair score 3/102026.09.12。ハト「クロスを大きく読み違え、1点目の扉を開けた。ハーフタイムに下げられたのは大きな驚きではない」。チャバリア「静かだったが、代わった選手よりは上だった」。バルコ「投入後にチェルシーはリズムとコントロールを失った」。
  58. DATA|FotMobLaLiga2 — table(2021/22)シーズン切替(2021/2022)で取得。レアル・ソシエダBは20位(10勝10分22敗、勝点40)で降格。
  59. PL DAILY|2026.08.25号Palmerが1得点1アシスト | Chelsea新前線がFulham撃破フラム戦(3–2)。06 TACTICAL TRENDでパーマーとロジャースの位置交換を分析し、MANAGER RATINGSでアロンソに7.4。2026.09.19にHTTP 200と本文の記述を確認。保存版は手元にない。
  60. PL DAILY|2026.08.28号カラバオ杯完結とCL抽選、ヴィラのGKが動き鈴木彩艶に順番が回るルートン戦(2–0)。03で5バックの大外を突いた崩しを分析。MANAGER RATINGSで7.6。2026.09.19にHTTP 200と本文の記述を確認。保存版は手元にない。
  61. PL DAILY|2026.08.31号チェルシー25.6%の支配率で4発 田中碧が流れを変えたブライトン戦(4–3)。THE STORY OF THE DAYとDATA BOARDで支配率25.6%の勝利を扱い、MANAGER RATINGSで7.8。2026.09.19にHTTP 200と本文の記述を確認。保存版は手元にない。
  62. PL DAILY|2026.09.07号アーセナルが77秒の失点から逆転 岩田智輝はフル出場アーセナル戦(1–2)。THE STORY OF THE DAYでxG 0.39を扱い、MANAGER RATINGSで5.5。2026.09.19にHTTP 200と本文の記述を確認。保存版は手元にない。
  63. PL DAILY|2026.09.10号CL開幕節、プレミア勢は薄氷の白星 大陸勢は大量得点ラッシュリーズ戦(カラバオ杯、6–3)。MANAGER RATINGSでハーフタイムの4人同時投入を評価し7.5。2026.09.19にHTTP 200と本文の記述を確認。保存版:PL_DAILY/out/PL_DAILY_20260910_v5.html。
  64. PL DAILY|2026.09.13号10人のパレスを崩したイプスウィッチ、鎌田大地は2アシスト|日本勢11人出場の土曜ハル・シティ戦(2–2)。PLAYER REPORTSでハトのハーフタイムの交代、MANAGER RATINGSで4.6、PRESS VIEWでスカイの論評。2026.09.19にHTTP 200と本文の記述を確認。保存版:PL_DAILY/out/PL_DAILY_20260913.html。
  65. PL DAILY|2026.09.19号ブレントフォード、チェルシーに3発で史上最高の滑り出し 平河悠は63分出場、ブリストル・シティは5位へブレントフォード戦(0–3)。03の戦術Q&Aで71分の4バック移行後の背後を分析、MANAGER RATINGSで4.0、FAN PULSEでファンの論点。2026.09.19にHTTP 200と本文の記述を確認。保存版:PL_DAILY/out/PL_DAILY_20260919.html。
  66. CLUB OFFICIAL|Chelsea FCXabi Alonso on ‘competitive monster’ Jordan Henderson and Chelsea absentees2026.09.18(ブレントフォード戦の当日)。ヘンダーソンは今夏フリーで加入し、W杯で腕を骨折していた。ジェームズはハル・シティ戦で軽い負傷。ジョアン・ペドロは「代表ウィークの間に戻し、次のボーンマス戦に間に合わせたい」。ウェルベックの起用について「選手の特徴に合わせ、その長所を生かす必要がある」。
  67. CLUB OFFICIAL|Chelsea FCLevi Colwill accepts there is a ‘lot to work on’ after Brentford defeat2026.09.19。この試合の主将コルウィル「セットプレーで失点し、その後は前へ出すぎて、出すべきでないパスを出した。同点を急ぎすぎて、速攻でやられた」「前線の3人に頼ってはいけない」。アロンソ体制で初めての無得点。
LAST UPDATED2026.09.26 08:02 JST対象:クラブ記録と交代・布陣は2026.09.18ブレントフォード戦終了時点/チーム統計はFotMobの2026.09.19取得値/次戦は2026.09.19時点の日程。